JP2008274108A - バイオコークス製造装置及び方法 - Google Patents
バイオコークス製造装置及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008274108A JP2008274108A JP2007119268A JP2007119268A JP2008274108A JP 2008274108 A JP2008274108 A JP 2008274108A JP 2007119268 A JP2007119268 A JP 2007119268A JP 2007119268 A JP2007119268 A JP 2007119268A JP 2008274108 A JP2008274108 A JP 2008274108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- biomass
- pulverized
- bio
- reaction
- coke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10B—DESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
- C10B47/00—Destructive distillation of solid carbonaceous materials with indirect heating, e.g. by external combustion
- C10B47/02—Destructive distillation of solid carbonaceous materials with indirect heating, e.g. by external combustion with stationary charge
- C10B47/12—Destructive distillation of solid carbonaceous materials with indirect heating, e.g. by external combustion with stationary charge in which the charge is subjected to mechanical pressures during coking
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
- C10L5/00—Solid fuels
- C10L5/02—Solid fuels such as briquettes consisting mainly of carbonaceous materials of mineral or non-mineral origin
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10B—DESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
- C10B53/00—Destructive distillation, specially adapted for particular solid raw materials or solid raw materials in special form
- C10B53/02—Destructive distillation, specially adapted for particular solid raw materials or solid raw materials in special form of cellulose-containing material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
- C10L5/00—Solid fuels
- C10L5/40—Solid fuels essentially based on materials of non-mineral origin
- C10L5/44—Solid fuels essentially based on materials of non-mineral origin on vegetable substances
- C10L5/447—Carbonized vegetable substances, e.g. charcoal, or produced by hydrothermal carbonization of biomass
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
- C10L9/00—Treating solid fuels to improve their combustion
- C10L9/08—Treating solid fuels to improve their combustion by heat treatments, e.g. calcining
- C10L9/083—Torrefaction
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/141—Feedstock
- Y02P20/145—Feedstock the feedstock being materials of biological origin
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Geology (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Coke Industry (AREA)
Abstract
【解決手段】水分調整されたバイオマス粉砕物を、反応容器1内にて加熱しながら加圧成形してバイオコークスを製造する装置であって、反応容器1は、バイオマス粉砕物を炭化させることなくそのヘミセルロース、リグニンの熱分解又は熱硬化反応を誘起する圧力範囲及び温度範囲が設定され、前記加圧範囲まで加圧する加圧手段と、該加圧状態で前記温度範囲まで加熱する加熱手段と、この状態を保持した後に冷却する冷却手段とを有し、反応容器1が複数設けられるとともに、これらの反応容器の上方に粉砕物搬送コンベア20が設けられ、該コンベアに接続管4を介して複数の反応容器が夫々接続されており、接続管4には、反応容器への粉砕物投入タイミングに従って所定量のバイオマス粉砕物を投入する粉砕物投入手段が設けられる。
【選択図】図2
Description
そこで、化石燃料の代替として、バイオマスを用いた燃料の利用促進が図られている。バイオマスとは、光合成に起因する有機物であって、木質類、草木類、農作物類、厨芥類等のバイオマスがある。このバイオマスを燃料化処理することにより、バイオマスをエネルギー源又は工業原料として有効に利用することができる。
一方、バイオマスを燃料ペレット化する方法は、特許文献1(特公昭61−27435号公報)に開示されている。この方法は、細断された有機繊維材料の含水量を16〜28%に調節し、これをダイス内で圧縮して乾燥し燃料ペレットを製造するようにしている。
また、バイオマスを乾留して燃料化する方法は、特許文献2(特開2003−206490号公報)等に開示されている。この方法は、酸素欠乏雰囲気中において、バイオマスを200〜500℃、好適には250〜400℃で加熱して、バイオマス半炭化圧密燃料前駆体を製造する方法となっている。
また、特許文献2等に記載されるように乾留によりバイオマスを燃料化する方法では、加工処理を施さないバイオマスに比べると燃料として価値が高いものとなっているが、やはり石炭コークスに比べてみかけ比重が低く、発熱量が低い。さらに、石炭コークスに比べて硬度が低いため、石炭コークスの代替として利用するには不十分である。
従って、本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、バイオコークスを効率的に大量生産することを可能としたバイオコークスの製造装置及び方法を提供することを目的とする。
バイオコークスは、バイオマス原料を加圧、加熱した状態で一定時間保持した後、冷却することにより製造される。加圧、加熱条件は、バイオマス粉砕物中のヘミセルロースが熱分解されるとともにリグニンが熱硬化反応を誘起する圧力範囲及び温度範囲に設定する。これにより以下の反応機構が成立し、高硬度で高発熱量を有するバイオコークスが製造できる。
その反応機構は、上記した条件で反応を行うことにより、バイオマス粉砕物のヘミセルロースが熱分解し接着効果を発現させ、反応容器内に発生する過熱水蒸気によりリグニンがその骨格を維持したまま低温で反応し、圧密効果と相乗的に作用することによって、高硬度で高発熱量のバイオコークスが製造できるものである。熱硬化反応は、リグニン等に含まれるフェノール性の高分子間で反応活性点が誘発することにより進行する。
この表に示されるように、バイオコークスは、みかけ比重1.2〜1.38、最高圧縮強度60〜200MPa、発熱量18〜23MJ/kgの物性値を示す硬度、燃焼性ともに優れた性能を有しており、未加工の木質バイオマスが、みかけ比重約0.4〜0.6、発熱量約17MJ/kg、最高圧縮強度約30MPaであるのと比べると、発熱量及び硬度の点において格段に優れていることが判る。また、石炭コークスの物性値である、みかけ比重約1.85、最高圧縮強度約15MPa、発熱量約29MJ/kgに比しても、バイオコークスは燃焼性、硬度とも遜色ない性能を有する。
従って、バイオコークスは石炭コークスの代替として有効な燃料であるとともに、マテリアル素材としての利用価値も高い。
そこで本発明は、上記したバイオコークスを効率的に製造する装置及び方法を提案する。
前記反応容器は、前記バイオマス粉砕物中のヘミセルロースが熱分解されるとともにリグニンが熱硬化反応を誘起する圧力範囲及び温度範囲が設定され、前記圧力範囲まで加圧する加圧手段と、前記温度範囲まで加熱する加熱手段と、前記加圧及び加熱した状態で一定時間保持した後に冷却する冷却手段と、該冷却した後に、生成されたバイオコークスを排出する排出手段とを有しており、
前記反応容器が複数設けられるとともに、これらの反応容器の上方に前記バイオマス粉砕物が搬送される粉砕物搬送路が設けられ、該粉砕物搬送路に接続管を介して前記複数の反応容器が夫々接続されており、
前記接続管には、前記反応容器への粉砕物投入タイミングに従って前記粉砕物搬送路から所定量のバイオマス粉砕物を投入する粉砕物投入手段が設けられていることを特徴とする。
また、粉砕物搬送路によりバイオマス粉砕物を搬送させ、複数の反応容器に対して必要に応じてバイオマス粉砕物を投入する構成とすることにより、粉砕機や粉砕物ホッパ等の大型の供給装置を固定設置することができるとともに、受入側の反応容器も移動させることなく固定設置することができるため、装置の簡素化及び小型化が図れる。
このように、複数の反応容器を直線状に配置するとともに、これに沿って粉砕物搬送路を直線状に配置してバイオマス粉砕物を循環させる構成とすることにより、装置の設置面積を小さくでき省スペース化が図れる。
また前記粉砕物搬送路は、密閉系のパイプ状コンベアであることが好適であり、これにより流動的な粉砕物であっても確実に搬送することが可能で、且つ密閉系であるため粉砕物が飛散することを防止できる。
前記検出されたバイオマス粉砕物の量に基づいて前記上部ゲート及び前記下部ゲートを開閉制御し、前記反応容器内へのバイオマス粉砕物の投入量及び投入タイミングを調整することを特徴とする。
このように、バイオマス粉砕物の投入手段を、位置検出センサを具備した二重ゲート構造とし、該位置検出センサにより検出したバイオマス粉砕物量に基づいてゲートを開閉制御して投入量を調整する構成とすることにより、簡単な構成でもって、所定量のバイオマス粉砕物を正確な投入タイミングで反応容器内に投入することが可能となる。
このように、バイオマス粉砕物の投入手段として、重量センサにより検出した重量に基づいて投入量を調整する構成とすることにより、上記した発明と同様に、簡単な構成でもって、所定量のバイオマス粉砕物を反応容器内に投入することが可能となる。
前記冷熱媒通路は、熱媒を加温する熱媒回路と、冷却水により冷媒を冷却する熱交換器を備えた冷媒回路とに夫々接続され、
前記冷媒回路の前記熱交換器より上流側に、冷媒を水の沸点以下まで冷却する容積を有する冷媒タンクを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、冷媒回路の熱交換器に供給する冷却水が沸騰することを防止し、安全に且つ円滑に運転を行うことが可能となるとともに、冷却水量を最小限として運転することが可能となる。
前記反応容器が複数設置されるとともに前記バイオマス粉砕物を搬送する粉砕物搬送路が設けられ、
前記バイオマス粉砕物中のヘミセルロースが熱分解されるとともにリグニンが熱硬化反応を誘起する圧力範囲及び温度範囲が予め設定されており、
夫々の反応容器にてバイオマス粉砕物を前記圧力範囲及び前記温度範囲に加圧、加熱した状態で一定時間保持した後冷却し、生成したバイオコークスを排出する一連の処理工程が行われ、該処理工程における粉砕物投入タイミングに従って前記粉砕物搬送路から該当する反応容器に所定量のバイオマス粉砕物を投入するようにしたことを特徴とする。
尚、反応容器における加熱工程と加圧工程は、同時に開始してもよいし、その開始時期をずらしてもよい。即ち、加熱と加圧を同時に開始してこの加熱・加圧状態を保持する場合と、加圧後に加熱して保持する場合と、加熱後に加圧して保持する場合の全てを含む。
前記複数の反応容器にて、少なくとも前記加熱及び前記冷却のタイミングを反応容器毎に異ならせたことを特徴とする。
このように、複数の反応容器にて処理工程が時間差を以って行われ、熱媒若しくは冷媒の供給タイミングを反応容器毎に異ならせることにより、熱媒回路及び冷媒回路における負荷を軽減することができ、冷熱媒回路を小型化することが可能となる。
また、バイオマス粉砕物を粉砕物搬送路に流しながら必要に応じて反応容器に供給する構成とすることにより、粉砕機や粉砕物ホッパ等の大型の供給装置、及び受入側の複数の反応容器を固定設置することができ、装置の簡素化及び小型化が可能となる。
さらに、二重ゲート構造または重量センサを有する粉砕物投入手段を設けることにより、簡単な構成でもって、所定量のバイオマス粉砕物を正確な投入タイミングで反応容器内に投入することが可能となる。
さらにまた、反応容器を冷熱媒により加熱、冷却するようにし、冷媒を供給する冷媒回路の熱交換器より上流側に、冷媒を水の沸点以下まで冷却する容積を有する冷媒タンクを設けることにより、熱交換器の冷却水が沸騰することを防止し、安全で円滑な運転が可能となるとともに、冷却水量を最小限として運転可能である。
また、複数の反応容器にて、熱媒若しくは冷媒の供給タイミングを反応容器毎に異ならせることにより、熱媒回路及び冷媒回路における負荷を軽減することができ、冷熱媒回路を小型化することが可能となる。
図1は本発明の実施例に係るバイオコークス製造装置の平面図、図2は図1に示したバイオコークス製造装置の側断面図、図3は本実施例の粉砕物搬送装置を示す斜視図、図4は本実施例の粉砕物搬送装置の内部構造を示す図、図5は本実施例の反応容器を示す側断面図、図6は本実施例の冷熱媒回路を含む機器系統図である。
本実施例において、バイオコークスの原料となるバイオマスは、光合成に起因する有機物であって、木質類、草木類、農作物類、厨芥類等のバイオマスであり、例えば、廃木材、間伐材、剪定枝、植物、農業廃棄物、コーヒー粕や茶粕等の厨芥廃棄物等が挙げられる。
本実施例のバイオコークス装置は、このバイオマス粉砕物を所定の圧力、温度条件にて加圧、加熱して一定時間保持した後、冷却することによりバイオコークスを製造するものである。上記した圧力、温度条件は、バイオマス粉砕物中のヘミセルロース、リグニンの熱分解又は熱硬化反応を誘起する圧力範囲及び温度範囲とする。即ち、前記バイオマス粉砕物中のヘミセルロースが熱分解されるとともにリグニンが熱硬化反応を誘起する圧力範囲及び温度範囲である。
バイオコークス製造装置の主要構成は、バイオマス粉砕物が投入され上記した反応を行ってバイオコークスを製造する反応容器1と、該反応容器1に投入するバイオマス粉砕物を搬送する粉砕物搬送コンベア20と、該粉砕物搬送コンベア20を駆動するコンベア駆動装置21と、該粉砕物搬送コンベア20に前処理後のバイオマス粉砕物を投入する粉砕物ホッパ22と、前記反応容器1から排出されたバイオコークス製品を搬送する製品コンベア23とからなる。
図4にパイプ状コンベアの内部構成を示す。このコンベア20は、筒状のケーシング201と、該ケーシング201内に挿通されたチェーン202と、該チェーン202に固定され、ケーシング201の軸方向に対して略垂直断面上にケーシング201内部を仕切るごとく設けられた複数のブレード203とを有する。コンベア20の駆動時には、駆動装置21によりチェーン202が移動し、これに伴ってブレード203が移動する。ブレード203間に供給されたバイオマス粉砕物は、ブレード203に押されるようにしてケーシング201内を搬送されるようになっている。
また、粉砕物搬送コンベア20にて、反応容器1に該当する位置には、バイオマス粉砕物を反応容器1へ投入するための開口(不図示)が設けられており、粉砕物搬送コンベア20に対して複数の反応容器1が、図2に示される接続管4を介して接続されている。
前記上部ゲート5A及び下部ゲート5Bは、不図示の制御装置により開閉駆動される。上部ゲート5Aと下部ゲート5Bの間には、バイオマス粉砕物の量を検出する位置検出センサ6a、6bが設けられている。本実施例では、該位置検出センサは垂直方向に対して異なる位置に2つ設けられているが、ゲート間に充填されたバイオマス粉砕物の量を検出できる数、位置であればこの構成は特に限定されない。
まず、原料となるバイオマス粉砕物の前処理として、バイオマスの含水率を5〜10%に乾燥させる水分調整を行い、該乾燥したバイオマスを粒子径3mm以下、好ましくは0.1mm以下に粉砕する。また、バイオマスの種類によっては乾燥・粉砕後に調湿する物もある。これにより、バイオマスを反応シリンダ2に充填する際、嵩密度が向上し均質な充填が可能となり、加熱成形においてバイオマス間の接触が高まり、成形後の硬度も向上する。
粉砕したバイオマスを粉砕物ホッパ22に投入する。粉砕物ホッパ22に貯留されたバイオマス粉砕物を、粉砕物搬送コンベア20に適宜供給する。バイオマス粉砕物は、粉砕物搬送コンベア20内を循環しながら搬送される。
上記した温度、圧力、及び含水率は、バイオマス粉砕物中のヘミセルロース、リグニンが熱分解又は熱硬化反応が誘起される範囲に設定される。言い換えれば、バイオマス粉砕物中のヘミセルロースが熱分解されるとともにリグニンが熱硬化反応を誘起する範囲である。ここで含水率は、シリンダ内にて水分が亜臨界状態を形成するのに十分な範囲となっている。
上記した条件で反応を行うことにより、バイオマス粉砕物の成分であるヘミセルロースが熱分解し接着効果を発現させ、反応シリンダ内に発生する過熱水蒸気によりリグニンがその骨格を維持したまま低温で反応し、圧密効果と相乗的に作用することによって、高硬度で高発熱量のバイオコークスが製造できる。熱硬化反応は、リグニン等に含まれるフェノール性の高分子間で反応活性点が誘発することにより進行する。
そして、冷却後に排出用油圧シリンダ13により押出しピストン12を駆動して、反応シリンダ2の底面蓋部11を開放し、加圧ピストン9により上方から内容物を押出して排出する。
排出された内容物はバイオコークス製品であり、該バイオコークス製品は、製品コンベア23にて搬送して回収する。
また、複数の反応容器1に対して、粉砕物搬送コンベア2によりバイオマス粉砕物を循環させ、必要に応じて該当する反応容器1に投入する構成とすることにより、粉砕機や粉砕物ホッパ22等の大型の供給装置、及び受入側の複数の反応容器1を固定設置することができ、装置の簡素化が図れる。
また、複数の反応容器1を直線状に近接配置するとともに、これに沿って粉砕物搬送コンベア2を直線状に配置して循環させる構成とすることにより、装置の設置面積を小さくでき省スペース化が可能となる。
同様に、バイオマス粉砕物の投入手段として、反応シリンダ2の底部に設けた重量センサによりシリンダ内の粉砕物重量を検出し、これに基づいて投入量を調整する構成とすることにより、簡単な構成でもって、所定量のバイオマス粉砕物を反応容器1内に投入することが可能となる。
これは、反応容器1の径が大きいと、外部ジャケットからの熱伝達のみでは内部まで充分に熱が伝わり難い。
そこで本構成を採用することにより、反応シリンダ2の外周側からのみでなく、上下方向からも熱エネルギが伝達されることとなり熱伝達効率が向上し、バイオマス粉砕物の反応が促進され、反応時間の短縮化が図れる。延いては、装置を小型化することもできる。
熱媒戻りライン42は熱媒タンク31に接続されている。該熱媒タンク31は、加熱器31aと、撹拌機31bを具備しており、冷却された熱媒を昇温するようになっている。必要に応じてN2ボンベからN2ガスが供給されるようにし、タンク内を不活性雰囲気に保持して安全性を確保することが好ましい。熱媒タンク31の出口側は、三方バルブ46を介して冷熱媒供給ライン40に接続されている。
このような構成を用いて、反応容器1の加熱時には、三方バルブ45、46により熱媒タンク31側に熱媒が循環するようにし、熱媒タンク31、冷熱媒供給ライン40、冷熱媒通路3(反応シリンダ2)、冷熱媒排出ライン41、熱媒戻りライン42からなる熱媒回路を形成する。
さらに、本実施例の特徴的な構成として、冷媒戻りライン43の冷媒熱交換器36より上流側に、冷媒タンク35を設けた構成としている。この冷媒タンク35は、少なくとも冷媒温度を水の沸点以下、好適には80℃以下まで冷却する能力を有するものとする。本実施例では、上記温度まで冷却するための容積を有する冷媒タンク35とする。さらに、冷媒タンク35は、撹拌機35aを具備することが好ましく、これにより冷却能力を向上させる。
従って、本実施例のごとく、冷媒熱交換器36の上流側に、冷媒を沸騰温度以下まで冷却する能力、好適には容積を有する冷媒タンク35を設けることにより、冷媒熱交換器36の冷却水が沸騰することを防止し、安全で円滑な運転が可能となるとともに、冷却水量を最小限として運転可能である。
このように、熱媒若しくは冷媒の供給タイミングを反応容器毎に異ならせることにより、熱媒回路及び冷媒回路における負荷を軽減することができ、冷熱媒回路を小型化することが可能となる。
2 反応シリンダ
3 冷熱媒通路
4 接続管
5A 上部ゲート
5B 下部ゲート
6a、6b 位置検出センサ
8 加圧用油圧シリンダ
9 加圧ピストン
10 排出装置
11 底面蓋部
20 粉砕物搬送コンベア
23 製品コンベア
31 熱媒タンク
35 冷媒タンク
40 冷熱媒供給ライン
41 冷熱媒排出ライン
42 熱媒戻りライン
43 冷媒戻りライン
Claims (7)
- 所定の含水率に水分調整されたバイオマス粉砕物を、反応容器内にて加熱しながら加圧成形してバイオコークスを製造するバイオコークス製造装置であって、
前記反応容器は、前記バイオマス粉砕物中のヘミセルロースが熱分解されるとともにリグニンが熱硬化反応を誘起する圧力範囲及び温度範囲が設定され、前記圧力範囲まで加圧する加圧手段と、前記温度範囲まで加熱する加熱手段と、前記加圧及び加熱した状態で一定時間保持した後に冷却する冷却手段と、該冷却した後に、生成されたバイオコークスを排出する排出手段とを有しており、
前記反応容器が複数設けられるとともに、これらの反応容器の上方に前記バイオマス粉砕物が搬送される粉砕物搬送路が設けられ、該粉砕物搬送路に接続管を介して前記複数の反応容器が夫々接続されており、
前記接続管には、前記反応容器への粉砕物投入タイミングに従って前記粉砕物搬送路から所定量のバイオマス粉砕物を投入する粉砕物投入手段が設けられていることを特徴とするバイオコークス製造装置。 - 前記複数の反応容器が直線状に配設された反応系列を少なくとも2系列以上備えており、前記粉砕物搬送路が、前記反応系列に沿って直線状に設置されるとともに、その端部にて隣接する系列と連結して循環路を形成していることを特徴とする請求項1記載のバイオコークス製造装置。
- 前記粉砕物投入手段は、前記接続管の垂直方向に異なる位置に設けられ前記投入タイミングに従って開閉駆動される上部ゲート及び下部ゲートと、これらのゲート間に設けられバイオマス粉砕物の量を検出する位置検出センサとからなり、
前記検出されたバイオマス粉砕物の量に基づいて前記上部ゲート及び前記下部ゲートを開閉制御し、前記反応容器内へのバイオマス粉砕物の投入量及び投入タイミングを調整することを特徴とする請求項1記載のバイオコークス製造装置。 - 前記粉砕物投入手段は、前記反応容器の底部に配設された重量センサと、該重量センサにて検出されたバイオマス粉砕物の重量に基づいて、前記反応容器内へのバイオマス粉砕物の投入量を調整する投入量調整手段とからなることを特徴とする請求項1記載のバイオコークス製造装置。
- 前記反応容器が二重管構造を有し、内筒内にはバイオマス粉砕物が投入され、内筒と外筒の間には熱媒若しくは冷媒が通流する冷熱媒通路が設けられており、
前記冷熱媒通路は、熱媒を加温する熱媒回路と、冷却水により冷媒を冷却する熱交換器を備えた冷媒回路とに夫々接続され、
前記冷媒回路の前記熱交換器より上流側に、冷媒を水の沸点以下まで冷却する容積を有する冷媒タンクを設けたことを特徴とする請求項1記載のバイオコークス製造装置。 - 所定の含水率に水分調整されたバイオマス粉砕物を、反応容器内にて加熱しながら加圧成形してバイオコークスを製造するバイオコークス製造方法であって、
前記反応容器が複数設置されるとともに前記バイオマス粉砕物を搬送する粉砕物搬送路が設けられ、
前記バイオマス粉砕物中のヘミセルロースが熱分解されるとともにリグニンが熱硬化反応を誘起する圧力範囲及び温度範囲が予め設定されており、
夫々の反応容器にてバイオマス粉砕物を前記圧力範囲及び前記温度範囲に加圧、加熱した状態で一定時間保持した後冷却し、生成したバイオコークスを排出する一連の処理工程が行われ、該処理工程における粉砕物投入タイミングに従って前記粉砕物搬送路から該当する反応容器に所定量のバイオマス粉砕物を投入するようにしたことを特徴とするバイオマス製造方法。 - 前記反応容器の処理工程にて、前記加熱は前記反応容器への熱媒の供給により行われ、前記冷却は冷媒の供給により行われるようにし、
前記複数の反応容器にて、少なくとも前記加熱及び前記冷却のタイミングを反応容器毎に異ならせたことを特徴とする請求項6記載のバイオマス製造方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007119268A JP2008274108A (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | バイオコークス製造装置及び方法 |
PCT/JP2008/058226 WO2008136475A1 (ja) | 2007-04-27 | 2008-04-22 | バイオコークス製造装置及び方法 |
CN2008800135088A CN102015977B (zh) | 2007-04-27 | 2008-04-22 | 生物炭生产设备及用于生产生物炭的工艺 |
US12/597,662 US8460515B2 (en) | 2007-04-27 | 2008-04-22 | Biocoke producing apparatus and process therefor |
EP08740912.4A EP2143780A4 (en) | 2007-04-27 | 2008-04-22 | BIOCOKE PRODUCTION EQUIPMENT AND METHOD THEREOF |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007119268A JP2008274108A (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | バイオコークス製造装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008274108A true JP2008274108A (ja) | 2008-11-13 |
Family
ID=39943582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007119268A Pending JP2008274108A (ja) | 2007-04-27 | 2007-04-27 | バイオコークス製造装置及び方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8460515B2 (ja) |
EP (1) | EP2143780A4 (ja) |
JP (1) | JP2008274108A (ja) |
CN (1) | CN102015977B (ja) |
WO (1) | WO2008136475A1 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010100815A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Kinki Univ | バイオコークス製造方法及び製造装置 |
JP2013108629A (ja) * | 2011-11-17 | 2013-06-06 | Jfe Engineering Corp | 廃棄物溶融処理方法 |
JP2013130302A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Naniwa Roki Kenkyusho:Kk | 燃焼装置 |
JP2013145063A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Naniwa Roki Kenkyusho:Kk | 流体加熱装置 |
JP2013184175A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Chugai Ro Co Ltd | 加圧加熱成形装置 |
JP2013228205A (ja) * | 2013-07-29 | 2013-11-07 | Naniwa Roki Kenkyusho:Kk | 燃焼装置 |
CN103509621A (zh) * | 2012-06-15 | 2014-01-15 | 北京泛欧瑞得科技有限公司 | 一种先炭化后成型高效生物质燃料的制备工艺 |
CN104164243A (zh) * | 2014-08-08 | 2014-11-26 | 广东省宜华木业股份有限公司 | 木材加工剩余物生产木质成型炭的方法 |
JP2018080295A (ja) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | 株式会社トーセン | ホッパー付き燃料用木材チップの製造装置 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011143718A1 (en) * | 2010-05-21 | 2011-11-24 | Errol John Smith | Biochar-coke produced in an energy efficient manner |
AU2012259853B2 (en) * | 2011-05-23 | 2016-05-12 | Jfe Engineering Corporation | Method of waste melting treatment |
PL2723830T3 (pl) * | 2011-06-21 | 2021-05-04 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Urządzenie i proces do ciągłego zwęglania wiórów lub odpadów drzewnych oraz innych zwęglających się materiałów organicznych |
BR112013031951A2 (pt) * | 2011-06-23 | 2016-12-20 | Commw Scient Ind Res Org | processo e mecanismo para produção contínua do carvão vegetal densificado |
KR101315522B1 (ko) * | 2012-09-19 | 2013-10-08 | 주식회사 유니바이오 | 커피박을 이용한 저흡수성 연료용 분탄 및 그 제조방법 |
CN107746736B (zh) * | 2017-09-15 | 2020-06-16 | 太原理工大学 | 一种光固化型煤的制备方法 |
CN114160078A (zh) * | 2021-12-03 | 2022-03-11 | 威海职业学院(威海市技术学院) | 一种水解自动化控制装置 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5962401A (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-09 | ライオンエンジニアリング株式会社 | 計量充填装置 |
JPH11226540A (ja) * | 1998-02-16 | 1999-08-24 | Hitachi Ltd | 廃プラスチックの処理装置 |
JP2000102896A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Kurimoto Ltd | 廃棄物の圧縮及び固形燃料化 |
JP2001124790A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-05-11 | Tokyo Rika Kikai Kk | 粉粒体試料定量分配器 |
JP2003213280A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-30 | Hirohisa Yanagimoto | 廃棄プラスチックの処理方法 |
JP2005206756A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 固形燃料の冷却方法と冷却システム |
JP2005290129A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Kurimoto Ltd | 固形燃料の製造方法 |
WO2006078023A1 (ja) * | 2005-01-24 | 2006-07-27 | Osaka Industrial Promotion Organization | バイオマス固形物及びその製造方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3619376A (en) * | 1967-04-12 | 1971-11-09 | Great Lakes Carbon Corp | Method of making metallurgical coke briquettes from coal, raw petroleum coke, inert material and a binder |
US4015951A (en) * | 1976-01-05 | 1977-04-05 | Gunnerman Rudolf W | Fuel pellets and method for making them from organic fibrous materials |
JPS6127435A (ja) | 1984-07-18 | 1986-02-06 | Seiken:Kk | 空気清浄化システムに於る汚染空気の誘引混入防止装置 |
JPS61209293A (ja) * | 1985-03-14 | 1986-09-17 | Jinzo Nagahiro | 燻炭製造装置 |
DE10000165A1 (de) * | 2000-01-05 | 2001-07-12 | Sgl Technik Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Bauteilen und Halbzeugen aus synthetischem Graphit oder keramischem Granulat, insbesondere zur Herstellung von Graphitrohren |
JP3837490B2 (ja) * | 2002-01-15 | 2006-10-25 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | バイオマス半炭化圧密燃料前駆体およびバイオマス半炭化圧密燃料の製造方法 |
JP3760228B2 (ja) | 2002-01-23 | 2006-03-29 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 高発熱量炭化物の製造法 |
JP2004043517A (ja) * | 2002-05-22 | 2004-02-12 | Chugoku Shinsho Fukudai Chikumoku Yugenkoshi | 高密度竹炭材 |
JP2005126573A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Hitachi Eng Co Ltd | 植物系バイオマス炭の生成装置 |
JP4672286B2 (ja) * | 2004-05-20 | 2011-04-20 | 有限会社近藤鉄工 | 燃料ペレットの製造方法 |
JP5158751B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2013-03-06 | 株式会社ナニワ炉機研究所 | バイオコークス製造装置及び製造方法 |
US8328993B2 (en) * | 2009-05-18 | 2012-12-11 | Greenlight Energy Solutions, Llc | Pyrolysis reactor for processing municipal wastes |
-
2007
- 2007-04-27 JP JP2007119268A patent/JP2008274108A/ja active Pending
-
2008
- 2008-04-22 CN CN2008800135088A patent/CN102015977B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2008-04-22 WO PCT/JP2008/058226 patent/WO2008136475A1/ja active Application Filing
- 2008-04-22 EP EP08740912.4A patent/EP2143780A4/en not_active Withdrawn
- 2008-04-22 US US12/597,662 patent/US8460515B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5962401A (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-09 | ライオンエンジニアリング株式会社 | 計量充填装置 |
JPH11226540A (ja) * | 1998-02-16 | 1999-08-24 | Hitachi Ltd | 廃プラスチックの処理装置 |
JP2000102896A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Kurimoto Ltd | 廃棄物の圧縮及び固形燃料化 |
JP2001124790A (ja) * | 1999-10-28 | 2001-05-11 | Tokyo Rika Kikai Kk | 粉粒体試料定量分配器 |
JP2003213280A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-30 | Hirohisa Yanagimoto | 廃棄プラスチックの処理方法 |
JP2005206756A (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 固形燃料の冷却方法と冷却システム |
JP2005290129A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Kurimoto Ltd | 固形燃料の製造方法 |
WO2006078023A1 (ja) * | 2005-01-24 | 2006-07-27 | Osaka Industrial Promotion Organization | バイオマス固形物及びその製造方法 |
Non-Patent Citations (5)
Title |
---|
JPN6007001424; 第22回エネルギー・資源学会研究発表会講演論文集 , 2003, p.389-394 * |
JPN6007001425; 第23回エネルギー・資源学会研究発表会講演論文集 p.139-142, 2004 * |
JPN6007001427; 日本機械学会熱工学講演会講演論文集 , 2002, p.167-168 * |
JPN6012024092; 難波邦彦、他: '木質バイオペレットの熱分解・燃焼特性' 日本エネルギー学会誌 Vol. 83, 20041020, Pages 788-793, 社団法人日本エネルギー学会 * |
JPN6012024095; 本庄孝子、他: '新燃料BCDF (Bio-Carbonized-Densified-Fuel) の可能性 セルロース半炭化ペレットのエネルギー密度・エネ' 日本エネルギー学会誌 Vol. 84, 20050220, Pages 142-148, 社団法人日本エネルギー学会 * |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010100815A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Kinki Univ | バイオコークス製造方法及び製造装置 |
JP2013108629A (ja) * | 2011-11-17 | 2013-06-06 | Jfe Engineering Corp | 廃棄物溶融処理方法 |
JP2013130302A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Naniwa Roki Kenkyusho:Kk | 燃焼装置 |
JP2013145063A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Naniwa Roki Kenkyusho:Kk | 流体加熱装置 |
JP2013184175A (ja) * | 2012-03-06 | 2013-09-19 | Chugai Ro Co Ltd | 加圧加熱成形装置 |
CN103509621A (zh) * | 2012-06-15 | 2014-01-15 | 北京泛欧瑞得科技有限公司 | 一种先炭化后成型高效生物质燃料的制备工艺 |
JP2013228205A (ja) * | 2013-07-29 | 2013-11-07 | Naniwa Roki Kenkyusho:Kk | 燃焼装置 |
CN104164243A (zh) * | 2014-08-08 | 2014-11-26 | 广东省宜华木业股份有限公司 | 木材加工剩余物生产木质成型炭的方法 |
JP2018080295A (ja) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | 株式会社トーセン | ホッパー付き燃料用木材チップの製造装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8460515B2 (en) | 2013-06-11 |
EP2143780A4 (en) | 2013-05-15 |
US20100162618A1 (en) | 2010-07-01 |
EP2143780A1 (en) | 2010-01-13 |
CN102015977B (zh) | 2013-09-11 |
CN102015977A (zh) | 2011-04-13 |
WO2008136475A1 (ja) | 2008-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008274108A (ja) | バイオコークス製造装置及び方法 | |
JP5216963B2 (ja) | バイオコークス製造装置及びその制御方法、並びに製造方法 | |
JP5158751B2 (ja) | バイオコークス製造装置及び製造方法 | |
US8304590B2 (en) | Autothermal and mobile torrefaction devices | |
US20160053182A1 (en) | Method & Apparatus for Producing Biochar | |
JP5078938B2 (ja) | バイオコークス製造方法及び製造装置 | |
EP2530134A1 (en) | Vibratory heat exchanger unit for low temperature conversion for processing organic waste and process for processing organic waste using a vibratory heat exchanger unit for low temperature conversion | |
JP2009185183A (ja) | バイオコークス製造装置 | |
WO2008136477A1 (ja) | バイオコークス製造装置及び製造方法 | |
JP2008274112A (ja) | バイオコークス製造装置及び方法 | |
JP2008274109A (ja) | バイオコークス製造装置 | |
CN105505413A (zh) | 垃圾处理装置 | |
WO2010113679A1 (ja) | バイオコークス製造方法及び製造装置 | |
JP2009185180A (ja) | バイオコークス製造装置 | |
KR20240107226A (ko) | 가열 성능 및 유해 물질 저감 성능이 개선된 반탄화 반응 장치 | |
KR20240107225A (ko) | 원료의 선택적 가공이 가능한 반탄화 반응 장치 | |
CA2824625A1 (en) | Process for continuour pyrolysis of wood and other cellulosic materials with the objective of maximizing the yield of methanol and liquid organics |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20090918 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100423 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120511 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120710 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120814 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121012 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121113 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130212 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20130220 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20130405 |