JPH09325548A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH09325548A JPH09325548A JP8138386A JP13838696A JPH09325548A JP H09325548 A JPH09325548 A JP H09325548A JP 8138386 A JP8138386 A JP 8138386A JP 13838696 A JP13838696 A JP 13838696A JP H09325548 A JPH09325548 A JP H09325548A
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Abstract
けた排紙部から、用紙を取り忘れることのない画像形成
装置を提供すること。 【解決手段】画像形成装置本体1の前方側上部に、操作
パネル13を配置し、ここの操作パネル13の右方Y2
に側方空間16を設けた。排紙部15に排出された用紙
Pを、側方空間16を通して上方から操作者が視認でき
る。排紙部15が画像形成装置本体1内にあるので、省
スペースを図れる。
Description
シミリ機能等の多機能を果たすことのできる画像形成装
置に関する。
置の需要が高まっている。例えば、コピー機能、FAX
機能、プリンタ機能、PCーFAX機能、スキャナ機能
等を搭載したものが提供されている。このような多機能
画像形成装置であれば、各機能に対応して複数の装置を
配置する場合と比較して、格段に省スペース化が図れる
ため、狭いオフィスでの使用も可能となる。
給紙カセットや、画像が記録された用紙を排出するため
の排紙トレイが、画像形成装置本体の両側に突出してい
ると、この分、設置スペースが広く必要となる。そこ
で、給紙カセットを画像形成装置本体内に装填できるよ
うにし、また、画像形成装置本体内に排紙スペースを設
けたものが提供されている。
は、画像形成装置の操作のために空き空間とされてお
り、上記の給紙カセットは、前方側に取り出すことがで
きるようになっている。また、上記の排紙スペースは画
像形成装置本体の前方側に開放されており、排紙スペー
スに排出された用紙は、前方側に取り出すようにしてい
る。
X受信した用紙が出力される場合等を想定すると、排紙
トレイが画像形成装置本体の側方に突出している画像形
成装置では、排紙トレイに排出された用紙は、上方から
よく目立つので、これを取り忘れるようなことはない。
置本体内に設置した画像形成装置では、排紙スペーに排
出された用紙を、上方から視認できないので、用紙を取
り忘れてしまうおそれがあった。例えば、操作者が腰を
かがめるなりして、排紙スペースの前方側から排紙スペ
ースの奥を覗き込めば、用紙の有無を確認できるが、こ
のような動作は操作者にとって煩わしく、忘れられがち
であった。
搬送している場合には、排紙スペースに排出された用紙
が幅の狭い用紙である場合に、用紙の取り出し側の縁部
(前縁部)が奥まった位置に位置することになり、その
結果、用紙が取り出し難いという問題があった。そこ
で、本発明の第1の課題は、省スペースを図れ且つ排出
された用紙を取り忘れることのない画像形成装置を提供
することである。
用紙を取り出し易い画像形成装置を提供することであ
る。
るため、本発明の画像形成装置は、画像形成装置本体の
前方側上部に設けられ、各種操作キーを備えた操作パネ
ルと、この操作パネルの横方向に隣接して設けられた側
方空間と、上記操作パネルよりも下方で画像形成装置本
体の前方に開放するように形成され、画像が記録された
用紙が横方向に沿って排出される排紙部とを備え、この
排紙部に排出された用紙の一部を、上記側方空間を通し
て上方から視認できるようにされていることを特徴とす
るものである。
内に設けたので、省スペース化が図れる。しかも、排紙
部に排出された用紙を、操作パネル横の側方空間を通し
て上方から視認できるので、用紙を取り忘れることがな
い。また、上記第2の課題を達成するため、本発明の画
像形成装置は、画像形成装置本体内に設けられ、作像部
を通過する用紙搬送経路を介して横方向に沿って排紙部
へ用紙を排出する用紙搬送部をさらに備え、上記用紙
は、用紙サイズにかかわらず、用紙の取り出し側となる
前縁が排紙部の前縁から所定距離離れたラインに沿うよ
うにして、排出されることを特徴とするものである。
前側基準で行われることになるので、排紙部に排出され
た用紙の前縁は、排紙部の前縁を基準とした一定のライ
ンに沿う。したがって、用紙の搬送方向と直交する方向
の幅の広狭にかかわらず、用紙を前方へ取り出し易い。
なお、上記側方空間は、排出された用紙の搬送方向後端
部の上方に位置していれば、用紙の搬送方向に沿う長さ
の長短にかかわらず、用紙を上方から視認できるので、
用紙を取り忘れたりすることがない。
参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
画像形成装置の概略斜視図である。図1を参照して、本
画像形成装置は、画像形成装置本体1の上面に、自動原
稿搬送装置10(以下、単にADF10という)を装備
しており、画像形成装置本体1の前方X1側上部には、
各種操作キー11や表示部12を有する操作パネル13
が配置されている。このように操作パネル13を画像形
成装置本体1の前方X1側上部に配置することにより、
画像形成装置本体1の上面をADF10を配置するため
に有効に利用している。また、画像形成装置本体1は、
上記操作パネル13の下方に、前方X1に開放する排紙
部15を有している。画像形成装置本体1の下部には、
画像形成装置本体1の前方X1に引き出し可能な給紙カ
セット14が装着されている。
す他、図示していないが、ファクシミリ機能を果たすた
めに、送信する画像データを変調したり、受信する画像
データを復調したりするためのモデムや、外部通信回線
と接続するためのNCU(Network Control Unit)を装
備している。画像形成装置の内部断面を示す模式的正面
図である図2を参照して、本画像形成装置では、ADF
10が使用される場合は、ADF10によって原稿がA
DF用読取領域2aに搬送される一方、固定状態とした
光学系によって原稿面が照明走査され、この照明走査に
基づいて画像が形成される。他方、ブックもの原稿等を
原稿載置面2に載置して複写を行う場合には、原稿面
が、移動する光学系によって照明走査され、この照明走
査に基づいて画像が形成される。
表面を上向きにした複数枚の原稿をセットすると、これ
らの原稿は、原稿搬送経路10bを通して反転されつ
つ、原稿載置面2の端部に設定された読取り領域2aを
通過した後、原稿排出台10cに1枚目から裏返し状態
で順次に排出される。画像形成装置本体1の内部には、
原稿載置板2上に載置された原稿又はADF10によ
りADF用読取領域2aに搬送される原稿を照明走査
し、原稿からの反射光を感光体ドラム42に導くための
光学系3、感光体ドラム42に形成された静電潜像を
現像装置41により顕像化した後、用紙に転写する作像
部4、および給紙カセット61又は所要時に開放され
る手差し用給紙トレイ62から用紙を引き出し、作像部
4を通して、画像形成装置本体1内の排紙部15に排出
する用紙搬送部5等が備えられている。
た反射板付きの蛍光ランプ(図示せず)によって原稿を
照明し、原稿からの反射光を、第1の移動枠3Aに固定
された第1ミラー33、第2の移動枠3Bに固定された
第2ミラー34および第3ミラー35、レンズ36を順
次に介して、ラインセンサ37に取り込み、このライン
センサ37への入力に応じたレーザ光を、レーザ光学系
38によって感光体ドラム42に照射する。レーザ光学
系38は、詳細には図示していないが、レーザ発振器、
変調器、レンズ、回転多面鏡(ポリゴンミラー)等を含
む公知のものである。
囲に、帯電チャージャ43、現像装置41、転写ローラ
44およびクリーニングローラ45を、この順に配置し
たものである。この作像部4は、帯電チャージャ43に
よって均一に帯電した感光体ドラム42の外周面に、原
稿像を結像させて静電潜像を形成した後、当該静電潜像
を現像装置41によってトナー像に顕像化し、転写ロー
ラ44によってトナー像を用紙に転写し、残留トナーを
クリーニングローラ45によって回収するようにしたも
のである。本作像部4は全体がユニット化されており、
一体的に前方X1側へ引き出すことができるようになっ
ている。
枚ずつ用紙Pを引き出す給紙コロ51と、手差し給紙ト
レイ62から用紙を引き出す給紙コロ52と、各給紙コ
ロ51,52によって搬送された用紙Pの先端を突き当
てて、当該用紙Pを一時的に待機させる一対のレジスト
ローラ53,53と、用紙Pに転写されたトナー像を定
着する定着ローラ54を構成する熱ローラ54b及び圧
ローラ54aと、一対の排出ローラ55,55とを、こ
の順で備えている。これらの排出ローラ55,55は、
図において左方Y1となる搬送方向Kに沿って用紙Pを
排出する。
る図3を参照して、排紙部15へは、左方Y1となる搬
送方向Kに沿って排出される。排紙部15は、排出され
た用紙Pの搬送方向後端部Paに対応する部分が最も低
くなるように、(図において右方Y2にいくにしたがっ
て低くなるように)傾斜された傾斜部15cを有してい
る。この傾斜部15cの働きで、排紙部15へ排出され
た用紙Pの搬送方向後端部Paが、排紙部15の搬送方
向後端部15aで揃うようになっている。また、多数の
用紙Pが排紙部15に排出されて積層状態となっても、
これら積層状態の用紙Pの搬送方向後端部Paが、次に
排出される用紙Pの排出を妨げないようになっている。
は、光学系3、作像部4及び用紙搬送部5等が収容され
ているが、図2を参照して、光学系3を収容する第1の
部分1aと、これの下方で作像部4及び用紙搬送部5を
収容する第2の部分1bとは、分離構成されており、画
像形成装置の組み立て時には、図5に示すように、第2
の部分1bの上に第1の部分1aを載せて互いに組み合
わせるようにしている。上記排紙部15は第2の部分1
bの上部に設けられて、第1の部分1aとの間に介在し
ている。
装置本体1の両側面には、上記排紙部15を外部に連通
する採光用の窓部としての開口部17(図1では一方の
み図示)がそれぞれ形成されており、これにより、排紙
部15に光を導入して、排紙部15の空間が暗くならな
いようにし、排紙部15に排出された用紙Pを視認し易
くしている。
分1a,1bの各側面の合わせ目部分に設けられてい
る。各開口部17は、画像形成装置の組み立て時に、図
5に示すように、第1の部分1aの各側面の略中央位置
の下縁を支えた手を導入できる大きさ、位置に設定され
ている。これにより、画像形成装置本体1の組み立て時
に、第1の部分1aと第2の部分1bとの間で手を挟ん
だりすることを防止し、また、両部分1a,1bを位置
精度良く組み合わせられるようになっている。なお、開
口部17は、本実施形態では、第2の部分1bに配置さ
れているが、第1の部分1aに配置されるものであって
も良いし、また、両部分1a,1bに跨がって配置され
るものであっても良い。
15に連続して区画する部分19に、画像形成装置本体
1の右側面1cの開口部17に臨む主通風口18が複数
設けられている。他方、第2の部分1bの前面1dの上
部には、上記複数の主通風口18全体の開口面積よりも
格段に狭い開口面積を持つ副通風口20が形成されてい
る。これら通風口20,18を通して、定着ローラ54
に冷却風が供給されるようになっている。
ある図4(図4では、画像形成装置本体1の右側面の表
面カバーを取り去り、板状フレームが露出した状態を示
している)を参照して、定着ローラ54は画像形成装置
の前後方向X1,X2に沿って配置されており、上記主
通風口18に近接している。この定着ローラ54の軸方
向後端部に近接して、送風用のファン21が配置されて
おり、このファン21は、上記の通風口20,18から
空気を吸い込んで定着ローラ54の軸方向後方(即ち後
方X2)に向かって風を送る。上記通風口20,18以
外からは、定着ローラ54側へ空気が殆ど流れ込まない
ように定着ローラ54の周囲が区画されており、また、
副通風口20から導入される空気量は、主通風路20全
体から導入される空気量よりも格段に小さく設定されて
いる。一方、上記の主通風口18は、定着ローラ54の
送風方向下流側部分に主に対応しており、この送風方向
下流側部分を主に冷却するようになっている。これによ
り、定着ローラ54の軸方向に関する温度分布を均一に
するようにしている。なお、後面フレーム1eがファン
21により排気される空気流を遮断することがないよう
に、後面フレーム1eの下端の高さが設定されている。
の部分1bよりも後方X2へ所定量ずらした状態に配置
されている(図において、C1は光学系3の前後方向の
中央部を示すラインであり、C2は作像部の前後方向の
中央部を示すラインである。)。これにより、第1の部
分1aの前方X1側に空き空間が形成されるが、この空
き空間の一部を占拠するように上記操作パネル13が配
置されており(図1参照)、残りの空き空間によって、
操作パネル13の右方Y2に側方空間16が構成され、
この側方空間16を通して、図4に示すように、操作者
は、排紙部15に排出された用紙Pの有無を、上方から
目視で確認できるようになっている。この側方空間16
は、図1に示すように、排出された用紙Pの搬送方向後
端部Paの上方に位置しているので、用紙サイズにかか
わらず、排紙部15に用紙Pがあるか否かを容易に視認
することができる。
ームを示す図5を参照して、第1の部分1aの後面フレ
ーム1eには、第1の部分1aに収容されている光学系
3を駆動するための駆動部材22が支持されている。こ
の駆動部材22は、モータ23と、このモータ23の回
転軸に固定された駆動プーリ24と、この駆動プーリ2
4によってベルト25を介して駆動される従動プーリ2
6と、この従動プーリ26と一体回転する第1ギア27
と、この第1ギア27と噛み合う第2ギア28とを備え
ている。この駆動部材22に含まれる部材23〜27の
うち、モータ23及び駆動プーリ24は、第2の部分1
bの後方X2に配置されている。特に、モータ23は、
第1の部分1aを後方へずらすことにより第2の部分1
bの後方にできた空き空間に配置されている。仮に、モ
ータ23を第1の部分1aの後面に配置したままで、第
1の部分1aを単に後方へずらすだけでは、画像形成装
置全体が占める平面スペースが広くなってしまうが、本
実施形態では、モータ23を第2の部分1bの後方に配
置してあるので、画像形成装置が占める平面スペースを
増大させることがない。
側面に取り付けられているので、後面フレーム1eの外
側面に取り付けられている従来の場合と比較して、画像
形成装置本体1の後カバーから距離を離して(即ち、画
像形成装置本体1のより内奥側に)配置され、且つ後面
フレーム1eによって遮蔽された状態で配置されている
ことになる。その結果、装置稼働時のモータ音が装置外
へ漏れ難くすることができるので、騒音の低減が見込ま
れる。
出される用紙Pの取り出し側となる前縁Pbが、排紙部
15の前縁Pbから所定距離d(例えば20mm)だけ
離れたラインLに沿う状態で、用紙Pが排出されるよう
に、用紙搬送経路が設定されている。即ち、用紙搬送経
路が、いわゆる機械前側基準となっている。このように
前側基準であるので、用紙サイズにかかわらず、排紙部
15に排出された用紙Pの前縁Pbは、排紙部15の前
縁15bから一定の近接距離(例えば20mm)にある
ことになり、その結果、用紙サイズにかかわらず用紙P
を排紙部15から前方へ取り出し易くなっている。
部15に排出された用紙Pを、操作者が上方から側方空
間16を通して視認できるので、用紙Pを取り忘れるこ
とがない。また、上記側方空間16が、排出された用紙
Pの搬送方向後端部Paの上方に位置しているので、用
紙サイズにかかわらず、用紙Pの有無を確認できる結
果、確実に取り忘れを防止できる。
ので、排紙部15に排出された用紙Pの前縁Pbが、用
紙サイズにかかわらず、排紙部15の前縁15b近くに
位置することになる結果、用紙Pを排紙部15から前方
へ取り出し易い。なお、本発明は上記実施形態に限定さ
れるものではなく、例えば上記実施形態においては、画
像形成装置本体1の第1の部分1aを後方X2へずらす
ことで、操作パネル13の横に側方空間16を確保した
が、ずらさなくても側方空間16を確保できる場合に
は、そうしても良い。何れにしても、排紙部15に排出
された用紙Pを視認するための側方空間16が形成でき
れば良い。また、側方空間16の配置は、操作パネル1
3の右方X2に限定されるものではなく、左方X1でも
良い。その他、本発明の範囲で種々の変更を施すことが
できる。
形成装置本体内に設けたので、省スペース化が図れる。
しかも、排紙部に排出された用紙を、操作パネル横の側
方空間を通して上方から視認できるので、用紙を取り忘
れることがない。また、操作パネルを画像形成装置本体
の前方側上部に設けたので、画像形成装置本体の上面に
自動原稿搬送装置(ADF)を配置することが可能とな
る。
れた用紙の前縁が、排紙部の前縁を基準としたラインに
沿うので、用紙幅にかかわらず用紙を排紙部から前方へ
取り出し易い。請求項3に係る発明では、上記側方空間
は、排出された用紙の搬送方向後端部の上方に位置して
いれば、用紙の搬送方向に沿う長さの長短にかかわら
ず、用紙を上方から視認できるので、用紙を取り忘れた
りすることがない。
斜視図である。
ある。
る。
す概略側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】画像形成装置本体の前方側上部に設けら
れ、各種操作キーを備えた操作パネルと、この操作パネ
ルの横方向に隣接して設けられた側方空間と、上記操作
パネルよりも下方で画像形成装置本体の前方に開放する
ように形成され、画像が記録された用紙が排出される排
紙部とを備え、 この排紙部に排出された用紙の一部を、上記側方空間を
通して上方から視認できるようにされていることを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項2】画像形成装置本体内に設けられ、作像部を
通過する用紙搬送経路を介して横方向に沿って排紙部へ
用紙を排出する用紙搬送部をさらに備え、 上記用紙は、用紙サイズにかかわらず、用紙の取り出し
側となる前縁が排紙部の前縁から所定距離離れたライン
に沿うようにして、排出されることを特徴とする請求項
1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】上記側方空間は、排出された用紙の搬送方
向後端部の上方に位置していることを特徴とする請求項
1又は2記載の画像形成装置。
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