JP2008260135A - タイヤ成形型 - Google Patents

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Abstract

【課題】積層ブレードにおける空気抵抗を低減してエアを円滑に排出でき、しかもエアの排出効果が積層ブレードの配設箇所に依存せず、積層ブレードの微小隙間の設定や調節を容易に行うことができるタイヤ成形型を提供すること。
【解決手段】タイヤのトレッドパターンを成形する成形面部1aに、トレッド面の陸部を形成するための凹所6が設けられているタイヤ成形型において、凹所6に凹設されたポケット10と、ポケット10に嵌入されてポケット10の内部に排気室12を形成するとともに、薄板を重ね合わせてなる積層ブレード13を、一端部13aが成形面部1aに露出して他端部13bが排気室12に露出するように保持するブロック11と、排気室12に一端部が連通し、型背面に他端部が連通する排気孔14とを備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、タイヤの加硫成形に用いられ、タイヤのトレッドパターンを成形する成形面部に、トレッド面の陸部を形成するための凹所が設けられているタイヤ成形型に関する。
通常、タイヤの加硫成形時には、トレッド面にタイヤ成形型の成形面部が押し当てられ、該成形面部の凹凸形状に対応したトレッドパターンが形成される。このとき、トレッド面と成形面部との間にあるエアは、陸部を形成するための凹所に押し込まれるが、このエアを残留させた状態で加硫成形を行うと、トレッド面にベアと呼ばれる凹み傷が発生して成形不良になるという問題がある。そのため、凹所に押し込まれるエアを型外へ適切に排出することが重要となる。
ベア対策としては、型外に通じるベントホールを凹所に穿設し、それによりエアを排出する手法が一般的である。しかし、スピューと呼ばれる多数のゴム突起がトレッド面に形成されるため、その切除作業が必要になったり、脱落したスピューが型内に異物として混入して不良の原因になったりするという問題があった。これに対し、複数枚の薄板を重ね合わせた積層ブレードを凹所に埋設し、その微小隙間を通じてエアを排出するようにしたタイヤ成形型が提案されている(例えば、下記特許文献1、2)。かかる微小隙間は、粘性差によりエアは通すが加熱され軟化したゴムは通さないように設定される。
ところが、下記特許文献1のように、一端部が成形面部に露出して他端部が型背面に露出した積層ブレードを用いる場合、微小隙間内でエアが移動するタイヤ径方向距離が長くなって空気抵抗が増大するため、エアの排出効果が阻害される場合があり、これを更に改善する余地があった。その一方で、これを改善すべく積層ブレードの隙間を拡げると、その隙間にゴムが侵入してしまうため、ベントホールを設けた場合と同様の問題が生じる。
また、下記特許文献2のように、側端が成形面部に露出して端部が型分割面(例えばセグメント同士の分割面)に露出した積層ブレードを用いる場合、型分割面から離れた場所ではエアの排出が困難になる傾向があり、エアの排出効果が積層ブレードの配設箇所に依存するという欠点があった。更に、下記特許文献の何れにおいても、凹所に積層ブレードを直接に埋設していることから、微小隙間の設定や調節に係る作業が煩雑であった。
特開平4−338512号公報 特許第3541261号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、積層ブレードにおける空気抵抗を低減してエアを円滑に排出でき、しかもエアの排出効果が積層ブレードの配設箇所に依存せず、積層ブレードの微小隙間の設定や調節を容易に行うことができるタイヤ成形型を提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明に係るタイヤ成形型は、タイヤのトレッドパターンを成形する成形面部に、トレッド面の陸部を形成するための凹所が設けられているタイヤ成形型において、前記凹所に凹設されたポケットと、前記ポケットに嵌入されて前記ポケットの内部に排気室を形成するとともに、薄板を重ね合わせてなる積層ブレードを、一端部が前記成形面部に露出して他端部が前記排気室に露出するように保持するブロックと、前記排気室に一端部が連通し、型背面又は型分割面に他端部が連通する排気孔と、を備えるものである。
本発明に係るタイヤ成形型によれば、タイヤの加硫成形時に凹所に押し込まれたエアが、積層ブレードの微小隙間を通じて排気室に送り込まれ、続いて排気孔を通じて型背面又は型分割面に送り込まれて型外に排出される。この排気室は、成形面部の凹所に凹設したポケットにブロックを嵌入することで該ポケットの内部に形成したものであるため、微小隙間内でエアが移動するタイヤ径方向距離が短縮されたものとなる。その結果、排気室がエアチャンバの効果を奏することとも相俟って、ゴムを通さない程度の微小隙間を保持しながらも、積層ブレードにおける空気抵抗を低減してエアを効率良く円滑に排出することができる。
また、本発明では、積層ブレードの配設箇所が凹所の何処であろうと、排気孔を通じてエアを型背面又は型分割面に送り込むことが可能であり、たとえ型背面や型分割面から離れた場所であってもエアの円滑な排出を確保でき、エアの排出効果が積層ブレードの配設箇所に依存することがない。更に、積層ブレードが、ポケットに嵌入されたブロックに保持されることから、従来のような凹所に直接に埋設されている場合に比べて、微小隙間の設定や調節の作業が容易となる。加えて、積層ブレードに加硫ガスやゴム等による詰まりが生じた場合には、成形面部からブロックを取り外して積層ブレードを清掃又は交換すれば済むため、保守作業も容易となる。
上記において、前記積層ブレードが、1枚の金属の薄板を折り曲げて、その曲げ端部同士を互いに離間する方向に付勢した状態で重ね合わせてなり、前記積層ブレードの前記曲げ端部同士を重ね合わせてなる端部が前記成形面部に露出し、前記ブロックに、前記積層ブレードの前記曲げ端部同士を重ね合わせた側を挟持するスリットが設けられているものが好ましい。
上記構成の積層ブレードは、1枚の金属の薄板を折り曲げて重ね合わせたものであり、その曲げ端部同士を互いに離間する方向に付勢したものである。このような曲げ端部の付勢としては、薄板を折り曲げて弾性変形させたときのスプリングバックを利用したものが挙げられる。そして、その積層ブレードの曲げ端部同士を重ね合わせた側を、ブロックに設けたスリットで挟持することから、積層ブレードの保持と微小隙間の確保とを適切に行うことができ、そのうえスリットの間隔や積層ブレードの厚みを調整することによって微小隙間の設定や調節を容易に行うことができる。
上記において、前記ブロックが、前記積層ブレードを保持しつつ前記凹所の表面の一部を構成する基部と、前記基部から型背面側に突出して前記ポケットの底壁に達する一対の突出部とを有する断面C字状に設けられ、前記排気室が、前記基部と前記ポケットの底壁と前記一対の突出部とで囲まれるものが好ましい。
上記構成によれば、積層ブレードが上記の如きブロックの基部で保持されることから、微小隙間内でエアが移動するタイヤ径方向距離を大幅に短縮でき、積層ブレードにおける空気抵抗をより良好に低減することができる。また、排気室が基部とポケットの底壁と一対の突出部とで囲まれることで、該排気室が成形面部から適切に遮断された状態となり、微小隙間を通じて排気室に送り込まれたエアを、排気孔に確実に送り込んで型外に排出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るタイヤ成形型の一例を示す縦断面図であり、型締め状態を示している。図1において、グリーンタイヤ(不図示)はタイヤ軸方向が上下になるようにセットされ、図1右側がタイヤ径方向内側、図1左側がタイヤ径方向外側となる。本実施形態では、成形型がセグメンテッドタイプである例を示す。
このタイヤ成形型(以下、単に成形型と称する場合がある。)は、タイヤのトレッド部に当接させる成形面部1aを有する環状型部1と、下方のサイドウォール部が当接する下型部2と、上方のサイドウォール部が当接する上型部3とを備える。下型部2及び上型部3のタイヤ径方向内側にはビードリング4が設けられており、タイヤのビードコアを嵌合可能に構成されている。環状型部1は、図2に示すようにタイヤ周方向に分割されたセクター5の組み合わせからなり、各セクター5は型締め状態で端面同士を当接させて円環状に連なる。
成形型の型背面1bには、コンテナー21が取り付けられている。コンテナー21は、分割されたセクター5ごとに設けられており、不図示の昇降シリンダに固定したサイドプレート23の下面に、タイヤ径方向に沿って摺動可能に取り付けられている。コンテナー21のタイヤ径方向外側の斜面には摺動レール25が設けられており、コーンリング24がその傾斜方向に沿って摺動可能に嵌合されている。コーンリング24は、サイドプレート23に対して相対的に昇降可能な不図示のプラテンに上方から支持されている。なお、符号26及び27はエアシールプレートである。
上記構成により、図1に示す状態からプラテンを上昇することで、コーンリング24を上昇させてコンテナー21をタイヤ径方向外側に移動させ、各セクター5を下型部2及び上型部3から離間することができ、更に昇降シリンダを上昇することで、サイドプレート23及びコンテナー21を上昇させて、セクター5及び上型部3を下型部2から離間し、型開き状態に移行することができる。型開き状態から型締め状態への移行は、上記動作を逆に行えばよく、グリーンタイヤをセットした後に型締めすることで成形面部1aをトレッド面に押し当てることができる。
図3及び図4は成形面部1aの要部を示す斜視図であり、そのうち図4は成形面部1aからブロック11を取り外した状態を示している。図5は、図3のA−A矢視断面図である。図3〜5では、上側がタイヤ径方向内側、下側がタイヤ径方向外側(型背面1b側)となる。
成形面部1aには、トレッドパターンに対応した凹凸形状が形成されており、図例のような陸部形成用の凹所6と溝部形成用の凸部7とが設けられている。凹所6には、ポケット10が凹設されていて、その凹みを埋めるようにブロック11がポケット10に嵌入されている。ブロック11は、図6に示すように積層ブレード13を保持した状態でポケット10に嵌入されている。
本実施形態では、加硫成形後のトレッド外観を確保する観点から、ブロック11が、成形型の母材(例えばアルミニウム合金)と同種の金属にて形成され、ポケット10に圧入されて界面にゴムが侵入できないように構成されている。但し、本発明では、ブロック11が成形型の母材と異種の金属にて形成されていてもよく、例えば成形型が鉄製である場合にアルミニウム合金で形成したブロックを採用しても構わない。また、本実施形態では、ポケット10が直方体形状に設けられた例を示すが、本発明はこれに限られず、後述するようなエアの排出効果を奏するものであれば何れの形状も適用可能である。
ブロック11は、図5に示すように、ポケット10に嵌入された状態で、ポケット10の内部に排気室12を形成するように構成されている。本実施形態では、ブロック11とポケット10の内壁との間にて、断面台形状をなす排気室12がポケット10の底壁10aに面して設けられている。積層ブレード13は、金属の薄板を重ね合わせてなり、一端部13aが成形面部1aに露出して他端部13bが排気室12に露出するように保持されている。排気孔14は、その一端部がポケット10の底壁10aに開口して排気室12に連通し、不図示の他端部が型背面1bに連通しており、積層ブレード13の微小隙間よりも断面積を大きくしてタイヤ径方向に延設されている。
本実施形態のブロック11は、積層ブレード13を保持しつつ凹所6の表面の一部を構成する基部16と、基部16の両側から型背面1b側に突出してポケット10の底壁10aに達する一対の突出部17とを有する断面C字状に設けられている。排気室12は、基部16とポケット10の底壁10aと一対の突出部17とで囲まれ、成形面部1aから適切に遮断された状態で、積層ブレード13の微小隙間によって成形面部1aに通じている。
加硫成形時には、図7に示すように、グリーンタイヤのトレッド面Trが成形面部1aに押し当てられ、凹所6に対応した陸部と凸部7に対応した溝部とが形成される。このとき、トレッド面Trと成形面部1aとの間にあるエアが凹所6に押し込まれるが、この成形型では、成形面部1aと排気室12との気圧差によって、エアが積層ブレード13の端部13aから微小隙間を通じて排気室12に送り込まれる。この微小隙間内でエアが移動するタイヤ径方向距離は、従来に比べて非常に短縮されたものであり、しかも排気室12がエアチャンバの効果を奏することとも相俟って、ゴムを通さない程度の微小隙間を保持しながらも、積層ブレード13における空気抵抗を低減してエアを効率良く円滑に排出することができる。
排気室12に送りこまれたエアは、排気孔14を通じて型背面1bに送り込まれ、コンテナー21との隙間を介して型外に排出される。このとき、バキューム装置を利用することも可能であり、或いは、コンテナー21に設けた通気孔を排気孔14の他端部に連結させておくことでエアの排出性を高めてもよい。排気孔14では、ゴムが侵入することがないため、その内径は適宜に設定可能である。したがって、凹所6に設けられるベントホールでは内径がφ0.5〜φ1.5mmであるのに対して、排気孔14では内径をφ3〜φ5mmに設定することも可能であり、これによってエアを円滑に排出できる。また、この成形型では、積層ブレード13の配設箇所が凹所6の何処であろうと、排気孔14を通じてエアを型背面1bに送り込むことが可能であるため、エアの排出効果が積層ブレード13の配設箇所に依存することがない。
積層ブレード13の微小隙間は、粘性差によりエアは通すが加熱され軟化したゴムは通さないよう、例えば10〜30μm程度に設定される。このことから、微小隙間の設定及び調節が大変重要となるが、この積層ブレード13は、従来のような凹所6に直接に埋設されるものではなく、成形面部1aからブロック11を取り外すことで、微小隙間を設定又は調節する作業を容易に行うことができる。加えて、積層ブレード13に加硫ガスやゴム等による詰まりが生じた場合にも、成形面部1aからブロック11を取り外して積層ブレード13を清掃又は交換すれば済むため、保守作業も容易となる。
本実施形態の積層ブレード13は、図8に示すように、1枚の金属の薄板15を折り曲げて、その曲げ端部15a同士を互いに離間する方向に付勢した状態で重ね合わせてなる。この曲げ端部15aに対する付勢は、薄板15を折り曲げて弾性変形させたときのスプリングバックを利用したものである。積層ブレード13は、図5に示すように、曲げ端部15a同士を重ね合わせてなる端部13aを成形面部1aに露出させる。
ブロック11は、図9に示すような2つのブロック片11a、11bで構成されており、それらの間にスリットSを設けた状態で用いられる。即ち、積層ブレード13の曲げ端部15a同士を重ね合わせた側をブロック片11a、11bで挟持して、それらをポケット10に圧入することで、図5及び図6に示すように、積層ブレード13の曲げ端部15a同士を重ね合わせた側がスリットSにより挟持されるのである。
このように積層ブレード13をブロック11で保持した状態では、薄板15の曲げ端部15aが上記の付勢によりブロック11のスリット壁面に押圧され、積層ブレード13が基部16に背面支持された状態でスリットSにより挟持される。そのため、積層ブレード13をブロック11で適切に保持できると共に、積層ブレード13の微小隙間を適切に確保することができる。そのうえ、スリットSの間隔や薄板15の厚みを調整することによって、積層ブレード13の微小隙間の設定や調節を容易に行うことができる。このスリットSの間隔は、ポケット10及びブロック11の寸法差により定まる。
積層ブレード13は、薄板15を折り曲げただけの状態では、図8(a)に示すようなU字形状をなすが、これをブロック11のスリットSで挟持することによって曲げ端部15a周辺の間隔が狭められ、図5に示すようなフラスコ形状となる。つまり、積層ブレード13は、成形面部1aに露出する端部13aで薄板15を重ね合わせているものの、排気室12に露出する端部13bでは、薄板15をループ状に湾曲させて隙間を拡げた形状となる。このため、微小隙間内でエアが移動するタイヤ径方向距離は、基部16の厚みと略同等で従来よりも大幅に短縮されたものとなる。
本実施形態では、積層ブレード13を構成する薄板15に図8(b)に示すような切欠き20を設けており、それによって積層ブレード13の長さ(図8(b)の上下方向の長さ)が、成形面部1aに露出する端部13aよりも排気室12に露出する端部13bで短くなるようにしている。これにより、積層ブレード13がポケット10と同等の長さを有する本実施形態において、端部13bとポケット10の側壁との間に間隔を設けて、排気室12内での微小隙間からのエア排出を確保することができる。なお、後述の別実施形態で示すように本発明はこれに限られるものではない。
ポケット10の深さとしては10〜20mmであるものが例示されるが、これに限られるものではなく、形成される排気室12の容積などに鑑みて適宜に設定できる。また、基部16の厚みtとしては5〜10mmであるものが例示されるが、これに限られるものではなく、積層ブレード13の微小間隔が所望のサイズに設定されるように、更には、ブロック11の形状や材質などに鑑みて、基部16が加硫成形時の内圧により変形しないように適宜に設定できる。積層ブレード13の素材としては特に制限されないが、ステンレス鋼やクロム鋼、燐青銅が例示される。
本発明のタイヤ成形型は、上記の如きエア排出構造を設けること以外は、通常のタイヤ成形型と同等であり、従来公知の材料、形状、構造などが何れも本発明に採用することができる。
[他の実施形態]
(1)本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であり、成形面部に設けられる凹所又は凸部の形状は特に制限されるものではない。また、前述の実施形態では、成形型がセグメンテッドタイプである例を示したが、これに代えて2ピースタイプを採用してもよく、或いはセクターが複数のピースを組み合わせてなるピースモールドに適用してもよい。更に、本発明では、トレッドパターンを成形する成形面部に併せて、タイヤのサイドウォール面を成形する成形面部にも上記の如きエア排出構造を設けて構わない。
(2)図10は、本発明の別実施形態に係るブロックの斜視図である。このブロック31は単一の部材で設けられており、その基部にスリット32が設けられている。スリット32には、前述したような積層ブレードの曲げ端部同士を重ね合わせた側が挿入され、成形面部に一端部が露出するように積層ブレードが保持される。かかるブロック31によれば、スリット32の間隔が変動しないために積層ブレードを安定して保持でき、取り扱いが容易になって作業性が向上する。また、積層ブレードを構成する薄板に図8(b)に示すような切欠きを設けなくとも、排気室内での微小隙間からのエア排出を良好に確保できる。
(3)図11は、本発明の別実施形態に係る積層ブレードの斜視図である。この積層ブレード35の排気室に露出する部分では、貫通穴36が薄板の厚み方向に穿設されている。これにより、微小隙間を通じて送り込まれたエアが貫通穴36を介して排気室に排出されるため、エアの排出性をより高めることができる。
(4)前述の実施形態では、積層ブレード13の端部13aが凹所6の表面に配置されている例を示したが、この端部13aを凹所6の表面から突出させてもよく、その場合には、積層ブレード13の突出部分をサイプの形成に供することができる。また、本発明で使用される積層ブレードは、1枚の薄板からなるものに限られず、複数枚の薄板を重ね合わせてなるものでもよく、かかる場合には薄板の合わせ面に微小の溝孔を設けて微小隙間を確保するようにしてもよい。
図12は、本発明の別実施形態に係る積層ブレードの断面図である。このブロック41が保持する積層ブレード42は2枚の薄板42a、42bを重ね合わせてなり、一方の薄板42aが凹所6の表面から突出していてサイプの形成に供される。また、他方の薄板42bは、排気室43内で湾曲しており、微小隙間内でエアが移動するタイヤ径方向距離が短く設定されている。積層ブレード42は、ピン留めやスポット溶接などの固定手段によってブロック41の基部44に固定されており、微小隙間を確保するとともに、加硫成形後に脱型されるタイヤによって薄板42aが引き抜かれないように構成されている。
(5)前述の実施形態では、排気孔14が型背面1bに通じる例を示したが、本発明はこれに限られず、型分割面に通じるものでも構わない。この型分割面は、排気孔が設けられた型部と、その型部が接する他の型部との分割面であり、前述の実施形態ではセクター5同士の分割面がこれに相当する。また、1つのポケットに設けられる排気孔の数は特に制限されず、排出すべきエアの量や圧力、排気室の容積、バキュームの有無などに鑑みて適宜に設定できる。
(6)前述の実施形態では、排気室12に露出する積層ブレード13の端部13bが、ポケット10の底壁10aから離れている例を示したが、本発明では、この端部13bがポケット10の底壁10aに接していてもよい。この場合の積層ブレードは、ブロックで保持されながらポケットの深さ方向の位置が定まるため、積層ブレードが加硫成形時の内圧で押されて排気室側に押し込まれることがない。なお、かかる場合には、積層ブレードで排気孔の開口を閉塞しないよう、排気孔の位置をずらしておくことが望ましい。
本発明に係るタイヤ成形型の一例を示す縦断面図 環状型部の平面図 成形面部の要部を示す斜視図 成形面部の要部を示す斜視図 図3のA−A矢視断面図 ポケットに嵌入されているブロックを示す斜視図 加硫成形時における図3のA−A矢視断面図 積層ブレードを構成する薄板を折り曲げる様子を示す(a)正面図と(b)平面図 ブロックを示す斜視図 本発明の別実施形態に係るブロックの斜視図 本発明の別実施形態に係る積層ブレードの斜視図 本発明の別実施形態に係る積層ブレードの断面図
符号の説明
1a 成形面部
1b 型背面
5 セクター
6 凹所
7 凸部
10 ポケット
10a 底壁
11 ブロック
12 排気室
13 積層ブレード
13a 積層ブレードの一端部
13b 積層ブレードの他端部
14 排気孔
15 薄板
15a 曲げ端部
16 基部
17 突出部
S スリット

Claims (3)

  1. タイヤのトレッドパターンを成形する成形面部に、トレッド面の陸部を形成するための凹所が設けられているタイヤ成形型において、
    前記凹所に凹設されたポケットと、
    前記ポケットに嵌入されて前記ポケットの内部に排気室を形成するとともに、薄板を重ね合わせてなる積層ブレードを、一端部が前記成形面部に露出して他端部が前記排気室に露出するように保持するブロックと、
    前記排気室に一端部が連通し、型背面又は型分割面に他端部が連通する排気孔と、を備えることを特徴とするタイヤ成形型。
  2. 前記積層ブレードが、1枚の金属の薄板を折り曲げて、その曲げ端部同士を互いに離間する方向に付勢した状態で重ね合わせてなり、前記積層ブレードの前記曲げ端部同士を重ね合わせてなる端部が前記成形面部に露出し、
    前記ブロックに、前記積層ブレードの前記曲げ端部同士を重ね合わせた側を挟持するスリットが設けられている請求項1記載のタイヤ成形型。
  3. 前記ブロックが、前記積層ブレードを保持しつつ前記凹所の表面の一部を構成する基部と、前記基部から型背面側に突出して前記ポケットの底壁に達する一対の突出部とを有する断面C字状に設けられ、
    前記排気室が、前記基部と前記ポケットの底壁と前記一対の突出部とで囲まれる請求項1又は2記載のタイヤ成形型。
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