JP5914378B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、シートに画像を形成する画像形成装置として、特許文献1に記載された技術が知られている。該技術では、画像形成装置は、装置本体に固定的に配置された第1操作パネルと、装置本体に対して出没可能に配置された第2操作パネルとを備える。装置本体の外壁部の面積は限られているため、操作パネルを配置するためのスペースも限られる。したがって、上記の技術では、必要に応じて第2操作パネルが装置本体から突出されることによって、画像形成装置に対する付加的な操作が可能とされる。
特開2001−337501号公報
上記のように、画像形成装置の装置本体の外壁部には、さまざまな機能を備えた部材が配置される。そして、前記外壁部の面積は限られているため、付加的な機能を備えた部材がオプションとして装着される場合、既に外壁部に配置されている部材が前記オプション部材の装着を妨げ、機能の両立が妨げられるという課題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、装置本体の限られた外壁部に対して、異なる機能を備えた複数のユニットを配置することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る画像形成装置は、壁部を備える装置本体と、前記装置本体に配置され、シートに画像を形成する画像形成部と、前記壁部に配置される第1装着部と、前記第1装着部に装着可能とされ、第1の機能を備える第1ユニットと、前記第1ユニットに配置される第2装着部と、前記1装着部または前記第2装着部に装着可能とされ、第2の機能を備える第2ユニットと、を有することを特徴とする。
本構成によれば、第1ユニットが装置本体に装着されていない場合、第2ユニットは装置本体の壁部に配置された第1装着部に装着可能とされる。一方、第1ユニットが装置本体の第1装着部に装着された場合、第2ユニットは第1ユニットに配置された第2装着部に装着可能とされる。このため、装置本体に第1ユニットが装着された場合であっても、装置本体において、第2ユニットの機能が好適に発現される。したがって、装置本体の限られた壁部に対して、異なる機能を備えた複数のユニットを配置することが可能となる。
上記の構成において、前記第1ユニットは、上面部を備える補助トレイであることが望ましい。
本構成によれば、装置本体に対して、補助トレイを装着することが可能となる。したがって、補助トレイの上に、各種の部材を載置することが可能となる。
上記の構成において、前記補助トレイは、前記壁部に沿って、複数の位置に装着可能とされることが望ましい。
本構成によれば、装置本体の他の部材の配置や使用者の使用条件に応じて、補助トレイの位置を変更することが可能となる。
上記の構成において、前記補助トレイの前記上面部には、前記装置本体に対して電気的に接続されるオプション機器が載置可能であり、前記壁部は、前記オプション機器が電気的に接続されるコネクタ部を備えることが望ましい。
本構成によれば、装置本体に対して電気的に接続されるオプション機器が第1ユニットに載置可能とされる。また、壁部に配置されたコネクタ部を介して、オプション機器と装置本体とを電気的に接続することが可能となる。
上記の構成において、前記第2ユニットは、ステープルホルダーであることが望ましい。
本構成によれば、画像形成装置の使用に応じて、不要となったステープルをステープルホルダーに収容することが可能となる。
上記の構成において、前記装置本体は、下部筐体と、前記下部筐体の上方に間隔をおいて配置される上部筐体と、前記下部筐体と前記上部筐体との間において、前方部分が前記装置本体の外部に開放して配置され、シートが排出される排出空間と、を備え、前記壁部は、前記上部筐体のうち前記排出空間が開放される領域の上方において立設され、前記第1ユニットは、底面部を備え、左右方向に延設されるユニットであり、前記第2装着部は、前記第1ユニットの左右方向の一端側に配置され、前記第1ユニットの前記底面部の左右方向の他端側が、部分的に窪んで形成された退避部を更に有することが望ましい。
本構成によれば、第1ユニットが、排出空間の上方に配置される第1装着部に装着された場合であっても、第1ユニットの他端側には退避部が配置される。このため、該退避部を介して、外部からの排出空間の視認性が好適に確保される。
上記の構成において、前記装置本体は、上面に原稿が載置される原稿載置面を備え、前記壁部は、前記原稿載置面と交差して、上下方向に立設され、前記補助トレイの前記上面部は、前記原稿載置面と上下方向において略面一に配置されることが望ましい。
本構成によれば、第1装着部に装着された補助トレイの上面部が、原稿載置面と略面一に配置される。このため、原稿載置面の面積よりも大きな原稿が、原稿載置面に載置された場合に、前記原稿のうち装置本体の外側に延伸した領域を、補助トレイが支持することができる。
本発明によれば、装置本体の限られた外壁部に対して、異なる機能を備えた複数のユニットを配置することが可能な画像形成装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の前壁の拡大図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置に補助トレイが装着された状態を示す斜視図である。 図4の状態の補助トレイの周辺の拡大斜視図である。 画像形成装置の前壁からステープルホルダーが脱離される状態を示す斜視図である。 画像形成装置の前壁に補助トレイが装着された状態の斜視図である。 補助トレイにキーボードが載置された状態の斜視図である。 補助トレイにステープルホルダーが装着される状態を示す斜視図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の外観を示す斜視図、図2は、画像形成装置1の内部構造を示す断面図である。ここでは、画像形成装置1として胴内排紙型の複写機を例示しているが、画像形成装置は、プリンター、ファクシミリ装置、或いは、これらの機能を備える複合機であってもよい。
画像形成装置1は、略直方体形状の筐体構造を有し胴内空間を備えた装置本体2と、装置本体2の上面に配置された不図示の自動原稿給紙装置とを含む。
装置本体2は、シートに対して画像形成処理を行う。装置本体2は、略直方体形状の下部筐体21と、下部筐体21の上方に間隔をおいて配置される略直方体形状の上部筐体22と、下部筐体21と上部筐体22とを連結する連結筐体23とを含む。下部筐体21には画像形成のための各種機器が収容され、上部筐体22には原稿画像を光学的に読み取るための画像読取ユニット3B(図2)が収容されている。また、上部筐体22は、前壁222(壁部)を含む。前壁222は、上部筐体22の前側の壁部である。下部筐体21、上部筐体22及び連結筐体23で囲まれる胴内空間が、画像形成後のシートを収容可能な胴内排紙部24(排出空間)とされている。連結筐体23は装置本体2の右側面の側に配置され、胴内排紙部24へシートを排出するための排出口961(図2)が連結筐体23に設けられている。
胴内排紙部24として利用される前記胴内空間は、装置本体2の前面及び左側面において外部に開放されている。すなわち、胴内排紙部24は、下部筐体21と上部筐体22との間において、前方および左方部分が装置本体2の外部に開放して配置され、胴内排紙部24にシートが排出される。ユーザーは、これらの開放部分から手を差し入れ、胴内排紙部24から画像形成後のシートを取り出すことが可能である。前記胴内空間の底面241は、下部筐体21の上面で区画され、排出口961から排出されたシートが積載される。また、前述の上部筐体22の前壁222は、上部筐体22のうち胴内排紙部24が前方に開放される領域の上方に立設される側壁である。
上部筐体22の前壁222の右端部には、操作パネルユニット25が突出して設けられている。操作パネルユニット25は、テンキー、スタートキーなどを含む操作キー251及びLCDタッチパネル252などを備え、ユーザーからの各種の操作指示の入力を受け付ける。ユーザーは、操作パネルユニット25を通じて、印刷されるシートの枚数等を入力したり、印刷濃度等を入力したりすることができる。
下部筐体21には、画像形成処理が施される記録シートを収容する給紙カセット211Aおよび211Bが装着されている。なお、図2では、上方の給紙カセット211Aのみが現れている。これら給紙カセット211A、211Bは、自動給紙用に設けられたカセットであり、大量の記録シートをサイズ別に収容することができる。また、給紙カセット211A、211Bは、下部筐体21の前面から手前方向に引出可能である。
装置本体2の右側面には、ユーザーに手差し給紙を行わせるためのマルチトレイユニットMが装着されている。マルチトレイユニットMは、手差しの記録シートが載置される給紙トレイ43と、前記記録シートを下部筐体21内の画像形成部へ搬入する給紙ユニット44とを含む。給紙トレイ43は、その下端部において下部筐体21に対して開閉自在に取り付けられており、不使用時は閉状態とされる。ユーザーは、手差し給紙を行う場合、給紙トレイ43を開き、その上に記録シートを載置する。
自動原稿給紙装置は、装置本体2の上部筐体22の上面に、その後側において回動自在に取り付けられている。なお、図1および図2では、この自動原稿給紙装置の記載を省いている。自動原稿給紙装置は上部筐体22の上面に当接された状態(閉状態)で、装置本体2における所定の原稿読取位置に向けて、複写される原稿シートを自動給紙する。一方、ユーザーが手置きで原稿シートを所定の原稿読取位置に載置する場合は、自動原稿給紙装置は上方に開けられる(開状態)。なお、上部筐体22の前記上面には、原稿が載置されるコンタクトガラス221(原稿載置面)が配置される。また、前述の前壁222は、換言すると、コンタクトガラス221と交差して、上下方向に立設される壁部である。
下部筐体21の内部には、上方から順に、トナーコンテナ99Y、99M、99C、99Bk、中間転写ユニット92、画像形成部93、露光ユニット94、及び上述の給紙カセット211が収容されている。
画像形成部93は、フルカラーのトナー像(画像)をシートに形成するために、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の各トナー像を形成する4つの画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Bkを備える。各画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Bkは、感光体ドラム11と、この感光体ドラム11の周囲に配置された、帯電器12、現像装置13、一次転写ローラー14及びクリーニング装置15とを含む。
感光体ドラム11は、その軸回りに回転し、その周面に静電潜像及びトナー像が形成される。帯電器12は、感光体ドラム11の表面を均一に帯電する。帯電後の感光体ドラム11の周面は、露光ユニット94によって露光され、静電潜像が形成される。現像装置13は、感光体ドラム11上に形成された静電潜像を現像するために、感光体ドラム11の周面にトナーを供給する。現像装置13は、2成分現像剤用のものであり、攪拌ローラー16、17、磁気ローラー18、及び現像ローラー19を含む。現像ローラー19上のトナーは、感光体ドラム11の周面に供給され、前記静電潜像が現像される。
一次転写ローラー14は、中間転写ユニット92に備えられている中間転写ベルト921を挟んで感光体ドラム11とニップ部を形成し、感光体ドラム11上のトナー像を中間転写ベルト921上に一次転写する。クリーニング装置15は、トナー像転写後の感光体ドラム11の周面を清掃する。
イエロー用トナーコンテナ99Y、マゼンタ用トナーコンテナ99M、シアン用トナーコンテナ99C、及びブラック用トナーコンテナ99Bkは、それぞれ各色のトナーを貯留するものであり、YMCBk各色に対応する画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Bkの現像装置13に、図略の供給経路を通して各色のトナーを供給する。
露光ユニット94は、光源やポリゴンミラー、反射ミラー、偏向ミラーなどの各種の光学系機器を有し、画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Bkの各々に設けられた感光体ドラム11の周面に、原稿画像の画像データに基づく光を照射して、静電潜像を形成する。
中間転写ユニット92は、中間転写ベルト921、駆動ローラー922及び従動ローラー923を備える。中間転写ベルト921上には、複数の感光体ドラム11からトナー像が重ね塗りされる(一次転写)。重ね塗りされたトナー像は、給紙カセット211から供給される記録シートに、二次転写部98において二次転写される。中間転写ベルト921を周回駆動させる駆動ローラー922及び従動ローラー923は、下部筐体21によって回転自在に支持される。
給紙カセット211A、211Bは、複数の記録シートが積層されてなるシート束を収納する。給紙カセット211Aの右端側の上部には、繰り出しローラー212が配置されている。繰り出しローラー212の駆動により、給紙カセット211内のシート束の最上層の記録シートが1枚ずつ繰り出され、搬入搬送路26へ搬入される。一方、給紙トレイ43に載置された手差しの記録シートは、給紙ユニット44の搬送ローラー45の駆動によって、搬入搬送路26へ搬入される。
搬入搬送路26の下流側には、二次転写部98、後述する定着ユニット97及び排紙ユニット96を経由して排出口961まで延びる搬送路28が設けられている。搬送路28の上流部分は、下部筐体21に形成された内壁と、反転搬送ユニット29の内側面を形成する内壁との間に形成されている。なお、反転搬送ユニット29の外側面は、両面印刷の際にシートを反転搬送する反転搬送路291の片面を構成している。搬送路28の、二次転写部98よりも上流側にはレジストローラー対27が配置されている。シートは、レジストローラー対27にて一旦停止され、スキュー矯正が行われた後、画像転写のための所定のタイミングで、二次転写部98に送り出される。
連結筐体23の内部には、定着ユニット97と排紙ユニット96とが収納されている。定着ユニット97は、定着ローラーと加圧ローラーとを含み、二次転写部98においてトナー像が二次転写された記録シートを加熱及び加圧することで、定着処理を施す。定着処理されたカラー画像付の記録シートは、定着ユニット97の下流に配置されている排紙ユニット96により、排出口961から胴内排紙部24に向けて排出される。
上部筐体22には、画像読取ユニット3Bが配設される。画像読取ユニット3Bは、コンタクトガラス221と、CISユニット224と、画像処理ユニット225とを含む。コンタクトガラス221は、自動原稿給紙装置から自動給送される原稿シートと、上面に原稿面を下にして載置される固定原稿とに対向し、これらの原稿の画像が読み取られるための読み取り面となる。CISユニット224によって、コンタクトガラス221上の原稿画像が読み取られる。前記自動原稿給送装置および画像読取ユニット3Bによって、画像読取装置が構成される。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の前壁222における機能について説明する。図3は、図1の画像形成装置1の前壁222を拡大した斜視図である。また、図4は、本実施形態に係る画像形成装置1に補助トレイ6が装着された状態を示す斜視図である。図5は、図4の状態の補助トレイ6の周辺の拡大斜視図である。
前述のように、前壁222の右側部分には操作パネルユニット25が配置される。一方、本実施形態では、上部筐体22の左側部分には、第1装着部223が配置される。第1装着部223には、装置本体2に対して付加的な機能を備えるユニットが装着される。第1装着部223は、上部筐体22の前壁222の左端部に配置される開口部を含む。第1装着部223は、前壁222の壁面から上部筐体22の内部に凹没して形成される。本実施形態では、第1装着部223には、ステープルホルダー5(第2ユニット)が装着可能とされる。ステープルホルダー5は、左右方向の中央部に仕切版を備え、左右に2つの収容部を備える(第2の機能)(図6参照)。前壁222の第1装着部223にステープルホルダー5が装着されることで、画像形成装置1の使用に応じて、不要となったステープルがステープルホルダー5に収容されることが可能となる。
更に、本実施形態では、図4および5に示されるように、第1装着部223には、補助トレイ6(第1ユニット)が装着可能とされる。補助トレイ6は、上面部および底面部を備え、左右方向に延設される板状のユニットである。したがって、補助トレイ6の上に、各種の部材を載置すること(第1の機能)が可能となる。
図5を参照して、補助トレイ6は、トレイ部60と、挿入部61と、第2装着部62、退避部65とを備える。
トレイ部60は、補助トレイ6の本体部分である。トレイ部60は上面部を備え、装置本体2に対して電気的に接続されるオプション機器などが載置可能とされる。挿入部61は、トレイ部60の後縁部から後方に向かって突設される突片である。挿入部61の一部は板金部材からなる。挿入部61はトレイ部60の後縁部に沿う方向において、複数の位置で嵌合固定することが可能である。挿入部61の前記板金部分は、不図示のスクリューによって後記のとおり第1装着部223に装着される。
第2装着部62は、トレイ部60の前面部分の左端部(一端側)に配置される。第2装着部62は、トレイ部60の前面部分が部分的に窪んで形成される。図5に示されるように、第2装着部62には、前述のステープルホルダー5が装着可能とされる。
退避部65は、補助トレイ6のトレイ部60の右端部(他端側)において、トレイ部60の底面部が部分的に切りかかれた部分である。換言すれば、退避部65は、前記底面部が部分的に上方に窪むことで形成される。図4に示すように、退避部65は、補助トレイ6のうち、操作パネルユニット25に対向する側に配置されている。また、補助トレイ6と操作パネルユニット25との間には、左右方向において所定の間隔Gが設けられている。
このように、本実施形態では、補助トレイ6が装置本体2に装着されていない場合、ステープルホルダー5は装置本体2の前壁222に配置された第1装着部223に装着可能とされる。一方、補助トレイ6が装置本体2の第1装着部223に装着された場合、ステープルホルダー5は補助トレイ6に配置された第2装着部62に装着可能とされる。このため、装置本体2に補助トレイ6が装着された場合であっても、装置本体2において、ステープルホルダー5の機能が好適に発現される。したがって、装置本体2の限られた壁部に対して、異なる機能を備えた複数のユニットを配置することが可能となる。
更に、本実施形態では、補助トレイ6が、胴内排紙部24の上方に配置される第1装着部223に装着された場合であっても、補助トレイ6の右端側には退避部65が配置される。このため、該退避部65を介して、外部からの胴内排紙部24の視認性が好適に確保される(図5の矢印DE)。また、前述のように、補助トレイ6と操作パネルユニット25との間には所定の間隔Gは設けられているため、胴内排紙部24の視認性が一層確保される。
次に、図6乃至図9を参照して、装置本体2に対する補助トレイ6の装着について、より詳しく説明する。図6は、装置本体2の前壁222からステープルホルダー5が脱離される状態を示す斜視図である。また、図7は、前壁222に補助トレイ6が装着された状態の斜視図である。図8は、補助トレイ6にキーボード7が載置された状態の斜視図である。更に、図9は、補助トレイ6にステープルホルダー5が再装着される状態を示す斜視図である。
図6を参照して、前壁222の左端部には、着脱式壁部223Hが配置される。着脱式壁部223Hは、第1装着部223の前方部分を画定し、前壁222と面一に配置される壁部である。着脱式壁部223Hは、図6に示すように、スクリューSが脱離されることによって、上部筐体22から矢印D61方向に取り外される。着脱式壁部223Hが取り外されることによって、装着空間222Hが露出される。装着空間222Hは、第1装着部223の後側部分を画定する。更に、図6の矢印D62で示すように、着脱式壁部223Hからステープルホルダー5が脱離される。
着脱式壁部223Hが取り外されると、補助トレイ6の挿入板金61Hが、装着空間222Hの後側の壁面に不図示のスクリューによって固定される。また、補助トレイ6の上面部には、面ファスナー63が貼り付けられる。
更に、図8の矢印D81に示すように、補助トレイ6の上面部に、キーボード7が載置される。キーボード7は、前述したオプション機器の一例であり、装置本体2に対して、各種の入力情報を入力するための操作部として機能する。キーボード7は、キーボード本体70と、USBケーブル71とを備える。キーボード本体70は、キーボード7の本体部分であり、各種の操作キーが配置される。また、キーボード本体70の底面部にも、不図示の面ファスナーが配置される。USBケーブル71は、キーボード本体70の後側部分から延設される。また、上部筐体22は、内部にUSB装着部222I(コネクタ部)を備える。USB装着部222Iは、装着空間222Hの左側を画定する壁面に配置される。USBケーブル71の先端部に配置されたUSBコネクタが、USB装着部222Iに接続される(矢印D82)。この結果、前壁222に配置されたUSB装着部222Iを介して、キーボード7と装置本体2とが電気的に接続されることが可能となる。
更に、図9に示されるように、補助トレイ6は、カバー64を備える。カバー64は、キーボード7のUSBケーブル71を上方から保護する。そして、図9の矢印D91に示すように、補助トレイ6の前面部に開口された第2装着部62に、ステープルホルダー5が再び装着される。この結果、装置本体2において、ステープルホルダー5の機能と補助トレイ6の機能とが両立して発現される。
以上、本実施形態に係る画像形成装置1について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を取ることができる。
(1)上記の実施形態では、第1ユニットおよび第2ユニットとして、補助トレイ6およびステープルホルダー5を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。第1ユニットおよび第2ユニットとして、他の機能を備えたユニットが、装置本体2の壁部に装着される態様であってもよい。
(2)また、上記の実施形態では、補助トレイ6は、第1装着部223に固定される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。補助トレイ6の挿入板金61Hとトレイ部60との間に不図示のスライド部材が配置され、補助トレイ6は、前壁222に沿って、左右方向に移動可能(複数の位置に装着可能)とされる態様であってもよい。このような構成によれば、装置本体2の他の部材の配置や使用者の使用条件に応じて、補助トレイ6を移動し、好適な位置に配置することが可能となる。
(3)また、上記の実施形態では、図4に示されるように、補助トレイ6は、コンタクトガラス221に対して、下方に僅かな段差をもって配置される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。補助トレイ6の上面部は、コンタクトガラス221と上下方向において略面一に配置される態様であってもよい。このような構成によれば、コンタクトガラス222(上部筐体22の上面部)の面積よりも大きな原稿が、コンタクトガラス222上に載置された場合であっても、前記原稿のうち装置本体2の外側に延伸した領域を、補助トレイ6が支持することができる。この結果、前記原稿に折り目や浮きが生じることなく、前記原稿の画像が好適に読み取られる。
(4)また、上記の実施形態では、装置本体2は胴内排紙部24を備える態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。装置本体2は、直方体形状からなり、所定の部分に排紙部が配置される態様であってもよい。
1 画像形成装置
2 装置本体
21 下部筐体
22 上部筐体
221 コンタクトガラス(原稿載置面)
222 前壁(壁部)
222H 装着空間
222I USB装着部
223 第1装着部
223H 着脱式壁部
23 連結筐体
24 胴内排紙部(排出空間)
25 操作パネルユニット
251 操作キー
252 LCDタッチパネル
5 ステープルホルダー(第2ユニット)
6 補助トレイ(第1ユニット)
60 トレイ部
61 挿入部
61H 挿入板金
62 第2装着部
63 面ファスナー
64 カバー
65 退避部
7 キーボード(オプション機器)
70 キーボード本体
71 USBケーブル

Claims (9)

  1. 壁部を備える装置本体と、
    前記装置本体に配置され、シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記壁部に配置される第1装着部と、
    前記第1装着部に装着可能とされ、第1の機能を備える第1ユニットと、
    前記第1ユニットに配置される第2装着部と、
    前記1装着部または前記第2装着部に装着可能とされ、第2の機能を備える第2ユニットと、
    を有し、
    前記第1ユニットは、上面部を備える補助トレイであり、
    前記補助トレイは、前記壁部に沿って、複数の位置に装着可能とされることを特徴とする画像形成装置。
  2. 壁部を備える装置本体と、
    前記装置本体に配置され、シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記壁部に配置される第1装着部と、
    前記第1装着部に装着可能とされ、第1の機能を備える第1ユニットと、
    前記第1ユニットに配置される第2装着部と、
    前記1装着部または前記第2装着部に装着可能とされ、第2の機能を備える第2ユニットと、
    を有し、
    前記第1ユニットは、上面部を備える補助トレイであり、
    前記補助トレイの前記上面部には、前記装置本体に対して電気的に接続されるオプション機器が載置可能であり、
    前記壁部は、前記オプション機器が電気的に接続されるコネクタ部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記補助トレイは、前記壁部に沿って、複数の位置に装着可能とされることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 壁部を備える装置本体と、
    前記装置本体に配置され、シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記壁部に配置される第1装着部と、
    前記第1装着部に装着可能とされ、第1の機能を備える第1ユニットと、
    前記第1ユニットに配置される第2装着部と、
    前記1装着部または前記第2装着部に装着可能とされ、第2の機能を備える第2ユニットと、
    を有し、
    前記第2ユニットは、ステープルホルダーであることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記第1ユニットは、上面部を備える補助トレイであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記補助トレイは、前記壁部に沿って、複数の位置に装着可能とされることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記補助トレイの前記上面部には、前記装置本体に対して電気的に接続されるオプション機器が載置可能であり、
    前記壁部は、前記オプション機器が電気的に接続されるコネクタ部を備えることを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 壁部を備える装置本体と、
    前記装置本体に配置され、シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記壁部に配置される第1装着部と、
    前記第1装着部に装着可能とされ、第1の機能を備える第1ユニットと、
    前記第1ユニットに配置される第2装着部と、
    前記1装着部または前記第2装着部に装着可能とされ、第2の機能を備える第2ユニットと、
    を有し、
    前記装置本体は、
    下部筐体と、
    前記下部筐体の上方に間隔をおいて配置される上部筐体と、
    前記下部筐体と前記上部筐体との間において、前方部分が前記装置本体の外部に開放して配置され、シートが排出される排出空間と、を備え、
    前記壁部は、前記上部筐体のうち前記排出空間が開放される領域の上方において立設され、
    前記第1ユニットは、底面部を備え、左右方向に延設されるユニットであり、
    前記第2装着部は、前記第1ユニットの左右方向の一端側に配置され、
    前記第1ユニットの前記底面部の左右方向の他端側が、部分的に窪んで形成された退避部を更に有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 壁部を備える装置本体と、
    前記装置本体に配置され、シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記壁部に配置される第1装着部と、
    前記第1装着部に装着可能とされ、第1の機能を備える第1ユニットと、
    前記第1ユニットに配置される第2装着部と、
    前記1装着部または前記第2装着部に装着可能とされ、第2の機能を備える第2ユニットと、
    を有し、
    前記第1ユニットは、上面部を備える補助トレイであり、
    前記装置本体は、上面に原稿が載置される原稿載置面を備え、
    前記壁部は、前記原稿載置面と交差して、上下方向に立設され、
    前記補助トレイの前記上面部は、前記原稿載置面と上下方向において略面一に配置されることを特徴とする画像形成装置。
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