JP2008259045A - 撮像装置、撮像システム、その制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像システム、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コスト増大や大型化することなく、変換素子にバイアスを印加した直後であっても良好な撮影が行える撮像装置を提供する。
【解決手段】変換素子にバイアスを印加してから画像を取得する撮影を開始するまでのアイドリング時間及び撮影における蓄積時間を計測し、計測されたアイドリング時間及び蓄積時間と、記憶されている暗電流応答特性とから算出される撮影における暗電流蓄積電荷量を用いて、撮影にて取得された画像のオフセット補正を行うようにして、変換素子にバイアスを印加した直後であっても、適切にオフセット補正を行うことができるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、撮像システム、その制御方法及びプログラムに関し、撮影した画像に係るオフセット補正技術に関する。
従来、写真といえば光学カメラと銀塩フィルムを使用した銀塩写真が大半を占めていた。半導体技術が発達するのに伴い、CCD型センサやMOS型センサに代表されるシリコン(Si)単結晶センサを用いた固体撮像素子を用いてビデオカムコーダのような動画像を撮影できる撮像装置が発達してきている。しかし、これら固体撮像素子を用いた撮像装置により得られる画像は、画素数においてもSN比においても銀塩写真にはかなわず、静止した画像を写し込むには銀塩写真を使用するのが普通であった。
それに対して、近年、コンピュータによる画像処理、電子ファイルによる保存、電子メールによる画像の伝送等の要求が高まり、銀塩写真画像に劣らない撮影画像をディジタル信号として出力する電子撮像装置が望まれている。一般の写真のみならず検査や医療の分野でも同じことがいえる。
例えば、医療の分野において写真技術を使うものとしてはX線写真がある。X線写真は、X線源により発生されたX線を被写体である人体の患部に照射し、その透過の情報をもって骨折や腫瘍の有無等を判断するために用いられ、長い間医療の診断に広く使われている。通常、患部を透過したX線は、一度蛍光体に入射させ可視光に変換された後に銀塩フィルムに露光される。
しかし、銀塩フィルムは、感度が良く、また解像度が高いという長所があるものの、現像に時間がかかる、保存及び管理に手間がかかる、遠隔地にすぐ送れない等の短所がある。そのため、前述したように銀塩写真画像に劣らない撮影画像をディジタル信号として出力する電子X線撮像装置が望まれている。これは、医療分野にかかわらず、構造物などの検体の非破壊検査分野などでも同様である。
この要望に対し、水素化アモルファスシリコンの光電変換素子を有する撮像素子を2次元に配列した大型センサを用いた撮像装置(Flat Panel Detector、以下「FPD」と略す。)の開発が行われている。FPDは、光電変換素子に逆方向の電界を印加すると半導体層に入射した光量に応じた光電流が流れることを利用したものである。
FPDは、例えばおよそ一辺が30〜50cmの絶縁基板上にスパッタ装置や化学的気相堆積装置(CVD装置)等を使用し金属層やアモルファスシリコン層等を堆積し、光電変換素子(フォトダイオード)や薄膜トランジスタ(以下、「TFT」)を形成する。これにより、例えばおよそ2000×2000個の光電変換素子を形成しそれらに逆バイアスの電界を印加するとともに、同時に作り込んだTFTによりそれら個々の光電変換素子の逆方向に流れた電荷を個々に検知できるようにしたものである。
しかしながら、FPDは、光をまったく当てない状態でもいわゆる暗電流と呼ばれる電流が流れてしまい、これが画像にアーティファクトを発生させてしまう。さらに、暗電流は、ショットノイズとしても画像に影響を及ぼし装置全体の検知能力、つまり感度(SN比)を低下させる要因の1つになっている。これは医療の診断や検査の判断に悪影響を及ぼすことがある。例えば、このノイズが原因で病巣や不良箇所を見落としたら問題であることは言うまでもない。したがって、この暗電流をいかに減少させるかは重要である。
また、FPDにおける暗電流は、図11に示すような時間的な応答特性を持っている。図11に示すように、暗電流は、光電変換素子にバイアスを印加した直後が最も大きく、時間の経過とともに徐々に減少(安定)してくる。
この原因として、以下の2つが考えられている。
1つは、一般に、アモルファスシリコン半導体を主たる材料として光電変換素子を形成する場合には、アモルファス半導体膜中のダングリングボンドや作成過程で混入した不純物により欠陥準位が形成される。それらは、トラップ準位として働き、バイアスを印加した直後あるいは印加する前においても、電子又は正孔をトラップしており、数ミリ秒〜数十秒間の時間を経てから、伝導帯又は価電子帯に熱的に励起され、伝導電流(暗電流)が流れる。
ここで、MIS(metal insulator semiconductor)型光電変換素子の場合には、半導体層(I層)と注入阻止層(例えばN層)との界面部分は、特にトラップ準位が多いと言われている。アモルファス半導体膜を用いずに、結晶型のMIS型光電変換素子を用いる場合には、作成するプロセス条件や装置にも依存するが、アモルファス半導体膜を用いた場合ほどトラップ準位は多くないと言われる。しかし、半導体層(I層)と注入阻止層(例えばN層)との界面部分は、結晶格子のミスマッチが多く、トラップ準位は零ではなく、図11で示した光電変換素子の出力の傾向をもつ。
もう1つの原因は、注入阻止層の特性に関係しているものであると考えられている。例えば、注入阻止層をN型のアモルファスシリコンで構成した場合には、理想的には、正孔を半導体層側に注入することはない。しかしながら、現実には、特にアモルファスの場合には、N層が正孔を完全にブロックすることはない。N層を通って半導体層(I層)に注入した正孔はダーク電流になる。正孔は半導体層(I層)と絶縁層との界面に蓄えられ、I層の内部電界は正孔の蓄積と共に緩和される。その電界の緩和とともにN層からI層に注入される正孔の量が減少するため、暗電流が減衰する。
また、アモルファスシリコンを材料にもつPIN型光電変換素子も、MIS型光電変換素子と同様に、バイアスを印加してから暗電流が安定するまでに一定時間を要する。これは、膜中に存在する欠陥準位に起因するものと考えられる。
また、同様に、放射線を吸収して直接電気信号に変換するアモルファスセレン、ヒ素化ガリウム、ヨウ化水銀、ヨウ化鉛、テルル化カドミウムも同様に暗電流が安定するまでに一定時間を要する。
このような時間に依存する暗電流の応答をなくす方法として、光電変換素子に常にバイアスを印加し続ける方法がある。しかし、光電変換素子にバイアスを印加し続けると流れる電流により半導体内の欠陥を増加させ徐々に特性が劣化し、暗電流の増加や光電流が低下する等の現象として現れる。また、バイアスの印加により電界が印加され続けると欠陥の増加のみならず、イオンの移動や電気分解によりTFTの閾値の移動や配線に使われている金属の腐食の原因になり装置全体の信頼性の低下につながることがある。医療機器や検査機器の製品化において信頼性の低下は望ましいことではない。例えば、緊急を要する診断・治療あるいは検査を行っているときに故障することはあってはならないことである。そのため、使用しないときは光電変換素子を動作させない設計が施される必要がある。
また、FPDは、フィルムを用いた撮影と異なり、撮影直後に撮影画像をモニタに表示して診断を行うことが可能であるため、緊急医療などのように短時間で撮影及び診断を行う現場での使用が期待されている。しかし、前述したような光電変換素子の暗電流には時間に依存した応答特性があるため、光電変換素子にバイアスを印加した直後は暗電流が大きくアーティファクト及びノイズが発生するため画質が劣化する。
そのため、下記特許文献1では、暗電流の応答が落ち着いてからX線撮影を行う。また、X線撮影後又はX線撮影前にX線を照射しないオフセット画像を撮影してX線撮影により得られたX線画像との差分をとることにより、X線画像の暗電流成分を除去する(以下、オフセット補正と記す)などしている。前者は、光電変換素子にバイアスを印加してから一定時間待たなければならないため、緊急時には使用することができず操作性が悪いという問題がある。また、後者では、光電変換素子にバイアスを印加した直後は、暗電流が大きいために、差分を取っても完全には暗電流成分を除去できないという問題がある。
また、下記特許文献2では、メモリに単位時間当たりの暗電流(ノイズ量データ)を記憶するようにしている。そして、蓄積時間計時回路により計時した撮影時の蓄積時間と単位時間当たりのノイズ量データから蓄積ノイズ量データを算出し、X線画像から減算することによりオフセット補正を行っている。しかしながら、前述したように暗電流は光電変換素子にバイアスを印加してからの時間に依存した応答特性を有するため、X線画像から暗電流成分を完全に減算することができないという問題がある。
また、下記特許文献3では、LEDやEL等の光源を用いて光電変換素子に光を照射することにより暗電流を安定化させているが、光源を搭載しなければならず、FPDのコストアップや大型化などを招く。
特開平9−294229号公報 特開平9−131337号公報 特開2002−040144号公報
本発明は、コスト増大や大型化することなく、変換素子にバイアスを印加した直後であっても良好な撮影が行える撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、放射線又は光を電気信号に変換するための変換素子が基板上にアレイ状に複数配列された撮像手段と、前記変換素子にバイアスを印加してからの前記撮像手段に係る暗電流応答特性を記憶する記憶手段と、前記変換素子にバイアスを印加してから前記撮像手段により画像を取得する撮影を開始するまでのアイドリング時間を計測する第1の時間計測手段と、前記撮影における蓄積時間を計測する第2の時間計測手段と、前記記憶手段に記憶されている暗電流応答特性と、前記第1の時間計測手段により計測されたアイドリング時間と、前記第2の時間計測手段により計測された蓄積時間とから算出される前記撮影における暗電流蓄積電荷量を用いて、前記撮影にて取得された画像のオフセット補正を行う画像処理手段とを備えることを特徴とする。
本発明の撮像システムは、前記撮像装置と、放射線を発生する放射線発生装置とを有することを特徴とする。
本発明の撮像装置の制御方法は、放射線又は光を電気信号に変換するための変換素子が基板上にアレイ状に複数配列された撮像手段と、前記変換素子にバイアスを印加してからの前記撮像手段に係る暗電流応答特性が記憶された記憶手段とを備える撮像装置の制御方法であって、前記変換素子にバイアスを印加してから、前記撮像手段により画像を取得する撮影を開始するまでのアイドリング時間を計測する第1の時間計測工程と、前記撮影における蓄積時間を計測する第2の時間計測工程と、前記記憶手段に記憶されている暗電流応答特性と、前記第1の時間計測工程にて計測されたアイドリング時間と、前記第2の時間計測工程にて計測された蓄積時間とから算出される前記撮影における暗電流蓄積電荷量を用いて、前記撮影にて取得された画像のオフセット補正を行う画像処理工程とを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、放射線又は光を電気信号に変換するための変換素子が基板上にアレイ状に複数配列された撮像手段と、前記変換素子にバイアスを印加してからの前記撮像手段に係る暗電流応答特性が記憶された記憶手段とを備える撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記変換素子にバイアスを印加してから、前記撮像手段により画像を取得する撮影を開始するまでのアイドリング時間を計測する第1の時間計測ステップと、前記撮影における蓄積時間を計測する第2の時間計測ステップと、前記記憶手段に記憶されている暗電流応答特性と、前記第1の時間計測ステップにて計測されたアイドリング時間と、前記第2の時間計測ステップにて計測された蓄積時間とから算出される前記撮影における暗電流蓄積電荷量を用いて、前記撮影にて取得された画像のオフセット補正を行う画像処理ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、変換素子にバイアスを印加してから画像を取得する撮影を開始するまでのアイドリング時間、撮影における蓄積時間、及び暗電流応答特性とから撮影における暗電流蓄積電荷量を算出する。そして、算出された暗電流蓄積電荷量を用いて、画像のオフセット補正を行うので、装置を大型化したりコストを増大させたりすることなく、バイアスを印加した直後でもオフセット補正を適切に行い、良好な撮影を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における撮像システムの概略構成図である。図1において、放射線発生装置であるX線源101及びその制御系を除いた構成が撮像装置に相当し、X線源101及びその制御系と撮像装置とにより第1の実施形態における撮像システムが構成される。第1の実施形態における撮像装置では、透視撮影などを行う動画撮影モードと、一般撮影を行う静止画撮影モードとを選択的に設定自在とされている。
本実施形態における撮像システムの全体的な動作は、制御部114Aにより制御される。操作部112は、ディスプレイ121上のタッチパネル、マウス、キーボード、ジョイスティック、及びフットスイッチ等がある。本実施形態における撮像システムでは、操作者113は、操作部112から撮像条件(静止画、動画、管電圧、管電流、照射時間など)、撮像タイミング、画像処理条件、被写体ID、及び取込画像の処理方法などの各種設定を行うことができる。
制御部114Aは、操作部112を介して入力される操作者113の指示又は放射線情報システムの指示に基づいた撮像条件を、撮像シーケンスを司る撮影制御部115Aに指示し、データを取り込む。撮影制御部115Aは、その指示に基づき放射線源であるX線源101、撮像用寝台(不図示)、及び放射線検出部103を駆動して画像データを取り込み、画像処理部110Aに転送する。画像処理部110Aは、転送された画像データに対して、操作者113が指定する画像処理を施してディスプレイ121に表示し、同時にオフセット補正、白補正、及び欠陥補正などの基本画像処理を行った生データを記憶装置111に保存する。
さらに、制御部114Aは、操作者113の指示に基づいて、記憶装置111に記憶されている画像データに係る再画像処理や再生表示、ネットワーク上の装置への画像データの転送・保存、ディスプレイ表示やフィルムへの印刷などを行う。
次に、信号の流れに沿って図1に示す撮影システムの動作について順次説明する。
X線源101は、X線管球とX線絞りとを含み構成されている。X線管球は、撮影制御部115Aに制御された高圧発生電源によって駆動され、放射線であるX線ビーム122を放射する。X線絞りは、撮影制御部115Aにより駆動され、撮像領域の変更に伴い、不必要なX線照射を行わないようにX線ビーム122を整形する。
X線源101から放射されたX線ビーム122は、X線透過性の撮像用寝台上に横たわった被写体102に向けられる。撮像用寝台は、撮影制御部115Aの指示に基づいて駆動される。被写体102に対して照射されたX線ビーム122は、被写体102及び撮像用寝台を透過した後に放射線検出部103に入射される。
放射線検出部103は、グリッド(不図示)、蛍光体106、撮像手段としての光電変換素子104及びスイッチング素子105、読み出し回路107、AD変換器(ADC)108、駆動回路109、X線露光量モニタ(不図示)を有する。グリッドは、被写体102を透過することによって生じるX線散乱の影響を低減させる。グリッドは、X線低吸収部材と高吸収部材とから成り、例えば、Al(アルミニウム)とPb(鉛)とのストライプ構造をしている。そして、放射線検出部103(より詳細には、基板上に配置された光電変換素子104)とグリッドとの格子比の関係によりモワレが生じないように、X線照射時には撮影制御部115Aの指示に基づいてグリッドを振動させる。
波長変換体である蛍光体106は、被写体102を透過したX線を吸収して蛍光体106内部の発光中心を励起し、可視光を放出する。すなわち、蛍光体106は、入射するX線の波長変換を行う。蛍光体106から放出された可視光は、絶縁基板上に配置された光電変換素子104の受光面に照射され光電変換される。さらに、光電変換された信号電荷は、同じく絶縁基板上に配置されたスイッチング素子105を介して読み出し回路107に供給され、読み出し回路107の積分アンプにより電圧信号に変換される。読み出し回路107の積分アンプにより変換された電圧信号は、ADC108によりアナログ信号からディジタル信号に変換されて放射線検出部103の外部へ転送される。駆動回路109は、このようにして信号の読み出し動作が実行されるよう撮影制御部115Aからの制御に基づいて、光電変換素子104、スイッチング素子105、及び読み出し回路107を駆動する。
ここで、光電変換素子104としては、例えば、主材料として水素化非晶質シリコン(水素化アモルファスシリコン)膜を用いたMIS型あるいはPIN型の薄膜光電変換素子や、単結晶シリコンを用いたPNフォトダイオードなどが挙げられる。また、スイッチング素子105としては、アモルファスシリコン、多結晶シリコン、単結晶シリコンなどを用いた薄膜トランジスタや周知のMOSトランジスタを用いることができる。
また、絶縁基板の材料としては、主にアルカリ成分の少ない透明なガラスが用いられる。また、蛍光体106の材料としては、Gd22S:TbやCsI:Tl等が用いられる。なお、蛍光体106は、これに限定されず、例えばGd22S、Gd23、CaWO4、CdWO4、CsI、及びZnSの中から選ばれた1種を主材料として構成されたものであっても良い。
なお、光電変換素子104を、蛍光体106を介さずにX線を吸収して直接的に電気信号に変換する機能を有するように構成しても良い。例えば、光電変換素子104は、アモルファスセレン、ヒ素化ガリウム、ヨウ化銀、ヨウ化鉛、及びテルル化カドミウムの中から選ばれた1種を主材料として構成するようにしても良い。
X線露光量モニタは、X線透過量を監視するものである。X線露光量モニタは、結晶シリコンの受光素子などを用いて直接X線を検出しても良いし、光電変換素子104やスイッチング素子105を透過した可視光を検出しても良い。X線露光量モニタで検知した情報は、撮影制御部115Aに送信される。撮影制御部115Aは、X線露光量モニタで検知した情報に基づいてX線源101を遮断又は調節する。なお、本実施形態では、撮影制御部115Aは放射線検出部103外に設けられているが、本発明はそれに限定されるものではなく、放射線検出部103内に設けられても良い。
ここで、撮影を行うX線室と操作者113が操作を行う制御室とは異なり、放射線検出部103からの画像信号は、撮影を行うX線室から操作者113が操作を行う制御室にある画像処理部110Aへ転送される。この転送の際、X線室内はX線発生に伴うノイズが大きく画像データがノイズにより正確に転送されない場合があるため、転送路の耐雑音性を高くする必要がある。例えば、誤り訂正機能を持たせた伝送方式、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)に代表される差動信号伝送方式、又は光ファイバによる転送路を用いることが望ましい。
画像処理部110Aは、撮影制御部115Aの指示に基づき表示データを切り替える。その他、画像処理部110Aは、画像データの補正(オフセット補正、白補正、欠陥補正)、空間フィルタリング、リカーシブ処理などをリアルタイムで行い、さらに、階調処理、散乱線補正、各種空間周波数処理などを行うことも可能である。画像処理部110Aにて処理された画像は、ディスプレイ121に表示される。また、リアルタイム画像処理と同時に、データの補正のみ行なわれた基本画像は、記憶装置111に保存される。記憶装置111としては、大容量、高速かつ高信頼性を満たすデータ保存装置が望ましく、例えば、RAID等のハードディスクアレー等が望ましい。
また、記憶装置111に保存された画像データは、所定の規格(例えば、IS&C)を満たすように再構成された後に、図示しない外部記憶装置に保存される。外部記憶装置は、例えば、光磁気ディスク、LAN上のファイルサーバ内のハードディスクなどである。
本実施形態における撮像システムは、LANボードを介してLANに接続することも可能であり、HISとのデータの互換性を持つ構造を有している。LANには、複数の撮像システムを接続することは勿論のこと、動画・静止画を表示するモニタ、画像データをファイリングするファイルサーバなどが接続される。また、画像をフィルムに出力するイメージプリンタ、複雑な画像処理や診断支援を行う画像処理用端末などが接続される。本実施形態における撮像システムは、所定のプロトコル(例えば、DICOM)に従って、画像データを出力する。その他、LANに接続されたモニタを用いて、X線撮像時に医師によるリアルタイム遠隔診断が可能である。
次に、第1の実施形態における撮像システムでのオフセット補正について説明する。以下では、図1に示した概略構成図、図2に示すフローチャート、及び図3に示すタイミングチャートを参照し、図2に示すフローチャートの流れに沿って動作開始から画像表示までの処理動作を順に説明する。また、以下の説明において、放射線を照射して撮影(放射線撮影)を行って得られる明出力(放射線を入射して取得された放射線画像)をX線フレームと称し、放射線を照射せずに撮影を行って得られる暗出力をオフセットフレームと称す。
まず、被写体102の位置や、管電圧/管電流/照射時間等の撮影条件の設定が行われ(S101)、その後撮影が開始される(S102)。撮影が開始されると、撮影制御部115Aは、放射線検出部103内の駆動回路109に命令し、命令を受けた駆動回路109は、バイアス配線Vs、ゲート配線Vg、及び読み出し回路107の基準電源Vrefに電圧を印加する。ゲート配線Vgに電圧が印加されることにより、スイッチング素子105がオン状態となり、光電変換素子104に(Vs−Vref)の電圧が加わり光電変換が可能な状態になる。
図2及び図3に示すアイドリングは、前述のように光電変換素子104にバイアスを印加した状態であり、本実施形態においては、操作者113がX線曝射スイッチをいつ押しても直ちに読み出し動作に移行できる。また、アイドリングでは、光電変換素子104にバイアスが印加されることで発生する暗電流による蓄積電荷をリセットするために、定期的にゲート配線Vgにパルスを印加してスイッチング素子105がオン状態にされる。
撮影制御部115Aは、放射線検出部103の光電変換素子104にバイアスを印加する時刻tisをアイドリング動作の開始時刻として、X線フレームアイドリング時間計測部117及びオフセットフレームアイドリング時間計測部124に供給する。X線フレームアイドリング時間計測部117及びオフセットフレームアイドリング時間計測部124は、供給されたアイドリング動作の開始時刻tisを記憶する(S103)。
次に、操作者113により任意のタイミングでX線曝射スイッチが押される。すると、撮影制御部115Aは、X線曝射スイッチが押される直前にスイッチング素子105がオン状態からオフ状態に遷移した時刻(暗電流リセットの時刻)txsをアイドリング動作の終了時刻として、X線フレームアイドリング時間計測部117に供給する。さらに、撮影制御部115Aは、時刻txsをX線フレームの蓄積開始時刻としてX線フレーム蓄積時間計測部120に供給する。X線フレームアイドリング時間計測部117は、供給されたアイドリング動作の終了時刻txsを記憶し、X線フレーム蓄積時間計測部120は、供給されたX線フレームの蓄積開始時刻txsを記憶する(S104)。
X線フレームアイドリング時間計測部117は、アイドリング動作の開始時刻tisと終了時刻txsからX線フレームのアイドリング時間Txi(=txs−tis)を算出して出力する。X線フレームアイドリング時間計測部117は、第1の時間計測手段に相当する。なお、このX線フレームアイドリング時間計測部117による演算処理は、撮影処理と並列して行われているため、演算処理中であってもX線の照射が行われ、照射終了後に放射線検出部103はX線フレームの読み出し動作に移行する。
X線フレームの読み出しは、ゲート配線Vgに電圧を印加してスイッチング素子105をオン状態にすることで光電変換素子104の電荷を読み出し回路107で取り出し、ADC108でディジタル信号に変換して画像処理部110Aに転送する。これにより、X線フレームで得られたX線画像(放射線画像)が画像処理部110Aに転送される(S105)。
このX線フレームの読み出しにおいて、光電変換素子104から出力される電荷量は、図3のタイミングチャートの光電変換素子電流に示したように、暗電流蓄積電荷量QwxとX線電荷量Qxの和になる。ここで、暗電流蓄積電荷量Qwxは、光電変換素子104の暗電流応答特性に従って暗電流により蓄積される電荷量であり、X線電荷量QxはX線照射による光電変換して得られた電荷量である。
次に、スイッチング素子105がオン状態からオフ状態に遷移することで光電変換素子104に蓄積された電荷の転送が終了し、X線フレームの読み出しが終了する。このとき、撮影制御部115Aは、スイッチング素子105がオン状態からオフ状態に遷移した時刻txeをX線フレームの読み出し終了時刻としてX線フレーム蓄積時間計測部120に供給する。X線フレーム蓄積時間計測部120は、供給されたX線フレームの読み出し終了時刻txeを記憶する。そして、X線フレーム蓄積時間計測部120は、X線フレームの蓄積開始時刻txsと読み出し終了時刻txeからX線フレームの蓄積時間Tx(=txe−txs)を算出して出力する(S106)。X線フレーム蓄積時間計測部120は、第2の時間計測手段に相当する。
X線フレームの読み出し終了後、X線フレーム蓄積電荷量演算部118は、X線フレームのアイドリング時間Txiと蓄積時間Txと暗電流応答特性メモリ119に記憶されている暗電流応答特性を用い、X線フレームの暗電流蓄積電荷量Qwxを算出し予測する。暗電流応答特性メモリ119は、記憶手段に相当する。X線フレームの暗電流蓄積電荷量Qwxの算出は、式(1)に示すように暗電流応答特性f(t)に対し、Txi〜(Txi+Tx)までを積分して求める。
Figure 2008259045
この際、実際のX線フレームの暗電流蓄積電荷量と算出したX線フレームの暗電流蓄積電荷量の差が小さいほど、オフセット補正によりアーティファクトの少ない画像補正を実現できる。
また、暗電流応答特性f(t)は、例えば式(2)に示すように指数関数で近似した係数A及びBを予めメモリに格納しておき、X線フレームの暗電流蓄積電荷量Qwxに係る計算を行う。
Figure 2008259045
なお、本実施形態では、指数関数を用いて暗電流応答特性を近似するようにしているが、応答特性を近似できる関数であれば他のものでも構わない。また、暗電流応答特性の取得は、工場出荷時に取得する、もしくは設置場所で定期的に更新するなどの方法があるが、撮影直前の応答特性を用いると、光電変換素子における経年変換の影響がないため、より高精度なオフセット補正が可能となる。
次に、オフセットフレームの撮影を行う。ここで、X線フレームの読み出し終了後にオフセットフレームの撮影を連続して行う場合には、オフセットフレームの蓄積開始時刻twsは、X線フレームの読み出し終了時刻になる。一方、X線フレームに係るX線残像の影響を低減するために時間を空けてオフセットフレームの撮影を行う場合には、オフセットフレームの蓄積開始時刻twsは、オフセットフレームの直前にスイッチング素子105がオン状態からオフ状態に遷移した時刻になる。本実施形態では、X線フレームの読み出し終了後に続けてオフセットフレームの撮影を行うものとする。
撮影制御部115Aは、X線フレームの読み出し終了時刻twsをオフセットフレームの蓄積開始時刻としてオフセットフレームアイドリング時間計測部124に供給する。オフセットフレームアイドリング時間計測部124は、供給されたオフセットフレームの蓄積開始時刻を記憶する(S107)。
オフセットフレームアイドリング時間計測部124は、光電変換素子104にバイアスを印加した時刻(アイドリング動作の開始時刻)tisとオフセットフレームの蓄積開始時刻twsからオフセットフレームのアイドリング時間Twiを算出する。
次に、オフセットフレーム蓄積時間演算部116は、前述のようにして算出したX線フレームの暗電流蓄積電荷量Qwx、アイドリング時間Twi及び暗電流応答特性f(t)を用い、式(3)に従ってオフセットフレームの蓄積時間Twを算出する(S108)。
Figure 2008259045
オフセットフレーム蓄積時間演算部116は、算出したオフセットフレームの蓄積時間Twを撮影制御部115Aに出力する。撮影制御部115Aは、オフセットフレームの蓄積開始時刻twsからオフセットフレームの蓄積時間Tw経過後、放射線検出部103にオフセットフレームの読み出し開始の命令を出す。命令を受けた放射線検出部103は、オフセットフレームの読み出しを行う(S109、S110)。オフセットフレームの読み出しは、Xフレームの読み出しと同様に行われるので説明は省略する。
オフセットフレームの読み出し終了後、読み出されたオフセット補正データは、画像処理部110Aへ転送される。そして、画像処理部110Aは、(X線画像)−(オフセット補正データ)の減算処理(オフセット補正)を行い、さらにゲイン補正等の必要な画像処理を行い(S111)、ディスプレイ121に補正した画像を表示させる(S112)。
このようにX線フレームのアイドリング時間Txi、X線フレームの蓄積時間Tx、及び暗電流応答特性f(t)を用いて、X線フレームの暗電流蓄積電荷量Qwxを算出して予測する。そして、算出されたX線フレームの暗電流蓄積電荷量Qwxと等量の電荷をオフセット補正データとして取得するためのオフセットフレームの蓄積時間を決定して、取得したオフセット補正データによりX線画像のオフセット補正を行う。これにより、新たな光源等の付加により装置を大型化することなく、光電変換素子104にバイアスを印加した直後の変化が大きい暗電流応答特性であっても、適切にオフセット補正を行うことができ、良好な撮影を行うことができる。
また、このようなX線フレームの撮影(放射線撮影)とオフセットフレームの撮影を交互に繰り返すことにより連続的な動画撮影を行うこともできる。
なお、前述した説明では、光電変換素子104及びスイッチング素子105を各々1つとして説明したが、実際には複数個の光電変換素子104及びスイッチング素子105が絶縁基板上に1次元もしくは2次元アレイ状に配列されている。
図4は、光電変換素子とスイッチング素子との組(画素)が3×3の2次元マトリクス状に配列された例を示している。なお、説明を簡潔にするために、3×3画素のマトリクスとしているが、画素数は任意であり、例えば2000×2000画素以上のエリアセンサであっても適用できる。
図4において、Sm−nは光電変換素子、Tm−nはスイッチング素子(TFTトランジスタ)、123はスイッチング素子を順次オン状態にするためのシフトレジスタ、Vgmはスイッチング素子を駆動するためのパルスを伝達するゲート配線である。Anは光電変換素子Sm−nに蓄積された電荷を読み出すためのアンプ(演算増幅器)、Cfnは光電変換素子Sm−nからの読み出しを行う際に信号電荷を積分するための積分容量である。Mnは信号電荷を転送するための信号配線、Vsは光電変換素子Sm−nにバイアスを印加するためのバイアス配線、Vrefは、アンプAnと積分容量Cfnから構成される読み出し回路の基準電源である。なお、m及びnはそれぞれ添え字であり、m=1〜3の自然数、n=1〜3の自然数である(以下についても同様)。
第m行第n列の光電変換素子Sm−nは、一端がバイアス配線Vsに接続され、他端が第m行第n列のスイッチング素子Tm−nを介して第n列の信号配線Mnに接続されている。第m行のスイッチング素子Tm−1〜Tm−3は、その制御端子(トランジスタのゲート)が第m行のゲート配線Vgmに接続されている。また、第n列のアンプAnの一方の入力が基準電源Vrefに接続され、他方の入力が第n列の信号配線Mnに接続されている。積分容量CfnがアンプAnの他方の入力と出力との間に並列接続されている。
図5は、放射線検出部103における光電変換素子とスイッチング素子との組を図4に示したように構成した場合の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。図4に示す構成の場合には、3×3画素のマトリクス構造であるため、ゲート配線ごとにX線フレームのアイドリング時間及びX線フレームの蓄積時間を計測して、ゲート配線ごとにオフセットフレームの蓄積時間を制御する。
まず、撮影が開始されると、撮影制御部115Aは、放射線検出部103内の駆動回路109に命令し、命令を受けた駆動回路109は、バイアス配線Vs及び読み出し回路の基準電源Vrefに電圧を印加する。また、撮影制御部115Aは、シフトレジスタ123によりゲート配線Vg1、Vg2、Vg3を順次駆動し、スイッチング素子T1−n、T2−n、T3−nを順次オン/オフする。バイアスを印加するとともにスイッチング素子Tm−nをオン状態にすることにより、光電変換素子Sm−nに(Vs−Vref)の電圧が印加されて暗電流が流れ始める。また、ゲート配線Vgmに電圧を印加することにより、光電変換素子Sm−nにて暗電流により蓄積された電荷をリセットすることができる。
撮影制御部115Aは、光電変換素子Sm−nにバイアスを印加した時刻tismをアイドリング動作の開始時刻として、X線フレームアイドリング時間計測部117及びオフセットフレームアイドリング時間計測部124に供給する。X線フレームアイドリング時間計測部117及びオフセットフレームアイドリング時間計測部124は、供給されたアイドリング動作の開始時刻tismをそれぞれ内部のメモリに格納する。
続いて、操作者によりX線曝射スイッチが押される。撮影制御部115Aは、X線曝射スイッチが押される直前にスイッチング素子Tm−nがオン状態からオフ状態に遷移した時刻txsmをアイドリング動作の終了時刻として、X線フレームアイドリング時間計測部117に供給する。X線フレームアイドリング時間計測部117は、供給されたアイドリング動作の終了時刻txsmを格納し、ゲート配線Vgm毎にX線フレームのアイドリング時間Txim(=txsm−tism)を算出する。
また、撮影制御部115Aは、X線曝射スイッチが押される直前にスイッチング素子Tm−nがオン状態からオフ状態に遷移した時刻txsmをX線フレームの蓄積開始時刻としてX線フレーム蓄積時間計測部120に供給する。X線フレーム蓄積時間計測部120は、供給されたX線フレームの蓄積開始時刻txsmを内部のメモリに格納する。
次に、X線が照射されて光電変換素子Sm−nで光電変換が行われ電荷が発生する。続いて、撮影制御部115Aは、ゲート配線Vgmを順次駆動して光電変換素子Sm−nに蓄積された電荷をアンプAnにより電圧信号として読み出し、読み出された電圧信号がAD変換されX線画像として画像処理部110Aに転送される。撮影制御部115Aは、スイッチング素子Tm−nがオン状態からオフ状態に遷移した時刻txemをX線フレームの読み出し終了時刻としてX線フレーム蓄積時間計測部120に供給する。X線フレーム蓄積時間計測部120は、供給されたX線フレームの読み出し終了時刻txemを格納し、ゲート配線Vgm毎にX線フレームの蓄積時間Txm(=txem−txsm)を算出する。
次に、X線フレーム蓄積電荷量演算部118は、X線フレームのアイドリング時間Txim、蓄積時間Txm及びゲート配線毎の暗電流応答特性を暗電流応答特性メモリ119から読み出し、X線フレームの暗電流蓄積電荷量を算出し予測する。
次に、撮影制御部115Aは、時刻twsmをオフセットフレームの蓄積開始時刻としてオフセットフレームアイドリング時間計測部124に供給する。オフセットフレームアイドリング時間計測部124は、供給されたオフセットフレームの蓄積開始時刻twsmを格納し、ゲート配線Vgm毎にオフセットフレームのアイドリング時間Twim(=twsm−tism)を算出する。
さらに、オフセットフレーム蓄積演算部116は、X線フレームの暗電流蓄積電荷量、アイドリング時間Twim及び暗電流応答特性を用いて、オフセットフレームの蓄積時間TWmをゲート配線Vgm毎に算出する。オフセットフレーム蓄積時間演算部116は、算出したオフセットフレームの蓄積時間Twmを撮影制御部115Aに出力する。
以下、図1〜図3に示した例と同様にして、撮影制御部115Aの指示に基づいてオフセットフレームの読み出しが行われ、画像処理部110Aでオフセット補正等が実行される。
複数の画素を有するエリアセンサの場合には、オフセットフレームの蓄積時間を決定する方法として、画素全体の平均値を用いて行う手法、本実施形態のようにゲート配線毎に行う手法、さらに画素単位で行う手法がある。光電変換素子の暗電流応答特性は、製造上のばらつきにより画素毎により異なり、画素単位に行うのが望ましく、暗電流による蓄積電荷量をX線フレームとオフセットフレームとで完全に同一にできる。しかしながら、メモリ容量、処理時間、読み出し時間が増大する場合もあるため、適切な単位でオフセットフレームの蓄積時間を制御するようにすれば良い。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
前述した第1の実施形態では、X線フレームの撮影(放射線撮影)を行った後にオフセットフレームの撮影を行うようにしている。X線フレームの撮影後にオフセットフレームの撮影を行うと光電変換素子に光を当てた影響で残像が発生し、オフセットフレームに残像成分が混入してオフセット補正後の画像にアーティファクトが発生する場合が考えられる。
そこで、第2の実施形態は、X線フレームの撮影(放射線撮影)を行う前にオフセットフレームの撮影を行うようにしたものである。これにより、撮影時間を増大させることなく、オフセットフレームにX線フレームの撮影による残像の影響が及ぶことを確実に防止し、オフセット補正後の画像にアーティファクトが発生することを確実に防止し、良好な画像を得ることができる。
図6は、第2の実施形態における撮像システムの概略構成図である。この図6において、図1に示した構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、図6においても、放射線発生装置であるX線源101及びその制御系を除いた構成が撮像装置に相当し、X線源101及びその制御系と撮像装置とにより撮像システムが構成される。
本実施形態における撮像システムの全体的な動作は、制御部114Bにより制御される。制御部114Bは、内部構成において相違する部分があるが、第1の実施形態における制御部114Aに対応するものである。また、撮影制御部115Bは、第1の実施形態における撮影制御部115Aに対応する。画像処理部110Bは、第1の実施形態における画像処理部110Aに対応し、画像処理部110Aとはオフセット補正に係る処理動作が異なる。
なお、第2の実施形態においては、光電変換素子104及びスイッチング素子105を各々1つとして説明するが、複数個の光電変換素子104及びスイッチング素子105が絶縁基板上に1次元もしくは2次元アレイ状に配列されていても良い。
第2の実施形態における撮像システムでのオフセット補正について説明する。以下では、図6に示した概略構成図、図7に示すタイミングチャート、及び図8に示すフローチャートを参照し、図8に示すフローチャートの流れに沿って動作開始から画像表示までの処理動作を順に説明する。
まず、被写体102の位置や、撮影条件の設定が行われ(S201)、その後撮影が開始される(S202)。撮影が開始されると、第1の実施形態と同様にして、撮影制御部115Bからの指示に基づき駆動回路109により、バイアス配線Vs、ゲート配線Vg、及び読み出し回路107の基準電源Vrefに電圧が印加される。そして、光電変換素子104にバイアスを印加したアイドリング動作の開始時刻tisが、撮影制御部115BからX線フレームアイドリング時間計測部117及びオフセットフレームアイドリング時間計測部124に供給され記憶される(S203)。
ここで、光電変換素子104にバイアスが印加されると、光電変換素子104では暗電流が流れ始めるので、X線曝射スイッチが操作者113により押される前は、定期的にゲート配線Vgに電圧を印加する。これにより、暗電流による蓄積電荷が定期的にリセットし、オフセットフレームに蓄積される暗電流(ショットノイズ)を軽減させることができる。
次に、操作者113によりX線曝射スイッチが押される(S204)。すると、撮影制御部115Bは、X線曝射スイッチが押される直前にスイッチング素子105がオフ状態になった時刻twsをアイドリング動作の終了時刻として、オフセットフレームアイドリング時間計測部124に供給する。さらに、撮影制御部115Bは、時刻twsをオフセットフレームの蓄積開始時刻としてオフセットフレーム蓄積時間計測部126に供給する。オフセットフレームアイドリング時間計測部124は、供給されたアイドリング動作の終了時刻twsを記憶し、オフセットフレーム蓄積時間計測部126は、供給されたオフセットフレームの蓄積開始時刻twsを記憶する(S205)。
オフセットフレームアイドリング時間計測部124は、アイドリング動作の開始時刻tisとオフセットフレームの蓄積開始時刻twsからオフセットフレームのアイドリング時間Twi(=tws−tis)を算出して出力する。
その後、任意の蓄積時間が経過した後に、ゲート配線Vgに電圧が印加されスイッチング素子105がオン状態になり、オフセットフレームの読み出しが開始される(S206)。そして、スイッチング素子105がオフ状態になりオフセットフレームの読み出しが終了すると、撮影制御部115Bは、終了した時刻tweをオフセットフレーム読み出し終了時刻としてオフセットフレーム蓄積時間計測部126に供給する(S207)。
オフセットフレーム蓄積時間計測部126は、供給されたオフセットフレーム読み出し終了時刻tweを記憶する。また、オフセットフレーム蓄積時間計測部126は、オフセットフレームの蓄積開始時刻twsと読み出し終了した時刻tweからオフセットフレームの蓄積時間Tw(=twe−tws)を算出して出力する。なお、オフセットフレームの読み出し動作にて読み出されたデータは、オフセットデータとして記憶される。
また、オフセットフレーム蓄積電荷量演算部127は、オフセットフレームのアイドリング時間Twiと蓄積時間Twと暗電流応答特性メモリ119に記憶されている暗電流応答特性から、オフセットフレームの暗電流蓄積量Qwを算出する。
また、撮影制御部115Bは、スイッチング素子105がオフ状態になりオフセットフレームの読み出しが終了した時刻txsをX線フレームの蓄積開始時刻としてX線フレームアイドリング時間計測部117及びX線フレーム蓄積時間計測部120に供給する。X線フレームアイドリング時間計測部117は、供給されたX線フレームの蓄積開始時刻txsを記憶し、アイドリング動作の開始時刻tisとX線フレームの蓄積開始時刻txsからX線フレームのアイドリング時間Txi(=txs−tis)を算出し出力する。X線フレーム蓄積時間計測部120は、供給されたX線フレームの蓄積開始時刻txsを記憶する。ここで、X線フレームアイドリング時間計測部117は、第1の時間計測手段に相当し、X線フレーム蓄積時間計測部120は、第2の時間計測手段に相当する。
オフセットフレームの読み出しが終了した後、X線の照射が行われて、X線フレームの読み出しが開始される(S208、S209)。X線フレームの読み出しにおいて、光電変換素子104から出力される電荷量は、暗電流応答特性に従って暗電流により蓄積される暗電流蓄積電荷量QwxとX線照射による光電変換して得られたX線電荷量Qxの和である。
そして、X線フレームの読み出しが終了すると、撮影制御部115Bは、終了した時刻txeをX線フレームの読み出し終了時刻としてX線フレーム蓄積時間計測部120に供給する(S210)。X線フレーム蓄積時間計測部120は、供給されたX線フレームの読み出し終了時刻txeを記憶し、X線フレームの蓄積開始時刻txsと読み出し終了時刻txeからX線フレームの蓄積時間Txを算出し出力する。
さらに、X線フレーム蓄積電荷量演算部118は、X線フレームのアイドリング時間Txiと蓄積時間Txと暗電流応答特性メモリ119に記憶されている暗電流応答特性から、式(1)に従いX線フレームの暗電流蓄積量Qwxを算出する。
次に、画像処理部110Bは、オフセットフレームの暗電流蓄積電荷量QwとX線フレームの暗電流蓄積電荷量Qwxを用いて、オフセットデータであるオフセット画像に(Qwx/Qw)を乗算することにより暗電流成分に係る補正を行う。そして、画像処理部110Bは、暗電流補正されたオフセット補正データを用いて、X線画像のオフセット補正を行い、続いてゲイン補正等の必要な各種画像処理を行い(S211)、ディスプレイ121に補正した画像を表示させる(S212)。
以上説明したように、画像処理により暗電流蓄積電荷を揃えることも可能であり、装置を大型化することなく、光電変換素子104にバイアスを印加した直後であっても暗電流応答特性に応じた適切なオフセット補正が行え、良好な撮影を行うことができる。
また、第2の実施形態では、撮影して得られたオフセットデータを演算して求めた暗電流蓄積電荷量で補正したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、アイドリング時間、蓄積時間及び工場出荷時等に測定した暗電流応答特性から計算によりオフセット補正データを生成し、オフセット補正を行うこともできる。
また、このようなオフセットフレームの撮影とX線フレームの撮影(放射線撮影)を交互に繰り返すことにより連続的な動画撮影を行うこともできる。
さらに、オフセットフレーム撮影→X線フレーム撮影→オフセットフレーム撮影のような撮影を行い、X線フレーム前後のオフセットフレームを平均したオフセットフレームでオフセット補正を行うことによりショットノイズを軽減することができる。この際、第2の実施形態に加えて第1の実施形態の手法を適用し、X線フレーム撮影後に行うオフセットフレーム撮影での蓄積時間を調整して、X線フレームと前後のオフセットフレーム暗電流蓄積電荷量を揃えることによりアーティファクトが軽減できる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第1及び第2の実施形態では、X線フレーム及びオフセットフレームが1フレームずつの撮影である場合について説明したが、以下に説明する第3の実施形態は、X線フレームの撮影を連続的に行い動画撮影を可能にしたものである。
なお、第3の実施形態における撮像システムの構成は、第2の実施形態における撮像システムと同様であるので、説明は省略する。
第3の実施形態における撮像システムでのオフセット補正について説明する。以下では、図9に示すタイミングチャート及び図10に示すフローチャートを参照し、図10に示すフローチャートの流れに沿って動作を説明する。
動作開始からオフセットフレームの読み出しが終了するまでのステップS301〜S307における動作は、第2の実施形態でのステップS201〜S307における動作と同様である。
なお、ステップS307において、オフセットフレームの読み出しが終了した時刻txs1が1フレーム目である第1のX線フレームの蓄積開始時刻としてX線フレームアイドリング時間計測部117及びX線フレーム蓄積時間計測部120に供給する。X線フレームアイドリング時間計測部117は、供給された第1のX線フレームの蓄積開始時刻txs1を記憶する。X線フレームアイドリング時間計測部117は、アイドリング動作の開始時刻tisと第1のX線フレームの蓄積開始時刻txs1から第1のX線フレームのアイドリング時間Txi1(=txs1−tis)を算出し出力する。X線フレーム蓄積時間計測部120は、供給された第1のX線フレームの蓄積開始時刻txs1を記憶する。
オフセットフレームの読み出しが終了した後、1回目のX線の照射が行われて、第1のX線フレームの読み出しが開始される(S308、S309)。第1のX線フレームの読み出しにおいて、光電変換素子104から出力される電荷量は、暗電流応答特性に従って暗電流により蓄積される暗電流蓄積電荷量Qwx1とX線照射による光電変換して得られたX線電荷量Qx1の和である。
そして、第1のX線フレームの読み出しが終了すると、撮影制御部115Bは、終了した時刻txe1を第1のX線フレームの読み出し終了時刻としてX線フレーム蓄積時間計測部120に供給する(S310)。X線フレーム蓄積時間計測部120は、供給された第1のX線フレームの読み出し終了時刻txe1を記憶し、第1のX線フレームの蓄積開始時刻txs1と読み出し終了時刻txe1から第1のX線フレームの蓄積時間Tx1を算出し出力する。
さらに、X線フレーム蓄積電荷量演算部118は、X線フレームのアイドリング時間Txi1と蓄積時間Tx1と暗電流応答特性メモリ119に記憶されている暗電流応答特性から、式(1)に従い第1のX線フレームの暗電流蓄積量Qwx1を算出する。
次に、画像処理部110Bは、オフセットフレームの暗電流蓄積電荷量Qwと第1のX線フレームの暗電流蓄積電荷量Qwx1を用いて、オフセット画像×(Qwx1/Qw)を算出することにより暗電流成分に係る補正を行う。そして、画像処理部110Bは、暗電流補正されたオフセット補正データを用いて、1フレーム目のX線画像のオフセット補正を行い、続いてゲイン補正等の必要な各種画像処理を行い(S311)、ディスプレイ121に補正した画像を表示させる(S312)。
また、ステップS310において、撮影制御部115Bは、2フレーム目である第2のX線フレームの蓄積開始時刻txs2をX線フレームアイドリング時間計測部117及びX線フレーム蓄積時間計測部120に供給する。X線フレームアイドリング時間計測部117は、供給された第2のX線フレームの蓄積開始時刻txs2を記憶し、第2のX線フレームのアイドリング時間Txi2(=txs2−tis)を算出し出力する。X線フレーム蓄積時間計測部120は、供給された第2のX線フレームの蓄積開始時刻txs2を記憶する。
ここで、本実施形態では、X線フレームの読み出しが終了した後、連続して次のX線フレームの撮影を行うため、nフレーム目のX線フレームの読み出し終了時刻txenが、次の(n+1)フレーム目のX線フレームの蓄積開始時刻txs(n+1)となる。
ディスプレイ121に補正した画像が表示された後、制御部114Bは撮影フレーム数nの値を1増加させ(S313)、撮影終了であるか否かを判断する(S314)。
そして、撮影終了であると判断するまで、ステップS308〜S314までの動作を繰り返し、時刻を更新しながら2フレーム目、3フレーム目、…とX線フレームの撮影を行う。そして、毎フレームで、X線フレーム蓄積電荷量演算部118は、nフレーム目のX線フレームの暗電流蓄積量Qwxnを算出する。画像処理部110Bは、オフセット画像×(Qwxn/Qw)を算出することにより最初に撮影されたオフセットフレームの暗電流成分に係る補正を行い、その補正されたオフセット補正データを用いて、X線画像のオフセット補正を行う。このようにして、X線フレームの撮影を連続して行い、動画の撮影を行う。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置又はシステム内のコンピュータ(CPU又はMPU)に対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータに格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラム自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム自体は本発明を構成する。また、そのプログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、供給されたプログラムがコンピュータにおいて稼働しているオペレーティングシステム又は他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムがコンピュータに係る機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムの指示に基づいてその機能拡張ボード等に備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
例えば、制御部114A(114B)及び画像処理部110A(110B)を、CPU、ROM及びRAMを有するコンピュータ機能により実現する。そして、前述したような処理動作を行うための処理プログラムをROMに記憶しておき、CPUが、ROMから処理プログラムを読み出して実行することで、前述した処理動作を実現するための制御を行う場合も本発明に含まれる。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
第1の実施形態における撮像システムの概略構成を示す図である。 第1の実施形態における撮像システムの処理動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における撮像システムの駆動タイミングを示すタイミングチャートである。 光電変換素子とスイッチング素子との組が2次元マトリクス状に配置された例を示す図である。 図4に示した構成での駆動タイミングを示すタイミングチャートである。 第2の実施形態における撮像システムの概略構成を示す図である。 第2の実施形態における撮像システムの駆動タイミングを示すタイミングチャートである。 第2の実施形態における撮像システムの処理動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態における撮像システムの駆動タイミングを示すタイミングチャートである。 第3の実施形態における撮像システムの処理動作を示すフローチャートである。 光電変換素子の暗電流応答特性を示す図である。
符号の説明
101 X線源
103 放射線検出部
104 光電変換素子
105 スイッチング素子
106 蛍光体
107 読み出し回路
108 AD変換器
109 駆動回路
110A、110B 画像処理部
111 記憶装置
114A、114B 制御部
115A、115B 撮影制御部
116 オフセットフレーム蓄積時間演算部
117 X線フレームアイドリング時間計測部
118 X線フレーム蓄積電荷量演算部
119 暗電流応答特性メモリ
120 X線フレーム蓄積時間計測部
124 オフセットフレームアイドリング時間計測部
126 オフセットフレーム蓄積時間計測部
127 オフセットフレーム蓄積電荷量演算部

Claims (9)

  1. 放射線又は光を電気信号に変換するための変換素子が基板上にアレイ状に複数配列された撮像手段と、
    前記変換素子にバイアスを印加してからの前記撮像手段に係る暗電流応答特性を記憶する記憶手段と、
    前記変換素子にバイアスを印加してから前記撮像手段により画像を取得する撮影を開始するまでのアイドリング時間を計測する第1の時間計測手段と、
    前記撮影における蓄積時間を計測する第2の時間計測手段と、
    前記記憶手段に記憶されている暗電流応答特性と、前記第1の時間計測手段により計測されたアイドリング時間と、前記第2の時間計測手段により計測された蓄積時間とから算出される前記撮影における暗電流蓄積電荷量を用いて、前記撮影にて取得された画像のオフセット補正を行う画像処理手段とを備える撮像装置。
  2. 前記記憶手段に記憶されている暗電流応答特性と、前記第1の時間計測手段により計測されたアイドリング時間と、前記第2の時間計測手段により計測された蓄積時間とから算出される前記撮影における暗電流蓄積電荷量の電荷を前記撮像手段より取得するための蓄積時間を決定し、決定された蓄積時間に従って前記撮影の後に前記撮像手段を用いてオフセット補正データを取得して前記画像のオフセット補正を行うことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記記憶手段に記憶されている暗電流応答特性と、前記第1の時間計測手段により計測されたアイドリング時間と、前記第2の時間計測手段により計測された蓄積時間とから算出される前記撮影における暗電流蓄積電荷量に応じて、予め取得されているオフセットデータを演算処理し前記撮影に係るオフセット補正データを取得して前記画像のオフセット補正を行うことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記暗電流応答特性は、指数関数を用いて近似することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記変換素子の主材料として、アモルファスシリコンが用いられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記変換素子は、入射する放射線を光に波長変換するための波長変換体と、前記光を前記電気信号に変換するための光電変換素子と、を有することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の撮像装置と、
    放射線を発生する放射線発生装置と、を有することを特徴とする撮像システム。
  8. 放射線又は光を電気信号に変換するための変換素子が基板上にアレイ状に複数配列された撮像手段と、前記変換素子にバイアスを印加してからの前記撮像手段に係る暗電流応答特性が記憶された記憶手段とを備える撮像装置の制御方法であって、
    前記変換素子にバイアスを印加してから、前記撮像手段により画像を取得する撮影を開始するまでのアイドリング時間を計測する第1の時間計測工程と、
    前記撮影における蓄積時間を計測する第2の時間計測工程と、
    前記記憶手段に記憶されている暗電流応答特性と、前記第1の時間計測工程にて計測されたアイドリング時間と、前記第2の時間計測工程にて計測された蓄積時間とから算出される前記撮影における暗電流蓄積電荷量を用いて、前記撮影にて取得された画像のオフセット補正を行う画像処理工程とを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. 放射線又は光を電気信号に変換するための変換素子が基板上にアレイ状に複数配列された撮像手段と、前記変換素子にバイアスを印加してからの前記撮像手段に係る暗電流応答特性が記憶された記憶手段とを備える撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記変換素子にバイアスを印加してから、前記撮像手段により画像を取得する撮影を開始するまでのアイドリング時間を計測する第1の時間計測ステップと、
    前記撮影における蓄積時間を計測する第2の時間計測ステップと、
    前記記憶手段に記憶されている暗電流応答特性と、前記第1の時間計測ステップにて計測されたアイドリング時間と、前記第2の時間計測ステップにて計測された蓄積時間とから算出される前記撮影における暗電流蓄積電荷量を用いて、前記撮影にて取得された画像のオフセット補正を行う画像処理ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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