JP2002062704A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の設置スペースの低減を図りながら、記
録紙排出部に排出された記録紙に対する取出し作業を容
易にする。 【解決手段】 画像形成部が内部に配置される記録紙作
成部10と、記録紙作成部10の上方に空間を介して設
けられる画像読取り部2と、記録紙作成部10と画像読
取り部2との間に記録紙作成部10から排出された記録
紙を収容する記録紙排出部5を形成するように、画像読
取り部2を上方に持ち上げて支持する支持手段と、画像
形成部の下方に設けられ、装置本体に対して挿入可能に
構成された用紙収容装置22とを備え、記録紙排出部5
には、記録紙取り出しのために開放される開放部を具備
させ、この開放部は少なくとも隣り合う二側面で開放さ
れ、かつ、該二側面のうち一側面は記録紙作成部10及
び画像読取り部2が記録動作可能な位置に配置される状
態で用紙収容手段の挿入方向側に開放されている。
録紙排出部に排出された記録紙に対する取出し作業を容
易にする。 【解決手段】 画像形成部が内部に配置される記録紙作
成部10と、記録紙作成部10の上方に空間を介して設
けられる画像読取り部2と、記録紙作成部10と画像読
取り部2との間に記録紙作成部10から排出された記録
紙を収容する記録紙排出部5を形成するように、画像読
取り部2を上方に持ち上げて支持する支持手段と、画像
形成部の下方に設けられ、装置本体に対して挿入可能に
構成された用紙収容装置22とを備え、記録紙排出部5
には、記録紙取り出しのために開放される開放部を具備
させ、この開放部は少なくとも隣り合う二側面で開放さ
れ、かつ、該二側面のうち一側面は記録紙作成部10及
び画像読取り部2が記録動作可能な位置に配置される状
態で用紙収容手段の挿入方向側に開放されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル方式の画
像形成装置に係り、特に、画像読取り部と画像形成部と
の間に記録紙排出部を配置した画像形成装置の改良に関
する。
像形成装置に係り、特に、画像読取り部と画像形成部と
の間に記録紙排出部を配置した画像形成装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるデジタル方式の画像形成装
置としては、例えば電子写真方式などの記録紙作成部の
上方に記録紙排出部を設け、更に、この記録紙排出部の
上方に原稿移動型画像読取り部を配設した態様が既に知
られている(例えば特開平3−120125号公報参
照)。この態様によれば、装置本体の側方に記録紙排出
部としての排出トレイを突出配置した態様(例えば特開
昭62−131668号公報参照)に比べて、装置の設
置スペースを低減できるという利点がある。
置としては、例えば電子写真方式などの記録紙作成部の
上方に記録紙排出部を設け、更に、この記録紙排出部の
上方に原稿移動型画像読取り部を配設した態様が既に知
られている(例えば特開平3−120125号公報参
照)。この態様によれば、装置本体の側方に記録紙排出
部としての排出トレイを突出配置した態様(例えば特開
昭62−131668号公報参照)に比べて、装置の設
置スペースを低減できるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の画像形成装置にあっては、記録紙作成部と画像読取り
部との間に設けられた記録紙排出部に記録紙を排出する
ようにしたため、記録紙排出部に排出された記録紙に対
する取り出し作業が面倒になり易いという技術的課題が
見い出された。
の画像形成装置にあっては、記録紙作成部と画像読取り
部との間に設けられた記録紙排出部に記録紙を排出する
ようにしたため、記録紙排出部に排出された記録紙に対
する取り出し作業が面倒になり易いという技術的課題が
見い出された。
【0004】本発明は以上の技術的課題を解決するため
になされたものであって、装置の設置スペースの低減を
図りながら、記録紙排出部に排出された記録紙に対する
取出し作業を容易にした画像形成装置を提供するもので
ある。
になされたものであって、装置の設置スペースの低減を
図りながら、記録紙排出部に排出された記録紙に対する
取出し作業を容易にした画像形成装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、用
紙に画像を形成して記録紙とする画像形成部が内部に配
置される記録紙作成部と、前記記録紙作成部の上方に空
間を介して設けられ、原稿押さえ部にて水平に固定した
状態の原稿を読み取ると共に、読み取った画像情報をデ
ジタル信号に変換し前記画像形成部に供給する画像読取
り部と、前記記録紙作成部と画像読取り部との間に記録
紙作成部から排出された記録紙を収容する記録紙排出部
を形成するように、前記記録紙作成部の上面フレームに
対し画像読取り部の下面フレームを上方に持ち上げて支
持する支持手段と、前記画像形成部の下方に設けられ、
装置本体に対して挿入可能に構成された用紙収容手段と
を備え、前記記録紙排出部には、記録紙取り出しのため
に開放される開放部を具備させ、この開放部は少なくと
も隣り合う二側面で開放され、かつ、該二側面のうち一
側面は前記記録紙作成部及び画像読取り部が記録動作可
能な位置に配置される状態で前記用紙収容手段の挿入方
向側に開放されている、ことを特徴とするものである。
紙に画像を形成して記録紙とする画像形成部が内部に配
置される記録紙作成部と、前記記録紙作成部の上方に空
間を介して設けられ、原稿押さえ部にて水平に固定した
状態の原稿を読み取ると共に、読み取った画像情報をデ
ジタル信号に変換し前記画像形成部に供給する画像読取
り部と、前記記録紙作成部と画像読取り部との間に記録
紙作成部から排出された記録紙を収容する記録紙排出部
を形成するように、前記記録紙作成部の上面フレームに
対し画像読取り部の下面フレームを上方に持ち上げて支
持する支持手段と、前記画像形成部の下方に設けられ、
装置本体に対して挿入可能に構成された用紙収容手段と
を備え、前記記録紙排出部には、記録紙取り出しのため
に開放される開放部を具備させ、この開放部は少なくと
も隣り合う二側面で開放され、かつ、該二側面のうち一
側面は前記記録紙作成部及び画像読取り部が記録動作可
能な位置に配置される状態で前記用紙収容手段の挿入方
向側に開放されている、ことを特徴とするものである。
【0006】このような技術的手段において、支持手段
について補足すると、例えば実施の形態の
について補足すると、例えば実施の形態の
【0008】における「また、前記画像読取り部2は、
下部に配置される記録紙作成部10に対してヒンジ4を
介して支持されており、」との記載や、図1、図2にお
けるように、記録紙作成部10の上面フレームから上方
にのびる凸部、画像読取り部2の下面フレームから下方
にのびる凸部、及び、前記2つの凸部を連結させるヒン
ジ4が、「支持手段」に相当することは明らかであり、
また、図5において、画像形成装置の記録紙排出部5の
両側にある上下方向に延びる部分は、画像読取り部2を
記録紙作成部10から空間を隔てて上方に支持してお
り、「支持手段」に相当することは明らかである。ま
た、記録紙排出部には、前記用紙収容手段の挿入方向側
に開放された、記録紙取り出しのための開放部を具備し
ていればよいが、この場合における開放部の開放方向
は、あくまで前記記録紙作成部及び画像読取り部が記録
動作可能な位置に配置される状態であることを条件とす
る。ここでいう「前記記録紙作成部及び画像読取り部が
記録動作可能な位置に配置される状態」とは、例えば画
像読取り部が位置移動可能なものにおいては、図2や図
4のように、画像読取り部が記録動作可能な位置に配置
された状態であり、例えば画像読取り部が位置固定のも
のにおいては、図5における状態を指す。
下部に配置される記録紙作成部10に対してヒンジ4を
介して支持されており、」との記載や、図1、図2にお
けるように、記録紙作成部10の上面フレームから上方
にのびる凸部、画像読取り部2の下面フレームから下方
にのびる凸部、及び、前記2つの凸部を連結させるヒン
ジ4が、「支持手段」に相当することは明らかであり、
また、図5において、画像形成装置の記録紙排出部5の
両側にある上下方向に延びる部分は、画像読取り部2を
記録紙作成部10から空間を隔てて上方に支持してお
り、「支持手段」に相当することは明らかである。ま
た、記録紙排出部には、前記用紙収容手段の挿入方向側
に開放された、記録紙取り出しのための開放部を具備し
ていればよいが、この場合における開放部の開放方向
は、あくまで前記記録紙作成部及び画像読取り部が記録
動作可能な位置に配置される状態であることを条件とす
る。ここでいう「前記記録紙作成部及び画像読取り部が
記録動作可能な位置に配置される状態」とは、例えば画
像読取り部が位置移動可能なものにおいては、図2や図
4のように、画像読取り部が記録動作可能な位置に配置
された状態であり、例えば画像読取り部が位置固定のも
のにおいては、図5における状態を指す。
【0007】更に、画像形成装置の構成の簡略化を図る
という観点からすれば、前記画像読取り部の下面フレー
ムと前記記録紙作成部の上面フレームとにより記録紙取
り出しのための開放部を形成したり、記録紙排出部とし
て、前記記録紙作成部の上面フレーム上に記録紙を排出
するようにすることが好ましい。更にまた、記録紙作成
部の上面フレームを有効に利用するという観点からすれ
ば、前記開放部は、記録紙作成部の上面フレームの略全
域に亘って開放されていることが好ましい。また、支持
手段を、記録紙作成部の上面に設けるようにすれば、支
持手段の小型化を図ることができる。
という観点からすれば、前記画像読取り部の下面フレー
ムと前記記録紙作成部の上面フレームとにより記録紙取
り出しのための開放部を形成したり、記録紙排出部とし
て、前記記録紙作成部の上面フレーム上に記録紙を排出
するようにすることが好ましい。更にまた、記録紙作成
部の上面フレームを有効に利用するという観点からすれ
ば、前記開放部は、記録紙作成部の上面フレームの略全
域に亘って開放されていることが好ましい。また、支持
手段を、記録紙作成部の上面に設けるようにすれば、支
持手段の小型化を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図示される実施の形態にしたがっ
て、本発明の画像形成装置を説明する。図1に示される
ように、本実施の形態に係る画像形成装置1は画像読取
り部2と記録紙作成部10とを重ねた状態の装置として
構成しており、両装置の間に記録紙排出部5を形成し
て、記録紙を排出させるようにしている。前記画像読取
り部2では、一般の画像読取り装置の場合と同様に、装
置本体の上部に原稿をセットして、原稿の画像を走査す
る機構が設けられており、その原稿を押圧保持させるた
めのプラテンカバー3が設けられている。また、前記画
像読取り部2は、下部に配置される記録紙作成部10に
対してヒンジ4を介して支持されており、該ヒンジ4を
介して、画像読取り部2を後方に向けて揺動させること
ができるようにされる。
て、本発明の画像形成装置を説明する。図1に示される
ように、本実施の形態に係る画像形成装置1は画像読取
り部2と記録紙作成部10とを重ねた状態の装置として
構成しており、両装置の間に記録紙排出部5を形成し
て、記録紙を排出させるようにしている。前記画像読取
り部2では、一般の画像読取り装置の場合と同様に、装
置本体の上部に原稿をセットして、原稿の画像を走査す
る機構が設けられており、その原稿を押圧保持させるた
めのプラテンカバー3が設けられている。また、前記画
像読取り部2は、下部に配置される記録紙作成部10に
対してヒンジ4を介して支持されており、該ヒンジ4を
介して、画像読取り部2を後方に向けて揺動させること
ができるようにされる。
【0009】前記画像読取り部2の下部に配置される記
録紙作成部10は、装置本体のフロントフレーム12側
を、ヒンジ13を介して開閉可能に構成し、該フロント
フレーム12を開くことにより、内部の各デバイスに対
するメンテナンスや、装置本体内の用紙搬送路40内で
のジャム紙の処理を行うことができるようにされる。ま
た、前記フロントフレーム12に給紙ユニット20を挿
入するための開口15を形成し、前記開口15から給紙
ユニット20を着脱できるように構成される。さらに、
前記記録紙作成部10の所定の位置にコントロールパネ
ル11を配置し、画像読取り部2と記録紙作成部10と
の操作の制御を行うことができる。
録紙作成部10は、装置本体のフロントフレーム12側
を、ヒンジ13を介して開閉可能に構成し、該フロント
フレーム12を開くことにより、内部の各デバイスに対
するメンテナンスや、装置本体内の用紙搬送路40内で
のジャム紙の処理を行うことができるようにされる。ま
た、前記フロントフレーム12に給紙ユニット20を挿
入するための開口15を形成し、前記開口15から給紙
ユニット20を着脱できるように構成される。さらに、
前記記録紙作成部10の所定の位置にコントロールパネ
ル11を配置し、画像読取り部2と記録紙作成部10と
の操作の制御を行うことができる。
【0010】前述した本実施の形態に係る画像形成装置
1においては、図2および図3に示されるように、記録
紙作成部10を構成することができる。すなわち、前記
記録紙作成部10の内部に配置される画像形成部では、
一般のレーザプリンタの場合と同様に、感光体ドラム3
0に対して書き込み装置31を配置し、画像読取り部2
から入力されるデジタル信号により、レーザビームを出
力させ、そのレーザビームを感光体ドラム30に照射し
て、画像の書き込みを行うようにしている。また、前記
感光体ドラム30の周囲には、電子写真方式を用いた画
像形成機構の場合と同様に、帯電器38、現像装置3
2、および、転写コロトロン33、クリーニング装置3
4を配置している。そして、感光体ドラム30を帯電器
38により一様に帯電させ、書き込み装置31により書
き込みを行って静電潜像を形成し、その静電潜像に対し
て現像装置32からトナーを供給して、トナー画像を形
成し、そのトナー画像を転写コロトロン33の放電によ
り、用紙に転写させるようにする。
1においては、図2および図3に示されるように、記録
紙作成部10を構成することができる。すなわち、前記
記録紙作成部10の内部に配置される画像形成部では、
一般のレーザプリンタの場合と同様に、感光体ドラム3
0に対して書き込み装置31を配置し、画像読取り部2
から入力されるデジタル信号により、レーザビームを出
力させ、そのレーザビームを感光体ドラム30に照射し
て、画像の書き込みを行うようにしている。また、前記
感光体ドラム30の周囲には、電子写真方式を用いた画
像形成機構の場合と同様に、帯電器38、現像装置3
2、および、転写コロトロン33、クリーニング装置3
4を配置している。そして、感光体ドラム30を帯電器
38により一様に帯電させ、書き込み装置31により書
き込みを行って静電潜像を形成し、その静電潜像に対し
て現像装置32からトナーを供給して、トナー画像を形
成し、そのトナー画像を転写コロトロン33の放電によ
り、用紙に転写させるようにする。
【0011】前記画像形成部に向けて用紙を送るため
に、前記記録紙作成部10においては、装置本体の下部
に給紙ユニット20を装着する方式を用いており、前記
給紙ユニット20の前側にハンドル21を配置し、用紙
Pを用紙収容装置22に装着する。また、前記給紙ユニ
ット20に対して、装置本体内の用紙搬送路40の下端
に位置する用紙供給口に接続される部分に、搬送ローラ
装置24を配置し、給紙ローラ23により送り出された
用紙Pを、装置本体の用紙搬送路40に向けて搬送させ
るようにする。前記用紙収容装置22から用紙Pを送り
出すための給紙ローラ23は、図示を省略した支持手段
と駆動機構とに接続され、用紙収容装置22を記録紙作
成部10に装着した状態で、給紙ローラ23が用紙Pの
端部に押圧され、用紙Pの送り出しの動作を行い得るよ
うにされる。
に、前記記録紙作成部10においては、装置本体の下部
に給紙ユニット20を装着する方式を用いており、前記
給紙ユニット20の前側にハンドル21を配置し、用紙
Pを用紙収容装置22に装着する。また、前記給紙ユニ
ット20に対して、装置本体内の用紙搬送路40の下端
に位置する用紙供給口に接続される部分に、搬送ローラ
装置24を配置し、給紙ローラ23により送り出された
用紙Pを、装置本体の用紙搬送路40に向けて搬送させ
るようにする。前記用紙収容装置22から用紙Pを送り
出すための給紙ローラ23は、図示を省略した支持手段
と駆動機構とに接続され、用紙収容装置22を記録紙作
成部10に装着した状態で、給紙ローラ23が用紙Pの
端部に押圧され、用紙Pの送り出しの動作を行い得るよ
うにされる。
【0012】なお、前記用紙収容装置22としては、任
意の構成の装置を用いることができるものであり、搬送
ローラ装置24を給紙カセットに設けた機構の他に、従
来の一般の給紙カセットや給紙トレイの場合のように、
用紙収容装置としてのみ作用させる手段を用いることも
できる。さらに、前記給紙ユニット20による給紙手段
の他に、記録紙作成部10においては、装置本体のフロ
ント部に手差しトレイ26を配置し、給紙ローラ27を
用いて、用紙Pを用紙搬送路40に向けて送り込むこと
ができる。
意の構成の装置を用いることができるものであり、搬送
ローラ装置24を給紙カセットに設けた機構の他に、従
来の一般の給紙カセットや給紙トレイの場合のように、
用紙収容装置としてのみ作用させる手段を用いることも
できる。さらに、前記給紙ユニット20による給紙手段
の他に、記録紙作成部10においては、装置本体のフロ
ント部に手差しトレイ26を配置し、給紙ローラ27を
用いて、用紙Pを用紙搬送路40に向けて送り込むこと
ができる。
【0013】更に、画像形成部の転写部位の下流側に位
置する用紙搬送路40には定着装置35が設けられてお
り、この定着装置35の更に下流側に位置する用紙搬送
路40には搬送ローラ装置36と排出ローラ37とが設
けられ、用紙搬送路40の上端が記録紙排出口6になっ
ている。本例では、搬送ローラ装置36、排出ローラ3
7及び記録紙排出口6が本件発明の記録紙排出手段を構
成している。
置する用紙搬送路40には定着装置35が設けられてお
り、この定着装置35の更に下流側に位置する用紙搬送
路40には搬送ローラ装置36と排出ローラ37とが設
けられ、用紙搬送路40の上端が記録紙排出口6になっ
ている。本例では、搬送ローラ装置36、排出ローラ3
7及び記録紙排出口6が本件発明の記録紙排出手段を構
成している。
【0014】また、前記図2に示される例において、画
像読取り部2と記録紙作成部10との間には、記録紙排
出部5として用いる空間部が形成されており、本実施の
形態では、前記記録紙排出部5が、前記画像読取り部2
より突出配置されており、該記録紙排出部5に対して
は、画像読取り部2と記録紙作成部10との間で、フロ
ント側に形成されるスペースSの部分、言い換えれば、
前記給紙ユニット20の挿入方向に形成された開放部か
ら手を挿入して、記録紙を取り出すことができるように
している。特に、本実施の形態において、前記図1に示
されるように、記録紙排出部5の部分を側部、すなわ
ち、前記給紙ユニット20の挿入方向に直行する方向に
も開口させた機構として構成する場合には、記録紙を装
置本体の側部からも取り出すことができる。さらに、前
記スペースSの部分は、装置本体のリヤ側からフロント
側にまで通じるスペースとして構成されており、前記ス
ペースSに対して、装置本体の左右どちらからでも手を
挿入して、記録紙を取り出すことができる。
像読取り部2と記録紙作成部10との間には、記録紙排
出部5として用いる空間部が形成されており、本実施の
形態では、前記記録紙排出部5が、前記画像読取り部2
より突出配置されており、該記録紙排出部5に対して
は、画像読取り部2と記録紙作成部10との間で、フロ
ント側に形成されるスペースSの部分、言い換えれば、
前記給紙ユニット20の挿入方向に形成された開放部か
ら手を挿入して、記録紙を取り出すことができるように
している。特に、本実施の形態において、前記図1に示
されるように、記録紙排出部5の部分を側部、すなわ
ち、前記給紙ユニット20の挿入方向に直行する方向に
も開口させた機構として構成する場合には、記録紙を装
置本体の側部からも取り出すことができる。さらに、前
記スペースSの部分は、装置本体のリヤ側からフロント
側にまで通じるスペースとして構成されており、前記ス
ペースSに対して、装置本体の左右どちらからでも手を
挿入して、記録紙を取り出すことができる。
【0015】更に、本実施の形態では、前記記録紙排出
部5は、図1及び図2に示すように、記録紙載置面5a
を有し、この記録紙載置面5aの記録紙排出口6側には
他の部分よりも低く構成される略V字状の凹溝5bを形
成したものである。
部5は、図1及び図2に示すように、記録紙載置面5a
を有し、この記録紙載置面5aの記録紙排出口6側には
他の部分よりも低く構成される略V字状の凹溝5bを形
成したものである。
【0016】前述したようにして、給紙部(給紙ユニッ
ト20又は手差しトレイ26)から記録紙作成部10の
装置本体内の用紙搬送路40に向けて送り出される用紙
Pは、感光体ドラム30からの画像転写部(転写コロト
ロン33)の直前部に配置されたレジローラ25によ
り、用紙Pの先端部と感光体ドラム30に形成されるト
ナー画像とのタイミングを合わせて送り出される。そし
て、転写コロトロン33の放電により、トナー画像を用
紙Pに転写し、そのトナー画像を担持する用紙Pを、定
着装置35を通して定着して記録紙を作成し、搬送ロー
ラ装置36と排出ローラ37を介して、記録紙排出口6
から記録紙排出部5に向けて排出させるようにする。
ト20又は手差しトレイ26)から記録紙作成部10の
装置本体内の用紙搬送路40に向けて送り出される用紙
Pは、感光体ドラム30からの画像転写部(転写コロト
ロン33)の直前部に配置されたレジローラ25によ
り、用紙Pの先端部と感光体ドラム30に形成されるト
ナー画像とのタイミングを合わせて送り出される。そし
て、転写コロトロン33の放電により、トナー画像を用
紙Pに転写し、そのトナー画像を担持する用紙Pを、定
着装置35を通して定着して記録紙を作成し、搬送ロー
ラ装置36と排出ローラ37を介して、記録紙排出口6
から記録紙排出部5に向けて排出させるようにする。
【0017】そして、記録紙排出部5に排出された記録
紙は記録紙載置面5aに順次載置されるが、記録紙載置
面5aのうち記録紙排出口6側に略V字状の凹溝5bが
形成されているため、記録紙の排出後端部が前記凹溝5
b側に自重で自然に移動し、凹溝5bに記録紙の排出後
端部が揃えられた状態で、記録紙が記録紙排出部5に収
容される。このため、フロント側に形成されるスペース
Sの部分から手を挿入して、記録紙を簡単に取り出すこ
とができる。特に、本実施の形態においては、フロント
側のみならず、側部にも記録紙取り出しのための開放部
を形成するようにしたため、より簡単に記録紙を取り出
すことも可能である。
紙は記録紙載置面5aに順次載置されるが、記録紙載置
面5aのうち記録紙排出口6側に略V字状の凹溝5bが
形成されているため、記録紙の排出後端部が前記凹溝5
b側に自重で自然に移動し、凹溝5bに記録紙の排出後
端部が揃えられた状態で、記録紙が記録紙排出部5に収
容される。このため、フロント側に形成されるスペース
Sの部分から手を挿入して、記録紙を簡単に取り出すこ
とができる。特に、本実施の形態においては、フロント
側のみならず、側部にも記録紙取り出しのための開放部
を形成するようにしたため、より簡単に記録紙を取り出
すことも可能である。
【0018】また、前記図3に示される記録紙作成部1
0では、用紙搬送路40のフロント側の部材を、フロン
トフレーム12に設けておき、該フロントフレーム12
を装置本体から開くように構成するようにしたものであ
る。そして、前述したように、装置本体のフロントフレ
ーム12を開閉可能に構成することにより、用紙搬送路
40内でジャムが生じた場合の処理や、画像形成装置の
各機構に対するメンテナンスを行う場合等に、装置のフ
ロント側から作業を行うことができる。さらに、記録紙
作成部10の内部に配置される各構成部材を、フロント
側に引き出す機構を構成することにより、それ等の部材
を機外に引き出して点検等を行うこともできる。
0では、用紙搬送路40のフロント側の部材を、フロン
トフレーム12に設けておき、該フロントフレーム12
を装置本体から開くように構成するようにしたものであ
る。そして、前述したように、装置本体のフロントフレ
ーム12を開閉可能に構成することにより、用紙搬送路
40内でジャムが生じた場合の処理や、画像形成装置の
各機構に対するメンテナンスを行う場合等に、装置のフ
ロント側から作業を行うことができる。さらに、記録紙
作成部10の内部に配置される各構成部材を、フロント
側に引き出す機構を構成することにより、それ等の部材
を機外に引き出して点検等を行うこともできる。
【0019】また、本発明の他の実施の形態では、前記
図1に示されるように、記録紙を収容する記録紙排出部
5に対して、フロント側と両側側部から手を挿入して、
記録紙を取り出すことができるように構成することに代
えて、図4に示されるような装置として構成することが
できる。前記図4に示される画像形成装置1aでは、記
録紙作成部10の両側の側部に立ち上がり部7、8を配
置し、その一方の立ち上がり部7に記録紙排出口6を形
成し、記録紙作成部10において作成された記録紙を記
録紙排出部5に向けて排出させるようにする。また、記
録紙作成部10の上部に支持される画像読取り部2は、
前記図1に示された装置の場合と同様に、原稿を走査し
た情報を、デジタル情報として記録紙作成部10に向け
て出力する装置として構成している。
図1に示されるように、記録紙を収容する記録紙排出部
5に対して、フロント側と両側側部から手を挿入して、
記録紙を取り出すことができるように構成することに代
えて、図4に示されるような装置として構成することが
できる。前記図4に示される画像形成装置1aでは、記
録紙作成部10の両側の側部に立ち上がり部7、8を配
置し、その一方の立ち上がり部7に記録紙排出口6を形
成し、記録紙作成部10において作成された記録紙を記
録紙排出部5に向けて排出させるようにする。また、記
録紙作成部10の上部に支持される画像読取り部2は、
前記図1に示された装置の場合と同様に、原稿を走査し
た情報を、デジタル情報として記録紙作成部10に向け
て出力する装置として構成している。
【0020】そして、前記図4に示される画像形成装置
1aにおいても、画像読取り部2をヒンジ4を介してリ
ヤ側に揺動させる機構を設けることや、フロントフレー
ム12を開閉可能に構成することができる。また、前記
記録紙作成部10のフロント側に、コントロールパネル
11、給紙ユニット20の挿入口15等を設けることが
でき、必要に応じて手差しトレイ等をフロントフレーム
12に対して配置することも可能である。したがって、
前記図4に示される例においても、記録紙作成部10の
内部に配置される電子写真方式の各機構に対して、装置
のフロント側から、メンテナンス等を行うことができる
ものとなる。
1aにおいても、画像読取り部2をヒンジ4を介してリ
ヤ側に揺動させる機構を設けることや、フロントフレー
ム12を開閉可能に構成することができる。また、前記
記録紙作成部10のフロント側に、コントロールパネル
11、給紙ユニット20の挿入口15等を設けることが
でき、必要に応じて手差しトレイ等をフロントフレーム
12に対して配置することも可能である。したがって、
前記図4に示される例においても、記録紙作成部10の
内部に配置される電子写真方式の各機構に対して、装置
のフロント側から、メンテナンス等を行うことができる
ものとなる。
【0021】また、本発明の更に他の実施の形態では、
図5に示されるような画像形成装置を構成することもで
きる。前記図5に示される画像形成装置1bにおいて、
記録紙作成部10を含む装置本体の上部には、プラテン
カバー3により原稿を押圧保持して、画像の読取りを行
う画像読取り部2を配置している。また、前記画像読取
り部2の下部には、記録紙排出部5の開口を設けてい
る。さらに、装置本体の下部には、給紙ユニット20を
装着して、用紙を装置本体の側部に配置した用紙搬送路
を通して、感光体ドラムに形成されたトナー画像を用紙
に転写し、そのトナー画像を担持する用紙を定着装置を
通して定着し、記録紙排出部5に排出させるようにす
る。
図5に示されるような画像形成装置を構成することもで
きる。前記図5に示される画像形成装置1bにおいて、
記録紙作成部10を含む装置本体の上部には、プラテン
カバー3により原稿を押圧保持して、画像の読取りを行
う画像読取り部2を配置している。また、前記画像読取
り部2の下部には、記録紙排出部5の開口を設けてい
る。さらに、装置本体の下部には、給紙ユニット20を
装着して、用紙を装置本体の側部に配置した用紙搬送路
を通して、感光体ドラムに形成されたトナー画像を用紙
に転写し、そのトナー画像を担持する用紙を定着装置を
通して定着し、記録紙排出部5に排出させるようにす
る。
【0022】前記図5に示されるように、装置本体の側
部に用紙搬送路と画像形成部とを配置した場合には、開
閉フレーム12を開閉してジャムの処理等を行う際、前
記図1または図4に示される画像形成装置のように、ジ
ャム処理と、装置のメンテナンスとを装置の正面からの
み行うことはできないことになる。しかし、前記図5に
示されるように画像形成装置1bを構成することによ
り、排出トレイを側部に突出させる画像形成装置に比較
して、画像形成装置の占めるスペースを小さくすること
ができる。さらに、前記画像形成装置1bは、比較的小
型に構成することができるので、複写機等の画像形成装
置で、用紙搬送路にジャムが発生したり、装置に対する
メンテナンスを行う場合には、該装置を移動させること
も容易に行い得るものである。したがって、装置本体の
側部に配置した開閉フレーム12を開いたりする場合
に、若干の不便さがあっても、通常の使用状態では大き
な問題とはならない。
部に用紙搬送路と画像形成部とを配置した場合には、開
閉フレーム12を開閉してジャムの処理等を行う際、前
記図1または図4に示される画像形成装置のように、ジ
ャム処理と、装置のメンテナンスとを装置の正面からの
み行うことはできないことになる。しかし、前記図5に
示されるように画像形成装置1bを構成することによ
り、排出トレイを側部に突出させる画像形成装置に比較
して、画像形成装置の占めるスペースを小さくすること
ができる。さらに、前記画像形成装置1bは、比較的小
型に構成することができるので、複写機等の画像形成装
置で、用紙搬送路にジャムが発生したり、装置に対する
メンテナンスを行う場合には、該装置を移動させること
も容易に行い得るものである。したがって、装置本体の
側部に配置した開閉フレーム12を開いたりする場合
に、若干の不便さがあっても、通常の使用状態では大き
な問題とはならない。
【0023】前記図1または図5に示されるように、画
像形成装置の中央部に記録紙排出部5を配置し、該記録
紙排出部5に対してフロント側から記録紙の取り出しを
行い得るように構成してなる画像形成装置は、電子複写
機として用いることの他に、デジタル機能を利用するレ
ーザプリンタやファクシミリとしても用いることができ
る。例えば、電子複写機とファクシミリの機能を複合し
た装置を構成する場合には、画像読取り部2に対して原
稿を自動的に送る機構を設けると、一般のファクシミリ
の場合と同様に、多数枚の原稿を連続して送信する機能
を持たせることができる。さらに、前記複合機に対し
て、コンピュータ等の装置との接続機構を設ける場合に
は、レーザプリンタとしても使用することができる。そ
して、そのような多機能を持たせた画像形成装置を、コ
ンピュータや他の装置に密接させた状態で配置した場合
でも、記録紙をフロント側から取り出すことができ、装
置のメンテナンスの作業も、フロント側からのみ行うこ
とができるものとなる。
像形成装置の中央部に記録紙排出部5を配置し、該記録
紙排出部5に対してフロント側から記録紙の取り出しを
行い得るように構成してなる画像形成装置は、電子複写
機として用いることの他に、デジタル機能を利用するレ
ーザプリンタやファクシミリとしても用いることができ
る。例えば、電子複写機とファクシミリの機能を複合し
た装置を構成する場合には、画像読取り部2に対して原
稿を自動的に送る機構を設けると、一般のファクシミリ
の場合と同様に、多数枚の原稿を連続して送信する機能
を持たせることができる。さらに、前記複合機に対し
て、コンピュータ等の装置との接続機構を設ける場合に
は、レーザプリンタとしても使用することができる。そ
して、そのような多機能を持たせた画像形成装置を、コ
ンピュータや他の装置に密接させた状態で配置した場合
でも、記録紙をフロント側から取り出すことができ、装
置のメンテナンスの作業も、フロント側からのみ行うこ
とができるものとなる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、原
稿固定型画像読取り部を有する画像形成装置において、
画像形成部が内部に配置された記録紙作成部の上方に支
持手段で前記画像読取り部を持ち上げ支持し、記録材作
成部と画像読取り部との間に記録紙排出部を設けると共
に、画像形成部の下方には装置本体に対して挿入可能に
構成される用紙収容手段を設け、記録紙排出部には、記
録紙取り出しのために開放される開放部を具備させ、こ
の開放部としては、少なくとも隣り合う二側面で開放
し、かつ、該二側面のうち一側面については前記記録紙
作成部及び画像読取り部が記録動作可能な位置に配置さ
れる状態で前記用紙収容手段の挿入方向側に開放するよ
うにしたので、原稿固定型画像読取り部、記録紙作成
部、記録紙排出部を形成する自由度を確保しつつ、装置
設置スペースの低減を図ることができると共に、記録紙
排出部からの記録紙の取り出し作業や用紙を供給する給
紙作業を良好に行うことができる。
稿固定型画像読取り部を有する画像形成装置において、
画像形成部が内部に配置された記録紙作成部の上方に支
持手段で前記画像読取り部を持ち上げ支持し、記録材作
成部と画像読取り部との間に記録紙排出部を設けると共
に、画像形成部の下方には装置本体に対して挿入可能に
構成される用紙収容手段を設け、記録紙排出部には、記
録紙取り出しのために開放される開放部を具備させ、こ
の開放部としては、少なくとも隣り合う二側面で開放
し、かつ、該二側面のうち一側面については前記記録紙
作成部及び画像読取り部が記録動作可能な位置に配置さ
れる状態で前記用紙収容手段の挿入方向側に開放するよ
うにしたので、原稿固定型画像読取り部、記録紙作成
部、記録紙排出部を形成する自由度を確保しつつ、装置
設置スペースの低減を図ることができると共に、記録紙
排出部からの記録紙の取り出し作業や用紙を供給する給
紙作業を良好に行うことができる。
【図1】 本発明が適用された画像形成装置の実施の一
形態を示す斜視図である。
形態を示す斜視図である。
【図2】 実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す
側面図である。
側面図である。
【図3】 実施の形態に係る記録紙作成部の構成を示す
拡大説明図である。
拡大説明図である。
【図4】 本発明が適用された画像形成装置の他の実施
の形態を示す斜視図である。
の形態を示す斜視図である。
【図5】 本発明が適用された画像形成装置の更に別の
実施の形態を示す斜視図である。
実施の形態を示す斜視図である。
1…画像形成装置、2…画像読取り部、4…ヒンジ、5
…記録紙排出部、6…記録紙排出口、10…記録紙作成
部、11…コントロールパネル、12…フロントフレー
ム,開閉フレーム、20…給紙ユニット、23…給紙ロ
ーラ、26…手差しトレイ、30…感光体ドラム、31
…書き込み装置、32…現像装置、35…定着装置
…記録紙排出部、6…記録紙排出口、10…記録紙作成
部、11…コントロールパネル、12…フロントフレー
ム,開閉フレーム、20…給紙ユニット、23…給紙ロ
ーラ、26…手差しトレイ、30…感光体ドラム、31
…書き込み装置、32…現像装置、35…定着装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月9日(2001.7.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 画像形成装置
【特許請求の範囲】
【請求項3】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
いて、 前記画像読取り部の下面フレームと前記記録紙作成部の
上面フレームとにより記録紙取り出しのための開放部を
形成することを特徴とする画像形成装置。
いて、 前記画像読取り部の下面フレームと前記記録紙作成部の
上面フレームとにより記録紙取り出しのための開放部を
形成することを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
いて、 前記記録紙排出部は、前記記録紙作成部の上面フレーム
上に記録紙を排出するものであることを特徴とする画像
形成装置。
いて、 前記記録紙排出部は、前記記録紙作成部の上面フレーム
上に記録紙を排出するものであることを特徴とする画像
形成装置。
【請求項5】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
いて、 前記開放部は、記録紙作成部の上面フレームの略全域に
亘って開放されていることを特徴とする画像形成装置。
いて、 前記開放部は、記録紙作成部の上面フレームの略全域に
亘って開放されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】 請求項1又は2記載の画像形成装置にお
いて、 前記支持手段は、前記記録紙作成部の上面フレームに設
けられていることを特徴とする画像形成装置。
いて、 前記支持手段は、前記記録紙作成部の上面フレームに設
けられていることを特徴とする画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル方式の画
像形成装置に係り、特に、画像読取り部と記録紙作成部
との間に記録紙排出部を配置した画像形成装置の改良に
関する。
像形成装置に係り、特に、画像読取り部と記録紙作成部
との間に記録紙排出部を配置した画像形成装置の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるデジタル方式の画像形成装
置としては、例えば電子写真方式などの記録紙作成部の
上方に記録紙排出部を設け、更に、この記録紙排出部の
上方に原稿移動型画像読取り部を配設した態様が既に知
られている(例えば特開平3−120125号公報参
照)。この態様によれば、装置本体の側方に記録紙排出
部としての排出トレイを突出配置した態様(例えば特開
昭62−131668号公報参照)に比べて、装置の設
置スペースを低減できるという利点がある。
置としては、例えば電子写真方式などの記録紙作成部の
上方に記録紙排出部を設け、更に、この記録紙排出部の
上方に原稿移動型画像読取り部を配設した態様が既に知
られている(例えば特開平3−120125号公報参
照)。この態様によれば、装置本体の側方に記録紙排出
部としての排出トレイを突出配置した態様(例えば特開
昭62−131668号公報参照)に比べて、装置の設
置スペースを低減できるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の画像形成装置にあっては、記録紙作成部と画像読取り
部との間に設けられた記録紙排出部に記録紙を排出する
ようにしたため、記録紙排出部に排出された記録紙に対
する取り出し作業が面倒になり易いという技術的課題が
見い出された。一方、画像形成装置の中には、原稿押さ
え部を有する原稿固定型画像読取り部を用いたものがあ
ることは既に知られている(例えば特開昭62−131
668号公報参照)。ところが、この種の原稿固定型画
像読取り部を備えた画像形成装置において、装置の設置
スペースの低減を図りながら、記録紙排出部に排出され
た記録紙に対する取り出し作業を如何に容易に行うかと
いうことが解決すべき技術的課題になっていた。更に
は、記録紙の取り出し作業に限られず、用紙の供給作業
や原稿押さえ部の開閉に伴う原稿セット作業を如何に容
易に行うようにするかということが解決すべき技術的課
題になっていた。
の画像形成装置にあっては、記録紙作成部と画像読取り
部との間に設けられた記録紙排出部に記録紙を排出する
ようにしたため、記録紙排出部に排出された記録紙に対
する取り出し作業が面倒になり易いという技術的課題が
見い出された。一方、画像形成装置の中には、原稿押さ
え部を有する原稿固定型画像読取り部を用いたものがあ
ることは既に知られている(例えば特開昭62−131
668号公報参照)。ところが、この種の原稿固定型画
像読取り部を備えた画像形成装置において、装置の設置
スペースの低減を図りながら、記録紙排出部に排出され
た記録紙に対する取り出し作業を如何に容易に行うかと
いうことが解決すべき技術的課題になっていた。更に
は、記録紙の取り出し作業に限られず、用紙の供給作業
や原稿押さえ部の開閉に伴う原稿セット作業を如何に容
易に行うようにするかということが解決すべき技術的課
題になっていた。
【0004】本発明は以上の技術的課題を解決するため
になされたものであって、装置の設置スペースの低減を
図りながら、記録紙排出部に排出された記録紙に対する
取出し作業を容易にし、更には、用紙の供給作業や原稿
押さえ部の開閉に伴う原稿のセット作業をも容易にする
画像形成装置を提供するものである。
になされたものであって、装置の設置スペースの低減を
図りながら、記録紙排出部に排出された記録紙に対する
取出し作業を容易にし、更には、用紙の供給作業や原稿
押さえ部の開閉に伴う原稿のセット作業をも容易にする
画像形成装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、用
紙に画像を形成して記録紙とする画像形成部が内部に配
置される記録紙作成部と、前記記録紙作成部の上方に空
間を介して設けられ、原稿押さえ部にて水平に固定した
状態の原稿を読み取ると共に、読み取った画像情報をデ
ジタル信号に変換し前記画像形成部に供給する画像読取
り部と、前記記録紙作成部と画像読取り部との間に記録
紙作成部から排出された記録紙を収容する記録紙排出部
を形成するように、前記記録紙作成部の上面フレームに
対し画像読取り部の下面フレームを上方に持ち上げて支
持する支持手段と、前記画像形成部の下方に設けられ、
前記記録紙作成部及び画像読取り部が記録動作可能な位
置に配置される状態で挿入可能に構成された用紙収容手
段とを備え、前記記録紙排出部には、記録紙取り出しの
ために開放される開放部を具備させ、この開放部は少な
くとも隣り合う二側面で開放され、かつ、該二側面のう
ち一側面は前記記録紙作成部及び画像読取り部が記録動
作可能な位置に配置される状態で前記用紙収容手段の挿
入方向側に開放されている、ことを特徴とするものであ
る。また、本発明の別の態様は、用紙に画像を形成して
記録紙とする画像形成部が内部に配置される記録紙作成
部と、前記記録紙作成部の上方に空間を介して設けら
れ、原稿押さえ部にて水平に固定した状態の原稿を読み
取ると共に、読み取った画像情報をデジタル信号に変換
し前記画像形成部に供給する画像読取り部と、前記記録
紙作成部と画像読取り部との間に記録紙作成部から排出
された記録紙を収容する記録紙排出部を形成するよう
に、前記記録紙作成部の上面フレームに対し画像読取り
部の下面フレームを上方に持ち上げて支持する支持手段
と、前記画像形成部の下方に設けられ、前記記録紙作成
部及び画像読取り部が記録動作可能な位置に配置される
状態で挿入可能に構成された用紙収容手段とを備え、前
記記録紙排出部には、前記記録紙作成部及び画像読取り
部が記録動作可能な位置に配置される状態で前記用紙収
容手段の挿入方向側に開放された、記録紙取り出しのた
めの開放部を具備させ、前記記録紙作成部及び画像読取
り部が記録動作可能な位置に配置される状態で前記用紙
収容手段の挿入方向側から前記原稿押さえ部を開閉可能
としたことを特徴とするものである。
紙に画像を形成して記録紙とする画像形成部が内部に配
置される記録紙作成部と、前記記録紙作成部の上方に空
間を介して設けられ、原稿押さえ部にて水平に固定した
状態の原稿を読み取ると共に、読み取った画像情報をデ
ジタル信号に変換し前記画像形成部に供給する画像読取
り部と、前記記録紙作成部と画像読取り部との間に記録
紙作成部から排出された記録紙を収容する記録紙排出部
を形成するように、前記記録紙作成部の上面フレームに
対し画像読取り部の下面フレームを上方に持ち上げて支
持する支持手段と、前記画像形成部の下方に設けられ、
前記記録紙作成部及び画像読取り部が記録動作可能な位
置に配置される状態で挿入可能に構成された用紙収容手
段とを備え、前記記録紙排出部には、記録紙取り出しの
ために開放される開放部を具備させ、この開放部は少な
くとも隣り合う二側面で開放され、かつ、該二側面のう
ち一側面は前記記録紙作成部及び画像読取り部が記録動
作可能な位置に配置される状態で前記用紙収容手段の挿
入方向側に開放されている、ことを特徴とするものであ
る。また、本発明の別の態様は、用紙に画像を形成して
記録紙とする画像形成部が内部に配置される記録紙作成
部と、前記記録紙作成部の上方に空間を介して設けら
れ、原稿押さえ部にて水平に固定した状態の原稿を読み
取ると共に、読み取った画像情報をデジタル信号に変換
し前記画像形成部に供給する画像読取り部と、前記記録
紙作成部と画像読取り部との間に記録紙作成部から排出
された記録紙を収容する記録紙排出部を形成するよう
に、前記記録紙作成部の上面フレームに対し画像読取り
部の下面フレームを上方に持ち上げて支持する支持手段
と、前記画像形成部の下方に設けられ、前記記録紙作成
部及び画像読取り部が記録動作可能な位置に配置される
状態で挿入可能に構成された用紙収容手段とを備え、前
記記録紙排出部には、前記記録紙作成部及び画像読取り
部が記録動作可能な位置に配置される状態で前記用紙収
容手段の挿入方向側に開放された、記録紙取り出しのた
めの開放部を具備させ、前記記録紙作成部及び画像読取
り部が記録動作可能な位置に配置される状態で前記用紙
収容手段の挿入方向側から前記原稿押さえ部を開閉可能
としたことを特徴とするものである。
【0006】このような技術的手段において、支持手段
について補足すると、例えば実施の形態の
について補足すると、例えば実施の形態の
【0008】における「また、前記画像読取り部2は、
下部に配置される記録紙作成部10に対してヒンジ4を
介して支持されており、」との記載や、図1、図2にお
けるように、記録紙作成部10の上面フレームから上方
にのびる凸部、画像読取り部2の下面フレームから下方
にのびる凸部、及び、前記2つの凸部を連結させるヒン
ジ4が、「支持手段」に相当することは明らかであり、
また、図5において、画像形成装置の記録紙排出部5の
両側にある上下方向に延びる部分は、画像読取り部2を
記録紙作成部10から空間を隔てて上方に支持してお
り、「支持手段」に相当することは明らかである。ま
た、記録紙排出部には、前記用紙収容手段の挿入方向側
に開放された、記録紙取り出しのための開放部を具備し
ていればよいが、この場合における開放部の開放方向
は、あくまで前記記録紙作成部及び画像読取り部が記録
動作可能な位置に配置される状態であることを条件とす
る。ここでいう「前記記録紙作成部及び画像読取り部が
記録動作可能な位置に配置される状態」とは、例えば画
像読取り部が位置移動可能なものにおいては、図2や図
4のように、画像読取り部が記録動作可能な位置に配置
された状態であり、例えば画像読取り部が位置固定のも
のにおいては、図5における状態を指す。
下部に配置される記録紙作成部10に対してヒンジ4を
介して支持されており、」との記載や、図1、図2にお
けるように、記録紙作成部10の上面フレームから上方
にのびる凸部、画像読取り部2の下面フレームから下方
にのびる凸部、及び、前記2つの凸部を連結させるヒン
ジ4が、「支持手段」に相当することは明らかであり、
また、図5において、画像形成装置の記録紙排出部5の
両側にある上下方向に延びる部分は、画像読取り部2を
記録紙作成部10から空間を隔てて上方に支持してお
り、「支持手段」に相当することは明らかである。ま
た、記録紙排出部には、前記用紙収容手段の挿入方向側
に開放された、記録紙取り出しのための開放部を具備し
ていればよいが、この場合における開放部の開放方向
は、あくまで前記記録紙作成部及び画像読取り部が記録
動作可能な位置に配置される状態であることを条件とす
る。ここでいう「前記記録紙作成部及び画像読取り部が
記録動作可能な位置に配置される状態」とは、例えば画
像読取り部が位置移動可能なものにおいては、図2や図
4のように、画像読取り部が記録動作可能な位置に配置
された状態であり、例えば画像読取り部が位置固定のも
のにおいては、図5における状態を指す。
【0007】更に、画像形成装置の構成の簡略化を図る
という観点からすれば、前記画像読取り部の下面フレー
ムと前記記録紙作成部の上面フレームとにより記録紙取
り出しのための開放部を形成したり、記録紙排出部とし
て、前記記録紙作成部の上面フレーム上に記録紙を排出
するようにすることが好ましい。更にまた、記録紙作成
部の上面フレームを有効に利用するという観点からすれ
ば、前記開放部は、記録紙作成部の上面フレームの略全
域に亘って開放されていることが好ましい。また、支持
手段を、記録紙作成部の上面に設けるようにすれば、支
持手段の小型化を図ることができる。更に、支持手段の
小型化、及び、画像読取り部の安定支持という観点から
すれば、前記支持手段は、記録紙作成部の上面に設けら
れ、かつ、記録紙作成部の上面下面以外の周囲の複数側
面のうち2以上の側面に沿って前記画像読取り部を上方
に持ち上げて支持するものであることが好ましい。更
に、記録紙排出部に排出された記録紙の装置側部からの
脱落を有効に防止するという観点からすれば、前記記録
紙作成部は、その上面両側部に配置され且つ画像読取り
部底面に接触するように形成される立ち上がり部を備え
ていることが好ましい。
という観点からすれば、前記画像読取り部の下面フレー
ムと前記記録紙作成部の上面フレームとにより記録紙取
り出しのための開放部を形成したり、記録紙排出部とし
て、前記記録紙作成部の上面フレーム上に記録紙を排出
するようにすることが好ましい。更にまた、記録紙作成
部の上面フレームを有効に利用するという観点からすれ
ば、前記開放部は、記録紙作成部の上面フレームの略全
域に亘って開放されていることが好ましい。また、支持
手段を、記録紙作成部の上面に設けるようにすれば、支
持手段の小型化を図ることができる。更に、支持手段の
小型化、及び、画像読取り部の安定支持という観点から
すれば、前記支持手段は、記録紙作成部の上面に設けら
れ、かつ、記録紙作成部の上面下面以外の周囲の複数側
面のうち2以上の側面に沿って前記画像読取り部を上方
に持ち上げて支持するものであることが好ましい。更
に、記録紙排出部に排出された記録紙の装置側部からの
脱落を有効に防止するという観点からすれば、前記記録
紙作成部は、その上面両側部に配置され且つ画像読取り
部底面に接触するように形成される立ち上がり部を備え
ていることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】図示される実施の形態にしたがっ
て、本発明の画像形成装置を説明する。図1に示される
ように、本実施の形態に係る画像形成装置1は画像読取
り部2と記録紙作成部10とを重ねた状態の装置として
構成しており、両装置の間に記録紙排出部5を形成し
て、記録紙を排出させるようにしている。前記画像読取
り部2では、一般の画像読取り装置の場合と同様に、装
置本体の上部に原稿をセットして、原稿の画像を走査す
る機構が設けられており、その原稿を押圧保持させるた
めのプラテンカバー3が設けられている。また、前記画
像読取り部2は、下部に配置される記録紙作成部10に
対してヒンジ4を介して支持されており、該ヒンジ4を
介して、画像読取り部2を後方に向けて揺動させること
ができるようにされる。
て、本発明の画像形成装置を説明する。図1に示される
ように、本実施の形態に係る画像形成装置1は画像読取
り部2と記録紙作成部10とを重ねた状態の装置として
構成しており、両装置の間に記録紙排出部5を形成し
て、記録紙を排出させるようにしている。前記画像読取
り部2では、一般の画像読取り装置の場合と同様に、装
置本体の上部に原稿をセットして、原稿の画像を走査す
る機構が設けられており、その原稿を押圧保持させるた
めのプラテンカバー3が設けられている。また、前記画
像読取り部2は、下部に配置される記録紙作成部10に
対してヒンジ4を介して支持されており、該ヒンジ4を
介して、画像読取り部2を後方に向けて揺動させること
ができるようにされる。
【0009】前記画像読取り部2の下部に配置される記
録紙作成部10は、装置本体のフロントフレーム12側
を、ヒンジ13を介して開閉可能に構成し、該フロント
フレーム12を開くことにより、内部の各デバイスに対
するメンテナンスや、装置本体内の用紙搬送路40内で
のジャム紙の処理を行うことができるようにされる。ま
た、前記フロントフレーム12に給紙ユニット20を挿
入するための開口15を形成し、前記開口15から給紙
ユニット20を着脱できるように構成される。さらに、
前記記録紙作成部10の所定の位置にコントロールパネ
ル11を配置し、画像読取り部2と記録紙作成部10と
の操作の制御を行うことができる。
録紙作成部10は、装置本体のフロントフレーム12側
を、ヒンジ13を介して開閉可能に構成し、該フロント
フレーム12を開くことにより、内部の各デバイスに対
するメンテナンスや、装置本体内の用紙搬送路40内で
のジャム紙の処理を行うことができるようにされる。ま
た、前記フロントフレーム12に給紙ユニット20を挿
入するための開口15を形成し、前記開口15から給紙
ユニット20を着脱できるように構成される。さらに、
前記記録紙作成部10の所定の位置にコントロールパネ
ル11を配置し、画像読取り部2と記録紙作成部10と
の操作の制御を行うことができる。
【0010】前述した本実施の形態に係る画像形成装置
1においては、図2および図3に示されるように、記録
紙作成部10を構成することができる。すなわち、前記
記録紙作成部10の内部に配置される画像形成部では、
一般のレーザプリンタの場合と同様に、感光体ドラム3
0に対して書き込み装置31を配置し、画像読取り部2
から入力されるデジタル信号により、レーザビームを出
力させ、そのレーザビームを感光体ドラム30に照射し
て、画像の書き込みを行うようにしている。また、前記
感光体ドラム30の周囲には、電子写真方式を用いた画
像形成機構の場合と同様に、帯電器38、現像装置3
2、および、転写コロトロン33、クリーニング装置3
4を配置している。そして、感光体ドラム30を帯電器
38により一様に帯電させ、書き込み装置31により書
き込みを行って静電潜像を形成し、その静電潜像に対し
て現像装置32からトナーを供給して、トナー画像を形
成し、そのトナー画像を転写コロトロン33の放電によ
り、用紙に転写させるようにする。
1においては、図2および図3に示されるように、記録
紙作成部10を構成することができる。すなわち、前記
記録紙作成部10の内部に配置される画像形成部では、
一般のレーザプリンタの場合と同様に、感光体ドラム3
0に対して書き込み装置31を配置し、画像読取り部2
から入力されるデジタル信号により、レーザビームを出
力させ、そのレーザビームを感光体ドラム30に照射し
て、画像の書き込みを行うようにしている。また、前記
感光体ドラム30の周囲には、電子写真方式を用いた画
像形成機構の場合と同様に、帯電器38、現像装置3
2、および、転写コロトロン33、クリーニング装置3
4を配置している。そして、感光体ドラム30を帯電器
38により一様に帯電させ、書き込み装置31により書
き込みを行って静電潜像を形成し、その静電潜像に対し
て現像装置32からトナーを供給して、トナー画像を形
成し、そのトナー画像を転写コロトロン33の放電によ
り、用紙に転写させるようにする。
【0011】前記画像形成部に向けて用紙を送るため
に、前記記録紙作成部10においては、装置本体の下部
に給紙ユニット20を装着する方式を用いており、前記
給紙ユニット20の前側にハンドル21を配置し、用紙
Pを用紙収容装置22に装着する。また、前記給紙ユニ
ット20に対して、装置本体内の用紙搬送路40の下端
に位置する用紙供給口に接続される部分に、搬送ローラ
装置24を配置し、給紙ローラ23により送り出された
用紙Pを、装置本体の用紙搬送路40に向けて搬送させ
るようにする。前記用紙収容装置22から用紙Pを送り
出すための給紙ローラ23は、図示を省略した支持手段
と駆動機構とに接続され、用紙収容装置22を記録紙作
成部10に装着した状態で、給紙ローラ23が用紙Pの
端部に押圧され、用紙Pの送り出しの動作を行い得るよ
うにされる。
に、前記記録紙作成部10においては、装置本体の下部
に給紙ユニット20を装着する方式を用いており、前記
給紙ユニット20の前側にハンドル21を配置し、用紙
Pを用紙収容装置22に装着する。また、前記給紙ユニ
ット20に対して、装置本体内の用紙搬送路40の下端
に位置する用紙供給口に接続される部分に、搬送ローラ
装置24を配置し、給紙ローラ23により送り出された
用紙Pを、装置本体の用紙搬送路40に向けて搬送させ
るようにする。前記用紙収容装置22から用紙Pを送り
出すための給紙ローラ23は、図示を省略した支持手段
と駆動機構とに接続され、用紙収容装置22を記録紙作
成部10に装着した状態で、給紙ローラ23が用紙Pの
端部に押圧され、用紙Pの送り出しの動作を行い得るよ
うにされる。
【0012】なお、前記用紙収容装置22としては、任
意の構成の装置を用いることができるものであり、搬送
ローラ装置24を給紙カセットに設けた機構の他に、従
来の一般の給紙カセットや給紙トレイの場合のように、
用紙収容装置としてのみ作用させる手段を用いることも
できる。さらに、前記給紙ユニット20による給紙手段
の他に、記録紙作成部10においては、装置本体のフロ
ント部に手差しトレイ26を配置し、給紙ローラ27を
用いて、用紙Pを用紙搬送路40に向けて送り込むこと
ができる。
意の構成の装置を用いることができるものであり、搬送
ローラ装置24を給紙カセットに設けた機構の他に、従
来の一般の給紙カセットや給紙トレイの場合のように、
用紙収容装置としてのみ作用させる手段を用いることも
できる。さらに、前記給紙ユニット20による給紙手段
の他に、記録紙作成部10においては、装置本体のフロ
ント部に手差しトレイ26を配置し、給紙ローラ27を
用いて、用紙Pを用紙搬送路40に向けて送り込むこと
ができる。
【0013】更に、画像形成部の転写部位の下流側に位
置する用紙搬送路40には定着装置35が設けられてお
り、この定着装置35の更に下流側に位置する用紙搬送
路40には搬送ローラ装置36と排出ローラ37とが設
けられ、用紙搬送路40の上端が記録紙排出口6になっ
ている。本例では、搬送ローラ装置36、排出ローラ3
7及び記録紙排出口6が本件発明の記録紙排出手段を構
成している。
置する用紙搬送路40には定着装置35が設けられてお
り、この定着装置35の更に下流側に位置する用紙搬送
路40には搬送ローラ装置36と排出ローラ37とが設
けられ、用紙搬送路40の上端が記録紙排出口6になっ
ている。本例では、搬送ローラ装置36、排出ローラ3
7及び記録紙排出口6が本件発明の記録紙排出手段を構
成している。
【0014】また、前記図2に示される例において、画
像読取り部2と記録紙作成部10との間には、記録紙排
出部5として用いる空間部が形成されており、本実施の
形態では、前記記録紙排出部5が、前記画像読取り部2
より突出配置されており、該記録紙排出部5に対して
は、画像読取り部2と記録紙作成部10との間で、フロ
ント側に形成されるスペースSの部分、言い換えれば、
前記給紙ユニット20の挿入方向に形成された開放部か
ら手を挿入して、記録紙を取り出すことができるように
している。特に、本実施の形態において、前記図1に示
されるように、記録紙排出部5の部分を側部、すなわ
ち、前記給紙ユニット20の挿入方向に直行する方向に
も開口させた機構として構成する場合には、記録紙を装
置本体の側部からも取り出すことができる。さらに、前
記スペースSの部分は、装置本体のリヤ側からフロント
側にまで通じるスペースとして構成されており、前記ス
ペースSに対して、装置本体の左右どちらからでも手を
挿入して、記録紙を取り出すことができる。
像読取り部2と記録紙作成部10との間には、記録紙排
出部5として用いる空間部が形成されており、本実施の
形態では、前記記録紙排出部5が、前記画像読取り部2
より突出配置されており、該記録紙排出部5に対して
は、画像読取り部2と記録紙作成部10との間で、フロ
ント側に形成されるスペースSの部分、言い換えれば、
前記給紙ユニット20の挿入方向に形成された開放部か
ら手を挿入して、記録紙を取り出すことができるように
している。特に、本実施の形態において、前記図1に示
されるように、記録紙排出部5の部分を側部、すなわ
ち、前記給紙ユニット20の挿入方向に直行する方向に
も開口させた機構として構成する場合には、記録紙を装
置本体の側部からも取り出すことができる。さらに、前
記スペースSの部分は、装置本体のリヤ側からフロント
側にまで通じるスペースとして構成されており、前記ス
ペースSに対して、装置本体の左右どちらからでも手を
挿入して、記録紙を取り出すことができる。
【0015】更に、本実施の形態では、前記記録紙排出
部5は、図1及び図2に示すように、記録紙載置面5a
を有し、この記録紙載置面5aの記録紙排出口6側には
他の部分よりも低く構成される略V字状の凹溝5bを形
成したものである。
部5は、図1及び図2に示すように、記録紙載置面5a
を有し、この記録紙載置面5aの記録紙排出口6側には
他の部分よりも低く構成される略V字状の凹溝5bを形
成したものである。
【0016】前述したようにして、給紙部(給紙ユニッ
ト20又は手差しトレイ26)から記録紙作成部10の
装置本体内の用紙搬送路40に向けて送り出される用紙
Pは、感光体ドラム30からの画像転写部(転写コロト
ロン33)の直前部に配置されたレジローラ25によ
り、用紙Pの先端部と感光体ドラム30に形成されるト
ナー画像とのタイミングを合わせて送り出される。そし
て、転写コロトロン33の放電により、トナー画像を用
紙Pに転写し、そのトナー画像を担持する用紙Pを、定
着装置35を通して定着して記録紙を作成し、搬送ロー
ラ装置36と排出ローラ37を介して、記録紙排出口6
から記録紙排出部5に向けて排出させるようにする。
ト20又は手差しトレイ26)から記録紙作成部10の
装置本体内の用紙搬送路40に向けて送り出される用紙
Pは、感光体ドラム30からの画像転写部(転写コロト
ロン33)の直前部に配置されたレジローラ25によ
り、用紙Pの先端部と感光体ドラム30に形成されるト
ナー画像とのタイミングを合わせて送り出される。そし
て、転写コロトロン33の放電により、トナー画像を用
紙Pに転写し、そのトナー画像を担持する用紙Pを、定
着装置35を通して定着して記録紙を作成し、搬送ロー
ラ装置36と排出ローラ37を介して、記録紙排出口6
から記録紙排出部5に向けて排出させるようにする。
【0017】そして、記録紙排出部5に排出された記録
紙は記録紙載置面5aに順次載置されるが、記録紙載置
面5aのうち記録紙排出口6側に略V字状の凹溝5bが
形成されているため、記録紙の排出後端部が前記凹溝5
b側に自重で自然に移動し、凹溝5bに記録紙の排出後
端部が揃えられた状態で、記録紙が記録紙排出部5に収
容される。このため、フロント側に形成されるスペース
Sの部分から手を挿入して、記録紙を簡単に取り出すこ
とができる。特に、本実施の形態においては、フロント
側のみならず、側部にも記録紙取り出しのための開放部
を形成するようにしたため、より簡単に記録紙を取り出
すことも可能である。
紙は記録紙載置面5aに順次載置されるが、記録紙載置
面5aのうち記録紙排出口6側に略V字状の凹溝5bが
形成されているため、記録紙の排出後端部が前記凹溝5
b側に自重で自然に移動し、凹溝5bに記録紙の排出後
端部が揃えられた状態で、記録紙が記録紙排出部5に収
容される。このため、フロント側に形成されるスペース
Sの部分から手を挿入して、記録紙を簡単に取り出すこ
とができる。特に、本実施の形態においては、フロント
側のみならず、側部にも記録紙取り出しのための開放部
を形成するようにしたため、より簡単に記録紙を取り出
すことも可能である。
【0018】また、前記図3に示される記録紙作成部1
0では、用紙搬送路40のフロント側の部材を、フロン
トフレーム12に設けておき、該フロントフレーム12
を装置本体から開くように構成するようにしたものであ
る。そして、前述したように、装置本体のフロントフレ
ーム12を開閉可能に構成することにより、用紙搬送路
40内でジャムが生じた場合の処理や、画像形成装置の
各機構に対するメンテナンスを行う場合等に、装置のフ
ロント側から作業を行うことができる。さらに、記録紙
作成部10の内部に配置される各構成部材を、フロント
側に引き出す機構を構成することにより、それ等の部材
を機外に引き出して点検等を行うこともできる。
0では、用紙搬送路40のフロント側の部材を、フロン
トフレーム12に設けておき、該フロントフレーム12
を装置本体から開くように構成するようにしたものであ
る。そして、前述したように、装置本体のフロントフレ
ーム12を開閉可能に構成することにより、用紙搬送路
40内でジャムが生じた場合の処理や、画像形成装置の
各機構に対するメンテナンスを行う場合等に、装置のフ
ロント側から作業を行うことができる。さらに、記録紙
作成部10の内部に配置される各構成部材を、フロント
側に引き出す機構を構成することにより、それ等の部材
を機外に引き出して点検等を行うこともできる。
【0019】また、本発明の他の実施の形態では、前記
図1に示されるように、記録紙を収容する記録紙排出部
5に対して、フロント側と両側側部から手を挿入して、
記録紙を取り出すことができるように構成することに代
えて、図4に示されるような装置として構成することが
できる。前記図4に示される画像形成装置1aでは、記
録紙作成部10の両側の側部に立ち上がり部7、8を配
置し、その一方の立ち上がり部7に記録紙排出口6を形
成し、記録紙作成部10において作成された記録紙を記
録紙排出部5に向けて排出させるようにする。また、記
録紙作成部10の上部に支持される画像読取り部2は、
前記図1に示された装置の場合と同様に、原稿を走査し
た情報を、デジタル情報として記録紙作成部10に向け
て出力する装置として構成している。
図1に示されるように、記録紙を収容する記録紙排出部
5に対して、フロント側と両側側部から手を挿入して、
記録紙を取り出すことができるように構成することに代
えて、図4に示されるような装置として構成することが
できる。前記図4に示される画像形成装置1aでは、記
録紙作成部10の両側の側部に立ち上がり部7、8を配
置し、その一方の立ち上がり部7に記録紙排出口6を形
成し、記録紙作成部10において作成された記録紙を記
録紙排出部5に向けて排出させるようにする。また、記
録紙作成部10の上部に支持される画像読取り部2は、
前記図1に示された装置の場合と同様に、原稿を走査し
た情報を、デジタル情報として記録紙作成部10に向け
て出力する装置として構成している。
【0020】そして、前記図4に示される画像形成装置
1aにおいても、画像読取り部2をヒンジ4を介してリ
ヤ側に揺動させる機構を設けることや、フロントフレー
ム12を開閉可能に構成することができる。また、前記
記録紙作成部10のフロント側に、コントロールパネル
11、給紙ユニット20の挿入口15等を設けることが
でき、必要に応じて手差しトレイ等をフロントフレーム
12に対して配置することも可能である。したがって、
前記図4に示される例においても、記録紙作成部10の
内部に配置される電子写真方式の各機構に対して、装置
のフロント側から、メンテナンス等を行うことができる
ものとなる。
1aにおいても、画像読取り部2をヒンジ4を介してリ
ヤ側に揺動させる機構を設けることや、フロントフレー
ム12を開閉可能に構成することができる。また、前記
記録紙作成部10のフロント側に、コントロールパネル
11、給紙ユニット20の挿入口15等を設けることが
でき、必要に応じて手差しトレイ等をフロントフレーム
12に対して配置することも可能である。したがって、
前記図4に示される例においても、記録紙作成部10の
内部に配置される電子写真方式の各機構に対して、装置
のフロント側から、メンテナンス等を行うことができる
ものとなる。
【0021】また、本発明の更に他の実施の形態では、
図5に示されるような画像形成装置を構成することもで
きる。前記図5に示される画像形成装置1bにおいて、
記録紙作成部10を含む装置本体の上部には、プラテン
カバー3により原稿を押圧保持して、画像の読取りを行
う画像読取り部2を配置している。また、前記画像読取
り部2の下部には、記録紙排出部5の開口を設けてい
る。さらに、装置本体の下部には、給紙ユニット20を
装着して、用紙を装置本体の側部に配置した用紙搬送路
を通して、感光体ドラムに形成されたトナー画像を用紙
に転写し、そのトナー画像を担持する用紙を定着装置を
通して定着し、記録紙排出部5に排出させるようにす
る。
図5に示されるような画像形成装置を構成することもで
きる。前記図5に示される画像形成装置1bにおいて、
記録紙作成部10を含む装置本体の上部には、プラテン
カバー3により原稿を押圧保持して、画像の読取りを行
う画像読取り部2を配置している。また、前記画像読取
り部2の下部には、記録紙排出部5の開口を設けてい
る。さらに、装置本体の下部には、給紙ユニット20を
装着して、用紙を装置本体の側部に配置した用紙搬送路
を通して、感光体ドラムに形成されたトナー画像を用紙
に転写し、そのトナー画像を担持する用紙を定着装置を
通して定着し、記録紙排出部5に排出させるようにす
る。
【0022】前記図5に示されるように、装置本体の側
部に用紙搬送路と画像形成部とを配置した場合には、開
閉フレーム12を開閉してジャムの処理等を行う際、前
記図1または図4に示される画像形成装置のように、ジ
ャム処理と、装置のメンテナンスとを装置の正面からの
み行うことはできないことになる。しかし、前記図5に
示されるように画像形成装置1bを構成することによ
り、排出トレイを側部に突出させる画像形成装置に比較
して、画像形成装置の占めるスペースを小さくすること
ができる。さらに、前記画像形成装置1bは、比較的小
型に構成することができるので、複写機等の画像形成装
置で、用紙搬送路にジャムが発生したり、装置に対する
メンテナンスを行う場合には、該装置を移動させること
も容易に行い得るものである。したがって、装置本体の
側部に配置した開閉フレーム12を開いたりする場合
に、若干の不便さがあっても、通常の使用状態では大き
な問題とはならない。
部に用紙搬送路と画像形成部とを配置した場合には、開
閉フレーム12を開閉してジャムの処理等を行う際、前
記図1または図4に示される画像形成装置のように、ジ
ャム処理と、装置のメンテナンスとを装置の正面からの
み行うことはできないことになる。しかし、前記図5に
示されるように画像形成装置1bを構成することによ
り、排出トレイを側部に突出させる画像形成装置に比較
して、画像形成装置の占めるスペースを小さくすること
ができる。さらに、前記画像形成装置1bは、比較的小
型に構成することができるので、複写機等の画像形成装
置で、用紙搬送路にジャムが発生したり、装置に対する
メンテナンスを行う場合には、該装置を移動させること
も容易に行い得るものである。したがって、装置本体の
側部に配置した開閉フレーム12を開いたりする場合
に、若干の不便さがあっても、通常の使用状態では大き
な問題とはならない。
【0023】前記図1または図5に示されるように、画
像形成装置の中央部に記録紙排出部5を配置し、該記録
紙排出部5に対してフロント側から記録紙の取り出しを
行い得るように構成してなる画像形成装置は、電子複写
機として用いることの他に、デジタル機能を利用するレ
ーザプリンタやファクシミリとしても用いることができ
る。例えば、電子複写機とファクシミリの機能を複合し
た装置を構成する場合には、画像読取り部2に対して原
稿を自動的に送る機構を設けると、一般のファクシミリ
の場合と同様に、多数枚の原稿を連続して送信する機能
を持たせることができる。さらに、前記複合機に対し
て、コンピュータ等の装置との接続機構を設ける場合に
は、レーザプリンタとしても使用することができる。そ
して、そのような多機能を持たせた画像形成装置を、コ
ンピュータや他の装置に密接させた状態で配置した場合
でも、記録紙をフロント側から取り出すことができ、装
置のメンテナンスの作業も、フロント側からのみ行うこ
とができるものとなる。
像形成装置の中央部に記録紙排出部5を配置し、該記録
紙排出部5に対してフロント側から記録紙の取り出しを
行い得るように構成してなる画像形成装置は、電子複写
機として用いることの他に、デジタル機能を利用するレ
ーザプリンタやファクシミリとしても用いることができ
る。例えば、電子複写機とファクシミリの機能を複合し
た装置を構成する場合には、画像読取り部2に対して原
稿を自動的に送る機構を設けると、一般のファクシミリ
の場合と同様に、多数枚の原稿を連続して送信する機能
を持たせることができる。さらに、前記複合機に対し
て、コンピュータ等の装置との接続機構を設ける場合に
は、レーザプリンタとしても使用することができる。そ
して、そのような多機能を持たせた画像形成装置を、コ
ンピュータや他の装置に密接させた状態で配置した場合
でも、記録紙をフロント側から取り出すことができ、装
置のメンテナンスの作業も、フロント側からのみ行うこ
とができるものとなる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、原
稿固定型画像読取り部を有する画像形成装置において、
画像形成部が内部に配置された記録紙作成部の上方に支
持手段で前記画像読取り部を持ち上げ支持し、記録材作
成部と画像読取り部との間に記録紙排出部を設けると共
に、画像形成部の下方には前記記録紙作成部及び画像読
取り部が記録動作可能な位置に配置される状態で挿入可
能に構成される用紙収容手段を設け、記録紙排出部に
は、記録紙取り出しのために開放される開放部を具備さ
せ、この開放部としては、少なくとも隣り合う二側面で
開放し、かつ、該二側面のうち一側面については前記記
録紙作成部及び画像読取り部が記録動作可能な位置に配
置される状態で前記用紙収容手段の挿入方向側に開放す
るようにしたので、原稿固定型画像読取り部、記録紙作
成部、記録紙排出部を形成する自由度を確保しつつ、装
置設置スペースの低減を図ることができると共に、記録
紙排出部からの記録紙の取り出し作業や用紙を供給する
給紙作業を良好に行うことができる。また、本発明の別
の態様によれば、原稿固定型画像読取り部を有する画像
形成装置において、画像形成部が内部に配置された記録
紙作成部の上方に支持手段で原稿固定型画像読取り部を
持ち上げ支持し、記録材作成部と画像読取り部との間に
記録紙排出部を設けると共に、画像形成部の下方には前
記記録紙作成部及び画像読取り部が記録動作可能な位置
に配置される状態で挿入可能に構成される用紙収容手段
を設け、前記用紙収容手段の挿入方向との関係で記録紙
排出部の記録紙取り出しのための開放部、及び、画像読
取り部の原稿押さえ部についてレイアウト上工夫したの
で、画像読取り部、記録紙作成部、記録紙排出部を形成
する自由度を確保しつつ、装置設置スペースの低減を図
ることができるとともに、用紙の供給作業、記録紙の取
り出し作業及び原稿押さえ部の開閉に伴う原稿セット作
業を良好に行うことができる。
稿固定型画像読取り部を有する画像形成装置において、
画像形成部が内部に配置された記録紙作成部の上方に支
持手段で前記画像読取り部を持ち上げ支持し、記録材作
成部と画像読取り部との間に記録紙排出部を設けると共
に、画像形成部の下方には前記記録紙作成部及び画像読
取り部が記録動作可能な位置に配置される状態で挿入可
能に構成される用紙収容手段を設け、記録紙排出部に
は、記録紙取り出しのために開放される開放部を具備さ
せ、この開放部としては、少なくとも隣り合う二側面で
開放し、かつ、該二側面のうち一側面については前記記
録紙作成部及び画像読取り部が記録動作可能な位置に配
置される状態で前記用紙収容手段の挿入方向側に開放す
るようにしたので、原稿固定型画像読取り部、記録紙作
成部、記録紙排出部を形成する自由度を確保しつつ、装
置設置スペースの低減を図ることができると共に、記録
紙排出部からの記録紙の取り出し作業や用紙を供給する
給紙作業を良好に行うことができる。また、本発明の別
の態様によれば、原稿固定型画像読取り部を有する画像
形成装置において、画像形成部が内部に配置された記録
紙作成部の上方に支持手段で原稿固定型画像読取り部を
持ち上げ支持し、記録材作成部と画像読取り部との間に
記録紙排出部を設けると共に、画像形成部の下方には前
記記録紙作成部及び画像読取り部が記録動作可能な位置
に配置される状態で挿入可能に構成される用紙収容手段
を設け、前記用紙収容手段の挿入方向との関係で記録紙
排出部の記録紙取り出しのための開放部、及び、画像読
取り部の原稿押さえ部についてレイアウト上工夫したの
で、画像読取り部、記録紙作成部、記録紙排出部を形成
する自由度を確保しつつ、装置設置スペースの低減を図
ることができるとともに、用紙の供給作業、記録紙の取
り出し作業及び原稿押さえ部の開閉に伴う原稿セット作
業を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用された画像形成装置の実施の一
形態を示す斜視図である。
形態を示す斜視図である。
【図2】 実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す
側面図である。
側面図である。
【図3】 実施の形態に係る記録紙作成部の構成を示す
拡大説明図である。
拡大説明図である。
【図4】 本発明が適用された画像形成装置の他の実施
の形態を示す斜視図である。
の形態を示す斜視図である。
【図5】 本発明が適用された画像形成装置の更に別の
実施の形態を示す斜視図である。
実施の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】 1…画像形成装置、2…画像読取り部、4…ヒンジ、5
…記録紙排出部、6…記録紙排出口、10…記録紙作成
部、11…コントロールパネル、12…フロントフレー
ム,開閉フレーム、20…給紙ユニット、23…給紙ロ
ーラ、26…手差しトレイ、30…感光体ドラム、31
…書き込み装置、32…現像装置、35…定着装置
…記録紙排出部、6…記録紙排出口、10…記録紙作成
部、11…コントロールパネル、12…フロントフレー
ム,開閉フレーム、20…給紙ユニット、23…給紙ロ
ーラ、26…手差しトレイ、30…感光体ドラム、31
…書き込み装置、32…現像装置、35…定着装置
Claims (5)
- 【請求項1】 用紙に画像を形成して記録紙とする画像
形成部が内部に配置される記録紙作成部と、 前記記録紙作成部の上方に空間を介して設けられ、原稿
押さえ部にて水平に固定した状態の原稿を読み取ると共
に、読み取った画像情報をデジタル信号に変換し前記画
像形成部に供給する画像読取り部と、 前記記録紙作成部と画像読取り部との間に記録紙作成部
から排出された記録紙を収容する記録紙排出部を形成す
るように、前記記録紙作成部の上面フレームに対し画像
読取り部の下面フレームを上方に持ち上げて支持する支
持手段と、 前記画像形成部の下方に設けられ、装置本体に対して挿
入可能に構成された用紙収容手段とを備え、 前記記録紙排出部には、記録紙取り出しのために開放さ
れる開放部を具備させ、この開放部は少なくとも隣り合
う二側面で開放され、かつ、該二側面のうち一側面は前
記記録紙作成部及び画像読取り部が記録動作可能な位置
に配置される状態で前記用紙収容手段の挿入方向側に開
放されている、ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記画像読取り部の下面フレームと前記記録紙作成部の
上面フレームとにより記録紙取り出しのための開放部を
形成することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記記録紙排出部は、前記記録紙作成部の上面フレーム
上に記録紙を排出するものであることを特徴とする画像
形成装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記開放部は、記録紙作成部の上面フレームの略全域に
亘って開放されていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の画像形成装置において、 前記支持手段は、前記記録紙作成部の上面フレームに設
けられていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001175922A JP3465701B2 (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | 複写機 |
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JP2001175922A JP3465701B2 (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | 複写機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4026269A Division JPH05197225A (ja) | 1992-01-17 | 1992-01-17 | 画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=19016981
Family Applications (1)
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Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7099618B2 (en) | 2002-10-01 | 2006-08-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Paper discharge tray |
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US10315878B2 (en) | 2016-12-28 | 2019-06-11 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet conveying device, sheet discharging device incorporating the sheet conveying device and image forming apparatus incorporating the sheet conveying device and the sheet discharging device |
-
2001
- 2001-06-11 JP JP2001175922A patent/JP3465701B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7046941B2 (en) | 2002-10-01 | 2006-05-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image formation apparatus |
US7099618B2 (en) | 2002-10-01 | 2006-08-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Paper discharge tray |
JP2009031730A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-02-12 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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