JP2008254498A - 歩行者保護用フードエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歩行者の保護が確実にできる歩行者保護用フードエアバッグ装置の提供を課題とする。
【解決手段】車体前側のフード前部16が車体後側のフード後部18に対して回動可能に構成されたフード14と、フード前部16の内面に一端側の背面が固着され、他端側の背面が車体24側に固着されて折り畳まれて収納され、フード前部16の回動と共に展開するエアバッグ30と、エアバッグ30の折り畳まれた腹面側に設けられ、エアバッグ30の展開時に歩行者を吸着して保持する吸着保持手段32と、エアバッグ30の折り畳まれた腹面側に設けられ、エアバッグ30の収納時に吸着保持手段32が互いに接着されるのを防止する接着防止手段28と、を有する歩行者保護用フードエアバッグ装置10とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、歩行者保護用フードエアバッグ装置に関する。
従来から、車両の前部側に衝突した歩行者を保護する歩行者保護用フードエアバッグ装置は知られている(例えば、特許文献1〜特許文献4参照)。特許文献1に記載のフードエアバッグ装置では、フード上面に展開する右半部と左半部の複数のエアバッグが歩行者の衝突位置に応じて選択的に展開可能になっており、衝突時に車体と接触する胴部・肩部・頭部を保護する機能を有している。
しかしながら、車両の速度が大きいときや身長の高い人が衝突する場合には、頭部がウィンドウシールド側に移動するため、その頭部が車体と衝突する可能性があり、頭部を確実に保護することができない問題があった。また、そのエアバッグは、身体を保持する機能を有していないので、身体がエアバッグに接触後、路面などに落ち、2次衝突を招く可能性もあった。
また、特許文献2に記載のフードエアバッグ装置は、エアバッグをフードの後部からウィンドウシールドに沿って目的の箇所に展開させる外面展開型エアバッグ装置であり、フードを2つに分け、ヒンジを介した上下方向の回動によってウィンドウシールド側のフードを持ち上げることにより、エアバッグの展開方向を規制し、歩行者が衝突したときに、その頭部を保護する構成とされている。しかしながら、この場合、フード面に衝撃を吸収する機能が備えられていないので、頭部が車体と接触する前に、その車体と接触する肩部や胴部を保護することができず、結果として頭部の加速度を低減できない問題がある。
また、特許文献3に記載のフードエアバッグ装置は、展開したエアバッグの外面に接着層が設けられており、そのエアバッグが展開する前は、接着機能を持たず、バンパに取り付けられたセンサが歩行者との接触を感知し、エアバッグが展開した後に接着剤を接着層に染み込ませる構成になっている。しかしながら、この場合、歩行者との接触を感知した後にエアバッグが展開するので、現象時間の短い(100ms以内の)衝突事象で接着剤を染み込ませることは困難と考えられ、人体保持機能は小さいと考えられる。
また、特許文献4に記載のフードエアバッグ装置は、フードに乗り上げた歩行者の路面への落下を防止するために、エアバッグの形状が工夫されている。しかしながら、このような構成では、衝突位置が正面からずれたときには、その落下を防止することができない問題がある。また、車両の速度が大きいときや身長の高い人が衝突する場合には、頭部を保護することが困難である。
特開平9−30368号公報 特開2003−95044号公報 特開平8−183423号公報 特開2004−136813号公報
そこで、本発明は、歩行者の保護が確実にできる歩行者保護用フードエアバッグ装置を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の歩行者保護用フードエアバッグ装置は、車体前側のフード前部が車体後側のフード後部に対して回動可能に構成されたフードと、前記フード前部の内面に一端側の背面が固着され、他端側の背面が車体側に固着されて折り畳まれて収納され、前記フード前部の回動と共に展開するエアバッグと、前記エアバッグの折り畳まれた腹面側に設けられ、該エアバッグの展開時に歩行者を吸着して保持する吸着保持手段と、前記エアバッグの折り畳まれた腹面側に設けられ、該エアバッグの収納時に前記吸着保持手段が互いに接着されるのを防止する接着防止手段と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、歩行者と接触するフード前部側にエアバッグが現出し、その腹面側に吸着保持手段が設けられているので、少なくとも歩行者の臀部・胴部・肩部は、そのエアバッグにより衝撃吸収されるとともに、その吸着保持手段によって吸着・保持される。したがって、それらの部位における傷害低減効果が得られるとともに、エアバッグと接触した歩行者が、路面に転落するなどの2次衝突を防止することができる。
また、臀部・胴部・肩部で衝撃が吸収され、更にそれらの部位が吸着・保持されることにより、頭部の加速度が低減されるとともに、頭部の移動範囲がより一層限定される。よって、頭部の保護性能を高めることができ、頭部傷害低減効果を高めることができる。また、エアバッグの収納時、接着防止手段により、吸着保持手段が互いに接着されるのを防止できるので、エアバッグの展開と同時に、その吸着保持手段を機能させる構成にすることができる。
また、請求項2に記載の歩行者保護用フードエアバッグ装置は、請求項1に記載の歩行者保護用フードエアバッグ装置において、前記エアバッグの展開時に、前記フード前部が、前記フード後部に底付きしない構造とされていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、エアバッグが展開することにより、ウィンドウシールド側に跳ね上げられた(回動した)フード前部は、そのエアバッグの展開後において、フード後部に底付きしない。したがって、フード前部がクッション機能を有し、頭部がウィンドウシールド側に移動して、車体と衝突するのを更に防止することができる。つまり、これにより、頭部を確実に保護することができ、頭部傷害低減効果を更に高めることができる。
また、請求項3に記載の歩行者保護用フードエアバッグ装置は、請求項1又は請求項2に記載の歩行者保護用フードエアバッグ装置において、前記吸着保持手段が、感圧接着剤であることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、感圧接着剤を使用することにより、エアバッグに衝突した歩行者を好適に吸着・保持することができる。したがって、エアバッグに衝突した歩行者の路面への落下を確実に防止することができる。なお、感圧接着剤の厚さを増加させることにより、接着力を増加させることができるので、歩行者(人体)のエアバッグヘの固定効果を容易に高めることができる。
以上のように、本発明によれば、歩行者の保護が確実にできる歩行者保護用フードエアバッグ装置を提供することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。図1は本実施形態に係る歩行者保護用フードエアバッグ装置10が装備された車両12のエアバッグ30展開前の状態を示す概略斜視図であり、図2は同じく概略側断面図である。そして、図3は本実施形態に係る歩行者保護用フードエアバッグ装置10が装備された車両12のエアバッグ30展開後の状態を示す概略斜視図であり、図4は同じく概略側断面図である。なお、図1〜図4において、矢印UPを車体上方向、矢印FRを車体前方向とする。
図1〜図4で示すように、車両12のフード14は、車体前後方向略中央部から前側(以下「フード前部」という)16が、後側(以下「フード後部」という)18に対して回動可能となるように構成されている。すなわち、フード前部16の車体後側が、フード後部18の車体前側に回動可能にヒンジ20されており、後述するエアバッグ30の展開時にフード前部16がウィンドウシールド22側に向かって回動して、そのエアバッグ30の展開を許容するようになっている。
なお、通常時(エアバッグ30の非展開時)には、図示しないストッパー等によって、フード前部16は回動しないように固定されている。つまり、通常時(エアバッグ30の非展開時)において、フード14を開閉する際には、従来と同様に、フード後部18の車体後側がヒンジされて開閉するようになっている。また、フード前部16がウィンドウシールド22側へ回動した際、そのフード前部16は、フード後部18に底付きしないようになっている。
すなわち、フード前部16がウィンドウシールド22側へ回動した際、フード前部16の表面(外面)は、フード後部18の表面(外面)に接触しないようになっている。これは、フード前部16(フード14)の車幅方向が外方に向かって湾曲していることによるが、ヒンジ20に図示しないストッパー等を設けて、フード前部16がフード後部18に対して底付きしないように構成してもよい。これにより、フード前部16が、ヒンジ20を中心とした回動方向にクッション機能を有する構成になっている。
また、フード前部16の裏面側には、その裏面と所定の間隙を隔てて支持板24が設けられており、少なくともフード前部16は2重構造とされている。そして、その支持板24の上面とフード前部16の裏面との間に、エアバッグ30が設けられている。すなわち、エアバッグ30の一端側の背面がフード前部16の裏面に固着され、エアバッグ30の他端側の背面が支持板24の上面に固着されており、通常時(エアバッグ30の非展開時)では、そのエアバッグ30は折り畳まれた状態で収納されている。そして、エアバッグ30にガスを噴出するインフレータ26が支持板24の下面側に設けられている。
また、図3〜図5で示すように、衝突時に展開して歩行者と接触するエアバッグ30の腹面(表面)側には、吸着保持手段としての感圧接着剤32が全面に亘って貼設されており、その感圧接着剤32上には、接着防止手段としての網状部材(以下「ネット」という)28が設けられている。このネット28により、エアバッグ30が折り畳まれた状態で収納されていても、その表面(腹面)の感圧接着剤32同士が、互いに接着されない構成である。
すなわち、このネット28は、エアバッグ30の展開時には、少なくとも歩行者の臀部・胴部・肩部を吸着・保持でき、エアバッグ30の収納時には、ネット28同士が互いに接触することにより、感圧接着剤32同士が互いに接触しないようにできる程度の網目とされており(図5参照、図3では図面を見やすくするため、ネット28の網目を粗くしている)、これによって、エアバッグ30の収納時において、感圧接着剤32同士の接着が防止されるようになっている。
なお、感圧接着剤32としては、例えばシリコーンPSA(GE TOSHIBA SILICONES社製)等が使用可能である。この感圧接着剤32は、粘着剤とも呼ばれており、常温でも速やかに接着し、剥がすことも可能であることから、特殊テープやラベル製品の製造に使用されている。また、その感圧接着剤32の接着力は、感圧接着剤32の量(厚さ)を増減することで調整することができる。更に、吸着保持手段としては、感圧接着剤32に限定されるものではなく、例えば粘着テープや感圧式ではない接着剤等を使用しても構わない。
以上のような構成の歩行者保護用フードエアバッグ装置10において、次にその作用について説明する。車両12が歩行者と衝突すると(又は車両12が歩行者との衝突を事前に検知すると)、インフレータ26により、エアバッグ30にガスが噴出され、折り畳まれたエアバッグ30が膨張・展開して、フード前部16を上方に向かって跳ね上げる。
すなわち、フード前部16の車体後側は、フード後部18の車体前側にヒンジ20され、通常時は図示しないストッパーによって回動不能にロックされているが、歩行者との衝突(又は衝突検知)により、エアバッグ30が膨張・展開すると、まず、ストッパーがその展開力によって破壊されるなどして、ロックが解除され、フード前部16のみ、ヒンジ20を中心にしてウィンドウシールド22側に向かって回動する。これにより、車幅方向全体に亘るエアバッグ30が、車体前部側に現出し、その表面(腹面)に歩行者が接触(衝突)する。
このように、車両12(フード14)の前部側全体にエアバッグ30が展開されると、歩行者の臀部・胴部・肩部・頭部に加えられる衝撃は、そのエアバッグ30により緩和・吸収されるので、それらの部位における傷害低減効果が得られる。特に、その歩行者の臀部・胴部・肩部が頭部よりも先にエアバッグ30に接触することにより、それらの衝撃が好適に緩和・吸収されることから、頭部の加速度を低減することができる。したがって、従来技術のような単に頭部だけを保護するものよりも、頭部における傷害低減効果を高めることができる。
また、エアバッグ30の展開により、ウィンドウシールド22側へ跳ね上げられた(回動した)フード前部16の外面(表面)は、フード後部18の外面(表面)に底付き(接触)しないようになっている。つまり、フード前部16はクッション機能を有する構造になっている。したがって、エアバッグ30(車両12)に衝突した歩行者の頭部が、ウィンドウシールド22側に移動して車体と衝突するのを確実に防止できるとともに、その頭部を確実に保護することができる(頭部における傷害低減効果を更に高めることができる)。
また、展開されたエアバッグ30の表面(腹面)全体には、感圧接着剤32が貼設されているので、エアバッグ30の表面に接触(衝突)した歩行者は、そのほぼ全身(少なくとも臀部・胴部・肩部)が感圧接着剤32によって吸着・保持される。したがって、エアバッグ30(車両12)に衝突した歩行者が路面(地面)に転落するなどの2次衝突を防止することができる。また、少なくとも歩行者の臀部・胴部・肩部が吸着・保持されることから、頭部の移動範囲をより一層限定することができる。よって、頭部の保護性能を更に高めることができる。
なお、感圧接着剤32の量(厚さ)を増加させることにより、歩行者を保持する吸着力(接着力)を増加させることができるので、歩行者に対するエアバッグ30の吸着・保持効果を容易に高めることができる。また、エアバッグ30に予め感圧接着剤32を貼設しておくため、従来技術のような接着剤の染み込み時間が必要となるような問題を回避することができる。
また、通常時(エアバッグ30の非展開時)には、エアバッグ30は、折り畳まれた状態で収納されるが、折り畳まれたエアバッグ30の感圧接着剤32上には、ネット28が設けられているので、感圧接着剤32同士が互いに接着されるのを防止することができる。つまり、歩行者が接触する表面(腹面)に感圧接着剤32が設けられたエアバッグ30において、その展開前の問題(感圧接着剤32が互いに接着されてしまう問題)を回避することができる。
ここで、本実施形態に係る歩行者保護用フードエアバッグ装置10の基礎となる、人体モデルを用いた計算結果を図6に示す。すなわち、この図6で示すグラフは、車両12に衝突した瞬間に歩行者の頭部に生じる加速度を、フード14の表面(外面)にクッション(エアバッグ30に相当)が有る場合と無い場合とで比較したグラフである。このグラフから判るように、フード14の表面(外面)にクッションが有る場合は、無い場合に比べて、頭部に生じる加速度は約半分まで低下している。頭部に生じる加速度の大きさは、頭部傷害発生の基準として考えられており、このグラフは、フード14の表面(外面)にクッションを設けると、頭部傷害低減に効果があることを示している。
フード14の表面にクッションが有る場合に、頭部に生じる加速度が低減される理由は、臀部・胴部・肩部がフード14に接触したときの衝撃を、そのクッションが緩和・吸収するためである。したがって、フード14全体にエアバッグ30などの衝撃吸収機構を設けることが望ましい。本実施形態に係るエアバッグ30は、フード14全体に展開される構成であるため、このシミュレーションに用いたクッションと同等以上の作用・効果を奏し、頭部傷害低減効果が充分に得られるものと考えられる。
以上、本実施形態に係る歩行者保護用フードエアバッグ装置10は、フード14全体にエアバッグ30を展開する技術と、エアバッグ30と歩行者との接触面に感圧接着剤32を設けて、歩行者の路面(地面)への落下(2次衝突)を防止する技術とを単に組み合わせたものではなく、エアバッグ30の展開により、フード前部16をウィンドウシールド22側へ跳ね上げたときに、そのフード前部16がフード後部18に底付きしない構成にしたものであるため、エアバッグ30(車両12)に衝突した歩行者の頭部が、ウィンドウシールド22側に移動して車体と衝突するのを確実に防ぐことができ、頭部傷害低減効果を確実に高めることができる。したがって、歩行者事故死者数、負傷者数、特に頭部傷害を低減することができる。
歩行者保護用フードエアバッグ装置が装備された車両のエアバッグ展開前の状態を示す概略斜視図 歩行者保護用フードエアバッグ装置が装備された車両のエアバッグ展開前の状態を示す概略断面図 歩行者保護用フードエアバッグ装置が装備された車両のエアバッグ展開後の状態を示す概略斜視図 歩行者保護用フードエアバッグ装置が装備された車両のエアバッグ展開後の状態を示す概略断面図 (A)展開したエアバッグを示す概略斜視図、(B)展開したエアバッグの概略断面図 フードにクッションが有る場合と無い場合の歩行者の頭部に生じる加速度を比較したグラフ
符号の説明
10 歩行者保護用フードエアバッグ装置
12 車両
14 フード
16 フード前部
18 フード後部
20 ヒンジ
22 ウィンドウシールド
24 支持板(車体)
26 インフレータ
28 ネット(接着防止手段)
30 エアバッグ
32 感圧接着剤(吸着保持手段)

Claims (3)

  1. 車体前側のフード前部が車体後側のフード後部に対して回動可能に構成されたフードと、
    前記フード前部の内面に一端側の背面が固着され、他端側の背面が車体側に固着されて折り畳まれて収納され、前記フード前部の回動と共に展開するエアバッグと、
    前記エアバッグの折り畳まれた腹面側に設けられ、該エアバッグの展開時に歩行者を吸着して保持する吸着保持手段と、
    前記エアバッグの折り畳まれた腹面側に設けられ、該エアバッグの収納時に前記吸着保持手段が互いに接着されるのを防止する接着防止手段と、
    を有することを特徴とする歩行者保護用フードエアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグの展開時に、前記フード前部が、前記フード後部に底付きしない構造とされていることを特徴とする請求項1に記載の歩行者保護用フードエアバッグ装置。
  3. 前記吸着保持手段が、感圧接着剤であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歩行者保護用フードエアバッグ装置。
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