JP2008254333A - 加熱ユニット、消去装置、及び情報消去記録装置 - Google Patents

加熱ユニット、消去装置、及び情報消去記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装置の低コスト化を図りつつ、効率よく被加熱物を加熱することを可能とする。
【解決手段】加熱デバイスとして、発熱部材113が、セラミック等に比較して剛性の高い蓄熱部材111と加熱部材112とによって挟持された構造の加熱デバイス110を用い、この加熱デバイス110を、蓄熱部材111に、例えばボルト等によって固定された補助部材104を介して、直接ベース部材103によって保持する。これにより、従来の加熱デバイスを用いる場合に必要な、耐熱性のある接着剤を使用する必要がなくなるので、装置の構造を簡単にすることができ、製造コストを削減することが可能となる。また、接着剤を使用しないことに起因して、記録ヘッド12に対して、加熱デバイス110を簡単に取外し或いは取り付けることができるため、メンテナンスが容易となる。
【選択図】図9

Description

本発明は、加熱ユニット、消去装置、及び情報消去記録装置に係り、更に詳しくは感熱媒体を加熱する加熱ユニット、感熱記録媒体に記録された情報を消去する消去装置、及び感熱記録媒体に対して、情報の消去及び記録を行う情報消去記録装置に関する。
近年、環境保護やリサイクルの観点から、情報の記録及び消去を繰り返し行うことが可能な可逆性感熱記録媒体(以下、感熱記録媒体と略述する)が注目されている。この感熱記録媒体は、有機低分子結晶粒子を分散した高分子膜の光散乱性変化を利用し、透明状態と白濁状態を可逆的に形成することが可能な感熱記録媒体(特許文献1参照)や、可逆的に発色状態と消色状態をとり得るロイコ染料が塗布された記録層を有する感熱記録媒体(特許文献2参照)などに代表されるように、適当な熱を加えることにより、記録層を相対的に有色にさせたり無色にさせたりすることで、情報の記録及び消去が可能な記録媒体である。
上述した感熱記録媒体に情報の記録を行う際には、情報の記録に先立って、感熱記録媒体に記録された情報の消去を行う必要があるため、サーマルプリンタなどでは、熱伝導率の低い例えばセラミックを素材とする基板(以下、セラミック基板と略述する)と、この基板の表面に形成された発熱体などを備えるサーマルヘッドで感熱記録媒体を加熱して、予め情報の消去を行うのが通常である。しかしながら、セラミック基板は、金属などに比べてもろく、螺子やボルトなどを用いて機器等に固定することが困難であるため、サーマルプリンタに装着されるサーマルヘッドは、一般にセラミック基板の一側の面全体が、金属や耐熱樹脂等からなるベースに接着された状態で保持されている。このため、セラミック基板からベースに対して接着層を介した放熱が生じるという不都合があり、また、接着剤としては耐熱性を有するものを用いる必要がある。更に、セラミック基板とベースとの熱膨張率が異なる場合には、装置の稼動停止を繰り返すことなどに起因して、セラミック基板の接着状態の悪化や、破損などの経年劣化も予想される。
特開昭55−154198号公報 特開平5−124360号公報
本発明は上述の事情の下になされたもので、その第1の目的は、装置の低コスト化を図りつつ、効率よく感熱記録媒体を加熱することが可能な加熱ユニットを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、装置の低コスト化を図りつつ、感熱記録媒体に記録された情報を、精度よく消去することが可能な消去装置を提供することにある。
また、本発明の第3の目的は、装置の低コスト化を図りつつ、感熱記録媒体に対して、情報の消去及び記録を精度よく行うことが可能な情報消去記録装置を提供することにある。
本発明は、第1の観点からすると、感熱媒体を加熱する加熱ユニットであって、電気エネルギーを前記熱エネルギーに変換する発熱体と;前記発熱体が固定される被固定部材と;前記被固定部材の少なくとも一部に接して、前記被固定部材を直接保持する保持部材と;を備える加熱ユニットである。
これによれば、加熱ユニットは、発熱体が固定される被固定部材を備え、この被固定部材は、接着剤等を用いることなく、保持部材によって直接保持される。したがって、装置の構造が簡単になるとともに経年劣化の進行が抑制され、結果的に装置の低コスト化を図ることが可能となる。また、発熱体が固定される被固定部材と保持部材との接触面積を小さくすることで、発熱体から被固定部材を介して流出する熱量を抑制することができ、結果的に感熱媒体を効率よく加熱することが可能となる。
また、本発明は第2の観点からすると、熱可逆的に発色及び消色する感熱記録媒体に記録された情報を消去する消去装置であって、前記感熱記録媒体を加熱して、前記情報を消去する本発明の加熱ユニットと;前記加熱ユニットに対して前記感熱記録媒体を相対移動させる移動装置と;を備える消去装置である。
これによれば、本発明の加熱ユニットを用いて、感熱記録媒体に記録された情報の消去が行われる。したがって、感熱記録媒体を均一に加熱することができ、感熱記録媒体に記録された情報をむらなく消去することが可能となる。
また、本発明は第3の観点からすると、熱可逆的に発色及び消色する感熱記録媒体に対して、情報の消去及び記録を行う情報消去記録装置であって、前記感熱記録媒体を加熱して、前記感熱記録媒体に記録された情報の消去を行う本発明の消去装置と;前記消去装置により情報が消去された前記感熱記録媒体に、情報の記録を行う記録装置と;を備える情報消去記録装置である。
これによれば、消去装置では、本発明の消去装置により、感熱記録媒体に記録された情報の消去が行われる。したがって、記録された情報をむらなく消去することが可能となる。また、記録装置では、感熱記録媒体への情報の記録が、むらなく情報が消去された感熱記録媒体に対して行われる。したがって、精度よく情報の記録を行なうことが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図10(B)に基づいて説明する。図1には本実施形態に係るプリンタ10の概略構成が示されている。このプリンタ10は、一例として記録カード70に対して、情報の消去及び記録を行うことが可能なサーマルプリンタである。図1に示されるように、プリンタ10は、消去装置30、記録装置50、リフター40、給紙カセット21、昇降機構24、紙送りローラ23、排紙トレイ60、及び上記各部を収容する筐体10aなどを備えている。
前記記録カード70は、図2の平面図に示されるように、長手方向をX軸方向とするカードである。この記録カード70は、ベースとなる基材と該基材の上面(+Z側の面)に貼り合わされた記録材を含んで構成されている。
前記記録材は、サーマルヘッドでの消色及び発色が可能な可逆性感熱記録媒体であり、加熱温度及び加熱後の冷却速度の相違により相対的に発色した状態を形成し得るものである。図3は、この記録材の発色濃度と温度との関係(温度特性)を示した図である。図3に示されるように、例えば始め消色状態Aにある感熱記録媒体を昇温していくと、図中に実線で示されるグラフに従って温度T1近傍で発色が起こり始め、温度T1に達すると感熱記録媒体は発色状態Bとなる。この発色状態Bから急冷すると、感熱記録媒体の状態は図中の実線で示されるグラフに従って、常温においても発色した状態が維持された発色状態Cへ移行する。また、発色状態Bから徐冷した場合には、図中の破線で示されるグラフに従って徐冷の過程で消色が起き、消色状態Aに戻る。一方、発色状態Cから再度昇温すると、図中の一点鎖線で示されるグラフに従ってT1よりも低い温度T2で消色が起きて、感熱記録媒体の状態は消色状態Eへ移行する。さらに、ここから降温することで感熱記録媒体の状態は消色状態Aに戻る。従って、記録カード70の上面をサーマルヘッド等で加熱することにより情報の消去を行い、また情報の記録を行うことが可能となっている。
図1に戻り、前記給紙カセット21は上方が開放されるとともに、底壁に開口21aが設けられた箱状の部材であり、内部にはZ軸方向に移動するトレイ22を備えている。このトレイ22には上述した記録カード70が長手方向をX軸方向として積載されている。そして、給紙カセット21が筐体10aに挿入されると、トレイ22は、例えば−X側端及び+X側端をそれぞれ中心としてY軸に平行な軸回りに起伏回動可能に設けられた1対の棒状部材25A,25Bを備える昇降機構24により、給紙カセット21の開口21aを介して上方に付勢される。これにより、トレイ22に積載された記録カード70のうちの最も上にある記録カード70が、支持部材23aに支持された紙送りローラ23の下面に圧接され、紙送りローラ23が回転することにより、記録カード70が挿入口30aを介して消去ユニット30の内部へ供給されるようになっている。
前記消去装置30は、給紙カセット21から順次送られてくる記録カード70を、+X方向へ搬送する搬送ローラ対31、搬送ローラ対31の+X側に配置された加熱ユニット100、該加熱ユニット100の下方に配置されたプラテンローラ33、加熱ユニット100の+X側に、可動部材34aを介して配置された可動ローラ34を備えている。
図4は、加熱ユニット100の斜視図である。図4に示されるように、前記加熱ユニット100は、例えば、Y軸に平行な軸S1を中心に回動可能に配置された回動部材101、及び該回動部材101に固定された加熱ヘッド102を備えている。
前記回動部材101は、長手方向をY軸方向とする長方形板状の本体部101aと、該本体部101aの+Y側及び−Y側端から、それぞれ下方(−Z方向)かつ−X方向へ斜めに延設された1組の支持部101bとを有している。また、支持部101bの−X側端部には円形の開口101cがそれぞれ形成されている。この回動部材101は、例えば、支持部101bそれぞれに設けられた開口101cに、Y軸に平行なシャフト等が挿入され、不図示の回動機構により軸S1を中心に起伏回動可能に配置されている。
図5は、前記加熱ヘッド102の斜視図である。図5に示されるように、加熱ヘッド102は、加熱デバイス110、ベース部材103、1組の補助部材104、制動部材105などを備えている。
図6は、加熱デバイス110の展開斜視図である。図6に示されるように、前記加熱デバイス110は、外部から電力が供給されることにより発熱する発熱部材113と、発熱部材113の上面側及び下面側に配置された蓄熱部材111及び加熱部材112とを備えている。
前記発熱部材113は、長手方向をY軸方向とする面状発熱体であり、一例として図7に示されるように、厚さ数ミクロンのステンレス箔を打ち抜くか、又はエッチングすることにより形成された抵抗115と、抵抗115の上面側と下面側から貼り合わされた長手方向をY軸方向とする1組のポリイミドシート114とを有している。抵抗115は、+Y側端及び−Y側端に1対の電極115aが形成され、1対の電極間を抵抗本体がX軸方向に蛇行して形成されることにより、所定量の熱エネルギーを放出する面積(有効面積)が確保されている。そして、抵抗115の上面及び下面にポリイミドシート114がそれぞれ貼り付けられることで電気的に絶縁されている。
前記蓄熱部材111は、長手方向をY軸方向とする直方体状の部材である。この蓄熱部材111の素材としては、例えば熱伝導率の高い金属であるアルミニウムが用いられているが、例えば金、銀、銅、鉄などの熱伝導率の高い金属であれば特に限定されることはない。
前記加熱部材112は、長手方向をY軸方向とする直方体状の部材である。この加熱部材112の下面は下方に凸で、Y軸に平行な母線を有する湾曲面(以下、加熱面ともいう)となっている。加熱部材112も、蓄熱部材111と同様にアルミニウムを素材とし、その熱容量は、蓄熱部材111の熱容量とほぼ等しくなるように調整されている。なお、加熱部材112は、熱伝導率が高く、蓄熱部材111の熱容量とほぼ同じ熱容量を有していればよく、必ずしも加熱部材112と蓄熱部材111の素材が同じである必要はない。
上記のように構成された発熱部材113、蓄熱部材111、及び加熱部材112は、蓄熱部材111と加熱部材112とで発熱部材113を上下方向から挟んだ状態で、加熱部材112と蓄熱部材111とを相互に、例えばボルト等により固定することで一体化されている。
図8は、図5に示される加熱ヘッド102の展開斜視図である。前記ベース部材103は、例えば金属板等を板金加工することにより形成され、図8に示されるように、長手方向をY軸方向とするベース部103a、該ベース部103aの+Y側及び−Y側端から下方(−Z方向)かつ+X方向へ斜めにそれぞれ延設された1組のアーム部103b、及びベース部103aの−X側端部中央から下方へ延設された長方形板状の制動部103dを有している。また、アーム部103bの+X側端部には、長手方向をZ軸方向とする長孔103cが形成され、制動部103dには、その中央やや下方から+X側端部にかけて切欠き103eが形成されている。
前記1組の補助部材104は、矩形状に屈曲した屈曲部104aと、屈曲部104aの一方の端部から水平方向に延設された略三角形状の固定部104bと、屈曲部104aの他方の端部から下方に延設されたV字状の連結部104cとを有している。また、連結部104cの下端部には内部に雌螺子部が形成された丸孔104dが形成されている。これら1組の補助部材104それぞれは、固定部104bが蓄熱部材111上面の+Y側端部及び−Y側端部に、例えば螺子やリベットなどで固定されることで、丸孔104dが加熱部材112の+Y側及び−Y側に位置した状態で、蓄熱部材111に取り付けられている。
前記制動部材105は、−X方向へ延設された一組の爪部によって形成されたスリット105c及び下方へ延設された1対の当接部を有するガイド部105aと、ガイド部105aの+X側端から+X方向へ延設されたV字状の固定部105bとの3部分からなる部材である。そして、制動部材105は、1対の当接部が蓄熱部材111の−X側の面に当接した状態で、固定部105bが蓄熱部材111の中央部に、例えば螺子やリベットなどで固定されることで、蓄熱部材111に取り付けられている。
図5及び図8を総合して見るとわかるように、上述した加熱デバイス110は、ベース部材103の制動部103dに形成された切欠き103eに、制動部材105に形成されたスリット105cを嵌合させた状態で、一組のボルト106の先端部が、ベース部材103のアーム部103bに形成された長孔103cを介して、補助部材104に形成された丸孔104dに螺合されることで、ベース部材103に回動可能に連結されている。なお、本実施形態では、切欠き103eとスリット105cとの嵌合により、ベース部材103に対する加熱デバイス110の回動範囲が、例えば2〜3度程度に制限されるとともに、ベース部材103に対する、加熱デバイス110のY軸方向の位置が規定されている。また、加熱デバイス110は、ボルト106がベース部材103の長孔103c内を摺動する限度で、Z軸方向の移動及びX軸周りの回動が可能となっている。
図9(A)は、加熱ユニット100の平面図であり、図9(B)は、図9(A)におけるAA線に沿った断面図である。図9(A)及び図9(B)に示されるように、上述のように一体化された加熱ヘッド102は、回動部材101の本体部101aの下面とベース部材103のベース部103aの上面とが、それぞれの−X側端が揃えられた状態で不図示の螺子等により固定されることで、回動部材101に取り付けられている。
また、回動部材101の本体部101aには、1組の調整螺子120がZ軸方向へ移動可能に螺合され、この調整螺子120それぞれの下端には蓄熱部材111の上面を下方に向けて付勢する加圧バネ121が取り付けられている。この加圧バネ121の付勢力を調整螺子120を回して調節し、蓄熱部材111の上面に適当な強さの付勢力を作用させておくことで、加熱デバイス110は、ボルト106と長孔103cとによって規定される可動範囲の下限に常時位置するようになっている。そして、加熱デバイス110の加熱部材112に、感熱記録媒体などの被加熱物が傾斜した状態で圧接した場合には、加熱デバイス110が、図10(A)或いは図10(B)に示されるように、斜めになることで、加熱部材112の下面が良好に被加熱物に当接するようになっている。
上述した加熱ユニット100を備える消去装置30では、記録カード70が送られてくると、加熱ユニット100の回動部材101を回動して、加熱デバイス110の加熱部材112を、プラテンローラ33により下方から支持された記録カード70の上面に当接させる。そして、搬送ローラ対31を駆動して該記録カード70を+X方向へ送りながら加熱デバイス110の発熱部材113に電力を供給することで、記録カード70の上面を図3におけるT2以上の温度まで加熱し、記録カード70に記録された情報の消去を行う。
図1に戻り、前記記録装置50は消去装置30の上方(+Z側)に配置され、不図示の支持部材により昇降可能に支持された記録ヘッド52、記録ヘッド52の下方に配置されたプラテンローラ53、記録ヘッド52の+X側に配置され、リフター40を介して搬送された記録カード70を記録ヘッド52とプラテンローラ53との間に引き込む引き込みローラ51、及び記録ヘッド52の−X側に、上下方向に近接して配置された第1,第2排出ローラ54,55を備えている。
記録装置50では、記録カード70の−X側端が、記録ヘッド52とプラテンローラ53との間に引き込まれると、プラテンローラ53により下方から支持される記録カード70の上面に記録ヘッド52を当接させた状態で、プラテンローラ53を駆動して記録カード70を−X方向へ送りながら、記録カード70の上面をT1以上の温度に加熱することで情報の記録を行う。一方、引き込みローラ51及び第1排出ローラ54は、不図示の駆動機構により上下動可能な支持部材51a,54aをそれぞれ介して配置されており、情報の記録中は記録カード70に干渉しない位置に退避している。そして、情報の記録が完了すると、記録カード70の上面に第1排出ローラ54を当接することにより、記録カード70を第1,第2排出ローラ54,55とで挟み、第2排出ローラ55を回転させることで、記録カード70を、筐体10aに形成された排出口50aを介して、排紙トレイ60へ順次排出する。
前記リフター40は、筐体10aの内部で、消去装置30の+X側に配置された昇降装置41、該昇降装置41にリンクバー44Aとリンクバー44Bとをそれぞれ介して連結された搬送トレイ42、及び搬送トレイ42の−X側端部近傍に長手方向をY軸方向として配置された搬入出ローラ47を備えている。
前記昇降装置41は、筐体10aの底壁面に不図示の支持部材を介してX軸方向を長手方向として配置され、−X側端部から中央部にかけて形成された長手方向をX軸方向とする案内孔41aに沿って移動する移動軸45Aと、+X側端部から中央部にかけて形成された長手方向をX軸方向とする案内孔41bに沿って移動する移動軸45Bとを有している。
前記リンクバー44Aは、上方に凸となるように湾曲した形状を有し、+X側端が、搬送トレイ42の+X側端部上方に、Y軸に平行な軸回りに回動可能に取り付けられ、−X側端が昇降装置41に設けられた移動軸45Aに、Y軸に平行な軸回りに回動可能に取り付けられている。また、前記リンクバー44Bも、リンクバー44Aと同等の構成を有し、−X側端が、搬送トレイ42の−X側端部上方に、Y軸に平行な軸回りに回動可能に取り付けられ、+X側端が昇降装置41に設けられた移動軸45Bに、Y軸に平行な軸回りに回動可能に取り付けられている。
上記リフター40では、昇降装置41により移動軸45Aが−X方向に移動されるとともに、移動軸45Bが+X方向に移動されることで、搬送トレイ42が下降し、図1に実線で示される位置に位置決めされ、昇降装置41により移動軸45Aが+X方向に移動されるとともに、移動軸45Bが−X方向に移動されることで、搬送トレイ42が上昇し、図1に仮想線で示される位置に位置決めされるようになっている。ここで、説明の便宜上、図1に実線で示される搬送トレイ42が位置するところを搬入位置と定義し、図1に仮想線で示される搬送トレイ42が位置するところを搬出位置と定義する。
次に、上述のように構成されたプリンタ10の動作について説明する。前提として、給紙カセット21には予め複数枚の記録カード70が収容され、トレイ22は昇降機構24により上方に付勢されているものとする。また、搬送トレイ42は図1に実線で示される位置に位置決めされ、プリンタ10の各部は不図示の制御装置により統括的に制御されるものとする。
《給紙工程》
制御装置は、ユーザや上位装置から運転指令があると、紙送りローラ23を回転させ、給紙カセット21に収容された記録カード70を+X方向へ送ることで、記録カード70を、挿入口30aを介して、消去装置30の搬送ローラ対31の1対の搬送ローラ間へ搬送する。
《消去工程》
消去装置30に記録カード70が搬送されると、制御装置は、記録カード70を搬送ローラ対31及びプラテンローラ33により+X方向へ移動しつつ、加熱ユニット100により記録カード70の上面を加熱して、記録カード70に記録された情報の消去を行う。
《リフターへの搬入工程》
記録カード70が+X方向に移動し、その+X側端部が搬送トレイ42に設けられた搬入出ローラ47の上方を通過すると、制御装置は、可動部材34aを回動させて可動ローラ34を記録カード70の上面に当接させ、可動ローラ34と搬入出ローラ47とを協働して、記録カード70を搬送トレイ42へ搬入する。
《リフトアップ工程》
搬送トレイ42に記録カード70が搬入されると、制御装置は、昇降装置41を駆動して搬送トレイ42の上昇を開始する。本実施形態に係るプリンタ10では、搬送トレイ42が搬入位置からの移動を開始して、搬出位置に達するまでに要する時間は約1〜2秒程度に設定されている。
《リフターからの搬出工程》
主制御装置は、搬送トレイ42が搬出位置に位置決めされると、支持部材51aを駆動して引き込みローラ51を記録カード70の上面に当接させる。そして、引き込みローラ51及び搬入出ローラ47を協働して、記録カード70の−X側端を記録ヘッド52とプラテンローラ53との間へ搬送する。
《記録工程》
記録カード70が−X方向へ移動して、記録カード70の記録開始位置が記録ヘッド52の直下にくると、制御装置は、記録ヘッド52を下降させて、記録カード70を記録ヘッド52とプラテンローラ53で挟持するとともに、支持部材51a,54aを上方へ駆動することにより、引き込みローラ51及び第1排出ローラ54を記録カード70に干渉しない位置まで退避させる。そして、記録カード70をプラテンローラ53のみにより記録ヘッド52に対して相対移動させて、記録カード70への情報の記録を開始する。また、これと並行して、制御装置は、記録カード70に対する印刷が開始されると、搬送トレイ42を搬入位置まで移動させて待機させる。
《排紙工程》
そして、情報の記録が完了した記録カード70は、第1排出ローラ54及び第2排出ローラ55により排出口50aを介して排紙され、順次排紙トレイ60へスタックされる。
以上説明したように、本実施形態に係る加熱ユニット100では、記録カード70を加熱する加熱デバイス110は、蓄熱部材111に、例えばボルト等によって固定された補助部材104を介して、直接ベース部材103に保持されている。したがって、従来の加熱デバイスを用いる場合に必要な、耐熱性のある接着剤を使用する必要がなくなるので、装置の構造を簡単にすることができ、製造コストを削減することが可能となる。また、接着剤を使用しないことに起因して、加熱ヘッド102から、加熱デバイス110を簡単に取外し或いは取り付けることができるため、メンテナンスが容易となる。
また、加熱デバイス110は、接着剤を用いることなく、蓄熱部材111の両端部にそれぞれ固定された1組の補助部材104を介して、ベース部材103に保持されるので、蓄熱部材111等が熱により膨張しても、加熱デバイス110に無理な力が作用することがない。更に、蓄熱部材111、補助部材104、及びベース部材103などを同一の素材か、膨張率が近似する素材を用いて構成することで、熱膨張の影響を効果的に低減することが可能となる。
また、本実施形態の加熱ユニット100の加熱デバイス110は、発熱部材113が、従来のサーマルヘッド及び消去ヘッドに使われているセラミック等に比較して、剛性の高い蓄熱部材111と加熱部材112とによって挟持されている。したがって、蓄熱部材111の一部のみを保持することが可能となるため、補助部材104と蓄熱部材111との接触面積を極力小さくすることで、蓄熱部材111からの、補助部材104を介した熱の流出量を抑制することができる。なお、補助部材104と蓄熱部材111との接触面積は、例えば蓄熱部材111の上面の面積に対する割合が0.5以下とすることが望ましい。
また、本実施形態の加熱ユニット100の加熱デバイス110は、両端が昇降自在に保持されているため、一例として図10(A)及び図10(B)に示されるように、姿勢を変化させることで、記録カード70の上面に良好に当接する。したがって、記録カード70を均一に加熱することが可能となる。
なお、本実施形態では、補助部材104が蓄熱部材111に直接取り付けられている場合について説明したが、たとえば、蓄熱部材111と補助部材104との間に、スペーサなどを設けた状態で双方を取り付けてもよい。また、蓄熱部材111と補助部材104との接続は、ボルト以外に螺子、ピン、又はリベットなどを用いてもよく、一組のボルト106の先端部を、蓄熱部材111に直接螺合することで、加熱デバイス110をベース部材103に回動可能に連結してもよい。
具体的には、図11に示されるように、蓄熱部材111の+Y側及び−Y側の面にピン107を取り付けて、ピン107を回動可能に支持してもよい。なお、図中の棒状部材108は、蓄熱部材111に取り付けられた、加熱デバイス110の回動を規制する部材である。
また、本実施形態にかかる加熱ユニット100により記録カード70を加熱する際には、まず発熱部材113からの熱が加熱部材112に伝導される。本実施形態では、加熱部材112を熱伝導率の高いアルニウムから構成しているため、加熱部材112の加熱面の温度分布は、抵抗115の形状及び熱分布にかかわらず均一化される。そして、記録カード70は、この加熱面から熱エネルギーを受けることにより加熱される。したがって、記録カード70の記録面をむらなく均一に加熱することができる。
また、本実施形態に係る加熱ユニット100では、発熱部材113の上面に接触するように、加熱部材112と同等の熱容量をもつ蓄熱部材111が設けられている。したがって、プリンタ10の立ち上げ時などに発熱部材113に大電力を投入して、加熱部材112を25℃程度の室温から例えば70℃程度の待機温度まで急速に昇温したとしても、発熱部材113の上面と下面からはほぼ等量の熱が放出されるので、発熱部材113の過熱による損傷を回避することが可能となる。
また、蓄熱部材111は、記録カード70の加熱時に加熱部材112から放出された熱量を適宜補償するので、加熱部材112により連続的に記録カード70の加熱を行ったときの加熱面の温度変動を低減することが可能となる。
また、本実施形態に係る加熱ユニット100では、熱容量及び熱伝導率が大きい蓄熱部材111及び加熱部材112を備えているため、記録カード70を連続的に加熱する場合にも加熱面の温度変動が小さく抑えられ、全体としての投入電力量を少なくすることが可能となる。
また、本実施形態に係る消去装置30では、加熱ユニット100を用いて、記録カード70に記録された情報の消去が行われる。したがって、記録カード70を均一に加熱することができ、記録された情報をむらなく消去することが可能となる。
また、本実施形態に係るプリンタ10では、消去装置30で、加熱ユニット100を用いて、記録カード70に記録された情報の消去が行われる。したがって、記録された情報をむらなく消去することが可能となる。また、記録装置50では、むらなく情報が消去された記録カード70に対して、情報の記録が行われるので、精度よく情報の記録をすることが可能となる。
なお、本実施形態では、プリンタ10で記録カード70に対して情報の消去等を行う場合について説明したが、これに限らず、感熱性の記録用紙であれば情報の消去及び記録が可能である。
また、図3に示される記録カード70の感熱特性は一例であり、これ以外の感熱特性を有していてもよい。その場合には、消去装置30や記録装置50での加熱温度を適切に設定することで対応することが可能となる。
なお、本実施形態では、蓄熱部材111及び加熱部材112の素材としてアルミニウムを用いたが、これに限らず、熱伝導率の高い銅などの金属素材を用いてもよく、また、蓄熱部材111及び加熱部材112とを一体的に構成してもよい。また、記録対象となる記録媒体が硬質である場合などには、加熱面に例えばニッケルめっき等を施して、耐摩耗性を向上させることができる。
また、本実施形態では、発熱部材113として面状発熱体を用いたが、これに限らず、例えば、表面に酸化膜等の絶縁膜が形成された抵抗を加熱部材の中に鋳込んでもよい。
また、本実施形態に係るプリンタ10では、加熱ユニット100を消去ヘッドとして用いたが、本発明はこれに限られるものではなく、インク等を記録媒体に転写する転写装置や、ラミネータ等にも応用することが可能である。
以上説明したように、本発明の加熱ユニットは、感熱媒体の加熱に適している。また、本発明の消去装置は、熱可逆性を有する感熱記録媒体に記録された情報を消去するのに適している。また、本発明の情報消去記録装置は、熱可逆性を有する感熱記録媒体に対する情報の消去及び記録に適している。
本発明の一実施形態に係るプリンタ10の概略構成を示す図である。 記録カード70を示す図である。 記録カード70の感熱特性を示す図である。 加熱ユニット100の斜視図である。 加熱ヘッド102の斜視図である。 加熱デバイス110の展開斜視図である。 発熱部材113を示す図である。 加熱ヘッド102の展開斜視図である。 図9(A)は加熱ユニット100の正面図であり、図9(B)は加熱ユニット100のZX断面図である。 図10(A)及び図10(B)は、加熱デバイス110の動作を説明するための図である。 加熱デバイス110の変形例を示す図である。
符号の説明
10…プリンタ、10a…筐体、21…給紙カセット、21a…開口、22…トレイ、24…昇降機構、25A,25B…棒状部材、23…紙送りローラ、23a…支持部材、30…消去装置、31…搬送ローラ対、33…プラテンローラ、34…可動ローラ、34a…可動部材、40…リフター、41…昇降装置、41a,41b…案内溝、42…搬送トレイ、44A,44B…リンクバー、45A,45B…移動軸、47…搬入出ローラ、50…記録装置、51…引き込みローラ、51a…支持部材、52…記録ヘッド、53…プラテンローラ、54…第1排出ローラ、54a…支持部材、55…第2排出ローラ、60…排紙トレイ、70…記録カード、100…加熱ユニット、101…回動部材、101a…本体部、101b…支持部、101c…開口、102…加熱ヘッド、103…ベース部材、103a…ベース部、103b…アーム部、103c…長孔、103d…制動部、103e…切欠き、104…補助部材、104a…屈曲部、104b…固定部、104c…連結部、104d…丸孔、105…制動部材、105a…ガイド部、105b…固定部、105c…スリット、106…ボルト、107…ピン、110…加熱デバイス、111…蓄熱部材、112…加熱部材、113…発熱部材、114…ポリイミドシート、115…抵抗、115a…電極。

Claims (11)

  1. 感熱媒体を加熱する加熱ユニットであって、
    電気エネルギーを熱エネルギーに変換する発熱体と;
    前記発熱体が固定される被固定部材と;
    前記被固定部材の少なくとも一部に接して、前記被固定部材を直接保持する保持部材と;を備える加熱ユニット。
  2. 前記保持部材は、前記被固定部材の一部を保持することを特徴とする請求項1に記載の加熱ユニット。
  3. 前記保持部材は、
    前記被固定部材の少なくとも異なる2ヶ所にそれぞれ連結される1組の第1部材と;
    前記第1部材それぞれを、所定の方向に移動可能に保持する第2部材と;を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱ユニット。
  4. 前記第2部材は、前記第1部材を回動可能に保持することを特徴するする請求項3に記載の加熱ユニット。
  5. 前記第2部材は、前記加熱ユニットの回動範囲を規定する規定部を有していることを特徴とする請求項4に記載の加熱ユニット。
  6. 前記被固定部材の前記第1部材が連結される連結面のうち、前記第1部材が接触する部分の面積は、前記連結面の面積に対する割合が0.5以下であることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の加熱ユニット。
  7. 前記第1部材と前記被固定部材とは、螺子又はピンによって接続されていることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の加熱ユニット。
  8. 前記第1部材は金属であることを特徴とする請求項3〜7のいずれか一項に記載の加熱ユニット。
  9. 前記第1部材と前記第2部材とは分離可能であることを特徴とする請求項3〜8のいずれか一項に記載の加熱ユニット。
  10. 熱可逆的に発色及び消色する感熱記録媒体に記録された情報を消去する消去装置であって、
    前記感熱記録媒体を加熱して、前記情報を消去する請求項1〜9のいずれか一項に記載の加熱ユニットと;
    前記加熱ユニットに対して前記感熱記録媒体を相対移動させる移動装置と;を備える消去装置。
  11. 熱可逆的に発色及び消色する感熱記録媒体に対して、情報の消去及び記録を行う情報消去記録装置であって、
    前記感熱記録媒体を加熱して、前記感熱記録媒体に記録された情報の消去を行う請求項10に記載の消去装置と;
    前記消去装置により情報が消去された前記感熱記録媒体に、情報の記録を行う記録装置と;を備える情報消去記録装置。
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