JP2003314685A - 自動変速機の電動式アクチュエータ - Google Patents

自動変速機の電動式アクチュエータ

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JP2003314685A
JP2003314685A JP2002114100A JP2002114100A JP2003314685A JP 2003314685 A JP2003314685 A JP 2003314685A JP 2002114100 A JP2002114100 A JP 2002114100A JP 2002114100 A JP2002114100 A JP 2002114100A JP 2003314685 A JP2003314685 A JP 2003314685A
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motor
automatic transmission
electric actuator
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JP2002114100A
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Hideki Miyazaki
英樹 宮崎
Toshiyuki Yasujima
俊幸 安島
Fumio Tajima
文男 田島
Koji Kobayashi
孝司 小林
Yutaka Matsunobu
豊 松延
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】噛合いクラッチを所定変速段へ確実に締結さ
せ、安定した変速性能が得られる自動変速機の電動式ア
クチュエータを提供する。 【解決手段】噛み合い式の変速機構の噛み合いクラッチ
を軸方向に移動させて変速機構の変速段を切り替えるも
のにおいて、モータと、このモータの回転子磁極位置を
検出する検出器と、モータに通電する電流を定電流制御
するインバータ装置と、回転子磁極位置を検出した信号
に応じて前記クラッチが所定の位置に移動したことを検
知する移動検知手段と、この移動検知手段の信号に応じ
て前記定電流制御の指令値を変化させる電流切り替え手
段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車や産業車両
等の変速装置に係わり、特に変速を行う操作機構を電動
式のアクチュエータで自動操作するようにした自動変速
機の電動式のアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、歯車式変速機の変速機構には、
主軸(出力軸)上の遊転ギアの回転を主軸に円滑に伝達
するシンクロメッシュ機構が採用されている。シンクロ
メッシュ機構は、主軸上にスプライン装着されたクラッ
チハブと、このクラッチハブの外周に嵌合され、外周に
シフトフォークが係合する溝をもつクラッチハブスリー
ブと、このシフトフォークのシフト動作によって遊転ギ
アのコーン面に摩擦接触されるシンクロナイザリング等
から構成されており、シフトフォークは電気式あるいは
流体圧式に駆動されるシフトアクチュエータによって作
用荷重を受けストローク駆動される。そして、遊転ギア
とクラッチハブスリーブが完全に噛合って所定の変速段
を形成することから、シンクロメッシュ機構は噛合クラ
ッチとも称される。
【0003】従来の自動変速機の制御装置においては、
噛合クラッチを流体圧式シリンダや電気式モータ等のア
クチュエータで動作させる場合、アクチュエータがクラ
ッチハブスリーブを軸方向に押す作用を行うように制御
している。そして、噛合クラッチがアクチュエータの作
用により機械的に締結完了後は、消費電力軽減およびシ
フトフォークとクラッチハブスリーブの間に生じる接触
摩耗を防止すべく、アクチュエータへの押付け力が生じ
ないよう制御信号を出力している。ここで、従来の自動
変速機の制御装置においては、例えば、特開2000−
205410号公報に記載されているように、アクチュ
エータの駆動操作に基づく可動部材またはスリーブの移
動量を検出し、この移動量が予め定められた所定値を超
過したときシフト動作完了と判定し、アクチュエータへ
の制御信号を遮断し、スリーブを軸方向へ押す荷重をカ
ットしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アクチ
ュエータの移動量を検出するセンサ、例えば、ストロー
クセンサには個体差による特性ばらつきがあるため、噛
合クラッチの締結状態を正確に検出することは困難であ
る。特開2000−205410号公報に記載されてい
る方式では、噛合クラッチが完全に締結していない状態
でアクチュエータにて生じるの押付け力が低下する場合
があり、この場合には、クラッチハブスリーブがニュー
トラル状態へ移動し、その結果、アクチュエータの再駆
動によりシフト動作のハンチングが発生し、シンクロメ
ッシュ機構への機械的負担が増すという問題があった。
【0005】また、例えば、特開2000−65199
号公報に記載されているように、エンジンと変速機構と
の間に配設された摩擦クラッチを用いて、エンジンから
の動力を一時的に遮断せず、変速機構に新たに配設られ
た摩擦クラッチを徐々に締結させることにより変速を実
現し、変速中におけるトルク中断を抑制する自動変速機
が知られている。このような自動変速においては、変速
の際に噛合クラッチにエンジンからの駆動トルクが付加
された状態でクラッチハブスリーブを押付けるため、通
常の歯車式変速機構よりも噛合クラッチが締結し難いも
のである。したがって、特開2000−205410号
公報に記載されている方式では、噛合クラッチが完全に
締結していない状態でアクチュエータにて生じるの押付
け力が低下する場合があり、この場合には、シフト抜け
が発生するため、シフト動作を再び行う結果、アクチュ
エータの再駆動によりシフト動作のハンチングが発生
し、シンクロメッシュ機構への機械的負担が増すという
問題があった。
【0006】本発明の代表的な目的は、噛合クラッチを
所定変速段へ確実に締結させ、安定した変速性能が得ら
れる自動変速機の電動式アクチュエータを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本願
の代表的な発明は、噛み合い式の変速機構の噛み合いク
ラッチを軸方向に移動させて変速機構の変速段を切り替
えるものにおいて、モータと、このモータの回転子磁極
位置を検出する検出器と、モータに通電する電流を定電
流制御するインバータ装置と、回転子磁極位置を検出し
た信号に応じて前記クラッチが所定の位置に移動したこ
とを検知する移動検知手段と、この移動検知手段の信号
に応じて定電流制御の指令値を変化させる電流切り替え
手段とを有することを特徴とする。
【0008】本発明によれば、噛合クラッチの締結状態
(即ちクラッチの所定の移動)を正確に検出し、定電流
制御の指令値を変化させることで押付け力の低下を防止
することができる。
【0009】また、本発明は、移動検出器がクラッチの
所定の移動を検知するまでの期間、インバータ装置が出
力する交流電流の位相を変化させる位相補償手段を有す
る。
【0010】また、本発明は、移動検出器が上記クラッ
チの所定の移動を検知すると、回転子磁極位置を検出し
た信号を所定の時間以上、固定するようにする。これに
より、シフト動作のハンチングを防止する。
【0011】電流切り替え手段は、回転子磁極位置を検
出した信号が変化している期間は定電流制御の指令値を
低く設定し、回転子磁極位置を検出した信号が所定の時
間以上、一定の場合は定電流制御の指令値を高く設定す
る。
【0012】上記目的を達成する本願の他の代表的な発
明は、噛み合いクラッチが設けられた噛み合い式の変速
機構と、この噛み合いクラッチを軸方向に移動させて上
記変速機構の変速段を切り替える電動式アクチュエータ
とを有する自動変速機において、上記電動式アクチュエ
ータはモータと、前記モータに通電する電流を定電流制
御するインバータ装置と、前記モータに通電する電流が
基準値に達したことを検出して前記クラッチの移動を検
知する移動検知手段と、前記移動検知手段の信号に応じ
て前記定電流制御の基準値を変化させる電流切り替え手
段とを備えるようにしたものである。
【0013】本発明によれば、噛合クラッチの締結状態
を簡易なセンサで検出し、定電流制御の指令値を変化さ
せることで押付け力の低下を防止することができる。
【0014】また、本発明は、移動検出器がクラッチの
所定の移動を検知するまでの期間、インバータ装置が出
力する交流電流の位相を変化させる位相補償手段を備え
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は、本発明の実施例の自動変速機の制御
装置の全体構成を示す。
【0016】クラッチ14は、エンジン10の出力軸1
1と歯車式変速機構を有する第1の入力軸16の間に設
けられており、エンジン10のトルクを第1の入力軸1
6に伝達可能にする。クラッチ14の押付け力の制御に
は、後述するインバータ1−3により駆動するモータ3
−3をアクチュエータとして使用し、モータの回転力を
クラッチ14の押付け力に変換する機構によって、エン
ジン10の出力軸11から第1の入力軸16への動力伝
達を断続する構成としている。
【0017】また、クラッチ13が、エンジン10の出
力軸11と歯車式変速機構を有する第2の入力軸12の
間に設けられており、エンジン10のトルクを第2の入
力軸12に伝達可能にする。クラッチ13の押付け力の
制御には、後述するインバータ1−4により駆動するモ
ータ3−4をアクチュエータとして使用し、モータの回
転力をクラッチ13の押付け力に変換する機構によっ
て、エンジン10の出力軸11から第2の入力軸12へ
の動力伝達を断続する構成としている。クラッチ13と
クラッチ14を用いるツインクラッチは、摩擦クラッチ
と同様な働きを有するものである。
【0018】第1の入力軸16には、歯車17,18が
固着されており、第2の入力軸12には、歯車19,2
0が固着されている。第1の入力軸16の内部は中空に
なっており、第2の入力軸12はこの中空部分を貫通
し、第1の入力軸16に対し回転方向への相対移動が可
能である。歯車式変速機構の出力軸15には、スプライ
ン25とシンクロナイザリング26を備えた歯車21
と、スプライン27とシンクロナイザリング28を備え
た歯車22と、歯車21および歯車22と出力軸15と
を直結するクラッチハブスリーブ29を設けている。歯
車21および歯車22には、出力軸15の軸方向に移動
しないようストッパーを設けている。また、スリーブ2
9の内側には、出力軸15の複数の溝とかみ合う溝を設
けることにより、スリーブ29は、出力軸15の軸方向
には相対移動を可能にするが、回転方向への移動は制限
するように出力軸15に係合している。従って、スリー
ブ29のトルクは、出力軸15に伝達される。変速の際
に、スリーブ29を軸方向へ移動させ、所定変速段を形
成するには、後述するインバータ1−1により駆動する
モータ3−1をアクチュエータとして使用する。
【0019】ここで、スリーブ29と、スプライン25
およびシンクロナイザリング26と、スプライン27お
よびシンクロナイザリング28から成るトルク伝達機構
を噛合クラッチと称する。これらの機構は、エンジン1
0などの動力源からのエネルギーを高効率で出力側に伝
達することが可能であり、車両の燃費低減に大きな効果
がある。
【0020】同様に、歯車式変速機構の出力軸15に
は、スプライン31とシンクロナイザリング32を備え
た歯車23と、スプライン33とシンクロナイザリング
34を備えた歯車24と、歯車23および歯車24と出
力軸15とを直結するクラッチハブスリーブ30を設け
ている。歯車23および歯車24には、出力軸15の軸
方向に移動しないようストッパーを設けている。また、
スリーブ30の内側には出力軸15の複数の溝とかみ合
う溝を設けることにより、このスリーブ30は、出力軸
15の軸方向には相対移動を可能にするが、回転方向へ
の移動は制限するように出力軸15に係合している。従
って、スリーブ30のトルクは出力軸15に伝達され
る。ここで、スリーブ30と、スプライン31およびシ
ンクロナイザリング32と、スプライン33およびシン
クロナイザリング34から成るトルク伝達機構も、噛合
クラッチと称する。
【0021】第2の入力軸12からのトルクをスリーブ
30に伝達するためには、スリーブ30を出力軸15の
軸方向に移動させ、シンクロナイザリング32あるいは
シンクロナイザリング34を介してスプライン31ある
いはスプライン33とスリーブ30とを直結する必要が
ある。スリーブ30の移動には、後述するインバータ1
−2により駆動するモータ3−2をアクチュエータとし
て使用する。
【0022】また、上述の自動変速機は、歯車17と歯
車21とから成る歯車列により1速段を、歯車18と歯
車22とから成る歯車列により2速段を、歯車19と歯
車23とから成る歯車列により3速段を、及び歯車20
と歯車24とから成る歯車列により4速段を実現する構
成となっている。ここで、36及び37はそれぞれ、歯
車17及び歯車19に対する回転数センサである。ま
た、38は出力軸15の軸方向を移動するスリーブ30
に対するストロークセンサである。尚、図1の実施例に
おいては、ストロークセンサ38を備えた構造を図示し
ているが、本実施例の1つの目的は、このストロークセ
ンサ38の機能をインバータ1−2で果たすことであ
る。そこで、インバータ1−2がスリーブ30の移動を
正確に検知できれば、図1におけるストロークセンサ3
8は無くても良い。
【0023】次に、モータ2−1,2−2,2−3,2
−4とインバータ1−1,1−2,1−3,1−4につ
いて説明する。尚、モータ2−3,2−4はそれぞれク
ラッチ14、及び13に対するアクチュエータであり、
モータ2−1,2−2はそれぞれスリーブ29、及び3
0に対するアクチュエータと使う目的は異なるが、モー
タ2−1,2−2,2−3,2−4はいずれも同じ構造
を有する磁石モータ(例えば直流ブラシレスモータ)で
あり、これらを駆動するインバータ1−1,1−2,1
−3,1−4も後述するように同じ回路構成を有する。
そこで、モータ2−1(以下、代表する場合は番号を2
で表す)とインバータ1−1(以下、代表する場合は番
号を1で表す)を代表として説明する。また、各モータ
に設けた3−1,3−2,3−3,3−4はそれぞれモ
ータ2−1,2−2,2−3,2−4の磁極位置を検出
する磁気的なセンサであり、例えば後述するホールI
C,磁束変化に対して電気特性が変化するホール素子を
用いたICが代表例である。磁極位置センサ3−1,3
−2,3−3,3−4に関しても同じ構造,特性を有す
ることから、3−1(以下、代表する場合は番号を3で
表す)を代表して説明する。
【0024】スリーブ29は前述のように、その内側は
出力軸15の複数の溝とかみ合う溝を有しており、モー
タ2によって回転力を与えられると、溝の噛合いがネジ
と同じ原理により、出力軸15の軸方向に移動する。こ
こで、モータ2を設ける場合は特定するものではなく、
スリーブ29に回転力を与え、これを軸方向に移動させ
る機能を果たせば良い。或いは上記ネジの原理の代わり
にモータの回転力をスリーブの推力に変換する他の機構
を途中に用いても良い。モータ2がロータに磁石を用い
た直流ブラシレスモータである場合、一般的に、モータ
2を駆動する為には回転するロータの磁極位置を正確に
検出するための磁極位置センサ3が必要である。尚、こ
の磁極位置センサを用いず、ロータの磁極位置を推定す
る磁極位置センサレス制御がある。図1の実施例では、
磁極位置センサ3を用いた場合を示している。後述する
図6の実施例では、磁極位置センサレス制御を適用した
一実施例を示す。この場合、磁極位置センサ3は不要で
ある。
【0025】図1において5は電源であり、自動車の場
合は鉛電池等の二次電池を表す。インバータ1−1,1
−2,1−3,1−4はいずれも二次電池5から電力を
供給される。ここで、インバータ1−1,1−2と二次
電池5の負極間にはシャント抵抗4−1,4−2をそれ
ぞれ備え、二次電池5からインバータ1−1,1−2に
それぞれ流れる電流をシャント抵抗4−1,4−2で電
圧信号に変換し、シャント抵抗4−1,4−2両端の電
圧をインバータ1−1,1−2で計測する。図示してい
ないが、インバータ1−3,1−4も同様に二次電池5
と接続され、シャント抵抗を具備して電流を計測する。
インバータ1−1,1−2は信号切換え器6及び7を用
いて、自動変速機用コントローラ8からの信号を選択的
に受け取る。同様に、インバータ1−1,1−2が出力
する信号も信号切換え器6及び7を用いて、自動変速機
用コントローラ8に選択的に届けられる。また、自動変
速機用コントローラ8は上位の制御装置9と双方向の通
信で接続されている。エンジン10は吸気管に設けられ
た電子制御スロットル35により、吸入空気量を制御
し、燃料噴射装置から吸入空気量に見合う量の燃料を噴
射している。上位の制御装置9は回転数センサ40から
検出されたエンジン回転数やその他の情報に応じて、電
動式アクチュエータ(例えば1−1のインバータと2−
1のモータ)を制御する信号を自動変速機用コントロー
ラ8に伝える。
【0026】図1の実施例で、インバータ1−1は、ス
リーブ29の移動に関して特別なストロークセンサを用
いることなく、磁極位置センサ3−1とシャント抵抗4
−1で検出したモータ電流に応じてスリーブ29の移動
させると共に、クラッチ噛合い後に所定トルクを与える
締結動作を制御することが特徴である。この動作制御の
詳細は図2から図6の実施例を用いて詳細に説明する。
【0027】図2に示す実施例は、インバータ1の詳細
な構成を示した一実施例である。インバータ1の内部に
は、パワーMOSFET M1〜M6によって構成され
る三相インバータの出力部を備え、パワーMOSFET
M1,M3,M5のドレイン端子(高電位側)はいず
れも二次電池5の正極に接続する。一方、パワーMOS
FET M2,M4,M6のソース端子(低電位側)は
いずれもシャント抵抗4に接続し、シャント抵抗4の他
端は二次電池5の負極に接続する。パワーMOSFET
M1とM2の接続個所、同様にM3とM4の接続個
所、及びM5とM6の接続個所がそれぞれU,V,W相
の出力端子であり、対応するモータ2の固定子巻線に電
流を通電する。モータ2の周囲に図示したホールIC
Hu,Hv,Hwは前述の磁極位置センサの一例であ
る。
【0028】41はドライバICであり、パワーMOS
FET M1〜M6にゲート信号を与え、これらデバイ
スのオン,オフ状態を制御する。ドライバIC41の内
部には磁極位置検出信号Hu* ,Hv* ,Hw* (Hu
* と*印を付けた意味は後述する)に従ってオンさせる
べきパワーMOSFETを決定する信号分配回路43を
備える。また、磁極位置検出信号Hu* ,Hv* ,Hw
* の変化から速度フィードバック信号FGを生成する速
度フィードバック回路48,コントローラ8から入力さ
れる速度指令値Vsと三角波発生器50で生成した三角
波を比較し、比較器49でパルス幅制御(PWM制御)
の信号を出力する。電流検出器55はシャント抵抗4の
電圧を差動増幅器56で検出し、その結果を比較器57
で所定の電流指令値と比較した結果を信号RSとして出
力し、ドライバIC内部の比較器を経て信号分配回路4
3に伝達する。信号分配回路43は電流検出の結果に従
って、後述する定電流制御を実行する。ここで、比較器
57に与えられる電流指令値は図2の実施例において
は、2つの値がある。即ち、ドライバICに内蔵する電
圧レギュレータ(一定電圧を出力する)47の出力CB
を抵抗で分圧した第一の電流指令値と、コントローラ8
が出力する第二の指令値CSを増幅器、或いは積分器5
8を介して得た第二の電流指令値である。ここで、第一
の電流指令値は固定値であり、第二の電流指令値は可変
値である。尚、58を増幅器或いは積分器の二通りとし
た理由は、CSがコントローラ8に内蔵されたD/A
(ディジタル−アナログ)変換器で作成されたアナログ
信号の場合は58に増幅器を用い、CSをディジタル値
のまま送る場合には、このディジタル値を積分器58で
積分し、アナログ値に変換するためである。比較器57
は上記第一,第二の電流指令値のうち大きい値を用いて
差動増幅器56の出力と比較する。信号分配回路43は
磁極位置検出信号Hu* ,Hv* ,Hw* に従ってオン
させるパワーMOSFETM1〜M6を決定する。次に、オン
を決定されたパワーMOSFET(例えば高電位側がM
1、低電位側がM4とする)に対して、更に比較器49
で指示されたPWM制御の指令と、比較器51で指示さ
れた電流制御指令に応じて高電位側、或いは低電位側パ
ワーMOSFETのいずれか一方をチョッパー制御(即
ち、比較器49或いは51の出力に応じ、三角波の周波
数でオン,オフを繰り返す)する。ここで、比較器49
はモータ2の回転数が所定の値に達すると、上記チョッ
パー制御でパワーMOSFETをオン,オフさせる回転
数制御の動作を指示する。また、比較器51は電流検出
回路55で検出したモータ電流が所定の値に達すると、
上記チョッパー制御でパワーMOSFETをオン,オフ
させる動作を定電流制御(或いはトルク制御とも呼ぶ)
の動作を指示する。本実施例における自動変速機用電動
アクチュエータでは、クラッチ或いはスリーブが軸方向
に移動するまでの間は回転数制御と定電流制御の両方が
働き、クラッチ或いはスリーブが押し付け力を出して締
結する期間は定電流制御が働く。
【0029】以上の構成において、ドライバIC41に
含まれる各回路は、例えば1993年発行のSmall Moto
r International Conference(小型モータ国際学会)の
予稿集pp203−208に類似な構成が紹介されてお
り、本実施例の特有の構成ではない。本実施例の特徴
は、ホールICの出力Hu,Hv,Hwを一旦、コント
ローラ8に取りこみ図5で後述する位相補償を施した信
号Hu* ,Hv*,Hw*に変換し、Hu* ,Hv* ,H
* をドライバIC41に入力する点である。また、図
3,図4で後述するように、コントローラ8がドライバ
IC41から与えられた速度フィードバック信号FGに
基づいて、電流検出回路55の比較器57に対する電流
指令値を前述の第一,第二指令値のように切り替えるこ
とも本実施例の特徴である。
【0030】ドライバIC41で上アーム駆動回路44
の出力PGU,PGV,PGWはそれぞれ、パワーMO
SFET M1,M3,M5のゲート端子にオン、又は
オフのゲート駆動信号を伝える。同時に、下アーム駆動
回路45の出力NGU,NGV,NGWはそれぞれ、パワー
MOSFET M2,M4,M6のゲート端子にオン、
又はオフのゲート駆動信号を伝える。ここで、出力PG
U,PGV,PGWとM1,M3,M5の共通ドレイン
端子間には、例えばツエナーダオード53のように電圧
が所定値以上になると導通する電圧検知素子を設けてい
る。同様に、出力NGU,NGV,NGWとM1,M
3,M5の各ドレイン端子間にもツエナーダオード54
のような電圧検知素子を設けている。パワーMOSFE
T M1の場合を例として、上記電圧検知素子の動作を
説明する。M1をターンオフ(電流遮断)すると、電流
の時間変化が激しいほどサージ電圧が発生し、このサー
ジ電圧がM1のドレイン−ソース間耐圧を越えると、M
1は耐圧破壊してしまう。本発明は後の図4で説明する
ように、前記第二の電流指令値が電流検出回路に与えら
れるとモータに通電する電流を増加させる。この際、前
述のサージ電圧が問題になる恐れがあり、これを避ける
ために電圧検知素子を備える。サージ電圧が電圧検知素
子の所定値を越えると、電圧検知素子が導通してM1の
ゲート端子に電流が流れ込む。M1は通常、ゲート・ソ
ース間の静電容量に蓄えた電荷を取り去る、即ち、放電
させることでオフさせる。これに対して、電圧検知素子
が導通するとM1のドレイン・ソース間電圧に応じて逆
にゲート・ソース間容量を充電する電流が流れ込む為、
M1が電流を遮断する動作が緩やかになり、サージ電圧
は抑制される。本実施例では、パワーMOSFETはク
ラッチ或いはスリーブが押し付け力を出して締結する期
間中、定格電流を越える電流をチョッパー制御しながら
流し続けるため、上記大電流遮断時のサージ電圧を防止
する回路手段は必要な機能である。
【0031】図1に示した自動変速機の機構で、本実施
例が特徴とするクラッチ或いはスリーブの移動とその締
結に関する電動式アクチュエータ(即ち、モータ2とイ
ンバータ1)の制御法を次の図3及び図4を用いて説明
する。図3はクラッチ或いはスリーブが所定の方向に移
動する過程において、インバータ1への入力とこれに応
じた出力の変化を示すタイムチャートである。
【0032】図3で、磁極位置検出信号Hu,Hv,H
w(或いは図5で述べる位相補償を施したHu* ,Hv
* ,Hw* )はそれぞれ位相が電気角で2π/3ラジア
ン(或いは120°)ずつ異なる信号である。速度フィ
ードバック信号FGは例えば磁極位置検出信号の立ち上
がりと立ち下がり毎に図示するようなパルスが生成され
るものとする。この磁極位置検出信号に応じてパワーM
OSFET M1〜M6に伝えるゲート信号PGU,P
GV,PGW及びNGU,NGV,NGWはそれぞれ図
3のように変化する。ここで、1つのゲート信号は電気
角で2π/3ラジアンの期間、対応するパワーMOSF
ETをオンさせるものであり、こうした駆動法を120
°通電と呼ぶ。図3では、低電位側のパワーMOSFE
Tを前述のチョッパー制御する場合を図示している。こ
こで、時刻の原点からモータ電流が第一の電流指令値I
r1到達するまでの期間は各低電位側のパワーMOSFETのゲ
ート信号はチョッピングされていない。そして、モータ
電流が第一の電流指令値Ir1に到達した以降は三角波の
周波数に応じてゲート信号がパルス状になるチョッピン
グ動作を図示している。モータ電流が第一の電流指令値
r1に到達するまでの期間は、前述の回転数制御による
PWM制御(チョッピング動作と同じようにパルス波に
なる)が実行されるはずであるが、図3の例ではクラッ
チ或いはスリーブが移動を開始して、所定の回転数に到
達する前に、モータ電流が第一の電流指令値Ir1に到達
したことを示したものである。実際に自動変速機のクラ
ッチ切り替えにおいては、モータが停止状態から起動し
て、回転数が一定速度になる前にクラッチ或いはスリー
ブが締結位置に達し、図3のような動作が起きることに
なる。
【0033】次に、図4を用いて、クラッチ或いはスリ
ーブが締結位置に達した時刻付近の動作を説明する。
【0034】図4でクラッチ或いはスリーブが締結位置
に達し、それ以上移動しない、即ちモータ2が拘束され
た状態になると、ロータが固定される為、磁極位置検出
信号は図4に示すように変化しなくなる。そして、速度
フィードバック信号も出力されなくなる。コントローラ
8は速度フィードバック信号が出なくなった状況を検知
すると、電流指令CSを図4に示すように第一の値Ir1
から第二の値Ir2に増加させる。これに応じてゲート信
号のNGUが変化し(電流増加期間中はチョッピング波
形でなくなっている)、モータ電流が増加して、拘束状
態のモータに対するトルクを増加する。そして、モータ
電流が第二の指令値に達すると、チョッピングが再開す
る。このようにトルクを増加することによってクラッチ
或いはスリーブに押し付け力を加えることが特徴であ
る。また、図3動作開始から図4に至る過程では、クラ
ッチ或いはスリーブが移動を開始して締結の位置に達し
たことを磁極位置検出信号で判断していることも本実施
例の大きな特徴である。
【0035】以上、図3と図4を用いて説明したインバ
ータの動作(或いは制御)をフローチャートで表したも
のが図5である。図5の説明は図3及び図4で述べた説
明と重複するため、特記すべき点を除き省略する。
【0036】図5で重要な事項は、(3)で磁極位置検
出信号Hu,Hv,Hwに進み位相を付加する補償を施
しHu* ,Hv* ,Hw* の信号を生成することであ
る。これは弱め界磁制御とも呼ばれ、モータの力率を悪
くするものである。この弱め界磁制御によれば回転数が
低い領域(即ち、回転の初期)においてモータに発生す
る誘起電圧を制御し、モータに過大な電流が流れること
を防ぐ効果がある。この(3)の処理が必要であるか否
かはモータの特性に依存し、(3)の位相補償を実施し
ない場合も有り得る。そこで、図5では(3)の処理を
破線で示した。尚、図2の実施例では上記進み位相を付
加する補償をコントローラで実施する場合を示したが、
この補償機能をドライバIC41に搭載しても良い。図
5の(5)から(8)の動作は前述の図4で同様の説明
をしたため、省略する。
【0037】次に、(8)で第二の電流指令に従いトル
クを増加させた後、(9)で再度、速度フィードバック
信号を検知すると、噛合い動作が終了し、噛合い個所の
余裕だけクラッチあるいはスリーブが移動していること
を判断して、(10)で電流指令値を減少させる。これ
は過大なトルクによって噛合い個所の破損を防ぐ為であ
る。そして、(11)で再度磁極位置検出信号を取りこ
み、(12)でモータ電流を第一の電流指令以下に制御
する。(13)で再度、速度フィードバック信号が無く
なった場合、締結動作が完全に終了したことを判断して
動作を終了させる。
【0038】図6に示すフローチャートは、図1及び図
2の実施例に示した磁極位置センサ3を用いない位置セ
ンサレス制御に関する動作を表す。図6で(1)では、
コントローラ8からインバータ1に回転数指令(或いは
速度指令とも呼ぶ)Vsと第一の電流指令値Csが与え
られ、インバータ1が動作を開始する。(2)でコント
ローラ8から疑似磁極位置信号Hu,Hv,Hwをイン
バータ1に与える。ここで、疑似磁極位置信号とは本来
の磁極位置信号が図2の実施例に示したようにロータの
磁極位置センサ3で検出した信号であるのに対して、コ
ントローラ8が磁極位置センサ3を使用せずに擬似的に
作成した信号パターンである。ロータの磁極位置と疑似
磁極位置信号の関係が合致しない場合、電流位相ずれが
発生し脱調に至る場合もあり得る。しかし、クラッチ或
いはスリーブを締結の位置まで移動させる過程ではモー
タの負荷が軽いことから、脱調が発生する可能性は低
い。インバータ1は疑似磁極位置信号を元に図3に示し
た動作を開始する。(3)で前述のように第一の電流指
令に対する定電流制御を行うが、クラッチ或いはスリー
ブを締結の位置まで移動させる過程ではモータ電流が第
一の電流指定値まで到達しないとして扱う。そして、
(4)でモータ電流が第一の電流指令値に達した時点
が、モータが拘束され誘起電圧がほぼゼロになった時刻
であるとする。誘起電圧がほぼゼロになると、モータ電
流は急増して第一の電流指令値を越える。(5)では、
モータ電流は急増して第一の電流指令値を越えたことを
検出して、クラッチ或いはスリーブを締結の位置まで移
動したことを判断し、これが本実施例の特徴である。こ
の判断の結果、(6)で第二の電流指令値まで増加さ
せ、(7)でモータ拘束時のトルクを増加させるべく、
モータ電流を第二の電流指令値に制御する。(8)でモ
ータ電流が第二の電流指令値に到達後、所定の時間を経
過したか否かを判断し、時間経過していれば、(9)で
電流指令値を第一の値以下に減少させ、(10)で再び
疑似磁極位置信号に従った通電を行う。そして、(1
1),(12)でモータ電流が第一の指令値を再び越え
たことを検出して、噛合い動作が終了し、更に噛合い個
所の余裕分だけクラッチあるいはスリーブが移動したこ
とを判断して、動作を終了させる。図6の実施例によれ
ば、磁極位置センサが不要になり、特に自動車用のよう
に温度環境或いは排気的環境の悪い用途では磁極位置セ
ンサを使用しないことでシステムの高信頼化を図ること
ができる。尚、磁極位置センサレス制御として図6に示
した以外の方法を用いても良い。本実施例は、モータ電
流の変化に応じてクラッチあるいはスリーブが所定の位
置まで移動したことを判断することに特徴を有する。
【0039】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、噛み合い
クラッチを所定変速段へ確実に締結させ、安定した変速
性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である自動変速機の全体構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例であるインバータ装置の構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例であるインバータ装置の動作を
示すタイムチャートである。
【図4】本発明の実施例であるインバータ装置の動作を
示す締結時のタイムチャートである。
【図5】本発明の実施例であるインバータ装置の制御法
を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施例であるインバータ装置の磁極位
置センサレス制御法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…インバータ、2…磁石型モータ、3…磁極位置セン
サ、4…シャント抵抗、5…二次電池、6,7…信号切
換え器、8…自動変速機用コントローラ、9…上位の制
御装置、10…エンジン、11…出力軸、12…第2の
入力軸、13,14…クラッチ、15…歯車式変速機構
の出力軸、16…歯車式変速機構を有する第1の入力
軸、17〜24…歯車、25,27,31,33…スプ
ライン、26,28,32,34…シンクロナイザリン
グ、29,30…クラッチハブスリーブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 文男 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 小林 孝司 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 松延 豊 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 3J056 AA02 AA13 AA63 BB02 BB32 BD15 BD25 BD34 BE30 CA02 CB05 DA04 DA18 GA05 GA12 3J067 AB23 AC05 BA58 BB02 BB11 CA23 DB35 FB14 GA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】噛み合い式の変速機構の噛み合いクラッチ
    を軸方向に移動させて前記変速機構の変速段を切り替え
    るものであって、モータと、該モータの回転子磁極位置
    を検出する検出器と、前記モータに通電する電流を定電
    流制御するインバータ装置と、前記回転子磁極位置を検
    出した信号に応じて前記クラッチが所定の位置に移動し
    たことを検知する移動検知手段と、前記移動検知手段の
    信号に応じて前記定電流制御の指令値を変化させる電流
    切り替え手段とを有することを特徴とする自動変速機の
    電動式アクチュエータ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の自動変速機の電動式アク
    チュエータにおいて、前記移動検出器が前記クラッチの
    所定の移動を検知するまでの期間、前記インバータ装置
    が出力する交流電流の位相を変化させる位相補償手段を
    有することを特徴とする自動変速機の電動式アクチュエ
    ータ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の自動変速機の電動
    式アクチュエータにおいて、前記電流切り替え手段は、
    前記回転子磁極位置を検出した信号が変化している時期
    は前記定電流制御の指令値を低く設定し、前記回転子磁
    極位置を検出した信号が所定の時間以上、一定の場合は
    前記定電流制御の指令値を高く設定することを特徴とす
    る自動変速機の電動式アクチュエータ。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の自動変
    速機の電動式アクチュエータにおいて、前記移動検出器
    が前記クラッチの所定の移動を検知すると、前記回転子
    磁極位置を検出した信号を所定の時間以上、固定するこ
    とを特徴とする自動変速機の電動式アクチュエータ。
  5. 【請求項5】噛み合い式の変速機構の噛み合いクラッチ
    を軸方向に移動させて前記変速機構の変速段を切り替え
    るものであって、モータと、前記モータに通電する電流
    を定電流制御するインバータ装置と、前記モータに通電
    する電流が基準値に達したことを検出して前記クラッチ
    の移動を検知する移動検知手段と、前記移動検知手段の
    信号に応じて前記定電流制御の基準値を変化させる電流
    切り替え手段とを有することを特徴とする自動変速機の
    電動式アクチュエータ。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の自動変速機の電動式アク
    チュエータにおいて、前記移動検出器が前記クラッチの
    所定の移動を検知するまでの期間、前記インバータ装置
    が出力する交流電流の位相を変化させる位相補償手段を
    備えることを特徴とする自動変速機の電動式アクチュエ
    ータ。
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