JP5493370B2 - 画像読取装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は原稿画像を読み取る画像読取装置、及び、この画像読取装置を備えた複写機、ファクシミリ、デジタル複合機などの画像形成装置に関する。
画像読取装置には、フラットベッド方式とシートスルー方式の2つの原稿読み取り方式が知られている。前者はブック原稿の使用を、後者はシート原稿の使用をそれぞれ想定している。しかし、フラットベッド方式の場合にも1枚ずつシート原稿をコンタクト上において読み取る場合も多い。このシート原稿は通常B5サイズ以上を想定しているので、これより小さいサイズの原稿、例えば小さいサイズの領収書のコピーを取る場合などは、シートスルー方式ではシート搬送に支障がでる場合があり、通常、フラットベッド方式で読み取ることになる。しかし、このようなサイズの場合、原稿位置を規定することが難しいという問題がある。そこで、原稿の載置位置を規定する技術として、例えば特許文献1ないし3に記載された発明が公知である。
このうち特許文献1(特開2004−020665号公報)には、原稿支持台上にセット可能な粘性層を有する透明シート製の原稿保持シートを備え、原稿の位置ずれ防止、原稿誤セットの防止、操作者の原稿セット性の向上を可能にした発明が記載されている。
また、特許文献2(特開平8−234330号公報)には、原稿台上に載置した原稿を圧板により押圧した状態で原稿台直下に位置する読取部により原稿画像を読み取る原稿画像読取装置において、上記原稿台に載置された原稿を押圧して位置決めをするシート形状の中間原稿押さえ圧板と、上記中間原稿押さえ圧板に貫通形成された少なくとも一つの開口部と、上記中間原稿押さえ圧板の上面を覆うために独立して開閉可能な圧板とを有し、カールしている印画紙や伝票等の小紙片の原稿でも原稿台上の読み取り位置に容易に載置が可能で位置ずれを防止するようにした発明が記載されている。
更に、特許文献3(特開平5−011369号公報)には、平面状の原稿載置台と、該原稿載置台上に載置された原稿の略全面を上方から押さえる押圧部材とを有し、上記押圧部材が上記原稿載置台の端部に回動可能に軸支されている画像読取装置の原稿台において、上記原稿載置台と上記押圧部材の間で、上記押圧部材の回動軸と略同軸上に軸支され、上記原稿載置台上の原稿の一部を原稿載置台上に密着させる補助押圧部材を配設し、原稿の位置ずれを防止するようにした発明が記載されている。
フラットベッド方式で原稿を読み取る場合、圧板を使用してコンタクトガラス上に原稿を載置し、コンタクトガラス上の原稿を光走査手段によって読み取るが、この形式の画像読取装置では、圧板を閉じるときに風圧が生じる。そのため、前述のような小さい原稿を読み取る際、圧板の閉じ動作により、原稿が最初に置いた場所から風圧により移動することがあった。
前記特許文献1記載の技術では、原稿保持シートはロールスクリーンのようにして収納可能となっており、位置ずれは解消するがコストが高くなる。また、前記特許文献2記載の技術では、カールしている印画紙や伝票などの小紙片の原稿には有効であるが、通常のシート原稿やブック原稿を読み取る場合、貫通孔に原稿の角が挟まったり、引っ掛かることがあり、使用性に改善の余地があった。
更に、前記特許文献3記載の技術では、原稿を押さえるために押圧部材と補助押圧部材とを設け、最初にシートの一部を補助押圧部材によって押さえ、その上から押圧部材で更に押さえるという構成を取っている。これによりシートにカールが生じていても、そのカールを補助押圧部材によって押さえ込むことにより、押圧部材によって風圧が生じてもシートの移動が生じないようにしている。補助押圧部材は複数設置されてはいるので、各々の補助押圧部を操作する必要があり、使用性に改善の余地があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、小紙片の原稿の位置ずれを防止するとともに、使用性に優れた画像読取装置及び画像形成装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明は、装置本体に基端部が片持ち状に支持され、原稿を原稿台側に押さえる圧板と、前記圧板の原稿台に対向する面側に配置され、前記原稿台に載置された原稿を押圧して位置決めする透明な柔軟性を有する材質からなるシート形状の中間押さえシートと、前記中間押さえシートの一端側を前記圧板の原稿押圧面の基端部側と、前記中間押さえシートの他端側を前記圧板の原稿押圧面の開放端部側とでそれぞれ支持する支持手段と、前記開放端部側の支持手段の支持状態を解除する支持解除手段と、を有し、前記中間押さえシートの前記支持手段側にはそれぞれ取付部材が固定され、前記取付部材の長手方向の端部に突起を備え、前記支持手段は、前記突起を支持し、前記支持解除手段により前記中間押さえシートを解除した状態で、当該中間押さえシートにより原稿を位置決めして押さえ、原稿台上に載置された原稿画像を光学的に読み取る画像読取装置であって、前記支持手段が、前記取付部材の突起が装着される係合溝と、当該係合溝の開放端を前記取付部材の長手方向に沿ってスライド移動して開閉され、前記支持解除手段としても機能する固定蓋と、前記固定蓋を常時閉方向に弾性付勢する弾性付勢手段と、前記固定蓋を前記圧板の表側から操作する操作手段と、を備えていることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、圧板は符号257に、原稿台はコンタクトガラス231に、中間押さえシートは圧板シート254に、原稿押圧面は符号257eに、圧板の原稿押圧面の基端部は符号257cに、圧板の原稿押圧面の開放端部は符号257dに、支持手段は係合溝257a及び固定蓋258に、支持解除手段は固定蓋258に、取付部材は符号256に、係合突起は符号256aに、弾性付勢手段は図示しないばねに、操作手段は操作レバー259及び操作部259aに、画像読取装置はスキャナ10に、画像形成装置はプリンタ100に、それぞれ対応する。
本発明によれば、中間押さえシートの圧板の開放端側の支持を解除した状態で、中間押さえシートにより原稿を原稿台上に位置決めして押さえるので、小紙片の原稿の位置ずれを防止するとともに、使用性に優れた画像読取装置及び画像形成装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る複合機能を有するデジタル複合機の全体的な構成を示す図である。 デジタル複合機のソフトウェア構成を示す図である。 スキャナ及び当該スキャナに装着されたADFからなる原稿画像読取装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る圧板シートの構成を示す図である。 本実施形態に係る圧板の構成を示す図である。 図4の圧板シートの使用形態を示す図である。 圧板シートを圧板と一体に設けたADFで使用する際の使用状態を示す図である。 ソフトシートの他の例を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 固定蓋、係合溝、取付部、係合突起の関係を示す図で、(a)は要部拡大図、(b)は断面図である。 固定蓋の開閉機構の他の例を示す図である。
本発明は、フラットベッド方式で読み取る際の小サイズの原稿の位置ずれ防止に関するものであり、以下、その実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る複合機能を有するデジタル複合機の全体的な構成を示す図である。同図において、デジタル複合機A1は、自動原稿送り装置(ADF)30と、操作ボード20と、カラースキャナ10と、カラープリンタ100と、給紙バンク35との各ユニットから大略構成されている。また、フルカラー複写機A1のプリンタ100には、フィニッシャ34と両面ドライブユニット33と大容量給紙トレイ36が装着されている。フィニッシャ34は、ステープラ及び作像された用紙を積載可能なトレイを備えている。
図2はデジタル複合機のソフトウェア構成を示す図である。同図において、デジタル複合機A1のソフトウェア構成は、コピー機能2、FAX機能3、スキャナ機能4、プリンタ機能5のアプリケーションからなるコントローラ1と画像読取制御7と画像形成制御8からなるエンジン6とADF9から構成される。コントローラ1は操作ボード20の表示部及び操作部も制御しており、エンジンに画像読取要求、画像形成要求を出す。ADF30を利用した画像読取の場合、プリンタ100がADF30に対して給紙要求、読取要求、排紙要求などのコマンドを送り制御している。
図3は、スキャナ10及び当該スキャナ10に装着されたADF30からなる原稿画像読取装置の構成を示す図である。このスキャナ10のコンタクトガラス231上に置かれた原稿は、照明ランプ232により照明され、原稿の反射光(画像光)が第1ミラー233で副走査方向yと平行に反射される。照明ランプ232及び第1ミラー233は、副走査方向yに定速駆動される第1キャリッジに搭載されている。第1キャリッジと同方向にその1/2の速度で駆動される第2キャリッジには、第2及び第3ミラー234,235が搭載されており、第1ミラー233で反射した画像光は第2ミラー234で下方向(z)に反射され、第3ミラー235で副走査方向yに反射されて、レンズ236により集束され、CCD207に照射され、電気信号に変換される。この読み取り動作は、コンタクトガラス231上の手置き原稿を読み取るいわゆるフラットベッド方式の読みと動作である。なお、第1及び第2キャリッジは、符号は付していないが、一点鎖線で示してある。
第1及び第2キャリッジは、走行体モータ238を駆動源として、y方向に往復駆動される。往動時は原稿を走査し、復動時はリターン動作となる。CCD207は、多数の光電変換素子が主走査方向に並んだ光電変換素子アレイを備え、該アレイの画像読み取り信号を主走査ライン区分で繰り返し出力する撮像素子である。
自動原稿供給装置ADF30はスキャナ10に装着され、原稿を読み取り位置に供給する。すなわち、ADF30の原稿トレイ241に積載された原稿は、ピックアップローラ242によって引き出され、レジストローラ対243によってスキュー補正が行われ、更にタイミングを合わせて搬送ドラム244と押さえローラ245の間に送り込まれる。搬送ドラム244と押さえローラ245の間に送り込まれた用紙は、搬送ドラム244に密着して読み取りガラス240の上を通過し、排紙ローラ246,247から、原稿トレイ241の下方の圧板兼用の排紙トレイ248上に排出される。
原稿は、読み取りガラス240を通過する際に、その直下に位置決めされて静止している照明ランプ232により照射され、原稿の反射光は、第1ミラー233以下の光学系を介してCCD207に照射され光電変換される。このような読み取り動作は、シートフィード方式と称されている。このとき、前述の第2キャリッジは図示最も左側の位置に位置して、第1キャリッジからの反射光を反射し、レンズ236を介して読み取り画像をCCD207の結像面に導く。なお、前記フラットベッド方式の場合と、シートスルー方式の場合においても、読み取り面とCCD207の結像面との距離は同一になるようにこれら各部の相対的な位置が設定されている。
読み取りガラス240と原稿始端の位置決め用のスケール251との間には、白基準板239、及び、第1キャリッジを検出する基点センサ249が設けられている。白基準板239は、照明ランプ232の個々の発光強度のばらつき、また主走査方向のばらつきや、CCD207の画素ごとの感度ムラ等が原因で、一様な濃度の原稿を読み取ったにもかかわらず、読み取りデータがばらつく現象を補正するいわゆるシェーディング補正のために用意されている。このシェーディング補正は、まず白基準板239を原稿スキャン前に主走査方向1ライン分読み取り、この読み取った白基準データをメモリに記憶し、原稿画像を読み取るときは、原稿をスキャンした画素ごとに、画像データを前記メモリ上の対応する白基準データで割り算し、補正する。
図4は本実施形態に係る圧板シートの構成を示す図であり、図5は圧板の構成を示す図である。
これらの図において圧板257は原稿圧板とも称され、コンタクトガラス231上に載置された原稿を上から押さえ、原稿の移動を防止するとともに、原稿の平面度を確保する機能を備えたものである。この圧板257のコンタクトガラス231に対向する面には圧板シート254が設置され、圧板257はこの圧板シート254を介して原稿を押さえるようになっている。
圧板シート254は図4(a)の正面図に示すように透明なソフトシート255と、このソフトシート255の長手方向の両辺に取り付けられた圧板257への取付部256とからなる。ソフトシート255はビニールのような合成樹脂からなるシートで可撓性を有し、柔軟な材質で成形されている。取付部256は図4(b)の側面図に示すように棒状の取付部256の側面の長手方向に形成された溝にソフトシート255の端縁を挿入し、ねじで固定し、あるいは接着剤で固定してソフトシート255と一体となっている。取付部256の長手方向の両端部の軸方向には、圧板257への係合突起256aが突設されている。
圧板257は図5(a)の正面図に示すように圧板257の下面である原稿押圧面257eに圧板シート254の設置部257bが設けられている。また、圧板シート254の取付部256の係合突起256aに対応する前記設置部257bの四隅には、係合溝257aが設けられている。前記4つの係合突起256aは、前記設置部257bで前記4つの係合溝257aにそれぞれ装着され、固定蓋258をスライド移動させて前記係合突起256aの係合溝257aに対する係合状態が解除しないようにしている。言い換えれば、係合溝257aの前面を閉じ、その背後側で係合突起256aを保持するようになっている(図9(a)参照)。これにより、圧板シート254は圧板257に対して一体に保持されることになる。
図6はこの圧板シートの使用形態を示す図である。圧板シート254は通常の定型サイズの原稿やブック原稿を読み取る場合には、圧板257と一体であり、小サイズの原稿や小紙片の伝票などを読み取るときだけ圧板シート254を取り外して使用する。その際、圧板257の開放端257d側の原稿押圧面257eの係合突起256aの係合状態を解除し、奥の基端部257c側の係合突起256aの係合状態は保持させておく。なお、係合状態の解除は、固定蓋258を開放することにより行われる。したがって、固定蓋258は係合解除(支持解除)手段としても機能する。
すなわち、小紙片の原稿を読み取る際には、図6に示すように原稿をコンタクトガラス231上にセットし、圧板シート254の手前側の係合突起256aの係合状態を解除した後、原稿を正しい位置に調整しながら柔らかいソフトシート255部分を、圧板シート254を操作することにより上から被せ、原稿を固定する。その後、圧板257を閉じ、原稿の読み取りを行う。
図7は圧板シート254を圧板257と一体に設けたADF30で使用する際の使用状態を示す図である。この例の場合も、ADF30の底板の下面に図5に示したような圧板シート254の設置部257bが設けられ、圧板シート254は圧板257の場合と同様にして保持され、ADF30を圧板として使用する際には、圧板254と同様の操作で使用される。
このように本実施形態では、圧板257とは別に透明かつソフトな圧板シート254を併設し、領収書などの小さい原稿をコンタクトガラス231の上に置き、透明で柔らかい圧板シート254のソフトシート255で端から押さえながら圧板257を閉じるため、風圧により原稿が移動することなく希望の読み取り位置に置くことが可能となる。
通常の圧板シートは、圧板257の下面にスポンジ材のような弾性体を薄板状にして貼り付け、その表面に薄い合成樹脂製のシートを貼って圧板シート自体の厚さを弾性により原稿を押さえるようになっている。これに対し、この圧板シート254は、ソフトシート255により押さえ付けるが、弾性材が介在して厚板により押さえ付けるわけではなく、ソフトシート255自身の重量で原稿を保持する。そのため、ソフトシート255は原稿を押さえるに足る重量(厚さ)に設定されている。なお、圧板シート254を圧板257に装着したまま使用する通常のフラットベッド方式の場合を考慮して、装着部257bにスポンジ材のような弾性体を薄板状にして貼り付けて、ソフトシート255を背面から弾性付勢するように構成することもできる。
図8はソフトシート255の他の例を示す図で、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図である。この例は、図4に示した圧板シート254のソフトシート255に原点からの距離が分かるように目盛り255aを印刷したものである。このようにソフトシート255に目盛り255aを形成しておくと、その目盛り255aに合わせて原稿を置くことにより、原稿を読み取り位置に正確に置くことができる。
その際、目盛り255aは、圧板257又はADF30の読取面と同じ色、又は白色で目盛りの影がでないように印刷する。このようにして目盛り255aを形成すると、原稿外の読取範囲でも圧板と同色で読み取られるため、きれいに読み取ることができる。
図9は固定蓋258、係合溝257a、取付部256、係合突起256aの関係を示す図で、同図(a)は要部拡大図、同図(b)は断面図である。図9(a)に示すように係合溝257aの開口縁には固定蓋258が開口の長手方向に沿ってスライド自在に装着されている。この係合溝257aには、図示しないばねが装着され、固定蓋258を常時閉方向(図示矢印A方向)に弾性付勢している。そのため、係合突起256aを係合溝257aから離脱させる場合には、固定蓋258を開方向(図示矢印B方向)にスライド移動させ、係合突起256aを係合溝257aから取り出して手を離せば、固定蓋258は自動的に矢印A方向に移動して、係合溝257aを閉鎖する。装着するときには逆の動作を行えば、装着後、自動的に圧板シート254は圧板257に固定されることになる。これにより、操作性もしくは使用性の向上を図ることができる。
係合突起256aの係合溝257aへの装着状態は、図9(b)に示すようになる。図9(b)では、固定蓋258の背後で係合突起256aが係合溝257a内に収納され保持されていることが分かる。この状態で、ソフトシート255は圧板257の原稿押圧面257e側まで進出しており、原稿を押さえることが可能となっている。
図10は、固定蓋258の開閉機構の他の例を示す図である。この例では、図9に示した固定蓋258の背後に操作レバー259を設け、圧板257の表側の面から突出した操作部259aを操作することにより固定蓋258を開放することが可能となっている。このように構成すると、圧板シート254を使用するときには、圧板257を閉じた状態で操作部259aを操作して固定蓋258を開放し、圧板257を少し上げて操作部259aから手を離すと、係合突起256aが係合溝257aから離脱した状態で、固定蓋258が自動的に閉じる。この状態で、圧板257を開いて、圧板シート254の原稿を挿入し、位置決めして圧板シート254で押さえれば、原稿のずれを生じることなく、原稿を読み取ることができる。
読み取った後、圧板シート254を圧板257内に収容する際には、圧板254を閉じ、操作部259aで固定蓋258の開放動作を行うと、圧板シート254の係合突起256aは自動的に係合溝257a内に収容される。そして、操作部257aから手を離すと、固定蓋258は自動的に閉鎖され、係合突起256aは係合溝257a内に保持される。これにより、その後、通常のフラットベッド方式の読み取りが行える。
このように操作レバー259によって操作可能に構成すると、操作が簡単になり、図9に示した例よりも更に操作性もしくは使用性の向上を図ることができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが対象となる。
本発明は、圧板を使用して読み取る画像読取装置、ADFを圧板モードで使用する画像読取装置全般に適用することができるとともに、この種の画像読取装置を備えた画像形成装置の全てに適用することができる。
10 スキャナ
100 プリンタ
231 コンタクトガラス
254 圧板シート
255 ソフトシート
255a 目盛り
256 取付部材
256a 係合突起
257 圧板
257a 係合溝
257b 設置部
257c 基端部
257d 開放端
257e 原稿押圧面
258 固定蓋
259 操作レバー
259a 操作部
特開2004−020665号公報 特開平08−234330号公報 特開平05−011369号公報

Claims (4)

  1. 装置本体に基端部が片持ち状に支持され、原稿を原稿台側に押さえる圧板と、
    前記圧板の原稿台に対向する面側に配置され、前記原稿台に載置された原稿を押圧して位置決めする透明な柔軟性を有する材質からなるシート形状の中間押さえシートと、
    前記中間押さえシートの一端側を前記圧板の原稿押圧面の基端部側と、前記中間押さえシートの他端側を前記圧板の原稿押圧面の開放端部側とでそれぞれ支持する支持手段と、
    前記開放端部側の支持手段の支持状態を解除する支持解除手段と、
    を有し、
    前記中間押さえシートの前記支持手段側にはそれぞれ取付部材が固定され、
    前記取付部材の長手方向の端部に突起を備え、
    前記支持手段は、前記突起を支持し、
    前記支持解除手段により前記中間押さえシートを解除した状態で、当該中間押さえシートにより原稿を位置決めして押さえ、原稿台上に載置された原稿画像を光学的に読み取る画像読取装置であって、
    前記支持手段が、
    前記取付部材の突起が装着される係合溝と、
    当該係合溝の開放端を前記取付部材の長手方向に沿ってスライド移動して開閉され、前記支持解除手段としても機能する固定蓋と、
    前記固定蓋を常時閉方向に弾性付勢する弾性付勢手段と、
    前記固定蓋を前記圧板の表側から操作する操作手段と、
    を備えていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置であって、
    前記中間押さえシートに目盛りが付されていることを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項記載の画像読取装置であって、
    前記目盛りが圧板の読み取り面の色又は白色で印刷されていることを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像読取装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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