JP3701527B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿面を光学的にスキャニングして読み取る光学読取装置をその上部に搭載して電子式複写機能及び外部から印字データを受信して印字機能を具備する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の電子技術及び光学技術の急速な進展に伴なって、光学読取装置及び画像形成装置の高品質化、多機能化及び小型化が図られてきた。
【0003】
光学読取装置において、原稿面を光学的に精緻に読み取るためにスキャニング・ピッチはより細分化され、光学読み取り信号を電気信号に変換するための光電変換手段であるCCDセンサはより多くの画素数を持つ高解像度仕様のものが用いられるに至っている。また、このような光学読取装置を搭載する画像形成装置は、複写機能のみならず、ファクシミリ機能及び外部のパーソナル・コンピュータ等のデータ処理装置から印字データを受信してこれを印字するプリンタ機能を併せ持つようになった。さらに、光学読取装置によって取得したイメージ・データをパーソナルコンピュータ等のデータ処理装置に送出する機能も必要とされるに至っている。このように一台の画像形成装置に、これら4役の機能を併有させることによって、事務作業スペースの合理化及び効率化が達成されてきた。
【0004】
図9は、このような複数の機能を有する画像形成装置の外観の第1の従来技術の例を示すものである。図9に示された従来の画像形成装置は、複数サイズの用紙をそれぞれ別個に数納するための用紙収納トレイをキャビネット内の下部に収納することにより、設置床スペースを小さくするものではあるが、画像形成後の排出された画像形成シートを集積する排出トレイが画像形成装置の側面外側に突き出しているために、装置の設置に必要な実質的設置床スペースは装置側面外側に突き出ている排出トレイを含めたものとなってしまう。
【0005】
図10は、上記の課題を解決するために、排出トレイを、上部の光学読取装置のハウジングの下であって、画像形成部を収納するキャビネット上部の間に配置した第2の従来技術の例を示す。この画像形成装置は、画像形成されたシートを集積する排出トレイが画像形成装置の側面外側に突き出ることなくキャビネットのサイズ内に収まっているため、実質的な設置床スペースが大幅に縮小されている。
【0006】
図11は、図10に示した光学読取装置の横断面図を示す。シャーシ1上に取り付けられたプラテンガラス2に原稿を載置して第1キャリッジ3と第2キャリッジ7で共同して原稿上のイメージを光電変換素子(以下CCD)12上に投影するものである。
【0007】
載置された原稿は第1キャリッジ3に配置された光源4によって照射される。照射された光の拡散光は第1キャリッジ3の開口部5を経て第1ミラー6が副走査方向に光路変更する。光路変更された原稿上のイメージは第2キャリッジ7の第2ミラー8で下方に変更され、第3ミラー9によってレンズ11のほうに変更される。レンズ11で集光されたイメージはアングル14でシャーシ1に止められたCCD基板13のCCD(請求項での光電変換素子)12に照射される。尚、本発明においては、光学変換素子を代表的してCCDと記載しているが、アモルファス型やMOS型の光電変換素子であっても良い。
【0008】
CCD12で電気信号に変換されたイメージは、CCD基板13と当該光学読取装置のハウジング内に配置される制御基板(図示せず)上の画像処理回路によって処理される。レンズ11、CCD基板14と制御基板は、光源4から不必要に拡散された光が入射しないように、遮蔽板10で覆われている。
【0009】
原稿面から3枚のミラーを辿ってレンズに至るまでの光路長さが常に一定となるよう、第1キャリッジは第2キャリッジの倍のスピードで副走査される。
【0010】
図では省略されているが、第1キャリッジと第2キャリッジは各々異なった面のガイドレールで支えられている。また、第1キャリッジと第2キャリッジは原稿の走査初期位置を図のプラテンガラス2右方向端に位置し、第1キャリッジは副走査終端付近では、遮蔽板10の上方をスキャンするので遮蔽板までの厚みと第1キャリッジの厚みとの合計以上は必ず必要であって、光学読取装置のハウジング厚は、これによって制約されている。さらには、前記した制御基板を収納するためのスペースも該ハウジング内に確保されなければならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
このように、画像形成装置のキャビネット内の下部には各種用紙サイズ用の用紙トレイが複数積み重ねられた状態で収納され、当該キャビネットの上部には上記の排出トレイが配置され、また、当該排出トレイの上方には排出トレイ上のシートを取り出す手作業のための空間スペースを必要とするため、画像形成装置のキャビネットは必然的に高いサイズになり、その上方に設置される光学読取装置はかなり高い位置に配置されざるを得なかった。さらには、光学読取装置のまたその上部には、トレイ上に積み重ねられた複数枚の原稿を一枚づつ取出して光学読取装置に送り出すための自動原稿送り装置(以下「ADF」という)が併用される場合が多く、操作性の改善の面からも、このような多機能型画像形成装置の高さ方向のサイズを極力小さくすることが、従来の画像形成装置の大きな課題であった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願は、請求項1において、画像形成部と当該画像形成部の上方に配置された画像読取部とを有する画像形成装置であって、前記画像読取部は、一方端他方端とにより画されその上面に原稿が載置されるプラテンガラスと、前記プラテンガラスの下方で前記一方端と前記他方端との間を移動しながら原稿画像の読み取りを行う読取ユニットと、前記読取ユニットを収容し、前記他方端側に落とし込み部を有して前記他方端が前記一方端側よりも厚く形成されたハウジングと、前記ハウジングの前記落とし込み部に載置された電気信号の処理を行う基板と、を備え、前記画像形成部は、前記ハウジングの下方に配置され、前記一方端から前記他方端にわたって前記画像形成部の上面を覆い前記他方端側の上面が前記一方端側の上面よりも低く形成されている排紙トレイと、前記ハウジングの前記他方端の下方に配置され、画像形成されたシートを前記排紙トレイの前記一方端側へ向けて排出する排出手段と、を備えことを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0013】
このように、請求項1に記載の本画像形成装置においては、画像読取部のハウジングの他方端側を一方端側よりも厚く形成しこの厚く形成された他方端側の領域に電気信号を処理する基板を配置したことにより、基板の上方を移動する読取ユニットがより低い位置で一方端と下方端の間を移動することができ、プラテンガラスをより低い位置で支持することを可能としたのである。さらに、排出手段をハウジングの厚く形成された他方端下方に配置したことで、この排出手段で排出されたシートを収容する排紙トレイは、画像読取部ハウジングの下方に、一方端から他方端にわたって画像形成部の上面を覆うよう構成することができ、これにより排紙トレイはプラテンガラスとほぼ同等な長さとすることができ、装置の設置面積を低減させるとともに長い原稿であっても排紙トレイ上に収容することを可能としたのである。さらに、画像が形成されたシートは排出手段から他方端側から一方端へ向けて(厚い側から薄い側へ向けて)排出されるので、シート先端部では他方端側の厚く形成されたハウジングの影響を受けず、シートの良好な整列性を有するとともに、画像形成後のシートの取り出しやすさの操作性を向上させたのである。
【0014】
本願は、また、請求項において、画像形成部と当該画像形成部の上方に配置された画像読取部とを有する画像形成装置であって、前記画像読取部は、一方端他方端とにより画されその上面に原稿が載置されるプラテンガラスと、原稿に光を照射するための光源と原稿からの反射光を前記一方端ヘ向けて反射する第1の反射手段を搭載し、前記プラテンガラスの下方の前記一方端と前記他方端との間を走行する第1のキャリッジ手段と、前記第1の反射手段からの光を受ける第2反射手段と、前記第2反射手段からの光を前記他方端へ向けて反射する第3の反射手段を搭載し、前記プラテンガラスの下方の前記一方端と他方端との間の中央位置と前記一方端との間を走行し、前記第1のキャリッジ手段からの反射光を前記他方端へ向けて反射する第2のキャリッジ手段と、前記第1のキャリッジ手段と前記第2のキャリッジ手段とを収容し、前記他方端側に落とし込み部を有して前記他方端側が前記一方端側よりも厚く形成されたハウジングと、前記ハウジングの前記落とし込み部に配置され電気信号を処理する基板と、を備え、前記画像形成部は、前記ハウジングの下方に配置され、前記一方端から前記他方端にわたって前記画像形成部の上面を覆い前記他方端側の上面が前記一方端側の上面よりも低く形成されている排紙トレイと、前記ハウジングの前記他方端の下方に配置され、画像形成されたシートを前記排紙トレイの前記一方端側へ向けて排出する排出手段と、を備えことを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0015】
このように、請求項4に記載の本画像形成装置においては、プラテンガラスの一方端と他方端の間を走行する第1のキャリッジ手段と、プラテンガラスの一方端と他方端の中央位置と一方端との間を走行する第2キャリッジ手段を収納する画像読取部のハウジングにおいて、他方端側のハウジングを一方端側よりも厚くし、この厚くした領域に電気信号を処理する基板を配置したので、基板の上方を移動する第 1 のキャリッジ手段がより低い位置で一方端と下方端の間を移動することができ、プラテンガラスをより低い位置で支持することを可能としたのである。
【0016】
本願は、また、請求項において、画像形成部と当該画像形成部の上方に配置された画像読取部とを有する画像形成装置であって、前記画像読取部は、一方端他方端により画されその上面に原稿が載置されるプラテンガラスと、前記プラテンガラスの下方で前記一方端と前記他方端との間を移動しながら原稿画像の読み取りを行う読取ユニットと、前記読取ユニットを移動させるための駆動手段と、前記読取ユニットを収容し、前記他方端側に落とし込み部を有して前記他方端側が前記一方端側よりも厚く形成されたハウジングと、を備え、前記ハウジングの前記落とし込み部には、電気信号を処理する基板または前記読取ユニットに電源を供給する電源のいずれか一つが配置され、前記画像形成部は、前記ハウジングの下方に配置され、前記一方端から前記他方端にわたって前記画像形成部の上面を覆い前記他方端側の上面が前記一方端側の上面よりも低く形成されている排紙トレイと、前記ハウジングの前記他方端の下方に配置され、画像形成されたシートを前記排紙トレイの前記一方端側へ向けて排出する排出手段と、を備えことを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0017】
本願は、さらに、請求項において、画像形成部とこの画像形成部の上方に配置された画像読取部とを有する画像形成装置であって、前記画像読取部は、一方端他方端により画されその上面に原稿が載置されるプラテンガラスと、原稿に光を照射するための光源と原稿からの反射光を前記一方端ヘ向けて反射する第1の反射手段を搭載し、前記プラテンガラスの下方の前記一方端と前記他方端の間を走行する第1のキャリッジ手段と、前記第1の反射手段からの光を受ける第2反射手段と、当該第2反射手段からの光を前記他方端へ向けて反射する第3の反射手段を搭載し、前記プラテンガラスの下方の前記一方端と前記他方端との間の中央位置と前記一方端との間を走行し、前記第1のキャリッジ手段からの反射光を前記他方端へ向けて反射する第2のキャリッジ手段と、前記第1のキャリッジ手段および前記第2のキャリッジ手段を走行させるための駆動手段と、前記第1のキャリッジ手段と前記第2のキャリッジ手段とを収容し、前記他方端側に落とし込み部を有して前記他方端側が前記一方端側よりも厚く形成されたハウジングと、を備え、前記ハウジングの前記落とし込み部には、電気信号を処理する基板、前記駆動手段、前記駆動手段に電源を供給するための電源の少なくとも何れか一つが配置されており、前記画像形成部は、前記ハウジングの下方に配置され、前記一方端から前記他方端にわたって前記画像形成部の上面を覆い前記他方端側の上面が前記一方端側の上面よりも低く形成されている排紙トレイと、前記ハウジングの前記他方端の下方に配置され、画像形成されたシートを前記排紙トレイの前記一方端側へ向けて排出する排出手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0018】
このように、本画像形成装置においては、画像読取部のハウジングの他方端側を厚くし、この厚くした領域の底部に基板、または電源のいずれか一つを配置することで、基板または電源の上方を移動する読取ユニットがより低い位置で一方端と下方端の間を移動することができ、プラテンをより低い位置で支持することを可能としたのである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る光学読取装置(以下、「スキャナ」という)及びスキャナを搭載した画像形成装置(以下、「プリンタ」という)の詳細を図の記載に基づいて詳細に説明する。
【0021】
図1乃至8は、第1用紙カセット32a,第2用紙カセット32b、プリンタ31、スキャナ30、ADF33により構成される本発明に係るスキャナ及び該スキャナを搭載したプリンタの外観及び各部断面図を示す。ここで、
図1は、本発明に係る光学読取装置を搭載した画像形成装置の外観斜視図を示す。
図2は、図1に示した画像形成装置の横断面図を示す。
図3は、本発明に係る光学読取装置の横断面図を示す。
図4は、図3に示した光学読取装置の駆動機構部における縦断面図を示す。
図5は、図3に示した光学読取装置の上平面図を示す。
図6は、光学キャリッジ移動式の光学読取装置における内部構成例を示す。
図7は、自動原稿読取装置の横断面図を示す。
図8は、本発明に係る光学読取装置の制御回路ブロック図を示す。
【0022】
本発明に係るスキャナを搭載したプリンタシステムは、デジタル複写機としての利用のほかネットワークケーブル90を接続することによってスキャナ30とプリンタ31が独立しても利用可能であるために、ネットワークプリンタ、ネットワークスキャナとして各機能を有する。
【0023】
(1)プリンタの機構
印刷される前の新しいシートはカセット32a,32bに蓄えられている。また、図を省略したが、プリンタ内部の空間60の下方にも一部蓄えられる。これらのカセットはサイズの違いやシートの種類によって使い分けられている。
たとえばカセット32aを例にとって説明する。
【0024】
カセット32aにスタックされているシートはピックアップ機構によって繰り出しローラ52によって搬送路53経由で印刷エンジンに送られる。図示のように、印刷エンジンは、現像器、レーザー装置、ドラム、及び定着器の各主要構成モジュールにより構成されている。印刷エンジンで画像形成されたシートは搬送路54を通って排出ローラ55よりプリンタトレイ61上に排出される。
【0025】
(2)落とし込み部
プリンタトレイ61は排出後のシート整列性を向上する為の傾斜が付けられている。この為、最終的に印刷完了した印刷物を操作者が取り出す時に手を入れる空間を確保する点で、積載されたシートスタック上方にあるスキャナのシャーシ100に設けられた落とし込み部100aの厚みは障害とならない。プリンタトレイ61の排出部にある立ち面50と反対の位置にあるプリンタトレイ後端61aからスキャナ30のシャーシ100底面までの高さHとほぼ同等となる程度に落とし込み部100aの深さが設定されている。
【0026】
(3)フレーム構造
全体を支えるフレーム45はモールド外装80で覆われている。しかし、プリンタ31の上方にスキャナ30とさらにその上にADF33を設置するために、堅牢な構造体であるフレーム45がこれらの重量のほとんどを支えることになる。
【0027】
フレーム45の基部(下方)には印刷前のシートを収納する第1カセット32a、第2カセット32b、プリンタ31が載置されている。これらは、フレーム45に対して、その底面にほぼ重量をかけるために全体の重心を低くすることに大きく寄与している。フレーム45はプリンタ31の上方でスキャナ30を載置するように、スキャナ30のシャーシ100の外形を周辺枠47aで支える形状に出来ている。
【0028】
(4)スキャナの特徴
フレーム45はこの周辺枠47aを支柱47b、47c、47dで支えている。
したがってフレーム45aは3点支持されていることになる。フレーム45にはADF33を支えるヒンジ34を挿しこむ穴46を備えている。よって、ADF33はスキャナ30ではなくてフレーム45に支えられることになる。
【0029】
この構造は、スキャナ30の特性に起因している。スキャナ30のシャーシ100にねじりモーメントがかかると、このシャーシ100に連結しているキャリッジを支えるガイドレール101a,101bが平行度を保てなくなって、この上を走行する2つのキャリッジが所定の関係を維持できなくなる。その結果、原稿からの光を光電変換系に入射することが不十分になって、画像劣化を引き起こしたり、場合によれば画像の取得が不可能となる。
【0030】
このために、スキャナ30はそのシャーシ100を平均的に支えられる必要があると共に、そのシャーシ100の一部に大きな加重を与えられないような配慮が必要になる。一般にコンピュータ端末として利用する床置きのスキャナにおいては、足のつけ方を工夫することでシャーシ底面を均等にうけることが可能となるが、本システムのように周辺枠47aで支える構造では、偏った加重をなるべく避ける。この点で、ADF33をスキャナ30ではなくフレーム45にて支えることは極めて重要なことである。なお、スキャナ30の上面には2箇所に読み取り面が分けられている。
【0031】
次に、ADFプラテンガラス40とブックプラテンガラス41について説明する。ADFプラテンガラス40は、ADF33の原稿給紙トレイ62上にスタックされた原稿を分離搬送部64で1枚ごとに分離され搬送された原稿を開口部36より覗く部分で原稿イメージを採取するための窓ガラスである。ブックプラテンガラス41は原稿をこのガラス上に固定して原稿読み取りを行うための窓ガラスである。
【0032】
(5)スキャナの動作説明
ガイドレール101上を副走査する第1キャリッジ102と第2キャリッジ103にて原稿イメージは光としてレンズ104を経て光電変換素子であるCCD105に入射される。ガイドレール101は、上ガイドレール101aと下ガイドレール101cの2段組と、上ガイドレール101bと下ガイドレール101dの2段組との2対の組で構成され、それぞれの当該組の面で第1キャリッジ102と第2キャリッジ103の両端を支えている。
【0033】
CCD基板106のCCD105で電気信号に変換されたイメージ信号はアナログ処理200で適正化された後でアナログ信号として連結ケーブル107を経て制御基板108に渡される。
【0034】
CCD105は光電変換を行うチップを数千個1次元状に並べてある。この並び方向を主走査方向という。そして、この主走査方向の直交方向が副走査方向であって、第1キャリッジ102、第2キャリッジ103の移動する方向である。
【0035】
この制御基板108は、アナログデジタル変換201や主走査方向の光学歪等を矯正するシェーディング補正処理202、画像明度と濃淡のカーブ補正であるガンマ補正をする明度ガンマ補正203、あるいは画像の解像度を処理する拡大縮小処理、そしてプリンタ31にデータ転送するためのI/F部205などの回路ブロックから成立している。これらのデジタル処理は一般的に知られた方法であるので、ここでは説明を省略する。
【0036】
実施例ではI/F部205はプリンタ31に対する専用の規格にて構成されている。そして、キャリッジを移動しながら取得したイメージデータは取得速度を阻害することなく高速にプリンタ31に転送されるため、キャリッジは読み取り途中で停止することがない。
【0037】
しかし、本実施例は特定のプリンタに対するスキャナとして設計されている為にこの様に停止しない読み取りが実現されているが、一般的には、イメージをある程度蓄えるバッファメモリを搭載して、このバッファメモリの蓄積度に応じてキャリッジ移動と読み取り動作の一時停止を行いながら原稿全体を読み取るものが多いことは云うまでもない。そして、これらの処理設定やタイミング制御、あるいは状態監視等をするためのCPU206があって、このCPU206は第1キャリッジ102、第2キャリッジ103をワイヤ120で駆動する駆動モータ110もコントロールしたり、キャリッジの原点位置検出を行うHPセンサの監視等も行っている。また、原稿を照射するための光源109を点灯制御するためのインバータ電源111の制御も行っている。さらに実際には、プログラム用のメモリやワーク用メモリ、画像処理用のメモリ等いくつかのメモリや、クロック制御等の回路も搭載しているが、一般的な構成であるため図面と説明を省略する。
【0038】
尚、以上はアナログ部分がCCD基板106に搭載されている説明をしたが、CCD基板にアナログデジタル変換201まで搭載してしまう例や、逆にCCD105の出力を受けるフォロワ用トランジスタ程度しか搭載しない例もあることを付け加える。したがって、本発明の一部をなすところの基板配置について、2つの基板をどのように定義するのかとか、3つに分離した基板にするのかといったような回路分割の定義はいくらでも出来るため、その全てを含んだ発明であることは言うまでもない。
【0039】
(6)キャリッジの動作説明(ADFでシート送りして読み取る場合)
ここで、簡単にADF33を説明する。ADF33の分離搬送部64の内部には、大きく分けてスタックされた原稿を一枚ごとの原稿に分離する分離部と、分離された原稿をスキャナ30側で読み取りを行う読み取り窓40の上方に位置する開口部36を経て排出トレイ63上に搬送する搬送部とに分かれる。初期状態では給送を行わせる給送ローラ70は上方に退避していて、給紙ガイド78との間に構成される空間に原稿のスタックを設置する。原稿スタックの先端は給紙ガイド78の立ち面に先端規制されて、スタックの上層部分のみが分離ローラ71に送られる。分離ローラ71の下方にはゴム製の分離パッド72があって、この分離パッド72から受ける制止力と、分離ローラ71の搬送力との関係から1枚のみに分離されて給送コロ73、給送コロ75、と大ローラ74に挟まれながら送られる。そして先端検知センサ79によって得られる信号に基づいて、スキャナ30は原稿イメージの取得を開始する。そして、原稿はさらにすくい上げ部76で排出部77に誘導されて最終的に排出トレイ63上に排出される。
【0040】
図には記載されていないが、ADFモータ140はスキャナ30にある制御基板108内のCPU206で回転制御されている。また、先端検知センサ79の信号もこのCPU206に与えられるように出来ている。
【0041】
次に、ADFでシート送りして読み取る場合の読み取る説明をする。
【0042】
ADFプラテンガラス40とブックプラテンガラス41との境界位置に白色板130を供えてあり、この白色板130を参照することによって、このスキャナ30の光学系が構成する主走査方向に発生する光学歪を補正するためのシェーディング補正を行うための基準用データとなる。この、シェーディング補正の方法は取得する原稿のイメージデータを各CCD画素ごとに上記の基準データで割り算することで実施されている。
【0043】
HPセンサ207はこの白色板130の下に第1キャリッジ102が位置したときに信号が変化するように構成されている。よって通常この待機位置で白色板130の下で第1キャリッジ102と第2キャリッジ103は待機している。プリンタ31から読み取り開始命令がくると、スキャナ30は光源109を点灯しないで白色板のデータを取得する。この取得データは黒データと呼ばれて、特にアナログ回路で発生するホワイトノイズやCCD105が有する各画素ごとのオフセットレベルや温度ドリフト、さらには経年変化等をキャンセルするために使用される。シェーディング補正は、上記の基準データから差分をとると共に取得する画像データからも差分をとることで実施される。実際には、補正結果=(入力画像データ−黒データ)/(基準データ−黒データ)という演算が行われる。
【0044】
黒データ取得が完了したら、光源109をインバータ111で点灯して安定時間後に先に述べた白色板からの基準データを読み込むことになる。
【0045】
以上、基準データ取得まで完了したら、第1キャリッジの光源109がADFプラテンガラス40を透過して原稿を照らせる位置まで移動する。駆動モータ110はステッピングモータであって、あらかじめ決められたパルス数の駆動を与えられることで所定の移動距離が得られる。
【0046】
これら全ての初期移動処理が完了して、ADF33にスキャナ30から原稿給送開始命令が送られる。そして、全ての原稿給送と画像取得とが完了すると、キャリッジは白色板130の下に移動して停止待機する。
【0047】
CCD105は、1ラインの走査を原稿長さ方向に繰り返すことでイメージ取得を行う。一定速で原稿がADF33の大ローラ74で送られている間でADFプラテンガラス40を透過して一連のミラーにて光路変更後レンズを通してCCD105に入射される。CCD105は一定の速度で主走査を行っている。具体的には、各画素を構成する光電変換チップに蓄積された電荷をシフトレジスタにクロックを与えることによって順次バケツリレーを行って電気信号を得ている。したがって、CCD105からはシリアルにアナログ信号が得られる為、アンプ等を利用して適正な信号レベルに成形して、A/Dコンバータに与える。このA/Dコンバータの変換タイミングクロックはCCD105に与えるシフトレジスタのクロックに同期する為、各画素のアナログ値がデジタル数値として得られる。この得られたデジタル値は所定の処理を得てインターフェースからプリンタ31へ送られる。
【0048】
一定速で送られた原稿の後端が先端検知センサ79の信号変化を起こすと、それから所定数のステップADFモータ140を駆動し大ローラ75を送って、CCD105の取得を完了し読み取りを終了とする。
【0049】
(7)キャリッジの動作説明(原稿を固定載置して読み取る場合)
本などの分離不能冊子やいたむことの許されない原稿については、固定載置してスキャンされる。ブックプラテンガラス41は強化処理を施されたガラスであって、上方から多少圧迫力を受けてもひずまない強度を有する。操作者が原稿をブックプラテンガラス41上に載置した後は、ADF33をこの原稿上に閉じて圧板35で原稿を押圧する。この目的は、原稿にしわや曲がりがあった場合でも平たく伸ばすことが出来る程度に圧力を加えるためである。ブックプラテンガラス41の上面から原稿面までの距離が大きいと、光源109の光が届かなくなって暗い画像になったり、レンズ104からの距離が大きくなることで所定のピントが得られなくなってボケた画像になったりする。
【0050】
通常、読み取りを行っていないアイドル状態においては、スキャナ30がプリンタ31から読み取り開始命令を受けると、すでに述べたADFの動作と同様に黒データと基準データの取得を行う。その後、ブックプラテンガラス41の端面部に設けられて原稿載置基準位置となる載置ガイド(図省略)まで、駆動モータ110に所定パルス送り第1キャリッジ102を移動させる。
【0051】
第1キャリッジ102、第2キャリッジ103ともに、ワイヤ120がその一部に固定されているために、ワイヤの駆動を受けて副走査を行う。第1キャリッジ102はワイヤに直接固定されるが、第2キャリッジ103はキャリッジ上に備えられた第2キャリッジプーリ122に懸架されたワイヤによって駆動される。したがって、つるべ井戸の原理で第2キャリッジプーリ122のシャフトの移動に従って副走査される第2キャリッジ103は、第1キャリッジ102の1/2の速度で移動する。ワイヤの1端はシャーシ100の側板の一部に固定され、多端は駆動プーリ123に固定される。
【0052】
駆動モータ110は停止状態から読み取りの速度に達する過程で、加速制御を行う。したがって、読み取り開始位置である載置ガイドの下から加速領域分だけ手前の位置から加速を開始しなければならない為、停止位置である白色板130の下と読み取り開始位置の間隔はこの条件で決まる。
【0053】
CCD105は既に述べたように1ライン毎にイメージ取得を行う。この為に、駆動モータ110とこのCCD105のスキャンタイミングには所定の関係が必要ではあるが、基本的に一定速で動いている第1キャリッジ102、第2キャリッジ103から得られるイメージの光を一定速でCCD105が走査する事によって画像が得られる。したがって、駆動モータ110は一定速を達成するし易さからステッピングモータが用いられているが、エンコーダを用いてフィードバック制御されたDCモータであっても構わないしその他いろいろな方法があることは、当業者の常識である。
【0054】
原稿の最終読み取り位置まで副走査が完了してCCD105によるイメージ取得が完了するとモータ110は減速を行い、その後に第1キャリッジ102、第2キャリッジ103をHP位置方向に戻す為の高速反転を行う。そして、HPセンサ207の信号変化を捉えて減速停止して、低速正転にて位置決めされる。
以上が原稿1ページをイメージ取得する一連のシーケンスである。
【0055】
図7は、光学キャリッジ移動式のスキャナにおける内部構成例を示す。
【0056】
原稿を載置するためのプラテンガラス310がシャーシ309の上方に備えられている。このプラテンガラス310を走査して原稿上のイメージを取得するキャリッジ300の中には、原稿面を照射する光源301、この光源の光量補正を行う反射板302原稿からの光を光路変更すると共に光路長を確保するミラー303、ミラー304、ミラー304からの光を光電変換するCCD305を搭載したCCD基板306が載置されている。
【0057】
このキャリッジ300からのイメージ信号を処理する制御基板307と全体の電源を供給する電源308はシャーシ309の底面に作られた落とし込み部311に載置されることで、キャリッジ300が副走査移動を行ったときでもこれらの部品高さを下げることによってスキャナの投影面積を最小にしつつプラテンガラス面も最低位置に抑えることが出来る。
【0058】
なお、スキャナの下方は、フレーム400で支持されており、プリンタ401のトレイ403の先端方向位置上面403bからシャーシ底面までの高さHはトレイ先端部と排紙ローラ402の近傍のトレイ上面部403aとの2位置でほぼ同じである。
【0059】
(8)コンパクト化
本発明においては全体形状をコンパクトにするために種々の対策が取られている。 第1は、ターンプーリ124とターンプーリ121と共に、シャーシ100の側面に切り欠を設けてプーリの一部を外に覗かせることによって、僅かながらではあるがシャーシ100の副走査方向長さを短くしている。
【0060】
第2は、駆動モータ110の位置を駆動シャフト112の近傍でかつこの駆動シャフト112を挟んでターンプーリ124と反対の位置に置いたことにより、変速機構113の容積をシャーシ100の副走査方向長さを長くしない配置とした。また、駆動モータ110、駆動シャフト112は第2キャリッジ103の移動しない位置に配置したので、駆動シャフト112と変速機構113の妨げによってスキャナ30の高さ方向に厚く構成されるのを避けた。
【0061】
第3には、シャーシ100の底面にシャーシ板金を絞り加工することで形成した落とし込み部100aがある。この落とし込み部100aを有効利用してレンズ104、CCD基板106、制御基板108を載置した。
このように、本実施例においては、シャーシ100の落とし込み部100aには制御基板を載置しているが、電源装置、駆動機構等の構成部品及びモジュールを載置することも可能である。
【0062】
(9)全体構成
落とし込み部100aは、通常デスクトップで使用するスキャナであるとかえって床から原稿面までの高さを高くしてしまうが、本実施例のようにプリンタの上部に載置して用いるスキャナであれば、プリンタ31の排出ローラ55によって印刷されたシートが排出される位置で、プリンタトレイ61が下方に退避している部分の上方空間の利用によって、操作者に不都合を与えることなく、かつ、原稿面を極力下げることに寄与する。特に、日本人や女性の身長に合わせることを考えると、必然的に好ましい。さらに、これら落とし込み部に背の高い部品を入れたことで、これらの上方を覆う遮蔽板125の位置を低くできるため、重心位置が低く押さえられるとともに、上面からみたときの重心位置をフレーム45の支柱47d、47cの方向に寄らせることができる。
【0063】
プリンタ31の上方は、排出ローラ55から排出された印刷物を取り出しやすいように、操作者からみて支柱47dの左方向と支柱47bの手前方向が解放されていて支柱がない。スキャナ30のシャーシ100の底面にひずみを極力与えないよう、スキャナ30の重心は支柱47c、47dの方に偏らせた。また、同じ理由により、駆動モータ110を操作者から遠い奥の位置に置くことで支柱47b、47cを有効に利用していると同時に、ADF33の開閉支持をするヒンジ34はスキャナ31ではなく支柱47b、47cに直接ADF33の荷重をかけるようにヒンジ挿入穴46aが設けられている。ADF33の開く方向が奥側になって特に重心が高くなるADF33を開く時でも安定して支柱47b、47cが受ける。
【0064】
(10)操作性
全体的なコンセプトを、右手でADF33に原稿載置して左手でプリンタトレイ61上の印刷物を取り出す。またブックプラテンガラス41上に原稿載置する時でも右手で行う為に、原稿を左方向に力をかけて位置決めする。そのため、ブックプラテンガラス41の載置基準を操作者からみて左方向にした。つまり原稿の付き当て基準をブックプラテンガラス41とADFプラテンガラス40との境で固定している部材で行う。この基準部材は、省略されたスキャナカバーモールドの一部として設けられている。
【0065】
また、高い位置に原稿載置が位置する為の対策として、ブックプラテンガラス41を極力操作者の手前側に位置させた。すでに述べたように駆動モータ110と変速機構113を奥側に配置したことによってキャリッジ位置を手前に構成することが出来た。そして、ADF33の開閉支持をするヒンジ34は奥側にADF33を開くように設定され、ヒンジ34とブックプラテンガラス41とを最大離すことが出来、グリスを用いるヒンジ34の汚れが原稿に移らない対策にもなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る光学読取装置を搭載した画像形成装置の外観斜視図を示す。
【図2】 図1に示した画像形成装置の横断面図を示す。
【図3】 本発明に係る光学読取装置の横断面図を示す。
【図4】 図3に示した光学読取装置の駆動機構部における縦断面図を示す。
【図5】 図3に示した光学読取装置の上平面図を示す。
【図6】 光学キャリッジ移動式の光学読取装置における内部構成例を示す。
【図7】 自動原稿読取装置の横断面図を示す。
【図8】 本発明に係る光学読取装置の制御回路ブロック図を示す。
【図9】 排出トレイがキャビネット外側に設けられた従来の画像形成装置の外観の第1の例を示す。
【図10】 排出トレイがキャビネット内側に設けられた従来の画像形成装置の外観の第2の例を示す。
【図11】 図10に示した従来の光学読取装置のスキャナの横断面図を示す。

Claims (9)

  1. 画像形成部と当該画像形成部の上方に配置された画像読取部とを有する画像形成装置であって、
    前記画像読取部は、
    一方端他方端とにより画されその上面に原稿が載置されるプラテンガラスと、
    前記プラテンガラスの下方で前記一方端と前記他方端との間を移動しながら原稿画像の読み取りを行う読取ユニットと、
    前記読取ユニットを収容し、前記他方端側に落とし込み部を有して前記他方端が前記一方端側よりも厚く形成されたハウジングと、
    前記ハウジングの前記落とし込み部に載置された電気信号の処理を行う基板と、を備え、
    前記画像形成部は、
    前記ハウジングの下方に配置され、前記一方端から前記他方端にわたって前記画像形成部の上面を覆い前記他方端側の上面が前記一方端側の上面よりも低く形成されている排紙トレイと、
    前記ハウジングの前記他方端の下方に配置され、画像形成されたシートを前記排紙トレイの前記一方端側へ向けて排出する排出手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ハウジングの前記落とし込み部に電源を供給する電源部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成部と当該画像形成部の上方に配置された画像読取部とを有する画像形成装置であって、
    前記画像読取部は、
    一方端他方端とにより画されその上面に原稿が載置されるプラテンガラスと、
    原稿に光を照射するための光源と原稿からの反射光を前記一方端ヘ向けて反射する第1の反射手段を搭載し、前記プラテンガラスの下方の前記一方端と前記他方端との間を走行する第1のキャリッジ手段と、
    前記第1の反射手段からの光を受ける第2反射手段と、前記第2反射手段からの光を前記他方端へ向けて反射する第3の反射手段を搭載し、前記プラテンガラスの下方の前記一方端と他方端との間の中央位置と前記一方端との間を走行し、前記第1のキャリッジ手段からの反射光を前記他方端へ向けて反射する第2のキャリッジ手段と、
    前記第1のキャリッジ手段と前記第2のキャリッジ手段とを収容し、前記他方端側に落とし込み部を有して前記他方端が前記一方端側よりも厚く形成されたハウジングと、
    前記ハウジングの前記落とし込み部に配置され電気信号を処理する基板と、
    を備え、
    前記画像形成部は、
    前記ハウジングの下方に配置され、前記一方端から前記他方端にわたって前記画像形成部の上面を覆い前記他方端側の上面が前記一方端側の上面よりも低く形成されている排紙トレイと、
    前記ハウジングの前記他方端の下方に配置され、画像形成されたシートを前記排紙トレイの前記一方端側へ向けて排出する排出手段と、
    を備えことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記基板は、前記第3の反射手段で反射された反射光を光電変換する光電変換手段を備え、前記光電変換手段から出力された画像信号の処理を行なうことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像読取部は、前記基板を覆う遮蔽部材をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1のキャリッジ手段と前記第2のキャリッジ手段のホームポジションは、前記一方端側であることを特徴とする請求項乃至請求項の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 前記画像読取部のハウジングを支持するフレームと、
    前記画像読取部へ原稿を自動搬送する自動原稿搬送装置と、をさらに備え、
    前記自動原稿搬送装置は、前記プラテンガラスに対して開閉可能に前記フレームに支持されていることを特徴とする請求項乃至請求項の何れかに記載の画像形成装置。
  8. 画像形成部と当該画像形成部の上方に配置された画像読取部とを有する画像形成装置であって、
    前記画像読取部は、
    一方端他方端により画されその上面に原稿が載置されるプラテンガラスと、
    前記プラテンガラスの下方で前記一方端と前記他方端との間を移動しながら原稿画像の読み取りを行う読取ユニットと、
    前記読取ユニットを収容し、前記他方端側に落とし込み部を有して前記他方端側が前記一方端側よりも厚く形成されたハウジングと、を備え、
    前記ハウジングの前記落とし込み部には電気信号を処理する基板または前記読取ユニットに電源を供給する電源のいずれか一つが配置され、
    前記画像形成部は、
    前記ハウジングの下方に配置され、前記一方端から前記他方端にわたって前記画像形成部の上面を覆い前記他方端側の上面が前記一方端側の上面よりも低く形成されている排紙トレイと、
    前記ハウジングの前記他方端の下方に配置され、画像形成されたシートを前記排紙トレイの前記一方端側へ向けて排出する排出手段と、
    を備えことを特徴とする画像形成装置。
  9. 画像形成部とこの画像形成部の上方に配置された画像読取部とを有する画像形成装置であって、
    前記画像読取部は、
    一方の端と他方の端により画されその上面に原稿が載置されるプラテンガラスと、
    原稿に光を照射するための光源と原稿からの反射光を前記一方端ヘ向けて反射する第1の反射手段を搭載し、前記プラテンガラスの下方の前記一方端と前記他方端の間を走行する第1のキャリッジ手段と、
    前記第1の反射手段からの光を受ける第2反射手段と、当該第2反射手段からの光を前記他方端へ向けて反射する第3の反射手段を搭載し、前記プラテンガラスの下方の前記一方端と前記他方端との間の中央位置と前記一方端との間を走行し、前記第1のキャリッジ手段からの反射光を前記他方端へ向けて反射する第2のキャリッジ手段と、
    前記第1のキャリッジ手段および前記第2のキャリッジ手段を走行させるための駆動手段と、
    前記第1のキャリッジ手段と前記第2のキャリッジ手段とを収容し、前記他方端側に落とし込み部を有して前記他方端側が前記一方端側よりも厚く形成されたハウジングと、を備え、
    前記ハウジングの前記落とし込み部には電気信号を処理する基板、前記駆動手段、前記駆動手段に電源を供給するための電源の少なくとも何れか一つが配置されており、
    前記画像形成部は、
    前記ハウジングの下方に配置され、前記一方端から前記他方端にわたって前記画像形成部の上面を覆い前記他方端側の上面が前記一方端側の上面よりも低く形成されている排紙トレイと、
    前記ハウジングの前記他方端の下方に配置され、画像形成されたシートを前記排紙トレイの前記一方端側へ向けて排出する排出手段と、
    を備えことを特徴とする画像形成装置。
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