JP4412531B2 - サーマルプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、サーマルヘッドをプラテンローラとの間に用紙を挟んで印字を行うサーマルプリンタに関し、特に、サーマルヘッドの着脱機構に関する。
例えば、キャッシュレジスタにおいてレシート印字を行うプリンタや、食品のPOSラベルや物流管理用のラベル印字を行う携帯型のラベルプリンタ等として、発熱体を有するサーマルヘッドをプラテンローラに圧接して、両者の間に感熱性の記録紙を挟んで印字を行うサーマルプリンタが多く適用されている。
従来のサーマルプリンタは、例えば、サーマルヘッドが放熱板を兼ねたヘッド支持体に固定され、このヘッド支持体がプリンタの外装フレーム等に回動可能に軸支され、さらに、このヘッド支持体がバネ等により付勢されてプラテンローラ側に押圧されるように構成されている(例えば特許文献1)
特開2000−318260号公報
従来のサーマルプリンタにおいては、例えば通電のしすぎや用紙の傷等の影響によりサーマルヘッドの印字ドットに障害が生じた場合、プリンタ全体を分解してサーマルヘッドを交換するしかなく、このような作業は大変手間のかかるものであった。
特に、従来のサーマルプリンタにおいては、ヘッド支持体をプリンタの外装フレームに軸支するためのシャフトに、所謂Eリングと呼ばれるE型の止め金具を試着させてシャフトが横にスライドしないように固定したり、或いは、ヘッド支持体の左右側面に張り出すように設けられた支軸を、外装フレームに設けられた軸受けに圧入して固定したりするなど、ヘッド支持体を簡単に取り外すことができない構造になっていた。また、ヘッド支持体がプリンタ本体に組み込まれたまま、サーマルヘッドの部分だけを取り外すことも不可能であった。
一般に、文字等の印字を行うサーマルプリンタにあっては、1ドットの印字障害くらいではサーマルヘッドの交換はさほど必要でないが、近年、物流管理用のラベル印字を行うラベルプリンタにおいてはバーコード印字を行う場合があり、今後細い線でバーコード印字を行うようになれば少しのドット欠けでも問題が生じる虞があるため、ドット不良等でサーマルヘッドの交換が必要となる頻度は以前よりも多くなると考えられる。
そこで、本発明者等は、ヘッド支持体を移動可能に保持するロックアームと、ヘッド支持体とロックアームとの間に架設されサーマルヘッドとプラテンローラとの間に押圧力を発生させる付勢手段と、ロックアームとプラテンローラとを保持する外装フレームとを備え、上記サーマルヘッド、ヘッド支持体及び付勢手段が上記ロックアームに組み付けられた状態で上記外装フレームから着脱可能に構成されたサーマルプリンタを提案している(特願2002−283230号)。このサーマルプリンタによれば、サーマルヘッドを容易にプリンタ本体から取り出すことができるので、サーマルヘッドの部分を容易に交換することが可能となる。
しかしながら、上記先願で提案したサーマルプリンタにおいては、サーマルヘッドやヘッド支持体、付勢手段がロックアームに組み付けられているため、サーマルヘッドを交換する際にはヘッド支持体や付勢手段等もサーマルヘッドと一緒に交換しなければならない。そのため、部品コストが嵩んでしまっているので、この点を改良することでメンテナンスにかかるコストをさらに低減することができると考えられる。
本発明は、サーマルヘッド交換等のメンテナンスが容易で、メンテナンスにかかる時間の短縮やメンテナンスコストの低減が図れるサーマルプリンタを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、発熱体を有するサーマルヘッドとプラテンローラとの間に用紙を挟んで印字を行うサーマルプリンタであって、上記サーマルヘッド及びプラテンローラを含む印字機構を保持する第1フレーム(外装フレーム18)と、上記サーマルヘッドが固着されるヘッド支持体(15)と、該ヘッド支持体を着脱可能に保持する加圧板(16)と、上記ヘッド支持体と上記加圧板とを結合する結合手段と、上記第1フレームの両側壁に設けられた軸穴に挿通され、上記ヘッド支持体を回動可能に支持する支軸(シャフト20)と、上記支軸を中心に上記加圧板と一体的に回動可能に構成された第2フレーム(ロックアーム17)と、上記加圧板と上記第2フレームとの間に架設され、上記ヘッド支持体を上記加圧板に結合させた状態で上記サーマルヘッドと上記プラテンローラとの間に押圧力を発生させる付勢手段と、を備えるように構成したものである。
また、上記ヘッド支持体は、側壁部に上記支軸と係合するU字型の係合部(15a)を有し、上記ヘッド支持体を上記加圧板に保持させるときは、上記係合部を上記支軸に係合させて加圧板側に回動させ、所定位置に配設させた後に上記結合手段により上記加圧板と結合させることにより上記ヘッド支持体を上記加圧板に保持させ、上記ヘッド支持体を上記加圧板から取り外すときは、上記結合手段による上記加圧板との結合を解除した後に、上記支軸を中心に上記加圧板側とは反対の前方に回動させながら取り外すことにより、上記第1フレームの上記両側壁に設けられた上記軸穴に挿通された上記支軸によって上記第1フレームに組み付けた上記加圧板と上記第2フレームとの間に上記付勢手段を架設したままの状態で、上記サーマルヘッドが固着された状態の上記ヘッド支持体だけが上記加圧板および上記支軸に対して着脱可能であるように構成されている。
具体的には、上記ヘッド支持体は上記加圧板と結合するための係止部(15a)を有し、上記加圧板は上記係止部が載置される載置部(16a)を有し、上記係止部と載置部を接触させた状態でネジ(12)で締結することにより、上記ヘッド支持体と上記加圧板を結合するようにした。ここで、上記係止部は上記ネジと係合可能なU字状の係止片で構成するのが望ましい。
本発明によれば、加圧板と第2フレームとの間に付勢手段を配設し、サーマルヘッドが固着されたヘッド支持体を上記加圧板の前面に結合させることで、サーマルヘッドをプラテンローラ側に付勢する押圧力を得ることができるとともに、ヘッド支持体を加圧板から着脱可能に構成することでサーマルヘッドの交換が格段に容易になる。また、上記先願(特願2002−283230号)のように、サーマルヘッドを交換する際に、サーマルヘッドやヘッド支持体、付勢手段が組み付けられたフレームごと交換する必要はないので、部品コストが嵩むのを回避でき、メンテナンスにかかるコストの低減を図ることができる。また、サーマルヘッドの背面部にはFPCを接続するためのコネクタが設けられているが、本発明によればヘッド支持体のみを取り外すことができるのでFPCの着脱も容易となる。
また、上記ヘッド支持体の側面下部に上記支軸に係合する係合部を設け、該係合部を上記支軸に係合させて加圧板側に回動させることにより、所定の位置に配設されるように構成したので、ヘッド支持体の位置決めが比較的容易となる。すなわち、ヘッド支持体の前後方向の位置が固定されるので、ヘッド支持体と加圧板とが密着した状態となるようにするのが容易となり、これによってサーマルヘッドの熱を効率よく放出させることができる。
また、ネジにより上記ヘッド支持体と上記加圧板を結合するようにしたので、比較的簡単な構成でヘッド支持体の着脱を可能にすることができる。
また、上記係止部をU字状の係止片で構成することにより、加圧板に設けられた載置部からネジを完全に取り外すことなくヘッド支持体の係止片をネジに係合させることができるので作業性が格段に向上するとともに、ネジを紛失したりする虞もない。
以下に本発明の好適な実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1(a)は本発明を適用して好適なサーマルプリンタの印字機構を示す上面図、(b)は底面図、(c)は(a)のA−A線に沿った断面図である。図2(a)は本実施形態のサーマルプリンタの印字機構を示す左側面図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は正面図である。 図3は、ロックアーム17に一体的に組み付けられる部分(ロックアーム17,加圧板16,ヘッド支持体15)の分解斜視図である。
本実施形態のサーマルプリンタは、特に制限されるものではないが、用紙として剥離紙を剥がすことで裏側の接着面が露出される剥離紙付きの記録シート(ラベル紙という)に印字を行う携帯型のラベルプリンタであり、比較的幅広の印字を行うことができるように横長に構成されている。
図1〜図3に示すように、本実施形態のサーマルプリンタは、複数の発熱体13aが横一列に並ぶように設けられているサーマルヘッド13と、用紙をサーマルヘッド13の発熱体13の配設部に押しつけるとともに回転により用紙送りを行うプラテンローラ(図示略)と、サーマルヘッド13及びプラテンローラを含む印字機構10を囲む外装フレーム18と、サーマルヘッド13を支持するとともにサーマルヘッド13の熱を放熱する放熱手段として機能するヘッド支持体15と、ヘッド支持体を着脱可能に保持する加圧板16と、外装フレーム18の両側壁に設けられた軸穴に挿通され、ヘッド支持体15等を回動可能に支持するシャフト20と、シャフト20を中心に加圧板16と一体的に回動可能に構成され、プラテンローラを回転可能に支持する軸受けを外装フレーム18との間に挟んで係止するロックアーム17と、加圧板16とロックアーム17の背面部17Bとの間に設けられ互いを退け合うように付勢する付勢手段としてのコイルバネ14,14,・・と、ギヤ等を介してプラテンローラを回転駆動させるステッピングモータ(図示略)等を備えている。
ヘッド支持体15は、その前面部にサーマルヘッド13が固着されるとともに、背面下部には加圧板16側に略直角に突出した係止片15a,15aが設けられている。この係止片15a,15aにはU字状の凹部が形成されており、後述する加圧板16の載置部16a,16aからネジ12を取り外さなくとも凹部をネジ12に係合できるようにしている。また、ヘッド支持体15の背面下方からは前面部に固着されたサーマルヘッド13の背面部が露出しており、該露出したサーマルヘッドの背面部の略中央にはFPC(Flexible Print Circuit)を接続するためのコネクタ13bが設けられている。
また、ヘッド支持体15の左右の側壁下部にはシャフト20に係合するU字型の係合部15b、15bが設けられ、シャフト20を軸にしてヘッド支持体15を回動可能にするとともに、係合部15b,15bのU字の幅はシャフト20の径とほぼ同一とされ、ヘッド支持体15の前後方向の位置決めを容易にしている。
また、ヘッド支持体15の係合部15bはサーマルヘッド13の下側の位置まで張り出した形状をしており、それによりシャフト20の中心がサーマルヘッド13の発熱体13aが設けられている方の面の延長線上に重なる配置となっている。これにより、ヘッド支持体15を加圧板16側に回動した際にヘッド支持体15の背面部と加圧板16とを確実に密着させることができる。
加圧板16は、上記ヘッド支持体15の係止片15a,15aを導入するための開口部16b,16bを有し、さらに開口部16b,16bの下辺には上記係止片15a,15aを載置するための載置部16a,16aが設けられている。ヘッド支持体15の係止片15a,15aと加圧板16の載置部16b,16bは、両者が接触した状態でネジ12により締結される。また、加圧板16の略中央にはコ字型に切欠部が形成され、背面側から導入されたFPCをサーマルヘッド13のコネクタ13bに受け渡し可能にしている。
また、加圧板16の左右の側壁には、前方に張り出したフランジ16c,16cが設けられ、このフランジ16c,16cにはシャフト20を通す軸穴16d,16dが形成されるとともに、側壁後方にはロックアーム17を支持する張出部16e,16eが設けられている。なお、加圧板16は、ヘッド支持体15と結合されることでサーマルヘッド13の熱を放出する放熱手段としても機能する。
ロックアーム17は、全体として略コ字型に形成されており、左右の側壁にはプラテンローラの軸受け部材を係止するフック部17a,17aや、シャフト20を通す軸穴17b,17bが設けられている。また、ロックアーム17の下側後方の部分には加圧板16の張出部16e,16eでロックアーム17の背面部17Bが支持されるように切欠部17c,17cが形成されている。また、背面部右下方には後述するバネ21の一端を引っ掛けるバネ穴17dが形成されており、このバネ21の他端が外装フレーム18の右側壁18R下部の起立壁18aに設けられたバネ穴18cに固定されることでロックアーム17が後方に引っ張られるように付勢している。
また、加圧板16とロックアーム17との間には、加圧板16を前方に押し、サーマルヘッド13とプラテンローラの間に押圧力を発生させるようにバネ14,14,・・が配置されている。このバネ14,14,・・は、加圧板16に形成された凸部(図示略)とロックアーム17に形成された凹部(図示略)に両端が嵌合されてセットされるようになっている。バネ14,14,・・は、ロックアーム17の背面部と加圧板16とを互いに反発させる方向に付勢するが、ロックアーム17の切欠部17c,17cに入り込んだ加圧板16の張出部16e,16eがストッパーとなって、ロックアーム17の背面部17Bと加圧板16とが一定間隔以上開かないように制限している。また、加圧板16の張出部16e,16eでロックアーム17の背面部17Bが支持されるため、加圧板16とロックアーム17はシャフト20を中心として一体的に回動されることとなる。
外装フレーム18は、背面部18B、底面部18F、左右の側壁18L,18Rが一体成型されてなり、背面部18Bの略中央にはFPCを導入する開口部18bが形成されている。また、外装フレーム18の左右の側壁18L,18Rにはプラテンローラの軸受け部材を保持する受け溝18c,18cが設けられるほか、シャフト20を通す軸穴18d,18dが設けられている。さらに、左側壁18Lにはギアを支持するギア支軸19が設けられており、右側壁18R下部には一端をロックアーム17のバネ穴17dに固定されたバネ21を取り付けるためのバネ穴18eが設けられている。
通常は、ロックアーム17はバネ21により後方に引っ張られ外装フレーム18の背面部18Bに密着した状態となるとともに、フック部17a,17aも後方に引っ張られることとなるので、外装フレーム18の左右の側壁18L,18Rに設けられた受け溝18c,18cと、ロックアーム17の左右の側壁に設けられたフック部17a,17aの間にプラテンローラの軸受け部材を保持することができる。なお、ロックアーム17の後部を前方に押す(或いは前部を引く)ことでシャフト20を中心にロックアーム17を回動させ、そのフック部17a,17aをプラテンローラの軸受け部材から離すことでプラテンローラを着脱することが可能となる。
図3に示すように、加圧板16とロックアーム17とは、それぞれ左右の側壁部に設けられた軸穴16d,16d,17b,17bにシャフト20が挿通される。さらに、シャフト20の両端は外装フレーム18の左右の側壁18L,18Rに設けられた軸穴18d,18dに挿通され、外装フレーム18の外側から例えばEリング等の止め金具を止着することで、互いに組み付けられ分離されないようになっている。
一方、ヘッド支持体15は、左右の側壁下部に形成されている係合部15bをシャフト20に係合させ、加圧板16の方へ回動させることで係止片15a,15aを加圧板16に設けられた開口部16b,16bから導入され、ヘッド支持体15の係止片15a,15aと加圧板16の載置部16a,16aを接触させた状態でネジ12,12で締結させることで、ヘッド支持体15と加圧板16は密着した状態で結合される。
図4(a)はヘッド支持体15を取り外す途中の印字機構を示す上面図で、(b)は(a)のA−A線における断面図である。
図4に示すように、ヘッド支持体15を加圧板16から取り外す際には、まずネジ12をネジ12の下端が加圧板16の載置部16aから抜けない程度に緩め、ヘッド支持体15をシャフト20を中心に前方に回動させることでヘッド支持体の係止片15a,15aを開口部16b,16bから取り出す。このとき、ヘッド支持体15の係止片15a,15aはU字状に形成されその凹部でネジと係合しているため、加圧板2の載置部16a,16aからネジ12を完全に取り外すことなく、係止片15a,15aを抜くことができる。したがって、作業性が格段に向上するとともに、ネジ12を紛失したりする虞もない。なお、ヘッド支持体15を加圧板16に取り付ける際には、上述した作業とは逆の順序で作業が行われる。
図5(a)はヘッド支持体15を取り外した印字機構を示す上面図で、(b)は(a)のA−A線における断面図である。
ヘッド支持体15を取り外すと、図5に示す印字機構10のみがサーマルプリンタに残ることとなる。このように、本実施形態のサーマルプリンタは、ヘッド支持体15を加圧板16から取り外し可能に構成されているので、サーマルヘッド13を交換する際にはヘッド支持体15のみを取り外して交換すればよく、外装フレーム18に取り付けられたその他の部品は交換されない。したがって、上述した先願(特願2002−283230号)のようにヘッド支持体15を取り付けたロックアーム17ごと取り外して交換する必要はないので、サーマルヘッド13を交換する際に部品コストが嵩むのを回避でき、メンテナンスにかかるコストの低減を図ることができる。
図6は、本実施形態のサーマルプリンタにおいて、印字機構とその周辺部分を示す斜視図である。
図6において、符号1はサーマルプリンタ本体、4はプラテンローラ8を回転させるためのギヤが入ったギヤボックス、5は用紙をプラテンローラ8とサーマルヘッド13の間に案内する用紙ガイド、6は外装フレーム18をプリンタ本体に固定する固定具、Pはロール状の用紙が保持された用紙保持部である。
サーマルプリンタ1の外装は、主筐体2と、開閉して印字機構10の一部を露呈できる可動カバー2とで構成され、主筐体2と可動カバー3の間には用紙排出部および用紙カッターが設けられている。この用紙排出部から印字を終えたラベルが排紙される。つまり、可動カバー3の先端はサーマルヘッド13とプラテンローラ12とが接する部分(或いはその近傍)に位置し、通常は主筐体2に覆われた配置となっている。
このようなサーマルプリンタ1において、サーマルヘッド13を交換する場合は、可動カバー3を開けて、プラテンローラ12を取り外し、次いでヘッド支持体15を取り外すこととなる。ここで、ヘッド支持体15を加圧板16に結合している結合手段としてのネジ12は主筐体1に覆われているため、可動カバー3を開けただけでは見えない。しかし、ヘッド支持体15,加圧板16,ロックアーム17はシャフト20を中心に回動自在に構成されているので、開口側に回動させることで結合部(ネジ12)を露呈させることができ、ネジ12を緩めてヘッド支持体15だけを取り外すことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施形態ではヘッド支持体15の係止片15a,15aにU字状の凹部を形成するようにしたが、ネジを挿通する貫通穴を設けるようにしても良い。この場合、係止片15a,15aを水平よりやや上方に傾斜させて形成することで、ネジ12を締め付けるだけでヘッド支持体15と加圧板13との密着性を高めることができる。
(a)は本発明を適用して好適なサーマルプリンタの印字機構を示す上面図、(b)は底面図、(c)は(a)のA−A線における断面図である。 (a)は本実施形態のサーマルプリンタの印字機構を示す左側面図、(b)は右側面図、(c)は背面図、(d)は正面図である。 ロックアーム17に一体的に組み付けられる部分(ロックアーム17,加圧板16,ヘッド支持体15)の分解斜視図である。 (a)はヘッド支持体15を取り外す途中の印字機構を示す上面図で、(b)は(a)のA−A線における断面図である。 (a)はヘッド支持体15を取り外した印字機構を示す上面図で、(b)は(a)のA−A線における断面図である。 本実施形態のサーマルプリンタにおいて、印字機構とその周辺部分を示す斜視図である。
符号の説明
10 印字機構
12 ネジ
13 サーマルヘッド
13a 発熱体
13b コネクタ
14 バネ(付勢手段)
15 ヘッド支持体
15a 係止片
15b 係合部
16 加圧板
16a 載置部
16b 開口部
16c フランジ
16d 軸穴
16e 張出部
17 ロックアーム(第2フレーム)
17B 背面部
17a フック部
17b 軸穴
17c 切欠部
17d バネ穴
18 外装フレーム(第1フレーム)
18B 背面部
18F 底面部
18L 左側壁
18R 右側壁
18a 起立壁
18b 開口部
18c 受け溝
18d 軸穴
18e バネ穴
20 シャフト
21 バネ

Claims (3)

  1. 発熱体を有するサーマルヘッドとプラテンローラとの間に用紙を挟んで印字を行うサーマルプリンタであって、
    上記サーマルヘッド及びプラテンローラを含む印字機構を保持する第1フレームと、
    上記サーマルヘッドが固着されるヘッド支持体と、
    該ヘッド支持体を着脱可能に保持する加圧板と、
    上記ヘッド支持体と上記加圧板とを結合する結合手段と、
    上記第1フレームの両側壁に設けられた軸穴に挿通され、上記ヘッド支持体を回動可能に支持する支軸と、
    上記支軸を中心に上記加圧板と一体的に回動可能に構成された第2フレームと、
    上記加圧板と上記第2フレームとの間に架設され、上記ヘッド支持体を上記加圧板に結合させた状態で上記サーマルヘッドと上記プラテンローラとの間に押圧力を発生させる付勢手段と、を備え、
    上記ヘッド支持体は、側壁部に上記支軸と係合するU字型の係合部を有し、上記ヘッド支持体を上記加圧板に保持させるときは、上記係合部を上記支軸に係合させて加圧板側に回動させ、所定位置に配設させた後に上記結合手段により上記加圧板と結合させることにより上記ヘッド支持体を上記加圧板に保持させ、上記ヘッド支持体を上記加圧板から取り外すときは、上記結合手段による上記加圧板との結合を解除した後に、上記支軸を中心に上記加圧板側とは反対の前方に回動させながら取り外すことにより、上記第1フレームの上記両側壁に設けられた上記軸穴に挿通された上記支軸によって上記第1フレームに組み付けた上記加圧板と上記第2フレームとの間に上記付勢手段を架設したままの状態で、上記サーマルヘッドが固着された状態の上記ヘッド支持体だけが上記加圧板および上記支軸に対して着脱可能であるように構成されていることを特徴とすることを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 上記ヘッド支持体は、上記加圧板側に突出するように形成された、上記加圧板と結合するための係止部を有し、
    上記加圧板は上記係止部が載置される載置部を有し、
    上記係止部と載置部を接触させた状態でネジで締結することにより、上記ヘッド支持体と上記加圧板を結合する上記結合手段を構成することを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタ。
  3. 上記係止部は、上記ネジと係合可能なU字状の係止片からなることを特徴とする請求項2に記載のサーマルプリンタ。
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