JP2008271161A - 周波数シンセサイザ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 送信周波数を高速で切り換える必要があるTDMA等の無線機では、送信周波数発振部として2個のPLL回路を設けており、これらのPLL回路は異なる周波数でロックしおり、これらのPLL回路の周波数をスイッチで切り換えることで実現している。このために、送信周波数送出前にPLL回路がロックを開始して待機していることになり、この待機している送信周波数が受信を妨害するという問題がある。
【解決手段】 送信周波数を複数のPLL回路からの周波数を合成して作ることによりPLL回路がロックを開始して待機しても受信に妨害を与えないようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、TDMA等の無線機に用いる周波数シンセサイザ回路に関するものである。
TDMA等の無線機に用いられる周波数シンセサイザの従来例を図2で説明する。図2は従来の周波数シンセサイザのブロック図である。図2に示すPLL回路21、PLL回路22、PLL回路23、PLL回路24は図4に示すような電圧制御発振器やフィルタやPLL(Phase Locked Loop)部、バッファアンプ等で構成されているのが一般的である。
図2に示すように、送信周波数を高速で切り換える必要があるTDMA等の無線機では、送信周波数発振部28にPLL回路21とPLL回路22を設けて、スイッチ25で切り換えることで実現している。このために、送信周波数FT送出前にPLL回路21またはPLL回路22がロックを開始して待機していることになる。
次にTDMA等の無線機の場合について、周波数の例を用いて説明する。当該TDMA無線機の場合の周波数帯を380MHz〜430MHzと設定する。
送信周波数は、図2に示すように、送信周波数FTを送信周波数発振部28のPLL回路21およびPLL回路22で発生させている。
受信回路27の第一中間周波数が73.9MHzの場合は、受信用第一局部発振部29のPLL回路23は受信周波数FR−73.9MHzを発生させる。また、受信回路27の第二中間周波数が450kHzの場合は、受信用第二局部発振部のPLL回路24は73.45MHzを発生させることになる。
特開2002−217726号公報
この構成の場合、前記したように、送信周波数送出前に送信用PLL回路がロックを開始する必要がある。このため、図3に示すように、送信スロット用のPLL回路が、受信スロットの時、ロック開始する。従って、受信スロットと送信スロットの周波数が同じ場合、送信用PLL回路が受信スロットの受信を妨害してしまう問題が発生する。
この妨害を回避するためには送信PLL回路と受信回路間のアイソレーションを得る必要があり、アイソレーションを得るためにバッファアンプ、アイソレータ、アッテネータ、シールドなどの回路部品が必要となり、低価格化、小型化、軽量化の実現が困難であった。
送信周波数FTを生成するPLL回路を廃止し、代替として受信用第一局部発振部と第二局部発振部の出力を合成してFTを生成する。
具体的には送信用局部発振周波数と受信用第一局部発振周波数を発生させる第一のPLL回路と第二のPLL回路と受信用第二局部発振周波数を発生させる第三のPLL回路を備え、第一のPLL回路と第二のPLL回路からの出力を切り換える切換スイッチを備え、
前記切換スイッチからの出力と第三のPLL回路からの出力を合成するミキサ回路を備え、前記ミキサからの出力周波数を送信周波数とする。
また、本発明は 送信用局部発振周波数と受信用第一局部発振周波数を発生させる第一のPLL回路と第二のPLL回路と受信用第二局部発振周波数を発信させる第三のPLL回路を備え、第一のPLL回路と第二のPLL回路からの出力を切り換える切換スイッチを備え、前記切換スイッチからの出力と第三のPLL回路からの出力を合成するミキサ回路を備え、前記ミキサからの出力周波数を送信周波数とし、前記、スイッチからの出力を受信用第一局部発振周波数とし、前記第三のPLL回路からの出力を受信用第二局部発振周波数とする。
本発明によれば、送信周波数を2つのPLL回路からの合成により作るため、送信周波数合成用のPLL回路の周波数がロックして待機しても受信周波数と相違するため、受信を妨害することはなくなる。
また、今まで、妨害を回避するために送信PLL回路と受信回路間のアイソレーションを得る必要があったが、本発明により、アイソレーションを得る必要がなくなりバッファアンプ、アイソレータ、アッテネータ、シールド等などの回路部品が不要になり、小型、軽量化が実現できるようになる。
本発明の実施例の周波数シンセサイザを図1で説明する。図1に示すPLL回路1、PLL回路2、PLL回路3は図4に示すように、電圧制御発振器、フィルタ、PLL(Phase Locked Loop)部、バッファアンプ等で構成されているのが一般的である。
送信用局部発振部および受信用第一局部発振部8のPLL回路1とPLL回路2では送信時には送信用局部発振周波数、受信時には受信用局部発振周波数が発生する。これらのPLL回路の出力はスイッチ4により切り替わるようになっている。PLL回路を2つ設けるのは周波数を高速で切り換えるためPLL回路が切り替えの前にロック開始するためである。
また、受信用第二局部発振部のPLL回路3では受信用第二局部発振周波数を発生する。PLL回路1とPLL回路2の出力はスイッチ4により選択される。このスイッチ4からの出力とPLL回路3からの出力をミキサ5で合成して送信周波数FTとなる。
また、前記、スイッチ4により選択された出力は受信回路7の第一局部発振周波数として使用する。また、PLL回路3からの出力を受信回路7の第二局部発振周波数として使用する。
例えば、受信回路7の第一中間周波数が79.3MHz、第二中間周波数が450kHzの場合、PLL回路1またはPLL回路2での送信用局部発振周波数はFT−73.45MHz、受信用第一局部発振周波数はFR−73.9MHzとなり、PLL回路3の発振周波数は73.45MHzとなる。
送信時にはPLL回路1またはPLL回路2での発振周波数は送信周波数FT−73.45MHzとなり、この周波数をスイッチ4で切り替えて、ミキサ5に入れ、PLL回路3の発振周波数73.45MHzをミキサ5に入れて、合成することにより送信周波数FTを発生させる。
受信時にはPLL回路1またはPLL回路2での発振周波数は受信周波数FR−73.9MHzとなり、この周波数をスイッチ4で切り替えて、受信回路7の受信用第一局部発振周波数として使用する。また、PLL回路3の発振周波数を受信用第二局部発振周波数として使用する。
以上の構成にすれば、図3に示すように、受信スロット時、PLL回路がロック開始しても、PLL回路の発振周波数は、原理的に受信周波数を発振しないので、PLL回路が受信を妨害することはなくなる。
以上説明したように、本発明によれば、送信周波数を合成により作るため、受信時に送信周波数合成用のPLL回路のロックを開始しても受信を妨害することはなくなる回路として利用可能である。
また、今まで、妨害を回避するアイソレーションを得るために必要であった、バッファアンプ、アイソレータ、アッテネータ、シールド等などの回路部品が不要になり、小型、軽量化が実現できるようになる。
本発明の実施例の周波数シンセサイザブロック図 従来の周波数シンセサイザのブロック図 従来の周波数シンセサイザの受信妨害発生の説明図 PLL回路の一般的なブロック図
符号の説明
1,2,3,21,22,23、24 PLL回路
4、25 スイッチ
6,26 送信回路
7,27 受信回路
5 ミキサ
FT 送信周波数
FR 受信周波数
8 送信用局部発振部および受信用第一局部発振部
9、30 受信用第二局部発振部
28 送信周波数発振部
29 受信用第一局部発振部


Claims (2)

  1. 送信用局部発振周波数と受信用第一局部発振周波数を発生させる第一のPLL回路と第二のPLL回路と受信用第二局部発振周波数を発生させる第三のPLL回路を備え、第一のPLL回路と第二のPLL回路からの出力を切り換える切換スイッチを備え、
    前記切換スイッチからの出力と第三のPLL回路からの出力を合成するミキサ回路を備え、前記ミキサからの出力周波数を送信周波数とすることを特徴とする周波数シンセサイザ回路。
  2. 送信用局部発振周波数と受信用第一局部発振周波数を発生させる第一のPLL回路と第二のPLL回路と受信用第二局部発振周波数を発信させる第三のPLL回路を備え、第一のPLL回路と第二のPLL回路からの出力を切り換える切換スイッチを備え、
    前記切換スイッチからの出力と第三のPLL回路からの出力を合成するミキサ回路を備え、前記ミキサからの出力周波数を送信周波数とし、前記、スイッチからの出力を受信用第一局部発振周波数とし、前記第三のPLL回路からの出力を受信用第二局部発振周波数とすることを特徴とする周波数シンセサイザ回路。

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