JP2008255956A - エンジンの始動制御装置及び始動制御方法 - Google Patents

エンジンの始動制御装置及び始動制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バッテリ劣化等の要因によりクランキング回転数が上昇しにくい状況であってもエンジンの始動を可能にするエンジンの始動制御装置を提供する。
【解決手段】クランキング時のクランキング回転数が所定期間内に所定回転数に達しない場合に、燃焼室への燃料供給を停止すると共に実圧縮比を低減させ(ステップS4)、クランキング回転数がエンジンが始動可能な回転数に上昇したところで(ステップS5)、燃焼室へ燃料を供給すると共に実圧縮比を上昇させて点火を行う(ステップS6)。
【選択図】図7

Description

本発明は、エンジンの始動制御装置及び始動制御方法に関する。
車両の駆動源として内燃機関(以下、エンジン)とモータの双方を搭載したハイブリッド車では、エンジンの始動のためのクランキングをジェネレータをモータとして使用して行うが、このジェネレータに電力を供給するバッテリは時間の経過と共に充放電性能が劣化し、出力電圧が低下していく。
特許文献1,2は、バッテリの劣化状態をクランキング回転数等から判別する技術を開示している。
特開2006−240541号公報 特開平11−178233号公報
ところで、バッテリが劣化していると、圧縮工程中の気筒内での空気の圧縮反力等が作用してクランキング時にクランキング回転数が必要な回転数まで上昇せずエンジンの始動が困難になる。特に、寒冷環境では、エンジンの始動が一層困難になる場合がある。ハイブリッド車では、200V程度の高電圧のバッテリを使用しているため、これが劣化してエンジンの始動が困難になると、エンジンの再始動が容易ではない。また、バッテリの配線劣化による内部抵抗増加、エンジンオイルの劣化によるフリクション増加等もエンジンのクランキング回転数上昇の妨げになる。
本発明は、上記の問題に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、バッテリ劣化等の要因によりクランキング回転数が上昇しにくい状況であってもエンジンの始動を可能にするエンジンの始動制御装置及び始動制御方法を提供することにある。
本発明に係るエンジンの始動制御装置は、クランキング時のクランキング回転数が所定期間内に所定回転数に達しない場合に、燃焼室への燃料供給を停止すると共に実圧縮比を低減させる実圧縮比低減手段と、前記実圧縮比の低減により前記クランキング回転数がエンジンが始動可能な回転数に上昇したところで、前記燃焼室へ燃料を供給し前記実圧縮比を上昇させて点火を行う実圧縮比上昇手段と、を有する
この構成によれば、クランキング時のクランキング回転が適切に上昇していかない場合に、燃焼室内の圧縮圧が低減されることにより、クランクシャフトが回転しやすくなってクランキング回転数が上昇し、エンジン始動可能な回転数になったところで、燃料供給、圧縮圧の上昇及び点火を行う。
上記構成において、前記実圧縮比低減手段は、吸気バルブを閉じるタイミングを遅角させて前記実圧縮比を低減させ、前記実圧縮比上昇手段は、吸気バルブを閉じるタイミングを進角させて前記実圧縮比を上昇させる、構成を採用できる。
この構成によれば、可変バルブタイミング機構により、実圧縮比の制御が可能になる。
上記構成において、前記エンジンは、前記吸気バルブに対して電動式の可変バルブタイミング機構を備えている、構成を採用できる。
本発明のエンジンの始動制御方法は、クランキング時のクランキング回転数が所定期間内に所定回転数に達しない場合に、燃焼室への燃料供給を停止すると共に実圧縮比を低減させ、前記クランキング回転数がエンジンが始動可能な回転数に上昇したところで、前記燃焼室へ燃料を供給すると共に前記実圧縮比を上昇させて点火を行う、ことを特徴としている。
本発明によれば、エンジンのクランクシャフトを回転させるモータに電力を供給するバッテリの充放電性能の劣化等の原因によりクランキング回転数が上昇しにくい状況であってもエンジンの始動が可能になる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係る始動制御装置が適用されるハイブリッド車両の概略構成図であり、図2は図1のハイブリット車両のエンジンの構成を示す図である。
このハイブリッド車両20は、エンジン22、エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)24、モータ/ジェネレータMG1,モータ/ジェネレータMG2、動力分配統合機構30、減速ギヤ35、モータ電子制御ユニット(モータECU)40、インバータ41,42、バッテリ50、ギヤ機構60、ハイブリッド用電子制御ユニット(ECU)70等を備えている。
エンジン22は、そのクランクシャフト26がダンパ28を介して動力分配統合機構30のキャリア34に連結されている。
動力分配統合機構30は、モータ/ジェネレータMG1のロータと連結されたサンギア31、サンギア31の外周に同心状に配置されると共に減速ギア35の出力側と連結されたリングギア32、サンギア31とリングギア32とに噛合いするピニオンギア33、ピニオンギア33を保持するキャリア34等から構成され、リングギヤ32に連結されたリングギア軸32aは、減速ギア35の出力側に接続されていると共に、ギヤ機構60の入力ギヤに連結されている。
モータ/ジェネレータMG2は、そのロータが減速ギアの入力側に接続されている。
エンジン22の出力軸であるクランクシャフト26の回転は、モータ/ジェネレータMG1及びギヤ機構60及びディファレンシャルギア62を介して駆動輪63a,63bに分配されるようになっている。
また、モータ/ジェネレータMG2の回転は、減速機35を介してリングギヤ軸32aに出力され、ギヤ機構60及びディファレンシャルギア62を介して駆動輪63a,63bに入力可能になっている。
インバータ41,42は、バッテリ50の直流を3相交流に変換してモータ/ジェネレータMG1、MG2にそれぞれ供給すると共に、モータ/ジェネレータMG1,MG2で発電された3相交流を直流に変換してバッテリ50へ供給できるようになっている。
モータECU40は、モータ/ジェネレータMG1,MG2にそれぞれ設けられた回転位置検出センサ43,44からの信号に基づいて、インバータ41,42を駆動し、モータ/ジェネレータMG1,MG2を回転制御する。
バッテリ50は、モータ/ジェネレータMG1で発電された電力を蓄え、発進時、加速時、登坂時等にモータ/ジェネレータMG2へ電力を供給し、減速時にモータ/ジェネレータMG2で回生発電した電力を蓄える。バッテリ50は、200ボルト程度の電圧で電力の供給及び充電を行う。
バッテリECU52は、バッテリ50に設けられた温度センサ51からの信号等に基づいて、バッテリ50の充電状態の監視を行う。
サブバッテリ53は、補機類や後述するVVT150を駆動する電力を供給する。このサブバッテリ53は、バッテリECU52よりも低電圧であり、例えば、12V程度である。
ハイブリットECU70は、CPU72、ROM74、RAM76等のハードウエアと所要のソフトウエアで構成され、イグニションスイッチ80、シフトレバー81に設けられたシフトポジションセンサ82、アクセルペダル83に設けられたアクセルポジションセンサ84、ブレーキペダル85に設けられたブレーキペダルセンサ86、車速センサ88等からの信号が入力され、運転状態に応じたエンジン22の出力及びモータトルクを求め、各ECUへ要求値を出力することにより、駆動力を制御する等の機能を備えている。尚、ハイブリットECU70は、は、エンジンの始動制御装置を構成する。
図2に示すように、エンジン22は、シリンダブロックに形成された燃焼室131の内部で燃料および空気の混合気を燃焼させ、燃焼室131内でピストン132を往復移動させることにより動力を発生する。本実施形態のエンジン22は車両用多気筒エンジン(例えば4気筒エンジン、1気筒のみ図示)であり、火花点火式内燃機関、より具体的にはガソリンエンジンである。
エンジン22のシリンダヘッドには、吸気ポートを開閉する吸気弁128と、排気ポートを開閉する排気弁129とが気筒ごとに配設されている。各吸気弁128および各排気弁130は図示しないカムシャフトによって開閉させられる。また、シリンダヘッドの頂部には、燃焼室131内の混合気に点火するための点火プラグ130が気筒ごとに取り付けられている。
各気筒の吸気ポートの上流側には吸気集合通路をなす吸気管が接続されており、吸気管の上流端にはエアクリーナ122が設けられている。そして、吸気管には、上流側から順に、吸入空気量を検出するためのエアフローメータ148と、温度センサ149と、スロットルバルブ124とが組み込まれている。スロットルバルブ124には、これを駆動するスロットルモータ136が設けられていると共にスロットルバルブポジションセンサ146が設けられている。
吸気通路、特に吸気ポート内に燃料を噴射するインジェクタ(燃料噴射弁)126が気筒ごとに配設される。インジェクタ126から噴射された燃料は吸入空気と混合されて混合気をなし、この混合気が吸気弁128の開弁時に燃焼室131に吸入され、ピストン132で圧縮され、点火プラグ130で点火燃焼させられる。
各気筒の排気ポートの下流側には排気管が接続されており、排気管には、下流側に三元触媒からなる浄化装置134が取り付けられている。また、浄化装置134の上流側には排気ガスの空燃比を検出するための空燃比センサ135aが設けられ、下流側には排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ135bが設けられている。
シリンダヘッド上には、可変バルブタイミング機構(VVT)150が設けられている。VVT150は、吸気バルブ128側のカムシャフトの位相をエンジンECU24からの指令に応じて可変する。
このVVT150に対しては、図3に示すように、モータ151A及びその駆動回路151Bからなる電動駆動部151が設けられている。すなわち、VVT150は、エンジンの状態に関係なく位相可変可能な電動式の可変バルブタイミング機構であり、油圧駆動式に比べて応答性がよい。
エンジンECU24は、図2に示すように、CPU24a、ROM24b、RAM24c等のハードウエアと所要のソフトウエアで構成され、空燃比センサ135a、酸素センサ135b、クランクポジションセンサ140、水温センサ142、カムポジションセンサ144、スロットルバルブポジションセンサ146、エアフローメータ148、温度センサ149等からの信号が入力されると共に、スロットルモータ136、イグニションコイル138、VVT150の電動駆動部151等に制御信号を出力する。
ここで、図4はVVT150による吸気弁の閉タイミングを進角させたとき(VVT進角時)の吸排気弁のバルブタイミングの関係を示す図であり、図5は吸気弁の閉タイミングを遅角させたとき(VVT遅角時)の吸排気弁のバルブタイミングの関係を示す図である。また、図6はVVT進角時とVVT遅角時とにおけるクランキング時の気筒内の圧縮圧力の変動を示すグラフである。
VVT150による吸気弁の閉タイミングを進角させると、エンジン22はオットーサイクルで運転される。また、VVT150による吸気弁の閉タイミングを遅角させると、エンジン22は、アトキンソンサイクルで運転される。
図4及び図5からわかるように、吸気バルブの閉タイミングを遅角して、圧縮行程中も吸気バルブを開かせておくようにすれば、エンジンの実圧縮比が低減されて、その分クランキングシャフトに作用する圧縮反力が低下されるため、始動時のクランキングシャフトに作用する回転反力が低減されるようになる。すなわち、吸気弁の閉タイミングを進角させると、圧縮領域が相対的に長くなり(実圧縮比が相対的に上昇し)、吸気弁の閉タイミングを遅角させると、圧縮領域が相対的に短くなる(実圧縮比が相対的に低減される)。このため、図6に示すように、クランキング時には、吸気弁の閉タイミングを遅角させると、進角させた場合よりも、圧縮工程中の実圧縮比が大幅に下がり、クランキング回転数が上昇しやすくなる。尚、図5に示す状態がいわゆるデコンプ状態である。
次に、ハイブリットECU70によるエンジンの始動制御の一例について、図7のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ハイブリットECU70はクランキングを開始させる(ステップS1)。具体的には、ハイブリットECU70は、モータECU40へ指令を与え、モータECU40は、インバータ41を制御してバッテリ50に蓄えられた電力を三相交流に変換してモータ/ジェネレータMG1を駆動制御し、エンジン22のクランキングを行う。
次に、ハイブリットECU70は、クランキングを開始した後、所定期間Aが経過したかを判断する(ステップS2)。所定期間Aが経過した場合には、クランキング回転数(エンジン回転数NE)が所定回転数400rpm以下かを判断する(ステップS3)。
ここで、図8に示すように、バッテリ50が正常な場合には、クランキング所定期間Aを経過すると、エンジン回転数NEは、エンジン始動が可能である所定回転数400rpm程度に到達する。この場合には、VVT150による吸気弁の閉タイミングは進角状態にあり、燃料噴射及び点火が行われて、エンジン22が始動する。
一方、バッテリ50が劣化等していると、図9に示すように、エンジン回転数NEは、所定期間A内に所定回転数400rpmまで到達しないことがある。
そこで、ハイブリットECU70は、ステップS3において、クランキング回転数が400rpm以下である場合には、バッテリ50が劣化等していると判断し、圧縮圧を低減する(ステップS4)。具体的には、VVT150により吸気弁の閉タイミングを遅角させてデコンプ状態にして、圧縮圧を低減する。このとき、電動駆動部151によりVVT150を駆動するため、エンジンの駆動状態によらず、吸気弁の閉タイミングを確実に遅角させることができる。
これと同時に、燃料噴射をカットして燃焼室131への燃料供給を停止する。未燃ガスの放出を防ぐためである。
尚、バッテリ50の劣化判断については、所定量のデコンプをさせた状況で、例えば、400rpmに達しないときに初めてバッテリ50が劣化していると判断してもよい。また、バッテリ50があ劣化していると判断した時点で、警告ランプの点灯等によりユーザに知らせることも可能である。これにより、デコンプにより退避走行中であることをユーザ(ドライバ)に知らせることができ、デコンプで始動余力のある範囲で始動不可能となる前に修理工場などへ退避走行することが可能となる。
エンジン22をデコンプ状態にしてクランキングを継続すると、バッテリ50に余力があれば、図9に示すように、クランキング回転数(エンジン回転数)はが上昇していき、エンジン始動が可能である所定回転数400rpm程度に到達する。この状態では、クランクシャフトの回転はフライフォイールにより回転惰性がついた状態となっている。
ハイブリットECU70は、エンジン始動が可能である所定回転数400rpmに到達したかを判断し(ステップS5)、所定回転数400rpmに到達した場合には、圧縮圧を上昇させる(ステップS6)。具体的には、図9に示すように、VVT150により吸気弁の閉タイミングを再び進角させると共に、燃料を噴射させ、混合気に点火する。
尚、ステップS5において、バッテリ50が劣化し、デコンプ状態にしても所定回転数400rpmに到達しない場合には、例えば、警告ランプの点灯等により、エンジン22を始動できないことをユーザに知らせる(ステップS7)。
以上のように、本実施形態によれば、バッテリ50の劣化等により、クランキング回転数が上昇しにくい場合であっても、燃焼室の圧縮圧を低減することにより、エンジン22の始動が可能になる。
上記実施形態では、本発明の始動制御装置を図1に示したハイブリッド車両へ適用した場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、他の形式のハイブリッド車両への適用も可能である。また、ハイブリッド車両ではなく、駆動源が内燃機関のみのセルモータでクランキングを行う車両にも本発明を適用可能である。
上記実施形態では、電動駆動部151によりVVT150を駆動した場合について説明したが、VVT150を油圧駆動とすることもできる。
上記実施形態では、吸気バルブを閉じるタイミングを遅角させることにより圧縮圧を変更する場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、圧縮圧を可変できる他の手段を採用することも可能である。
本発明に係る始動制御装置が適用されるハイブリッド車両の概略構成図である。 図1のハイブリット車両のエンジンの構成を示す図である。 電動式の可変バルブタイミング機構の概略構成図である。 VVT進角時の吸排気弁のバルブタイミングの関係を示す図である VVT遅角時の吸排気弁のバルブタイミングの関係を示す図である。 VVT進角時とVVT遅角時とにおけるクランキング時の気筒内の圧縮圧力の変動を示すグラフである。 ハイブリットによるエンジンの始動制御の一例を示すフローチャートである。 バッテリ正常時におけるVVT制御及び燃料噴射・点火のタイミング及びエンジン回転数を示すグラフである。 バッテリ劣化時におけるVVT制御及び燃料噴射・点火のタイミング及びエンジン回転数を示すグラフである。
符号の説明
20…ハイブリッド車両
22…エンジン
24…エンジンECU
30…動力分配統合機構
35…減速ギヤ
40…モータECU
41,42…インバータ
50…バッテリ
53…サブバッテリ
60…ギヤ機構
70…ハイブリッド用ECU
MG1,MG2…モータ/ジェネレータ

Claims (4)

  1. クランキング時のクランキング回転数が所定期間内に所定回転数に達しない場合に、燃焼室への燃料供給を停止すると共に実圧縮比を低減させる実圧縮比低減手段と、
    前記実圧縮比の低減により前記クランキング回転数がエンジンが始動可能な回転数に上昇したところで、前記燃焼室へ燃料を供給し前記実圧縮比を上昇させて点火を行う実圧縮比上昇手段と、
    を有することを特徴とするエンジンの始動制御装置。
  2. 前記実圧縮比低減手段は、吸気バルブを閉じるタイミングを遅角させて前記実圧縮比を低減させ、
    前記実圧縮比上昇手段は、吸気バルブを閉じるタイミングを進角させて前記実圧縮比を上昇させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの始動制御装置。
  3. 前記エンジンは、前記吸気バルブに対して電動式の可変バルブタイミング機構を備えている、ことを特徴とする請求項2に記載のエンジンの始動制御装置。
  4. クランキング時のクランキング回転数が所定期間内に所定回転数に達しない場合に、燃焼室への燃料供給を停止すると共に実圧縮比を低減させ、
    前記クランキング回転数がエンジンが始動可能な回転数に上昇したところで、前記燃焼室へ燃料を供給すると共に前記実圧縮比を上昇させて点火を行う、
    ことを特徴とするエンジンの始動制御方法。
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