JP2008250213A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作像装置と画像読取装置との間に記録材排出受けを設けた画像形成装置にあって、記録材排出受けに排出収容された記録材の視認性、特に、小サイズの記録材での視認性をも向上すると共に記録材排出受けからの記録材の取り出し性を向上させる。
【解決手段】作像装置1と、上方に空間を介して配置された画像読取装置2と、作像装置1と画像読取装置2との間に記録材を排出収容する記録材排出受け3とを備え、作像装置1は、記録材の搬送方向に直交する幅寸法が記録材搬送経路の幅寸法より大きい装置筐体1aを有し、この装置筐体1aは、その上面の操作者操作側が上方に突出し且つ記録材排出受け3を区画する突出部4と、この突出部4の記録材排出受け3に向かう部位に開口され且つ記録材を記録材排出受け3に排出可能な記録材排出口5と、この記録材排出口5以外の部位にて突出部4の一部が切り欠かれた切欠部6とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
内部に設けられた画像形成部によって記録材上に画像を形成する作像装置と、この作像装置の上方に空間を介して原稿画像を読み取る画像読取装置とを設け、作像装置と画像読取装置との間に作像装置から排出された記録材を排出収容する記録材排出受けを設けた画像形成装置が各種提案されている。
そして、記録材排出受けへ記録材を排出するに際し、特に、記録材を操作者が操作する正面側から奥側に排出するようにした方式の画像形成装置にあって、記録材排出受けに排出収容された記録材の視認性や記録材排出受けからの記録材の取り出し性を改善しようとした提案がなされている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−279691号公報(第1の実施形態、図1)
本発明の技術的課題は、作像装置と画像読取装置との間に記録材排出受けを設けた画像形成装置にあって、記録材排出受けに排出収容された記録材の視認性を向上させると共に記録材排出受けからの記録材の取り出し性を向上させることにある。
すなわち、本件請求項1に係る発明は、記録材上に画像を形成可能な画像形成部が内蔵される作像装置と、前記作像装置の上方に空間を介して配置され且つ原稿画像を読み取り可能な画像読取装置と、前記作像装置と前記画像読取装置との間に設けられ且つ当該作像装置にて画像形成された記録材を排出収容する記録材排出受けとを備え、前記作像装置は、記録材の搬送方向に直交する幅寸法が記録材搬送経路の幅寸法より大きい装置筐体を有し、この装置筐体は、その上面の操作者操作側が上方に突出し且つ前記記録材排出受けを区画する突出部と、この突出部の前記記録材排出受けに向かう部位に開口され且つ記録材を前記記録材排出受けに排出可能な記録材排出口と、この記録材排出口以外の部位にて前記突出部の一部が切り欠かれた切欠部とを有する画像形成装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る画像形成装置において、前記切欠部が、前記突出部のうち装置筐体の幅方向一側端側に設けられた画像形成装置である。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る画像形成装置において、前記装置筐体の上面のうち前記突出部と隣り合う側端縁部には、上方に突出し且つ前記画像読取装置を前記作像装置の上方に空間を介して支持する突出支持部を設けた画像形成装置である。
請求項4に係る発明は、請求項2に係る画像形成装置において、前記切欠部に電源スイッチを設けた画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、請求項2に係る画像形成装置において、前記突出部の記録材排出口に対応した内部空間に排出ロールを配設し、少なくとも前記突出部の内部空間の切欠部側内壁に軸受けを設け、この軸受けにて排出ロールの軸端を回転可能に支持するようにした画像形成装置である。
請求項6に係る発明は、請求項1に係る画像形成装置において、前記記録材排出受けは、前記記録材排出口から排出される記録材の排出方向上流端位置が前記突出部側に揃うように、前記記録材排出口側から記録材排出方向に沿って斜め上方に向かう傾斜部を備える画像形成装置である。
請求項7に係る発明は、請求項1に係る画像形成装置において、前記画像読取装置が、少なくとも使用時には前記突出部との間に上方からの開口が設けられるように配置されている画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、切欠部を有しない場合に比して、記録材排出受けに排出収容された記録材の視認性及びそこからの記録材の取り出し性を向上する。
請求項2に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、切欠部を大きくとることができ、視認性や取り出し性が一層向上するようになる。
請求項3に係る発明によれば、支持部を切欠部と異なる側端縁部に設けることで、記録材排出受けに排出収容された記録材への視認性を考慮しながら、記録材排出受けの大きさを損なうことがない。
請求項4に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、電源スイッチを視認性のよい操作者操作側に設けることができ、装置の操作性が一層向上する。
請求項5に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、切欠部側での回転軸を支持するスペースを削減することができ、より大きな切欠部を設けることが簡単になされるようになる。
請求項6に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、記録材排出受けに排出される記録材の姿勢揃えが容易になされ、記録材が揃えられて収容されるようになる。
請求項7に係る発明によれば、記録材排出受けに排出収容された記録材の視認性を向上させることができる。
先ず、本発明が適用される実施の形態モデルの概要について説明する。
◎実施の形態モデルの概要
図1は本発明を具現化する実施の形態モデルに係る画像形成装置の概要を示す。ここで、画像形成装置の代表的モデルの一つは、図1に示すように、記録材上に画像を形成可能な画像形成部が内蔵される作像装置1と、作像装置1の上方に空間を介して配置され且つ原稿画像を読み取り可能な画像読取装置2と、作像装置1と画像読取装置2との間に設けられ且つ当該作像装置1にて画像形成された記録材を排出収容する記録材排出受け3とを備え、作像装置1は、記録材の搬送方向に直交する幅寸法が記録材搬送経路の幅寸法より大きい装置筐体1aを有し、この装置筐体1aは、その上面の操作者操作側が上方に突出し且つ記録材排出受け3を区画する突出部4と、この突出部4の記録材排出受け3に向かう部位に開口され且つ記録材を記録材排出受け3に排出可能な記録材排出口5と、この記録材排出口5以外の部位にて突出部4の一部が切り欠かれた切欠部6とを有するようにしたものである。尚、図中符号7は、画像読取装置2を作像装置1より上方に持ち上げて支持する支持手段である。
ここで、記録材排出受け3としては、作像装置1の装置筐体1aが兼用するようにしてもよいし、装置筐体1a上に他の部材を設けるようにしても差し支えない。また、突出部4は、装置筐体1aと一体的に構成されていてもよいし、例えば別部材を装置筐体1aに取り付けるようにしてもよい。
更に、本実施の形態モデルにおける切欠部6の設置箇所数は特に限定されないが、装置を小型化する観点からすれば、1箇所とすることが好ましい。このように1箇所とする場合、切欠部6を大きくする観点からすれば、突出部4の装置筐体1aの幅方向一側端側に設けられることが好ましい。切欠部6の切り欠きの程度については特に限定されるものではないが、記録材排出受け3と突出部4とで区画される位置、すなわち、切欠部6によって形成される装置筐体1aの外形ラインが記録材排出受け3に連なる位置まで切り欠かれれば十分である。また、切欠部6の突出部4側の端部は記録材排出口5を妨げず、記録材排出口5に近い位置まで切り欠かれることが好ましいが、これに限定されず、記録材排出受け3に排出収容された記録材の視認性が向上する程度であれば問題ない。
また、本実施の形態モデルでの支持手段7としては、作像装置1の装置筐体1aから上方に突出する部材を設け、この部材にて画像読取装置2を持ち上げ支持するようにしてもよいし、作像装置1とは別体にして、例えばラック等の他の部材を用いて、この部材に画像読取装置2を載せるようにしても差し支えない。そして、上述のように、切欠部6が装置筐体1aの幅方向一側端側に設けられる場合、支持手段7としては、装置筐体1aの上面のうち突出部4と隣り合う側端縁部に、上方に突出する突出支持部を設けることが好ましい。尚、この突出支持部としては、装置筐体1aを利用するものであってもよいし、装置筐体1aとは別部材を装置筐体1aに取り付けるようにしてもよい。
ここで、本実施の形態モデルにおける切欠部6の作用について説明する。図2(a)に示すように、記録材排出受け3へ排出収容される記録材は、その排出方向上流端位置が突出部4側に接触するようにして収容される。このとき、記録材が例えば小サイズの場合、記録材排出受け3を操作者が正面斜め上方から矢印Aのような視点方向で見ると、記録材排出受け3に排出収容された記録材は突出部4で邪魔され見つけ難くなるものの、その視点を矢印Bのように横方向にずらすと、切欠部6によって突出部4が切り欠かれた分、記録材排出受け3の記録材排出口5に近い部分まで見えるようになる。また、この切欠部6があることで、装置筐体1aの前方から手の出し入れが行えるようになる。
一方、図2(b)に示す比較の形態のように、装置筐体1aの幅方向全域に亘って切欠部6を備えていない場合には、装置を正面斜め上方から見た矢印Aのような視点方向や矢印Bのような視点方向のいずれにおいても突出部4が記録材排出受け3の記録材に対する視覚の邪魔となり、記録材排出受け3上の記録材を見つけ難くなるばかりか、記録材排出受け3から記録材を取り出す際にも突出部4が邪魔になり、その取り出し性をも損なうようになる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明をより詳細に説明する。
◎実施の形態1
図3や図4の斜視図(図4は、図3と異なる角度からみた図である)に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置は、内部に記録材上に画像を形成する画像形成部を備えた作像装置10と、この作像装置10の上方に空間を介して配置され且つ原稿画像を読み取り可能な画像読取装置40とを設けたもので、更に、両者の間に記録材排出受け12を形成し、この記録材排出受け12に対し作像装置10の操作者操作側(正面側)から奥側に向かって記録材を排出するようにしたものである。また、作像装置10は、装置筐体11内に画像形成部を備え、装置筐体11上面に装置筐体を利用して記録材排出受け12を設けたものである。そして、更に、装置筐体11上面の正面側に沿って上方に突出する突出部30を設け、この突出部30の記録材排出受け12側に作像装置10から記録材排出受け12に記録材を排出する記録材排出口(図示せず)を設けて、この記録材排出口以外の部位にて突出部30の一部を切り欠いて切欠部31としたものである。尚、図中符号14は、画像形成部へ供給される記録材が収容される例えば引き出し式の記録材収容容器である。
作像装置10の内部には、図5に示すように、装置筐体11内の下方位置に、記録材を収容し、後述する画像形成部20へ記録材を供給する記録材供給部13を設け、この記録材供給部13の上方に画像形成部20が設けられている。画像形成部20は、モノクロトナー像が形成保持される感光体24が含まれる着脱体(以下プロセスカートリッジという)21と、この帯電された感光体24上に静電潜像を形成するようにプロセスカートリッジ21の奥側から感光体24表面を走査露光する例えばレーザー走査方式の露光器22と、プロセスカートリッジ21より記録材搬送方向下流側に設けられ、記録材上に作成されたトナー像を定着する定着器29とを含んでいる。尚、本実施の形態の定着器29は、例えば加熱ロールと加圧ロールによって十分な圧接域を形成し、記録材上に転写されたトナーに対し、十分な定着力が与えられるようになっている。
本実施の形態でのプロセスカートリッジ21は、感光体24表面を所定の電位に帯電する帯電ロール25を内部に有する感光体カートリッジ21aと、感光体24上の静電潜像を可視像化するためにトナーにて現像するトナーカートリッジ21bとに分かれ、帯電ロール25によって帯電された感光体24に対しプロセスカートリッジ21の背後に設けられた露光器22によって、感光体カートリッジ21aとトナーカートリッジ21bの隙間から感光体24への書き込みがなされるようになっている。また、トナーカートリッジ21bの内部には、静電潜像が形成された感光体24を現像する現像ロール26と、この現像ロール26にトナーを供給するトナー供給ロール27とが設けられている。
また、図中符号28は、プロセスカートリッジ21内の感光体24に対向する位置に配設され、搬送された記録材上に感光体24上のトナー像を転写する例えば転写ロールからなる転写器であり、上述の感光体24と転写器28との対向部位より下流側では、トナー像が形成された記録材が搬送されるようになる。
一方、記録材供給部13は、所定サイズの記録材を供給するために記録材が収容される記録材収容容器14と、この記録材収容容器14の記録材搬送方向下流端近傍には、少なくとも記録材供給中には記録材収容容器14内の最上面にある記録材に接触して当該記録材を下流側に搬送する供給ロール15と、この供給ロール15の下流側にて供給ロール15から搬送された記録材に対し、捌き作用を行って1枚の記録材のみを搬送する捌きロール16とで構成されている。また、この捌きロール16の下流側には、捌かれて1枚になって搬送された記録材を一旦位置決めし、所定のタイミングで転写部位側へ搬送するレジストロール17が設けられている。
そして、本実施の形態の作像装置10の装置筐体11の上面に設けられた記録材排出受け12は、記録材排出方向に沿って斜め上方に傾斜する傾斜部を備えており、ここに排出されて収容される記録材の排出方向上流端位置が突出部30の壁面によって規制されて揃うようになっている。また、記録材排出受け12表面には複数の突起(図4参照:本例では3個)を設け、記録材排出受け12に排出収容された記録材に対しここからの取り出しが容易になされるようになっている。
更に、記録材排出受け12への記録材の排出収容は、作像装置10の装置筐体11上面より上方に突出した突出部30に設けられた記録材排出口30aからなされるようになっており、本実施の形態では記録材を記録材排出口30aから排出するための排出ロール18もこの突出部30内に設けている。
本実施の形態における排出ロール18は、図6に示すように、排出ロール18の二本の回転軸(本例では駆動ロールと従動ロールにて構成されている)18a,18bの一端側が、いずれも突出部30の壁から内側に向かって突出する軸受けとしての環状突起32(32a,32b)の中に嵌め込まれるようになっている。尚、回転軸18a,18bの他端側(図示せず)は、例えばフレーム等に位置決めされたベアリングに支持され、ギア等の駆動伝達系を介して回転できるようになっている。このように、回転軸18a,18bの一端側を突出部30の環状突起32で受けるようにすることで、この部位での例えばフレーム等の部材を省くことができ、そのため、回転軸18a,18bのこの一端側近くまで排出される記録材の側端位置を持ってくることができる。つまり、作像装置10の装置筐体11の幅寸法が同じであっても切欠部31がより大きくなる。
本例では、軸受けとして環状突起32に直接回転軸18a,18bを嵌め込む方式を示したが、特にこれに限定されるものではなく、例えば環状突起32内に回転軸18a,18bを通したベアリングを圧入するようにしてもよいし、回転軸18a,18bに対し摩擦抵抗の小さい樹脂材料(例えばPOM)を環状突起32の内側に設けるようにしても差し支えない。更には、壁自体に凹部を設けるようにしても差し支えない。
排出ロール18の回転軸をこのような軸受けにて支持するようにしても、排出ロール18によって記録材を排出する動作自体は排出ロール18に対する負荷を著しく大きくするものではないことから、このような支持方式が十分適用できるようになる。
また、図3,4に示すように、本実施の形態の突出部30には、その上面に作像装置10及び画像読取装置40を操作可能な操作パネル33を備えており、この操作パネル33が装置正面の突出部30に設けられていることで、操作者による操作が一層し易くなる。
更に、本実施の形態では、装置筐体11の突出部30と隣り合う側縁部側に、画像読取装置40を作像装置10の上方に支持する突出支持部34が設けられている。このように突出支持部34を切欠部31とは対向する側縁部側に設けることで、突出部30の記録材排出口30aから排出される記録材が排出収容される記録材排出受け12の大きさを徒に狭めることがなく、また、切欠部31の有効性を十分作用させる。尚、本実施の形態では、突出支持部34と突出部30の間には、間隙を保つための張出部35の上面が突出部30の上面と略一致する高さで設けられている。また、突出支持部34としては、装置筐体11を利用するようにしてもよいし、装置筐体11とは別であっても差し支えない。
一方、突出支持部34によって支持された画像読取装置40は、原稿をプラテンガラス上にセットして原稿画像を走査することで原稿画像の情報を読み取る画像読取装置本体41と、この画像読取装置本体41の上には画像読取装置本体41のプラテンガラス上の原稿を抑えて保持するためのプラテンカバー42が設けられている。特に、本実施の形態のプラテンカバー42には、セットされた原稿を自動的に送り出す自動原稿送り装置43が搭載されており、プラテンカバー42の上面に自動原稿送り装置43にて送られた原稿を収容する収容受け42aが設けられている。
更に、本実施の形態では、画像読取装置40と作像装置10に設けられた突出部30との間には上方から見たときに開口があるように、画像読取装置40が奥側に配置されているため、作像装置10の記録材排出受け12へ排出収容された記録材に対し、上方からの視認性が確保されるようになっている。尚、画像読取装置40は、少なくとも使用時にこの位置になっていればよい。
次に、このような画像形成装置における作像装置10での記録材の搬送系について、図5を中心に説明する。
記録材収容容器14から供給ロール15及び捌きロール16によって下流側に供給された記録材は、レジストロール17にて位置決め規制された後、転写部位に搬送される。転写部位では感光体24上に形成されたトナー像が記録材上に転写され、このトナー像が転写された記録材が下流側の定着器29に搬送される。そして、定着器29にて記録材上のトナー像が定着された後、排出ロール18から突出部30に設けられた記録材排出口30aを通って記録材排出受け12に排出収容されるようになる。このとき、作像装置10の装置筐体11は、記録材の搬送方向に直交する方向の幅寸法が記録材搬送経路の幅寸法より大きくなっていることから、切欠部31に相当する領域に記録材が搬送されることがなく、切欠部31によって記録材の搬送が阻害されることもない。
そして、このように記録材排出受け12に排出された記録材は、突出部30に記録材の上流端位置が規制されるように収容される。特に、記録材排出受け12に排出収容される記録材が小サイズの場合には、突出部30から記録材下流端位置(先端位置)までの距離が短く、画像形成装置正面側から記録材排出受け12を見たときにこの突出部30が邪魔をして記録材を視認し難くなる。しかしながら、本実施の形態では、切欠部31を設けることで、装置正面より若干横方向にずらして見ることで、記録材排出受け12の記録材排出口30aに近い部分まで見えるようになる。更に、記録材排出受け12から記録材を取り出すに際しても、切欠部31があることで、装置筐体11の前方から手の出し入れが行えるようになる。
図7は、本実施の形態の変形例を示すものであり、切欠部31に画像形成装置の電源スイッチ36を設けたものとなっている。尚、電源スイッチ36を切欠部31に設ける場合、図のように水平面31aに設けることの他、図の垂直面31b側に設けるようにしてもよいことは云うまでもない。
◎実施の形態2
図8は、実施の形態2の画像形成装置を示す斜視図であり、本実施の形態は実施の形態1の画像形成装置と異なり、画像読取装置40が作像装置10と一体的に構成されておらず、別体で構成されたものとなっている。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
本実施の形態は、画像読取装置40を上方に支持する支持手段として、作像装置10とは分離して構成されたラック50を用いたものとなっている。本実施の形態のラック50は、略L字状に曲がった脚部51を両側方に備え、これらの脚部51間に底板52を張り渡し、脚部51の底部には夫々2個のキャスタ53が取り付けられたものとなっている。また、画像読取装置40は、ラック50の底板52上に搭載されたものとなっており、このラック50によって、画像読取装置40が作像装置10に対し適切な配置になるように移動できるようになっている。尚、このとき、画像読取装置40と作像装置10とは図示外の配線ケーブル等によって電気的な接続が保たれていることは云うまでもない。
本実施の形態では、実施の形態1のような突出支持部34がなく、その分記録材排出受け12を広く採ることができ、また、記録材排出受け12に排出収容された記録材の取り出し方向も装置の左右両方から取り出せるようになる。更に、本実施の形態においても、記録材排出受け12の記録材排出口30aに近い部分まで見えるようになる。また、装置筐体11の前方からの手の出し入れが行えるようになる。
◎実施の形態3
図9は、実施の形態3の画像形成装置を示す斜視図であり、本実施の形態の画像形成装置は実施の形態1と異なり、支持手段として、画像読取装置40を上方に支持すると共に画像読取装置40が作像装置10に対し後方に揺動できるような揺動機構60を持ったものとなっている。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
同図において、本実施の形態の揺動機構60は、作像装置10の装置筐体11奥側の側端面に固定板61を取り付ける一方、画像読取装置40が搭載された底板64には、その側端位置に揺動板62を取り付け、固定板61と揺動板62とを回転軸63によって位置決めし、揺動板62がこの回転軸63によって後方に揺動できるようになっている。
そのため、画像読取装置40を適宜後方に揺動できるようになり、このように画像読取装置40を揺動させたときには、画像読取装置40と作像装置10との間で装置正面側に大きな開口領域を設けることができ、記録材排出受け12に排出収容された記録材の視認性や取り出し性を一層向上させることができるようになる。更に、切欠部31を備えているので、画像読取装置40を揺動させなくても、記録材排出受け12に排出収容された記録材への視認性や取り出し性が良好であることは云うまでもない。
◎実施の形態4
図10は、実施の形態4の画像形成装置を示す斜視図であり、本実施の形態の画像形成装置は、実施の形態1にて突出部30に設けられた操作パネル33を画像読取装置40側に備えるようにした点が実施の形態1と異なるものとなっている。尚、実施の形態1と同様の構成要素には同様の符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
同図において、本実施の形態の操作パネル33は、画像読取装置本体41の正面側にて手前に突出する方向に出張った形状のものとなっている。そのため、記録材排出受け12に排出収容された記録材に対する装置斜め上方からの視認性が低下するようになるが、本実施の形態では切欠部31を有することで正面斜め横方向から記録材排出受け12に排出収容された記録材を視認し易くなる。また、記録材排出受け12からの記録材の取り出し性も良好になる。更に、操作パネル33を画像読取装置本体41の高さに設けることで、操作パネル33自体の操作性も良好に保つことができる。
以上説明したような実施の形態では、作像装置10の画像形成部20としてモノクロ画像を形成する方式を示したが、これに限定されるものではなく、例えば画像形成部20としてカラー画像を形成するようにしても差し支えない。また、記録材収容容器14として1段のものを示したが、記録材収容容器の数量は特に限定されず、幾つ持っていてもよい。更に、切欠部31を大きく採るために、排出ロール18の回転軸の支持構造を工夫するようにしたが、これに限定されるものではなく、切欠部31を備えるようになっていればよく、この場合、突出部30内に定着器29の全部若しくは一部を設けるようにしても差し支えない。
そして、画像形成方式としては上述した電子写真方式に限定されるものではなく、例えば静電記録方式や、インクジェット方式を採用するようにしても差し支えない。
本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。 (a)は実施の形態モデルに係る切欠部の作用を示す説明図であり、(b)は切欠部のない比較のモデルを示す。 実施の形態1の画像形成装置を示す斜視図である。 実施の形態1の画像形成装置を図3と異なる位置から見た斜視図である。 実施の形態1の記録材作成部の構成を示す説明図である。 実施の形態1の突出部に設けられた排出ロールの支持構造を示す説明図である。 実施の形態1の変形例を示す説明図である。 実施の形態2の画像形成装置を示す斜視図である。 実施の形態3の画像形成装置を示す斜視図である。 実施の形態4の画像形成装置を示す斜視図である。
符号の説明
1…作像装置,1a…装置筐体,2…画像読取装置,3…記録材排出受け,4…突出部,5…記録材排出口,6…切欠部,7…支持手段

Claims (7)

  1. 記録材上に画像を形成可能な画像形成部が内蔵される作像装置と、
    前記作像装置の上方に空間を介して配置され且つ原稿画像を読み取り可能な画像読取装置と、
    前記作像装置と前記画像読取装置との間に設けられ且つ当該作像装置にて画像形成された記録材を排出収容する記録材排出受けとを備え、
    前記作像装置は、記録材の搬送方向に直交する幅寸法が記録材搬送経路の幅寸法より大きい装置筐体を有し、
    この装置筐体は、
    その上面の操作者操作側が上方に突出し且つ前記記録材排出受けを区画する突出部と、
    この突出部の前記記録材排出受けに向かう部位に開口され且つ記録材を前記記録材排出受けに排出可能な記録材排出口と、
    この記録材排出口以外の部位にて前記突出部の一部が切り欠かれた切欠部とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記切欠部は、前記突出部のうち装置筐体の幅方向一側端側に設けられたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記装置筐体の上面のうち前記突出部と隣り合う側端縁部には、上方に突出し且つ前記画像読取装置を前記作像装置の上方に空間を介して支持する突出支持部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記切欠部に電源スイッチを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記突出部の記録材排出口に対応した内部空間に排出ロールを配設し、少なくとも前記突出部の内部空間の切欠部側内壁に軸受けを設け、この軸受けにて排出ロールの軸端を回転可能に支持することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記記録材排出受けは、前記記録材排出口から排出される記録材の排出方向上流端位置が前記突出部側に揃うように、前記記録材排出口側から記録材排出方向に沿って斜め上方に向かう傾斜部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記画像読取装置は、少なくとも使用時には前記突出部との間に上方からの開口が設けられるように配置されることを特徴とする画像形成装置。
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