JP2005206756A - 固形燃料の冷却方法と冷却システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 既存の冷却装置を用いて固形燃料を発火のおそれのない温度まで再冷却する冷却方法を提供する。
【解決手段】 成形後の固形燃料Rを冷却装置1内に投入し外気を流入して冷却するとともに、冷却装置1内上部に配備された排出レベルセンサ10で検知し下部の排出装置9により一定量排出する冷却装置1を用いて冷却する固形燃料Rの冷却方法において、
(1) 冷却装置1により冷却された固形燃料Rを搬送過程で赤外線温度計14により測定し、最高温度又は平均温度を求める工程、
(2) この求めた温度があらかじめ設定した温度より高いか低いかを比較する工程、
(3) 設定温度よりも高いときあるいは設定温度よりも高い状態が一定時間継続したときに、固定燃料Rを前記冷却装置1に戻して再冷却する工程、をこの順に備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 成形後の固形燃料Rを冷却装置1内に投入し外気を流入して冷却するとともに、冷却装置1内上部に配備された排出レベルセンサ10で検知し下部の排出装置9により一定量排出する冷却装置1を用いて冷却する固形燃料Rの冷却方法において、
(1) 冷却装置1により冷却された固形燃料Rを搬送過程で赤外線温度計14により測定し、最高温度又は平均温度を求める工程、
(2) この求めた温度があらかじめ設定した温度より高いか低いかを比較する工程、
(3) 設定温度よりも高いときあるいは設定温度よりも高い状態が一定時間継続したときに、固定燃料Rを前記冷却装置1に戻して再冷却する工程、をこの順に備えている。
【選択図】 図1
Description
この発明は、都市ごみ、産業廃棄物などの廃棄物のうち、とくに可燃性廃棄物を圧縮固形化して成形される固形燃料(RDF)の製造過程における固形燃料の冷却方法と冷却システムに関するものである。
上記の可燃性廃棄物は、一般に粉砕して圧縮しながらダイス孔などから高圧下で押し出し成形することにより固形燃料化されるが、この成形過程で80〜100℃前後の高温になるので、自然発火を防ぐために冷却装置で所定温度まで冷却してから貯蔵されている。
この種の冷却装置として、たとえば図1に示すように、成形機から排出される固形燃料Rを上部投入口2から装置1内に投入し、貯留した固形燃料を装置両側のルーバー4aの隙間から吸い込まれる外気にて冷却する構造のものが実施されている。この冷却装置1は、幅方向の中央部分に空間部5が設けられ、この空間部5に接続したダクト7を介してファンで吸引することにより、外気は中央の空間部5へ向かうにつれて温度が上昇する。こうして固形燃料の熱を吸収した外気は、集塵装置等により粉塵が取り除かれたのち、ファンを経由して大気中へ排出される。また、冷却装置1の下部には排出ローター9が配備されており、装置上部に配備された排出レベルスイッチ10が固形燃料Rの存在を検知すると、排出ローター9が一定時間回転して冷却済みの固形燃料Rを排出する。
先行技術に、たとえば成形機で成形される固形燃料の成形温度について危険上限温度を設定し、この温度を超えると、原料の廃棄物に水を噴霧して冷却する方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
他の先行技術に、冷却装置内に投入された固形燃料をガスで冷却するとともに、冷却される固形燃料が35℃になるように冷却ガス量および固形燃料の通過速度を制御する冷却方法が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2000−288504号公報(段落番号0023,0030)
特開2002−69469号公報(段落番号0009,0012,0013)
上記に記載した従来の固形燃料の冷却方法では、以下のような点で改良の余地がある。すなわち、
1)図1に示す冷却装置を用いて固形燃料を冷却する場合、ファンの回転速度を変更して外気の装置内流入量を制御することは可能であるが、外気は温度が変化し、またファンの回転速度の調整に限界があるため、冷却温度を任意に制御することは難しい。したがって、冷却装置により冷却可能な温度まで冷却したのち、とくに温度管理することなく固形燃料を保管するので、十分に冷却されていない固形燃料が混入したまま保管されて自然発火のおそがある。
1)図1に示す冷却装置を用いて固形燃料を冷却する場合、ファンの回転速度を変更して外気の装置内流入量を制御することは可能であるが、外気は温度が変化し、またファンの回転速度の調整に限界があるため、冷却温度を任意に制御することは難しい。したがって、冷却装置により冷却可能な温度まで冷却したのち、とくに温度管理することなく固形燃料を保管するので、十分に冷却されていない固形燃料が混入したまま保管されて自然発火のおそがある。
2)特許文献1に記載の冷却方法では原料の廃棄物に水を噴霧して冷却するが、製造される固形燃料の水分割合が一応、10重量%以下と規定されているため、希望の温度まで冷却できないおそれがある。
3)特許文献2に記載の冷却方法では冷却装置内に流入させる冷却ガス量と固形燃料の通過速度とをそれぞれ制御して所定温度まで冷却するので、上記した既存の冷却装置を用いて固形燃料を冷却する場合には適用できない。
この発明は上述の点に鑑みなされたもので、上記した既存の冷却装置を用いて固形燃料を自然発火のおそれのない温度まで再冷却する冷却方法と冷却システムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明にかかる固形燃料の冷却方法は、成形後の固形燃料を装置内に投入し外気を流入して冷却するとともに、装置内上部に配備された排出レベルセンサで検知し下部の排出装置により一定量排出する冷却装置を用いて冷却する固形燃料の冷却方法において、
(1) 前記冷却装置により冷却された固形燃料を搬送過程で赤外線温度計により測定し、最高温度又は平均温度を求め、
(2) この求めた温度があらかじめ設定した温度より高いか低いかを比較し、
(3) 設定温度よりも高いときあるいは設定温度よりも高い状態が一定時間継続したときに、固定燃料を前記冷却装置に戻して再冷却することを特徴としている。
(1) 前記冷却装置により冷却された固形燃料を搬送過程で赤外線温度計により測定し、最高温度又は平均温度を求め、
(2) この求めた温度があらかじめ設定した温度より高いか低いかを比較し、
(3) 設定温度よりも高いときあるいは設定温度よりも高い状態が一定時間継続したときに、固定燃料を前記冷却装置に戻して再冷却することを特徴としている。
また上記の目的を達成するために本発明にかかる固形燃料の冷却システムは、成形後の固形燃料を装置内に投入し外気を流入して冷却するとともに、装置内上部に配備された排出レベルセンサで検知し下部の排出装置により一定量ずつ間欠的に排出する冷却装置を用いて冷却する固形燃料の冷却システムにおいて、a)前記冷却装置の下流側で固形燃料の搬送路に設けられ、固形燃料の温度を測定する赤外線温度計と、b)この赤外線温度計により測定した温度から固形燃料の最高温度又は平均温度を求める演算手段と、c)この求められた温度があらかじめ設定した温度より高いか低いかを比較する比較手段と、d)この比較手段により前記設定温度よりも高いあるいは設定温度よりも高い状態が一定時間継続したと判断されるときに固定燃料を前記冷却装置に戻して再冷却するための搬送手段とを備えたことを特徴としている。
上記の構成を有する固形燃料の冷却方法および固形燃料の冷却システムによれば、成形後の固形燃料を装置内に投入し外気を流入して冷却するとともに、装置内上部に配備された排出レベルセンサで検知し下部の排出装置により一定量ずつ間欠的に排出する冷却装置を用いて冷却する際に、赤外線温度計で固形燃料の温度を測定するから、比較的多量の固形燃料群の温度を搬送中に測定できる。また、赤外線温度計で測定した固形燃料の温度領域が赤色や黄色、緑色などの複数の異なる色で各色が領域をもって表されるから、PCの演算装置で一群の固形燃料の平均温度あるいは最高温度を正確に求めることができ、さらにあらかじめ設定した温度との比較も瞬時に行える。これにより、冷却後の固形燃料の温度を効率よく正確に把握し、設定した温度より高いときには、共通の既設の冷却装置で再冷却するから、基本的には冷却装置を増設する必要がない。いいかえれば、冷却後の固形燃料を元の冷却装置に戻すための搬送手段と赤外線温度計を追加するだけで済むから、設備費も安価で、冷却後の固形燃料の温度を監視して保管時の自然発火の危険性を解消することができる。
請求項3に記載のように、請求項2記載の固形燃料の冷却システムにおいて、前記冷却装置の下流側に篩い装置を備え、前記赤外線温度計を前記冷却装置と前記篩い装置との間の固形燃料搬送路に臨ませて設け、前記篩い装置の下流側に固形燃料をさらに搬送する側と前記冷却装置へ戻す側とを切り替える切替ダンパを備えることができる。
請求項3記載の冷却システムによれば、冷却装置から冷却済みの固形燃料群が一定量ずつ間欠的に排出されるので、赤外線温度計により搬送中のほぼ全ての固形燃料の温度と各温度の分布(領域)とを確実に測定でき、固形燃料群の平均温度や最高温度を即座に算出できる。したがって、冷却済みの固形燃料の温度が設定温度を超える場合には、篩い装置を通過後に切替ダンパを介して冷却装置へ戻して再冷却することができる。
本発明の固形燃料の冷却方法および同冷却システムは上記の構成からなるので、つぎのような優れた効果がある。すなわち、上記した既設の従来の冷却装置を用いて成形後の固形燃料の冷却を行う際に、一定時間ごとに一定量ずつ排出される冷却済みの固形燃料の温度を全体にわたり正確に且つ確実に測定することができ、このため、いったん冷却した固形燃料の温度があらかじめ設定した温度を超えているときには、基本的には共通の冷却装置を用いて再冷却するので、保管時等に固形燃料の自然発火のおそれをなくせ、また冷却装置を増設する必要がなく、設備費が少なくて済むので、経済的である。
以下に、本発明にかかる固形燃料の冷却システムについて実施の形態を冷却方法と併せて図面に基づいて説明する。
図1は固形燃料の冷却システムの実施例を示す全体概要正面図である。同図に示すように、冷却装置1は図示を省略した固形燃料(RDF)の成形機の下流側に配設されている。この冷却装置1の上端中央部に固形燃料の投入口2が設けられ、二股のホッパー3に連通している。ホッパー3に連通する装置中央部4は、両外側壁がそれぞれルーバー4aに形成されており、幅方向の中央部(内部側)に空間部5が上下方向に連続して形成され、この空間部5に面する両内側壁が多孔のサイドパネル6で形成されている。また、空間部5にはダクト7の一端が接続され、ダクト7の他端側には、図示を省略した集塵装置やファンが順番に接続され、さらに脱臭装置などを経て最終的に排気塔に接続されている。
装置下部8には左右一対の排出ローター9・9が配備され、図示を省略したモータにより駆動され、冷却された固形燃料が排出される。この排出作業は、ホッパー3内の下部に排出レベルスイッチ(排出レベルセンサ)10が配備されており、この排出レベルスイッチ10が投入口2から投入された固形燃料の存在を検知すると、モータがタイマーを介して一定時間駆動され、冷却済みの固形燃料が下端中央の排出口11から一定量ずつ間欠的に排出される。
排出口11の下方には振動篩い装置12が配設され、その上端の供給口12aにかけて排出口11から搬送筒13が設けられている。搬送筒13の側面に窓(図示せず)が開口され、この窓から内部に向けて赤外線温度計14が装着されている。この状態で、赤外線温度計14は搬送筒13内を落下する固形燃料の全ての温度を測定できる。
振動篩い装置12の下部には、振動篩い装置12を通過した未成形固形燃料の粉粒物用排出口12bと固形燃料の供給口12cとが設けられており、排出口12bからの粉粒物は成形機(図示せず)に搬送装置(図示せず)により戻される。一方、排出口12cの下方には、切替ダンパ15aを備えた分岐器15が配設されている。分岐器15の排出側は搬送口15bとリターン口15cとに分岐され、搬送口15bからの設定温度以下の固形燃料は搬送装置(図示せず)により本例では保管庫へ搬送される。リターン口15cには、急傾斜コンベヤ16および傾斜コンベヤ17からなるリターン用搬送装置が配設され、設定温度以上の固形燃料は冷却装置1の上端のリターン用副投入口18から冷却装置1に戻され、再冷却される。
このため、赤外線温度計14には演算装置19が接続され、測定した固形燃料の温度が設定温度を超えているか否かが求められる。なお、演算装置19は演算手段19aと比較手段19bとからなる。そして、その結果に基づいて演算装置19より切替ダンパ15aの駆動モータ15dへ信号が送られ、切替ダンパ15aが排出口15b側又はリターン口15c側に切り替わる。
本実施例では、固形燃料の温度は平均温度を基準にし、赤外線温度計14による温度測定データに基づき演算装置19内の演算手段19aが平均温度を算出する。そして、設定温度をたとえば大気温度+10℃とし、この設定温度と算出された固形燃料の平均温度を比較手段19bが比較し、下記の式のように切替ダンパ15aを切り換えるための信号を駆動モータ15dへ送る。
RDFの平均温度>設定温度(大気温度+10℃)⇒切替ダンパをリターン口側へ
RDFの平均温度<設定温度(大気温度+10℃)⇒切替ダンパを搬送口側へ
それぞれ切り替える。
RDFの平均温度<設定温度(大気温度+10℃)⇒切替ダンパを搬送口側へ
それぞれ切り替える。
以上のようにして、本例に係る固形燃料の冷却システムが構成されるが、この冷却システムについて一連の動作を説明する。
a) 成形機で成形後の固形燃料Rが投入口2より冷却装置1内に投入され、ホッパー3で左右に分けられ、装置中央部4へ徐々に送られる。装置中央部4では、両側のルーバー4aから内側空間部5へ向けて外気が流入することによって固形燃料Rが冷却される。一方、ホッパー3内の下部に配備された排出レベルセンサ10で固形燃料Rの存在が検知されると、下部の排出ローター9・9がタイマーで一定時間回転し、排出口11より一定量の冷却済み固形燃料Rが下方の振動篩い装置12へ排出される。
b) 排出口11から搬送筒13内を落下途中の固形燃料Rが赤外線温度計14により測定され、演算装置19の演算手段19aにより平均温度tが算出される、
c) この算出された固形燃料Rの平均温度tが設定温度kより高いか否かが、比較手段19bによって比較される。そして、平均温度tが設定温度kよりも高いときには。その一定量の固形燃料R群について比較手段が再冷却の信号、つまり切替ダンパ15aをリターン口15c側へ切り替えるべき信号を発信する。
c) この算出された固形燃料Rの平均温度tが設定温度kより高いか否かが、比較手段19bによって比較される。そして、平均温度tが設定温度kよりも高いときには。その一定量の固形燃料R群について比較手段が再冷却の信号、つまり切替ダンパ15aをリターン口15c側へ切り替えるべき信号を発信する。
本実施例の場合、冷却装置1から冷却済みの固形燃料Rが一定時間ごとに間欠的に一定量ずつ排出されるので、排出される定量ごとの固形燃料R群について平均温度tが求められ、設定温度kを超えていると、再冷却の信号が発せられる。
d) 冷却装置1から排出された固形燃料Rは一定量ずつ振動篩い装置12へ送られ、所定の大きさを具備していない固形燃料Rは、平均温度に関係なく成形機へ戻される。一方、所定の大きさを具備している固形燃料Rは分岐器15へ送られたのち、その平均温度tが設定温度kより高いときには、切替ダンパ15aを介してリターン口15c側へ送られて冷却装置1で再冷却されるが、平均温度tが設定温度kより低いときには保管庫へ搬送されることになる。
以上に、本発明の冷却システムおよび冷却方法について一実施例を挙げたが、たとえば下記のように実施することもできる。
演算装置19で赤外線温度計14による計測値に基づいて固形燃料Rの最高温度Tを求めることができる。そして、あらかじめ設定した温度K(たとえば大気温度+20℃)に比較して最高温度Tが高い場合に、冷却装置1により再冷却することもできる(実施例2)。
さらに、別の実施例3として、演算装置19で赤外線温度計14による計測値に基づいて固形燃料Rの平均温度tあるいは最高温度Tを求め、あらかじめ設定した平均設定温度k(たとえば大気温度+8℃)あるいは最高設定温度K(たとえば大気温度+22℃)を超えた状態がn秒間(たとえば2秒間)以上連続した場合には、切替ダンパ15aをリターン口15c側に切り替え、そうでない場合には保管庫等への搬送側に切り替えるようにすることもできる。
その他の実施例として、図2(a)に示すように冷却装置1から排出される固形燃料Rを篩い装置12へ供給せずに、冷却装置1に戻して再冷却したり(実施例4)、
図2(b)に示すように、篩い装置12を成形機20と冷却装置1との間に設けて所定の大きさを備えた固形燃料Rだけを冷却装置1へ搬送し、冷却後の固形燃料Rを冷却装置1に戻して再冷却したり(実施例5)、
図2(c)に示すように、篩い装置12の下流側に第2冷却装置21を配備するとともに、篩い装置12と第2冷却装置21との間に赤外線温度計14を設け、冷却装置1で冷却後の固形燃料Rを冷却装置1に戻すことなく第2冷却装置21で再冷却したり(実施例6)、
図2(d)に示すように、篩い装置12を成形機20と冷却装置1との間に設けて所定の大きさを備えた固形燃料Rだけを冷却装置1へ搬送し、冷却後の固形燃料Rを系外へ排出して大気温度に下がるまで貯留したり(実施例7)することもできる。
図2(b)に示すように、篩い装置12を成形機20と冷却装置1との間に設けて所定の大きさを備えた固形燃料Rだけを冷却装置1へ搬送し、冷却後の固形燃料Rを冷却装置1に戻して再冷却したり(実施例5)、
図2(c)に示すように、篩い装置12の下流側に第2冷却装置21を配備するとともに、篩い装置12と第2冷却装置21との間に赤外線温度計14を設け、冷却装置1で冷却後の固形燃料Rを冷却装置1に戻すことなく第2冷却装置21で再冷却したり(実施例6)、
図2(d)に示すように、篩い装置12を成形機20と冷却装置1との間に設けて所定の大きさを備えた固形燃料Rだけを冷却装置1へ搬送し、冷却後の固形燃料Rを系外へ排出して大気温度に下がるまで貯留したり(実施例7)することもできる。
1・21 冷却装置
3 ホッパー
5 空間部
7 ダクト
9 排出ローター(排出装置)
10 排出レベルスイッチ(排出レベルセンサ)
12 振動篩い装置(篩い装置)
13 搬送筒(搬送路)
14 赤外線温度計
15 分岐器
15a切替ダンパ
16 急傾斜コンベヤ(搬送手段)
17 傾斜コンベヤ(搬送手段)
19 演算装置
20 成形機
3 ホッパー
5 空間部
7 ダクト
9 排出ローター(排出装置)
10 排出レベルスイッチ(排出レベルセンサ)
12 振動篩い装置(篩い装置)
13 搬送筒(搬送路)
14 赤外線温度計
15 分岐器
15a切替ダンパ
16 急傾斜コンベヤ(搬送手段)
17 傾斜コンベヤ(搬送手段)
19 演算装置
20 成形機
Claims (3)
- 成形後の固形燃料を装置内に投入し外気を流入して冷却するとともに、装置内上部に配備された排出レベルセンサで検知し下部の排出装置により一定量ずつ間欠的に排出する冷却装置を用いて冷却する固形燃料の冷却方法において、
(1) 前記冷却装置により冷却された固形燃料を搬送過程で赤外線温度計により測定し、最高温度又は平均温度を求め、
(2) この求めた温度があらかじめ設定した温度より高いか低いかを比較し、
(3) 設定温度よりも高いときあるいは設定温度よりも高い状態が一定時間継続したときに、固定燃料を前記冷却装置に戻して再冷却すること
を特徴とする固形燃料の冷却方法。 - 成形後の固形燃料を装置内に投入し外気を流入して冷却するとともに、装置内上部に配備された排出レベルセンサで検知し下部の排出装置により一定量排出する冷却装置を用いて冷却する固形燃料の冷却システムにおいて、
前記冷却装置の下流側で固形燃料の搬送路に設けられ、固形燃料の温度を測定する赤外線温度計と、
この赤外線温度計により測定した温度から固形燃料の最高温度又は平均温度を求める演算手段と、
この求められた温度があらかじめ設定した温度より高いか低いかを比較する比較手段と、この比較手段により前記設定温度よりも高いあるいは設定温度よりも高い状態が一定時間継続したと判断されるときに固定燃料を前記冷却装置に戻して再冷却するための搬送手段とを備えたこと
を特徴とする固形燃料の冷却システム。 - 前記冷却装置の下流側に篩い装置を備え、前記赤外線温度計を前記冷却装置と前記篩い装置との間の固形燃料搬送路に臨ませて設け、前記篩い装置の下流側に固形燃料をさらに搬送する側と前記冷却装置へ戻す側とを切り替える切替ダンパを備えた請求項2記載の固形燃料の冷却システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004016976A JP2005206756A (ja) | 2004-01-26 | 2004-01-26 | 固形燃料の冷却方法と冷却システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008274108A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Mhi Environment Engineering Co Ltd | バイオコークス製造装置及び方法 |
-
2004
- 2004-01-26 JP JP2004016976A patent/JP2005206756A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008274108A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Mhi Environment Engineering Co Ltd | バイオコークス製造装置及び方法 |
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