JP2008267548A - 作動流体ポンプ用モータの制御装置及び制御方法 - Google Patents

作動流体ポンプ用モータの制御装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作動流体ポンプの駆動に磁極位置センサレスブラシレスモータを用いるとき、モ−タ負荷が急変動した場合でも、モータ回転数を適切に制御できる作動流体ポンプ用モータの制御装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】作動流体ポンプ2を有するポンプ回路1に、少なくとも2つの流体圧回路3、5を設け、回路切替制御手段9で制御する回路切替手段8により作動流体の供給を切替える。作動流体ポンプ2は、磁極位置センサレスブラシレスモータ7で駆動し、このモータ7に対する制御を上位制御装置20からの制御指令で行うモータ制御手段10を備えている。モータ制御手段10は、上位制御装置10からの磁極位置センサレスブラシレスモータ7への制御指令値を、流体圧回路3、5が切替えられるモータ負荷急変時に対応させるため、回路切替制御手段9からの回路切替信号に基づき求める制御指令調整値に変更する制御指令値調整部を設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は作動流体ポンプ用モータの制御装置及び制御方法に係り、特にポンプ回路に設ける作動流体ポンプの駆動用として磁極位置センサレスブラシレスモータを使用するときに好適な作動流体ポンプ用モータの制御装置及び制御方法に関する。
通常、自動車等の車両は、変速機やパワーステアリングの駆動用、或いは潤滑用としてオイル等の作動流体のポンプ回路を備えている。作動流体のポンプ回路には、作動流体を供給するために作動流体ポンプを使用し、しかも車輌のポンプ回路は、圧力の異なる流体圧回路を少なくとも2つ設けており、切替弁等の回路切替手段によって流体圧回路を適宜切替え、作動流体を流すようにしている。
従来の作動流体ポンプを用いたポンプ回路では、作動流体として油を用いる場合は、低圧側から高圧側或いは高圧側から低圧側へ、油圧回路を切替えるには、油圧センサで検出された油圧と作動流体ポンプの回転数信号を用いて、油圧操作の切替制御弁により切替えることが行われている。
この種のポンプ回路では、作動流体ポンプの駆動用モータに、ホール素子等の磁極位置センサを用いない磁極位置センサレスブラシレスモータを用いており、これによって小型化できて耐久性(特に高温に対する)を向上できることが知られている(特許文献1及び2参照)。
油圧回路の切替えは、例えば特許文献1に記載されている装置の場合、作動流体ポンプで低圧側の油圧回路に油を流して運転しているときに、油圧が一定値以下に低下すると、作動流体ポンプの回転数を低下させて、回転数がある値以下になると油圧回路を低負荷から高負荷側へ切替え、油圧を高圧力にすることが行われている。
特開2006−226351号公報 特開2005−214216号公報
上記の如くポンプ回路の作動流体ポンプを駆動するため、磁極位置センサレスブラシレスモータを使用する場合は、磁極位置センサレスブラシレスモータの負荷となる作動流体ポンプに急激な負荷が掛かって過負荷になると、モータ回転数が著しく低下してしまい、運転制御が難しくなってモータ回転数の回復の時間が長くなり、或いは脱調してついには停止してしまう恐れがある。
特に、磁極位置センサレスブラシレスモータでは、この負荷がモータ出力より大きくなると、同期運転制御ができずに脱調現象を起こしてモータが停止し、作動流体ポンプを駆動できなくなる現象が発生するという問題があった。
本発明の目的は、作動流体ポンプの駆動に磁極位置センサレスブラシレスモータを用いる際、モ−タ負荷が急変動した場合でも、モータ回転数を適切に制御できる作動流体ポンプ用モータの制御装置及び制御方法を提供することにある。
本発明の作動流体ポンプ用モータの制御装置は、作動流体ポンプを有するポンプ回路と、前記作動流体ポンプを駆動する磁極位置センサレスブラシレスモータと、前記ポンプ回路に設ける少なくとも2つの流体圧回路と、前記流体圧回路のいずれかに作動流体の供給を切替える回路切替手段と、前記回路切替手段を制御する回路切替制御手段と、上位制御装置からの制御指令により前記磁極位置センサレスブラシレスモータに対する制御を行うモータ制御手段とを有し、前記モータ制御手段には、電流制御を行う電流制御部と、三相のインバータ電圧を発生して磁極位置センサレスブラシレスモータを駆動するパルス幅変調インバータと、前記パルス幅変調インバータを制御するブラシレス制御部と、交流三相の二相分のモータ電流を検出する電流検出部と、交流三相の二相分のモータ電流によりモータ実回転数を演算する位置・速度検出演算部を備える際に、前記モータ制御手段に上位制御装置からの磁極位置センサレスブラシレスモータへの制御指令値を、前記流体圧回路を切替え多彩に発生するモータ負荷急変時に、回路切替制御手段からの回路切替信号に基づいて求める制御指令調整値に変更する制御指令値調整部を設けて構成したことを特徴としている。
好ましくは、前記制御指令値調整部は、上位制御装置からの制御指令信号の速度指令値を前記回路切替制御手段からの回路切替信号に基づいて求める速度補正値で補正する機能を有する速度用指令発生部と、実際のモータ回転数を前記速度用指令発生部からの速度補正指令値に反映して速度偏差値を求める速度偏差演算部と、前記速度偏差演算部からの速度偏差値を変換して電流指令値を出力する速度制御部と、前記電流指令値に実際のモータ運転電流値を反映して偏差をとる電流偏差演算部とにより構成したことを特徴としている。
また好ましくは、前記制御指令値調整部は、上位制御装置からの制御指令信号の速度指令値と実際のモータ回転数との偏差をとる速度偏差演算部と、前記速度偏差演算部からの速度偏差値を変換して電流指令値を出力する速度制御部と、前記回路切替制御手段からの回路切替信号に基づいて求める補正電流を発生する補正電流発生部と、前記速度制御部からの電流指令値と前記補正電流発生部からの補正電流を加算して得られた値と実際のモータ運転電流とを偏差演算する電流偏差演算部とにより構成したことを特徴としている。
更にまた好ましくは、前記制御指令値調整部は、上位制御装置からトルク指令値を切替信号に基づいて求めるトルク補正値で補正してから電流値に変換して電流指令値を出力するトルク用指令発生部と、前記トルク用指令発生部からの電流指令値と実際のモータ運転電流値とを演算する電流偏差演算部とにより構成したことを特徴としている。
本発明の作動流体ポンプ用モータの制御方法は、作動流体ポンプにより作動流体を供給するポンプ回路に、少なくとも2つの流体圧回路を有し、前記作動流体ポンプは磁極位置センサレスブラシレスモータにより駆動するものであって、前記流体圧回路のいずれかに作動流体の供給を切替えるとき、前記磁極位置センサレスブラシレスモータを制御する制御指令値を、前記流体圧回路の切替え時の回路切替信号に基づいて求める制御指令調整値に変更調整し、変更調整した記制御指令調整値にて前記磁極位置センサレスブラシレスモータを制御することを特徴としている。
好ましくは、前記制御指令調整値への変更調整は、前記流体圧回路の切替え時の回路切替信号に基づいて予め定めた時点で行うことを特徴としている。
また好ましくは、前記磁極位置センサレスブラシレスモータの制御は速度制御により行うものであって、前記制御指令調整値は、前記上位制御装置からの速度制御指令値を、前記流体圧回路の切替え時の回路切替信号に基づいて求める値に補正してから電流値に換えて変更調整することを特徴としている。
更にまた好ましくは、前記磁極位置センサレスブラシレスモータの制御はトルク制御により行うものであって、前記制御指令調整値は、前記上位制御装置からのトルク制御指令値を、前記流体圧回路の切替え時の回路切替信号に基づいて求める値に補正してから電流値に変換して変更調整することを特徴とする作動流体ポンプ用モータの制御方法。
本発明の作動流体ポンプ用モータの制御装置によれば、簡単な回路構成のモータ制御手段を用いて、流体圧回路の切替え時における磁極位置センサレスブラシレスモータの負荷変動に速やかに対応できる構成にすることができる。
また、本発明の作動流体ポンプ用モータの制御方法では、ポンプ回路中の各流体圧回路への作動流体の供給を切替えるとき、上位制御装置からの速度或いはトルク制御指令値を、切替え時の回路切替信号に基づいて求める制御指令調整値に変更調整し、この制御指令調整値にて前記磁極位置センサレスブラシレスモータを制御するため、作動流体ポンプの駆動に用いる駆動用磁極位置センサレスブラシレスモータを適切に運転制御し、作動流体ポンプの負荷変動に効果的に対応させることができる。
本発明の作動流体ポンプ用モータの制御装置は、作動流体ポンプを有するポンプ回路に、少なくとも2つの流体圧回路を設けており、各流体圧回路は回路切替制御手段で制御する回路切替手段によって作動流体の供給を切替える。作動流体ポンプは、磁極位置センサレスブラシレスモータで駆動するもので、上位制御装置からの制御指令により前記磁極位置センサレスブラシレスモータに対する制御を行うモータ制御手段を備えている。そして、モータ制御手段は、上位制御装置からの磁極位置センサレスブラシレスモータへの制御指令値を、流体圧回路を切替えた際に発生するモータ負荷急変時に対応させるため、回路切替制御手段からの回路切替信号に基づいて求める制御指令調整値に変更調整する制御指令値調整部を設けている。
以下、本発明の作動流体ポンプ用モータの制御装置及び制御装置について、図1から図10を用いて説明する。
図1の作動流体ポンプ用モータの駆動装置は、作動流体ポンプ2で油等の作動流体を流すポンプ回路1には、低圧系回路4を介して低圧の流体圧回路3と、高圧系回路6を介して高圧の流体圧回路5の2つを設けた例を示している。作動流体ポンプ2は、磁極位置センサレスブラシレスモータ7の軸7Aと連結して回転駆動され、所定量の作動流体をポンプ回路1に供給する。
作動流体を供給する流体圧回路3、5の切替えのため、ポンプ回路1に低圧系回路4又は高圧系回路6側に開閉する弁等の回路切替手段8を有しており、この回路切替手段8は回路切替制御手段9からのON、OFFの回路切替信号VSで切替え動作し、作動流体をそれぞれ矢印で示すように流して供給する。
作動流体ポンプ2を駆動する磁極位置センサレスブラシレスモータ7は、上位制御装置20の制御指令信号CSを受けて制御動作するモータ制御手段10と出力線10Aで接続され、出力線10Aにより供給される電力により、磁極位置センサレスブラシレスモータ7の回転を制御する。
モータ制御手段10は、本発明によって例えば図3に示して後述ように構成されている。図3に示すモータ制御手段10は、上位制御装置20の制御指令信号CS及び回路切替制御手段9からの回路切替信号VSの双方を受信し、制御指令信号CSの速度指令値或いはトルク指令値を、回路切替信号VSに基づいて求める制御指令調整値に変更調整するものであり、この調整変更後の制御指令調整値を用いて磁極位置センサレスブラシレスモータ7の回転を制御する。
この図1の作動流体ポンプ用モータの駆動装置では、低圧の流体圧回路3が動作中は、回路切替制御手段9からOFFの回路切替信号VSが、回路切替手段8へ加えられており、同時に回路切替信号VSがモータ制御手段10にも与えられる。
このとき、作動流体ポンプ2から供給する作動流体は、低圧系回路4、回路切替手段8、低圧の流体圧回路3の経路で循環する。低圧の流体圧回路3に流れる流量は、上位制御装置20からの制御指令値がモータ制御手段10に加えられ、磁極位置センサレスブラシレスモータ7を回転させ、作動流体ポンプ2を駆動して制御する。流量の制御量は、上位制御装置20によって制御される。
次に、上位の流体圧制御装置において、高圧の流体圧回路5への切替動作の必要性を検知した場合には、回路切替制御手段9より回路切替信号VSを発生し、回路切替手段8の操作により高圧系回路6側に切替えられ、作動流体が高圧の流体圧回路5に供給される高圧動作モードとなる。
作動流体を低圧の流体圧回路3又は高圧の流体圧回路5へ供給動作時は、磁極位置センサレスブラシレスモータ7にとっては、それぞれ低負荷と高負荷状態にある。即ち、図2(a)に示すように、磁極位置センサレスブラシレスモータ7では、流体圧回路3の低負荷で運転中に、回路切替手段8がOFFからONに切替え操作され、流体圧回路5の高負荷が急激に加わると、破線円A1のようにモータの速度(回転数)が著しく低下する。逆に、流体圧回路5で運転中に、回路切替手段8がONからOFFに切替え操作され、高負荷から低負荷に変わると、破線円B1のようにモータの速度(回転数)が急上昇する。
磁極位置センサレスブラシレスモータ7の場合、センサレス運転可能な速度(回転数)を下回ると、制御が難しくなって回復に時間を要し、或いは脱調してしまって停止することがある。本発明では、磁極位置センサレスブラシレスモータ7が、図2(b)に示すように低負荷から高負荷、又は高負荷から低負荷に切り換った際に、回路切替信号VSに同期させてモータの制御指令(速度制御指令或いはトルク制御指令)を、モータ制御手段10部分で変更調整する。この調整した制御指令調整値で磁極位置センサレスブラシレスモータ7を制御すれば、低負荷から高負荷に切替わる際に、破線円A2のようにセンサレス運転可能な速度(回転数)を下回ることがなく、高負荷から低負荷に切替わる際も、破線円B2のようにモータの速度(回転数)の急上昇も大幅に抑制できる。
本発明に使用する図3に示すモータ制御手段10は、制御指令値調整部11を備えている。この制御指令値調整部11では、上位制御装置20からの制御指令信号CSや、回路切替制御手段9からの回路切替信号VS、更には交流三相の二相分のモータ電流を検出する電流検出器15、16と接続した電流検出部17からの実際のモータ運転電流Iqc、及び位置・速度検出演算部18から実際のモータ回転数ω1を受信する。そして、制御指令値調整部11部分で、制御指令信号CSの速度指令値或いはトルク指令値を、回路切替信号VSに基づいて求める制御指令調整値に変更調整する。
また、モータ制御手段10内には、制御指令調整値を受信して電流制御を行う電流制御部12と、三相のインバータ電圧を発生してパルス幅変調インバータ(以下、「PWMINV」と称する)14を制御するため、ブラシレス制御部13とを備えており、PWMINV14の駆動制御で磁極位置センサレスブラシレスモータ7を回転制御する構成にしている。
モータ制御手段10中の制御指令値調整部11は、速度指令で動作させる速度制御型とトルク指令で動作させるトルク制御型が使用できる。速度制御型を用いるときには、例えば図4(a)や(b)に示した回路構成を使用し、トルク制御型を用いるときは例えば図5にそれぞれ例を示した回路構成を使用し、制御指令調整値に変更する。
速度制御型の図4(a)の制御指令値調整部11には、速度用指令発生部21を設けている。速度用指令発生部21は、上位制御装置20からの制御指令信号CS(速度指令値ω)及び回路切替制御手段9からの回路切替信号VSの双方を受け、回路切替信号VSに基づいて速度補正値Δωを求め、速度指令値ωを速度補正値Δωで補正する機能を有している。
この速度補正値Δωは、図6に示すように負荷が同一であれば実際のモータ回転数ω1と相関関係がある。また、負荷はよく知られているように、モータ回転数や作動流体の温度等に依存する。このため、負荷切替え時に必要な速度補正値Δωは、予め実験やシミュレーション等で求めて記録したテーブルを制御指令値調整部11内に備え、回路切替信号VSを受けたときにテーブルを参照して求めて使用する。そして、制御指令値調整部11では、速度指令値ωを速度補正値Δωで補正した速度補正指令値ωr(=ω+Δω)を出力する。
また、制御指令値調整部11内には速度偏差演算部22や速度制御部23や電流偏差演算部24が備えている。速度偏差演算部22は、位置・速度検出演算部18からの実際のモータ回転数ω1を速度補正指令値ωrに反映して速度偏差値を求め、速度制御部23では速度偏差値を変換して電流指令値Iqを出力し、更に電流偏差演算部24では電流検出部17からの実際のモータ運転電流値Iqcを、電流指令値Iqに反映して偏差をとるように動作し、制御指令調整値を出力する。
また別の速度制御型の図4(b)の制御指令値調整部11は、図4(a)の速度用指令発生部21に相当する部分を省略する代りに、回路切替信号VSに基づいて補正電流を発生する補正電流発生部25を、速度制御部23と電流偏差演算部24の間に設けたものである。これ以外の他の部分は図4(a)の構成要素と同一なので説明を省略する。補正電流発生部25は、トルク補正値Δτを求める補正トルク検出部25Aと、トルク補正値Δτを電流値に変換する電流変換部25Bと、電流変換部25Bで変換した電流値に変換電流指令値Iqを加算演算する電流加算演算部25Cを有している。
トルク制御型の図5の制御指令値調整部11は、トルク用指令発生部26と、図4(a)、(b)と同様な電流偏差演算部24を備えて構成している。トルク用指令発生部26は、上位制御装置20からの制御指令信号CS(トルク指令値τc)及び回路切替制御手段9からの回路切替信号VSの双方を受け、トルク指令値τcに回路切替信号VSに基づき求まるトルク補正値Δτを加えて補正し、これを変換して電流指令値Iqを出力する機能を有している。
トルク補正値Δτも上記と同様に、図7に示す如く同一負荷であれば、実際のモータ回転数ω1と相関関係があるから、予め実験やシミュレーション等で求めて記録したテーブルをトルク用指令発生部26内に備え、回路切替信号VSを受けたときにテーブルを参照し、トルク補正値Δτを求めて使用する。
次に、本発明に速度制御型のモータ制御手段10を使用した磁極位置センサレスモータ7の制御動作について説明する。ポンプ回路1の低圧の流体圧回路3に作動流体を供給する低負荷運転中に、上位油圧制御装置20から速度用指令発生部21に速度指令値ωが入力されると、回路切替信号VSに基づいて求めた速度補正値Δωで補正した速度用指令発生部21の速度補正指令値ωrと、位置・速度検出演算部18からの出力である実際の回転数ω1とを速度偏差部22で偏差をとる。
この偏差出力信号を、速度制御部23において変換して電流指令値Iqを出力し、この電流指令値Iqと電流検出部17からの実際のモータ運転電流値Iqcとの偏差をとって、制御指令調整値にし、電流制御部12においてモータ速度が一定となるように補正制御を行うための電流制御をする。ブラシレス制御部13では、電流制御部12の出力により、三相のインバータ電圧を発生し、PWMINV14を駆動して磁極位置センサレスブラシレスモータ7を回転させて制御を実施する。
この場合に、磁極位置センサレスモータ7への交流三相の二相電流分は、電流検出器15、16により検出されて、電流検出部17からモータ運転電流値Iqcとして出力され、電流偏差演算部24に反映される。また、同様に電流検出器15、16で検出された交流の二相電流分を基に、位置・速度検出演算部18で位相及び速度の演算が行われ、出力された実際のモータ回転数ω1が、速度偏差演算部22に反映される。
トルク制御型のモータ制御手段10を使用した場合の制御動作は、以下のようになる。ポンプ回路1の低圧の流体圧回路3に作動流体を供給する低負荷運転中に、上位油圧制御装置20からトルク指令値τcがトルク用指令発生部26に入力され、トルク用指令発生部26から電流指令値Iqが出力されると、電流偏差演算部24ではトルク電流指令値Iqと電流検出部17の実際のモータ運転電流値Iqcとの偏差をとって、制御指令調整値に変更調整する。その後は、上記速度制御型と同様に動作する電流制御部12やブラシレス制御部13を経てPWMINV14を駆動し、磁極位置センサレスブラシレスモータ7の回転制御を実施する。
速度制御型のモータ制御手段10において、低負荷から高負荷側に運転状態が切替わる制御動作を、図8で説明する。速度指令値ωが一定状態で、モータを駆動しモータ実回転数ω1で回転中に、回路切替信号が低負荷信号Lから高負荷信号Hに替わると、速度補正値Δωが加わり、速度指令値ωは速度補正指令値ωr(ω+Δω)となる。その時点でモータ負荷は、低負荷から高負荷側へ切替え操作されるが、回路切替手段8の動作や流体圧回路等の動作遅れにより、一定時間t1後に高負荷に切替わる。
またモータの実回転数ω1は、流体圧回路の負荷が加わる動作より先にΔω分だけ増加する。一定時間t1の経過後、高負荷となってモータ回転数ω1が負荷とつりあう速度SRまで低下するが、制御可能で脱調等の問題を起こすことのない最低回転数RL以上を確保しているので、磁極位置センサレスモータ7を問題なく制御駆動できる。
同様に高負荷から低負荷側へ運転状態に切替わる制御動作の場合は、負荷の切替わりが遅れるので、回路切替信号と同期させずに、回路切替信号が高負荷信号Hから低負荷信号Lへ切替わった一定時間t1後、速度指令値ωに下げるようにする。この方法により、モータ実回転数ω1の急激な上昇を防止することができる。
次に、トルク制御型のモータ制御手段10において、低負荷から高負荷運転状態に切替わる制御動作を、図9で説明する。トルク指令値τcが一定状態でモータを駆動しモータ実回転数ω1で回転中、回路切替信号が低負荷信号Lから高負荷信号Hに切替わると、トルク指令値τcはトルク補正値Δτが加わり、補正されたトルク補正指令値(τc+Δτ)となる。その時点で回路切替信号は発生しているが、低軽負荷から高負荷側へ切替えは、上記と同様に回路切替手段8の動作や流体圧回路等の動作遅れにより、一定時間t1後に高負荷側に切替わる。
モータの実回転数ω1は、流体圧回路の動作より速く負荷と釣り合うような速度まで急上昇する。一定時間t1経過後、高負荷となりモータの実回転数ω1は負荷とつりあう速度SRまで低下するが、脱調する最低回転数RL以上を確保しているので、上記した速度制御型と同様に問題なく駆動制御することができる。
また、逆に高負荷から低負荷へ切替える場合は、負荷の切替わりが遅れるので、回路切替信号が高負荷信号Hから低負荷信号Lとなるのに同期させずに、回路切替信号VSが高負荷から低負荷へ切替わった一定時間t1後、トルク指令値τcに下げるようにする。これによりモータ実回転数ω1の急激な上昇を防止することができる。
別の例である図10の動作特性は、磁極位置センサレスブラシレスモータ7が、脱調現象等の問題を起こし易くなる低負荷から高負荷へ切替わる場合のみ、速度指令値ω或いはトルク指令値τcを上昇させる場合を示したものである。回路切替信号が低負荷信号Lから高負荷信号Hへ発生と同時に、速度指令値ω或いはトルク指令値τcを、急速に落ち込んだ速度(回転数)が定常となるのに必要な一定時間tdの間上昇させる。つまり、負荷が低負荷から高負荷へ切替わった後、指令値を元に戻すものである。
なお、速度指令値ω或いはトルクτcを、補正上昇させる一定時間tdは、作動流体ポンプ用モータの制御装置によって最適値を決定することが必要であるが、通常の回路切替は、1〜2s程度であれば良い。
また、上記の説明においては、軽負荷から高負荷側へ切替える時の速度及びトルク上昇は、回路切替信号に同期させて発生させているが、作動流体ポンプ用モータの制御装置によっては、回路切替信号(低負荷信号L/高負荷信号H)と速度指令値ω及びトルク指令値τcを上昇させるタイミングは、必要に応じて一定期間遅らせても制御に何ら問題はなく行うことができる。
この制御動作によっても、磁極位置センサレスブラシレスモータ7のモータ実回転数ω1は、駆動可能な最低回転数RLが確保できるため、高負荷運転時においても磁極位置センサレスブラシモータの駆動制御が可能である。
なお、磁極位置センサレスブラシレスモータ7に高負荷が加わる場合には、回路切替信号を用いてモータ制御指令の上昇と回路切替手段の切替を同時のタイミングで行っても、作動流体の圧系の動作が遅れるので、作動流体ポンプ2を駆動する磁極位置センサレスブラシレスモータ7の回転が先に上昇するために脱調等の問題を起こすことなく動作する。また、高負荷が加わった場合のモータ制御指令値(制御量)は、負荷の大きさや加わる速度を、予め求めた値を用いれば、負荷に応じた最適な制御指令を与えることができる。
以上は速度制御型の補正の方法を例に説明したが、トルク制御型による補正方法の場合のも同様であり、図10に示す動作特性における作動流体ポンプの負荷とモータ回転数とトルク指令補正値を設定することで実現することができる。
本発明の他の実施例である図11に示す作動流体ポンプ用モータの駆動制御装置は、ポンプ回路1に作動流体ポンプ2を1台使用している。ポンプ回路1には、それぞれ回路切替制御手段9で操作される回路切替手段32a、…、32nを介在させる流体管路31a、…、31nに、複数の流体圧回路30a、…、30nを設けたものである。作動流体ポンプ2は、図1の実施例と同様に磁極位置センサレスブラシレスモータ7で駆動され、また磁極位置センサレスブラシレスモータ7も、上位制御装置20に連なる上記した本発明のモータ制御手段10によって駆動制御される。
各回路切替手段32a、…、32nは、回路切替制御手段9からの回路切替信号VCa、…、VCnにより開閉され、これらの信号は同時にモータ制御手段10側にも入力される。また、流体管路31aには、流量センサ33を設けており、流量の情報もモータ制御手段10へ入力される。
この複数の流体圧回路と複数の回路切替手段を備えた作動流体ポンプ用モータの駆動装置の動作について、以下に説明する。
上位装置からの制御指令が発生すると、この信号はモータ制御手段10や回路切替制御手段9に入力される。回路切替制御手段9では、複数の流体圧回路30a、…、30nのどの負荷を駆動するかを決定し、回路切替手段32a、…、32nへの操作信号VCa、…、VCnによって選択される。また同時に、回路切替手段の操作信号VCa、…、VCnは、モータ制御手段10へも送られる。
流体圧回路30a、…、30nの負荷は、それぞれ同じ場合もあるが、異なる場合もあり、負荷の状態は図6に示すごとく負荷Rとモータ回転数ω1の関係は同一負荷であると相関関係がある。このため、既に述べたように事前に各々の負荷とモータ回転数ω1の関係を求めておき、このデータをもとに作成して記録したテーブルを活用し、モータ制御手段10内で補正変更した制御指令調整値を活用する。
上位制御装置20からモータ制御手段10に対し、速度指令値ωが加えられ最終的に磁極位置センサレスブラシレスモータ7を駆動制御し、作動流体ポンプ2を回転駆動する。一方、同様に回路切替手段9へも制御指令が入力し、回路切替制御手段9において、例えば回路切替信号VCaが選択されると、回路切替手段32aが操作されて負荷の流体圧回路30aが接続される。また、回路切替信号VCaは、モータ制御手段10へ入力され、ここで速度指令値ωはテーブルを参照して変更した制御指令調整値が求められ、この制御指令調整値を活用して磁極位置センサレスブラシレスモータ7の駆動制御が行われ、これにより上記した実施例と同様な効果を達成できる。
なお、負荷の流体圧回路が一つの場合には、速度指令補正量は小さく、速度指令値ωに応じて作動流体ポンプ2は駆動される。
流体圧回路が複数使用する場合、例えば流体圧回路31aを運転中に、他の流体圧回路30cと30dの2つに作動流体を供給して使用とする。切替制御手段9からの回路切替信号VCc、VCdで、回路切替手段32cと32dが動作操作されると同時に、モータ制御手段10側では、速度指令値ωが回路切替信号に基づいて求める制御指令調整値に変更調整され、この制御指令調整値で磁極位置センサレスブラシレスモータ7を、流体圧回路の負荷増加による速度の落ち込まないように速度制御し、作動流体ポンプ2の流量を確保する。
上記図11の実施例においては、回路切替手段切替制御装置からの回路切替信号VCa、…、VCnを、回路切替手段32a、…、32nとモータ制御手段10へ同一信号を加えているが、負荷の状態に応じて最適値に遅らせることもできる。
なお、上記した本発明の各実施例では、モータ制御手段10部分で回路切替信号に基づいて求まる制御指令調整に変更調整する例で説明したが、モータ制御手段10全体或いは速度用指令発生部やトルク用指令発生部を、上制御装置20内に組み込み、上制御装置20で回路切替信号に基づいて求まる制御指令調整に変更調整させても良く、この場合でも同様な効果を達成することができる。
本発明の一実施例である作動流体ポンプ用モータの駆動装置を示す概略構成図である。 本発明を適用する磁極位置センサレスブラシレスモータの動作説明図である。 図1の要部の詳細を示すブロック図である。 (a)及び(b)はそれぞれ図3における速度制御型の制御指令調整部の例を示すブロック図である。 図2におけるトルク制御型の制御指令調整部の例を示すブロック図である。 図4の速度制御型の動作を説明する特性図である。 図5のトルク制御型の動作を説明する特性図である。 本発明を適用した速度制御型の磁極位置センサレスブラシレスモータの制御動作説明図である。 本発明を適用した他の例である速度制御型の磁極位置センサレスブラシレスモータの制御動作説明図である。 本発明を適用した別の磁極位置センサレスブラシレスモータの制御動作説明図である。 本発明の他の実施例である作動流体ポンプ用モータの駆動装置を示す概略構成図である。
符号の説明
1…ポンプ回路、2…作動流体ポンプ、3…低圧の流体圧回路、5…高圧の流体圧回路、7…磁極位置センサレスブラシレスモータ、8、32a、…、32n…回路切替手段、9…回路切替制御手段、10…モータ制御手段、11…制御指令値調整部、12…電流制御部、13…ブラシレス制御部、14…パルス幅変調インバータ、15、16…電流検出器、17…電流検出部、18…位置・速度検出演算部、20…上位制御装置、21…速度用指令発生部、22…速度偏差演算部、23…速度制御部、24…電流偏差演算部、25…補正電流発生部、26…トルク用指令発生部、30a、…、30n…流体圧回路。

Claims (8)

  1. 作動流体ポンプを有するポンプ回路と、前記作動流体ポンプを駆動する磁極位置センサレスブラシレスモータと、前記ポンプ回路に設ける少なくとも2つの流体圧回路と、前記流体圧回路のいずれかに作動流体の供給を切替える回路切替手段と、前記回路切替手段を制御する回路切替制御手段と、上位制御装置からの制御指令により前記磁極位置センサレスブラシレスモータに対する制御を行うモータ制御手段とを有し、前記モータ制御手段には、電流制御を行う電流制御部と、三相のインバータ電圧を発生して磁極位置センサレスブラシレスモータを駆動するパルス幅変調インバータと、前記パルス幅変調インバータを制御するブラシレス制御部と、交流三相の二相分のモータ電流を検出する電流検出部と、交流三相の二相分のモータ電流によりモータ実回転数を演算する位置・速度検出演算部を備えた作動流体ポンプ用モータの制御装置において、前記モータ制御手段に上位制御装置からの磁極位置センサレスブラシレスモータへの制御指令値を、前記流体圧回路を切替える際に発生するモータ負荷急変時に、回路切替制御手段からの回路切替信号に基づいて求める制御指令調整値に変更する制御指令値調整部を設けて構成したことを特徴とする作動流体ポンプ用モータの制御装置。
  2. 請求項1において、前記制御指令値調整部は、上位制御装置からの制御指令信号の速度指令値を前記回路切替制御手段からの回路切替信号に基づいて求める速度補正値で補正する機能を有する速度用指令発生部と、実際のモータ回転数を前記速度用指令発生部からの速度補正指令値に反映して速度偏差値を求める速度偏差演算部と、前記速度偏差演算部からの速度偏差値を変換して電流指令値を出力する速度制御部と、前記電流指令値に実際のモータ運転電流値を反映して偏差をとる電流偏差演算部とにより構成したことを特徴とする作動流体ポンプ用モータの制御装置。
  3. 請求項1において、前記制御指令値調整部は、上位制御装置からの制御指令信号の速度指令値と実際のモータ回転数との偏差をとる速度偏差演算部と、前記速度偏差演算部からの速度偏差値を変換して電流指令値を出力する速度制御部と、前記回路切替制御手段からの回路切替信号に基づいて求める補正電流を発生する補正電流発生部と、前記速度制御部からの電流指令値と前記補正電流発生部からの補正電流を加算して得られた値と実際のモータ運転電流とを偏差演算する電流偏差演算部とにより構成したことを特徴とする作動流体ポンプ用モータの制御装置。
  4. 請求項1において、前記制御指令値調整部は、上位制御装置からトルク指令値を切替信号に基づいて求めるトルク補正値で補正してから電流値に変換して電流指令値を出力するトルク用指令発生部と、前記トルク用指令発生部からの電流指令値と実際のモータ運転電流値とを演算する電流偏差演算部とにより構成したことを特徴とする作動流体ポンプ用モータの制御装置。
  5. 作動流体ポンプにより作動流体を供給するポンプ回路に、少なくとも2つの流体圧回路を有し、前記作動流体ポンプは磁極位置センサレスブラシレスモータにより駆動するものであって、前記流体圧回路のいずれかに作動流体の供給を切替えるとき、前記磁極位置センサレスブラシレスモータを制御する制御指令値を、前記流体圧回路の切替え時の回路切替信号に基づいて求める制御指令調整値に変更調整し、変更調整した記制御指令調整値にて前記磁極位置センサレスブラシレスモータを制御することを特徴とする作動流体ポンプ用モータの制御方法。
  6. 請求項5において、前記制御指令調整値への変更調整は、前記流体圧回路の切替え時の回路切替信号に基づいて予め定めた時点で行うことを特徴とする作動流体ポンプ用モータの制御方法。
  7. 請求項5又は6において、前記磁極位置センサレスブラシレスモータの制御は速度制御により行うものであって、前記制御指令調整値は、前記上位制御装置からの速度制御指令値を、前記流体圧回路の切替え時の回路切替信号に基づいて求める値に補正してから電流値に換えて変更調整することを特徴とする作動流体ポンプ用モータの制御方法。
  8. 請求項5又は6において、前記磁極位置センサレスブラシレスモータの制御はトルク制御により行うものであって、前記制御指令調整値は、前記上位制御装置からのトルク制御指令値を、前記流体圧回路の切替え時の回路切替信号に基づいて求める値に補正してから電流値に変換して変更調整することを特徴とする作動流体ポンプ用モータの制御方法。
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