JP3642339B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
この態様によれば、装置本体の側方に記録紙排出部としての排出トレイを突出配置した態様(例えば特許文献2参照)に比べて、装置の設置スペースを低減できるという利点がある。
また、記録紙排出部の記録紙の収容性を考慮すると、前記記録紙載置面は前記画像読取り部の略全域に対応した領域に設けられることが好ましい。
更に、記録紙排出部の開口部からの記録紙の取出し作業性を良好に保つという観点からすれば、前記画像読取り部の前面側の下端には、前面側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜部を有することが好ましい。
更にまた、前記記録紙載置面は前記原稿押さえ部によって原稿が固定される領域よりも広いことが好ましく、この場合、記録紙排出部には最大サイズ原稿に対応した記録紙を確実に収容することができる。
また、装置のコンパクト化を考慮すれば、前記画像読取り部の下面は、前記原稿押さえ部によって原稿が固定される領域の下方にて略水平に構成され、前記記録紙排出部の記録紙載置面は、前記原稿読取り部下面の略水平に構成された部分と対向する領域にて少なくとも一部に略水平な面を有することが好ましい。この場合、記録紙作成部と原稿読取り部との間に記録紙排出部を形成するようにした構成においても、装置の高さ方向寸法をコンパクトに抑えることができる。
更に、前記開閉部には用紙搬送路のフロント側の部材を設けるようにしてもよいし、また、前記開閉部の前方に手差しトレイを設けるようにしてもよい。
そしてまた、前記開閉部よりも上方に設けられたコントロールパネルを有するようにすることが好ましい。
このため、本発明では、装置の設置スペースの低減を図りながら、用紙の補給、ジャム処理や記録紙の取出し作業、及び、画像形成部のメンテナンス作業の装置に対する各種作業を装置の前面側で行うことが可能になり、装置の設置スペースの低減、及び、装置に対する各種作業性の両立を図ることができる。
図1に示されるように、本実施の形態に係る画像形成装置1は画像読取り部2と記録紙作成部10とを重ねた状態の装置として構成しており、両装置の間に記録紙排出部5を形成して、記録紙を排出させるようにしている。前記画像読取り部2では、一般の画像読取り装置の場合と同様に、装置本体の上部に原稿をセットして、原稿の画像を走査する機構が設けられており、その原稿を押圧保持させるためのプラテンカバー3が設けられている。また、前記画像読取り部2は、下部に配置される記録紙作成部10に対してヒンジ4を介して支持されており、該ヒンジ4を介して、画像読取り部2を後方に向けて揺動させることができるようにされる。
すなわち、前記記録紙作成部10の内部に配置される画像形成部では、一般のレーザプリンタの場合と同様に、感光体ドラム30に対して書き込み装置31を配置し、画像読取り部2から入力されるデジタル信号により、レーザビームを出力させ、そのレーザビームを感光体ドラム30に照射して、画像の書き込みを行うようにしている。また、前記感光体ドラム30の周囲には、電子写真方式を用いた画像形成機構の場合と同様に、帯電器38、現像装置32、および、転写コロトロン33、クリーニング装置34を配置している。そして、感光体ドラム30を帯電器38により一様に帯電させ、書き込み装置31により書き込みを行って静電潜像を形成し、その静電潜像に対して現像装置32からトナーを供給して、トナー画像を形成し、そのトナー画像を転写コロトロン33の放電により、用紙Pに転写させるようにする。
本例では、搬送ローラ装置36、排出ローラ37及び記録紙排出口6が本件発明の記録紙排出手段を構成している。
なお、前記図1に示されるように、記録紙排出部5の部分を側部にも開口させた機構として構成する場合には、記録紙を装置本体の側部からも取り出すことができる。さらに、前記スペースSの部分は、装置本体のリヤ側からフロント側にまで通じるスペースとして構成されており、前記スペースSに対して、装置本体の左右どちらからでも手を挿入して、記録紙を取り出すことができる。
このため、フロント側に形成されるスペースSの部分から手を挿入して、記録紙を簡単に取り出すことができる。
更に、本実施の形態においては、画像読取り部2をヒンジ4を介して後方に揺動させれば、記録紙排出部5の上方が完全に開放されるため、より簡単に記録紙を取り出すことも可能である。
前記図4に示される画像形成装置1aでは、記録紙作成部10の両側の側部に立ち上がり部7、8を配置し、その一方の立ち上がり部7に記録紙排出口6を形成し、記録紙作成部10において作成された記録紙を記録紙排出部5に向けて排出させるようにする。また、記録紙作成部10の上部に支持される画像読取り部2は、前記図1に示された装置の場合と同様に、原稿を走査した情報を、デジタル情報として記録紙作成部10に向けて出力する装置として構成している。
前記図5に示される画像形成装置1bにおいて、記録紙作成部10を含む装置本体の上部には、プラテンカバー3により原稿を押圧保持して、画像の読取りを行う画像読取り部2を配置している。また、前記画像読取り部2の下部には、記録紙排出部5の開口を設けている。さらに、装置本体の下部には、給紙ユニット20を装着して、用紙を装置本体の側部に配置した用紙搬送路を通して、感光体ドラムに形成されたトナー画像を用紙に転写し、そのトナー画像を担持する用紙を定着装置を通して定着し、記録紙排出部5に排出させるようにする。
Claims (9)
- 用紙に画像を形成して記録紙とする画像形成部が内部に配置される記録紙作成部と、
前記記録紙作成部の上方に空間を介して設けられ、原稿押さえ部にて水平に固定した状態の原稿を読み取ると共に、読み取った画像情報を前記画像形成部に供給する画像読取り部と、 前記記録紙作成部と前記画像読取り部との問に前記記録紙作成部の記録紙排出口から排出された記録紙が収容可能な記録紙排出部を形成するように、前記記録紙作成部よりも上方に前記画像読取り部を持ち上げて支持する支持手段と、
前記画像形成部に供給すべき用紙を収容し且つ前記記録紙作成部の前面側から挿入操作可能に構成される用紙収容手段とを備え、
前記記録紙排出部は前記排出された記録紙が載置される記録紙載置面及び該記録紙取り出しのための開口部を有し、
前記記録紙作成部の前面側且つ前記記録紙載置面よりも前方側には、画像形成部のメンテナンス又は用紙のジャム処理を行うために前記記録紙作成部の前方に倒れ込むように回動して開く開閉部が設けられ、
前記開口部は少なくとも前記記録紙作成部の前面側から記録紙を取り出し可能としたものであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記記録紙作成部は、前記記録紙作成部の内部に配置される構成部材が前面側に引き出し可能とした機構を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
前記記録紙載直面は前記画像読取り部の略全域に対応した領域に設けられることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3いずれかに記載の画像形成装置において、
前記画像読取り部の前面側の下端には、前面側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜部を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4いずれかに記載の画像形成装置において、
前記記録紙載直面は前記原稿押さえ部によって原稿が固定される領域よりも広いことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5いずれかに記載の画像形成装置において、
前記画像読取り部の下面は、前記原稿押さえ部によって原稿が固定される領域の下方にて略水平に構成され、
前記記録紙載直面は、前記画像読取り部下面の略水平に構成される部分と対向する領域にて少なくとも一部に略水平な面を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6いずれかに記載の画像形成装置において、
前記開閉部には用紙搬送路のフロント側の部材が設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7いずれかに記載の画像形成装置において、
前記開閉部の前方に手差しトレイが設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至8いずれかに記載の画像形成装置において、
前記開閉部よりも上方に設けられたコントロールパネルを有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP3642339B2 true JP3642339B2 (ja) | 2005-04-27 |
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ID=32290825
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JP6067994B2 (ja) | 2012-04-16 | 2017-01-25 | シャープ株式会社 | 画像形成装置 |
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2003
- 2003-10-06 JP JP2003347430A patent/JP3642339B2/ja not_active Expired - Lifetime
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