JP2007099383A - コンテナ用防護器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテナに積載された物品(カーゴ台車等の運搬器具を含む。)がコンテナの側壁に衝突することを防止し得るコンテナ用防護器具を提供する。
【解決手段】本発明は、コンテナに積載された物品とコンテナの側壁との間に介在し、前記物品が前記側壁に接触することを阻止する防護部材10と、前記側壁に設置されたレール部材に対して着脱自在な取付部21を有し、前記防護部材10を支持する支持部材20とを具備することを特徴とする。本発明によれば、コンテナに積載される物品及びコンテナの側壁を保護することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテナに積載される物品及びコンテナの側壁を保護するコンテナ用防護器具に関するものである。
従来、物品を運搬するために、カーゴ台車と称される運搬器具が用いられている。カーゴ台車は、車輪を備えるとともに、荷台の周囲には、柵を有して構成される。物品を車両輸送する場合には、カーゴ台車に物品を搭載した状態で、そのままカーゴ台車ごと車両に装備されたコンテナに積載されることがある。
ところで、コンテナに物品を積載して輸送する場合、輸送中に物品が後退して荷崩れを起こしたり、物品が横揺れを受けることにより、コンテナの側壁に衝突して損傷を負うことがある。また、特に物品をカーゴ台車に搭載した状態で輸送する場合には、カーゴ台車がコンテナの側壁に衝突することにより、物品のみならず、コンテナの側壁に損傷を与えることがある。
コンテナに積載された物品の後退を防止する器具としては、コンテナの側壁に設置されたレール部材に着脱自在な結合部を有するビームやベルト部材が知られている(例えば、特開平10−151986号公報、特開2000−128223号公報参照。)。しかしながら、輸送中に物品がコンテナの側壁に衝突することを防止する器具はなかった。
特開平10−151986号公報 特開2000−128223号公報
本発明は、コンテナに積載された物品(カーゴ台車等の運搬器具を含む。)がコンテナの側壁に衝突することを防止し得るコンテナ用防護器具を提供することを課題とするものである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下のコンテナ用防護器具を提供する。
(1)コンテナに積載された物品とコンテナの側壁との間に介在し、前記物品が前記側壁に接触することを阻止する防護部材と、
前記側壁に設置されたレール部材に対して着脱自在な取付部を有し、前記防護部材を支持する支持部材と
を具備することを特徴とするコンテナ用防護器具。
(2)前記防護部材が、本体部と、該本体部を保持するホルダとを有して構成され、前記支持部材に対する前記ホルダの取付位置をコンテナの幅方向に沿った方向に調節可能としたことを特徴とする前記(1)に記載のコンテナ用防護器具。
(3)前記防護部材が、本体部と、該本体部を保持するホルダとを有して構成され、前記ホルダに対する前記本体部の取付位置をコンテナの奥行方向に沿った方向に調節可能としたことを特徴とする前記(1)に記載のコンテナ用防護器具。
(4)前記防護部材が、棒状の本体部と、該本体部を少なくとも2箇所で保持するために配設される複数のホルダとを有して構成され、各ホルダごとに、前記支持部材が設けられ、各支持部材に対する各ホルダの取付位置をコンテナの幅方向に沿った方向にそれぞれ調節可能としたことを特徴とする前記(1)に記載のコンテナ用防護器具。
(5)前記防護部材が、棒状の本体部と、該本体部を少なくとも2箇所で保持するために配設される複数のホルダとを有して構成され、各ホルダごとに、前記支持部材が設けられ、各ホルダに対する前記本体部の取付位置をコンテナの奥行方向に沿った方向にそれぞれ調節可能としたことを特徴とする前記(1)に記載のコンテナ用防護器具。
(6)前記防護部材が、前記物品が当接する部分及び/又は前記側壁が当接する部分に、緩衝材を備えることを特徴とする前記(1)に記載のコンテナ用防護器具。
(7)前記取付部が、前記物品の後退を防止するベルト部材に設けられた係合部が結合可能な被係合部を有することを特徴とする前記(1)に記載のコンテナ用防護器具。
前記(1)に記載の本発明によれば、コンテナに積載された物品とコンテナの側壁との間に介在し、前記物品が前記側壁に接触することを阻止する防護部材を備えるため、コンテナに積載された物品(カーゴ台車等の運搬器具を含む。以下同じ。)がコンテナの側壁に衝突することを防止することが可能となる。従って、コンテナに積載される物品及びコンテナの側壁を保護することができる。また、コンテナの側壁に設置されたレール部材に対して着脱自在な取付部を有し、前記防護部材を支持する支持部材を備えるため、レール部材に対する取付部の取付位置を変更することにより、任意の位置に設置することができる。ここで、レール部材には、その長さ方向に沿って、取付部が結合可能な孔部が所定の間隔をおいて複数設けられており、そのようなレール部材は、コンテナの側壁に設置されるものとして広く普及している。また、本発明によれば、不要な場合には、レール部材から取り外すこともできる。
前記(2)に記載の本発明によれば、防護部材が、本体部と、該本体部を保持するホルダとを有して構成され、支持部材に対するホルダの取付位置をコンテナの幅方向に沿った方向に調節可能であるため、支持部材に対するホルダの取付位置をコンテナの幅方向に沿った方向に調節することにより、コンテナに積載された物品と本体部との間の距離を調節することが可能となる。従って、コンテナに積載された物品の揺れ幅を小さくすることが可能となる。
前記(3)に記載の本発明によれば、防護部材が、本体部と、該本体部を保持するホルダとを有して構成され、ホルダに対する本体部の取付位置をコンテナの奥行方向に沿った方向に調節可能であるため、ホルダに対する本体部の取付位置をコンテナの奥行方向に沿った方向に調節することにより、本体部を適切な位置に配置することが可能となる。
前記(4)に記載の本発明によれば、防護部材が、棒状の本体部と、該本体部を少なくとも2箇所で保持するために配設される複数のホルダとを有して構成され、各ホルダごとに、支持部材が設けられているため、1つの本体部により、広い範囲で、コンテナに積載された物品の衝突を防止することが可能となる。また、各支持部材に対する各ホルダの取付位置をコンテナの幅方向に沿った方向にそれぞれ調節可能であるため、コンテナに積載された物品と本体部との間の距離を調節することが可能となる。
前記(5)に記載の本発明によれば、防護部材が、棒状の本体部と、該本体部を少なくとも2箇所で保持するために配設される複数のホルダとを有して構成され、各ホルダごとに、支持部材が設けられているため、1つの本体部により、広い範囲で、コンテナに積載された物品の衝突を防止することが可能となる。また、各ホルダに対する本体部の取付位置をコンテナの奥行方向に沿った方向にそれぞれ調節可能であるため、コンテナの側壁に複数のレール部材が連結して設置され、その連結部においてレール部材に設けられた孔部の間隔が異なるものとなっている場合でも、取付部の位置を変更して、取付部をレール部材に結合させることが可能となる。また、本体部を適切な位置に配置することも可能となる。
前記(6)に記載の本発明によれば、防護部材が、コンテナに積載された物品が当接する部分及び/又はコンテナの側壁が当接する部分に、緩衝材を備えるため、該緩衝材により、コンテナに積載された物品が防護部材に衝突するとき及び/又は防護部材がコンテナの側壁に衝突するときに発生する衝撃を緩和することが可能となる。従って、コンテナに積載された物品及びコンテナの側壁をより確実に保護することができる。
前記(7)に記載の本発明によれば、取付部が、コンテナに積載された物品の後退を防止するベルト部材に設けられた係合部が結合可能な被係合部を有するため、コンテナの側壁への物品の衝突のみならず、さらに物品の後退をも防止するために、ベルト部材を取り付けることが可能である。
以下、本発明の実施の形態を図面に示した実施例に従って説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るコンテナ用防護器具(以下「防護器具」という。)を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。この図に示したように、本実施例に係る防護器具は、防護部材10及び支持部材20を有して構成される。
防護部材10は、図7(b)に示したように、使用時において、コンテナ30に積載された物品(カーゴ台車等の搬送器具を含む。)40とコンテナ30の側壁との間に介在するように設けられ、当該物品40がコンテナ30の側壁に接触することを阻止する役割を果たすものである。防護部材10としては、かかる機能を果たすものであれば、どのような構成のものであってもよい。
本実施例において採用した防護部材10は、本体部11及びホルダ12を有して構成される。防護部材10としては、単一の部材から構成されるものを採用することもできるが、本実施例のように、本体部11及びそれを保持するホルダ12を有する構成とすることが好ましい。かかる構成を採用することにより、使用により本体部11が劣化した場合には、本体部11のみを新たな本体部と交換するだけで足り、また、ホルダ12が劣化した場合には、ホルダ12のみを新たなホルダと交換するだけで足りるという利点がある。すなわち、防護部材10は、コンテナに積載された物品の衝突を繰り返し受けるものであるため、劣化し易く、劣化した場合に、個々の部材を交換可能な構成とした方が、全体を交換しなければならない場合と比較して経済的利点が大きい。
本体部11は、断面の形状が略四角形であるパイプ材からなる。但し、本体部11の断面形状はこれに限定されるものではない。本体部11の背面には、ネジ穴が設けられている。本体部11としては、金属製、プラスチック製又は木製のものを用いることができる。また、本体部11としては、軽量化の観点から、本実施例のように中空であることが好ましい。
ホルダ12は、断面の形状が略コ字状になるよう形成されたものである(図2(c)参照)。ホルダ12の上面には、ネジ穴12aが設けられている(図2(a)参照)。ホルダ12の背面には、窪みが形成されており、その窪みには、水平方向に延びる長孔(以下「第1の長孔」という。)12bが設けられている(図2(b)及び図2(c)参照)。
本体部11とホルダ12は、本体部11がホルダ12内にはめ込まれた後、ネジ(以下「第1のネジ」という。)13を用いて結合される。第1のネジ13は、ホルダ12の背面に設けられた第1の長孔12bに挿入され、本体部11の背面に設けられたネジ穴に螺合するものである。第1のネジ13は、第1の長孔12b内を水平方向に移動可能であるため、第1の長孔12bが形成された範囲内で、第1のネジ13の締め付け位置を変更することにより、ホルダ12に対する本体部11の取付位置をコンテナの奥行方向に沿った方向に調節することができる(図3参照)。つまり、本実施例では、ホルダ12に形成される第1の長孔12bと、本体部11とホルダ12とを結合する第1のネジ13との組み合わせにより、ホルダ12に対する本体部11の取付位置をコンテナの奥行方向に沿った方向に調節可能としている。
本実施例の防護部材10は、さらに緩衝材14を有して構成される。緩衝材14は、防護部材10の表面のうち、コンテナに積載された物品が当接する部分及び/又はコンテナの側壁が当接する部分に設けられる。ここで、「コンテナに積載された物品が当接する部分」とは、使用時において、当該物品が必ず当接する部分という意味に限定して解釈されるべきものではなく、当該物品が当接する可能性がある部分を意味するものである。また、「コンテナの側壁が当接する部分」も同様に、コンテナの側壁が当接する可能性がある部分を意味するものである。本実施例では、緩衝材14が、本体部11の正面及びホルダ12の背面にそれぞれ設けられている(図1参照)。本体部11の正面は、コンテナに積載された物品が当接する部分に相当し、ホルダ12の背面は、コンテナの側壁が当接する部分に相当する。緩衝材14としては、板状のゴム等を用いることができる。
支持部材20は、取付部21及びブラケット22を有して構成される。取付部21は、コンテナの側壁に設置されたレール部材に対して着脱自在なものである。取付部21としては、そのような機能を果たし得るものであればよい。ここで、図4に示したように、レール部材50には、その長さ方向に沿って、取付部21が結合可能な孔部50aが所定の間隔をおいて複数設けられている(図4参照)。そのようなレール部材は、コンテナの側壁に設置され、コンテナに積載された物品の後退を防止するビームやベルト部材の端部を支持する部材として一般に広く普及しており、本実施例に係る防護器具は、一般のレール部材に適用し得るものである。
本実施例において採用した取付部21は、かかるレール部材に設けられた孔部に取り外し可能に結合する結合部21aを備えたものである(図5参照)。取付部21としては、被係合部21bを有することが好ましい。かかる被係合部21bは、図5に示したように、レール部材と同様に、孔21cを有しており、コンテナに積載された物品の後退を防止するために使用されるベルト部材の端部に設けられた係合部(係合金具)が結合可能なものである。
ブラケット22は、第1板状部22aと、第1板状部22aの下端部に、第1板状部22aに対して直交するように設けられる第2板状部22bとを有して構成される。第1板状部22aと第2板状部22bは、図1(c)に示したように、全体として略T字状に構成されている。第1板状部22aの上端部には、取付部21が取り付けられる。第2板状部22bには、第1板状部22aの正面に対して直交する方向に延びる長孔(以下「第2の長孔」という。)22cが設けられている(図1(a)参照)。
防護部材10は、支持部材20に支持される。防護部材10と支持部材20は、防護部材10の上面(ホルダ12の上面)と支持部材20の下面(第2板状部22bの下面)とを接触させた状態で、ネジ(以下「第2のネジ」という。)23を用いて結合される。第2のネジ23は、第2板状部22bに設けられた第2の長孔22cに挿入され、ホルダ12に設けられたネジ穴に螺合するものである。第2のネジ23は、第2の長孔22c内を第1板状部22aの正面に対して直交する方向に移動可能であるため、第2の長孔22cが形成された範囲内で、第2のネジ23の締め付け位置を変更することにより、支持部材20に対するホルダ12の取付位置をコンテナの幅方向に沿った方向に調節することができる(図6参照)。つまり、本実施例では、第2板状部22bに形成される第2の長孔22cと、防護部材10と支持部材20とを結合する第2のネジ23との組み合わせにより、支持部材20に対するホルダ12の取付位置をコンテナの幅方向に沿った方向に調節可能としている。
上記のように構成される防護器具は、図4に示したように、取付部21の結合部21aをレール部材50の孔部50aに結合させることにより、コンテナ内に設置され、使用される。
例えば、輸送する物品を搭載したカーゴ台車をコンテナに積載した場合、図7(a)に示したように、コンテナ30の側壁30aとカーゴ台車40aとの間には隙間が形成される。この状態で、物品を輸送した場合には、カーゴ台車40aは車輪40bを有するため、移動し易いこともあり、輸送中に生ずる横揺れ等により、カーゴ台車40aがコンテナ30の側壁30aに激しく衝突することになる。その結果、カーゴ台車40aに搭載された物品、カーゴ台車40a及びコンテナ30の側壁30aがそれぞれ損傷を負うことになる。
この点、本実施例に係る防護器具をコンテナに設置した場合には、図7(b)に示したように、コンテナ30の側壁30aとカーゴ台車40aとの間に防護部材10が介在して、カーゴ台車40aがコンテナ30の側壁30aに接触することを阻止するため、輸送中に生ずる横揺れ等により、カーゴ台車40aがコンテナ30の幅方向に沿った方向に移動した場合でも、カーゴ台車40aがコンテナ30の側壁30aに衝突することを回避することができる。また、この際、カーゴ台車40aは、防護部材10に衝突することになるが、緩衝材14により、衝突の衝撃が緩和されるため、カーゴ台車40aに搭載された物品及びカーゴ台車40aに与えるダメージは少なくて済む。また、防護部材10とコンテナ30の側壁30aとの間にも緩衝材14が介在して衝撃を吸収するため、コンテナ30の側壁30aに与えるダメージも少なくすることができる。
また、本実施例によれば、支持部材20に対するホルダ12の取付位置をコンテナ30の幅方向に沿った方向に調節可能であるため、コンテナ30にカーゴ台車40aを積載したときに、カーゴ台車40aと防護部材10との間に大きな隙間が形成される場合には、支持部材20に対するホルダ12の取付位置を調節して、その隙間を小さくすることができる。従って、輸送中に横揺れ等が発生した場合でも、カーゴ台車40aの揺れ幅を小さくすることができる。また、カーゴ台車40aに対し、本体部11の位置が適切でない場合には、ホルダ12に対する本体部11の取付位置をコンテナ30の奥行方向に沿った方向に調節して、本体部11が適切な位置に配置されるよう設定することができる。
図8は、本発明の実施例2に係る防護器具を示す正面図である。この図に示したように、本実施例に係る防護器具は、防護部材10及び支持部材20を有して構成され、さらに防護部材10が本体部11とホルダ12とを有して構成される点で、実施例1に係る防護器具と同じであるが、本体部11が、所定の長さを有する棒状体からなり、該本体部11を少なくとも2箇所で保持するために複数のホルダ12が配設される点で、実施例1に係る防護器具と異なる。
本実施例において採用した支持部材20は、実施例1において採用した支持部材20と同様に構成され、各ホルダ12ごとに設けられている。本実施例も、実施例1と同様な構造により、各支持部材20に対する各ホルダ12の取付位置をコンテナの幅方向に沿った方向にそれぞれ調節することができ、また、各ホルダ12に対する本体部11の取付位置をコンテナの奥行方向に沿った方向に調節することができる。特に、コンテナの側壁に複数のレール部材が連結して設置され、その連結部においてレール部材に設けられた孔部の間隔が異なるものとなっている場合に、一方の取付部21はレール部材に取り付けることができても、他方の取付部21はレール部材に取り付けることができなくなるが、本実施例では、各ホルダ12に対する本体部11の取付位置をコンテナの奥行方向に沿った方向に調節することにより、すなわち、本体部11に対するホルダ12の取付位置を調節し、取付部の位置を変更して、取付部をレール部材に結合させることができる。さらに、本実施例で採用した防護部材10も、実施例1で採用した防護部材10と同様に、コンテナに積載された物品が当接する部分及び/又はコンテナの側壁が当接する部分に、緩衝材14を備えるため、コンテナに積載された物品が防護部材10に衝突するとき及び/又は防護部材10がコンテナの側壁に衝突するときに発生する衝撃を緩和することができる。
本実施例によれば、1つの本体部11により、広い範囲で、コンテナに積載された物品がコンテナの側壁に衝突することを防止できる。また、取付部21に設けられた被係合部21bを利用して、例えば、図9に示したように、ベルト部材60を配設することにより、物品40を分類してコンテナ30に積載することも可能となる。また、同図に示したように、コンテナ30内をベルト部材60を用いて仕切り、物品40を分けて積載することにより、取付部21に加えられる引張荷重を小さくすることができ、また、物品40の移動も少なくすることができる。
本発明の実施例1に係るコンテナ用防護器具を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。 実施例1において採用したホルダを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は断面図である。 本体部の取付位置を調節する機構を説明するための図である。 コンテナ用防護器具をレール部材に取り付けた状態を示す図であり、(a)は平面からみた図、(b)は正面からみた図、(c)は右側面からみた図である。 取付部を示す斜視図である。 ホルダの取付位置を調節する機構を説明するための図である。 コンテナ用防護器具の作用を説明するための図である。 本発明の実施例2に係るコンテナ用防護器具を示す正面図である。 コンテナ用防護器具の作用を説明するための図である。
符号の説明
10 防護部材
11 本体部
12 ホルダ
12a ネジ穴
12b 長孔(第1の長孔)
13 ネジ(第1のネジ)
14 緩衝材
20 支持部材
21 取付部
21a 結合部
21b 被係合部
21c 孔
22 ブラケット
22a 第1板状部
22b 第2板状部
22c 長孔(第2の長孔)
23 ネジ(第2のネジ)
30 コンテナ
30a コンテナの側壁
40 物品
40a カーゴ台車
40b 車輪
50 レール部材
50a 孔部
60 ベルト部材

Claims (7)

  1. コンテナに積載された物品とコンテナの側壁との間に介在し、前記物品が前記側壁に接触することを阻止する防護部材と、
    前記側壁に設置されたレール部材に対して着脱自在な取付部を有し、前記防護部材を支持する支持部材と
    を具備することを特徴とするコンテナ用防護器具。
  2. 前記防護部材が、本体部と、該本体部を保持するホルダとを有して構成され、前記支持部材に対する前記ホルダの取付位置をコンテナの幅方向に沿った方向に調節可能としたことを特徴とする請求項1記載のコンテナ用防護器具。
  3. 前記防護部材が、本体部と、該本体部を保持するホルダとを有して構成され、前記ホルダに対する前記本体部の取付位置をコンテナの奥行方向に沿った方向に調節可能としたことを特徴とする請求項1記載のコンテナ用防護器具。
  4. 前記防護部材が、棒状の本体部と、該本体部を少なくとも2箇所で保持するために配設される複数のホルダとを有して構成され、各ホルダごとに、前記支持部材が設けられ、各支持部材に対する各ホルダの取付位置をコンテナの幅方向に沿った方向にそれぞれ調節可能としたことを特徴とする請求項1記載のコンテナ用防護器具。
  5. 前記防護部材が、棒状の本体部と、該本体部を少なくとも2箇所で保持するために配設される複数のホルダとを有して構成され、各ホルダごとに、前記支持部材が設けられ、各ホルダに対する前記本体部の取付位置をコンテナの奥行方向に沿った方向にそれぞれ調節可能としたことを特徴とする請求項1記載のコンテナ用防護器具。
  6. 前記防護部材が、前記物品が当接する部分及び/又は前記側壁が当接する部分に、緩衝材を備えることを特徴とする請求項1記載のコンテナ用防護器具。
  7. 前記取付部が、前記物品の後退を防止するベルト部材に設けられた係合部が結合可能な被係合部を有することを特徴とする請求項1記載のコンテナ用防護器具。
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