JP4974087B2 - ハイブリッド車両 - Google Patents

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Description

本発明は、複数相のインバータを介して蓄電器から電力が供給される電動機及び内燃機関の少なくとも一方からの動力によって走行するハイブリッド車両に関する。
HEV(Hybrid Electrical Vehicle:ハイブリッド電気自動車)は、電動機及び/又は内燃機関の駆動力によって走行する。図8は、HEVの内部構成を示すブロック図である。図8に示すHEVでは、電動機(MOT)101及び/又は内燃機関(ENG)107からの駆動力がギアボックス109及び駆動軸151を介して駆動輪153に伝達される。なお、図8に示す車両では、電動機101の回転子は、内燃機関107の駆動軸に直結されている。
電動機101は、例えば3相交流モータである。蓄電器(BATT)103は、直流電源であって、インバータ105を介して電動機101に電力を供給する。なお、蓄電器103の出力電圧は高電圧(例えば100〜200V)である。インバータ(INV)105は、蓄電器103からの直流電力を3相交流電力に変換する。インバータECU(INV ECU)111は、インバータ105の動作を制御する。
内燃機関107は、車両が走行するための駆動力(出力トルク)を発生する。内燃機関107からの駆動力は、クラッチ113の状態に応じて駆動輪153に伝達される。すなわち、クラッチ113が切断状態であれば、内燃機関107からの駆動力は駆動輪153に伝達されず、クラッチ113が接続状態であれば、内燃機関107からの駆動力は駆動輪153に伝達される。
マネジメントECU(MG ECU)115は、駆動力の伝達系統の切り替えや、電動機101や内燃機関107の制御、クラッチ113に対する断接指示、ギアボックス109に対する変速比の変更指示等を行う。エンジンECU(ENG ECU)117は、内燃機関107の運転を制御する。
クラッチ113は、マネジメントECU115からの指示に基づいて、内燃機関107から駆動輪153までの駆動力の伝達経路を断接する。ギアボックス109は、内燃機関107及び/又は電動機101からの駆動力を、所望の変速比での回転数及びトルクに変換して、駆動軸151に伝達する変速機である。
図9は、図8に示した車両に設けられた電動機101を駆動するシステムを示すブロック図である。図9に示すように、インバータ105では、電動機101の各相(U相、V相、W相)に対応するアーム1u,1v,1wが、電源端子2a,2bの間で平滑コンデンサCと並列に接続されている。アーム1u,1v,1wの各中点は、電動機101のU相電機子Au、V相電機子Av、W相電機子Awにそれぞれ接続されている。
各アームの正極側及び負極側には、IGBT又はMOSFET等のスイッチング素子と、各スイッチング素子に並列接続された還流ダイオードとから構成されたスイッチ部が設けられている。例えば、各アームの正極側には、スイッチング素子3aと還流ダイオード4aとから構成されたスイッチ部5aが設けられ、各アームの負極側には、スイッチング素子3bと還流ダイオード4bとから構成されたスイッチ部5bが設けられている。各アームの正極側に設けられたスイッチング素子3aのコレクタ及び還流ダイオード4aのカソードは、正極側の電源端子2aに接続されている。一方、各アームの負極側に設けられたスイッチング素子3bのエミッタ及び還流ダイオード4bのアノードは、負極側の電源端子2bに接続されている。
各スイッチング素子は、インバータECU111からの制御信号によってオンオフ制御される。各スイッチング素子のゲート端子にはゲート抵抗Rが接続されており、インバータECU111からの制御信号はゲート抵抗Rを介してゲート端子に入力される。
なお、ゲート抵抗の抵抗値が大きいほど、スイッチング素子のスイッチング速度は遅くなる。このため、ゲート抵抗の抵抗値が増大する故障が発生するとスイッチング損失が大きくなり、スイッチング素子の温度が上昇する。その結果、スイッチング素子は熱暴走して短絡故障に至る。さらに、短絡故障したスイッチング素子を含むインバータ105を使用し続けると、通常よりも大きな電流が流れるため電動機101や3相線等の破損に至る。したがって、特許文献1に記載の発明では、インバータ105に短絡故障が発生した際に電動機101や3相線等の不具合の発生を防ぐため、インバータ105に大電流が流れるのを防止している。
特許文献1に記載の発明では、例えば、U相電流が流れるスイッチ部5bのスイッチング素子が短絡故障すると、インバータECU111は、負極側に設けられたスイッチ部5bの各スイッチング素子をオン制御し、かつ、正極側に設けられたスイッチ部5aの各スイッチング素子をオフ制御する。したがって、電動機101の各相の電機子Au,Av,Awのインバータ105側の一端が実質的に相互に短絡された状態になる。以下、この状態を「3相短絡状態」という。また、電動機101が3相短絡状態となるよう制御することを「3相短絡制御」という。図10は、内燃機関107の駆動によって3相短絡状態の電動機101の回転子が回転される際に発生する各相電流の波形の一例を示す図である。
特開2008−220045号公報
図8に示したHEVでは、電動機101の回転子に連結された内燃機関107が駆動すると、3相短絡制御されている電動機101にはブレーキトルクが発生する。当該ブレーキトルクによって内燃機関107の駆動は抑制される。図11は、内燃機関107の回転数に対する3相短絡制御された電動機101に発生するブレーキトルク及び内燃機関107の出力トルクを示す図である。図11中の点線は、アイドル運転時の内燃機関107の回転数を示す。図11に示されるように、内燃機関107がアイドル運転時には、車両走行時よりも大きなブレーキトルクが電動機101に発生する。
電動機101が3相短絡制御された車両が内燃機関107の駆動によって走行する際、例えば図11中に点線で示した非常に低い回転数で内燃機関107が連続運転すると、実線で示した電動機101のブレーキトルクが一点鎖線で示した内燃機関107の出力トルクを上回ってしまう。電動機101のブレーキトルクが内燃機関107の出力トルクよりも大きいと、内燃機関107は最終的にストールしてしまう。したがって、車両が停止中に内燃機関107がアイドル運転を行うときは、内燃機関107の回転数が非常に低いため、内燃機関107がストールしてしまう可能性がある。
なお、内燃機関107の始動が電動機101によって行われる車両において、電動機101が3相短絡制御されている状態で内燃機関107がストールすると、再び内燃機関107を始動することができない。したがって、インバータ105が短絡故障した状態では、内燃機関107の運転を継続する必要がある。
本発明の目的は、3相短絡制御された電動機の駆動軸に連接された内燃機関の回転数が非常に低速であっても内燃機関が運転を継続可能なハイブリッド車両を提供することである。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項に記載の発明のハイブリッド車両では、複数相のインバータ(例えば、実施の形態でのインバータ105)を介して蓄電器(例えば、実施の形態での蓄電器103)から電力が供給される電動機(例えば、実施の形態での電動機101)及び内燃機関(例えば、実施の形態での内燃機関107)の少なくとも一方からの動力によって走行するハイブリッド車両であって、前記インバータの短絡故障を検出する短絡故障検出部(例えば、実施の形態でのインバータECU111)と、前記短絡故障検出部が前記インバータの短絡故障を検出した際、前記電動機の前記インバータ側の一端が相互に短絡された3相短絡状態となるよう前記インバータを制御するインバータ制御部(例えば、実施の形態でのインバータECU111)と、前記内燃機関の運転を制御する内燃機関制御部(例えば、実施の形態でのエンジンECU203)と、を備え、前記内燃機関制御部は、前記電動機が短絡故障を検出しない通常動作時に前記内燃機関がアイドル運転を行う間、前記内燃機関の出力トルクが低下するためのトルク低下制御を行い、前記電動機が3相短絡制御時に前記内燃機関がアイドル運転を行う間、前記トルク低下制御を禁止又は抑制することを特徴としている。
さらに、請求項に記載の発明のハイブリッド車両では、前記トルク低下制御は、前記内燃機関に吸入する空気量を減らす制御であることを特徴としている。
さらに、請求項に記載の発明のハイブリッド車両では、前記トルク低下制御は、前記内燃機関の点火時期をリタードする制御であることを特徴としている。
さらに、請求項に記載の発明のハイブリッド車両では、前記内燃機関からの駆動力を利用して動作する補機(例えば、実施の形態での補機207)と、前記補機の駆動を制御する補機駆動制御部(例えば、実施の形態でのマネジメントECU201)と、を備え、前記補機駆動制御部は、前記電動機が3相短絡制御時に前記内燃機関がアイドル運転を行う間、前記補機の駆動を停止することを特徴としている。
さらに、請求項に記載の発明のハイブリッド車両では、前記内燃機関から当該ハイブリッド車両の駆動輪までの駆動力の伝達経路を、液体を用いて断接する伝達経路断接部(例えば、実施の形態での発進クラッチ7)と、前記内燃機関の回転数に応じて、前記伝達経路断接部による前記伝達経路の連結度を制御する連結制御部(例えば、実施の形態でのトランスミッションECU205)と、を備え、前記連結制御部は、前記電動機が3相短絡制御時に前記内燃機関がアイドル運転を行う間、前記電動機が通常動作時に前記内燃機関がアイドル運転を行うときよりも前記伝達経路の連結度を低減するよう前記伝達経路断接部を制御することを特徴としている。
さらに、請求項に記載の発明のハイブリッド車両では、前記電動機及び前記内燃機関と車輪との間に設けられた無段変速機(例えば、実施の形態での無段変速機構5)と、前記無段変速機の入力軸側に構成された駆動側プーリー(例えば、実施の形態でのドライブプーリー50)及び出力軸側に構成された従動側プーリー(例えば、実施の形態でのドリブンプーリー51)の各可動側面にかける圧力である側圧を制御する側圧制御部(例えば、実施の形態でのトランスミッションECU205)と、を備え、前記側圧制御部は、前記電動機が3相短絡制御時に前記内燃機関がアイドル運転を行う間、前記電動機が前記通常動作時に前記内燃機関がアイドル運転を行うときの側圧よりも低い側圧を前記駆動側プーリー及び/又は前記従動側プーリーの各可動側面にかけることを特徴としている。
請求項1〜に記載の発明のハイブリッド車両によれば、短絡制御された電動機の駆動軸に連接された内燃機関の回転数が非常に低速であっても内燃機関が運転を継続できる。
第1の実施形態のHEVの内部構成を示すブロック図 変速装置の内部構成及びその周辺の構成を示す図 ドライバによってアクセルペダルが踏まれておらず、かつ、内燃機関107がアイドル運転を行っている状態で設定される、電動機が通常動作時及び3相短絡制御時の内燃機関107の回転数に対するクリープ圧を示す図 電動機が通常動作時の、回転数に対する内燃機関の出力トルク、電動機の最大出力トルク及びこれらの合計トルクを示す図 電動機が3相短絡制御時の、回転数に対する内燃機関の出力トルク、電動機の最大出力トルク及びこれらの合計トルクを示す図 電動機が通常動作時及び3相短絡制御時の回転数に対する各プーリー側圧を示す図 他の実施形態のHEVの内部構成を示すブロック図 HEVの内部構成を示すブロック図 図8に示した車両に設けられた電動機を駆動するシステムを示すブロック図 内燃機関の駆動によって3相短絡状態の電動機の回転子が回転される際に発生する各相電流の波形の一例を示す図 内燃機関の回転数に対する3相短絡制御された電動機に発生するブレーキトルク及び内燃機関の出力トルクを示す図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
HEV(Hybrid Electrical Vehicle:ハイブリッド電気自動車)は、電動機及び/又は内燃機関の駆動力によって走行する。以下説明する実施形態のHEVでは、電動機の駆動軸は、内燃機関の駆動軸に直結されている。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態のHEVの内部構成を示すブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態のHEV(以下、単に「車両」という。)は、電動機(MOT)101と、蓄電器(BATT)103と、インバータ(INV)105と、内燃機関(ENG)107と、マネジメントECU(MG ECU)201と、エンジンECU(ENG ECU)203と、トランスミッションECU(T/M ECU)205と、インバータECU(INV ECU)111と、補機207と、ベルト式の無段変速機構(CVT:Continuously Variable Transmission)及び発進クラッチを含む変速装置(T/M)209とを備える。なお、マネジメントECU201、エンジンECU203及びトランスミッションECU205以外の構成要素は、図8の車両に設けられた対応する各構成要素と同じである。したがって、図1において、図8と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。
電動機101は、例えば3相交流モータである。電動機101からの駆動力は、変速装置209及び駆動軸151を介して駆動輪153に伝達される。蓄電器103は、直流電源であって、インバータ105を介して電動機101に電力を供給する。なお、蓄電器103の出力電圧は高電圧(例えば100〜200V)である。
インバータ105は、蓄電器103からの直流電力を3相交流電力に変換する。なお、インバータ105には、各相電流を検出する図示しない電流計が設けられている。インバータECU111は、インバータ105の動作を制御する。なお、インバータECU111は、インバータ105に発生した短絡故障を検出する。なお、インバータECU111は、インバータ105に過電流が流れたために電流計からの信号が示す値が所定値以上となったとき、インバータ105に短絡故障が発生したと判断する。インバータ105の短絡故障を検出したインバータECU111は、インバータ105内の各スイッチング素子をオンオフ制御して、電動機101を3相短絡状態とする。
内燃機関107は、車両が走行するための駆動力(出力トルク)を発生する。内燃機関107及び電動機101からの駆動力は、変速装置209及び駆動軸151を介して駆動輪153に伝達される。
マネジメントECU201は、電動機101や内燃機関107、インバータ105、変速装置209等の制御を行う。また、マネジメントECU201には、車速、アクセルペダルの開度(AP開度)、ブレーキペダルの踏力(ブレーキ踏力)、及び内燃機関107の回転数等の情報が入力される。マネジメントECU201は、車速及びAP開度に基づいて、内燃機関107及び電動機101がそれぞれ出力する各駆動力を決定する。マネジメントECU201は、当該決定した各駆動力に基づいて、内燃機関107が所望の駆動力を出力するようエンジンECU203に指示し、かつ、電動機101が所望の駆動力を出力するようモータECU(図示せず)に指示する。なお、電動機101が3相短絡制御されている状態では、マネジメントECU201は、電動機101に駆動力の出力を指示しない。このとき、マネジメントECU201は、車両の走行に必要な駆動力の全てを内燃機関107が出力するようエンジンECU203に指示する。エンジンECU203は、内燃機関107の運転を制御する。エンジンECU203の動作の詳細については後述する。
トランスミッションECU205は、変速装置209に対して、変速比の変更指示や変速装置209内の発進クラッチに対する断接指示を行う。なお、トランスミッションECU205には、マネジメントECU201に入力されたAP開度、ブレーキ踏力及び内燃機関107の回転数に関する情報が送られる。
補機207は、例えば、車室温度を調整するエアコンのコンプレッサであり、内燃機関107からの駆動力を利用して動作する。なお、補機207の駆動は、マネジメントECU201からの指示によって制御される。
変速装置209は、内燃機関107及び/又は電動機101からの駆動力を、所望の変速比での回転数及びトルクに変換して、駆動軸151に伝達する。図2は、変速装置209の内部構成及びその周辺の構成を示す図である。変速装置209は、内燃機関107及び電動機101にカップリング機構2を介して連結される入力軸3と出力軸4との間に配置したベルト式無段変速機構5と、無段変速機構5の入力側に配置した動力伝達機構たる前後進切換機構6と、無段変速機構5の出力側に配置した油圧クラッチから成る発進クラッチ7とを備えている。
無段変速機構5は、入力軸3上に軸支したドライブプーリー50と、出力軸4に回り止めして連結したドリブンプーリー51と、両プーリー50,51間に巻掛けした金属Vベルト(以下、単に「ベルト」という。)52とで構成される。各プーリー50,51は、固定シーブ50a,51aと、固定シーブ50a,51aに対し軸方向に相対移動可能な可動シーブ50b,51bと、可動シーブ50b,51bを固定シーブ50a,51a側に押圧するシリンダ50c,51cとで構成され、両プーリー50,51のシリンダ50c,51cへの供給油圧を適宜制御することにより、ベルト52の滑りを生じない適切なプーリー側圧を発生させると共に両プーリー50,51の溝幅を変化させ、ベルト52の巻掛け径を変化させて無段変速を行う。
発進クラッチ7は出力軸4に連結されており、発進クラッチ7が係合すると、無段変速機構5で変速された内燃機関107及び/又は電動機101からの出力が発進クラッチ7の出力側のギア列8を介して差動機構9に伝達され、差動機構9から駆動軸151を介して車両の左右の駆動輪153に駆動力が伝達される。発進クラッチ7が解放されたときには動力伝達が行えず、変速装置209は中立状態になる。
無段変速機構5の各プーリー50,51のシリンダ50c,51cのプーリー側圧及び発進クラッチ7の油圧は油圧回路11によって制御される。油圧回路11には、内燃機関107で駆動される油圧ポンプが設けられている。
トランスミッションECU205には、マネジメントECU201から送られたAP開度、ブレーキ踏力及び内燃機関107の回転数に関する情報と、ドライブプーリー50の回転速度を検出する速度センサ23からの信号と、ドリブンプーリー51の回転速度を検出する速度センサ23からの信号と、発進クラッチ7の出力側の回転速度、即ち車速を検出する速度センサ23からの信号とが入力される。トランスミッションECU205は、これらの情報又は信号に基づいて油圧回路11を制御する。
以下、上記説明した構成の車両において、電動機101が3相短絡制御された状態で内燃機関107が駆動する場合について説明する。上述したように、電動機101の回転子に連結された内燃機関107が駆動すると、3相短絡制御された電動機101にはブレーキトルクが発生する。特に、図11に示したように、内燃機関107の回転数が非常に低速であるときは、大きなブレーキトルクが発生する。図11に実線で示した電動機101のブレーキトルクが一点鎖線で示した内燃機関107の出力トルクよりも大きいと、内燃機関107は最終的にストールしてしまう。したがって、本実施形態では、電動機101が3相短絡制御されている状態のときに内燃機関107がアイドル運転を行う際には、以下説明する実施例の少なくとも1つを行う。
<実施例1>
本実施形態のエンジンECU203は、電動機101が3相短絡制御時に、内燃機関107の出力トルクが電動機101のブレーキトルクよりも大きな領域で内燃機関107がアイドル運転するよう、アイドル運転時の内燃機関107の回転数を制御する。すなわち、従来は、図11中に点線で示した回転数で内燃機関107がアイドル運転を行っていた。本実施例では、電動機101が3相短絡制御されているとき、上記点線で示される回転数よりも高い回転数で内燃機関107がアイドル運転を行うよう、エンジンECU203は内燃機関107を制御する。なお、エンジンECU203は、内燃機関107が従来よりも高い回転数で安定してアイドル運転を行うために、点火時期や燃料噴射量、吸入空気量等を調整する。
<実施例2>
エンジンECU203は、アイドル運転時の内燃機関107が電動機101のブレーキトルクよりも大きなトルクを出力するよう、内燃機関107が吸入する空気量を調整する。本実施例では、内燃機関107がアイドル運転時に吸入する空気量に関するテーブルとして、電動機101が通常動作時と3相短絡制御時の2種類用意されている。当該2種類のテーブルは図示しないメモリに格納されており、エンジンECU203は、電動機101の状態に応じたテーブルを参照して吸入空気量を決定する。なお、電動機101が3相短絡制御時に参照されるテーブルに設定された吸入空気量は、電動機101が通常動作時に参照されるテーブルに設定された吸入空気量よりも大きい。
<実施例3>
電動機101が3相短絡状態でなければ、エンジンECU203は、内燃機関107がアイドル運転時にノッキング回避のために点火プラグによる点火時期を遅らせる(リタードする)制御を行う。すなわち、エンジンECU203はノックリタードを行う。なお、点火時期をリタードすると内燃機関107の出力トルクは低下する。したがって、電動機101が3相短絡状態で内燃機関107がアイドル運転を行う間、エンジンECU203は、点火時期のリタードを行わない又はその程度を制限する。
<実施例4>
内燃機関107の出力トルクは、車両の走行のためだけでなく補機207の駆動のためにも利用される。上述したように、補機207は例えばエアコンのファンモータであり、従来は、内燃機関107がアイドル運転中もエアコンの運転は継続される。この場合、内燃機関107がアイドル運転を継続するために必要なトルクは実質的に低くなるため、内燃機関107がストールする可能性がある。本実施例では、電動機101が3相短絡制御されているときのマネジメントECU201は、内燃機関107がアイドル運転中の補機207の駆動を停止する。この結果、内燃機関107の出力トルクは補機207の駆動のために利用されないため、内燃機関107の負荷が軽減される。
以上説明したように、本実施形態のHEVによれば、電動機101が3相短絡状態で内燃機関107がアイドル運転を行う際には、エンジンECU203が実施例1〜4の少なくともいずれか1つを行う。その結果、内燃機関107の出力トルクは電動機101のブレーキトルクを下回らず、内燃機関107のアイドル運転はストールせずに継続する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態の車両は、電動機101が3相短絡制御された状態で内燃機関107がアイドル運転を行うときのトランスミッションECU205による変速装置209の発進クラッチ7に対する油圧制御を除いて、第1の実施形態の車両と同様である。但し、エンジンECU203は、第1の実施形態で説明した実施例1の制御を行う。
発進クラッチ7の油圧は、トランスミッションECU205からの指示に応じて、油圧回路11によって制御される。図1に示した車両では、アクセルペダルが踏まれていない状態であり、かつ、内燃機関107がアイドル運転しているとき、発進クラッチ7には多少の油圧がかけられている。このため、いわゆるクリープ現象によって内燃機関107からの出力トルクの一部が駆動輪153に伝達される。このとき駆動輪153に伝達される駆動力を「クリープ力」という。
なお、トランスミッションECU205による、アクセルペダルが踏まれていないときの発進クラッチ7に対する油圧制御は、ブレーキペダルが踏まれているときと踏まれていないときとで異なる。トランスミッションECU205は、ブレーキペダルが踏まれているときの油圧を、ブレーキペダルが踏まれていないときよりも低く設定する。
第1の実施形態の実施例1で説明したように、電動機101が3相短絡状態で内燃機関107がアイドル運転を行う際には、内燃機関107の回転数を上げる制御が行われる。第1の実施形態では、トランスミッションECU205は、内燃機関107の回転数に応じて発進クラッチ7の油圧(以下「クリープ圧」という。)を制御する。このため、内燃機関107の回転数が上がるとクリープ圧も強められるため、クリープ力が増す。その結果、特にブレーキペダルが踏まれているときには、内燃機関107に必要以上の負荷がかかってしまう。
図3は、ドライバによってアクセルペダルが踏まれておらず、かつ、内燃機関107がアイドル運転を行っている状態で設定される、電動機101が通常動作時及び3相短絡制御時の内燃機関107の回転数に対するクリープ圧を示す図である。なお、図3中の一点鎖線は、電動機101が通常動作時に設定されるクリープ圧を示す。当該一点鎖線に示されるように、電動機101が通常動作時にアイドル運転を行う内燃機関107の回転数に対しては、通常動作時クリープ圧が設定される。また、アイドル運転時の回転数より大きな回転数で内燃機関107が駆動する際には、そのときの回転数に比例して通常動作時クリープ圧よりも大きなクリープ圧が設定される。したがって、電動機101が3相短絡制御時にアイドル運転を行う内燃機関107の回転数が第1の実施形態の実施例1のように上げられると、通常動作時クリープ圧よりも高いクリープ圧のためにクリープ力が増す。
このようなクリープ力の増加を防ぐため、本実施形態のトランスミッションECU205は、電動機101が3相短絡制御時にアイドル運転を行う内燃機関107の回転数に対して、通常動作時クリープ圧よりも低いクリープ圧(3相短絡制御時クリープ圧)を設定する。図3中の実線は、電動機101が3相短絡制御時に設定されるクリープ力を示す。当該実線に示されるように、本実施形態のトランスミッションECU205は、電動機101が通常動作時にアイドル運転を行う内燃機関107の回転数だけでなく、その回転数よりも高い回転数に対しても3相短絡制御時クリープ圧を設定する。
以上説明したように本実施形態のトランスミッションECU205は、第1の実施形態の実施例1に従って、電動機101が3相短絡制御時にアイドル運転を行う内燃機関107の回転数が電動機101の通常動作時よりも上げられても、発進クラッチ7の油圧を、通常動作時クリープ圧よりも低い3相短絡制御時クリープ圧に設定する。したがって、電動機101が3相短絡制御時であってもクリープ力は増加しない。その結果、特にブレーキペダルが踏まれているときであっても、内燃機関107に必要以上の負荷がかからない。
(第3の実施形態)
第3の実施形態の車両は、電動機101が3相短絡制御された状態で内燃機関107がアイドル運転を行うときのトランスミッションECU205による変速装置209の無段変速機構5に対する制御を除いて、第1の実施形態の車両と同様である。すなわち、本実施形態でも、第1の実施形態で説明した実施例1〜4の少なくともいずれか1つが行われる。また、本実施形態のトランスミッションECU205は、第2の実施形態で説明した発進クラッチ7の油圧制御を同時に行っても良い。
トランスミッションECU205は、回転数に応じた内燃機関107からのトルク及び電動機101からのトルクの合計に応じて、無段変速機構5のドライブプーリー50及びドリブンプーリー51へのプーリー側圧を導出する。図4は、電動機101が通常動作時の、回転数に対する内燃機関107の出力トルク、電動機101の最大出力トルク及びこれらの合計トルクを示す図である。図5は、電動機101が3相短絡制御時の、回転数に対する内燃機関107の出力トルク、電動機101のブレーキトルク及びこれらの合計トルクを示す図である。図4及び図5では、内燃機関107の出力トルクを一点鎖線で示し、電動機101のトルクを点線で示し、合計トルクを実線で示す。
図6は、電動機101が通常動作時及び3相短絡制御時の回転数に対する各プーリー側圧を示す図である。図4に示すように、電動機101が通常動作時の合計トルクは、回転数によらず平均して高い。したがって、電動機101が通常動作時のトランスミッションECU205は、図6中に点線で示すように、回転数によらず略一定した値のプーリー側圧を導出する。
一方、図5に示すように、電動機101が3相短絡制御時の合計トルクは、内燃機関107の出力トルクにほぼ沿って変化し、回転数が低いほど電動機101が通常動作時の合計トルクよりも低い。また、3相短絡制御時の電動機101のトルクはブレーキトルク、すなわち負のトルクである。このため、回転数によらず、3相短絡制御時の合計トルクは、通常動作時の合計トルクよりも低い。合計トルクが小さければプーリー側圧を小さくしてもプーリー50,51とベルト52の間の滑りは生じない。したがって、電動機101が3相短絡制御時のトランスミッションECU205は、図6中に実線で示すように、回転数によらず通常動作時のプーリー側圧よりも低く、かつ、回転数が低いほど低い値のプーリー側圧を導出する。
電動機101が3相短絡制御時に通常動作時のプーリー側圧を両プーリー50,51にかけると、合計トルクに対してプーリー側圧が大きいため、油圧回路11の油圧ポンプの駆動ロス及び無段変速機構5のフリクションが増加する。その結果、内燃機関107への負荷が増加する。しかし、本実施形態のトランスミッションECU205は、内燃機関107及び3相短絡制御された電動機101の合計トルクに応じたプーリー側圧を導出する。したがって、油圧ポンプの駆動ロス及び無段変速機構5のフリクションを低減できる。その結果、内燃機関107への必要以上の負荷を抑制できる。
なお、電動機101が3相短絡状態で内燃機関107がアイドル運転を行う際、トランスミッションECU205は、本実施形態によるプーリー側圧の低減と第2の実施形態で説明した発進クラッチ7に対する油圧制御の双方を行っても良い。このとき、トランスミッションECU205が、発進クラッチ7に対する油圧(クリープ圧)を小さく設定したときには、プーリー側圧も低く設定する。また、第2の実施形態で説明したように油圧制御と同様に、アクセルペダルが踏まれていないときのプーリー側圧の制御を、ブレーキペダルが踏まれているときと踏まれていないときとで変えても良い。このとき、トランスミッションECU205は、ブレーキペダルが踏まれているときのプーリー側圧を、ブレーキペダルが踏まれていないときよりも低く設定する。
以上説明した実施形態の図1に示した車両では、電動機101の駆動軸が内燃機関107の駆動軸に直結されている。しかし、図7に示すように、内燃機関107及び電動機101の各駆動軸を変速装置209に連結した車両であっても良い。
101 電動機(MOT)
103 蓄電器(BATT)
105 インバータ(INV)
107 内燃機関(ENG)
111 インバータECU(INV ECU)
151 駆動軸
153 駆動輪
201 マネジメントECU(MG ECU)
203 エンジンECU(ENG ECU)
205 トランスミッションECU(T/M ECU)
207 補機
209 変速装置
2 カップリング機構
3 入力軸
4 出力軸
5 ベルト式無段変速機構
6 前後進切換機構
7 発進クラッチ
8 ギア列
9 差動機構
11 油圧回路
50 ドライブプーリー
51 ドリブンプーリー
52 金属Vベルト
50a,51a 固定シーブ
50b,51b 可動シーブ
50c,51c シリンダ
23,23,23 速度センサ

Claims (6)

  1. 複数相のインバータを介して蓄電器から電力が供給される電動機及び内燃機関の少なくとも一方からの動力によって走行するハイブリッド車両であって、
    前記インバータの短絡故障を検出する短絡故障検出部と、
    前記短絡故障検出部が前記インバータの短絡故障を検出した際、前記電動機の前記インバータ側の一端が相互に短絡された3相短絡状態となるよう前記インバータを制御するインバータ制御部と、
    前記内燃機関の運転を制御する内燃機関制御部と、を備え、
    前記内燃機関制御部は、
    前記電動機が短絡故障を検出しない通常動作時に前記内燃機関がアイドル運転を行う間、前記内燃機関の出力トルクが低下するためのトルク低下制御を行い、
    前記電動機が3相短絡制御時に前記内燃機関がアイドル運転を行う間、前記トルク低下制御を禁止又は抑制することを特徴とするハイブリッド車両。
  2. 請求項に記載のハイブリッド車両であって、
    前記トルク低下制御は、前記内燃機関に吸入する空気量を減らす制御であることを特徴とするハイブリッド車両。
  3. 請求項に記載のハイブリッド車両であって、
    前記トルク低下制御は、前記内燃機関の点火時期をリタードする制御であることを特徴とするハイブリッド車両。
  4. 請求項1に記載のハイブリッド車両であって、
    前記内燃機関からの駆動力を利用して動作する補機と、
    前記補機の駆動を制御する補機駆動制御部と、を備え、
    前記補機駆動制御部は、前記電動機が3相短絡制御時に前記内燃機関がアイドル運転を行う間、前記補機の駆動を停止することを特徴とするハイブリッド車両。
  5. 請求項1に記載のハイブリッド車両であって、
    前記内燃機関から当該ハイブリッド車両の駆動輪までの駆動力の伝達経路を、液体を用いて断接する伝達経路断接部と、
    前記内燃機関の回転数に応じて、前記伝達経路断接部による前記伝達経路の連結度を制御する連結制御部と、を備え、
    前記連結制御部は、前記電動機が3相短絡制御時に前記内燃機関がアイドル運転を行う間、前記電動機が通常動作時に前記内燃機関がアイドル運転を行うときよりも前記伝達経路の連結度を低減するよう前記伝達経路断接部を制御することを特徴とするハイブリッド車両。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載のハイブリッド車両であって、
    前記電動機及び前記内燃機関と車輪との間に設けられた無段変速機と、
    前記無段変速機の入力軸側に構成された駆動側プーリー及び出力軸側に構成された従動側プーリーの各可動側面にかける圧力である側圧を制御する側圧制御部と、を備え、
    前記側圧制御部は、前記電動機が3相短絡制御時に前記内燃機関がアイドル運転を行う間、前記電動機が前記通常動作時に前記内燃機関がアイドル運転を行うときの側圧よりも低い側圧を前記駆動側プーリー及び/又は前記従動側プーリーの各可動側面にかけることを特徴とするハイブリッド車両。
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