JP2017034414A - 原稿読取装置および画像形成装置 - Google Patents

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俊治 三木
千賀子 貫野
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千賀子 貫野
弘 豊田
Hiroshi Toyoda
弘 豊田
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健 宮▲崎▼
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Yuka Wada
ゆか 和田
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Abstract

【課題】ユーザーが読取り対象の原稿をコンタクトガラス上の正しい位置に載置することができ、かつ載置した原稿がその正しい位置からずれることがないことを可能にする。【解決手段】原稿読取装置は、コンタクトガラスを有する原稿載置台と、原稿押さえ機構と、原稿読取ユニットとを備える。原稿押さえ機構は、原稿載置台に対して開閉自在に設けられ、閉じられた状態においてコンタクトガラスを上方から覆う平板形の補助押さえ部材と、原稿載置台に対して開閉自在に設けられ、閉じられた状態において補助押さえ部材を上方から覆う本押さえ部材とを有する。補助押さえ部材の主面には、貫通孔が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、原稿読取装置および原稿読取装置を備える画像形成装置に関する。
スキャナー等の原稿読取装置は、一般に、原稿が載置されるコンタクトガラスを有する原稿載置台と、原稿載置台に対して開閉自在に設けられ、コンタクトガラス上に載置された原稿を上方から押さえる原稿押さえ部材と、原稿押さえ部材により押さえられた原稿を光学的に読み取る原稿読取ユニットとを備えている(例えば、特許文献1参照)。ユーザーは、原稿の読み取りを行う際には、(1)原稿押さえ部材を開き、(2)コンタクトガラス上に原稿を載置し、(3)原稿押さえ部材を閉じ、(4)原稿読取指示を原稿読取装置に入力する、という4つの手順を順に行う。
特開2013−93675号公報
一般に原稿載置台には、コンタクトガラス上において原稿を載置すべき領域を示す目盛りが設けられている。ユーザーは、この目盛りを参考にして上記の(2)の手順、すなわちコンタクトガラス上に原稿を載置する手順を行う。しかしながら、その後の原稿押さえ部材を閉じる上記の(3)の手順において原稿押さえ部材を閉じる際に生じる風等により、原稿が正しい位置からずれる場合がある。この場合、ユーザーの所望する出力(画像データや印刷物等)が得られない。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、ユーザーが読取り対象の原稿をコンタクトガラス上の正しい位置に載置することができ、かつ載置した原稿がその正しい位置からずれることがないことを可能にすることを目的とする。
本発明の一局面にかかる原稿読取装置は、コンタクトガラスを有する原稿載置台と、前記コンタクトガラス上に載置された原稿を上方から押さえる原稿押さえ機構と、前記原稿押さえ機構により押さえられた原稿を光学的に読み取る原稿読取ユニットと、を備え、前記原稿押さえ機構は、前記原稿載置台に対して開閉自在に設けられ、閉じられた状態において前記コンタクトガラスを上方から覆う平板形の補助押さえ部材と、前記原稿載置台に対して開閉自在に設けられ、閉じられた状態において前記補助押さえ部材を上方から覆う本押さえ部材と、を有し、前記補助押さえ部材の主面に、貫通孔が形成されている、原稿読取装置である。
また、本発明の別の一局面にかかる画像形成装置は、上記の原稿読取装置と、前記原稿読取装置が原稿を読み取って取得した画像を記録紙に形成する画像形成部と、を備える画像形成装置である。
上記の本発明によれば、ユーザーが読取り対象の原稿をコンタクトガラス上の正しい位置に載置することができ、かつ載置した原稿がその正しい位置からずれることがない。
本発明の一実施形態にかかる原稿読取装置を備えた画像形成装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる原稿読取装置において本押さえ部材が開かれた状態を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる原稿読取装置において本押さえ部材および補助押さえ部材の両方が開かれた状態を示す図である。 (A)〜(C)は、本発明の一実施形態にかかる原稿読取装置に読取り対象の原稿を載置する手順を示す図である。 (A)は、本発明の一実施形態にかかる補助押さえ部材を示す上面図であり、(B)は、比較例にかかる補助押さえ部材を示す上面図である。 (A)は、本発明の一実施形態にかかる補助押さえ部材を示す上面図であり、(B)〜(E)は、変形例にかかる補助押さえ部材を示す上面図である。 (A)および(B)は、変形例にかかる補助押さえ部材を示す上面図である。
以下、本発明の一実施形態にかかる原稿読取装置およびこれを備えた画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる原稿読取装置10を備えた画像形成装置1を示す斜視図である。
画像形成装置1は、ファクシミリ通信機能、コピー機能、プリンター機能、およびスキャナー機能等の複数の機能を兼ね備えた複合機である。図1に示すように、画像形成装置1は、装置本体40と、装置本体40の上方(Y方向側)に配置された原稿読取装置10とから概略構成される。
装置本体40の外郭を構成する筐体41の内部には、不図示の給紙部や画像形成部等が収容されている。
給紙部は、用紙(記録紙)を収容する給紙カセットや、当該給紙カセットに収容された用紙を画像形成部に向けて繰り出す繰出ローラー等を備えている。
画像形成部は、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、および現像装置等を備え、帯電、露光、現像の工程により、感光体ドラムに原稿読取装置10が読み取った原稿のトナー画像を形成する。給紙部から搬送された用紙は、感光体ドラムに形成されたトナー像が転写され、定着処理が施された後に排出トレイ44に排出される。
装置本体40の筐体41の前面には、表示部61および物理キー62からなる操作部60が配置されている。
表示部61は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイで構成され、その表示面を上方に向けて配置されている。表示部61は、原稿読取や画像形成等に関する操作画面を表示する。
物理キー62は、例えば、操作画面を構成するGUIのフォーカスを移動させる矢印キー、操作画面を構成するGUIに対して確定操作を行う決定キー、数値キー等である。物理キー62は、表示部61に表示される操作画面に対する操作をユーザーから受け付ける操作部として機能する。
続いて既説の図1に加えて、図2および図3を用いて、原稿読取装置10の構成を説明する。図2は、原稿読取装置10において本押さえ部材30が開かれた状態を示す斜視図である。また図3は、原稿読取装置10において本押さえ部材30および補助押さえ部材40の両方が開かれた状態を示す斜視図である。これらの図に示すように、原稿読取装置10は、原稿載置台50と、原稿載置台50に載置された原稿を上方から押さえる原稿押さえ機構20とを備えている。
原稿載置台50は、その中央部にガラス等の光透過性の部材からなるコンタクトガラス51が設けられている。コンタクトガラス51上に読取り対象の原稿が載置される。コンタクトガラス51の下方には、主走査方向(Z方向)に延びたラインセンサを有する読取ユニット(不図示)が設けられている。当該読取ユニットは、モーターやギア等からなる駆動部により副走査方向(X方向)に往復移動される。
読取ユニットは、LED(Light Emitting Diode)等の発光部により、赤、緑、青の3色の光を切り替えながらコンタクトガラス51上に載置された原稿に向けて光を照射するとともに、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサー等の受光部により原稿で反射された反射光を受光する。受光部は、受光した光を電気信号へ変換して、主走査方向の1ライン分の画像データを取得する。当該画像データは、画像形成装置1に内蔵されたA/D変換部によってディジタル信号化された後、さらにシェーディング補正、ガンマ補正、色収差補正、MTF(Modulation Transfer Function)補正およびスキャナー色補正等の様々な画像処理が施される。そして、当該画像処理により生成された画像データは、原稿読取装置10や画像形成装置1に内蔵されたメモリーやHDD(Hard Disk Drive)等に記憶される。
原稿押さえ機構20は、本押さえ部材30および補助押さえ部材40の2つの部材から構成されている。本押さえ部材30および補助押さえ部材40は、ともに原稿載置台50に対して開閉自在に設けられている。
補助押さえ部材40は、プラスチック等の光透過性の部材から構成される平板であり、原稿載置台50と本押さえ部材30との間に設けられている。補助押さえ部材40は、その端部が原稿載置台50に設けられた開閉軸52により支持されており、開閉軸52を支点として原稿載置台50に対して開閉する。補助押さえ部材40は、補助押さえ部材40が閉じられた状態において、コンタクトガラス51を上方から覆い、コンタクトガラス51上の原稿を固定する原稿押さえとしての役割を果たす。
本押さえ部材30は、白色のシート部材および柔軟性を有するクッション材からなるプラテンマット31を有する。本押さえ部材30は、本押さえ部材30が閉じられた状態において、補助押さえ部材40を上方から覆う。このときプラテンマット31は、補助押さえ部材40を介してコンタクトガラス51に対向し、コンタクトガラス51上の原稿を補助押さえ部材40とともに固定する原稿押さえとしての役割を果たす。また、補助押さえ部材40が光透過性の部材から構成されるため、原稿読取の際に読取ユニットから出射された光は、補助押さえ部材40を透過して本押さえ部材30に到達する。このため本押さえ部材30は、読取ユニットから出射された光を高反射率で反射する反射部材としての役割も果たす。
ここで補助押さえ部材40には、表面(本押さえ部材30および補助押さえ部材40が閉じられた状態において本押さえ部材30に対向する主面)から裏面(本押さえ部材30および補助押さえ部材40が閉じられた状態においてコンタクトガラス51に対向する面)まで貫く貫通孔41が形成されている。当該貫通孔41の開口は、補助押さえ部材40の矩形の表面を構成する四辺のうちX方向に延びる一辺に沿って延びた長尺形となっており、その大きさが少なくともユーザーの手が挿入可能な大きさとなっている。
また、補助押さえ部材40の表面には、コンタクトガラス51上において原稿を載置すべき領域を示す白色のガイド線42A、42B、42C、42Dが形成されている。補助押さえ部材40は、光透過性の部材から構成されるため、補助押さえ部材40が閉じられた状態において、コンタクトガラス51上にガイド線42A、42B、42C、42Dが示されることになる。ユーザーは、コンタクトガラス51上に示されたガイド線42A、42B、42C、42Dを参照することで、コンタクトガラス51上において原稿を載置すべき領域を特定することができる。なお、白色のガイド線42A、42B、42C、42Dは、補助押さえ部材40の裏面に形成してもよい。
ガイド線42A、42B、42C、42Dは、用紙サイズが異なる原稿毎に設けられている。例えば、ガイド線42Aは、レターサイズの原稿を載置すべきコンタクトガラス51上の領域を示す。また、ガイド線42Bは、A5サイズの原稿を載置すべきコンタクトガラス51上の領域を示す。
また、ガイド線42A、42B、42C、42Dの付近には、各ガイド線42A、42B、42C、42Dに対応する用紙サイズが白色で印字されている。例えば、ガイド線42Aの付近には、「LETTER」の文字が白色で印字されている。また、ガイド線42Bの付近には、「A5」の文字が白色で印字されている。
上記のように、補助押さえ部材40の表面は、ガイド線42A、42B、42C、42Dにより用紙サイズが異なる原稿毎に対応した複数の領域に分割されている。図2および図3に示す例では、補助押さえ部材40の表面が、レターサイズの原稿に対応する領域、A5サイズの原稿に対応する領域、A4サイズの原稿に対応する領域、およびB4サイズの原稿に対応する領域に分割されている。そして貫通孔41の開口は、当該分割された複数の領域のうち、少なくとも2つの領域を跨いでいる。図2および図3に示す例では、貫通孔41の開口がガイド線42A、42B、42Cと交わっている。すなわち、貫通孔41の開口が、レターサイズの原稿に対応する領域、A5サイズの原稿に対応する領域、A4サイズの原稿に対応する領域、およびB4サイズの原稿に対応する領域を跨いでいる。
図4(A)〜図4(C)は、原稿読取装置10に読取り対象の原稿を載置する手順を示す図である。以下、これらの図に沿ってこの手順を順に説明する。
(第1の手順)
図4(A)に示すように、ユーザーは、本押さえ部材30および補助押さえ部材40の両方を開いた状態で、コンタクトガラス51上に読取り対象の原稿を載置する。図4(A)に示す例では、読取り対象の原稿はA5サイズの原稿である。原稿載置台50の端部に原稿を載置すべきコンタクトガラス51上の領域を示す目盛り等が設けられている場合、ユーザーは、当該目盛り等を参照して読取り対象の原稿をコンタクトガラス51上に載置する。一方、原稿載置台50の端部に上記の目盛り等が設けられていない場合、ユーザーは、コンタクトガラス51上の適当な位置に読取り対象の原稿を載置する。
(第2の手順)
原稿をコンタクトガラス51上に載置した後、ユーザーは、補助押さえ部材40を閉じる(図4(A)の矢印参照)。これにより、図4(B)に示す状態となり、コンタクトガラス51上に載置された原稿が補助押さえ部材40により固定される。また図4(B)に示す状態では、原稿を載置すべき領域を示したガイド線42A、42B、42C、42D、および読取り対象の原稿を上方から視認することが可能になっている。
ここで、原稿載置台50の端部に上記の目盛り等が設けられていない場合、第1の手順において原稿が載置すべき正しい位置に載置されていないことが多い。また、原稿載置台50の端部に上記の目盛り等が設けられている場合であっても、ユーザーが目盛りを見誤ったり、補助押さえ部材40を閉じる際に生じる風等により、原稿が正しい位置からずれる場合がある。図4(B)に示す例では、ガイド線42Bにより示されるA5サイズの原稿を載置すべき位置から、マイナスX方向およびマイナスZ方向に原稿がずれている。ガイド線42A、42B、42C、42Dおよび読取り対象の原稿が上方から視認できるため、ユーザーは、原稿を載置すべき位置から原稿がずれていることを気づくことができる。
(第3の手順)
ユーザーは、貫通孔41の開口を通じてコンタクトガラス51上に載置された原稿に触れ、コンタクトガラス51上での原稿の位置を調整する。図4(C)に示す例では、ガイド線42Bにより示されるA5サイズの原稿を載置すべき位置に原稿を移動させる。原稿位置の調整後、ユーザーは、本押さえ部材30を閉じる。貫通孔41からのみ原稿が露出しており、それ以外の原稿部分は補助押さえ部材40により固定されているため、本押さえ部材30を閉じる際に生じる風等により原稿の載置位置がずれることがない。その後ユーザーは、操作部60等を操作して原稿読取り指示を画像形成装置1に入力する。読取ユニットは、当該原稿読取り指示に基づき読取動作を行い、画像データを取得する。補助押さえ部材40の表面に形成されたガイド線42A、42B、42C、42D等が白色であるため、当該ガイド線42A、42B、42C、42Dが画像データに写りこむことがない。
以上のように、上記の画像形成装置1および原稿読取装置10によれば、読取り対象の原稿がコンタクトガラス51上の正しい位置に載置された状態で原稿を読み取ることが可能となり、ユーザーの所望する出力を得ることができる。
また、貫通孔41の開口が補助押さえ部材40の分割された複数の領域を跨いでいるため、どのような原稿サイズの原稿であっても原稿を折れ曲げたり、シワを作ることなく、コンタクトガラス51上での原稿の位置を調整することが可能である。図5(A)および図5(B)を用いてこの点について説明する。
図5(A)は、本発明の一実施形態にかかる補助押さえ部材40を示す上面図である。図5(B)は、比較例にかかる補助押さえ部材401を示す上面図である。比較例にかかる補助押さえ部材401では、貫通孔411の開口がレターサイズの原稿に対応する領域にのみに形成されている。
図5(A)および図5(B)が示す例では、A4サイズの原稿がコンタクトガラス51上に載置されている。当該原稿は、A4サイズの原稿を載置すべき位置からX方向にずれている。この場合、ユーザーは、コンタクトガラス51上に載置された原稿に触れ、原稿に対してマイナスX方向に向けて力を加える。図5(A)に示す場合では、貫通孔41の開口が補助押さえ部材40の分割された複数の領域を跨いでいるため、原稿のマイナスX方向における端部に近い位置を触れて原稿に力を加えることが可能である。このため、原稿にマイナスX方向に向けて力を加えたことにより、原稿が折れ曲がったりシワができるおそれが少ない。一方、図5(B)に示す例では、貫通孔411の開口がレターサイズの原稿に対応する領域にのみに形成されているため、原稿のマイナスX方向における端部に近い位置を触れることができない。このため、原稿にマイナスX方向に向けて力を加えたことにより、原稿が折れ曲がったりシワができるおそれがある。
なお、本発明は、上記の実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。
図6(A)は、上記の実施形態で説明した補助押さえ部材40を示す上面図であり、図6(B)〜図6(E)、図7(A)および図7(B)は、変形例1〜変形例6にかかる補助押さえ部材を示す上面図である。
図6(A)に示すように、上記の実施形態では、貫通孔41の開口が、補助押さえ部材40の矩形の表面を構成する四辺のうちX方向に延びる一辺に沿って延びた長尺形である場合を説明した。これに対して、図6(B)に示す変形例1にかかる補助押さえ部材402では、貫通孔412の開口が補助押さえ部材402の矩形の表面を構成する四辺のうちZ方向に延びる一辺に沿って延びた長尺形となっている。貫通孔412の開口の形状をこのような形状にすることで、上記の実施形態で説明した補助押さえ部材40と比較して、Z方向への原稿位置の調整が容易となる。
また、図6(C)に示す変形例2にかかる補助押さえ部材403では、貫通孔413の開口が、補助押さえ部材403の矩形の表面を構成する四辺のうちX方向に延びる一辺に沿って延びた長尺形の開口と、Z方向に延びる一辺に沿って延びた長尺形の開口とが交差してなる十字形の開口となっている。貫通孔412の開口の形状をこのような形状にすることで、X方向およびZ方向への原稿位置の調整が容易となる。
また、図6(D)に示す変形例3にかかる補助押さえ部材404では、複数の貫通孔414A〜414Dが形成されている。当該貫通孔414A〜414Dは、ガイド線42A、42B、42C、42Dにより分割された複数の領域のそれぞれに少なくとも1つずつ形成されている。図6(D)に示す例では、レターサイズの原稿に対応する領域に貫通孔414Aが形成され、A5サイズの原稿に対応する領域に貫通孔414Bが形成され、A4サイズの原稿に対応する領域に貫通孔414Cが形成され、B4サイズの原稿に対応する領域に貫通孔414Dが形成されている。このように貫通孔414A〜414Dを形成することで、どのような原稿サイズの原稿であっても、原稿を折れ曲げたりシワを作ることなく、コンタクトガラス51上での原稿の位置を調整することが可能である。
また、図6(E)に示す変形例4にかかる補助押さえ部材407では、貫通孔417の開口が補助押さえ部材407の矩形の表面を構成する四辺のそれぞれに対して角度を有する方向、すなわち斜め方向に延びた長尺形となっている。貫通孔417の開口の形状をこのような形状にすることで、X方向およびZ方向への原稿位置の調整が容易となる。
また、図7(A)に示す変形例5にかかる補助押さえ部材405では、ガイド線425A、425B、425C、425Dが直線ではなく、点線で形成されている。また、図7(B)にかかる変形例6にかかる補助押さえ部材406では、ガイド線426A、426B、426C、426Dが、用紙サイズが異なる原稿毎に対応した複数の領域を取り囲むように形成されるのではなく、当該領域の端部の位置(角の位置)のみを示すように形成されている。ガイド線をこのように形成した場合であっても、ユーザーに対して原稿を載置すべきコンタクトガラス51上の位置を示すことができる。
1 画像形成装置
10 原稿読取装置
20 原稿押さえ機構
30 本押さえ部材
31 プラテンマット
40 補助押さえ部材
41 貫通孔
50 原稿載置台
51 コンタクトガラス

Claims (8)

  1. コンタクトガラスを有する原稿載置台と、
    前記コンタクトガラス上に載置された原稿を上方から押さえる原稿押さえ機構と、
    前記原稿押さえ機構により押さえられた原稿を光学的に読み取る原稿読取ユニットと、を備え、
    前記原稿押さえ機構は、
    前記原稿載置台に対して開閉自在に設けられ、閉じられた状態において前記コンタクトガラスを上方から覆う平板形の補助押さえ部材と、
    前記原稿載置台に対して開閉自在に設けられ、閉じられた状態において前記補助押さえ部材を上方から覆う本押さえ部材と、を有し、
    前記補助押さえ部材の主面に、貫通孔が形成されている、原稿読取装置。
  2. 前記本押さえ部材は、白色のプラテンを有し、
    前記補助押さえ部材は、光透過性の部材から構成され、
    前記補助押さえ部材の前記主面には、前記補助押さえ部材が閉じられた状態において、前記コンタクトガラス上において原稿を載置すべき領域を用紙サイズが異なる原稿毎に示した複数の白色のガイド線が形成されている、請求項1に記載の原稿読取装置。
  3. 前記補助押さえ部材の前記主面は、前記複数のガイド線により用紙サイズが異なる原稿毎に対応した複数の領域に分割されており、
    前記貫通孔の開口は、前記複数の領域のうち少なくとも2つの領域を跨いでいる、請求項2に記載の原稿読取装置。
  4. 前記補助押さえ部材は、前記主面が矩形であり、
    前記貫通孔の開口は、前記矩形を構成する四辺のうちの一辺に沿って延びた長尺形である、請求項3に記載の原稿読取装置。
  5. 前記補助押さえ部材は、前記主面が矩形であり、
    前記貫通孔の開口は、前記矩形を構成する四辺のそれぞれに対して角度を有する方向に延びた長尺形である、請求項3に記載の原稿読取装置。
  6. 前記補助押さえ部材は、前記主面が矩形であり、
    前記貫通孔の開口は、前記矩形を構成する四辺のうちの一辺に沿って延びた長尺形の開口と、前記一辺に直交する辺に沿って延びた長尺形の開口とが交差してなる十字形の開口である、請求項3に記載の原稿読取装置。
  7. 前記補助押さえ部材の前記主面は、前記複数のガイド線により用紙サイズが異なる原稿毎に対応した複数の領域に分割されており、
    前記貫通孔は、前記複数の領域のそれぞれに少なくとも1つずつ形成されている、請求項2に記載の原稿読取装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の原稿読取装置と、
    前記原稿読取装置が原稿を読み取って取得した画像を記録紙に形成する画像形成部と、を備える画像形成装置。
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JP2018186336A (ja) * 2017-04-24 2018-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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