JP2001044880A - 送受信機 - Google Patents

送受信機

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JP2001044880A
JP2001044880A JP11212534A JP21253499A JP2001044880A JP 2001044880 A JP2001044880 A JP 2001044880A JP 11212534 A JP11212534 A JP 11212534A JP 21253499 A JP21253499 A JP 21253499A JP 2001044880 A JP2001044880 A JP 2001044880A
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JP
Japan
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frequency
local oscillation
multiplier
oscillator
signal
Prior art date
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JP11212534A
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English (en)
Inventor
Takashi Sotono
隆史 外野
Hideto Kano
秀人 加納
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 局部発振回路の替りに逓倍器及び分周器を使
用することにより、局部発振回路を削除し、消費電力を
低減し小型で廉価な送受信機を提供すること。 【解決手段】 2段以上の周波数変換手段を有するスー
パーヘテロダイン方式の送受信機において、一個の基準
発振器27と複数個の周波数逓倍器28、29を設け、
基準発振器27の出力信号を各周波数逓倍器28、29
に入力し、各周波数逓倍器28、29で所定の周波数に
上げられた出力信号を局部発振周波数信号として各周波
数変換手段へ供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダブルスーパーヘテ
ロダイン方式の送受信機で局部発振回路の個数を減らす
ことにより消費電力を低減した送受信機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の送受信機(ダブルスーパー
ヘテロダイン方式)の構成例を示す図である。図示する
ように、従来の送受信機はアンテナ1、アンテナ共用器
2、高周波増幅器3、バンドパスフィルタ4、ミキサ
5、バンドパスフィルタ6、第1中間周波増幅器7、ミ
キサ8、バンドパスフィルタ9、第2中間周波増幅器1
0、電圧制御発振器11、ループフィルタ12、PLL
(Pase locked Loop)13、電圧制御発振器14、ループ
フィルタ15、PLL16、電圧制御発振器17、ルー
プフィルタ18、PLL19、(温度補償型)水晶発振
器20、変調器21、バンドパスフィルタ22、ミキサ
23、バンドパスフィルタ24、前置増幅器25、電力
増幅器26を具備する。
【0003】アンテナ1は送受信共用のアンテナであ
り、送受信信号はアンテナ共用器2で切替られて送信/
受信に使用される。受信の場合、アンテナ1で受信した
受信信号は高周波増幅器3で増幅され、バンドパスフィ
ルタ4で不要波が除去され、ミキサ5で第1局部発振周
波数(後述)と混合してダウンコンバージョンされバン
ドパスフィルタ6で不要波が除去されて第1中間周波数
に変換される。
【0004】更に、第1中間周波数に変換された信号は
第1中間周波増幅器7で増幅され、ミキサ8で受信第2
局部発振周波数(後述)と混合してダウンコンバージョ
ンされバンドパスフィルタ9で不要波が除去され第2中
間周波数に変換される。第2中間周波数に変換された信
号は第2中間周波増幅器10で増幅された後、復調器
(図では省略)で復調される。
【0005】送信する場合、ベースバンド信号は変調器
21で送信第2局部発振周波数(後述)を変調し、その
出力信号はバンドパスフィルタ22で不要波が除去さ
れ、ミキサ23で第1局部発振周波数と混合しアップコ
ンバージョンされバンドパスフィルタ24で不要波が除
去され前置増幅器25で増幅され、更に電力増幅器26
で規定電力まで増幅されてアンテナ共用器2を経てアン
テナ1に供給され送信される。
【0006】上記第1局部発振周波数の信号は、温度補
償型水晶発振器等の水晶発振器20及び電圧制御発振器
11、ループフィルタ12、PLL13で構成される発
振回路で発生し、ミキサ5及びミキサ23へ供給され
る。同様に、上記受信第2局部発振周波数の信号は、温
度補償型水晶発振器等の水晶発振器20及び電圧制御発
振器14、ループフィルタ15、PLL16で構成され
る発振回路で発生しミキサ8へ供給される。上記送信第
2局部発振周波数の信号は、温度補償型水晶発振器等の
水晶発振器20及び電圧制御発振器17、ループフィル
タ18、PLL19で構成される発振回路で発生し変調
器21へ供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来の送受信機の送受信用の局部発振回路(P
LLループ回路}は周波数変換段数に比例して増加し
(上記例では3回路)、回路が大規模になり消費電力が
増大し、特にバッテリを電源として使用する携帯用端末
では不適当であるという問題があった。
【0008】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、局部発振回路の替りに逓倍器及び分周器を使用する
ことにより、局部発振回路を除去し、消費電力を低減し
小型で廉価な送受信機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は2段以上の周波数変換手段を有するスーパーヘ
テロダイン方式の送受信機において、一個の基準発振器
と複数個の周波数逓倍器を設け、基準発振器の出力信号
を前記各周波数逓倍器に入力し、各周波数逓倍器で所定
の周波数に上げられた出力信号を局部発振周波数信号と
して各周波数変換手段へ供給することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の送受信機
の構成例を示す図である。図示するように、本発明の送
受信機は基準発振器27、逓倍器28、逓倍器29、分
周器30を設け、受信第2局部発振周波数の信号、及び
送信第2局部発振周波数の信号を発生させたものである
(詳細は後述)。図1で従来例と同じ番号のものは同一
機能を有するのでここでの説明は省略する。
【0011】基準発振器27は温度補償型の水晶発振器
又はSAW(弾性表面波)素子を使用した発振器であ
り、逓倍器28、及び逓倍器29は基準発振器27の出
力周波数をそれぞれA倍、B倍する逓倍器である。分周
器30は基準発振器27の出力周波数をN分割する分周
器である。但しNを1とする時は分周器30を省略する
ことが出来る。
【0012】基準発振器27の出力周波数は、受信時に
は逓倍器28によりA倍され受信第2局部発振周波数と
してミキサ8に供給される。また、送信時には逓倍器2
9によりB倍され、送信第2局部発振周波数として変調
器21に供給される。このように基準発振器27の出力
周波数を受信及び送信の第2局部発振として共用するた
め、従来方式の局部発振回路(図3の電圧制御発振器1
4、ループフィルタ15、PLL16からなる回路と、
電圧制御発振器17、ループフィルタ18、PLL19
からなる回路)を削除することができ、回路の小型化、
低価格化を図ることができる。尚、第1局部発振周波数
の信号は基準発振器27の出力周波数を分周器30で1
/Nに分周し、電圧制御発振器11、ループフィルタ1
2、PLL13からなる発振回路(PLLループ回路)
へ供給することにより発生している。
【0013】図2は本発明の送受信機の他の構成例を示
す図である。本送受信機は図2に示すように、逓倍器2
9の出力周波数である送信第2局部発振周波数と、電圧
制御発振器11、ループフィルタ12及びPLL13か
らなる第1局部発振周波数の出力周波数をミキサ23で
混合しアップコンバージョンした後、バンドパスフィル
タ22で不要波を除去し、変調器21に供給するように
構成している。
【0014】ここで基準発振器27の基準周波数と逓倍
器28の設定倍率A、及び逓倍器29の設定倍率B及び
各部の周波数の関係を数式で説明する。受信周波数をF
RX、第1局部発振周波数をFLO1、第1中間周波数をF
IF1、第2中間周波数をFIF2、受信第2局部発振周波数
をFRL2、送信第2局部発振周波数をFTL2、送信周波数
をFTX、基準周波数をFOSCとすると次式が成立する。 FRX−FLO1=FIF 式(1)−1 但し(FRX>FLO1) FLO1−FRX=FIF 式(1)−2 (FRX<FLO1) FRL2−FIF1=FIF2 式(2)−1 (FRL2>FIF1) FIF1−FRL2=FIF2 式(2)−2 (FRL2<FIF1) FLO1+FTL2=FTX 式(3)−1 (FTX>FLO1) FLO1−FTL2=FTX 式(3)−2 (FTX<FLO1
【0015】また、受信第2局部発振周波数FRL2
び、送信第2局発振周波数FTL2はそれぞれ基準周波数
OSCを用いて次式のように表すことができる。 FRL2=A×FOSC 式(4) FTL2=B×FOSC 式(5) ここでAは逓倍器28の設定倍率、Bは逓倍器29の設
定倍率とする。
【0016】従って、上記の式(1)〜式(5)より次
式が与えられる。 FRX>FLO1、FRL2>FIF1、FTX>FLO1のとき、 FOSC={(FRX−FTX)+FIF2}/(A−B) 式(6) FRX>FLO1、FRL2<FIF1、FTX>FLO1のとき、 FOSC={(FRX−FTX)−FIF2}/(A−B) 式(7) FRX>FLO1、FRL2>FIF1、FTX<FLO1のとき、 FOSC={(FRX−FTX)+FIF2}/(A+B) 式(8) FRX>FLO1、FRL2<FIF1、FTX<FLO1のとき、 FOSC={(FRX−FTX)−FIF2}/(A+B) 式(9) FRX<FLO1、FRL2>FIF1、FTX>FLO1のとき、 FOSC={(FTX−FRX)+FIF2}/(A+B) 式(10) FRX<FLO1、FRL2<FIF1、FTX>FLO1のとき、 FOSC={(FTX−FRX)−FIF2}/(A+B) 式(11) FRX<FLO1、FRL2>FIF1、FTX<FLO1のとき、 FOSC={(FTX−FRX)+FIF2}/(A−B) 式(12) FRX<FLO1、FRL2<FIF1、FTX<FLO1のとき、 FOSC={(FTX−FRX)−FIF2}/(A−B) 式(13)
【0017】受信周波数FRX及び送信周波数FTXはシス
テムにより決定されるため、式(6)〜式(13)よ
り、第2中間周波数FIF2及び逓倍器28の倍率A、及
び逓倍器29の倍率Bを設定することで基準周波数F
OSCを求めることが出来る。但し、倍率A及び倍率Bの
値が1の時には、その構成素子を省略することが出来
る。
【0018】以上説明したように本発明の実施の形態例
によれば基準発振器27の出力周波数を逓倍器28及び
逓倍器29を用いて所定の周波数に上げ、送信及び受信
の第2局部発振周波数の信号として供給することで従来
の第2局部発振回路を削除したので、回路が小型化され
消費電力も低減される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記のような優れた効果が期待される。一個の基準発振器
と複数個の周波数逓倍器を設け、基準発振器の出力信号
を各周波数逓倍器に入力し、各周波数逓倍器で所定の周
波数に上げられた出力信号を局部発振周波数信号として
各周波数変換手段へ供給する手段を設けたので、従来の
局部発振回路は削除することが可能となり、小型化及び
コストを低減することができる。また、消費電力も低減
され、待ち受け時間を延長することができると共に、通
話時間も長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送受信機のブロック構成例を示す図で
ある。
【図2】本発明の送受信機のブロック構成例を示す図で
ある。
【図3】従来の送受信機のブロック構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 アンテナ共用器 3 高周波増幅器 4 バンドパスフィルタ 5 ミキサ 6 バンドパスフィルタ 7 第1中間周波増幅器 8 ミキサ 9 バンドパスフィルタ 10 第2中間周波増幅器 11 電圧制御発振器 12 ループフィルタ 13 PLL(Pase locked Loop) 14 電圧制御発振器 15 ループフィルタ 16 PLL(Pase locked Loop) 17 電圧制御発振器 18 ループフィルタ 19 PLL(Pase locked Loop) 20 (温度補償型)水晶発振器 21 変調器 22 バンドパスフィルタ 23 ミキサ 24 バンドパスフィルタ 25 前置増幅器 26 電力増幅器 27 基準発振器 28 逓倍器 29 逓倍器 30 分周器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2段以上の周波数変換手段を有するスー
    パーヘテロダイン方式の送受信機において、 一個の基準発振器と複数個の周波数逓倍器を設け、 前記基準発振器の出力信号を前記各周波数逓倍器に入力
    し、前記各周波数逓倍器で所定の周波数に上げられた出
    力信号を局部発振周波数信号として前記各周波数変換手
    段へ供給することを特徴とする送受信機。
JP11212534A 1999-07-27 1999-07-27 送受信機 Pending JP2001044880A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007088768A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Mitsubishi Electric Corp 高周波モジュール装置
JP2008008900A (ja) * 2006-06-02 2008-01-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーダ装置
US7460055B2 (en) 2006-06-02 2008-12-02 Panasonic Corporation Radar apparatus

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