JP2002290670A - 画像読取り装置 - Google Patents

画像読取り装置

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JP2002290670A
JP2002290670A JP2001084837A JP2001084837A JP2002290670A JP 2002290670 A JP2002290670 A JP 2002290670A JP 2001084837 A JP2001084837 A JP 2001084837A JP 2001084837 A JP2001084837 A JP 2001084837A JP 2002290670 A JP2002290670 A JP 2002290670A
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JP2001084837A
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Yasuhiro Ono
泰宏 小野
Makoto Masuda
麻言 増田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】片面読取りから両面読取りへの機能アップを、
容易かつ低コストで行うことが可能であり、装置の大型
化を招くことなく実現できる画像読取り装置を提供す
る。 【解決手段】搬送する原稿の通路である原稿搬送路33
内の原稿を複数の搬送手段31で搬送して、原稿搬送路
33の片側に面して配置された第1の読取り手段10で
原稿における一方の面の画像を読み取る画像読取り装置
1に、原稿搬送路33の、第1の読取り手段10が配置
された側と反対側に面して、着脱可能に第2の読取り手
段23を設けて、原稿における他方の面の画像を読み取
るように構成する。これにより、装置構成の大型化、複
雑化を招くことなく、原稿における両面の画像読取りが
実現できるとともに、片面読取りから両面読取りへの機
能アップを容易かつ低コストで実施することが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿における表裏
両面の画像を読み取ることが可能な画像読取り装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等に用いられているスキャ
ナとして、原稿における表裏両面の画像を一回の用紙搬
送中に読み取ることができるものが開発されている。例
えば、特開平9−284480号公報には、原稿を搬送
する搬送部と、光学系とからなる読取り部と、を搬送路
の両側(上下)に備えた両面原稿読取り装置(スキャ
ナ)に関する技術が開示されている。このスキャナは、
原稿の搬送過程で、原稿の両面の画像を、表裏を入れ替
えることなく読み取るようになっている。このようなス
キャナを用いることにより、両面画像の読取りにかかる
スループットを早められる。また、1つの読取り部によ
って両面画像を読み取る構成に比べて、原稿の搬送系路
を単純化できる。このため、原稿にダメージを与える可
能性を低減できるともに、機械構成の大型化、複雑化及
び製造コストの高騰を抑制できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された両面原稿読取り装置(スキャナ)は、一
方の読取り部の排紙口側に、他方の読取り部を並べて配
置した構成である。このため、片面だけを読み取る構成
に比べて、原稿の搬送経路を倍増させる必要がある。し
たがって、上記公報の図1に示された排紙トレイ28の
ように、スキャナの筐体外方まで排紙トレイを延長する
形状となり、装置全体の長さが長くなり、装置を設置す
るための床面積を増加させてしまうという問題が発生す
る。
【0004】そこで、本発明は、上記の問題を解決する
ために創作したものであり、その目的は、片面読取りか
ら両面読取りへの機能アップを、容易かつ低コストで行
うことが可能であり、装置の大型化を招くことなく実現
できる画像読取り装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0006】(1) 搬送する原稿の通路である原稿搬送路
と、該原稿搬送路内の原稿を搬送する複数の搬送手段
と、該原稿搬送路の片側に面して配置されて、該原稿搬
送路を該複数の搬送手段で搬送される原稿における一方
の面の画像を読み取る第1の読取り手段と、を備えた画
像読取り装置において、該原稿搬送路の、該第1の読取
り手段が配置された側と反対側に面して、着脱可能に設
けられ、該原稿における他方の面の画像を読み取る第2
の読取り手段を備えたことを特徴とする。
【0007】この構成において、搬送する原稿の通路で
ある原稿搬送路内の原稿を複数の搬送手段で搬送して、
原稿搬送路の片側に面して配置された第1の読取り手段
で原稿における一方の面の画像を読み取る画像読取り装
置では、原稿搬送路の、第1の読取り手段が配置された
側と反対側に面して、着脱可能に設けられた第2の読取
り手段で、原稿における他方の面の画像を読み取る。
【0008】したがって、原稿における一方の画像を読
み取るために設けられた第1の読取り手段が面している
原稿搬送路を延長することなく、さらに第2の読取り手
段を設けているので、装置構成の大型化、複雑化を招く
ことなく、原稿における両面の画像読取りが実現できる
とともに、片面読取りから両面読取りへの機能アップを
容易かつ低コストで実施することが可能となる。
【0009】(2) 前記複数の搬送手段は、原稿の先端を
搬送方向に直角に整合する整合ローラを含み、前記第1
の読取り手段及び前記第2の読取り手段は、前記搬送路
における該整合ローラの下流側かつ直後に設けられたこ
とを特徴とする。
【0010】この構成においては、複数の搬送手段のひ
とつである搬送路における原稿の先端を搬送方向に直角
に整合する整合ローラの下流側かつ直後に、前記第1の
読取り手段及び前記第2の読取り手段が設けられてい
る。
【0011】したがって、読取り直前の原稿を読取り手
段に対して整合するための搬送制御を行う場所が1カ所
で済み、原稿を整合するための搬送制御が簡単になる。
また、原稿搬送路長が長くなって、装置が大型化するの
を防止することが可能となる。
【0012】(3) 前記第1の読取り手段を有した第1筐
体と、前記第2の読取り手段を有した第2筐体と、を備
え、該第2筐体は、該第1筐体上面の一部または全体を
覆う形状で、該第1筐体の上面の一辺を軸として、回動
可能に取り付けられたことを特徴とする。
【0013】この構成において、第2の読取り手段を有
した第2筐体は、第1の読取り手段を有した第1筐体上
面の一部または全体を覆う形状で、第1筐体の上面の一
辺を軸として、回動可能に取り付けられている。したが
って、画像読取り装置が大型化することなく、簡素な構
成で、原稿における両面の画像読取りを実現することが
可能となる。
【0014】(4) 前記第2の読取り手段は、前記第2筐
体の前記第1筐体に対向する面と反対側の面から着脱可
能であることを特徴とする。
【0015】この構成において、前記第2筐体の前記第
1筐体に対向する面と反対側の面から、前記第2の読取
り手段は装着可能である。したがって、第2筐体を第1
筐体上面の一部または全体を覆う状態にして、第2の読
取り手段を容易に着脱することが可能となる。また、第
2の読取り手段を装着するための移動空間が、他部品の
配置の邪魔にならないようにする際に設計の自由度を高
められるので、設計を行いやすくなる。
【0016】(5) 前記第2の読取り手段は、前記原稿搬
送路に面する位置を調整可能であることを特徴とする。
【0017】この構成において、原稿搬送路に面する第
2の読取り手段の位置調整が可能である。したがって、
第2の読取り手段を取り付けした際に、その位置を調整
して読み取った原稿画像の画質を向上させることが可能
となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る画像読取
り装置について説明する。図1は、本発明の実施形態に
係る画像読取り装置の概略の構成図である。図1に示し
たように、画像読取り装置1は、大きく分けて、第1筐
体である下部筐体2、第2筐体である上部筐体3及び排
紙トレイ4から構成されている。
【0019】下部筐体2は、第1の読取り手段である第
1読取り部10及び第1コンタクトガラス11を備えた
構成である。第1読取り部10は、第1走査ユニット1
2、第2走査ユニット13、結像レンズ14、CCD1
5、第2コンタクトガラス16を備えている。
【0020】第1コンタクトガラス11は、後述する静
止読取りモードで画像を読み取る原稿を載置するための
台である。
【0021】第2コンタクトガラス16は、後述する走
行読取りモードで読み取る原稿を搬送するための台であ
る。第1走査ユニット12は、光源(露光ランプ)50
と、原稿の反射光を第2走査ユニット13に導く第1反
射ミラー51と、を有しており、第1コンタクトガラス
11に沿って左から右に一定速度Vで移動しながら、原
稿を露光するものである。なお、図1において、第1走
査ユニット12を複数図示しているが、これは後述する
各読取りモードを説明するためのものであり、画像読取
り装置1は、第1走査ユニット12を1つ備えた構成で
ある。
【0022】第2走査ユニット13は、第1反射ミラー
51からの光を、結像レンズ14を介してCCD15に
導く第2反射ミラー52及び第3反射ミラー53を備え
ており、第1走査ユニット12に追随してV/2の速度
で移動するようになっている。結像レンズ14は、第3
反射ミラー53からの反射光を、CCD15上で結像さ
せるものである。CCD15は、結像レンズ14からの
光をアナログの電気信号に変換するものである。なお、
この電気信号は、後述する画像処理部によってデジタル
の画像データに変換され、後述する画像メモリに記憶さ
れる。
【0023】画像読取り装置1では、原稿を静止させて
画像を読み取る静止読取りモード、原稿を搬送させなが
ら画像を読み取る走行読取りモード、または、原稿を搬
送させながら、原稿における両面の画像を読み取る両面
モードのいずれかを選択して、原稿の画像読取りを行え
るようになっている。
【0024】静止読取りモードでは、下部筐体2内の第
1読取り部10を第1コンタクトガラス11に平行に走
査することによって画像を読み取る。また、走行読取り
モードでは、下部筐体2内の第1読取り部10を第2コ
ンタクトガラス16の下部に停止させることによって画
像読取りを行うようになっている。さらに、両面モード
では、第1読取り部10及び上部筐体3に設けたイメー
ジセンサ部32の双方を同時に用いて画像読取りを行う
ように設定されている。
【0025】上記の各読取りモードを行うために、第1
走査ユニット12及び第2走査ユニット13には、両者
の移動を同期させる図示しないワイヤが巻き掛けられて
いる。また、このワイヤを介して、ステッピングモータ
(図示せず)によって駆動されるようになっている。ま
た、第1読取り部10は、第1コンタクトガラス11上
に載置された原稿の読取りに加えて、後述するように、
上部筐体3の搬送手段によって搬送されている原稿の画
像を読み取る機能も有している。
【0026】第1コンタクトガラス11上の原稿を読み
取る際(静止読取りモード時)には、第1走査ユニット
12は、図1中のpos1の位置からpos2の位置の
方向に、原稿サイズ検出手段で検出された原稿サイズに
応じて所定距離だけ移動するようになっている。一方、
搬送されている原稿を読み取る際(走行読取りモード
時)には、図1中のpos3の位置に停止している。ま
た、使用されていない場合や待機中には、図1中のpo
s1の位置とpos3の位置との中間のpos0の位置
(ホームポジション:図示せず)に、停止している。
【0027】図2は、画像読取り装置1の第1読取り部
及び第2読取り部の構成を示した断面拡大図である。図
2に示したように、第1コンタクトガラス11の端部前
側には、原稿基準板41が備えられている。原稿基準板
41は、第1コンタクトガラス11に載置する原稿のサ
イズ・載置方向を示す指標が示されている。
【0028】したがって、ユーザは、この指標に基づい
て、第1コンタクトガラス11に原稿を容易に載置でき
る。また、第1コンタクトガラス11の原稿基準板41
が設けられた側と反対側であって、原稿基準板41が対
向する所に、CCD15のシェーディング(白レベルの
決定)を実施する際に使用する第1基準白板42が設け
られている。
【0029】次に、図1に示した上部筐体3は、下部筐
体2の上面全体を覆う形状で、画像読取り装置1の奥側
に下部筐体2との間に設けられたヒンジ(図示せず)を
回動支点(軸)として、上方に回動する構造である。こ
れにより、画像読取り装置1では、手前側から、第1コ
ンタクトガラス11の上面及び第2コンタクトガラス1
6の上面を開放できるようになっている。なお、上部筐
体3は、必ずしも下部筐体2の上面全体を覆う形状でな
くてもよく、下部筐体2の一部が露出していてもよい。
【0030】画像読取り装置1は、OCマット21、原
稿トレイ22、第2読取り部23及び開放扉24を備え
た構成である。OCマット21は、上部筐体3を閉めた
時に、第1コンタクトガラス11に押しつけられて密着
する位置に設けられた白色のマットである。原稿トレイ
22は、走行読取りモード・両面モードで読み取る原稿
を載置するための台である。開放扉24は、第2読取り
部23の取り付け状態を調整するために、上部筐体3に
設けられている開閉自在の扉である。
【0031】第2読取り部23は、原稿トレイ22に載
置された原稿の画像を読み取るためのものであり、原稿
搬送部31、第2読取り手段であるイメージセンサ部3
2、原稿搬送路33及び原稿排出部34を備えている。
原稿搬送部31は、原稿トレイ22に載置された原稿を
取り入れ、原稿搬送路33を搬送させるものである。イ
メージセンサ部32は、搬送されている原稿の画像を読
み取るものである。原稿排出部34は、イメージセンサ
部32によって画像を読み取られた後の原稿を、排紙ト
レイ4に排出するものである。
【0032】図2に示したように、原稿搬送部31は、
複数の搬送手段である給送補助ローラ61、給送ローラ
66及び整合ローラ対67、並びに原稿セット検出セン
サ62、原稿抑え板63及び摩耗パッド64を備えてい
る。
【0033】給送補助ローラ61及び原稿抑え板63
は、原稿セット検出センサ62で検知した原稿を原稿搬
送路33に引き入れるものである。摩擦パッド64、給
送ローラ66及び整合ローラ対67は、給送タイミング
センサ65の検知結果に基づいて、引き込まれた原稿を
1枚毎にイメージセンサ部32に導くものである。
【0034】なお、整合ローラ対67は、その駆動軸に
電磁クラッチ(図示せず)を備えており、駆動モータ
(図示せず)からの駆動力の伝達を制御できるようにな
っており、原稿のない状態では停止している。そして、
原稿の先端が給送タイミングセンサ65に接触し、この
センサから所定の信号が伝達されたときに、原稿を下流
側に搬送する方向に回動するように設定されている。
【0035】また、整合ローラ対67は、停止した状態
で、摩擦パッド64及び給送ローラ66により上流側よ
り搬送された原稿の先端が、整合ローラ対67のニップ
部に付き当たり、原稿に所定の撓みを形成した後に、下
流側に原稿を搬送するように回動する。この際に、整合
ローラ対67のニップ部により、原稿の先端が搬送方向
に直角となるように整合される。これにより、整合ロー
ラ対67の直後に設置された第2コンタクトガラスの下
で停止して画像を読み取る第1走査ユニット12やイメ
ージセンサ部32は、直角に搬送された原稿の画像を読
み取ることができる。
【0036】原稿搬送路33は、搬送ガイド58と給送
ローラ66との間、整合ローラ対67間、イメージセン
サ部32と第2コンタクトガラス16との間、及び原稿
ガイド70と第2コンタクトガラス16との間によって
構成された原稿の搬送経路である。原稿ガイド70は、
その中央に第3コンタクトガラス17を備えた状態で、
第2コンタクトガラス16の上に載置されているもので
ある。
【0037】なお、この原稿ガイド70における水平方
向の位置は、位置決め突起70aによって設定される。
また、原稿ガイド70における上下方向の位置調整につ
いては後述する。
【0038】原稿排出部34は、排出ローラ対69及び
原稿排出センサ59を備えている。排出ローラ対69の
上側ローラは、駆動ローラであり、上部筐体3の左側部
に一体的に設けられて、上部筐体中の駆動機構により駆
動されている。また、排出ローラ対69の上側ローラ
は、下部筐体2側に回転自在に設けられた排出ローラ対
69の下側ローラ(従動ローラ)とともに、原稿搬送路
33を通った原稿を挟持搬送して、排紙トレイ4上に排
出する機能を有している。
【0039】原稿排出センサ59は、排出ローラ対69
の下流側に配置されており、原稿の排出を、後述する読
取り制御部に伝達するものである。
【0040】また、排紙トレイ4は、下部筐体2の左側
面から突き出すように設置されており、原稿排紙部34
から排出された画像の読取りが完了した原稿を積層する
ためのものである。
【0041】図3は、第2読取り部の構成を示した断面
拡大図である。図3に示したように、イメージセンサ部
32は、上部筐体3に設けられており、原稿搬送路33
を搬送される原稿における上側の画像を読み取るための
ものである。また、イメージセンサ部32に対向して設
けられた第2基準白板68は、イメージセンサ部32か
ら出力される電気信号をシェーディング(白部レベルの
決定)する際に、白レベルを決定するために読み込む白
板である。この第2基準白板68は、第2コンタクトガ
ラス16の第1読取り部10側に貼り付けられている。
【0042】第2基準白板68の第1読取り部10側に
貼り付けられた遮光部材90は、第1読取り部10の光
源50の光が、イメージセンサ部32に入って、画像が
適切な濃度で読み取れなくなるのを防止するために、主
走査方向に原稿の読取り領域外まで設けられている。こ
の遮光部材90は、第1走査ユニット12が図1に示し
たpos3の位置に停止しているときに、第1走査ユニ
ット12のスリットの幅を第2コンタクトガラス16側
に投影した空間に入らないように配置されている。これ
は、遮光部材90が、第1読取り部のCCD15の読取
り光路に入って、読取りを阻害しないためである。
【0043】イメージセンサ部32は、イメージセンサ
ユニット71、ユニット固定板73及びユニット保持板
74から構成されている。イメージセンサユニット71
は、原稿ガイド70の中央に設けられた第3コンタクト
ガラス17の上部に配置されている。この第3コンタク
トガラス17は、イメージセンサユニット71と原稿と
の間の光透過を実現させるとともに、原稿のジャムを防
止する機能を有しており、原稿ガイド70の搬送路側の
凹部に、接着剤で接着されている。
【0044】イメージセンサユニット71は、画像読取
り装置1の上部筐体3の前後フレーム間に固定されてい
る基準板72に対し、ユニット固定板73、ユニット保
持板74を介して吊り下げられて設置されている。
【0045】次に、イメージセンサユニット71の内部
構造及びシェーディング動作について説明する。図3に
示したように、イメージセンサユニット71は、その内
部に、原稿面に光を照射するための光源(LEDアレ
イ)81、原稿からの反射光を集光するセルフォックレ
ンズアレイ82、及び受光した光の強度に応じた電気信
号(電気的画像信号)を生成するイメージセンサ(光電
変換素子)83を備えている。
【0046】イメージセンサ83の出力信号をシェーデ
ィングする際に、イメージセンサユニット71は、第3
コンタクトガラス17及び第2コンタクトガラス16を
介して、第2基準白板68を読み取る。この読取り値を
基に、シェーディング値を決定し、原稿画像を読み取っ
た際にイメージセンサ部32から出力される電気信号を
シェーディング(白部レベルの決定)をする。
【0047】セルフォックレンズアレイ82は、原稿ガ
イド70と第2コンタクトガラス16との間における原
稿搬送路33の高さ方向(上下方向)の中点よりも、や
や第2コンタクトガラス16寄りに焦点が合うように設
定されている。これにより、セルフォックレンズアレイ
82の被写界深度は、第2コンタクトガラス16の表面
から原稿搬送路33の高さ方向の大部分を占めるように
なっている。
【0048】したがって、イメージセンサ(光電変換素
子)83が受光する第2基準白板68からの反射光は、
原稿搬送路33を通過する原稿の白部からの反射光より
も、第2コンタクトガラス16の厚さを光が往復する際
に、第2コンタクトガラス16に吸収される分と、セル
フォックレンズの焦点距離がずれている分と、が低下す
ることになる。この低下分は、第2基準白板68の読取
り値に対して、ルックアップテーブルに格納されている
予め決めた補正値を参照して、補正されて、白レベルが
決定される。
【0049】次に、イメージセンサユニット71の設置
構成について説明する。図4は、第2読取り部の取り付
け方法を説明するための上部筐体3の断面拡大図であ
る。図5は、イメージセンサユニット71を設置するた
めの構成を示した外観斜視図である。
【0050】図3及び図5に示したように、基準板72
は、中央部分に大きく開口部72aが設けられていると
ともに、開口部72aの搬送方向の両端部が曲げ起こさ
れた形状となっている。また、この2つの曲げ起こし部
72bに、ユニット固定板73が渡され、イメージセン
サユニット固定ビス75によって固定されている。
【0051】また、ユニット保持板74は、断面がロの
字状で中空の四角柱形状を有しており、内部にユニット
固定板73を貫通させた状態で、イメージセンサユニッ
ト調整ビス76によって、ユニット保持板74に上方か
ら固定されている。また、イメージセンサユニット71
は、このユニット保持板74に堅固に固定されている。
また、基準板72に対するユニット保持板74の高さ位
置及び姿勢(傾斜の度合い)、並びにユニット保持板7
4に対するユニット固定板73の高さ位置及び姿勢は、
複数のイメージセンサユニット固定ビス75及びイメー
ジセンサユニット調整ビス76を調整することによっ
て、所定範囲でずらすことが可能となっている。
【0052】すなわち、画像読取り装置1では、イメー
ジセンサユニット71の姿勢及び高さ位置(第3コンタ
クトガラスとの相対的な位置)を、上記の各ビスを調整
することによって、微小単位で制御できる。これによ
り、イメージセンサユニット71を、最適な姿勢・位置
に厳密に配置させることが容易となっている。
【0053】また、図5に示したように、原稿ガイド7
0は、基準板72の端部に対し、段付きビス77及びガ
イド付勢用バネ78で固定されている。したがって、こ
のビスを調整することで、原稿ガイド70における高さ
位置及び姿勢を調整できるようになっている。
【0054】これにより、原稿搬送路33の高さ(原稿
ガイド70と第2コンタクトガラス16との間隔)を容
易に調整できるため、シートジャムの発生を簡単に防止
できる。また、上記した各ビスの調整は、図1に示した
開放扉24を開放することで、上部筐体2の上方から行
うことができる。
【0055】さらに、図4に示したように、この開放扉
24を開放することで、イメージセンサ部32の全体の
着脱を容易に行えるように設定されている。
【0056】次に、画像読取り装置1における読取り処
理について説明する。静止読取りモード時では、片面モ
ードだけが選択可能となり、第1読取り部10だけが原
稿の読取りに用いられる。このとき、第1読取り部10
の第1走査ユニット12は、まず、pos0(図1に示
したpos1とpos3との中間)に配置される。そし
て、後述する読取り制御部の指示に応じて、pos1の
位置から第1コンタクトガラス11上に載置された原稿
を走査しながら、第2走査ユニット13とともにpos
2側に移動する。
【0057】これにより、原稿画像に応じた反射光をC
CD15に受光させることが可能となる。このように、
第1読取り部10は、静止した原稿の下側の面(表面)
に形成されている画像を読み取ることとなる。
【0058】走行読取りモード時では、片面モードと両
面モードの両方が選択可能となる。走行読取りモードの
片面モード時には、第1読取り部10だけが原稿の読取
りに用いられる。このモードの指示があると、第1読取
り部10の第1走査ユニット12は、pos0の位置か
らpos3の位置に移動して停止し、そのまま、停止状
態を保持して、搬送される原稿の読取りを行う。そし
て、読取り制御部の指示に応じて、CCD15が、第2
コンタクトガラス16を介して、原稿搬送路33を搬送
される原稿の画像を下側から読み取る。
【0059】すなわち、第1読取り部10は、原稿の下
側の面(表面)に形成されている画像を読み取ることと
なる。走行読取りモードの両面モード時には、第1読取
り部10及びイメージセンサ部32の双方が原稿の読取
りに用いられる。この時、第1読取り部10の第1走査
ユニット12は、走行読取りモードの片面モード時と同
様に、図1中のpos3の位置に停止される。そして、
読取り制御部の指示に応じて、第1読取り部10が、第
2コンタクトガラス16を介して、原稿搬送路33を搬
送される原稿の画像を下側から読み取る。また、同様
に、イメージセンサ部32が、第3コンタクトガラス1
7を介して、搬送される原稿の上側の面(裏面)に形成
されている画像を上側から読み取る。このように、画像
読取り装置1における両面モードでは、第1読取り部1
0及びイメージセンサ部32が、搬送原稿の表裏両面の
画像を、上下方向から一度に読み取ることとなる。
【0060】以上のように、画像読取り装置1では、第
1読取り部10及びイメージセンサ部32を上下方向に
積層して配置し、搬送原稿の表裏両面を一度に読み取る
ように構成されている。これにより、特開平9−284
480号公報の両面原稿読取装置のように、2つの読取
り部を搬送方向に並べる構成に比して、原稿の搬送方向
への大型化を回避し、画像読取り装置の占有床面積を小
さくできる。また、上部筐体3に形成されている原稿搬
送部31・原稿排出部34を用いて原稿を搬送するだけ
で原稿の両面を読み取れるため、構造を簡略化できる。
さらに、原稿の整合手段を1カ所だけ設ければよいの
で、搬送制御が容易となる。
【0061】したがって、片面原稿の読取りが大半で、
両面原稿の読取りがほとんどないユーザは、機械構成が
大きく複雑で、コストが高価な画像読取り装置を使用し
なくてもよくなる。
【0062】なお、本発明は、2つの読取り部を搬送方
向に並べる構成では、下流側の読取り部のための整合部
材を2つの読取り部の間に入れても良い。しかし、その
分、搬送路長を長くする必要がある。
【0063】また、画像読取り装置1では、図4に示し
たように、開放扉24を開放することで、イメージセン
サ部32を着脱できるようになっている。すなわち、画
像読取り装置1における他の部材の少ない搬送手段の上
側から、イメージセンサ部32を装着できる。これによ
り、イメージセンサ部32の着脱が容易にできる。さら
に、他の部材に関する設計の自由度を高められる。
【0064】さらに、画像読取り装置1では、イメージ
センサ部32におけるイメージセンサユニット71の高
さ位置及び姿勢を、原稿搬送路33に対して容易に調整
できるようになっている。これにより、画質劣化の原因
となるイメージセンサ部32の位置ずれを、容易に解消
することが可能となる。
【0065】加えて、画像読取り装置1では、原稿ガイ
ド70の高さ位置・姿勢も調整できるようになってい
る。これにより、原稿搬送路33の高さ(第3コンタク
トガラス17の高さ)を最適な値に設定できるため、シ
ートのジャムを防止できる。
【0066】なお、本実施の形態では、走行読取りモー
ド(搬送原稿の片面及び両面を読み取るモード)時、第
1読取り部10を用いて画像読取りを行うとしている。
しかしながら、これに限らず、このモードにおいて、イ
メージセンサ部32だけを用いて画像読取りを行うよう
にしてもよい。
【0067】次に、画像読取り装置1における制御系に
ついて説明する。図6は、画像読取り装置の制御系統を
示したブロック図である。図6に示したように、システ
ムコントローラ101は、通信制御部102を介して、
読取り制御部103を制御する。また、システムバス1
10を介して、画像処理中継部104と画像メモリ10
5とを制御する。これにより、システムコントローラ1
01は、原稿の読取り動作が適切に行われるように、画
像読取り装置1の全体を制御することができる。
【0068】図6に示したように、第1光源基板111
は、読取り制御部103の信号に基づいて、第1読取り
部10の光源50を点灯・消灯する。また、第2光源基
板112は、読取り制御部103の信号に基づいて、イ
メージセンサ部32の光源81を点灯・消灯する。第1
読取り走査系駆動モータ制御基板113は、読取り制御
部103の信号に基づいて、第1読取り走査系駆動モー
タ121を制御して、第1走査ユニット12及び、第2
走査ユニット13を駆動する。第1読取り走査系位置セ
ンサ群131は、第1走査ユニット12がpos0〜p
os3の各位置に配置されたときに、読取り制御部10
3に規準位置信号を出す。読取り制御部103は、第1
読取り走査系位置センサ群131の規準位置信号と、第
1読取り走査系駆動モータ121のステップ数と、を基
に、第1走査ユニット12の位置を算出して、第1読取
り走査系駆動モータ121を正逆転制御して、第1走査
ユニット12、第2走査ユニット13を往復移動させ
る。
【0069】自動原稿送り装置である原稿搬送部31及
び原稿排出部34の駆動モータ制御基板115は、操作
部106の操作に応じた読取り制御部103の信号によ
り、ステッピングモータである駆動モータ122をオン
オフ制御して、自動原稿送り装置の駆動系を駆動し、上
述の給送補助ローラ61、給送ローラ66、整合ローラ
対67、排出ローラ対69及び他の搬送ローラに駆動力
を伝える。また、駆動モータ122は、駆動モータ制御
基板114からのパルスレイトにより回転速度を変えら
れる。原稿排出センサ59、原稿セット検出センサ62
及び給送タイミングセンサ65(原稿検出センサ群13
2とも称する。)は、原稿がセンサの位置に到達した時
に、原稿の有無信号を読取り制御部103に伝える。
【0070】これに対して、読取り制御部103は、原
稿検出センサ群132からの原稿の有無信号と図外のタ
イマでの計時信号とにより、原稿が適切なタイミングで
搬送されているか否かを算出する。搬送不良の場合に
は、ジャム等の発生の信号を、システムバス110を介
してシステムコントローラ101に伝える。電磁クラッ
チ群123は、読取り制御部103からの信号によりオ
ンオフして、自動原稿送り装置のそれぞれの駆動系に対
して、接続または非接続に切り換えて、駆動系を停止し
たり、回転したりする。
【0071】次に、片面読取りモード時及び両面読取り
モード時の読取り走査により得られた電気的画像信号の
処理に関して説明する。図6に示したように、CCD1
5により得られた電気的な画像信号(以下、画像信号と
称する。)は、画像処理部140に送られる。また、イ
メージセンサ部32により得られた画像信号は、画像処
理部150に送られる。そして、所定の画像処理を施さ
れた後に、画像処理中継部104に送られ、さらに所定
の画像処理を施された後、システムバス110を介して
1ページ毎に区別されて画像メモリ105に記憶され
る。画像処理部140は、アナログ信号処理部141、
A/D変換部142、シェーディング補正部143、フ
ィルタ処理部144、濃度変換部145によって構成さ
れている。画像処理部150は、アナログ信号処理部1
51、A/D変換部152、シェーディング補正部15
3、フィルタ処理部154、濃度変換部155によって
構成されている。なお、CCD15とイメージセンサ部
32とでは、光源光量、光電変換効率及び出力信号レベ
ル等が異なるため、CCD15用と、イメージセンサ部
32用とに、それぞれ専用の画像処理部140及び画像
処理部150が設けられている。
【0072】画像処理部140,150の各要素は、読
取り制御部103の制御下で動作する。アナログ信号処
理部141,151は、それぞれ、CCD15及びイメ
ージセンサ部32から入力される画像信号に、レベル変
換処理、サンプルホールド処理及び信号増幅処理を施し
て、A/D変換部142,152に出力する。
【0073】A/D変換部142,152は、アナログ
信号処理部141,151から入力されるアナログの画
像信号をデジタル変換して、量子化した画像信号をシェ
ーディング補正部143,153に出力する。
【0074】シェーディング補正部143,153は、
A/D変換部142,152から入力される量子化され
た画像信号に対して黒再生及び白再生を施して、フィル
タ処理部144,154に出力する。
【0075】なお、黒再生とは、CCD15またはイメ
ージセンサ部32の暗示出力をサンプリングして記憶
し、読取りデータである原稿読取り時のCCD15また
はイメージセンサ部32の出力する画像信号から減算す
ることにより、暗示出力の影響を削除することである。
また、白再生とは、反射率の均一な基準白板を読み取っ
たときの画素毎の画像信号に基づいて原稿読取り時の画
像信号を各画素に正規化し、光量むらや光学部品の影響
及び第1光電変換素子であるCCD15や第2光電変換
素子であるイメージセンサ部32の画素感度のバラツキ
を補正することである。
【0076】フィルタ処理部(フィルタ処理手段)14
4,154は、シェーディング補正部143,153か
ら入力される画像信号に、読取り制御部103から設定
されるフィルタ特性を決定する係数に基づいて所定のフ
ィルタ処理、具体的には、空間フィルタリング処理を施
す。これにより、画像の高周波成分を強調して、画像の
「ぼけ」の修復を行う。
【0077】すなわち、CCD15及びイメージセンサ
部32の出力する画像信号には、レンズやミラー等の光
学部品、CCD15やイメージセンサ部32の受光面の
アパーチャ開口度、CCD15やイメージセンサ部32
の転送効率や残像、物理的な走査による積分効果及び操
作むら等に起因するMTF(Modulation Transfer Func
tion)の劣化があり、フィルタ処理部144によりこの
MTFの劣化を補償している。このように、MTFは、
CCD15とイメージセンサ部32によりその劣化具合
も大きく異なるため、適切なフィルタ処理を行ってい
る。また、MTFの劣化は、高周波域ほど顕著であるの
で、フィルタ処理部144は、高周波域の画像信号に対
して、強調処理を施すことにより、「ぼけ」を修復し
て、画像品質を向上させている。
【0078】そこで、フィルタ処理部144は、入力画
像信号がCCD15からの画像信号であるか、イメージ
センサ部32からの画像信号であるか、によってフィル
タ処理が異なる。
【0079】図6に示したように、濃度変換部(濃度変
換手段、2値化手段)145,155は、フィルタ処理
部144,154でフィルタ処理された画像信号に濃度
変換を行うためのものであり、例えば、画像信号をファ
クシミリ通信する場合や、印字条件が2値化指定された
場合等に画像信号を2値化処理し、また、写真画像等の
ように印字条件が多値であれば、所定の濃度特性により
濃度変換を行って、画質を向上させている。
【0080】濃度変換部145,155は、RAM制御
部(図示せず)及びRAM等(図示せず)を備え、RA
Mにセットされたデータ変換用のルックアップテーブル
を入力画像信号のアドレスとして読み出すことにより、
データ変換を行って、濃度変換処理を行う。濃度変換処
理が完了した画像信号は、画像処理中継部104からシ
ステムバス110を介して画像メモリ105に送られ
る。そして、画像メモリ105で、この画像信号が記憶
される。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0082】(1) 搬送する原稿の通路である原稿搬送路
内の原稿を複数の搬送手段で搬送して、原稿搬送路の片
側に面して配置された第1の読取り手段で原稿における
一方の面の画像を読み取る画像読取り装置では、原稿搬
送路の、第1の読取り手段が配置された側と反対側に面
して、着脱可能に設けられた第2の読取り手段で、原稿
の他方の面の画像を読み取るため、原稿における一方の
画像を読み取るために設けられた第1の読取り手段が面
している原稿搬送路を延長することなく、さらに第2の
読取り手段を設けているので、装置構成の大型化、複雑
化を招くことなく、原稿における両面の画像読取りが実
現できるとともに、片面読取りから両面読取りへの機能
アップを容易かつ低コストで実施することができる。
【0083】(2) 複数の搬送手段のひとつである搬送路
における原稿の先端を搬送方向に直角に整合する整合ロ
ーラの下流側かつ直後に、前記第1の読取り手段及び前
記第2の読取り手段が設けられているので、読取り直前
の原稿を読取り手段に対して整合するための搬送制御を
行う場所が1カ所で済み、原稿を整合するための搬送制
御が簡単にすることができる。また、原稿搬送路長が長
くなって、装置が大型化するのを防止できる。
【0084】(3) 第2の読取り手段を有した第2筐体
は、第1の読取り手段を有した第1筐体上面の一部また
は全体を覆う形状で、第1筐体の上面の一辺を軸とし
て、回動可能に取り付けられているため、画像読取り装
置が大型化することなく、簡素な構成で、原稿における
両面の画像読取りを実現できる。
【0085】(4) 前記第2筐体の前記第1筐体に対向す
る面と反対側の面から、前記第2の読取り手段は装着可
能であるため、第2筐体を第1筐体上面の一部または全
体を覆う状態にして、第2の読取り手段を容易に着脱す
ることができる。また、第2の読取り手段を装着するた
めの移動空間が、他部品の配置の邪魔にならないように
する際に設計の自由度を高められるので、設計を容易化
できる。
【0086】(5) 原稿搬送路に面する第2の読取り手段
の位置調整が可能であるため、第2の読取り手段を取り
付けした際に、その位置を調整して読み取った原稿画像
の画質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像読取り装置の概略
の構成図である。
【図2】画像読取り装置の第1読取り部及び第2読取り
部の構成を示した断面拡大図である。
【図3】第2読取り部の構成を示した断面拡大図であ
る。
【図4】第2読取り部の取り付け方法を説明するための
上部筐体3の断面拡大図である。
【図5】イメージセンサユニットを設置するための構成
を示した外観斜視図である。
【図6】画像読取り装置の制御系統を示したブロック図
である。
【符号の説明】
1−画像読取り装置 2−下部筐体 3−上部筐体 10−第1の読取り手段 23−第2の読取り手段23 31−搬送手段31 33−原稿搬送路
フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 AA58 BA05 BA07 BA17 BA24 BA36 BA41 BA47 BA48 BA57 BA58 BA63 BA64 BA87 BB02 BB05 3F102 AA02 AB01 BA02 BB04 EA03 5C062 AA02 AA05 AB17 AB29 AB32 AB33 AD05 AD06 5C072 AA01 BA01 DA21 EA05 NA01 NA08 WA02 XA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送する原稿の通路である原稿搬送路
    と、該原稿搬送路内の原稿を搬送する複数の搬送手段
    と、該原稿搬送路の片側に面して配置されて、該原稿搬
    送路を該複数の搬送手段で搬送される原稿における一方
    の面の画像を読み取る第1の読取り手段と、を備えた画
    像読取り装置において、 該原稿搬送路の、該第1の読取り手段が配置された側と
    反対側に面して、着脱可能に設けられ、該原稿における
    他方の面の画像を読み取る第2の読取り手段を備えたこ
    とを特徴とする画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の搬送手段は、原稿の先端を搬
    送方向に直角に整合する整合ローラを含み、 前記第1の読取り手段及び前記第2の読取り手段は、前
    記搬送路における該整合ローラの下流側かつ直後に設け
    られたことを特徴とする請求項1に記載の画像読取り装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の読取り手段を有した第1筐体
    と、前記第2の読取り手段を有した第2筐体と、を備
    え、 該第2筐体は、該第1筐体上面の一部または全体を覆う
    形状で、該第1筐体の上面の一辺を軸として、回動可能
    に取り付けられたことを特徴とする請求項1または2に
    記載の画像読取り装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の読取り手段は、前記第2筐体
    の前記第1筐体に対向する面と反対側の面から着脱可能
    であることを特徴とする請求項3に記載の画像読取り装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2の読取り手段は、前記原稿搬送
    路に面する位置を調整可能であることを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれかに記載の画像読取り装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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