JP2004279692A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の操作性、並びに、機内排紙されたシートの取り出し性及び視認性を損なうことなく、操作部を配置可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】シートPに画像を形成するプリンタ部104と、プリンタ部104の上方に配置された画像読取部101との間に、シートPを排出する機内排紙空間を設ける。キーボード122を有する移動操作部121は、装置手前側に配置される操作位置と、機内排紙空間内に収納される収納位置とに移動可能に設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ部とその上方に設けられた画像読取部若しくは載置台との間の空間にシートを排出する構成の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像形成装置としては、たとえば特許文献1に開示されたものが知られている。
【0003】
このような画像形成装置では、プリンタ部の上方に画像読取部が配置されており、プリンタ部と画像読取部の間に画像形成済みのシートを排出するための機内排紙空間が設けられている。すなわち、画像読取部の下方に位置するプリンタ部の上面に排紙トレイを設け、そこにシートを排出・積載する構成である。この構成によれば、プリンタ部から排紙トレイが外側に突出することがないため、装置の小型化・省スペース化を図ることができる。
【0004】
また、プリンタ部の上方に、画像読取部でなく載置台を配置する構成も知られている。この載置台は、プリンタ部の上方のスペースを利用して、トナーやシートなどの消耗品を収納するためのものである。この構成の場合も、載置台とプリンタ部の間に機内排紙空間を設けることで、装置の小型化・省スペース化を図ることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−304117号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
通常、画像形成装置を操作するための操作部は、画像読取部もしくは載置台の装置手前側に設けられる。この配置は、操作部の操作性を考慮したものである。
【0007】
しかしながら、この配置では操作部が排紙トレイ上方の装置手前側に位置することとなるため、装置手前側からシートを確認し、または、取り出すときに操作部が邪魔となる。これにより、シートの視認性および取り出し性の低下を招いていた。
【0008】
一方、最近では、複写機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能などを一台に集約したMFP(Multi Function Peripherals;多機能複合機)とよばれる装置も登場している。このような多機能複合機では、多数の入力キーや大型の表示部が必要となるため、操作部のサイズが大型化する。特に最近では、Eメール送信アドレスやファクシミリの宛先などの登録作業における操作性を向上するために、キーボードを搭載した装置なども提案されている。
【0009】
しかしながら、操作部を大型化すると、シートの取り出し性および視認性を一層低下させてしまう結果となる。しかも、操作部の装置前後方向の寸法が大きくなると、装置前面から操作部の奥に位置する画像読取部や載置台までの距離が遠くなるので、画像読取部や載置台が操作しづらくなるという弊害もある。
【0010】
なお、このような課題を解決すべく、プリンタ部と画像読取部もしくは載置台との間隔を広げて、機内排紙空間を拡大する構成も考えられる。しかし、この場合には、装置の高さが高くなり、画像読取部や載置台の操作性の低下や、装置の大型化による設置スペースの拡大およびコストアップを招いてしまい、好ましくない。
【0011】
また、画像読取部もしくは載置台と操作部とをプリンタ部の奥側に配置し、装置手前側に空間を確保することにより、シートの取り出し性および視認性を改善することも考えられる。しかしながら、この構成では、装置前面から画像読取部や載置台や操作部を操作することが困難となり、好ましくない。また、装置サイズが前後方向に大型化するため、設置スペースの拡大やコストアップをも招いてしまう。
【0012】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、画像形成装置の操作性、並びに、機内排紙されたシートの取り出し性及び視認性を損なうことなく、操作部を配置可能な画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、シートに画像を形成するプリンタ部と、プリンタ部の上方に配置された画像読取部と、プリンタ部と画像読取部との間に設けられたシートを排出する空間と、操作部と、を有し、前記操作部は、前記画像読取部の装置手前側に配置される操作位置と、前記空間内に収納される収納位置とに移動可能に設けられていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0015】
図1〜6を参照して、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について説明する。本実施形態では、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能、および、ブックやシート原稿をコピーする複写機能を併せ持った多機能複合機(以下、MFPと呼ぶ。)を例に挙げる。
【0016】
ここで、図1〜3は、操作部を収納位置まで移動させた状態を示している。それぞれ、図1は、MFPを右斜め前からみた斜視図であり、図2は、MFPを右側からみた断面図であり、図3は、MFPを上方からみた上視図である。
【0017】
また、図4〜6は、操作部を操作位置まで引き出した状態を示している。それぞれ、図4は、MFPを右斜め前からみた斜視図であり、図5は、MFPを右側からみた断面図であり、図6は、MFPを上方からみた上視図である。
【0018】
図1〜6において、矢印A方向が装置手前側を示している。
【0019】
(全体概略説明)
MFPの装置本体100は、概略、シートPに画像を形成するプリンタ部104と、プリンタ部104の上方に配置された画像読取部101とを有して構成される。このMFPは、プリンタ部104と画像読取部101の間に、シートPを排出するための空間が設けられた、いわゆる機内排紙型の画像形成装置である。
【0020】
画像読取部101はフラットベットスキャナである。固定読みモードでは、原稿台ガラス上に置かれた原稿を図示せぬ読取手段によりC方向に走査することで画像を読み取る。102は上下に開閉可能な圧板であり、原稿台ガラス上に置かれた原稿を押さえるものである。
【0021】
また、画像読取部101には原稿搬送部103が設けられている。流し読みモードでは、原稿搬送部103が原稿載置トレイ103a上に載置された原稿Sを一枚ずつ分離し、矢印F方向に搬送する。そして、原稿読取部103cを通過する原稿Sの画像を読取手段によって読み取る。画像の読み取り後の原稿Sは、原稿排紙トレイ103b上に排紙・積載される。
【0022】
プリンタ部104は、レーザービームプリンタからなる記録装置である。
【0023】
112は給紙手段としてのカセット給紙部である。カセット給紙部112にはシートPが収納されている。112aはカセット給紙部112からシートPを一枚分離して画像形成部111に搬送する給紙ローラである。113はマルチ給紙部であり、給紙ローラ及び分離片とで構成されたマルチ分離部113aでシートPを一枚分離して画像形成部111に搬送する。
【0024】
画像形成部111は、シートに画像を形成する画像形成手段であって、プロセスカートリッジ111aおよび転写ローラ111bから構成される。プロセスカートリッジ111aは、感光ドラム111c、帯電装置、現像装置、クリーニング装置およびトナー容器が一体構成されたものであり、画像形成装置本体に対して着脱自在となっている。画像形成部111は、感光ドラム111cと転写ローラ111bとの間でシートPを搬送しつつ、トナー像をシートP上に転写する。110は露光手段としてのレーザースキャナである。
【0025】
114は画像形成部111でシートP上に転写したトナーを加熱し定着させる定着部である。
【0026】
115は、画像形成済みのシートPをプリンタ部104と画像読取部101の間の機内排紙空間に排紙する排紙手段であって、シートPの画像面を下にして排紙するフェイスダウン排紙部(FD排紙部)である。FD排紙部115は、装置手前側から奥側に向かって(矢印G方向)シートPを排紙する。
【0027】
116は、FD排紙部115によって排紙されたシートPを画像面を下にして積載するフェイスダウン排紙トレイ(FD排紙トレイ)である。FD排紙トレイ116は、プリンタ部104の上面に設けられている。
【0028】
FD排紙トレイ116は装置手前側から装置奥側に向かうにしたがって高くなるように傾斜する傾斜面を有している。また、FD排紙トレイ116の装置手前側の端縁からは略垂直に壁が起立している。よって、装置手前側に設けられたFD排紙部115から排紙されたシートPは、傾斜面に沿って装置手前側に滑り落ち、その後端(装置手前側の端)を壁に突き当てて整列することとなる。
【0029】
図2に示すように、給紙ローラ112a、画像形成部111、定着部114およびFD排紙部115は、いずれも装置手前側に設けられ、カセット給紙部112から画像形成部111を経由してFD排紙部115に至るシート搬送路は装置前面に沿って略垂直方向に設けられている。すなわち、プリンタ部104は、シートPを装置幅方向ではなく、装置前後方向(図2のE方向)に搬送する。
【0030】
図4に示すように、本実施形態では、2つの操作部105,121を設けている。操作部105は、表示部・入力キー等により構成され、装置前面に固定的に設けられている。これにより、使用者は装置前面から操作部105を操作可能であり、良好な操作性を実現している。操作部121は、キーボード122等により構成され、移動可能に設けられている。その具体的な構成については後述する。なお、説明の便宜上、以下では105を固定操作部、121を移動操作部と称する。
【0031】
図6に示す120はプリンタ部104を制御、駆動するためのプリンタ制御部である。プリンタ制御部120は、プリンタ部104の機構部品を駆動するためのギヤ列などの駆動部と、電装部とで構成されている。
【0032】
プリンタ制御部120は、画像形成部111の幅方向外側に設けられている。本実施形態では、画像形成部111を装置右側に、プリンタ制御部120を装置左側に設けている。このような配置により、画像形成済みのシートPは、機内排紙空間内の右端寄りに排出されることとなる。
【0033】
(プリンタ部)
次にプリンタ部104の詳細な構成及び動作について説明する。
【0034】
第1の給紙手段であるカセット給紙部112は、プリンタ部104の底部に配設されている。カセット給紙部112は、シート束を収納する給紙カセット112bと、給紙カセット112bからシートPを分離給送する給紙ローラ112aとを有している。給紙カセット112bは装置手前方向(A方向)に引き出し可能に構成されている。これにより、装置手前でシートのセットやジャム処理を行うことができる。
【0035】
また、第2の給紙手段であるマルチ給紙部113は、装置前面に配置されている。マルチ給紙部113へのシートのセットは、装置手前から行うことが可能に構成されている。マルチ給紙部113に積載されたシートは、マルチ分離部113aにより分離、搬送された後、画像形成部111に送り込まれる。
【0036】
カセット給紙部112またはマルチ給紙部113から画像形成部111に送り込まれたシートPは、転写ローラ111bと感光ドラム111cとの間に搬送される。
【0037】
プリンタ部104は、図示せぬプリンタ制御基板から出力される画像信号に基づいてレーザースキャナ110から画像光を射出し、この画像光を画像形成部111の感光ドラム111cに照射して、感光ドラム111c表面に静電潜像を形成する。この静電潜像を現像装置によってトナー像に顕像化し、このトナー像を転写ローラ111bによってシートPに転写する。
【0038】
シートPはトナー像を転写された後、装置前面に沿って上方に搬送され、定着部114に導かれる。定着部114は、熱と圧力によりトナー像をシートPに定着させる。
【0039】
定着後のシートPはさらに上方に搬送され、FD排紙部115により機内排紙空間へと排紙され、FD排紙トレイ116に積載される。
【0040】
ここで、画像形成部111の前部には使用者が開閉可能なカートリッジカバー118が設けられている。本実施形態では、カセット給紙部112およびマルチ給紙部113から画像形成部111を経由してFD排紙部115に至るシート搬送路が装置前面に沿って設けられていることから、カートリッジカバー118を開くことで、ほとんど全てのシート搬送路を開放することができる。よって、シート搬送路のどこかでシートのジャムが発生した場合は、カートリッジカバー118を開くことで、装置前面からジャムシートを容易に取り除くことができる。
【0041】
また、画像形成部111が装置手前側に設けられており、そのプロセスカートリッジ111aは装置手前側から着脱自在な構成となっている。よって、プロセスカートリッジ111aの交換も装置前面から行うことができる。
【0042】
このように、本実施形態のプリンタ部104は、良好なジャム処理性とメンテナンス性とを実現している。
【0043】
(移動操作部)
移動操作部121は、キーボード122を有している。キーボード122は、Eメール送信のアドレスの入力の際や、ファクシミリの宛先登録の際などに使用するキーが配列されているものである。
【0044】
キーボード122は、キーボード台121aの上に載置されている。キーボード台121aの側端部には回動中心となるヒンジ部121bが設けられており、一方、装置本体側の固定操作部105にもヒンジ部105aが設けられている。ヒンジ部121bはヒンジ部105aに対して回動可能に軸支されている。この構成により、移動操作部121は側端寄りに設けられた回動軸を中心にして回動可能となる。
【0045】
移動操作部121を装置手前側に移動させると、図4〜6に示すように、移動操作部121が画像読取部101の装置手前側に配置される。この位置が操作位置である。キーボード122を操作する場合は、移動操作部121を操作位置まで引き出すとよい。
【0046】
また、移動操作部121を装置奥側に移動させると、図1〜3に示すように、移動操作部121が機内排紙空間内に収納される。この位置が収納位置である。
【0047】
移動操作部121は、機内排紙空間内に排出されたシートP(FD排紙トレイ116に積載されたシートP)と装置幅方向にずれた位置に収納される。具体的には、画像形成部111が装置右寄りに配置されていることからシートPは機内排紙空間内の右側端寄りに排出され、一方、移動操作部121の回動軸が左側端寄りに設けられていることから移動操作部121は排紙空間内の左側端寄りに収納される。
【0048】
さらに本実施形態では、図3に示すように、移動操作部121が、機内排紙空間のうちシートPの積載範囲を避けた(除いた)空間内に収納される。ここで、シートPの積載範囲とは、FD排紙トレイ116上に積載されたシートPが占めうる空間をいう。
【0049】
画像形成部111の左側にはプリンタ制御部120が配置されているため、機内排紙空間のうちプリンタ制御部120の上方にあたる空間は、シートPが積載されないデッドスペースとなる(図6参照)。移動操作部121の収納位置は、プリンタ制御部120の略上方、つまり上記デッドスペースに設けられているのである。
【0050】
以上の構成によれば、キーボード操作を行う場合は、移動操作部121を操作位置まで引き出すことによって、キーボード122を装置手前側に配置することができる。したがって、良好な操作性を実現することができる。
【0051】
また、キーボード操作を行わない通常時には、移動操作部121を機内排紙空間内に収納することができる。移動操作部121が装置手前側から無くなれば、画像読取部101、固定操作部105若しくは機内排紙空間にアクセスする際に移動操作部121が邪魔になることはない。よって、画像形成装置の操作性、並びに、機内排紙されたシートPの取り出し性および視認性を損なうことがない。
【0052】
また、移動操作部121が機内排紙されたシートPと装置幅方向にずれた位置に収納されるので、収納位置にある移動操作部121が機内排紙されたシートPの取り出し性や視認性を阻害することもない。
【0053】
ところで、機内排紙空間の高さHf(プリンタ部104と画像読取部101との距離)は、機内排紙空間に積載されるシートPの最大高さに関係する。それゆえ、移動操作部121の収納位置をシートPの積載範囲内に設けた場合には、これにより減少する積載量を補填するため、距離Hfを拡大する必要が生ずる。しかし、距離Hfの拡大は、画像読取部101等の操作性の低下、装置の大型化、コストアップを招くため好ましくない。
【0054】
これに対し、本実施形態の構成にあっては、移動操作部121が機内排紙空間のうちシートPの積載範囲を除いた空間内に収納されるので、シートPが大量に積載されても、シートPが移動操作部121と干渉することがなく、良好な積載性を実現することができる。また、移動操作部121による積載量の減少も発生しないため、距離Hfを小さく設定することが可能となり、装置高さが低くなって、画像読取部101、圧板102および原稿搬送部103の操作性が良好になるとともに、装置を小型化でき低コストを実現できる。
【0055】
また、本実施形態では、画像定着時にシートPに熱を加えるため、排出されたシートPおよびその近傍が高温となる。キーボードなどの電気部品は熱の影響を受けやすいが、移動操作部121はシートPの積載範囲外に収納されるため、このような熱による影響を防ぐことができる。
【0056】
また、本実施形態では、キーボード122のような大型の操作部を設けているため、上記効果が顕著となる。なお、キーボード122は、Eメール送信宛先やファクシミリ宛先などの登録用であり、登録作業を行う場合は装置前面に配置する必要がある。しかしながら、登録作業を行う頻度は少なく、キーボード122は普段使用するものではないため、本実施形態のごとく装置内部に収納させるようにしても特に支障はない。
【0057】
なお、本実施形態では、プリンタ部104の上方に画像読取部101を設ける構成としたが、本発明の範囲はこれに限られることはない。すなわち、機内排紙型の画像形成装置であれば本発明を好適に適用可能である。
【0058】
たとえば、プリンタ部の上方に載置台を設け、プリンタ部と載置台の間に機内排紙空間を設けた構成の画像形成装置においても、操作部を操作位置と収納位置とに移動可能に設けることにより、上記と同様の効果を得ることができる。なお、載置台は、画像読取装置、プリンタ部を制御するコンピュータ、または、プリンタ部で使用する補充用のシート、トナー、カートリッジなどの消耗品などを載置するためのものである。
【0059】
以上、本発明の好適な実施形態について例示的に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、以下の実施態様を含むものである。
【0060】
(実施態様1)
シートに画像を形成するプリンタ部と、
プリンタ部の上方に配置された画像読取部と、
プリンタ部と画像読取部との間に設けられたシートを排出する空間と、
操作部と、を有し、
前記操作部は、前記画像読取部の装置手前側に配置される操作位置と、前記空間内に収納される収納位置とに移動可能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
【0061】
(実施態様2)
前記操作部は、前記空間内に排出されるシートと装置幅方向にずれた位置に収納されることを特徴とする実施態様1記載の画像形成装置。
【0062】
(実施態様3)
前記シートは、前記空間内の一方の側端寄りに排出され、
前記操作部は、前記空間内の他方の側端寄りに収納されることを特徴とする実施態様2記載の画像形成装置。
【0063】
(実施態様4)
前記操作部は、前記他方の側端寄りに設けられた回動軸を中心にして、前記操作位置と前記収納位置との間を回動することを特徴とする実施態様3記載の画像形成装置。
【0064】
(実施態様5)
前記操作部は、前記空間のうちシートの積載範囲を除いた空間内に収納されることを特徴とする実施態様1〜4のうちいずれかに記載の画像形成装置。
【0065】
(実施態様6)
前記操作部はキーボードを備えることを特徴とする実施態様1〜5のうちいずれかに記載の画像形成装置。
【0066】
(実施態様7)
シートに画像を形成するプリンタ部と、
プリンタ部の上方に配置された載置台と、
プリンタ部と載置台との間に設けられたシートを排出する空間と、
操作部と、を有し、
前記操作部は、前記載置台の装置手前側に配置される操作位置と、前記空間内に収納される収納位置とに移動可能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
【0067】
(実施態様8)
前記操作部は、前記空間内に排出されるシートと装置幅方向にずれた位置に収納されることを特徴とする実施態様7記載の画像形成装置。
【0068】
(実施態様9)
前記シートは、前記空間内の一方の側端寄りに排出され、
前記操作部は、前記空間内の他方の側端寄りに収納されることを特徴とする実施態様8記載の画像形成装置。
【0069】
(実施態様10)
前記操作部は、前記他方の側端寄りに設けられた回動軸を中心にして、前記操作位置と前記収納位置との間を回動することを特徴とする実施態様9記載の画像形成装置。
【0070】
(実施態様11)
前記操作部は、前記空間のうちシートの積載範囲を除いた空間内に収納されることを特徴とする実施態様7〜10のうちいずれかに記載の画像形成装置。
【0071】
(実施態様12)
前記操作部はキーボードを備えることを特徴とする実施態様7〜11のうちいずれかに記載の画像形成装置。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置の操作性、並びに、機内排紙されたシートの取り出し性及び視認性を損なうことなく、操作部を配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動操作部を収納した状態の画像形成装置を装置右斜め前からみた斜視図である。
【図2】移動操作部を収納した状態の画像形成装置を右側からみた断面図である。
【図3】移動操作部を収納した状態の画像形成装置を上方からみた上視図である。
【図4】移動操作部を操作位置にした状態の画像形成装置を装置右斜め前からみた斜視図である。
【図5】移動操作部を操作位置にした状態の画像形成装置を右側からみた断面図である。
【図6】移動操作部を操作位置にした状態の画像形成装置を上方からみた上視図である。
【符号の説明】
100 装置本体
101 画像読取部
102 圧板
103 原稿搬送部
103a 原稿載置トレイ
103b 原稿排紙トレイ
103c 原稿読取部
104 プリンタ部
105 固定操作部
105a ヒンジ部
110 レーザースキャナ
111 画像形成部
111a プロセスカートリッジ
111b 転写ローラ
111c 感光ドラム
112 カセット給紙部
112a 給紙ローラ
112b 給紙カセット
113 マルチ給紙部
113a マルチ分離部
114 定着部
115 FD排紙部
116 FD排紙トレイ
118 カートリッジカバー
120 プリンタ制御部
121 移動操作部
121a キーボード台
121b ヒンジ部
122 キーボード
P シート
S 原稿

Claims (1)

  1. シートに画像を形成するプリンタ部と、
    プリンタ部の上方に配置された画像読取部と、
    プリンタ部と画像読取部との間に設けられたシートを排出する空間と、
    操作部と、を有し、
    前記操作部は、前記画像読取部の装置手前側に配置される操作位置と、前記空間内に収納される収納位置とに移動可能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
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