JP3252211B2 - スーパーヘテロダイン方式の送受信機 - Google Patents
スーパーヘテロダイン方式の送受信機Info
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Description
ン方式の送受信機に関し、特に携帯電話機や自動車電話
機に好適なス−パーヘテロダイン方式の送受信機に関す
るものである。
される従来のス−パーヘテロダイン方式の送受信機の構
成例を示す図である。図示するように、従来のス−パー
ヘテロダイン方式の送受信機はアンテナ1、該アンテナ
1を送信と受信で共用する為のアンテナ共用器2、高周
波増幅器3、不要波を除去するためのバンドパスフィル
タ4、ダウンコンバ−ジョンするためのミキサ5、第1
中間周波フィルタ6、第1中間周波増幅器7、ミキサ
8、第2中間周波フィルタ9、第2中間周波増幅器1
0、第1局部発振器11、受信用第2局部発振器12、
送信用第2局部発振器13、変調器14、高調波を除去
するためのロ−パスフィルタ15、ミキサ16、バンド
パスフィルタ17、規定電力まで増幅するための電力増
幅器18を具備する。
ンテナ1で受信された受信信号はアンテナ共用器2で分
離された後、高周波増幅器3に送られ増幅される。増幅
された信号はバンドパスフィルタ4で不要波が除去され
た後、ミキサ5において第1局部発振器11からの第1
局部発振周波数でダウンコンバ−ジョンされ、第1中間
周波フィルタ6で不要波が除去され第1中間周波信号と
なり、第1中間周波増幅器7で増幅される。さらに、第
1中間周波信号はミキサ8で受信用第2局部発振器12
からの受信用第2局部発振周波数でダウンコンバ−ジョ
ンされ、第2中間周波フィルタ9で不要波が除去され第
2中間周波信号となり、第2中間周波増幅器10で増幅
され復調器(図示省略)で復調される。
おいて、送信用第2局部発振器13からの送信用第2局
部発振周波数で変調された後、ロ−パスフィルタ15で
不要波が除去される。不要波が除去された信号はミキサ
16において第1局部発振器11からの第1局部発振周
波数でアップコンバ−ジョンされ、バンドパスフィルタ
17で不要波が除去された後、電力増幅器18で規定電
力まで増幅される。規定電力まで増幅された信号は、ア
ンテナ共用器2を介してアンテナ1に供給される。
たように従来構成の送受信機は受信用第2局部発振器1
2及び送信用第2局部発振器13を有しており、その駆
動のために大きな消費電力を必要とし、またこれら発振
器を基板に実装した場合その実装面積も大きくなり、携
帯電話機や自動車電話機の小型化に不都合となるという
問題があった。
で、受信系及び送信系の第2局部発振器を1つの発振器
で共用して用いることにより、小型化及び低消費電力化
に適したス−パーヘテロダイン方式の送受信機を提供す
ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、受信系と送信系を具備し、受
信系に少なくとも第1及び第2の周波数変換手段を有す
ると共に、送信系にベースバンドの信号を変調する変調
器を有するスーパーヘテロダイン方式の送受信機におい
て、受信系及び送信系の第2局部発振器を1つの発振器
で共用させ、発振器の出力周波数をN分周して受信系の
第2の周波数変換手段に供給するN分周器と、同発振器
の出力周波数をM分周するM分周器と、該M分周器の出
力周波数と前記受信系の第1局部発振器の出力周波数を
混合して前記送信系の変調器に供給するミキサを設けた
ことを特徴とする。
送信系を具備し、前記受信系に少なくとも第1及び第2
の周波数変換手段を有すると共に、前記送信系にベース
バンドの信号を変調する変調器を有するスーパーヘテロ
ダイン方式の送受信機において、受信系及び送信系の第
2局部発振器を1つの発振器で共用させ、発振器の出力
周波数をN分周して受信系の第2の周波数変換手段に供
給し、同発振器の出力周波数をM分周するよう、切替信
号により、分周比をN又はMに切替える切替分周器と、
該切替分周器でM分周された出力周波数と受信系の第1
局部発振器の出力周波数を混合して送信系の変調器に供
給するミキサを設けたことを特徴とする。
又は2に記載のスーパーヘテロダイン方式の送受信機に
おいて、第2中間周波数及び分周比NとMの値を設定す
ることにより、第2局部発振器の発振周波数を決定する
ことを特徴とする。
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のス−パーヘ
テロダイン方式の送受信機の構成例を示す図である。同
図において、図5と同一符号を付した部分は同一部分を
示すのでここではその説明は省略する。なお、他の図面
においても同様とする。
ダイン方式の送受信機は分周比NのN分周器21、分周
比MのM分周器22及び第2局部発振器23を設け、第
2局部発振器23の出力周波数をN分周器21でN分周
した周波数をミキサ8(第2中間周波変換用)に供給
し、M分周器22でM分周した周波数を変調器14に供
給することにより、一台の第2局部発振器23を送信系
及び受信系で共用することを特徴とする。
ズロックドル−プ)周波数シンセサイザを使用すること
もできる。なお、分周比N=1及び分周比M=1の時は
N分周器21及びM分周器22は不要になる。
設定例を示す。受信周波数をfRX、送信周波数をfTX、
第1局部発振周波数をf1、第2局部発振周波数をf2、
第1中間周波数をf1IF、第2中間周波数をf2IFとし、
各々Lower Local方式とした場合、図1から
明らかなように各周波数の間に次式が与えられる。 f1IF=fRX −f 1 (1) f2IF=f1IF −f 2 /N (2) f TX =f 1 +f 2 /M (3)
で決定されるため第2中間周波数f2IF及び分周比N、
分周比Mの値を設定すれば、第2局部発振周波数f2が
決定されることがわかる。
21、M分周器22を設けることにより、従来は送信系
と受信系にそれぞれ使用していた2台の第2局部発振器
が一台で済むことになり、その駆動のための消費電力が
減少する。また、分周器はIC化が容易で他のIC部品
に容易に組み込むことができるので小型化が可能とな
る。更に、第2局部発振器23としてPLL周波数シン
セサイザを使用した場合、PLLの比較周波数を各々N
倍、M倍で使用できるためロックアップタイムを高速に
することができ、周波数の立上りが速くなり更に低消費
電力化できる。
の送受信機の他の構成例を示す図である。同図はベ−ス
バンドの信号が変調器14において送信周波数で変調さ
れる直接変調方式の場合である。
器22でM分周され、ミキサ24に供給され、該ミキサ
24で第1局部発振器11の出力周波数と混合し、バン
ドパスフィルタ25で不要波を除去した後、変調器14
に供給する。中間周波数と分周比M、分周比Nの関係は
図1の場合と同じなのでその説明は省略する。この場合
も図1に示す場合と同様に低消費電力化及び小型化が可
能となる。
の送受信機の他の構成例を示す図である。同図に示す送
受信機は、図示するように、図1の送受信機のN分周器
21及びM分周器22に替え、第2局部発振器23及び
分周比がN又はMに切替る切替分周器26を設けたもの
である。受信時(受信スロットで受信中)は切替分周器
26の分周比をNに切替えて第2局部発振器23の出力
周波数をN分周してミキサ8(第2中間周波変換用)に
供給し、送信時(送信スロットで送信中)は切替分周器
26の分周比をMに切替えて第2局部発振器23の出力
周波数をM分周して変調器14に供給する。
り、第2局部発振器23及び切替分周器26を設け、送
信時及び受信時で切替分周器26の分周比をN分周又は
M分周に切替えて使用するので、図1に示す場合と同様
に低消費電力化及び小型化が可能となる。中間周波数と
分周比M、分周比Nの関係は図1の場合と同じなのでこ
こではその説明は省略する。
の送受信機の他の構成例を示す図である。同図に示す送
受信機は図2と同様ベ−スバンドの信号が変調器14に
おいて、送信周波数で変調される直接変調方式に第2局
部発振器23及び切替分周器26を設けたものである。
に切り替えられ、第2局部発振器23の出力周波数はN
分周され、ミキサ8(第2中間周波変換用)に供給され
る。送信時は切替分周器26の分周比はM分周に切り替
えられ、第2局部発振器23の出力周波数はM分周され
てミキサ24で第1局部発振器11の出力周波数と混合
されバンドパスフィルタ25で不要波を除去した後、変
調器14に供給される。
り、第2局部発振器23及び切替分周器26を設け、送
信時及び受信時で切替分周器26の分周比をN分周又は
M分周に切替えて使用するので、図1に示す場合と同様
に低消費電力化及び小型化が可能となる。中間周波数と
分周比M、分周比Nの関係は図1と同じなのでここでは
その説明を省略する。
発明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
を1つの発振器で共用させ、発振器の出力周波数をN分
周して前記受信系の第2の周波数変換手段に供給するN
分周器と、同発振器の出力周波数をM分周して送信系に
供給するM分周器を設けたので、従来は送信系と受信系
にそれぞれ使用していた2つの第2局部発振器が一つで
済むことになり、その分消費電力が減少する。
周波数シンセサイザを使用した場合、PLLの比較周波
数を各々N倍、M倍で使用できるためロックアップタイ
ムを高速にすることができ、周波数の立上りが速くなり
更に低消費電力化できる。
周手段は分周比がNのN分周器と分周比がMのM分周器
で構成され、分周器はIC化が容易で他のIC部品に容
易に組み込むことができ、小型化が可能となるという優
れた効果が得られる。
の構成例を示す図である。
の構成例を示す図である。
の構成例を示す図である。
の構成例を示す図である。
構成例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 受信系と送信系を具備し、前記受信系に
少なくとも第1及び第2の周波数変換手段を有すると共
に、前記送信系にベースバンドの信号を変調する変調器
を有するスーパーヘテロダイン方式の送受信機におい
て、 前記受信系及び送信系の第2局部発振器を1つの発振器
で共用させ、 前記発振器の出力周波数をN分周して前記受信系の第2
の周波数変換手段に供給するN分周器と、同発振器の出
力周波数をM分周するM分周器と、該M分周器の出力周
波数と前記受信系の第1局部発振器の出力周波数を混合
して前記送信系の変調器に供給するミキサを設けたこと
を特徴とするスーパーヘテロダイン方式の送受信機。 - 【請求項2】 受信系と送信系を具備し、前記受信系に
少なくとも第1及び第2の周波数変換手段を有すると共
に、前記送信系にベースバンドの信号を変調する変調器
を有するスーパーヘテロダイン方式の送受信機におい
て、 前記受信系及び送信系の第2局部発振器を1つの発振器
で共用させ、 前記発振器の出力周波数をN分周して前記受信系の第2
の周波数変換手段に供給し、同発振器の出力周波数をM
分周するよう、切替信号により、分周比をN又はMに切
替える切替分周器と、該切替分周器でM分周された出力
周波数と前記受信系の第1局部発振器の出力周波数を混
合して前記送信系の変調器に供給するミキサを設けたこ
とを特徴とするスーパーヘテロダイン方式の送受信機。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のスーパーヘテロ
ダイン方式の送受信機において、 前記第2中間周波数及び分周比NとMの値を設定するこ
とにより、前記第2局部発振器の発振周波数を決定する
ことを特徴とするスーパーヘテロダイン方式の送受信
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14106297A JP3252211B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | スーパーヘテロダイン方式の送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14106297A JP3252211B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | スーパーヘテロダイン方式の送受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10322238A JPH10322238A (ja) | 1998-12-04 |
JP3252211B2 true JP3252211B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=15283371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14106297A Expired - Fee Related JP3252211B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | スーパーヘテロダイン方式の送受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3252211B2 (ja) |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP14106297A patent/JP3252211B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10322238A (ja) | 1998-12-04 |
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