JPH10322239A - スーパーヘテロダイン方式の送受信機 - Google Patents

スーパーヘテロダイン方式の送受信機

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JPH10322239A
JPH10322239A JP9141063A JP14106397A JPH10322239A JP H10322239 A JPH10322239 A JP H10322239A JP 9141063 A JP9141063 A JP 9141063A JP 14106397 A JP14106397 A JP 14106397A JP H10322239 A JPH10322239 A JP H10322239A
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JP
Japan
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frequency
oscillator
output
pll circuit
reference oscillator
Prior art date
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Pending
Application number
JP9141063A
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English (en)
Inventor
Hideto Kano
秀人 加納
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発振器を共用することにより小型化、低消費
電力化したス−パ−ヘテロダイン方式の送受信機を提供
すること。 【解決手段】 従来構成のス−パ−ヘテロダイン方式の
送受信機の第2のPLL回路、CPUクロック発振器及
びDSPクロック発振器を除去し、基準発振器31の出
力周波数を第2局部発振周波数としてミキサ8に供給
し、該基準発振器31の出力周波数を分周器32で分周
して第1のPLL回路41に供給し、第1のPLL回路
41の出力周波数を基準発振器31の出力周波数とミキ
サ17で混合し第1局部発振周波数としてミキサ5及び
変調器21に供給し、該基準発振器31の出力周波数を
分周器33、34で分周してCPUクロック周波数、D
SPクロック周波数として使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はス−パ−ヘテロダイ
ン方式の送受信機に関し、特に携帯電話機や自動車電話
機の送受信機として好適なス−パ−ヘテロダイン方式の
送受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の携帯電話機や自動車電話機
等で使用されるダブルス−パ−ヘテロダイン送受信機の
構成例を示す図である。図示するように、従来の送受信
機はアンテナ1、該アンテナ1を送信と受信に共用する
為のアンテナ共用器2、高周波増幅器3、不要波を除去
するためのバンドパスフィルタ4、ダウンコンバ−ジョ
ンするためのミキサ5、第1中間周波フィルタ6、第1
中間周波増幅器7、ミキサ8、第2中間周波フィルタ
9、第2中間周波増幅器10、変調器21、ミキサ1
7、バンドパスフィルタ18、増幅器19、バンドパス
フィルタ22、前置増幅器23、電力増幅器24及び第
1のPLL回路41、第2のPLL回路42、基準発振
器20(いずれも後述)を具備する。
【0003】発振回路は温度補償型水晶発振器等の基準
発振器20、第1のPLL(フェ−ズロックドル−プ)
回路41、第2のPLL回路42で構成される。前記第
1のPLL回路41は位相比較器13、ロ−パスフィル
タ12、電圧制御発振器11で構成され、前記第2のP
LL回路42は位相比較器16、ロ−パスフィルタ1
5、電圧制御発振器14で構成される。
【0004】第1のPLL回路41及び第2のPLL回
路42は基準発振器20の出力周波数を入力し、それぞ
れ所定の周波数を出力し、該出力周波数はミキサ17で
混合されバンドパスフィルタ18で不要波が除去され、
増幅器19で増幅されて、第1局部発振周波数としてミ
キサ5に供給されると共に、変調器21に供給される。
第2のPLL回路42の出力はミキサ8に供給され、第
2中間周波数変換に使用される。
【0005】上記の他に送受信機には、送受信機全体を
制御するCPUに供給するクロック周波数の発振器、D
SPに供給するクロック周波数の発振器等が設けられて
いるが、ここでは図示を省略する。
【0006】上記構成の送受信機において、受信時、ア
ンテナ1で受信された受信信号はアンテナ共用器2を介
して高周波増幅器3に送られ増幅される。該増幅された
信号はバンドパスフィルタ4で不要波が除去された後、
ミキサ5において増幅器19からの第1局部発振周波数
でダウンコンバ−ジョンされ第1中間周波フィルタ6で
不要波が除去され第1中間周波信号となり、第1中間周
波増幅器7で増幅される。
【0007】更に、該第1中間周波信号はミキサ8でP
LL回路42からの受信用第2局部発振周波数でダウン
コンバ−ジョンされ、第2中間周波フィルタ9で不要波
が除去され第2中間周波信号となり、第2中間周波増幅
器10で増幅され復調器(図示省略)で復調される。
【0008】一方、ベ−スバンドの出力信号は変調器2
1において増幅器19からの第1局部発振周波数で変調
された後、バンドパスフィルタ22で不要波が除去され
る。不要波が除去された信号は前置増幅23で増幅さ
れ、更に器電力増幅器24で規定電力まで増幅され、ア
ンテナ共用器2を介してアンテナ1に供給される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来の送受信機は第1のPLL回路41、第2
のPLL回路42、基準発振器20、CPUクロック発
振器及びDSPクロック発振器(図では省略)を有する
ため回路が大規模になり、その駆動のために消費電力が
増大するという問題があった。また、発振器の基板に占
める面積も大きくなり、携帯電話機や自動車電機話の小
型化を図る上で不都合であった。
【0010】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、発振器を共用することにより低消費電力化及び小型
化が可能なス−パ−ヘテロダイン方式の送受信機を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は基準発振器、第1のPLL回路、第2のPLL
回路、CPUクロック周波数を出力するCPUクロック
発振器及びDSPクロック周波数を出力するDSPクロ
ック発振器を具備し、基準発振器の出力を第1のPLL
回路及び第2のPLL回路に入力し、両PLL回路の出
力を混合し第1局部発振周波数として使用し、第2のP
LL回路の出力を第2局部発振周波数として使用するス
−パ−ヘテロダイン方式の送受信機において、第2のP
LL回路、CPUクロック発振器及びDSPクロック発
振器を除去し、基準発振器の出力周波数を第2局部発振
周波数として使用し、該基準発振器の出力周波数を所定
の分周比で分周して第1のPLL回路に供給し、第1の
PLL回路の出力周波数を該基準発振器の出力周波数と
混合し第1局部発振周波数として使用し、基準発振器の
出力周波数を所定の分周比で分周してCPUクロック周
波数とすると共に所定の分周比で分周してDSPクロッ
ク周波数として使用するように構成したことを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のス−パ−ヘ
テロダイン方式の送受信機の構成例を示す図である。同
図において、図2と同一符号を付した部分は同一部分を
示すのでここではその説明は省略する。
【0013】図示するように、本発明のス−パ−ヘテロ
ダイン方式の送受信機はSAW(弾性表面波)発振器等
の基準発振器31、適切な分周比に設定された分周器3
2、分周器33、分周器34を設け、基準発振器31の
出力を各分周器へ入力し、分周器32の出力をPLL回
路41へ入力し、分周器33の出力をCPUのクロック
周波数として使用し、分周器34の出力をDSPのクロ
ック周波数として使用するように構成することにより、
発振器を一台の基準発振器31で共用するようにしたこ
とを特徴とする。
【0014】基準発振器31の出力周波数は受信用の第
2局部発振周波数としてミキサ8に供給されると同時に
ミキサ17に供給される。また、PLL回路41の出力
周波数はミキサ17に供給され、該ミキサ17で基準発
振器31の出力周波数と混合され、バンドパスフィルタ
18で不要波が除去され増幅器19で増幅され、第1局
部発振周波数としてミキサ5に供給されると共に、変調
器21へ供給される。
【0015】なお、CPUクロック周波数、DSPクロ
ック周波数によっては分周器33及び分周器34はどち
らか一方だけ使用するように構成してもよく、又、分周
器34で分周した後、分周器33で分周するように構成
してもよい。
【0016】上述したように、本実施形態例によれば基
準発振器31、適切な分周比に設定された分周器32、
分周器33及び分周器34を設け、基準発振器31の出
力を各分周器へ入力し、分周器32の出力をPLL回路
41へ入力し、分周器33の出力をCPUクロック周波
数として使用し、分周器34の出力をDSPクロック周
波数として使用するように構成したので、発振器は一台
の基準発振器31で済み、従来方式と較べPLL回路4
2の電圧制御発振器14、ロ−パスフィルタ15、位相
比較器16及びCPUクロック発振器、DSPクロック
発振器を削除することができる。
【0017】上記のようにPLL回路42の電圧制御発
振器14、ロ−パスフィルタ15、位相比較器16及び
CPUクロック発振器、DSPクロック発振器を削除す
ることにより、これらが消費する電力が無くなり、低消
費電力化を図ることができる。また、これらを削除した
ことにより、その基板の実装スペースが小さくなり、携
帯電話機や自動車電話機の小型化が図れる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のス−パ−ヘテロダイン方式の送受信機において、第
2のPLL回路、CPUクロック発振器及びDSPクロ
ック発振器を除去し、基準発振器の出力周波数を第2局
部発振周波数として使用し、該基準発振器の出力周波数
を所定の分周比で分周して第1のPLL回路に供給し、
該第1のPLL回路の出力周波数を該基準発振器の出力
周波数と混合し第1局部発振周波数として使用し、該基
準発振器の出力周波数を所定の分周比で分周してCPU
クロック信号とすると共に所定の分周比で分周してDS
Pクロック信号として使用するように構成したので、小
型化、低消費電力化を図ることができるという優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のス−パ−ヘテロダイン方式の送受信機
の構成例を示す図である。
【図2】従来のス−パ−ヘテロダイン方式の送受信機の
構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 アンテナ共用器 3 高周波増幅器 4 バンドパスフィルタ 5 ミキサ 6 第1中間周波フィルタ 7 第1中間周波増幅器 8 ミキサ 9 第2中間周波フィルタ 10 第2中間周波増幅器 11 電圧制御発振器 12 ロ−パスフィルタ 13 位相比較器 14 電圧制御発振器 15 ロ−パスフィルタ 16 位相比較器 17 ミキサ 18 バンドパスフィルタ 19 増幅器 20 基準発振器 21 変調器 22 バンドパスフィルタ 23 前置増幅器 24 電力増幅器 31 基準発振器 32 分周器 33 分周器 34 分周器 41 PLL回路 42 PLL回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準発振器、第1のPLL回路、第2の
    PLL回路、CPUクロック周波数を出力するCPUク
    ロック発振器及びDSPクロック周波数を出力するDS
    Pクロック発振器を具備し、前記基準発振器の出力を第
    1のPLL回路及び第2のPLL回路に入力し、両PL
    L回路の出力を混合し第1局部発振周波数として使用
    し、第2のPLL回路の出力を第2局部発振周波数とし
    て使用するス−パ−ヘテロダイン方式の送受信機におい
    て、 前記第2のPLL回路、CPUクロック発振器及びDS
    Pクロック発振器を除去し、 前記基準発振器の出力周波数を第2局部発振周波数とし
    て使用し、該基準発振器の出力周波数を所定の分周比で
    分周して前記第1のPLL回路に供給し、該第1のPL
    L回路の出力周波数を該基準発振器の出力周波数と混合
    し前記第1局部発振周波数として使用し、該基準発振器
    の出力周波数を所定の分周比で分周してCPUクロック
    周波数とすると共に所定の分周比で分周して前記DSP
    クロック周波数として使用するように構成したことを特
    徴とするス−パ−ヘテロダイン方式の送受信機。
JP9141063A 1997-05-14 1997-05-14 スーパーヘテロダイン方式の送受信機 Pending JPH10322239A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020092419A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド 電子チップを有する送受信器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020092419A (ja) * 2018-12-06 2020-06-11 ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド 電子チップを有する送受信器

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