JP2004279691A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2004279691A JP2003070438A JP2003070438A JP2004279691A JP 2004279691 A JP2004279691 A JP 2004279691A JP 2003070438 A JP2003070438 A JP 2003070438A JP 2003070438 A JP2003070438 A JP 2003070438A JP 2004279691 A JP2004279691 A JP 2004279691A
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Hirohisa Sawada
宏久 沢田
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Abstract

【課題】装置の前後方向に記録紙を搬送しながら、画像信号にもとづいて記録紙面上に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部の上面に設けられ画像形成後の記録紙を排出する記録紙排出及び排出された記録紙を積載する排紙トレイ部とで構成され前記記録紙排出口は装置手前側もしくは装置奥側に設けることで、それぞれ装置手前側から装置奥側の方向もしくは装置奥側から装置手前側の方向に向けて記録紙を排出する構成のプリンタを設けた画像形成装置において、機内排紙されたシートの取り出し性および視認性を向上させた画像形成装置を提供する。
【解決手段】シートPに画像を形成するプリンタ部104と、プリンタ部104の上方に配置された画像読取部101との間に、シートPを排出する機内排紙空間Hlを設ける。ここで、画像読取部101の右端101wは、プリンタ部104の右端104wよりも装置内側に位置する。また、画像読取部101は右端101w以外の部分で支持される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ部とその上方に設けられた画像読取部若しくは載置台との間の空間にシートを排出する構成の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の画像形成装置としては、複写機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能などを一台に集約したMFP(Multi Function Peripherals;多機能複合機)が知られている。
【0003】
図5および図6に従来のMFPの構成を示す。図5は、MFPを装置右斜め前からみた斜視図であり、図6は、MFPを右側からみた断面図である。同図において、矢印A方向が装置手前側を示している。
【0004】
従来、この種のMFPは以下のように構成されていた。
【0005】
MFP本体10は、プリンタ部4とその上方に設けられた画像読取部1とを有して構成され、プリンタ部4と画像読取部1の間にはシートを排出するための機内排紙空間Hfが設けられている。また、画像読取部1の装置手前側にはMFPを操作するための操作部5が設けられている。
【0006】
プリンタ部4は、概略、シートPに画像を形成する画像形成部11、シートPを収容・給紙するカセット給紙部12、画像形成済みのシートPを機内排紙空間Hfに排紙する排紙部15を有している。また、プリンタ部4の上面には排紙トレイ16が設けられている。
【0007】
画像形成時には、カセット給紙部12の装置手前側から給紙されたシートPは、装置手前にあるU字状の反転経路を経て、装置手前側から奥側に向かって搬送される。このとき、画像形成部11においてシートPにトナー像が形成される。画像形成済みのシートPは、装置奥側にある排紙部15から装置手前側に向かって機内排紙空間Hfに排出される。排出されたシートPは、排紙トレイ16上に積載される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
排紙トレイ16に排紙、積載されたシートPは、機内排紙空間Hfの開放側である装置手前から取り出すことになる。
【0009】
しかしながら、上記構成にあっては、機内排紙空間Hfの上方にある画像読取部1および操作部5が邪魔となり、装置の斜め上方からでは排紙トレイ16上のシートPを視認しづらい。それゆえ、操作者は、装置の前でかがんだ姿勢をとり、機内排紙空間Hfを覗き込みながら、機内排紙空間Hf内に手を差し入れるという動作を行わねばならず、シートPの視認性および取り出し性は必ずしも良いとはいえなかった。
【0010】
また、排紙トレイ16上のシートPは装置奥側を基準として積載されることから、長さの短い小サイズのシートほど機内排紙空間Hfの奥のほうに位置し、視認性と取り出し性が悪くなっていた。
【0011】
このような課題を解決すべく、プリンタ部4と画像読取部1の間隔を広げて、機内排紙空間Hfを拡大する構成も考えられる。しかし、この場合には、装置の高さが高くなり、画像読取部の操作性の低下や、装置の大型化による設置スペースの拡大およびコストアップを招いてしまい、好ましくない。
【0012】
また、こうした課題は、プリンタ部4の上方に画像読取部1を設ける構成の場合に限らず、プリンタ部4の上方にスキャナやキーボード、あるいは、シート、トナー、カートリッジ、インク等の消耗品を載置するための載置台(ラック)を設ける構成の場合にも同様に生じる。つまり、載置台が障害となり、シートPの取り出し性や視認性の低下を招いてしまうのである。
【0013】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、機内排紙されたシートの取り出し性および視認性を向上させた画像形成装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、画像形成を行うプリンタ部と、プリンタ部の上方に配置された画像読取部との間に、シートを排紙する空間を設けた画像形成装置において、前記画像読取部の左右の側端のうち少なくとも一方は、前記プリンタ部の同じ側の側端よりも装置内側に位置し、かつ、前記画像読取部は、前記側端以外の部分で支持されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0016】
(第1の実施形態)
まず、図1〜3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置について説明する。本実施形態では、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能、および、ブックやシート原稿をコピーする複写機能を併せ持った多機能複合機(以下、MFPと呼ぶ。)を例に挙げる。
【0017】
ここで、図1は、MFPを右斜め前からみた斜視図である。また、図2は、MFPを右側からみた断面図であり、図3は、MFPを上方からみた上視図である。図1〜3において、矢印A方向が装置手前側を示している。
【0018】
(全体概略説明)
MFPの装置本体100は、概略、シートPに画像を形成するプリンタ部104と、プリンタ部104の上方に配置された画像読取部101とを有して構成される。このMFPは、プリンタ部104と画像読取部101の間に、シートPを排出するための空間が設けられた、いわゆる機内排紙型の画像形成装置である。
【0019】
画像読取部101はフラットベットスキャナである。固定読みモードでは、原稿台ガラス上に置かれた原稿を図示せぬ読取手段によりC方向に走査することで画像を読み取る。102は上下に開閉可能な圧板であり、原稿台ガラス上に置かれた原稿を押さえるものである。
【0020】
また、画像読取部101には原稿搬送部103が設けられている。流し読みモードでは、原稿搬送部103が原稿載置トレイ103a上に載置された原稿Sを一枚ずつ分離し、矢印F方向に搬送する。そして、原稿読取部103cを通過する原稿Sの画像を読取手段によって読み取る。画像の読み取り後の原稿Sは、原稿排紙トレイ103b上に排紙・積載される。
【0021】
プリンタ部104は、レーザービームプリンタからなる記録装置である。
【0022】
112は給紙手段としてのカセット給紙部であり、シートPが収納されている。112aはカセット給紙部112からシートPを一枚分離して画像形成部111に搬送する給紙ローラである。113はマルチ給紙部であり、給紙ローラ及び分離片とで構成されたマルチ分離部113aでシートPを一枚分離して画像形成部111に搬送する。
【0023】
画像形成部111は、シートに画像を形成する画像形成手段であって、プロセスカートリッジ111aおよび転写ローラ111bから構成される。プロセスカートリッジ111aは、感光ドラム111c、帯電装置、現像装置、クリーニング装置およびトナー容器が一体構成されたものであり、画像形成装置本体に対して着脱自在となっている。画像形成部111は、感光ドラム111cと転写ローラ111bとの間でシートPを搬送しつつ、トナー像をシートP上に転写する。110は露光手段としてのレーザースキャナである。
【0024】
114は画像形成部111でシートP上に転写したトナーを加熱し定着させる定着部である。
【0025】
115は、画像形成済みのシートPをプリンタ部104と画像読取部101の間の機内排紙空間に排紙する排紙手段であって、シートPの画像面を下にして排紙するフェイスダウン排紙部(FD排紙部)である。FD排紙部115は、装置手前側から奥側に向かって(矢印G方向)シートPを排紙する。
【0026】
116は、FD排紙部115によって排紙されたシートPを画像面を下にして積載するフェイスダウン排紙トレイ(FD排紙トレイ)である。FD排紙トレイ116は、プリンタ部104の上面に設けられている。
【0027】
FD排紙トレイ116は装置手前側から装置奥側に向かうにしたがって高くなるように傾斜する傾斜面を有している。また、FD排紙トレイ116の装置手前側の端縁からは略垂直に壁が起立している。よって、装置手前側に設けられたFD排紙部115から排紙されたシートPは、傾斜面に沿って装置手前側に滑り落ち、その後端(装置手前側の端)を壁に突き当てて整列することとなる。
【0028】
図2に示すように、給紙ローラ112a、画像形成部111、定着部114およびFD排紙部115は、いずれも装置手前側に設けられ、カセット給紙部112から画像形成部111を経由してFD排紙部115に至るシート搬送路は装置前面に沿って略垂直方向に設けられている。すなわち、プリンタ部104は、シートPを装置幅方向ではなく、装置前後方向(図2のE方向)に搬送する。
【0029】
105は表示部・入力キー等により構成される操作部であり、装置前面に設けられている。これにより、使用者は装置前面から操作可能であり、良好な操作性を実現している。
【0030】
119はプリンタ部104を制御、駆動するためのプリンタ制御部である。プリンタ制御部119は、プリンタ部104の機構部品を駆動するためのギヤ列などの駆動部と、電装部とで構成されている。
【0031】
プリンタ制御部119は、画像形成部111の幅方向外側に設けられている。本実施形態では、画像形成部111を装置右側に、プリンタ制御部119を装置左側に設けている。さらに詳しくは、本実施形態の画像形成装置では、シートの取り出し側を装置右側に設定しており、画像形成部111をシート取り出し側に、そして、プリンタ制御部119をシート取り出し側とは反対の側に設けているのである。
【0032】
(プリンタ部)
次にプリンタ部104の詳細な構成及び動作について説明する。
【0033】
第1の給紙手段であるカセット給紙部112は、プリンタ部104の底部に配設されている。カセット給紙部112は、シート束を収納する給紙カセット112bと、給紙カセット112bからシートPを分離給送する給紙ローラ112aとを有している。給紙カセット112bは装置手前方向(A方向)に引き出し可能に構成されている。これにより、装置手前でシートのセットやジャム処理を行うことができる。
【0034】
また、第2の給紙手段であるマルチ給紙部113は、装置前面に配置されている。マルチ給紙部113へのシートのセットは、装置手前から行うことが可能に構成されている。マルチ給紙部113に積載されたシートは、マルチ分離部113aにより分離、搬送された後、画像形成部111に送り込まれる。
【0035】
カセット給紙部112またはマルチ給紙部113から画像形成部111に送り込まれたシートPは、転写ローラ111bと感光ドラム111cとの間に搬送される。
【0036】
プリンタ部104は、図示せぬプリンタ制御基板から出力される画像信号に基づいてレーザースキャナ110から画像光を射出し、この画像光を画像形成部111の感光ドラム111cに照射して、感光ドラム111c表面に静電潜像を形成する。この静電潜像を現像装置によってトナー像に顕像化し、このトナー像を転写ローラ111bによってシートPに転写する。
【0037】
シートPはトナー像を転写された後、装置前面に沿って上方に搬送され、定着部114に導かれる。定着部114は、熱と圧力によりトナー像をシートPに定着させる。
【0038】
定着後のシートPはさらに上方に搬送され、FD排紙部115により機内排紙空間へと排紙され、FD排紙トレイ116に積載される。本実施形態では、装置の上部でかつ装置手前に設けられたFD排紙部115から装置の奥側に向けて排紙される。
【0039】
ここで、画像形成部111の前部には使用者が開閉可能なカートリッジカバー118が設けられている。本実施形態では、カセット給紙部112およびマルチ給紙部113から画像形成部111を経由してFD排紙部115に至るシート搬送路が装置前面に沿って設けられていることから、カートリッジカバー118を開くことで、ほとんど全てのシート搬送路を開放することができる。よって、シート搬送路のどこかでシートのジャムが発生した場合は、カートリッジカバー118を開くことで、装置前面からジャムシートを容易に取り除くことができる。
【0040】
また、画像形成部111が装置手前側に設けられており、そのプロセスカートリッジ111aは装置手前側から着脱自在な構成となっている。よって、プロセスカートリッジ111aの交換も装置前面から行うことができる。
【0041】
このように、本実施形態のプリンタ部104は、良好なジャム処理性とメンテナンス性とを実現している。
【0042】
(画像読取部と機内排紙空間)
図1に示すように、画像読取部101は、装置本体の左端に設けられた左支持部104aと、装置本体の後端に設けられた後ろ支持部104bによって支持されている。すなわち、画像読取部101の前面および右側には支持部が設けられていない。
【0043】
これにより、画像読取部101とプリンタ部104の間に設けられた機内排紙空間Hlの装置手前側から装置右側にかけて開放状態とし、FD排紙トレイ116上に積載されたシートPの取り出しを容易にしている。
【0044】
また、本実施形態のMFPでは、図3に示すように、画像読取部101の右端101wが、プリンタ部104の右端104wよりも装置内側に位置するように構成している。よって、プリンタ部104の上面の右端部、すなわち、FD排紙トレイ116の右端部が画像読取部101から露出する。これにより、装置右側からの機内排紙空間Hlへのアクセスがしやすくなり、FD排紙トレイ116上に積載されたシートPの取り出し性をさらに高めることができる。
【0045】
さらに、本実施形態のMFPでは、画像読取部101の右端101wが、機内排紙空間Hlに排紙されるシートP(FD排紙トレイ116に積載されるシートP)の右端Pwよりも装置内側に位置するように構成している。よって、シートPの右端部が画像読取部101から露出する。したがって、装置上方からでもFD排紙トレイ116上のシートPを視認することが可能となる。
【0046】
特に、本実施形態では、画像形成部111をシートPの取り出し側である右側に設け、プリンタ制御部119をその反対側に設けることによって、シートPの排出位置を極力右側に寄せ、シートPの露出部分を多くしている。よって、シートPの取り出し性と視認性を一層高めることができる。
【0047】
また、上記構成によれば、装置右側に取り出し性および視認性に優れた機内排紙空間Hlを設けたので、装置前面におけるプリンタ部104と画像読取部1(操作部105)の高さ方向の距離Hを小さくしても支障ない。よって、距離Hを小さくすることによって、画像読取部101の高さを低くでき、操作性の向上と、装置の省スペース化、コスト低減とを図ることができる。
【0048】
また、本実施形態では、FD排紙トレイ116上のシートが装置手前側に整列して積載されるので、この点でもシートの視認性および取り出し性の向上が図られている。
【0049】
なお、本実施形態では装置右側をシートの取り出し側としたが、装置左側を取り出し側にしてもよい。その場合は、画像読取部の左端をプリンタ部の左端よりも装置内側に位置させ、かつ、画像読取部の左端以外の部分(たとえば、右側や奥側など)を支持する構成にすればよい。また、このときも、画像読取部の左端が排紙されたシートの左端よりも装置内側に位置するようにすることが好ましい。ただし、シートの取り出しは右手で行われることが通常であるため、シートの取り出し側は装置右側に設けるほうが実用的であるといえる。
【0050】
また、本実施形態では装置手前側から奥側に向かってシートを排出する構成としたが、装置奥側から手前側に向かって排出する構成としてもよい。この場合も同様に、装置右側または左側から取り出すレイアウトとすることでシートの取り出し性および視認性が向上する。
【0051】
また、本実施形態では装置の右側からシートを取り出す構成としたが、左右両側からシートを取り出す構成としてもよい。具体的には、画像読取部の両側端がプリンタ部のそれぞれの側端よりも装置内側に位置し、かつ、画像読取部が両側端以外の部分(たとえば奥側のみ)で支持されていればよい。これにより、左右両側からシートを視認し、取り出すことが可能となる。
【0052】
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、プリンタ部104と画像読取部101と操作部105とが一体の構成であったが、本実施形態では、それらが別体で構成されている。そして、プリンタ部104の上方に載置台が配置され、その載置台の上に画像読取部101および操作部105が載置されている。この場合でも、載置台を第1の実施形態のようにレイアウトすることによって、同様な効果を得ることができる。
【0053】
なお、ここでは本実施形態に特有の構成部分を中心に説明を行い、第1の実施形態と同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0054】
図4に本実施形態に係る画像形成装置を示す。図4は、MFPを右斜め前からみた斜視図である。
【0055】
同図において、装置本体100には、ラック棚120とキャスタ台121とが設置されている。
【0056】
ラック棚120は、装置本体の左側に配置される左支持部120a、装置本体の後ろ側に配置される後ろ支持部120b、および、これら2つの支持部によって支持される載置台120cから構成される。載置台120cはプリンタ部104の上方に配置され、載置台120cとプリンタ部104の間には機内排紙空間Hlが形成される。載置台120cの上には、プリンタ部104と別体で構成された画像読取部101や操作部105が載置されている。
【0057】
また、キャスタ台121は、台121aと、台121aの四隅に設けられた4個のキャスタ121bとで構成されている。キャスタ台121の上にはプリンタ部104が置かれている。これによって、プリンタ部104はキャスタ台121とともに装置手前方向(矢印A方向)に引き出し可能となる。
【0058】
FD排紙部でジャムが発生した場合や、FD排紙トレイ116の部分でジャムが発生した際には、ラック棚120および画像読取部101を残したままプリンタ部104を装置手前側に引き出すことができる。よって、画像読取部101や操作部105が邪魔しないため、装置上方からジャム部にアクセスすることが可能となり、ジャム処理性が向上する。
【0059】
本実施形態のMFPでは、載置台120cの支持部を装置左側と装置後ろ側に設けたので、載置台120cとプリンタ部104の間に設けられた機内排紙空間Hlの装置手前側から装置右側にかけて開放状態とし、FD排紙トレイ116上に積載されたシートPの取り出しを容易にしている。
【0060】
また、載置台120cの右端120wが、プリンタ部104の右端104wよりも装置内側に位置するように構成している。よって、プリンタ部104の上面の右端部、すなわち、FD排紙トレイ116の右端部が載置台120cから露出する。これにより、装置右側からの機内排紙空間Hlへのアクセスがしやすくなり、FD排紙トレイ116上に積載されたシートPの取り出し性をさらに高めることができる。
【0061】
さらに、本実施形態のMFPでは、載置台120cの右端が、機内排紙空間Hlに排紙されるシートP(FD排紙トレイ116に積載されるシートP)の右端Pwよりも装置内側に位置するように構成している。よって、シートPの右端部が載置台120cから露出する。したがって、装置上方からでもFD排紙トレイ116上のシートPを視認することが可能となる。
【0062】
また、本実施形態のMFPでは、操作部105とは別に第2の操作部であるキーボード122を設けている。キーボード122は、Eメール送信のアドレスの入力の際や、ファクシミリの宛先登録の際などに使用するキーが配列されているものである。
【0063】
キーボード122は、操作部載置台であるキーボード台123の上に載置されている。キーボード台123は、ガイド部材を介して載置台120cに取り付けられており、キーボード122を載置したまま載置台120cに対してスライド自在に構成されている。
【0064】
図4は、装置手前側にキーボード122が引き出された状態を示す(以下、この状態の位置を「操作位置」と呼ぶ。)。この操作位置で使用者はキーボード122を操作可能である。一方、キーボード122およびキーボード台123を装置奥側にスライドさせると、装置内側(載置台120cの下側)にキーボード122が収納された状態となる(以下、この状態の位置を「収納位置」と呼ぶ。)。収納位置では、キーボード122が装置本体から出っ張らない構成となっている。
【0065】
以上の構成によって、キーボード122を操作する場合は、操作位置までキーボード122を引き出すことでキーボード122の良好な操作性を実現することができる。また、キーボード122を操作しない場合は、キーボード122を収納位置まで移動させることで、キーボード122がシートPの視認性を妨げたり、シートPの取り出しを阻害することを防ぐことができる。
【0066】
キーボード122は、Eメール送信宛先やファクシミリ宛先などの登録用であり、登録作業を行う場合は装置前面に配置する必要がある。しかしながら、登録作業を行う頻度は少なく、キーボード122は普段使用するものではないため、本実施形態のごとく装置内部に収納させるようにしても特に支障はない。
【0067】
なお、本実施形態では、プリンタ部104の上方に配置した載置台120c上に画像読取部101や操作部105を載置する構成としたが、載置台の用途はこれに限られない。たとえば、載置台に、プリンタ部104で使用する補充用のシート、トナー、カートリッジなどの消耗品や、プリンタ部104を制御するコンピュータなどを載置する構成も考えられる。この場合であっても、載置台を本実施形態のごとく構成することで、シートPの視認性と取り出し性の向上を図ることができる。
【0068】
以上、本発明の好適な実施形態について例示的に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、以下の実施態様を含むものである。
【0069】
(実施態様1)
画像形成を行うプリンタ部と、プリンタ部の上方に配置された画像読取部との間に、シートを排紙する空間を設けた画像形成装置において、
前記画像読取部の左右の側端のうち少なくとも一方は、前記プリンタ部の同じ側の側端よりも装置内側に位置し、かつ、
前記画像読取部は、前記側端以外の部分で支持されていることを特徴とする画像形成装置。
【0070】
(実施態様2)
前記プリンタ部は、シートを給紙する給紙手段、シートに画像を形成する画像形成手段、および、シートを前記空間に排紙する排紙手段を有することを特徴とする実施態様1記載の画像形成装置。
【0071】
(実施態様3)
前記排紙手段は装置手前側に設けられ、前記給紙手段から前記画像形成手段を経由して前記排紙手段に至るシート搬送路が装置前面に沿って設けられていることを特徴とする実施態様2記載の画像形成装置。
【0072】
(実施態様4)
前記シート搬送路が沿う装置前面を開放可能に構成したことを特徴とする実施態様3記載の画像形成装置。
【0073】
(実施態様5)
前記画像読取部の前記側端は、前記空間に排紙されるシートの同じ側の側端よりも装置内側に位置することを特徴とする実施態様1〜4のうちいずれか記載の画像形成装置。
【0074】
(実施態様6)
前記プリンタ部と前記画像読取部とを別体で構成するとともに、前記画像読取部を残したまま前記プリンタ部を装置手前側に引き出し可能に設けたことを特徴とする実施態様1〜5のうちいずれか記載の画像形成装置。
【0075】
(実施態様7)
前記画像読取部は、前記側端の反対側および装置後ろ側で支持されていることを特徴とする実施態様1〜5のうちいずれか記載の画像形成装置。
【0076】
(実施態様8)
前記プリンタ部の上面は排紙トレイであって、前記排紙トレイは装置手前側から装置奥側に向かうにしたがって高くなるように傾斜する傾斜面を有していることを特徴とする実施態様3〜7のうちいずれか記載の画像形成装置。
【0077】
(実施態様9)
前記プリンタ部の前記側端寄りに、シートに画像を形成する画像形成手段が配置されていることを特徴とする実施態様1〜8のうちいずれか記載の画像形成装置。
【0078】
(実施態様10)
画像形成を行うプリンタ部と、プリンタ部の上方に配置された載置台との間に、シートを排紙する空間を設けた画像形成装置において、
前記載置台の左右の側端のうち少なくとも一方は、前記プリンタ部の同じ側の側端よりも装置内側に位置し、かつ、
前記載置台は、前記側端以外の部分で支持されていることを特徴とする画像形成装置。
【0079】
(実施態様11)
前記プリンタ部は、シートを給紙する給紙手段、シートに画像を形成する画像形成手段、および、シートを前記空間に排紙する排紙手段を有することを特徴とする実施態様10記載の画像形成装置。
【0080】
(実施態様12)
前記排紙手段は装置手前側に設けられ、前記給紙手段から前記画像形成手段を経由して前記排紙手段に至るシート搬送路が装置前面に沿って設けられていることを特徴とする実施態様11記載の画像形成装置。
【0081】
(実施態様13)
前記シート搬送路が沿う装置前面を開放可能に構成したことを特徴とする実施態様12記載の画像形成装置。
【0082】
(実施態様14)
前記載置台の前記側端は、前記空間に排紙されるシートの同じ側の側端よりも装置内側に位置することを特徴とする実施態様10〜13のうちいずれか記載の画像形成装置。
【0083】
(実施態様15)
前記載置台に画像読取部を載置し、前記載置台を残したまま前記プリンタ部を装置手前側に引き出し可能に設けたことを特徴とする実施態様10〜14のうちいずれか記載の画像形成装置。
【0084】
(実施態様16)
前記載置台は、前記側端の反対側および装置後ろ側で支持されていることを特徴とする実施態様10〜14のうちいずれか記載の画像形成装置。
【0085】
(実施態様17)
前記プリンタ部の上面は排紙トレイであって、前記排紙トレイは装置手前側から装置奥側に向かうにしたがって高くなるように傾斜する傾斜面を有していることを特徴とする実施態様12〜16のうちいずれか記載の画像形成装置。
【0086】
(実施態様18)
前記プリンタ部の前記側端寄りに、シートに画像を形成する画像形成手段が配置されていることを特徴とする実施態様10〜17のうちいずれか記載の画像形成装置。
【0087】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、機内排紙されたシートの取り出し性および視認性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を装置右斜め前からみた斜視図である。
【図2】図1の画像形成装置を右側からみた断面図である。
【図3】図1の画像形成装置を上方からみた上視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置を装置右斜め前からみた斜視図である。
【図5】従来の画像形成装置を装置右斜め前からみた斜視図である。
【図6】図5の画像形成装置を右側からみた断面図である。
【符号の説明】
100 装置本体
101 画像読取部
101w 画像読取部の右端
102 圧板
103 原稿搬送部
103a 原稿載置トレイ
103b 原稿排紙トレイ
103c 原稿読取部
104 プリンタ部
104a 左支持部
104b 後ろ支持部
104w プリンタ部の右端
105 操作部
110 レーザースキャナ
111 画像形成部
111a プロセスカートリッジ
111b 転写ローラ
111c 感光ドラム
112 カセット給紙部
112a 給紙ローラ
112b 給紙カセット
113 マルチ給紙部
113a マルチ分離部
114 定着部
115 FD排紙部
116 FD排紙トレイ
118 カートリッジカバー
119 プリンタ制御部
120 ラック棚
120a 左支持部
120b 後ろ支持部
120c 載置台
120w 載置台の右端
121 キャスタ台
121a 台
121b キャスタ
122 キーボード
123 キーボード台
Hl 機内排紙空間
P シート
Pw シートの右端
S 原稿

Claims (1)

  1. 画像形成を行うプリンタ部と、プリンタ部の上方に配置された画像読取部との間に、シートを排出する空間を設けた画像形成装置において、
    前記画像読取部の左右の側端のうち少なくとも一方は、前記プリンタ部の同じ側の側端よりも装置内側に位置し、かつ、
    前記画像読取部は、前記側端以外の部分で支持されていることを特徴とする画像形成装置。
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