JP2006042184A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2006042184A JP2004222096A JP2004222096A JP2006042184A JP 2006042184 A JP2006042184 A JP 2006042184A JP 2004222096 A JP2004222096 A JP 2004222096A JP 2004222096 A JP2004222096 A JP 2004222096A JP 2006042184 A JP2006042184 A JP 2006042184A
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宏久 沢田
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Abstract

【課題】 画像形成ユニットの上方に画像読取ユニットを配置し、画像形成されたシートの排出口を装置本体の手前側と背面側とに備えた構成において、装置前面からの操作性と装置背面からの操作性とを両立させることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 第1の排出口130は、装置本体100の前後方向(E方向)において、フラットベットスキャナ101を構成する筐体の略中心付近に設けられている、すなわち、Df:Drは約1:1になるように設けられている。
【選択図】 図2



Description

本発明は、シート等の記録媒体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、あるいはMFP(多機能複合機)などの画像形成装置に関するものである。
従来、この種の画像形成装置において、プリンタと原稿読み取り部をもった複合機として、レーザプリンタを備えたMFPが知られている。
以下、MFPについて説明する。
MFPにおいて、装置の下部には、カセット内に載置されたシートを給紙してレーザプリンタにより画像を形成した後に定着手段により画像をシート上に定着させ、その後、装置外に排出、積載するプリンタ部(画像形成ユニット)を配置している。
また、プリンタ部の上方には、原稿台面上に載置された原稿を読み取り手段により走査して読み取るフラットベットスキャナ部(画像読取ユニット)を構成している。
近年、プリンタ単機能の商品はシートの給紙、搬送方向が装置の前後方向のレイアウトが主流となっている。
MFPにおいても、プリンタ単機能の商品を流用して、プリンタ単機能の商品の上にフラットベットスキャナ部を設けた商品が主流になっており、MFPのプリンタ部はプリンタ単品商品と同様にシートの給紙、搬送方向が装置前後方向となっている。
一方で、フラットベットスキャナ部は従来の複写機と同様に原稿の走査方向が装置左右方向であり、すなわち、シートの給紙、搬送方向と原稿の走査方向が直交するレイアウトが主流となっている。
以下に、従来の画像形成装置の一例としてプリンタ機能、ブック原稿を読取り複写を行う複写機能を合わせ持ったMFPについて説明する。図4は、従来のMFPを左側からみた概略断面図である。
(従来例の全体概略説明)
図4を参照してMFP全体の概略を説明する。
図4において、200は装置本体でありA方向が装置手前方向である。201はフラットベットスキャナであり原稿台ガラス201a面上に置かれた原稿Bを装置の装置幅方向であるC方向に走査して読み取る。202は圧板であり使用者が上下に開閉することができ、原稿台ガラス201a上に置かれた原稿Bを押さえるものである。201bは読取手段であり、ここではCCDを用いた縮小光学系を内蔵したCCDボックスを用いている。
204はレーザービームプリンタからなる記録装置部である。212はカセット給紙部であり、シートPが収納されている。212aはカセット給紙部からシートPを一枚分離して画像形成部211に分離・搬送する分離ローラである。
213は手差し給紙部であり、213aは給紙ローラで、手差し給紙口213bに挿入
されたシートPを搬送して画像形成部211に搬送する。
給紙ローラ213aはカセット給紙部から搬送されたシートPを画像形成部211に送り込む役割も兼ねている。
210はレーザースキャナ、211は画像形成部であり、211aはトナーカートリッジであり、トナーカートリッジ211aの内部には感光ドラム211c及び図示せぬ帯電部、現像部、クリーニング部及びトナーが一体の容器に収納されている。211bは転写ローラである。ここで感光ドラム211cと転写ローラ211bとの間でシートを搬送しつつ、トナーをシート上に転写する。
214は画像形成部211でシート上に転写したトナーを加熱し定着させる定着部である。
215はFD排紙ローラ対であり、214で定着されたシートを後述するフェイスダウン排紙トレイに排出するものである。
216はシートPを画像面を下にして排紙するフェイスダウン排紙トレイ(FD排紙トレイと呼ぶ)である。
221はFU排紙ローラ対であり214で定着された記録紙を後述するフェイスアップ排紙トレイに排出するものである。217は記録後、排紙されたシートPの画像面を上にして積載するフェイスアップ排紙トレイ(FU排紙トレイ)である。FU排紙トレイはFD排紙部から排紙する場合には図のごとく閉じられており、FU排紙する際には破線のごとく217Aの位置に開くことでFU排紙の排紙を行うものである。また、FD排紙をする際にジャムが生じたときに、紙搬送路を開放するためのジャム処理カバーでもある。
以上の構成により、記録装置部204はシートPを装置の前後方向(E方向)に搬送させることで、シートPの給紙、画像形成、排紙を行う構成である。
すなわち、図4に示すように原稿の読取りの走査が装置の幅方向(C方向)に対してシートの搬送方向は装置の前後方向(E方向)となり、原稿の走査方向とシートの搬送方向が直交する構成となっている。
205は表示部・入力キー等により構成される操作部であり、装置前面に設けられ使用者が装置前面から操作可能に構成され良好な操作性を実現している。205aは操作部の電気基板であり、キースイッチやLCD表示部が設けられている。
220は電気基板が設けられた電装部であり、全体を制御するものである。
次に、各部の詳細及び動作について説明する。
(従来例のフラットベットスキャナ部)
まず、フラットベットスキャナ201の詳細な構成及び動作について説明する。
フラットベットスキャナ201は原稿を載置する原稿台ガラス201aが設けられている。原稿台ガラス201aの下部には原稿を読み取る際の白基準となる図示せぬ白地部が設けられ、CCDを内蔵したCCDボックス201bは白地部の下で待機して、原稿を読み取る前に白地部を読み取ることで電気的な補正を行っている。
圧板202は回転中心部(以下ヒンジと呼ぶ)が装置背面(奥)側に設けられ、装置上
方に所定の角度だけ圧板202が開くよう揺動可能に構成されており、使用者が圧板202を開き、原稿台ガラス201a面上に原稿を載置する構成になっている。
CCDボックス201bは図示せぬ駆動するモータ(読取走査モータと呼ぶ)により、CCDボックス201bを原稿の副走査方向(C方向)に駆動する。
以上の構成により原稿Bを読み取る際には、CCDボックス201bを装置左方向から右方向に読取走査モータにより移動させながら原稿Bの面を読み取ることで、原稿Bの画像を読み取るものである。
(従来例の記録装置部)
次に、記録装置部について詳細な構成及び動作について説明する。
シートPの搬送方向を図4の矢印Gに示す。ここで、カセット給紙部212が、記録装置部204の底部に配設されている。給紙カセット212bに積載されたシート材Pは、分離ローラ212aによって1枚ずつ分離、搬送され図示せぬ搬送ローラにより更に搬送され、画像形成部211に送り込まれる。
ここで、給紙カセット212bは装置手前方向(A方向)に引き出すことで装置手前でシートのセットやジャム処理が行える。
また、213は手差し給紙部であり、装置前面に配置されている。手差し給紙口に挿入されたシートPは、給紙ローラ213aにより搬送され画像形成部211に送り込まれる。
ここで、手差し給紙口へのシートのセットは装置手前方向から行うことが可能に構成されている。
カセット給紙部212または手差し給紙部213から給紙ローラ213aに送り込まれたシートPは給紙ローラ213aにより画像形成部111に送り込まれ、転写ローラ211bと感光体ドラム211cとの間に搬送される。
記録装置本体204は、記録制御基板219から出力される画像信号に基づいてレーザースキャナ210から画像光を射出し、この画像光を画像形成部211の感光体ドラム211cに照射して、感光体ドラム211c表面に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像手段によってトナー像に変換し、画像形成部211に給送されたシートPにトナー像を転写する。
感光体ドラム211cは帯電手段と現像手段とクリーニング手段と共にトナーカートリッジ211a内に一体に組込まれていて、記録装置本体204に対して着脱自在に構成されている。ここで、画像形成部211の前面には使用者が開閉可能なカバー218(以下、カートリッジカバーと呼ぶ)が設けられ、トナーカートリッジ211aを交換する際や画像形成部211でシートのジャムが発生した場合は装置前面からカートリッジカバー218を218Aの位置まで開くことでトナーカートリッジ211aを装置手前方向に着脱することが可能となっている。
画像形成部211の感光体ドラム211c下部には転写ローラ211bが配置され、また感光体ドラム211cよりも下流側の搬送経路に熱定着器214が配置されている。
シートPは転写ローラ211bで感光体ドラム211c表面に形成されたトナー像を転
写された後、記録搬送部に沿って搬送され、熱定着器214でトナー像が定着される。定着後のシートPは更に搬送され、FU排紙ローラ対221を経てFD排紙ローラ対215により装置外に排紙され、FD排紙トレイ216にPfdのように積載される。
積載位置はシートの装置前端が使用者が装置前面から取り出し可能な位置である。
以上により、原稿のガラス面への載置、シートの取り出し、シートカセットの引き出し、手差し給紙部へのシートのセット、トナーカートリッジの取り出し及び操作部の操作といった操作をすべて装置前面方向から行う構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
一方、FDカバー217付近でジャム処理が発生した場合には、FDカバーを217Aまで開くことで背面側から、シートのジャム処理を行うことが可能である。
また、厚紙などで、FU排紙する場合にはFDカバー217を217Aの位置まで開くことで定着後のシートがFU排紙ローラ対221によってPfuのごとく排出される。FU排紙の時のシートの取り出しは背面側から取り出し可能になっている。
特開2004−137070号公報
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じることが懸念される。
(1)図4において、操作部前面をF面、リーダ部後ろ面をJ面、プリンタの排紙部をH面とし、操作部前面Fからプリンタ排紙部H面までのX方向の寸法をDfとし、プリンタ排紙部H面からリーダ部後ろ面J面までのX寸法をDrとすると、Df:Drは約8:2〜7:3程度になるように設計されていた。なお、図4の従来例ではFU排紙部であるFD排紙ローラ対とFU排紙部であるFUローラ対の位置を、装置前後方向に対して略同一位置に設けている。
それによって、寸法Dfが長いことで、プリンタの排紙部に排紙されたシートが寸法Df分だけ操作部及びリーダの下に隠れることになるが、Dfが大きければ、操作部、リーダの下に隠れる部分が増えるため、シートを先端から取る場合に操作部の手前に見える範囲が小さく、視認性及び取り出し性が低下してしまうことが懸念される。また、シートを取り出すためには、リーダとプリンタの間の隙間に手を入れなくてはならず、リーダとプリンタの隙間を大きくとる必要があり、装置高さがアップして、装置の大型化や、高さアップに伴う操作部及びリーダ部の操作性が低下してしまうことが懸念される。
一方、寸法Drが短いことで、使用者が排紙カバー217を開くための背面側のスペースが小さいく作業がやりにくい点や、装置の背面を壁に近づけた場合は、装置背面方向に排出口と壁の距離が近接するため、装置背面方向(後方)に排出されたシートが壁にあたりやすく、ジャムする可能性があり、その対策として、装置全体を壁から離す案があるが、それでは設置面積が大きくなることが懸念される。
(2)図4において、プリンタ部前面をI面とすると、I面より操作部前面Fの方が装置手前に出っ張る構成になっているため、装置前面に設けられた、カートリッジカバーの開閉及びカートリッジの取り出し、カートリッジを取り出したのちのジャム処理の作業性が困難となることが懸念される。また、カセットの引き出し及び手差しの差込口の視認性が低下してしまうことが懸念される。
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、画像形成ユニットの上方に画像読取ユニットを配置し、画像形成されたシートの排出口を装置本体の手前側と背面側とに備えた構成において、装置前面からの操作性と装置背面からの操作性とを両立させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
シートに画像を形成する画像形成ユニットと、
前記画像形成ユニットの上方に設けられ、原稿の画像情報を読み取る画像読取ユニットと、
前記画像形成ユニットに設けられ、該画像形成ユニットにより画像が形成されたシートを、該画像形成ユニット及び前記画像読取ユニットの間であって装置本体の前方に向けて排出する第1の排出口と、
前記画像形成ユニットに設けられ、該画像形成ユニットにより画像が形成されたシートを、該画像形成ユニット及び前記画像読取ユニットの間であって装置本体の後方に向けて排出する第2の排出口と、
を備えた画像形成装置において、
前記第1及び第2のシート排出口のうち少なくともいずれかは、装置本体の前後方向において、前記画像読取ユニットを構成する筐体の略中心付近に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、シートに画像を形成する画像形成ユニットの上方に画像読取ユニットを配置し、画像形成されたシートの排出口を装置本体の手前側と背面側とに備えた構成において、装置前面からの操作性と装置背面からの操作性とを両立させることが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
図1〜3に本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例として、プリンタ機能、原稿を読取り複写を行う複写機能を合わせ持った多機能複合機(MFP)を取り上げる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置としてのMFPを右斜め前から見た概略斜視図であり、装置全体の概要を示している。図2は、MFPを左側からみた概略断面図である。図3は、MFPを右斜め後ろから見た斜視図である。
(全体概略説明)
図1〜3を参照してMFP全体の概略を説明する。
図1〜3において、100は装置本体でありA方向が装置手前方向である。装置手前方向(前方)とは、装置本体100が設置された場合の装置本体100の正面側(正面方向)を表しており、また、換言すると、使用者(操作者、利用者)が装置本体100を使用(操作、利用)する場合の、装置本体100に対する操作者の位置を表している。また、装置本体100は、以下、単に装置という場合もある。
101は画像読取ユニットとしてのフラットベットスキャナであり、原稿台ガラス101a面上に置かれた原稿Bを装置の装置幅方向であるC方向(A方向に直交する方向)に走査して読み取る。フラットベットスキャナ101は、以下、単に、リーダ(部)という場合もある。102は圧板であり使用者が上下に開閉することができ、原稿台ガラス101a上に置かれた原稿Bを押さえるものである。101bは読取手段であり、本実施の形態ではCCDを用いた縮小光学系を内蔵したCCDボックスを用いている。
104はレーザービームプリンタからなる画像形成ユニットとしての記録装置部である。記録装置部104は、以下、単にプリンタ(部)という場合もある。
112は、装置本体100の前方に引き出し可能に設けられたシート載置部としてのカセット給紙部(給送部)であり、シートPが収納されている。112aはカセット給紙部からシートPを一枚分離して画像形成部111に分離・搬送する分離ローラである。
113は、装置本体100の前方から手差し用のシートを挿入可能とする手差し給紙部(手差し給送部)であり、113aは給紙ローラで、手差し給紙口113bに挿入されたシートPを搬送して画像形成部111に搬送する。
給紙ローラ113aはカセット給紙部から搬送されたシートPを画像形成部111に送り込む役割も兼ねている。
110はレーザースキャナ、111は画像形成部であり、111aは交換部材としてのトナーカートリッジであり、トナーカートリッジ111aの内部には像担持体としての感光体ドラム111c、及び図示せぬ帯電部、現像部、クリーニング部及びトナーが一体の容器に収納されている。111bは転写ローラである。ここで感光ドラム111cと転写ローラ111bとの間でシートを搬送しつつ、トナーをシート上に転写する。
114は画像形成部111でシート上に転写したトナーを加熱し定着させる定着部である。
115はFD排紙ローラ対であり、114で定着されたシートを後述するフェイスダウン排紙トレイに排出するものである。
121はFU排紙ローラ対であり114で定着された記録紙を後述するフェイスアップ排紙トレイに排出するものである。116はシートPを画像面を下にして排紙するフェイスダウン排紙トレイ(以下、FD排紙トレイという)である。
117は記録後、排紙されたシートPの画像面を上にして積載するフェイスアップ排紙トレイ(以下、FU排紙トレイという)である。FU排紙トレイ117は、FD排紙部から排紙する場合には図のごとく閉じられており、FD排紙トレイ116に向かうシート搬送路の一部を構成し、FD排紙トレイ116にのみシートを排出させる位置(図2において実線で示す位置、第1の位置)をとる。そして、FU排紙する際には破線のごとく117Aの位置(第2の位置)に開くことでFU排紙の排紙を行うものである。
ここで、FU排紙トレイ117は、排出シート誘導部を構成している。また、図2において、符号130で示す領域(排紙ローラ対115の下流側)は、装置本体100の前方に向けてシートを排出する第1の排出口を構成し、符号131で示す領域は装置本体100の後方に向けてシートを排出する第2の排出口を構成している。FU排紙トレイ117が図のごとく閉じられFD排紙部から排紙する場合には、第2の排出口を示す符号131
の領域(図2において点線で示す領域)がFD排紙トレイ116に向かうシート搬送路の一部を構成する。
また、FU排紙トレイ117は、FD排紙をする際にジャムが生じたときに、シート搬送路を開放するためのジャム処理カバーでもある。
以上の構成により、記録装置部104はシートPを装置本体100の前後方向(E方向)に搬送させることで、シートPの給紙(給送)、画像形成、排紙(排出)を行う構成である。
すなわち、図1に示すように原稿の読取りの走査が装置本体100の幅方向(C方向)に対してシートの搬送方向は装置本体100の前後方向(E方向)となり、原稿の走査方向とシートの搬送方向が直交する構成となっている。
105は表示部・入力キー等により構成される操作部であり、フラットベットスキャナ101(より詳しくは、フラットベットスキャナ101を構成している筐体)の前面に設けられ使用者が装置本体100の前面から操作可能に構成され良好な操作性を実現している。105aは操作部の電気基板であり、キースイッチやLCD表示部が設けられている。
120は電気基板が設けられた電装部であり、全体を制御するものである。
次に、各部の詳細及び動作について説明する。
(フラットベットスキャナ部)
まず、フラットベットスキャナ101の詳細な構成及び動作について説明する。
フラットベットスキャナ101は原稿を載置する原稿台ガラス101aが設けられている。原稿台ガラス101aの下部には原稿を読み取る際の白基準となる図示せぬ白地部が設けられ、CCDを内蔵したCCDボックス101bは白地部の下で待機して、原稿を読み取る前に白地部を読み取ることで電気的な補正を行っている。
圧板102は回転中心部(以下ヒンジと呼ぶ)が装置背面側に設けられ、装置上方に所定の角度だけ圧板102が開くよう揺動可能に構成されており、使用者が圧板102を開き、原稿台ガラス101a面上に原稿を載置する構成になっている。
CCDボックス101bは図示せぬ駆動するモータ(読取走査モータと呼ぶ)により、CCDボックス101bを原稿の副走査方向(C方向)に駆動する。
以上の構成により、原稿Bを読み取る際には、CCDボックス101bを装置左方向から右方向に読取走査モータにより移動させながら原稿Bの面を読み取ることで、原稿Bの画像を読み取るものである。
(記録装置部)
次に、記録装置部104について詳細な構成及び動作について説明する。
記録装置部104の底部には、カセット給紙部112が配設されている。給紙カセット112bに積載されたシート材Pは、分離ローラ112aによって1枚ずつ分離、搬送され図示せぬ搬送ローラにより更に搬送され、画像形成部111に送り込まれる。シートPの搬送方向は、(水平面上に投影した場合には)装置本体100の前後方向(E方向)と
なる。
ここで、給紙カセット112bは装置手前方向(A方向)に引き出すことで装置手前でシートのセットやジャム処理が行える。
また、113は手差し給紙部であり、装置前面に配置されている。手差し給紙口に挿入されたシートPは、給紙ローラ113aにより搬送され画像形成部111に送り込まれる。
ここで、手差し給紙口へのシートのセットは装置手前方向から行うことが可能に構成されている。
カセット給紙部112または手差し給紙部113から給紙ローラ113aに送り込まれたシートPは給紙ローラ113aにより画像形成部111に送り込まれ、転写ローラ111bと感光体ドラム111cとの間に搬送される。
記録装置部104は、記録制御基板119から出力される画像信号に基づいてレーザースキャナ110から画像光を射出し、この画像光を画像形成部111の感光体ドラム111cに照射して、感光体ドラム111c表面に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像手段によってトナー像に変換し、画像形成部111に給送されたシートPにトナー像を転写する。
感光体ドラム111cは帯電手段と現像手段とクリーニング手段と共にトナーカートリッジ111a内に一体に組込まれていて、記録装置本体104に対して着脱自在に構成されている。ここで、画像形成部111の前面には使用者が開閉可能なカバー部材(以下、カートリッジカバーという)118が設けられ、トナーカートリッジ111aを交換する際や画像形成部111でシートのジャムが発生した場合は装置前面からカートリッジカバー118を118Aの位置まで開くことでトナーカートリッジ111aを装置手前方向に着脱することが可能となっている。
画像形成部111の感光体ドラム111c下部には転写ローラ111bが配置され、また感光体ドラム111cよりも下流側の搬送経路に熱定着器114が配置されている。
シートPは転写ローラ111bで感光体ドラム111c表面に形成されたトナー像を転写された後、記録搬送部に沿って搬送され、熱定着器114でトナー像が定着される。定着後のシートPは更に搬送され、FU排紙ローラ対121を経てFD排紙ローラ対115により装置外に排紙され、FD排紙トレイ116にPfdのごとく積載される。
積載位置はシートの装置前端が使用者が装置前面から取り出し可能な位置である。
以上により、原稿のガラス面への載置、シートの取り出し、シートカセットの引き出し、手差し給紙部へのシートのセット、トナーカートリッジの取り出し及び操作部の操作といった操作をすべて装置前面方向から行うことが可能であり良好な操作性を実現している。
一方、FDカバー117付近でジャム処理が発生した場合には、FDカバーを117Aまで開くことで背面側から、シートのジャム処理を行うことが可能である。
また、厚紙などで、FU排紙する場合にもFDカバー117を117Aの位置まで開くことで定着後のシートがFU排紙ローラ対112によってPfuのごとく排出される。F
U排紙の時のシートの取り出しは背面側から取り出し可能になっている。
(本実施の形態の特徴となる構成の説明)
次に、本実施の形態の特徴となる構成について説明する。
図2において、操作部前面をF面、リーダ部後ろ面をJ面、プリンタの排紙部(第1の排出口130)をH面とし、操作部前面Fからプリンタ排紙部H面までのX方向の寸法をDfとし、プリンタ排紙部H面からリーダ部後ろ面J面までのX寸法をDrとすると、本実施の形態では、Df:Drは約1:1になるように設計されている。すなわち、操作部前面〜リーダ部背面までの距離Dxとした時に、Dxの略中心に排紙部H面を設けている。尚、本実施の形態ではDx=380mmとしている。よって、Df、Drは140mmとしている。
それによって、寸法Dfが従来例より短いことで、プリンタの排紙部に排紙されたシートが操作部及びリーダの下に隠れる寸法Dfを従来例よりも小さくすることが可能となっている。
ここで、Dfが小さければ、操作部、リーダの下に隠れる部分が小さく、シートを先端から取る場合に操作部の手前に見えるX方向の寸法を大きくとることが可能となり、視認性が良好であるとともに、取り出し性を改善することが可能となった。
本実施の形態では排出されるシート長さの想定をA4長さ(297mm)としており、FD排紙された場合はDrで隠れる部分の140mmを引いた約157mmが露出するため、取り出し性が良好である。
また、シートを取り出すためには、リーダとプリンタの間の隙間に手を入れる必要がないため、リーダとプリンタの隙間を小さく(最小限に狭く)することが可能となり、装置高さを低減して、装置の小型化や、高さ低減に伴う操作部及びリーダ部の操作性を良好なものにすることが可能となっている。
一方、寸法Drが長いことで、使用者が排紙カバー117を開くための背面側のスペースが大きくとることが可能となり、背面側のスペースが広くとれるため、背面側の作業スペースを広く確保し、作業性が良好である。装置の背面を壁に近づけた場合は、装置背面方向に排出口と壁の距離を確保することが可能となり、装置背面方向(後方)に排出されたシートが壁にあたりにくくなり、ジャムする可能性が低下することで、装置全体を壁に近づけることが可能となり、設置面積を小さくすることが可能となった。
尚、本実施の形態ではDrは140mmとしており、シート長さの想定をA4長さ(297mm)とした場合は157mmが装置背面より出っ張ることになるが、従来例より出っ張り量が少ないため従来例とくらべて壁に近接できる点と、A4の紙の先端部のみであれば壁に突き当たってもジャムすることはないため、壁と密着させることも可能になる。
また、厚紙の代表例となるハガキなどの小サイズ紙であればDrの140mm以内で収めることも可能であり、この場合も壁に密着させることが可能となる。
以上の構成において、Df<Drにする案(例えばDf:Dr=2:8や3:7)もあるが、Dfが小さくなって手前からのシートの取り出し性に関してはより改善されるが、装置背面側からのシートを取り出す際には、排紙部のリーダへの隠れ量がますため、使用者が装置の背面側にまわりこまないと排紙部のアクセスするのが難しくなるため、背面側からの操作性が悪くなる。
よって、本構成ではDf:Drを約1:1にすることによって、Dxの中心付近に配置することで、前後方向からの排紙部へのアクセス性を両立する効果がある。
また、図2において、プリンタ部前面をI面とすると、I面と操作部前面F面が略同一面となっているためI面からの出っ張りがほとんどないため、装置前面I面に設けられた、カートリッジカバー118の開閉、及び、トナーカートリッジ111aの取り出し、トナーカートリッジ111aを取り出したのちのジャム処理性が良好である。また、カセット給紙部112の引き出し、及び、手差し給紙部113の手差し給紙口113bの視認性も良好であり操作性も良好となる。なお、F面は、上記した視認性や操作性が良好となる範囲において、鉛直方向においてI面近傍、または、I面よりも装置本体100の後方に設けられているとよい。
なお、本実施の形態においては、H面として、プリンタの排紙部を第1の排出口130としたが、これに限らず、第2の排出口131をH面としてもよい。また、本実施の形態では第1の排紙部と第2の排紙部を装置前後方向で略同一位置に設けることで、第1の排出口、第2の排出口のH面がほぼ同位置にあり、両方がH面となり、より効果が高い構成となっている。
以上の説明においては、操作部105が装置前面に構成されていたが、装置構成によっては操作部105がフラットベットスキャナ101の右側もしくは左側にある場合がある。
こうしたレイアウトの場合でも、操作部前面Fのかわりに装置前面に面するのが、フラットベットスキャナ101の前面と考えると、フラットベットスキャナの前面から排紙部Hまでの距離をDf、フラットベットスキャナの前面から背面までの距離をDxと置き換えたときには、排紙部Hの位置をDf:Drが約1:1となるように、Dxの中心付近に配置することで同様に前後方向からの排紙部へのアクセス性を両立する効果がある。
また、プリンタ部前面をI面とすると、I面とフラットベットスキャナ部の面が略同一面とすることでI面からの出っ張りがほとんどないため、装置前面I面に設けられた、カートリッジカバー118の開閉、及び、トナーカートリッジ111aの取り出し、トナーカートリッジ111aを取り出したのちのジャム処理性が良好である。また、カセット給紙部112の引き出し、及び、手差し給紙部113の手差し給紙口113bの視認性も良好であり操作性も良好となる。なお、フラットベットスキャナ部の面は、上記した視認性や操作性が良好となる範囲において、鉛直方向においてI面近傍、または、I面よりも装置本体100の後方に設けられているとよい。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置を装置右斜め前から見た概略斜視図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置を左側からみた概略断面図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置を装置右斜め後ろから見た概略斜視図である。 従来例を示すMFPを左側からみた概略断面図である。
符号の説明
B 原稿
S 原稿
P シート
100 装置本体
101 フラットベットスキャナ
102 圧板
104 記録装置部
105 操作部
110 レーザースキャナ
111 画像形成部
111a トナーカートリッジ
111b 転写ローラ
111c 感光ドラム
112 カセット給紙部
113 手差し給紙部
113a 給紙ローラ
113b 手差し給紙口
114 熱定着器
115 FD排紙ローラ対
116 FD排紙トレイ
117 FU排紙トレイ
117A FU排紙トレイ開位置
118 カートリッジカバー
118A カートリッジカバー開位置
121 FU排紙ローラ対
130 第1の排出口
131 第2の排出口
Pfu FU排紙されたシート
Pfd FD排紙されたシート

Claims (4)

  1. シートに画像を形成する画像形成ユニットと、
    前記画像形成ユニットの上方に設けられ、原稿の画像情報を読み取る画像読取ユニットと、
    前記画像形成ユニットに設けられ、該画像形成ユニットにより画像が形成されたシートを、該画像形成ユニット及び前記画像読取ユニットの間であって装置本体の前方に向けて排出する第1の排出口と、
    前記画像形成ユニットに設けられ、該画像形成ユニットにより画像が形成されたシートを、該画像形成ユニット及び前記画像読取ユニットの間であって装置本体の後方に向けて排出する第2の排出口と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記第1及び第2のシート排出口のうち少なくともいずれかは、装置本体の前後方向において、前記画像読取ユニットを構成する筐体の略中心付近に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の排出口に向かうシート搬送路の一部を構成し、該第1の排出口からシートを排出させる第1の位置と、
    前記シート搬送経路の一部を開放することにより前記第2の排出口からシートを排出させ、該第2の排出口から排出したシートを載置する第2の位置と、
    に選択的に移動可能な排出シート誘導部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記筐体には、操作者により画像処理のための操作が行われる操作部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成ユニットを構成する交換部材を交換するために開閉可能に設けられたカバー部材と、
    装置本体の前方に引き出し可能に設けられ、前記画像形成ユニットにより画像が形成されるシートを載置するシート載置部と、
    装置本体の前方から手差し用のシートを挿入可能とする手差し給送部と、
    のうち少なくともいずれかを前面に有し、前記画像形成ユニットを構成する筐体を備え、
    前記画像読取ユニットの筐体の前面は、鉛直方向において前記画像形成ユニットの筐体の前面近傍、または、該画像形成ユニットの筐体の前面よりも装置本体の後方に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
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