JP4672286B2 - 燃料ペレットの製造方法 - Google Patents

燃料ペレットの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4672286B2
JP4672286B2 JP2004150660A JP2004150660A JP4672286B2 JP 4672286 B2 JP4672286 B2 JP 4672286B2 JP 2004150660 A JP2004150660 A JP 2004150660A JP 2004150660 A JP2004150660 A JP 2004150660A JP 4672286 B2 JP4672286 B2 JP 4672286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
coffee
fuel
air
pellet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004150660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005330391A (ja
Inventor
崇 近藤
満 近藤
Original Assignee
有限会社近藤鉄工
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社近藤鉄工 filed Critical 有限会社近藤鉄工
Priority to JP2004150660A priority Critical patent/JP4672286B2/ja
Publication of JP2005330391A publication Critical patent/JP2005330391A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4672286B2 publication Critical patent/JP4672286B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Landscapes

  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)

Description

本発明は、燃焼系の暖房装置等に燃料として用いられる燃料ペレットの製造方法に関する。
近年、暖房装置の燃料として、有害物質の発生が少ない木質系ペレットが普及している。木質系ペレットは、間伐材、製材廃材、林地残材などの木質系廃材を粉砕して粉状にし、加熱・加圧して得られる固形燃料である。木質系ペレットを燃料とするストーブは、一般にペレットストーブと呼ばれている。
木質系ペレットは、水分が少なく高温で燃焼できるため、ダイオキシンの発生を大幅に低減できる利点を有している。木材の成分であるリグニンという物質が圧縮時の熱で溶け出して接着剤の役割を果たすため、固形化が容易であるという利点も有している。
特開2001−081201号公報
しかしながら、木質系ペレットは木材を主成分とするため、木材の切り出し、運搬、粉砕に手間と大掛かりな設備が必要であり、製造コストが高く、結果として暖房装置の燃料コストの上昇を来たしている。
木質系では粉砕粒形が均一になりにくく、木材の種類により発熱量や燃焼時間のバラツキが大きく、燃焼時の熱量が変動して温度制御が容易ではないという問題もあった。
また、粉砕粒形が均一になりにくいため、燃焼後に灰の塊が生じやすく、炉に溜まった灰を除去するための清掃サイクルが短いという問題もあった。
また、材料が木材であるため、資源が有限であり、現状でも多量の安定供給は困難が予測される。
そこで、本発明は、燃料コストを低減できるとともに温度管理が容易であり、燃焼灰が残りにくくて清掃サイクルを長くでき、安定多量供給も可能な燃料用ペレットの製造方法の提供を、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明者らはコーヒー粕に着目した。周知の通り、コーヒー粕は、コーヒーを飲用するために焙煎・粉砕したコーヒー豆を熱水抽出した残渣である。
国内におけるコーヒー粕の発生量は、生豆の品質や焙煎度、抽出条件、粕の含有水分量等によって異なるが、生豆の約2倍程度とされており、年間約60万トンが排出されていると予想されている。
一般家庭で出るコーヒー粕の量は少ないが、清涼飲料製造会社では多いところでは年間数千トンものコーヒー粕が排出され、その処理が問題となっている。このような状況に鑑み、コーヒー粕の利用方法が多面的に模索されている。
現在、窒素成分の多い他の材料と混合した堆肥材、消臭材、リチウムイオン電池の負極素材、炭化燃料等への利用が研究・実用化されている。
特開2001−081201号公報には、コーヒー粕等の植物性食物残滓粉末と繋ぎ材としてのコンスターチからなる、射出成形用材料としての混合ペレットが開示されている。
コーヒー粕を炭化させた練炭のような燃料では、着火性が悪く、自動点火方式の暖房装置の燃料には適さない。
本発明者らの考察・実験によれば、(1)コーヒー粕は既にミルで粉砕した素材であり、粉砕のための工程、設備が不要である。(2)成分が安定しており、木材に比べてカロリーが高く安定した高温の燃料となる。コーヒーの成分は、原産地により鉄分の含有量に差があるくらいでその他は殆ど差がない。(3)油分があり、着火性が良く、暖房装置における自動点火が木質系ペレットよりも早い。(4)食品の成分のみなので、燃焼しても有害物質の発生が極めて少ない。(5)元々が栽培品であるので、資源は十分にある。(6)コーヒー粕自体は廃棄物として処理に困っている材料であるので、安価で安定した大量供給が可能である。(7)木質系素材に比べて粒形の均一度が高いので、燃焼時の粒子分散性がよくて灰の塊ができにくく、炉に溜まりにくい。
という燃料材料として多くの利点を有している。
本発明は、これらの考察、実験結果を踏まえ、コーヒー粕による燃料用ペレットの実現化を狙ったものである。
具体的には、請求項1記載の発明では、焙煎したコーヒー豆を粉状に粉砕してなるコーヒーを熱水抽出した残渣であるコーヒー粕であって、炭化しない状態に水分の除去処理をしたコーヒー粕のみを、100℃〜200℃の範囲内の温度で加熱された型内に充填し、加圧・圧縮して固形化した後、型から押し出してなり、上記加圧力は、運搬時や供給時の振動で型崩れを起さない固形強度を有するように0.5トン〜5トンの範囲内で設定されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明では、焙煎したコーヒー豆を粉状に粉砕してなるコーヒーを熱水抽出した残渣であるコーヒー粕であって、炭化しない状態に水分の除去処理をしたコーヒー粕を主成分として植物性原料を混ぜたもののみを、100℃〜200℃の範囲内の温度で加熱された型内に充填し、加圧・圧縮して固形化した後、型から押し出してなり、上記加圧力は、運搬時や供給時の振動で型崩れを起さない固形強度を有するように0.5トン〜5トンの範囲内で設定されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項2に記載の燃料用ペレットの製造方法において、上記植物性原料がおがくず又は籾殻であることを特徴とする。
請求項4記載の発明では、請求項1乃至3のうちの何れか1つに記載の燃料用ペレットの製造方法において、上記固形化の形状が円柱状であることを特徴とする。
本発明によれば、燃料用ペレットを用いる暖房装置における燃料コストを低減できるとともに温度管理が容易であり、安定多量の供給も可能となる。また、燃焼灰が残りにくいので清掃サイクルを長くでき、清掃労力を低減できる。また、大量に排出・廃棄されるコーヒー粕のリサイクル化に大きく貢献できる
以下、本発明の第1の実施形態を図1乃至図9に基づいて説明する。
上述のように、コーヒー粕は、焙煎・粉砕したコーヒー豆を熱水抽出した残渣であるため水分含量が多く、通常65%程度である。
このため、まず、入手したコーヒー粕の水分除去処理を行う。図1に示すように、例えば、回転ドラム方式のドライヤー60の中にコーヒー粕61を入れて乾燥させる。
乾燥温度としては、コーヒー粕を炭化させずに水分を飛ばす(除去する)程度の温度が望ましい。上述のように、炭化したら着火性が悪くなり、自動点火方式のストーブ等への使用が困難となるからである。
コーヒー粕61の水分除去処理としては、加熱乾燥方式に限らず、化学的に水分を吸着(吸湿)する方式等も採用することができる。
乾燥工程が終了したら、図2に示すように、金型であるメス型62の貫通した円形の穴62aに乾燥処理したコーヒー粕61aを充填する。メス型62の底面すなわち、穴62aの一方側は平型63で塞がれている。図示しないが、メス型62と平型63はボルト・ナットで一体に締結されている。なお、メス型62と平型63は円板又は角板の全体形状を有し、メス型62の穴62aは量産を可能とすべく複数(多数)設けられている。図3は、乾燥処理したコーヒー粕61aを穴62aに充填完了した状態を示す。
コーヒー粕61aを穴62aに入れる時点で、メス型62及び平型63うち少なくともメス型62は図示しない加熱手段(ヒータ等)により加熱されている。本実施形態では平型63も加熱した。加熱温度としては、100°C〜200°C程度が望ましい。本実施形態では、180°Cで加熱した。加熱温度如何によっては、乾燥工程は不要である。すなわち、乾燥工程を加熱工程で兼ねるようにしてもよい。
次に、図4に示すように、メス型62の穴62aに対応する位置に凸部としてのシャフト64aを有するオス型64をメス型62に対向させる。オス型64もメス型62と同様の全体形状を有し、シャフト64aも穴62aに対応して複数設けられている。その後、図5に示すように、オス型64を下方に移動させて加圧・圧縮する。穴62a内のコーヒー粕61aは、加熱された状態で圧縮される。この場合、オス型64も加熱するようにしてもよい。
型を加熱せずに、乾燥処理したコーヒー粕61a自体を加熱してもよい。
本実施形態における条件は、図2に示すように、メス型62の材質はSS材で、厚さaは20mm、穴62aの直径bは10mm、平型63の材質はSS材で、厚さcは100mmである。図中、平型63の厚さは縮小している。
図4に示すように、オス型64の材質はS45Cで、シャフト64aの高さdは20mmである。
オス型64による加圧力は0.5トン〜5トン程度が望ましい。本実施形態では2トンとした。加圧は、負圧(吸引、真空圧)で圧縮するようにしてもよい。加圧力の大きさ如何によっては、加熱しなくても固形化は実現できる。
圧縮工程完了後、図6に示すように、平型63を取り除いてメス型62の底面側を開放した状態で、オス型64を移動させて固形化したコーヒー粕61aを押し出す。これにより、図7に示すように、成分がコーヒー粕のみの円柱状の燃料用ペレット(コーヒーペレット)65が得られる。
オス型64を用いずに他の部材で押し出すようにしてもよい。
上記型寸法に対応する燃料用ペレット65の大きさはあくまでも本実施形態における実験的サイズであり、実際には、コーヒー粕61aの乾燥度、加圧力、着火時間、燃焼温度、灰の残り具合等のデータを考慮して最適なサイズを決定することができる。
また、本実施形態では、燃料用ペレット65を円柱状に形成しているので、製造が容易であるとともに、運搬時(流通時)又は後述する炉への搬送過程における形崩れを少なくすることができる。型崩れ防止の観点から、加圧力は非常に重要であり、加圧力が弱い場合には、円柱形状であっても型崩れしやすくなる。
したがって、上記加圧力は、運搬時や炉への供給時における振動や加圧に耐えられ、型崩れを起こさない固形強度を有するように決定される。
燃料用ペレットの形状は、円柱状や角柱状の柱状ないし棒状にした場合、型製作が比較的容易であるため、生産性を向上させることができるが、角部(エッジ)が存在するためにそこが形崩れの起点となりやすい。この観点から、球形や楕円球形等の塊状でもよい。球形や楕円球形等ではエッジが存在しないので、形崩れに対する強さを大幅に向上させることができる。この場合、オス型とメス型がそれぞれ半球又は半楕円球の凹部を有する型形状となる。
上記製造方法により得られた燃料用ペレット65を、後述する実際のペレットストーブで燃料として使用した結果、木質系ペレットに比べて、着火時間が早く、燃焼温度が高く、灰が炉に溜まりにくいことが確認された。
木質系ペレットでは一ヶ月に数回の炉の掃除を行うのが好ましいが、本実施形態における燃料用ペレット65を用いた場合、一ヶ月使用しても炉が殆ど汚れず、掃除の必要がなかった。
灰が炉に溜まりにくい理由は、図8に模式的示すように、コーヒー粕61aはコーヒーミルで均一な粒形に粉砕されているため、加圧圧縮されていても燃焼時には各粒子がバラケやすくて各々が完全燃焼しやすく、且つ、炉上の上昇気流で浮遊して排気されやすいためと考えられる。
これに対して木質系ペレットでは、図9に模式的に示すように、粉砕粒の大きさが均一でないために、燃焼時に凝集塊66が出来やすく、燃焼後の質量が大きくて炉に溜まりやすいと考えられる。
なお、コーヒー粕61aの粒は、実際には木質系ペレットの粉砕粒に比べてかなり小さいが、図8では誇張表示している。
上記実施形態では、コーヒー粕のみを成分とする燃料用ペレット65について説明したが、コーヒー粕を主成分として植物性原料を混合し、植物性原料の持つ結合材(バインダ材)としての機能を付加すれば、加熱・圧縮時の固形化を促進させることができる(第2の実施形態)。
植物性原料としては、「おがくず」や「籾殻」などを採用することができ、さらに、「ぬか」や海草なども採用することができる。特に、「おがくず」の場合には木材に含まれるリグニンという物質が熱で溶け出して接着機能が得られるため、固形化を促進することができる。
植物性原料を混ぜて固形化を促進した場合、コーヒー粕のみを用いた場合に比べて加圧力や加熱温度を下げることができるために、製造設備のコストを低減できるというメリットもある。
また、コーヒー粕を主成分とし、植物性原料以外の原料を混ぜたものを用いて同様にペレット化してもよい(第3の実施形態)。
図10乃至図15に基づいて、上記燃料用ペレット65を実際に使用可能なペレットストーブの構造及び使用動作を説明する。
まず、図10に基づいて、暖房装置としてのペレットストーブ1の全体構成の概要を説明する。ペレットストーブ1は、床面Fに載置されるベース2と、該ベース2上に固定されたストーブ本体3と、同じくベース2上に固定され、ストーブ本体3に燃料用ペレット65を供給する燃料供給装置4を有している。
ベース2は、ストーブ本体3を固定するための固定面2aと、該固定面2aよりも低く、燃料供給装置4を固定するための固定面2bを有する段差状に形成されており、内部には配管用の空間部を有している。符号2cは脚部を示す。
ストーブ本体3は、内部に燃焼空間5を有する箱状の鉄板製の燃焼筐体6と、燃焼筐体6の内部へ室内の空気を燃焼空間5とは遮断された状態で導入するとともに燃焼熱で直接加熱され、且つ、暖められた空気を燃焼空間5とは遮断された状態のまま燃焼筐体6の外部に吐出させる室内空気導入・吐出手段7の主要部と、燃料用ペレット65を燃焼させるための燃焼炉9と、該燃焼炉9に入れられた燃料用ペレット65に点火するための点火手段としてのセラミック棒ヒータ10と、燃焼筐体6の底面側の固定面2aに載置され、燃焼炉9を保持する燃焼炉保持ケース12と、ベース2の内部空間に配設され、燃焼炉9の下面側から燃焼用空気を送る燃焼用空気供給パイプ13と、上面が開口した箱状の灰取り出し用トレイ14と、燃焼筐体6の燃料供給装置4側を仕切る鉄板製の断熱壁15等を有している。なお、各構成要素は厚みを有しているが、分かり易いように一部のものだけハッチング表示で区別している(他の図において同じ)。
図示しないが、燃焼筐体6の周囲(上・下面及び燃料供給装置4側の側面を除く)は、燃焼筐体6に子供等が直接接触して火傷等をしないように、所定の間隔をおいて防護ネットで覆われている。防護ネットの材料としては強度が有り且つ熱伝導性の低い材料が好ましい。
燃焼用空気供給パイプ13の先端部には灰等の侵入を防止するフィルタ53が設けられている。燃焼筐体6は上面が開口した箱状になっており、上面は図示しない蓋で略密閉されて外気と遮断されている。蓋はメンテナンス時等に外される。底面は、燃焼用空気供給パイプ13と対向する穴とセラミック棒ヒータ10の配線が通る穴があいているだけであり、内部の灰や塵などが外に出ない構造となっている。
燃焼筐体6は鉄板で形成されているが、ステンレスなどの金属やセラミックなどの耐熱性且つ伝熱性を有する材料で形成してもよい(他の鉄板部材において同じ)。燃焼筐体6の放射熱を高めるために、特に、表面積の大きいしま鋼板で形成している。
燃焼炉9は、底面側へ向かって径が徐々に小さくなる椀状に形成されており、燃焼炉保持ケース12の上面に形成された図示しない穴に挿入され、フランジ9aで係止されて自重で保持されるようになっている。
フランジ9aの上部には円筒部9cが形成されており、該円筒部9cの側面からセラミック棒ヒータ10が挿入されている。
燃焼炉9の底部には燃焼用空気を取り込むための通気孔9b(図11参照)が多数形成されている。燃焼炉9の椀形状により、燃料供給装置4から落下・供給された燃料用ペレット65は燃焼炉9の中央部に集まり、燃焼用空気供給パイプ13により下側から供給される燃焼補助空気が燃焼炉9の底部中央で多くなることと相まって、燃焼は燃焼炉9の中央部で最も強くなる。通気孔9bはペレットストーブ1を停止したときや点火の時などに燃焼炉9内の灰を下方に落下させる機能も有している。
燃焼炉保持ケース12は、上面に燃焼炉9の嵌る穴、底面に燃焼用空気供給パイプ13と対向する穴があいているだけの箱状になっており、内部に落下した灰などが外にでない構造となっている。燃焼炉保持ケース12は燃焼筐体6の前面側において燃焼炉9を保持したまま出し入れ可能になっている。断熱壁15の下端側には灰を燃焼炉保持ケース12の上面に落とすための傾斜板50が固定されており、該傾斜板50の下面には垂直なガイド板51が形成されている。傾斜板50の先端は灰を燃焼炉保持ケース12の上面に確実に落とせるように、燃焼炉保持ケース12の上面に入り込んでいる。燃焼筐体6の図中左側において生じる灰は灰取り出し用トレイ14に収容される。
燃焼炉保持ケース12は、灰取り出し用トレイ14の側面14aとガイド板51とによりガイドされて出し入れができるようになっている。
燃焼筐体6の前側板30(図11参照)には、燃焼炉9の点火状態等を目視するためのガラス製の覗き窓16が設けられている。図示しないが、覗き窓16は、灰やすすで汚れた場合には拭き取ることができるように、ヒンジにより開閉可能になっている。
燃料供給装置4は、角筒状をなす供給装置本体17と、該供給装置本体17の上部に設けられた燃料収容部としてのホッパ18と、燃料用ペレット65を燃焼筐体6の内部に導くためのパイプ状の燃料搬送路19と、該燃料搬送路19内に設けられた搬送部材20と、該搬送部材20を回転駆動する燃料供給用の駆動源としてのモータ21等を有している。
モータ21は、供給装置本体17の内面に固定されたブラケット52に支持されている。
供給装置本体17の上面には、上方開口部を開閉する蓋22がヒンジ23を介して開閉自在に設けられている。燃料供給装置4は、ホッパ18内の燃料用ペレット65が燃焼筐体6の放射熱により発火しないように、所定の間隔W離されて設置されている。上記断熱壁15と間隔Wとによりホッパ18に対する燃焼筐体6による過熱が良好に防止される。
ホッパ18内の燃料用ペレット65は多少暖まる方が燃焼炉9での着火がスムーズになるが、発火するような過熱を避け、安全性を確保しなければならない。間隔Wに断熱材を別途設けてもよい。
ホッパ18の底部は燃料搬送路19に連通している。燃料搬送路19は耐熱性材料(例えばステンレス)で形成されており、略水平に延びてその先端部が燃焼炉9の上部近傍に達するように配置されている。燃料搬送路19の先端部には、搬送された燃料用ペレット65を燃焼炉9内に落下させるための樋状のシュート部19aが斜めに形成されている。
燃料搬送路19の先端部から水平及び垂直方向に距離をおいて燃焼炉9に燃料用ペレット65を落下させる方式であるので、燃料搬送路19内にある供給前の燃料用ペレット65への引火を防止することができる。落下方式の場合、燃料搬送路19の先端部における搬送部材20に対する燃料用ペレット65の抵抗が小さくなるので、駆動源(モータ21)を小型にでき、且つ省電力化を図れる利点がある。
搬送部材20は、断面が円形状(楕円形の概念を含む)の金属線材でコイル状(螺旋状)に形成されており、搬送方向後端部のみをモータ21の回転軸に固定されて支持されている。従って、搬送部材20は片持ち方式で支持されており、コイル径よりも内径の大きい燃料搬送路19内で軸方向の振れの自由度と、コイル形状に因る伸縮性の自由度を有している。
この特性により、圧力に対して脆性を有する燃料用ペレット65をできるだけ粉砕することなく搬送することができる。
すなわち、コイル間で燃料用ペレット65が圧縮されようとしても搬送部材20の上記自由度により加圧状態がすぐに解消され、燃料用ペレット65は破壊に至るほどの圧力は受けない。また、搬送部材20の断面は円形状であるので、摩擦によって燃料用ペレット65を削る作用は生じない。
図12に示すように、燃料搬送路19は搬送部材20の外径に対して余裕を持つ内径を有しており、燃料用ペレット65は燃料搬送路19内を満杯状態ではなく上部に隙間を有する状態の量を維持されて搬送される。
図10に示すように、供給装置本体17の下部には、燃焼用の空気を送るための空気源としての電動ファン(シロッコファン)24が設けられている。ファン24は供給装置本体17の下部に形成された図示しない空気取り入れ口から室内の空気を吸引し、送風する。本実施形態では、ファン24を後述する室内空気導入・吐出手段7の空気源としても利用しているため、防塵フィルタ25を介してクリーンな空気を送風するようになっている。
図11に示すように、室内空気導入・吐出手段7は、室内のクリーンな空気を燃焼筐体6の内部に導入するための空気導入部としての空気導入パイプ27と、燃焼筐体6の内部において燃焼炉9の上方に配置され、燃焼熱で直接加熱されるとともに空気導入パイプ27により導入された空気を加熱する被加熱体28と、該被加熱体28に対して空気導入パイプ27と交差する方向の側面に設けられた空気吐出部29を有している。
空気導入パイプ27は空気流れの抵抗を少なくするために、直角ではなく緩い角度で配設されている。また、空気導入パイプ27は断熱壁15と燃焼筐体6の側面との間に配設されている(図10参照)。
燃焼用空気供給パイプ13は、ファン24に接続された空気導入パイプ27から分岐されており、空気導入パイプ27よりも細径に形成されている。これは燃焼補助のための最適な空気量と室内空気導入・吐出手段7における吐出用の空気量が異なるためである。
空気吐出部29は、燃焼筐体6の前側板30から突出し、これにより空気吹き出し口31が形成されている。空気吹き出し口31の設定位置及び個数は、燃焼筐体6の4側面において任意に設定できる。
ファン24によって吸引した室内の空気を強制的に被加熱体28に導入する構成としたが、空気導入パイプ27又は空気吐出部29に独自の送風源又は吸引源を設ける構成としても同様の空気流を得ることができる。
被加熱体28は、燃焼炉9の燃焼炎熱によって直接加熱され、内部に燃焼筐体6の燃焼空間とは遮断された昇温空間部32を有するケーシング33と、昇温空間部32の遮断状態を維持したままケーシング33を上下方向に貫通する複数の通気道としての通気パイプ34を有している。
ケーシング33は1〜2mm程度の厚みの鉄板で箱状に形成されており、通気パイプ34は所定の位置に形成された穴に鉄製のパイプ材を挿入し、溶接等の手段により気密状態で固定することにより形成されている。通気パイプ34は円筒形に限られないが、円筒形の方が製造が容易である。
空気導入パイプ27と空気吐出部29は、ケーシング33内の昇温空間部32にシールされて連通している。前側板30と空気吐出部29の間もシールされて燃焼筐体6の燃焼空間5とは遮断されている。
空気吐出部29は前側板30との間に長さを有しているが、前側板30に直接接続する構成としてもよい。この場合空気吹き出し口31自体が空気吐出部29となる。
空気吹き出し口31に、上下又は左右方向に風向を変える風向調節羽根を設けてもよい。
空気導入パイプ27からケーシング33内に導入された室内のクリーンな空気は、燃焼筐体6内の燃焼ガスとは完全に遮断された状態で昇温空間部32で暖められるとともに、燃焼ガスが通過することによりより高温となる通気パイプ34の表面に接触してさらに加熱され、燃焼ガスとの遮断状態を維持されたまま空気吹き出し口31から吐出される。
図10に示すように、被加熱体28と燃焼炉9との間隔Hは、燃焼熱による被加熱体28に対する加熱効率が良く、且つ、被加熱体28が存在することによる燃焼筐体6内の燃焼率の低下を来たさない観点から実験的に求められる値である。
通気パイプ34は必ずしも設ける必要はないが、設けることにより昇温空間部32内の空気を短時間に上昇させることができるとともに、燃焼筐体6内における燃焼効率を高めることができる。通気パイプ34を上部が細径となったテーパ状のパイプにすると燃焼空気が上昇する流れをよくでき、燃焼効率を更に高められる。
通気パイプ34を通過した燃焼ガス及び被加熱体28の外を通った燃焼ガスは、燃焼筐体6の上部側面に設けられた排気パイプ35により、室内の空気とは遮断された状態で屋外に排出される。排気パイプ35はそれ自体が屋外に排気するための煙突の機能を有してもよく、既に設置されている煙突に接続するためのダクトのみの機能であってもよい。
排気パイプ35は燃焼筐体6の上面に設けてもよいが、水平方向(横方向)に導くことで燃焼筐体6内の熱の滞留を長引かせることができ、熱の利用効率を高めることができる。
図11に示すように、燃焼炉保持ケース12は、引き出し方向手前側に燃焼筐体6の前側板30の一部をなす取手付きの側板12aを有する箱状に形成されている。セラミック棒ヒータ10は、燃焼炉保持ケース12の円筒部9cに引き出し方向奥側から円筒部9cに形成された穴9dに挿入されるようになっている。
燃焼炉保持ケース12を手前に引き出すと、セラミック棒ヒータ10はそのまま燃焼筐体6の内部に残る。灰取り出し用トレイ14を取り出す場合には、燃焼炉保持ケース12を引き出した後、その空間から手を差し伸べて矢印R方向(右方向)にずらしてから手前に引き出す。
灰処理をした後、燃焼炉保持ケース12を燃焼筐体6に装着する場合、燃焼炉保持ケース12はガイド板51と灰取り出し用トレイ14の側面14aとによりガイドされ、穴9dとセラミック棒ヒータ10の位置が合致してセラミック棒ヒータ10が穴9dに挿入される。
穴9dとセラミック棒ヒータ10の位置がずれないように、燃焼炉9は燃焼炉保持ケース12に対して所定の位置でのみセットできるようになっている。
セラミック棒ヒータ10は、図13に示すように、燃焼筐体6の後側板6bに固定された灰落とし用の傾斜板54及び該傾斜板54に固定されたブラケット55に支持されている。セラミック棒ヒータ10は、ヒータ本体56と、該ヒータ本体56を保持するホルダ57を有している。ホルダ57の先端部は上半部が切り欠かれており、ヒータ本体56が直接燃料用ペレット65を加熱するようになっている。ホルダ57は耐熱性材料(例えばステンレス材)で形成されている。
傾斜板54の先端部は燃焼炉保持ケース12の上面に入り込む長さを有し、灰が燃焼炉保持ケース12の上面に確実に落とされるようになっている。
図14に示すように、空気導入パイプ27から導入された空気が通気パイプ34に少しでも多く接触して熱交換率が高まるように、通気パイプ34は、列が重ならない交互配置パターンを有している。これにより昇温空間部32では乱流となり、導入された室内空気の熱交換率が高められる。
ケーシング33の大きさは、上下面が1辺d(約40cm)の略正方形で、高さが約15cmである。各通気道34の径d1は約8mmである。
図15に示すように、ペレットストーブ1は制御手段36により制御される。制御手段36は、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェース等を有するマイクロコンピュータであり、タイマー37や操作パネル38からの信号が入力され、モータ21、ファン24、セラミック棒ヒータ10等を制御する。
操作パネル38には、点火スイッチ(開始スイッチ)39や停止スイッチ40、強弱切り替えスイッチ等が設けられている。
操作パネル38や制御手段36等の電気系統(運転中表示ランプ等を含む)は熱による影響を回避するために燃料供給装置4側に設けられている。
次に、ペレットストーブ1の使用動作を説明する。
点火スイッチ39が押されると、制御手段36はモータ21、ファン24を動作させるとともに、セラミック棒ヒータ10に通電する。モータ21の回転により搬送部材20が回転し、燃料用ペレット65が燃焼炉9に供給される。同時にファン24の回転によって燃焼用空気供給パイプ13から空気が供給され、セラミック棒ヒータ10の点灯により点火可能な状態となる。
制御手段36はタイマー37を制御して、点火スイッチ39がオンしてから確実に燃焼する所定時間が経過したらセラミック棒ヒータ10への通電を停止する。ここでの所定時間は燃料用ペレット65の燃焼が確実に始まる時間であり、実験的に求められる値である。
燃料用ペレット65の燃焼が始まった後、ファン24はオン状態を維持され、燃焼用空気は常時供給される。モータ21はオン・オフ制御され、オン時間のみ燃料用ペレット65が燃焼炉9に供給される。この制御はタイマー37を介して行われる。上記オン・オフ時間は燃料の過不足供給を来たさないようにするために、実験的に求められる値である。
上記オン時間は火力の強弱(燃料供給量の大小)と関係し、図示しない切り替えスイッチやボリュームスイッチで火力の強弱を調整できるようになっている。
燃料用ペレット65の燃焼により被加熱体28及び燃焼筐体6が加熱される。被加熱体28は燃焼筐体6よりも熱容量が小さく且つ最も加熱効率の高い位置において燃焼熱により直に、燃焼筐体6とは独立して加熱されるので、燃焼筐体6に比べて急激に昇温し、空気吹き出し口31から暖められたクリーンな空気が短時間で吐出される。
その後、燃焼筐体6の加熱も進行し、その放射熱によっても室内が暖められる。すなわち、ペレットストーブ1では、点火してすぐに空気吹き出し口31からの暖かい空気の吐出により室内が暖められるとともに、この温風による暖房が継続する上、燃焼筐体6の放射熱による暖房機能が徐々に得られる。
停止スイッチ40を押すと、モータ21が停止され、燃料用ペレット65の燃焼炉9への供給が止められる。制御手段36はモータ21を停止した後、タイマー37の制御により所定時間経過後にファン24を停止させる。この所定時間は、燃焼炉9内の燃料用ペレット65を完全に燃焼させるとともに、燃焼後の灰を空気流によって燃焼炉9から吹き飛ばすための時間であり、実験的に求められる値である。
ここではマイクロコンピュータによる制御としたが、単にタイマーを使った簡単なシーケンス制御としてもよい。
上述したように、使用後の灰の処理・清掃は、まず燃焼炉保持ケース12を引き出した後、灰取り出し用トレイ14を引き出すことにより行うことができる。
図10において燃焼筐体6の右側に生じた灰は傾斜板50により燃焼炉保持ケース12の上面に集められ、燃焼筐体6の奥側に生じた灰は傾斜板54により集められる。燃焼筐体6の手前側で生じた灰は燃焼炉保持ケース12の上面に直接落ち、燃焼筐体6の左側で生じた灰は灰取り出し用トレイ14に収容される。
従って、燃焼炉保持ケース12と灰取り出し用トレイ14を取り出すことにより燃焼筐体6内で発生した灰を効率的に除去することができる。
また、燃焼炉保持ケース12の引き出しにより燃焼炉9を同時に引き出すことができ、且つ、燃焼炉9は燃焼炉保持ケース12に載せてあるだけであるので、燃焼炉9自体の取り出し・清掃も容易となる。
上述のように、燃焼用空気と、早期暖気形成用の室内空気を1つのファン24で送るようにしているので、送風源又は吸引源を個別に設ける方式に比べて構成の簡易化、低コスト化を図ることができる。
ここでは、燃焼筐体6内に被加熱体28を有する構成のペレットストーブの例を示したが、従来の他のペレットストーブにおいても同様に燃料用ペレット65を使用することができる。
本発明の第1の実施形態におけるコーヒー粕の乾燥工程を示す図である。 乾燥したコーヒー粕の型穴内への充填工程を示す図である。 充填完了状態を示す図である。 充填されたコーヒー粕を圧縮する前の状態を示す図である。 加熱・加圧工程を示す図である。 固形化されたコーヒー粕を押し出した状態を示す図である。 製造された燃料用ペレットの斜視図である。 燃料用ペレット(コーヒーペレット)の燃焼時の分離状態を示す模式図である。 木質系ペレットの燃焼時の分離状態を示す模式図である。 ペレットストーブの概要正面図である。 ペレットストーブの要部斜視図である。 燃料搬送路における燃料用ペレットの搬送状態を示す要部断面図である。 セラミック棒ヒータの取付構造を示す要部断面図である。 被加熱体における通気パイプの配置パターンを示す概要平面図である。 制御ブロック図である。
符号の説明
61 コーヒー粕
62 メス型
62a 穴
64 オス型

Claims (4)

  1. 焙煎したコーヒー豆を粉状に粉砕してなるコーヒーを熱水抽出した残渣であるコーヒー粕であって、炭化しない状態に水分の除去処理をしたコーヒー粕のみを、100℃〜200℃の範囲内の温度で加熱された型内に充填し、加圧・圧縮して固形化した後、型から押し出してなり、上記加圧力は、運搬時や供給時の振動で型崩れを起さない固形強度を有するように0.5トン〜5トンの範囲内で設定されていることを特徴とする燃料用ペレットの製造方法。
  2. 焙煎したコーヒー豆を粉状に粉砕してなるコーヒーを熱水抽出した残渣であるコーヒー粕であって、炭化しない状態に水分の除去処理をしたコーヒー粕を主成分として植物性原料を混ぜたもののみを、100℃〜200℃の範囲内の温度で加熱された型内に充填し、加圧・圧縮して固形化した後、型から押し出してなり、上記加圧力は、運搬時や供給時の振動で型崩れを起さない固形強度を有するように0.5トン〜5トンの範囲内で設定されていることを特徴とする燃料用ペレットの製造方法。
  3. 請求項2に記載の燃料用ペレットの製造方法において、
    上記植物性原料がおがくず又は籾殻であることを特徴とする燃料用ペレットの製造方法。
  4. 請求項1乃至3のうちの何れか1つに記載の燃料用ペレットの製造方法において、
    上記固形化の形状が円柱状であることを特徴とする燃料用ペレットの製造方法。
JP2004150660A 2004-05-20 2004-05-20 燃料ペレットの製造方法 Expired - Fee Related JP4672286B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004150660A JP4672286B2 (ja) 2004-05-20 2004-05-20 燃料ペレットの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004150660A JP4672286B2 (ja) 2004-05-20 2004-05-20 燃料ペレットの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005330391A JP2005330391A (ja) 2005-12-02
JP4672286B2 true JP4672286B2 (ja) 2011-04-20

Family

ID=35485275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004150660A Expired - Fee Related JP4672286B2 (ja) 2004-05-20 2004-05-20 燃料ペレットの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4672286B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101315522B1 (ko) 2012-09-19 2013-10-08 주식회사 유니바이오 커피박을 이용한 저흡수성 연료용 분탄 및 그 제조방법
KR20220080320A (ko) * 2020-12-07 2022-06-14 서용성 커피 부산물을 포함한 친환경 고체 연료 및 이의 제조 방법

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008274108A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Mhi Environment Engineering Co Ltd バイオコークス製造装置及び方法
JP2009185183A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Mhi Environment Engineering Co Ltd バイオコークス製造装置
JP5547420B2 (ja) * 2008-10-27 2014-07-16 学校法人近畿大学 バイオコークス製造方法及び製造装置
JP2016052958A (ja) * 2014-09-02 2016-04-14 株式会社クラレ 珈琲豆由来の炭化物の製造方法
SG11201804712PA (en) * 2015-12-04 2018-07-30 Bio Bean Ltd Biofuel
JP7185108B2 (ja) * 2016-05-21 2022-12-07 望 青木 コーヒーブロック形成方法
KR101955874B1 (ko) * 2017-10-16 2019-03-08 주식회사 씨원 커피 슬러지를 이용한 연료용 펠렛 제조방법 및 이에 의해 제조된 펠렛
WO2022254842A1 (ja) * 2021-05-31 2022-12-08 株式会社Ihi 固体燃料製造装置、ボイラシステム、および、固体燃料製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0399224A (ja) * 1989-09-13 1991-04-24 Akai Electric Co Ltd 指針式アナログメータ
US5910454A (en) * 1998-05-29 1999-06-08 Sprules; Rodney K. Coffee-based solid fuel composition

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0399224A (ja) * 1989-09-13 1991-04-24 Akai Electric Co Ltd 指針式アナログメータ
US5910454A (en) * 1998-05-29 1999-06-08 Sprules; Rodney K. Coffee-based solid fuel composition

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101315522B1 (ko) 2012-09-19 2013-10-08 주식회사 유니바이오 커피박을 이용한 저흡수성 연료용 분탄 및 그 제조방법
KR20220080320A (ko) * 2020-12-07 2022-06-14 서용성 커피 부산물을 포함한 친환경 고체 연료 및 이의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005330391A (ja) 2005-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4672286B2 (ja) 燃料ペレットの製造方法
EP1770152A1 (en) Method and device for pelletizing unprocessed sugar-cane bagasse
JP6664803B2 (ja) バイオマス処理方法および装置
KR20080092324A (ko) 펠릿 연료를 이용한 구이기
CN109365103B (zh) 一种用于火力发电的高效磨煤机
CN104188556A (zh) 一种燃生物质智能烧烤炉
US4186668A (en) System for the pyrolytic combustion of ligneous and other wastes
CN110616099A (zh) 一种利用农作物秸秆制备生物质燃料的设备及方法
CN204120851U (zh) 一种燃生物质智能烧烤炉
JP2005121337A (ja) 木質系固形燃料供給装置
KR100270921B1 (ko) 비닐하우스용 온풍기
JP6430691B2 (ja) 固体燃料の製造方法及び固体燃料
KR100869071B1 (ko) 펠릿연료를 이용한 연소시스템
CN206073082U (zh) 城市厨余垃圾无害化处理装置
JP2007169534A (ja) バイオマス炭化装置
CN202941950U (zh) 一种烧烤炉具
CN205933750U (zh) 一种秸秆碳化处理加工设备
JP2011085340A (ja) 粉砕乾燥装置
CN213141921U (zh) 一种生物质颗粒碳化装置
CN206771409U (zh) 一种生物质粉末燃烧炉灶
CN207584759U (zh) 生物质颗粒燃烧机
CN219885988U (zh) 一种生物质热解制油装置
KR101419305B1 (ko) 고체연료의 분말을 이용한 점화장치 및 점화방법
CN205874332U (zh) 一种多功能秸秆加工设备
CN220205755U (zh) 一种通气式焚烧炉

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070510

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100412

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees