JP2014103625A - ダウンコンバータ - Google Patents

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茂弥 鈴木
Kenkin O
建欽 王
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Abstract

【課題】複数出力のダウンコンバータに対して、スプリアスの発生を抑制する。
【解決手段】第1の周波数変換ブロック110は、第1の局部発振器120が生成した第1の周波数信号をローカル信号として水平偏波と垂直偏波を夫々周波数変換する。出力先選択回路140は、第1の周波数変換ブロック110からの各信号を、第2の周波数変換ブロック150の複数の変換実行部に選択的に出力する。第2の周波数変換ブロック150の第2の局部発振器160は、第2の周波数信号を生成する。各変換実行部は、分周数がハイバンド用の分周数とローバンド用の分周数間で切替可能な分周器を備え、該分周器により第2の周波数信号を分周して得た信号をローカル信号として、入力された信号を周波数変換する。第1の周波数信号と、第2の周波数信号間の周波数差のは、ダウンコンバータ100の出力帯域(中間周波数帯域)外である。
【選択図】図1

Description

本発明はダウンコンバータに関し、例えば、衛星放送の受信用ダウンコンバータに関する。
衛星放送の受信信号の周波数を、中間周波数(IF:Intermediate Frequency)に変換するLNB(Low Noise Block)ダウンコンバータが知られている。
衛星放送の受信信号には、水平偏波と垂直偏波が含まれており、水平偏波と垂直偏波には、ローバンド信号とハイバンド信号が含まれている。ダウンコンバータは、水平偏波と垂直偏波に対して、ローバンド信号とハイバンド信号の分離を行い、受信装置(例えばチューナ)からの指示に従って、ローバンド信号またはハイバンド信号の周波数をIFに変換する。以下、IF帯域に変換された(すなわちダンコンバージョンされた)ローバンド信号とハイバンド信号を、夫々「ローバンドIF信号」と「ハイバンドIF信号」という。
ローバンド信号とハイバンド信号の帯域は、夫々、10.7〜11.7GHzと、11.7〜12.75GHzである。また、ローバンドIF信号とハイバンドIF信号の帯域は、夫々、0.95〜1.95GHzと、1.1〜2.15GHzである。ダウンコンバータは、9.75GHzと10.6GHzのローカル信号を切り替え出力可能な局部発振器例えばPLL回路(PLL:Phase Locked Loop)を備え、ダウンコンバージョンの対象がローバンド信号であるかハイバンド信号であるかに応じて局部発振器の出力を切り替えてコンバージョンを行う。
LNBダウンコンバータは、出力が1つのみであるシングル出力のものや、出力が2つあるデュアル出力のものがある。また、特許文献1に開示されたように、4出力のものもある。
特開2007−151060号公報
近年、コスト低減、省スペース、低消費電力化などのために、ダウンコンバータを構成するIFアンプ、ミキサー、VCO等を1チップに集積するIC化が急速に進んでいる。ダウンコンバータを1チップにIC化するトレンドは、シングル出力のものに限らず、デュアル出力や、4出力など、出力が複数あるダウンコンバータについても同様である。
2出力のダウンコンバータの場合、9.75GHzと10.6GHzのローカル信号を切り替え出力可能な2つの局部発振器が必要である。ダウンコンバータの1チップIC化により、ダウンコンバータの構成要素間の距離が短くなるため、局部発振器に含まれるVCO(Voltage Controlled Oscillator)間のカップリングに起因して、ダウンコンバータの出力帯域(0.95〜2.15GHz)にスプリアスが発生する可能性がある。
例えば、ダウンコンバータの片方の出力のために1つの局部発振器の出力がローバンド用の9.75GHzに切り替えられ、ダウンコンバータの他方の出力のために別の1つの局部発振器の出力がハイバンド用の10.6GHzに切り替えられている場合、該2つの局部発振器に含まれるVCOの発振周波数の差は、0.85GHzとなる。0.85GHz自体は、ダウンコンバータから出力される信号の帯域の範囲(0.95〜2.15GHz)外であるが、該2つのVCOのカップリングが強い場合には、その高調波信号が発生し、帯域内となる0.85GHzの2倍波(1.7GHz)の影響が無視できず、ダウンコンバータの出力信号の帯域内にスプリアスが発生してしまう。
2出力のものに限らず、複数の出力のものであれば、9.75GHzと10.6GHzのローカル信号を切り替え出力可能な局部発振器は少なくとも2つが必要であるため、上記問題が発生する。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によるダウンコンバータは、複数出力のものであり、第1の周波数変換ブロックと第2の周波数変換ブロックにより、衛星放送の受信信号を中間周波数帯域へのダウンコンバージョンを2段階に分けて行う。
第1段階のダウンコンバージョンを担う第1の周波数変換ブロックは、第1の周波数信号を生成する第1の局部発振器を有し、該第1の周波数信号をローカル信号として水平偏波と垂直偏波を夫々周波数変換する。
第2段階のダウンコンバージョンを担う第2の周波数変換ブロックは、第2の周波数信号を生成する第2の局部発振器と、ダウンコンバータの出力数と同数の変換実行部を有する。
各変換実行部は、分周数がハイバンド用の第1の分周数とローバンド用の第2の分周数間で切替可能な分周器を備え、該分周器により第2の周波数信号を分周して得た信号をローカル信号として、入力された信号の周波数変換する。
第1の周波数変換ブロックと第2の周波数変換ブロック間に出力先選択回路が設けられており、該出力先選択回路は、第1の周波数変換ブロックにより得られた信号を、第2の周波数変換ブロックの複数の変換実行部に選択的に出力する。
該ダウンコンバータにおいて、第1の局部発振器が生成する第1の周波数信号と、第2の局部発振器が生成する第2の周波数信号間の周波数差は、スプリアスとならないように、中間周波数帯域外になっている。
なお、上記実施の形態のダウンコンバータを装置や方法に置き換えて表現したもの、該ダウンコンバータを備えた受信装置なども、本発明の態様としては有効である。
前記一実施の形態によれば、複数出力のダウンコンバータに対して、IF帯域内のスプリアスの発生を抑制することができる。
第1の実施の形態にかかるダウンコンバータを示す図である。 図1に示すダウンコンバータにおける出力先選択回路による出力先の選択を説明するための図である。 図1に示すダウンコンバータにおける第1の周波数変換ブロックと第2の周波数変換ブロック内の各信号を説明するための図である。 図1に示すダウンコンバータにおいて、受信信号が中間周波数帯域にダウンコンバージョンされるまでの周波数帯域の遷移を説明するための図である。 第2の実施の形態にかかるダウンコンバータを示す図である。 第3の実施の形態にかかるダウンコンバータを示す図である。 図6に示すダウンコンバータの第2の周波数変換ブロックにおける変換実行部を示す図である(その1)。 図6に示すダウンコンバータの第2の周波数変換ブロックにおける変換実行部を示す図である(その2)。 第4の実施の形態にかかるダウンコンバータを示す図である。 第5の実施の形態にかあるダウンコンバータを示す図である。
以下、図面を参照して、実施の形態を説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
<第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態にかかるダウンコンバータ100を示す。ダウンコンバータ100は、衛星放送の受信信号を中間周波数帯域にダウンコンバージョンするダウンコンバータであり、複数の出力が可能である。本実施の形態において、例として、ダウンコンバータ100の出力数Nが2であるとする。
ダウンコンバータ100は、受信信号を中間周波数帯域へのダウンコンバージョンを2段階に分けて行うものであり、第1の周波数変換ブロック110、出力先選択回路140、第2の周波数変換ブロック150を備える。
第1の周波数変換ブロック110は、第1段階のダウンコンバージョンを行うものであり、第1の局部発振器120、2つのミキサー(131、132)を備える。
第1の局部発振器120は、例えばVCOを備えるPLL回路であり、第1の周波数信号SF1を生成して、ミキサー131とミキサー132に出力する。
ミキサー131は、衛星放送の受信信号に含まれる垂直偏波Vが入力される。ミキサー131は、第1の周波数信号SF1をローカル信号Loとして用いて、垂直偏波Vの周波数変換を行い、第1の変換信号VCを得る。
ミキサー132は、衛星放送の受信信号に含まれる水平偏波Hが入力される。ミキサー132は、第1の周波数信号SF1をローカル信号Loとして用いて、水平偏波Hの周波数変換を行い、第2の変換信号HCを得る。
出力先選択回路140は、2つの入力端子(141、142)と、ダウンコンバータ100の出力数Nと同数の出力端子を備える。本実施の形態にかかるダウンコンバータ100の出力数Nが2であるため、出力先選択回路140は、2つの出力端子(143、144)を有する。
出力先選択回路140の入力端子141と入力端子142には、第1の変換信号VCと第2の変換信号HCが夫々入力される。出力先選択回路140は、第1の変換信号VCを出力端子143と出力端子144のいずれか一方に出力し、第2の変換信号HCも、出力端子143と出力端子144のいずれ一方に出力する。出力端子143と出力端子144に出力された信号を、以下、夫々「第1の出力信号OUT1」、「第2の出力信号OUT2」という。
出力先選択回路140には、外部(例えばダウンコンバータ100と接続されるチューナ)からの第1の出力選択信号CTR1と第2の出力選択信号CTR2に応じて、出力端子143と出力端子144から第1の変換信号VCと第2の変換信号HCの出力先を選択する。
図2は、出力先選択回路140による出力先選択の態様の一例を示す。
例えば、第1の出力選択信号CTR1が「ハイ」であり、第2の出力選択信号CTR2が「ロー」であるときに、出力先選択回路140は、第1の変換信号VCを出力端子143に出力し、第2の変換信号HCを出力端子144に出力する。そのため、第1の出力信号OUT1は第1の変換信号VCであり、第2の出力信号OUT2は第2の変換信号HCである。
第1の出力選択信号CTR1が「ロー」であり、第2の出力選択信号CTR2が「ハイ」であるときに、出力先選択回路140は、第1の変換信号VCを出力端子144に出力し、第2の変換信号HCを出力端子143に出力する。そのため、第1の出力信号OUT1は第2の変換信号HCであり、第2の出力信号OUT2は第1の変換信号VCである。
図1に戻り、第2の周波数変換ブロック150を説明する。
第2の周波数変換ブロック150は、第2段階のダウンコンバージョンを行うものであり、第2の局部発振器160と、ダウンコンバータ100の出力数Nと同数の変換実行部を備える。本実施の形態にかかるダウンコンバータ100の出力数Nが2であるため、第2の周波数変換ブロック150は、2つの変換実行部(170、180)を有する。
第2の局部発振器160は、例えばVCOを備えるPLL回路であり、第2の周波数信号SF2を生成して、変換実行部170と変換実行部180に出力する。
変換実行部170は、分周器171と、ミキサー172を備える。
分周器171は、分周数が、ハイバンド用の分周数(第1の分周数)と、ローバンド用の分周数(第2の分周数)間で切替可能であり、第2の局部発振器160が生成した第2の周波数信号SF2を分周して得た信号をローカル信号Loとしてミキサー172に出力する。
ミキサー172は、分周器171からのローカル信号Loを用いて、出力先選択回路140からの第1の出力信号OUT1の周波数変換を行い、中間周波数帯域の信号を得て出力する。ミキサー172から出力される信号を、以下「第1の中間周波数帯域信号IFS1」という。
分周器171は、ミキサー172が出力する第1の中間周波数帯域信号IFS1を受信するチューナ(図示せず)からの第1のバンド選択信号SEL1に従って、分周数の切替えを行う。
変換実行部180は、分周器181と、ミキサー182を備える。
分周器181は、分周数が、ハイバンド用の分周数(第1の分周数)と、ローバンド用の分周数(第2の分周数)間で切替可能であり、第2の局部発振器160が生成した第2の周波数信号SF2を分周して得た信号をローカル信号Loとしてミキサー182に出力する。
ミキサー182は、分周器181からのローカル信号Loを用いて、出力先選択回路140からの第2の出力信号OUT2の周波数変換を行い、中間周波数帯域の信号を得て出力する。ミキサー182から出力される信号を、以下「第2の中間周波数帯域信号IFS2」という。
分周器181は、ミキサー182が出力する第2の中間周波数帯域信号IFS2を受信するチューナ(図示せず)からの第2のバンド選択信号SEL2に従って、分周数の切替えを行う。
なお、第1の周波数変換ブロック110における第1の局部発振器120が生成した第1の周波数信号SF1の周波数と、第2の周波数変換ブロック150における第2の局部発振器160が生成した第2の周波数信号SF2の周波数との差は、ダウンコンバータ100の出力帯域(すなわち中間周波数帯域)外である。
このような構成の本実施の形態のダウンコンバータ100は、衛星放送の受信信号を中間周波数帯域へのダウンコンバージョンを2段階に分けて行うことにより、ダウンコンバータの出力帯域におけるスプリアスの発生を回避可能である。これについて、具体的な数字例を用いて説明する。
前述したように、衛星放送の受信信号のローバンド信号とハイバンド信号の帯域は、夫々、10.7〜11.7GHzと、11.7〜12.75GHzである。また、ローバンドIF信号とハイバンドIF信号の帯域は、夫々、0.95〜1.95GHzと、1.1〜2.15GHzである。すなわち、ダウンコンバータの出力帯域は、0.95〜2.15GHzである。
ここで、第1の周波数変換ブロック110における第1の局部発振器120の発振周波数(すなわち第1の周波数信号SF1の周波数)を7.2GHzとし、第2の周波数変換ブロック150における第2の局部発振器160の発振周波数(すなわち第2の周波数信号SF2の周波数)を3.4GHzとする。また、第2の周波数変換ブロック150における各分周器の第1の分周数と第2の分周数を夫々「4/3」と「1」にする。
第1の周波数変換ブロック110において、ミキサー131とミキサー132は、第1の局部発振器120が生成した第1の周波数信号SF1をそのままローカル信号Loとして用いるため、この場合、図3に示すように、ミキサー131とミキサー132のローカル信号Loは、7.2GHzになる。
また、第2の周波数変換ブロック150において、第1のバンド選択信号SEL1がローバンドを示すときに、分周器171は、分周数を「4/3」に切り替える。そのため、ミキサー172のローカル信号Loの周波数は、2.55GHzになる。また、第1のバンド選択信号SEL1がハイバンドを示すときに、分周器171は、分周数を「1」に切り替える。そのため、ミキサー172のローカル信号Loの周波数は、第2の周波数信号SF2と同様の3.4GHzになる。
同様に、第2のバンド選択信号SEL2がローバンドを示すときに、分周器181は、分周数を「4/3」に切り替える。そのため、ミキサー182のローカル信号Loの周波数は、2.55GHzになる。また、第2のバンド選択信号SEL2がハイバンドを示すときに、分周器181は、分周数を「1」に切り替える。そのため、ミキサー182のローカル信号Loの周波数は、第2の周波数信号SF2と同様の3.4GHzになる。
図4は、ダウンコンバータ100において、中間周波数帯域にダウンコンバージョンされるまでの受信信号の周波数の遷移を示す。図示のように、垂直偏波Vと水平偏波Hのハイバンド側とローバンド側の周波数帯域は、夫々、10.7〜11.7GHz、11.7〜12.75GHzである。
第1の周波数変換ブロック110により垂直偏波Vと水平偏波Hを夫々周波数変換して得た第1の変換信号VCと第2の変換信号HCの周波数は、ローバンド側が3.5〜4.5GHzになり、ハイバンド側が4.5〜5.55GHzになる。第1の出力信号OUT1と第2の出力信号OUT2についても同様である。
そして、第2の周波数変換ブロック150の変換実行部170において、分周器171の分周数がローバンド用の第1の分周数「4/3」に選択されたとき、ミキサー172により、第1の出力信号OUT1(第1の変換信号VCと第2の変換信号HCのいずれか一方または両方)に含まれるローバンド側の信号の周波数は、0.95〜1.95GHzに変換される。また、分周器171の分周数がハイバンド用の第2の分周数「1」に選択されたとき、ミキサー172により、第1の出力信号OUT1に含まれるハイバンド側の周波数は、1.1〜2.15GHzに変換される。
同様に、第2の周波数変換ブロック150の変換実行部180において、分周器181の分周数がローバンド用の第1の分周数「4/3」に選択されたとき、ミキサー182により、第2の出力信号OUT2(第1の変換信号VCと第2の変換信号HCのいずれか一方または両方)に含まれるローバンド側の信号の周波数は、0.95〜1.95GHzに変換される。また、分周器181の分周数がハイバンド用の第2の分周数「1」に選択されたとき、ミキサー182により、第2の出力信号OUT2に含まれるハイバンド側の周波数は、1.1〜2.15GHzに変換される。
すなわち、第1の周波数変換ブロック110と第2の周波数変換ブロック150による2段階のダウンコンバージョンにより、中間周波数帯域へのダウンコンバージョンが実現されている。
また、第1の周波数変換ブロック110における第1の局部発振器120が生成する第1の周波数信号SF1の周波数と、第2の周波数変換ブロック150における第2の局部発振器160が生成する第2の周波数信号SF2の周波数との差は、3.8GHzであり、ダウンコンバータ100の出力帯域外となる。
そのため、第1の局部発振器120と第2の周波数変換ブロック150に夫々含まれるVCO間のカップリングが強くても、第1の中間周波数帯域信号IFS1と第2の中間周波数帯域信号IFS2に含まれる不要信号は、ダウンコンバータ100の出力帯域の上限を超え、図示しないバンドパスフィルタなどにより除去可能である。すなわち、ダウンコンバータ100の出力帯域におけるスプリアスの発生が回避される。
さらに、ダウンコンバータ100では、第1の周波数変換ブロック110を第2の周波数変換ブロック150より前段に設けることにより、ダウンコンバータ100の消費電力を抑制する効果を得ることができる。
前述したように、第1の周波数変換ブロック110によるダウンコンバージョンの量が7.2GHzであり、第2の周波数変換ブロック150によるダウンコンバージョンの量が2.55GHzまたは3.4GHzであり、第1の周波数変換ブロック110によるダウンコンバージョンの量は、第2の周波数変換ブロック150によるダウンコンバージョンの量よりも多い。そのため、第1の周波数変換ブロック110を第2の周波数変換ブロック150より前段に設けることにより、早い段階でより大量のダウンコンバージョンができ、ダウンコンバータ100の消費電力を抑制することができる。
<第2の実施の形態>
図2は、第2の実施の形態にかかるダウンコンバータ200を示す。ダウンコンバータ200も、ダウンコンバータ100をより具現化したものであり、ダウンコンバータ100と同様に、複数の出力か可能な、衛星放送の受信信号を中間周波数帯域にダウンコンバージョンする。例として、ダウンコンバータ200も、2出力可能なものであるとする。
図2に示すように、ダウンコンバータ200は、例えばDisEqC(Digital Satellite Equipment Control)仕様に準拠するものであり、フィードホーン210、前段増幅部220、バンドパスフィルタ231、バンドパスフィルタ232、ダウンコンバータIC240、水晶振動子(図中X'tal)370、3端子レギュレータ381、3端子レギュレータ382を備える。
本実施の形態において、受信信号の構成、中間周波数帯域、後の詳細に説明するダウンコンバータIC240内の各局部発振器が生成する信号の周波数、夫々のミキサーが用いるローカル信号の周波数などについては、図2と図3の説明時の例を用いる。
フィードホーン210は、衛星放送の垂直偏波Vと水平偏波Hを受信して前段増幅部220に出力する。
前段増幅部220は、RFアンプ221〜224、バイアスIC(図中Bias IC)225を備え、RFアンプ221〜224は、HJFET(Hetero−Junction−FET)を用いたアンプである。
RFアンプ221、RFアンプ222は、フィードホーン210からの垂直偏波Vを増幅してバンドパスフィルタ231に出力する。RFアンプ223、RFアンプ224は、フィードホーン210からの水平偏波Hを増幅してバンドパスフィルタ232に出力する。バイアスIC225は、RFアンプ221〜224に電源を供給する。
バンドパスフィルタ231は、前段増幅部220により増幅された垂直偏波Vをフィルタリングし、ローバンド側の下限からハイバンド側の上限までの周波数帯域を含むRF信号(信号RFV)を得てダウンコンバータIC240に出力する。
バンドパスフィルタ232は、前段増幅部220により増幅された水平偏波Hをフィルタリングし、ローバンド側の下限からハイバンド側の上限までの周波数帯域を含むRF信号(信号RFH)を得てダウンコンバータIC240に出力する。
ダウンコンバータIC240は、入力端子241、入力端子242、電源端子243〜245、第1の周波数変換ブロック250、スイッチ280、第2の周波数変換ブロック290、出力端子314、出力端子324、水晶発振器350、Tone/Pola制御部361、Tone/Pola制御部362を備える。
入力端子241には、バンドパスフィルタ231からの信号RFVが入力され、入力端子242には、バンドパスフィルタ232からの信号RFHが入力される。
出力端子314は、図示しないチューナと接続されており、ダウンコンバータIC240の1つの出力(第1の中間周波数帯域信号IFS1)を該チューナに出力する。出力端子324は、図示しない別のチューナと接続されており、ダウンコンバータIC240の別の1つの出力(第2の中間周波数帯域信号IFS2)を該別のチューナに出力する。
フィードホーン210〜ダウンコンバータIC240までの各機能ブロックは、電源端子243〜245を介して、チューナにより電源が供給される。具体的には、第1の中間周波数帯域信号IFS1を受信するチューナは、第1の中間周波数帯域信号IFS1の信号線に接続された3端子レギュレータ381を介して電源の供給をし、第2の中間周波数帯域信号IFS2を受信するチューナは、第2の中間周波数帯域信号IFS2の信号線に接続された3端子レギュレータ382を介して電源の供給をする。これらについては、DiSEqC仕様に定められた通りであり、詳細な説明を省略する。
水晶発振器350は、第1の周波数変換ブロック250と第2の周波数変換ブロック290に夫々含まれるPLL回路に基準信号(基準周波数の信号)を供給するものである。水晶発振器350は、水晶振動子370を用いて上記基準信号を生成する。
第1の周波数変換ブロック250は、第1の局部発振器として機能するPLL回路260、ミキサー271、ミキサー272を備える。
PLL回路260は、VCO262が含まれている。PLL回路260は、水晶発振器350から基準信号が供給され、第1の周波数信号SF1を生成してミキサー271とミキサー272に出力する。第1の周波数信号SF1の周波数は、7.2GHzである。
ミキサー271は、入力端子241と接続されている。ミキサー271は、第1の周波数信号SF1をローカル信号Loとして用い、入力端子241からの信号RFVを周波数変換して第1の変換信号VCを得てスイッチ280に出力する。第1の変換信号VCに含まれるローバンド側とハイバンド側の周波数帯域は、夫々、10.7〜11.7GHz、11.7〜12.75GHzである。
ミキサー272は、入力端子242と接続されている。ミキサー272は、第1の周波数信号SF1をローカル信号Loとして用い、入力端子242からの信号RFHを周波数変換して第2の変換信号HCを得てスイッチ280に出力する。第2の変換信号HCに含まれるローバンド側とハイバンド側の周波数帯域も、夫々、10.7〜11.7GHz、11.7〜12.75GHzである。
スイッチ280は、出力先選択回路として機能し、ミキサー271からの第1の変換信号VCを第2の周波数変換ブロック290の後述するミキサー312とミキサー322のいずれか一方に出力する。また、スイッチ280は、ミキサー272からの第2の変換信号HCも、第2の周波数変換ブロック290のミキサー312とミキサー322のいずれか一方に出力する。スイッチ280による第1の変換信号VCと第2の変換信号HCの出力先の選択は、Tone/Pola制御部361とTone/Pola制御部362からの制御信号に制御される。これについては、後述する。
第2の周波数変換ブロック290は、第2の局部発振器として機能するPLL回路300、2つの変換実行部、IFアンプ313、IFアンプ323を備える。1つの変換実行部は、分周器311、ミキサー312により構成され、もう1つの変換実行部は、分周器321、ミキサー322により構成される。
PLL回路300は、PLL回路260と同様に水晶発振器350から基準信号が供給され、VCO302が含まれている。PLL回路300は、第2の周波数信号SF2を生成して分周器311と分周器321に出力する。第2の周波数信号SF2の周波数は、3.4GHzである。
分周器311は、分周数がハイバンド用の「1」と、ローバンド用の「4/3」間で切替可能であり、第2の周波数信号SF2を分周してミキサー312に供する。分周器311がいずれの分周数を用いるかは、Tone/Pola制御部361により制御される。
ミキサー312は、分周器311からの信号をローカル信号Loとして用い、スイッチ280からの第1の出力信号OUT1を周波数変換してIFアンプ313に出力する。
IFアンプ313は、ミキサー312により得られた信号を増幅して第1の中間周波数帯域信号IFS1を得て、出力端子314を介してチューナに出力する。IFアンプ313に入力された信号及びIFアンプ313が出力する第1の中間周波数帯域信号IFS1の周波数帯域は、ローバンドの場合には0.95GHz〜1.95GHzであり、ハイバンドの場合には1.1〜2.15GHzである。
分周器321、ミキサー322、IFアンプ323は、分周器311、ミキサー312、IFアンプ313と夫々同様の動作をし、これらについての詳細な説明を省略する。スイッチ280から出力された第2の出力信号OUT2は、ミキサー322に入力され、IFアンプ323は、出力端子324を介して、第2の中間周波数帯域信号IFS2をチューナに出力する。
ここで、スイッチ280による出力先選択の制御と、分周器311及び分周器321による分周数の選択の制御を説明する。
DiSEqC仕様では、偏波の選択(垂直偏波か水平偏波か)と、バンドの選択(ハイバンドかローバンドか)は、チューナから出力されるTone/Pola信号に従って行われる。具体的には、偏波の選択はPola(Polarization)信号を用いて決定される。Bandの選択はTone信号を用いて決定される。より詳細には、偏波については、チューナから供給されるDC電源が18Vの場合、偏波が水平(H)に決定される。チューナから供給されるDC電源が13Vの場合、偏波が垂直(V)に決定される。また、Bandについては、DC電源に重畳された22kHzパルス信号が有りの場合、High Bandに決定される。DC電源に重畳された22kHzパルス信号が無しの場合、Low Bandに決定される。
Tone/Pola制御部361は、出力端子314に接続されたチューナからのPola信号に基づいて、偏波選択信号(ダウンコンバータ100における第1の出力選択信号CTR1に該当する)を生成してスイッチ280に出力する。また、Tone/Pola制御部361は、該チューナからのTone信号に基づいて、バンド選択信号(ダウンコンバータ100における第1のバンド選択信号SEL1に該当する)を生成して分周器311に出力する。
同様に、Tone/Pola制御部362は、出力端子324に接続されたチューナからのPola信号に基づいて、偏波選択信号(ダウンコンバータ100における第2の出力選択信号CTR2に該当する)を生成してスイッチ280に出力する。また、Tone/Pola制御部362は、該チューナからのTone信号に基づいて、バンド選択信号(ダウンコンバータ100における第2のバンド選択信号SEL2に該当する)を生成して分周器321に出力する。
ダウンコンバータ200は、第1の実施の形態にかかるダウンコンバータ100をより具現化してものであり、ダウンコンバータ100の全ての効果を得ることができる。
また、ダウンコンバータ200において、第1の周波数変換ブロック250のPLL回路260と、第2の周波数変換ブロック290のPLL回路300は、1つの水晶発振器350と1つの水晶振動子370を共用している。こうすることにより、ダウンコンバータ100の部品コストと回路規模を低減することができる。
さらに、出力先選択回路として、電流をほぼ消費しないスイッチ280を用いることにより、IFアンプなどを用いる場合より、ダウンコンバータの消費電力を低減することができる。
<第3の実施の形態>
図6は、第3の実施の形態にかかるダウンコンバータ400を示す。ダウンコンバータ400について、第2の実施の形態のダウンコンバータ200と異なる点についてのみ説明する。
ダウンコンバータ400において、ダウンコンバータIC240の代わりにダウンコンバータIC402が設けられている。
また、ダウンコンバータ400には、バンドパスフィルタ231とバンドパスフィルタ232が設けられておらず、前段増幅部220が出力した信号は、直接信号RFVと信号RFHとしてダウンコンバータIC402に出力される。
ダウンコンバータIC402は、第2の周波数変換ブロック290の代わりに第2の周波数変換ブロック404が設けられている点を除き、ダウンコンバータ100のダウンコンバータIC240と同様である。
第2の周波数変換ブロック404では、分周器311とミキサー312により構成された変換実行部の代わりに変換実行部410が設けられており、分周器321とミキサー322により構成された変換実行部の代わりに変換実行部420が設けられている。他の機能ブロックは、第2の周波数変換ブロック290の相対応する機能ブロックと同様である。
図7は、変換実行部410を示す。変換実行部410は、分周器311、位相シフタ411、イメージリジェクションミキサー412を備える。
分周器311は、ダウンコンバータ200における分周器311である。位相シフタ411は、分周器311が出力した信号の移相を90度シフトする。分周器311からの信号と、位相シフタ411からの信号は、イメージリジェクションミキサー412に出力される。
イメージリジェクションミキサー412は、I/Qミキサー413、移相器(POLY PHASE SHIFTER)416、加算器417を有する。
I/Qミキサー413のIミキサー414は、分周器311からの信号をローカル信号Loとして用い、第1の出力信号OUT1を周波数変換して移相器416に出力する。
I/Qミキサー413のQミキサー415は、位相シフタ411からの信号をローカル信号Loとして用い、第1の出力信号OUT1を周波数変換して移相器416に出力する。
移相器416は、Iミキサー414とQミキサー415からの信号の移相を夫々シフトして加算器417に出力する。加算器417は、移相器416からの2つの信号を混合してIFアンプ313に出力する。
図8は、変換実行部510を示す。変換実行部510は、分周器321、位相シフタ511、イメージリジェクションミキサー512を備える。
分周器321は、ダウンコンバータ200における分周器321である。位相シフタ511は、分周器321が出力した信号の移相を90度シフトする。分周器321からの信号と、位相シフタ511からの信号は、イメージリジェクションミキサー512に出力される。
イメージリジェクションミキサー512は、I/Qミキサー513、移相器(POLY PHASE SHIFTER)516、加算器517を有する。
I/Qミキサー513のIミキサー514は、分周器321からの信号をローカル信号Loとして用い、第2の出力信号OUT2を周波数変換して移相器516に出力する。
I/Qミキサー513のQミキサー515は、位相シフタ511からの信号をローカル信号Loとして用い、第2の出力信号OUT2を周波数変換して移相器516に出力する。
移相器516は、Iミキサー514とQミキサー515からの信号の移相を夫々シフトして加算器517に出力する。加算器517は、移相器516からの2つの信号を混合してIFアンプ323に出力する。
ダウンコンバータ400において、第2の周波数変換ブロック404が、イメージリジェクションミキサー412とイメージリジェクションミキサー512によりダウンコンバージョンを行う。そのため、ダウンコンバージョン時のイメージ側のノイズ重ね合わせ成分をキャンセルし、ダウンコンバータの雑音指数(NF:Noise Figure)の改善を図ることができる。本願発明者が実際に行った実験では、3dB程度のNFの改善が観察されている。
さらに、ダウンコンバータIC402がイメージ除去機能を備えることにより、ダウンコンバータIC402の前段にあるバンドパスフィルタが不要となる。
<第4の実施の形態>
上述した各実施の形態は、2出力のダウンコンバータを例にしている。本技術は、2以上の任意の数の出力を有するダウンコンバータにも適用することができる。
一例として、4出力の出力を有するダウンコンバータを説明する。
図9は、第4の実施の形態にかかるダウンコンバータ600を示す。ダウンコンバータ600についても、ダウンコンバータ200と異なる点のみを説明する。
ダウンコンバータ600は、ダウンコンバータ200の2つの出力(第1の中間周波数帯域信号IFS1、第2の中間周波数帯域信号IFS2)に加え、さらに、第3の中間周波数帯域信号IFS3と第4の中間周波数帯域信号IFS4の2つの出力を有する。
そのため、第3の中間周波数帯域信号IFS3と第4の中間周波数帯域信号IFS4に夫々対応する3端子レギュレータ383と3端子レギュレータ384が追加されている。
ダウンコンバータ600において、ダウンコンバータIC240の代わりにダウンコンバータIC640が設けられている。
ダウンコンバータIC640は、スイッチ280の代わりにスイッチ680が設けられ、第2の周波数変換ブロック290の代わりに第2の周波数変換ブロック690が設けられている。また、第3の中間周波数帯域信号IFS3と第4の中間周波数帯域信号IFS4に夫々対応するTone/Pola制御部363とTone/Pola制御部364が追加されている。
スイッチ680は、2入力、4出力のスイッチであり、第3の出力信号OUT3と第4の出力信号OUT4が追加された点を除き、ダウンコンバータIC240におけるスイッチ280と同様である。
第2の周波数変換ブロック690は、ダウンコンバータIC240における第2の周波数変換ブロック290に対して、第3の中間周波数帯域信号IFS3と第4の中間周波数帯域信号IFS4に夫々対応する変換実行部と、該2つの変換実行部に夫々対応するIFアンプ333とIFアンプ343が追加されている。
第3の中間周波数帯域信号IFS3に対応する変換実行部は、分周器331、ミキサー332から構成される。第4の中間周波数帯域信号IFS4に対応する変換実行部は、分周器341、ミキサー342から構成される。
ダウンコンバータ600において追加された構成要素は、ダウンコンバータ200の相対応する機能ブロックと同様の動作をするため、ここで詳細な説明を省略する。
<第5の実施の形態>
以上の各実施の形態のダウンコンバータは、第1の周波数変換ブロックが第2の周波数変換ブロックより前段に設けられた場合の例である。第2の周波数変換ブロックを、第1の周波数変換ブロックより前段に設けるようにしてもよい。
図5は、第5の実施の形態にかかるダウンコンバータ700を示す図である。図示のように、ダウンコンバータ700は、第1の周波数変換ブロック110と第2の周波数変換ブロック150の前後関係が、ダウンコンバータ100の場合とは逆になっている点を除き、ダウンコンバータ100と同様である。
ダウンコンバータ700は、ダウンコンバージョンの量が多い第1の周波数変換ブロック110が第2の周波数変換ブロック150より後段に設けられたため、ダウンコンバータ100より多くの電流を消費する。この点を除き、スプリアスの回避など、ダウンコンバータ100の全ての効果を得ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、ダウンコンバータ600の第2の周波数変換ブロック690内の各ミキサーをイメージリジェクションミキサーとしてもよい。
また、ダウンコンバータ200、ダウンコンバータ400、ダウンコンバータ600に対して、第1の周波数変換ブロックと第2の周波数変換ブロックの前後関係を逆にしてもよい。
100 ダウンコンバータ
110 第1の周波数変換ブロック
120 第1の局部発振器
131、132 ミキサー
140 出力先選択回路
141、142 入力端子
143、144 出力端子
150 第2の周波数変換ブロック
160 第2の局部発振器
170、180 変換実行部
171、181 分周器
172、182 ミキサー
200 ダウンコンバータ
210 フィードホーン
220 前段増幅部
221、222、223、224 RFアンプ
225 バイアスIC
231、232 バンドパスフィルタ
240 ダウンコンバータIC
241、242 入力端子
243、244、245 電源端子
250 第1の周波数変換ブロック
260 PLL回路
262 VCO
271、272 ミキサー
280 スイッチ
290 第2の周波数変換ブロック
300 PLL回路
302 VCO
311、321、331、341 分周器
312、322、332、342 ミキサー
313、323、333、343 IFアンプ
314、324 出力端子
350 水晶発振器
361、362、263、364 Tone/Pola制御部
370 水晶振動子
381、382、383、384 3端子レギュレータ
402 ダウンコンバータIC
404 第2の周波数変換ブロック
410、510 変換実行部
411、511 位相シフタ
412、512 イメージリジェクションミキサー
413、513 I/Qミキサー
414、514 Iミキサー
415、515 Qミキサー
416、516 移相器
417、517 加算器
600 ダウンコンバータ
640 ダウンコンバータIC
680 スイッチ
690 第2の周波数変換ブロック
700 ダウンコンバータ
CTR1 第1の出力選択信号
CTR2 第2の出力選択信号
IFS1 第1の中間周波数帯域信号
IFS2 第2の中間周波数帯域信号
IFS3 第3の中間周波数帯域信号
IFS4 第4の中間周波数帯域信号
OUT1 第1の出力信号
OUT2 第2の出力信号
OUT3 第3の出力信号
OUT4 第4の出力信号
SEL1 第1のバンド選択信号
SEL2 第2のバンド選択信号
SF1 第1の周波数信号
SF2 第2の周波数信号
V 垂直偏波
H 水平偏波
VC 第1の変換信号
HC 第2の変換信号

Claims (6)

  1. 衛星放送の受信信号を中間周波数帯域にダウンコンバージョンするダウンコンバータであって、
    周波数が第1の周波数である第1の周波数信号を生成する第1の局部発振器を有し、該第1の周波数信号をローカル信号として前記受信信号に含まれる水平偏波と垂直偏波を夫々周波数変換して第1の変換信号と第2の変換信号を得る第1の周波数変換ブロックと、
    前記第1の変換信号と前記第2の変換信号が夫々入力される2つの入力端子と、N(N≧2)個の出力端子を有し、夫々の前記入力端子に入力された信号を選択的に前記N個の出力端子に出力する出力先選択回路と、
    前記N個の出力端子から出力された信号が入力される第2の周波数変換ブロックとを備え、
    前記第2の周波数変換ブロックは、
    周波数が第2の周波数である第2の周波数信号を生成する第2の局部発振器と、
    前記出力先選択回路の前記N個の出力端子と夫々接続されるN個の変換実行部とを有し、
    前記変換実行部は、
    分周数がローバンド用の第1の分周数とハイバンド用の第2の分周数間で切替可能な分周器と、
    前記分周器により前記第2の周波数信号を分周して得た信号をローカル信号として前記出力端子からの信号を周波数変換するミキサーを有し、
    前記第1の周波数と前記第2の周波数の差は、前記中間周波数帯域外である、
    ダウンコンバータ。
  2. 前記中間周波数帯域は、0.95〜2.15GHzであり、
    前記第1の周波数と前記第2の周波数は、夫々、7.2GHzと3.4GHzであり、
    前記第1の分周数と前記第2の分周数は、夫々、4/3と1である、
    請求項1に記載のダウンコンバータ。
  3. 前記出力先選択回路は、スイッチである、
    請求項1または2に記載のダウンコンバータ。
  4. 前記第1の局部発振器と前記第2の局部発振器は、VCO(Voltage Controlled Oscillator)を含むPLL回路(PLL:Phase Locked Loop)であり、同一の水晶発振器から基準信号が供給される、
    請求項1または2に記載のダウンコンバータ。
  5. 前記変換実行部は、
    前記分周器からの信号に対して位相を90度シフトして得た信号を出力する位相シフタをさらに備え、
    前記ミキサーは、前記分周器からの信号と前記位相シフタからの信号をローカル信号として用いるI/Qミキサーを含むイメージリジェクションミキサーである、
    請求項1または2に記載のダウンコンバータ。
  6. 衛星放送の受信信号を中間周波数帯域にダウンコンバージョンするダウンコンバータであって、
    第1の周波数変換ブロックと、該第1の周波数変換ブロックより前段に設けられた第2の周波数変換ブロックと、前記第2の周波数変換ブロックと前記第1の周波数変換ブロックとの間に設けられた出力先選択回路とを備え、
    前記第2の周波数変換ブロックは、
    周波数が第2の周波数である第2の周波数信号を生成する第2の局部発振器と、
    前記受信信号に含まれる水平偏波と垂直偏波のいずれか一方が入力されるN個の第2の変換実行部とを有し、
    前記第2の変換実行部は、
    分周数がローバンド用の第1の分周数とハイバンド用の第2の分周数間で切替可能な分周器と、
    前記分周器により前記第2の周波数信号を分周して得た信号をローカル信号として前記出力端子からの信号を周波数変換する第2のミキサーとを有し、
    前記出力先選択回路は、N個の前記第2のミキサーと夫々接続されるNの入力端子と、N個の出力端子を有し、夫々の前記入力端子に入力された信号を選択的に前記N個の出力端子に出力し、
    前記第1の周波数変換ブロックは、
    周波数が第1の周波数である第1の周波数信号を生成する第1の局部発振器と、
    前記出力先選択回路の前記N個の出力端子と夫々接続され、前記第1の周波数信号をローカル信号として用い、接続された前記出力端子からの信号を周波数変換するN個の第1のミキサーとを備え、
    前記第1の周波数と前記第2の周波数の差は、前記中間周波数帯域外である、
    ダウンコンバータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018082299A1 (zh) * 2016-11-04 2018-05-11 华讯方舟科技有限公司 一种Ku波段变频电路及变频器
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