JP2008241596A - ワーク測定検査システムおよびワーク測定検査方法 - Google Patents

ワーク測定検査システムおよびワーク測定検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワークの電気的特性を精度良く測定することができ、また、プローブの調整を容易に行うことができ、さらに、ワークの外観の検査を行う際にワークに対して投光された照明により電極にハレーションが起きることを抑止することができ、このためワークの外観検査を確実に行うことができるワーク測定検査システムおよびワーク測定検査方法を提供する。
【解決手段】カバー機構6に光透過性部材7が設けられている。ワークWの電気的特性を測定する際に、プローブ13a、13bを光透過性部材7に向かって移動させてこのプローブ13a、13bに載ったワークWを光透過性部材7の下面7aに当接させ、当該プローブ13a、13bを介して測定器21によって光透過性部材7の下面7aに当接しているワークWの電気的特性を測定する。また、光透過性部材7の下面7aが粗面となっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ワークの電気的特性を測定するとともにその外観を検査するワーク測定検査システムおよびワーク測定検査方法に関し、とりわけ、ワークの電気的特性を精度良く測定することができ、また、プローブの調整を容易に行うことができ、さらに、ワークの外観の検査を行う際にワークに対して投光された照明により電極にハレーションが起きることを抑止することができるようなワーク測定検査システムおよびワーク測定検査方法に関する。
従来より、抵抗、コンデンサ、コイル等のチップ型電子部品(以下、ワークという。)の電気的特性を測定するためのワーク測定検査システムとして、様々な種類のものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。このようなワーク測定検査システムにおいては、ワークの電極に一対のプローブを接触させ、このプローブに接続された測定器により当該プローブを介してワークの電気的特性を測定するようになっている。また、このようなワーク測定検査システムとしては、ワークの電気的特性を測定した後に、ワークの外観を検査するものも知られている。
特開2003−302442号公報
しかしながら、従来のワーク測定検査システムにおいては、ワークの電極に一対のプローブを接触させる際に、各プローブが電極に完全に接触しないような接触不良が生じる場合がある。このように、プローブとワークの電極との間の接触が確実に行われていないときには、ワークの電気的特性を精度良く測定することができないという問題が発生する。
また、従来のワーク測定検査システムにおいては、ワークの電極に一対のプローブを接触させる箇所はカバーにより覆われている場合が多く、この場合にはプローブの調整を行う際に、カバーが設けられていることによってプローブを直接観察することができず、プローブの調整が困難であるという問題があった。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、ワークの電気的特性を精度良く測定することができ、また、プローブの調整を容易に行うことができ、さらに、ワークの外観の検査を行う際にワークに対して投光された照明により電極にハレーションが起きることを抑止することができ、このためワークの外観検査を確実に行うことができるワーク測定検査システムおよびワーク測定検査方法を提供することを目的とする。
本発明は、水平に配置された基盤と、前記基盤上に設けられ、当該基盤の上面に沿ってワークを間歇的に移動させるワーク搬送部と、前記基盤の上方で水平に配置され、前記基盤との間でワークの搬送路を形成するカバー機構と、前記カバー機構に設けられた光透過性部材であって、前記基盤側の面が粗面となっているような光透過性部材と、前記光透過性部材に対向する位置において前記基盤に設けられた、ワークに接触するプローブであって、前記光透過性部材に向かって進退することができるプローブと、前記プローブに接続され、このプローブに接触したワークの電気的特性を測定する測定器と、前記プローブの下流側において前記ワーク搬送部の上方に設けられ、当該ワーク搬送部により前記プローブから移動させられたワークの外観を検査するワーク外観検査部と、を備え、前記ワーク搬送部により移動させられたワークが前記光透過性部材の下方の位置に到達したときに、前記プローブを前記光透過性部材に向かって移動させてこのプローブに載ったワークを前記光透過性部材の粗面に当接させ、当該プローブを介して前記測定器によって前記光透過性部材の粗面に当接しているワークの電気的特性を測定し、その後前記ワーク外観検査部によりワークの外観を検査することを特徴とするワーク測定検査システムである。
また、本発明は、水平に配置された基盤とこの基盤の上方で水平に配置されたカバー機構との間でワーク搬送部によりワークを間歇的に移動させる工程と、前記カバー機構に設けられ前記基盤側の面が粗面となっているような光透過性部材の下方の位置にワークが到達したときに、前記基盤に設けられたプローブを当該光透過性部材に向かって移動させてこのプローブに載ったワークを前記光透過性部材の粗面に当接させる工程と、前記プローブを介して測定器によって前記光透過性部材の粗面に当接しているワークの電気的特性を測定する工程と、ワークの電気的特性を測定した後、このワークの外観をワーク外観検査部により検査する工程と、を備えたことを特徴とするワーク測定検査方法である。
このようなワーク測定検査システムおよびワーク測定検査方法によれば、ワークの電気的特性を測定する際に、プローブを光透過性部材に向かって移動させてこのプローブに載ったワークを光透過性部材の下面(基盤側の面)に当接させ、当該プローブを介して測定器によって光透過性部材の下面に当接しているワークの電気的特性を測定するようになっている。このため、プローブとワークの電極との間の接触を確実なものとすることができ、ワークの電気的特性を精度良く測定することができるようになる。また、カバー機構に光透過性部材が設けられていることにより、プローブの調整を行う際に、この光透過性部材を介してカバー機構の上からプローブを観察することができるようになり、プローブの調整を容易に行うことができるようになる。さらに、光透過性部材の下面が粗面となっていることにより、ワークの電気的特性の測定が行われた際にこのワークにおける上面側の電極の表面が粗面化され、このことにより、ワークの外観の検査を行う際にワークに対して投光された照明により電極にハレーションが起きることを抑止することができ、このためワークの外観検査を確実に行うことができるようになる。
また、ワーク測定検査システムにより電気的特性の測定および外観の検査が行われたワークを部品実装装置に供給した場合には、部品実装装置の吸着ヘッドがワークを吸着して搬送し、この搬送されたワークをプリント基板に搭載する際に、ワークにおける上面側の電極の表面が平坦化されていないことにより、ワークが吸着ヘッドから容易に離れてプリント基板に円滑にこのワークを搭載することができるようになる。
本発明のワーク測定検査システムにおいては、前記基盤は円盤形状のものからなり、前記ワーク搬送部は、前記基盤と同軸の円盤形状の回転部材からなるとともにその周縁に沿ってワークを収納するための複数のワーク収納溝が形成されており、当該回転部材が前記基盤上で間歇的に回転することによりワーク収納溝に収納されたワークが前記基盤の上面に沿って移動するようになっていることが好ましい。
本発明のワーク測定検査システムおよびワーク測定検査方法においては、前記光透過性部材は、セラミック、ガラスおよびプラスチックからなる群から選択された少なくとも1つの材料から構成されていることが好ましい。
本発明のワーク測定検査システムにおいては、前記光透過性部材の前記基盤側粗面は、当該光透過性部材よりも硬度が大きな砥砂が擦過することにより形成されたものであることが好ましい。また、本発明のワーク測定検査方法においては、前記光透過性部材の前記基盤側の面に対して、予め、当該光透過性部材よりも硬度が大きな砥砂を擦過させることにより粗面を形成しておく工程を更に備えたことが好ましい。
本発明のワーク測定検査システムにおいては、前記光透過性部材の前記基盤側粗面は、当該光透過性部材よりも硬度が大きな砥砂が噴射されることにより形成されたものであることが好ましい。また、本発明のワーク測定検査方法においては、前記光透過性部材の前記基盤側の面に対して、予め、当該光透過性部材よりも硬度が大きな砥砂を噴射することにより粗面を形成しておく工程を更に備えたことが好ましい。
本発明のワーク測定検査システムおよびワーク測定検査方法においては、前記光透過性部材の前記基盤側粗面は、算術平均粗さ(Ra)が0.05〜6.3μmの範囲内の大きさであるような表面粗さとなっていることが好ましい。
本発明のワーク測定検査システムおよびワーク測定検査方法によれば、ワークの電気的特性を精度良く測定することができ、また、プローブの調整を容易に行うことができ、さらに、ワークの外観の検査を行う際にワークに対して投光された照明により電極にハレーションが起きることを抑止することができ、このためワークの外観検査を確実に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の一の実施の形態について説明する。図1乃至図4は、本発明によるワーク測定検査システムの一の実施の形態を示す図である。本実施の形態によるワーク測定検査システムは、抵抗、コンデンサ、コイル等のチップ型電子部品(以下、ワークという。)の電気的特性を測定するとともにその外観を検査するためのものである。
具体的には、図1は、本発明の一の実施の形態におけるワーク測定検査システムの構成を示す上面図であり、図2は、図1のワーク測定検査システムにおける矢印A方向から見たワーク測定検査部の側断面図であって、(a)は光透過性部材の下方の位置までワークが搬送される途中の状態を示す図であり、(b)は光透過性部材の下方の位置にワークが到達したときにプローブを光透過性部材に向かって移動させてこのプローブに載ったワークを光透過性部材の裏面に当接させたときの状態を示す図である。また、図3は、図2(b)のワーク測定検査部におけるC−C矢視による側断面図であり、図4は、図2に示すワーク測定検査部により測定が行われた後のワークの状態を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は側面図である。
まず、ワーク測定検査システムの全体構成の概略について図1を用いて説明する。
本実施の形態のワーク測定検査システム(テーピング装置)1は、水平に配置され間歇的に回転することによりワークWの搬送を行う円盤形状のワーク搬送部3と、当該ワーク搬送部3に対してワークWを一列で1つずつ順次供給するワーク供給部2と、ワーク搬送部3に設けられ、ワークWの電気的特性を測定するワーク測定検査部15と、ワーク測定検査部15の下流側においてワーク搬送部3に設けられ、ワークWの外観を測定するワーク外観検査部8と、ワーク外観検査部8の下流側においてワーク搬送部3に設けられ、ワーク測定検査部15またはワーク外観検査部8による検査により不良品であると判定されたワークWの排出を行う不良品排出部18とを備えている。また、不良品排出部18の下流側において、ワーク搬送部3からキャリアテープ10へのワークW(良品のワークW)の移載を1つずつ順次行うワーク移載部9が設けられている。
ここで、ワークWの構成について図4(a)(b)を参照して具体的に説明する。図4(a)はワークWの上面図であり、図4(b)はワークWの側面図である。ワークWは、上方から見て矩形となっているような平板状の基材と、基材の表面を覆うよう設けられた樹脂コーティング面Wbと、基材の長手方向(図4の左右方向)において当該基材の両側面を覆うようコの字形状に設けられた、錫等の軟金属からなる一対の電極Waとから構成されている。
ワーク搬送部3は、鉛直方向に延びる回転軸19を中心として時計回り方向(図1の矢印Pの方向)に間歇的に回転するようになっており、その周縁に沿ってワークWを収納するための多数のワーク収納溝4が等間隔で形成されている。ここで、ワーク搬送部3に多数のワーク収納溝4が形成されていることにより、上方から見てワーク搬送部3はいわゆる歯車形状となっている(図1参照)。具体的には、ワーク供給部2からワーク搬送部3にワークWが1つずつ順次供給される際に、ワークWの長手方向(図4の左右方向)がワーク搬送部3の半径方向と一致するよう、ワークWがワーク収納溝4に収納されることとなる。すなわち、ワーク収納溝4にワークWが収納されたときに、ワークWの一方の電極Waはワーク搬送部3の回転軸19側を向き、他方の電極Waはワーク搬送部3の半径方向外方を向くようになる。ここで、ワーク搬送部3の下方には水平に配置された円盤形状の基盤12(後述)が設けられており、ワーク収納溝4にワークWが収納されたときにこのワークWは基盤12の上面に載ることとなる。
また、図1に示すように、ワーク搬送部3の周囲には、ワーク供給部2からワーク搬送部3にワークWが受け渡される箇所を除いて、ワーク搬送部3の高さと略同一の高さを有するリングカバー5が当該ワーク搬送部3を取り囲むように位置固定で設置されている。このようなリングカバー5が設けられていることにより、ワーク搬送部3が回転軸19を中心として間歇的に回転した際に、ワーク収納溝4に収納されたワークWが遠心力によりワーク搬送部3の外方に飛び出してしまうことを防止することができ、この収納されたワークWを基盤12の上面に沿ってリングカバー5の内側で搬送することができるようになる。
図2および図3に示すように、ワーク搬送部3の下方には、略円盤形状の基盤12が位置固定で水平に配置されている。この基盤12はワーク搬送部3とほぼ同軸となっており、ワーク搬送部3よりも半径がやや大きくなっている。具体的には、上方から見て基盤12の外周縁はリングカバー5の外周縁と略一致するようになっている(図3参照)。
また、図1および図2に示すようにワーク搬送部3の外周縁の一部の領域において、当該ワーク搬送部3の上方にはカバー機構6が位置固定で水平に配置されている。基盤12とカバー機構6の間にはワークWの搬送路が形成されており、この搬送路においてワークWがワーク搬送部3により搬送されることとなる。
次に、ワーク測定検査部15の具体的な構成について、図1乃至図3、とりわけ図2および図3を用いて説明する。前述のように、ワーク測定検査部15は、ワークWの電気的特性を測定するためのものである。なお、図2において、ワークWはワーク搬送部3によって矢印Q方向に間歇的に搬送されるようになっている。
ワーク測定検査部15は、カバー機構6に設けられた光透過性部材7と、光透過性部材7に対向する位置において基盤12に設けられた、ワークWに接触する一対のプローブ13a、13bと、各プローブ13a、13bに接続された測定器21とを有している。また、図3に示すように、ワーク測定検査部15は、光透過性部材7の上方に設けられたセンサ11を有している。以下、ワーク測定検査部15の各構成要素について詳述する。
光透過性部材7は、例えば透明な平板であるガラス窓から構成されており、図2に示すようにカバー機構6に対して接着材14により接着されている。なお、光透過性部材7はガラス窓からなるものに限定されることはなく、セラミック、ガラスおよびプラスチックからなる群から選択された少なくとも1つの材料から構成されていてもよい。
図3に示すように、光透過性部材7の下面7a(基盤12側の面)は粗面となっている。ここで、光透過性部材7の下面7aの表面粗さは、算術平均粗さ(Ra)が0.05〜6.3μmの範囲内の大きさとなっていることが望ましい。このような下面7aは、予め、光透過性部材7よりも硬度が大きな砥砂が摺擦することにより、あるいは光透過性部材7よりも硬度が大きな砥砂が噴射(ショットブラスト)されることにより形成される。そして、このような下面7aに対する粗面処理が行われた後に、光透過性部材7を接着材14によりカバー機構6に取り付けるようになっている。
図2および図3に示すように、基盤12には一対のプローブ13a、13bを設置するための2つの貫通穴が形成されており、この貫通穴にそれぞれ各プローブ13a、13bが収納されている。ここで、一対のプローブ13a、13bはワーク搬送部3の半径方向に沿ったライン上に配置されており、図2(a)(b)においては各プローブ13a、13bは紙面の手前側および奥側にそれぞれ配置されている。図3に示すように、各プローブ13a、13bは、それぞれワークWの下面において当該ワークWにおける左右一対の各電極Waに接触するようになっている。また、各プローブ13a、13bは、図示しない駆動機構により、光透過性部材7に向かって一体的に進退することができるようになっている。図2(a)は各プローブ13a、13bが退避位置にあるときの状態を示し、図2(b)は各プローブ13a、13bが突出位置にあるときの状態を示している。すなわち、各プローブ13a、13bは図示しない駆動機構によって図2(a)に示す退避位置と図2(b)に示す突出位置との間で一体的に往復移動を行うようになっている。なお、ワークWが光透過性部材7の下方の位置にあるときにおいて各プローブ13a、13bが退避位置から図2(b)の矢印Rに示すように突出位置に移動したときに、このワークWは各プローブ13a、13bにより下方から上方に向かって押圧されることによって光透過性部材7の下面7aに押し付けられるようになっている(図3参照)。このことにより、各プローブ13a、13bとワークWの電極Waとの間の接触が確実なものとなる。
測定器21は、各プローブ13a、13bを介してワークWの電極Waの電気的特性を測定するようになっている。
センサ11は、光透過性部材7を介してワークWの表裏検査を行うようになっている。ここで、ワーク搬送部3にワークWが搬送される前に、ワークWの基材に設けられた樹脂コーティング面Wbには表裏判定用マークが予め形成されている。そして、センサ11は、ワークWが各プローブ13a、13bにより下方から上方に向かって押圧されて光透過性部材7の下面7aに押し付けられている状態で、このワークWの樹脂コーティング面Wbに形成された表裏判定用マークを検出することによってワークWの表裏検査を行うようになっている。しかしながら、このようなセンサ11はワーク測定検査部15にとって必須のものではなく、ワークWの表裏検査を後工程で行うこともできる。この場合、図3と同様にセンサによってガラス窓等の光透過性部材を介してワークWの表裏検査を行うが、この際にはワークWはワーク搬送部のワーク収納溝内において基盤の上面に安定して載置された状態で、すなわち各プローブにより上方に押し上げられることなく光透過性部材から離間した状態で、この光透過性部材の上方に設けられたセンサにより表裏検査が行われることとなる。また、このように後工程で表裏検査が行われる場合であっても、前工程であるワーク測定検査部15において電気的特性の測定を行う際に、カバー機構6における各プローブ13a、13bの上方の位置に光透過性部材7を設置しておく必要がある。なぜならば、各プローブ13a、13bの調整を行う際に、この光透過性部材7を介してカバー機構6の上から各プローブ13a、13bを観察することにより、各プローブ13a、13bの調整を容易に行うことができるようになるからである。
次に、ワーク測定検査部15の下流側においてワーク搬送部3に設けられたワーク外観検査部8について説明する。ワーク外観検査部8はワークWに対して投光を行い、この投光されたワークWの外観をセンサ等により検査するようになっている。
不良品排出部18は、ワーク外観検査部8の下流側においてワーク搬送部3に設けられており、ワーク測定検査部15により電気的特性が測定されその後ワーク外観検査部8により外観が検査されたワークWについて、ワーク測定検査部15による電気的特性の測定結果およびワーク外観検査部8による外観の検査結果のいずれかが不良であったワークWを分別して排出するようになっている。一方、不良品ではないと判定されたワークWは不良品排出部18により排出されることはなく、ワーク搬送部3によってワーク移載部9に送られることとなる。
ワーク移載部9は、ワーク搬送部3により搬送されたワークW(良品のワークW)を、キャリアテープ10へ1つずつ順次移載するようになっている。このようにして、キャリアテープ10にワークWを一列で順次載せることができるようになる。
なお、前述のように、ワークWとしては抵抗、コンデンサ、コイル等様々な種類のものが挙げられ、このワークWの種類によってワーク測定検査部15による電気的特性の測定結果やワーク外観検査部8による外観の検査結果が異なるようになっている。このため、ワーク測定検査システム1はワークWの種類ごとに個別に設置され、各々のワーク測定検査システム1毎に固有のワーク測定検査部15やワーク外観検査部8が設けられている。
次に、このような構成からなるワーク測定検査システム1の動作について説明する。
まず、ワーク供給部2からワーク搬送部3にワークWを1つずつ順次供給する。この際に、ワーク供給部2から供給されるワークWはワーク搬送部3の周縁に形成された各ワーク収納溝4に1つずつ収納されることとなる。
ここで、ワーク搬送部3は回転軸19を中心として時計回り方向(図1の矢印Pの方向)に間歇的に回転している。このことにより、ワーク搬送部3の各ワーク収納溝4に収納されたワークWもリングカバー5の内周縁に沿って時計回り方向に間歇的に移動させられることとなる。
そして、ワークWがワーク測定検査部15に到達し、光透過性部材7の下方に位置にあるときにおいて、ワーク搬送部3が停止している際に各プローブ13a、13bが図2(a)に示す退避位置から図2(b)の矢印Rに示すように光透過性部材7に向かって移動する。このことにより、図2(b)に示すようにワークWは各プローブ13a、13bにより下方から上方に向かって押圧され、この押圧されたワークWは光透過性部材7の下面7aに当接する。この際に、図3に示すように各プローブ13a、13bはワークWの下面において当該ワークWの左右一対の各電極Waに接触することとなる。そして、ワークWが光透過性部材7の下面7aに当接している状態で、測定器21により各プローブ13a、13bを介してワークWの電極Waの電気的特性を測定する。
ここで、各プローブ13a、13bによりワークWが上方に押圧されることによりこのワークWは光透過性部材7の下面7aに押し付けられることとなるが、下面7aは粗面となっていることにより、ワークWの上面における当該ワークWの左右一対の各電極Waの表面が粗面化される。すなわち、図4(b)に示すように、ワーク測定検査部15により電気的特性の測定が行われた後のワークWについて、上面側(カバー機構6側)の電極Waの表面に凹凸が形成される。
その後、ワークWはワーク搬送部3により更に搬送され、このワークWはワーク外観検査部8に送られる。ワーク外観検査部8においてワークWに対して投光を行い、センサ等によりこの投光されたワークWの外観を検査する。ここで、ワークWの上面側の電極Waの表面が粗面化されていることにより、ワークWに対して投光された照明により電極Waにハレーションが起きることを抑止することができ、このためワークWの外観検査を確実に行うことができるようになる。
その後、ワークWはワーク搬送部3により不良品排出部18に搬送される。不良品排出部18により、ワーク測定検査部15による電気的特性の測定結果およびワーク外観検査部8による外観の検査結果のいずれかが不良であったワークWを分別して排出する。一方、不良品ではないと判定されたワークWは不良品排出部18により排出されることはなく、ワーク搬送部3によってワーク移載部9に送られる。最後に、ワーク移載部9により、良品のワークWをワーク搬送部3からキャリアテープ10へ1つずつ順次移載する。このことにより、キャリアテープ10にワークWを一列で順次載せることができるようになる。
このようにして、ワーク測定検査システム1によるワークWの電気的特性の測定およびその外観の検査が完了する。
〔比較例〕
次に、図5乃至図8を用いて、上述のような本実施の形態のワーク測定検査システムに対する比較例について説明する。ここで、図5は、比較例に係るワーク測定検査システムの構成を示す上面図であり、図6は、図5のワーク測定検査システムにおける矢印B方向から見たワーク測定検査部の側断面図であって、(a)は光透過性部材の下方の位置までワークが搬送される途中の状態を示す図であり、(b)は光透過性部材の下方の位置にワークが到達したときにプローブを光透過性部材に向かって移動させてこのプローブに載ったワークを光透過性部材の裏面に当接させたときの状態を示す図である。また、図7は、図6(b)のワーク測定検査部におけるD−D矢視による側断面図であり、図8は、図6に示すワーク測定検査部により測定が行われた後のワークの状態を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は(a)に示すワークのE−E矢視による側面図である。
図5乃至図7に示すような比較例に係るワーク測定検査システム1aは、図1乃至図3に示すワーク測定検査システム1と比較して光透過性部材17の下面17aが平坦となっている点が異なるのみであり、他は図1乃至図3に示すワーク測定検査システム1と略同一の構成を有している。図5乃至図8において、図1乃至図4に示す上述の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
比較例に係るワーク測定検査システム1aは、図5乃至図7に示すように、図1乃至図3に示すワーク測定検査部15の代わりにワーク測定検査部20を備えている。このワーク測定検査部20は、カバー機構16に設けられた光透過性部材17と、光透過性部材17に対向する位置において基盤12に設けられた、ワークWに接触する一対のプローブ13a、13bと、各プローブ13a、13bに接続された測定器21とを有している。また、図7に示すように、ワーク測定検査部20は、光透過性部材17の上方に設けられたセンサ11を有している。
光透過性部材17は、例えば透明な平板であるガラス窓から構成されており、図6に示すようにカバー機構16に対して接着材14により接着されている。そして、図7に示すように、光透過性部材17の下面17a(基盤12側の面)は平坦な面となっている。具体的には、予め光透過性部材17の下面17aに対して平坦化処理が行われ、その後、光透過性部材17を接着材14によりカバー機構16に取り付けるようになっている。
次に、このような構成からなる比較例に係るワーク測定検査システム1aの動作について説明する。なお、図1乃至図3に示すワーク測定検査システム1と同一の動作については説明を省略する。
ワーク搬送部3によりワークWの搬送を行い、ワークWをワーク測定検査部20に送る。ワークWが光透過性部材17の下方に位置にあるときにおいて、ワーク搬送部3が停止している際に各プローブ13a、13bが図6(a)に示す退避位置から図6(b)の矢印Rに示すように光透過性部材17に向かって移動する。このことにより、図6(b)に示すようにワークWは各プローブ13a、13bにより下方から上方に向かって押圧され、この押圧されたワークWは光透過性部材17の下面17aに当接する。この際に、図7に示すように各プローブ13a、13bはワークWの下面において当該ワークWの左右一対の各電極Waに接触することとなる。そして、ワークWが光透過性部材17の下面17aに当接している状態で、測定器21により各プローブ13a、13bを介してワークWの電極Waの電気的特性を測定する。
ここで、各プローブ13a、13bによりワークWが上方に押圧されることによりこのワークWは光透過性部材17の下面17aに押し付けられるが、下面17aは平坦な面となっていることにより、ワークWの上面における当該ワークWの左右一対の各電極Waの表面も平坦化される。より具体的に説明すると、ワークWの左右一対の各電極Waは、それぞれ、当該ワークWの上面において中央部分が周縁部分よりも盛り上がっており、中央部分における電極Waの厚さは周縁部分における電極Waの厚さよりも大きくなっている。このため、ワークWを光透過性部材17の下面17aに押し付けると(図7参照)、図8(a)に示すように当該ワークWの上面側(カバー機構6側)における電極Waの中央部分が主に平坦化される。また、図8(b)は図8(a)のワークWのE−E矢視図であるが、図4(b)に示すようなワークWと比較して、上面側の電極Waの中央部分の表面が平坦になっていることがわかる。
その後、ワークWはワーク搬送部3により更に搬送され、このワークWはワーク外観検査部8に送られる。そして、ワーク外観検査部8においてワークWに対して投光を行い、センサ等によりこの投光されたワークWの外観を検査する。しかしながら、ワークWの上面側の電極Waの表面の一部が平坦な面となっていることにより、ワークWに対して投光された照明により電極Waにハレーションが発生してしまい、検査面全体のコントラストが低下してしまうので、ワーク外観検査部8による外観検査の精度が低下してしまう、あるいは不可能となってしまう。このように、比較例に係るワーク測定検査システム1aにおいては、光透過性部材17の下面17aが平坦な面となっていることにより、ワーク外観検査部8による外観検査を適切に行うことができないという問題が生じてしまう。
以上のように図1乃至図3に示すような本実施の形態のワーク測定検査システム1によれば、ワークWの電気的特性を測定する際に、プローブ13a、13bを光透過性部材7に向かって移動させてこのプローブ13a、13bに載ったワークWを光透過性部材7の下面7aに当接させ、当該プローブ13a、13bを介して測定器21によって光透過性部材7の下面7aに当接しているワークWの電気的特性を測定するようになっている。このため、各プローブ13a、13bとワークWの電極Waとの間の接触を確実なものとすることができ、ワークWの電気的特性を精度良く測定することができるようになる。また、カバー機構6に光透過性部材7が設けられていることにより、各プローブ13a、13bの調整を行う際に、この光透過性部材7を介してカバー機構6の上から各プローブ13a、13bを観察することができるようになり、各プローブ13a、13bの調整を容易に行うことができるようになる。さらに、光透過性部材7の下面7aが粗面となっていることにより、ワークWの電気的特性の測定が行われた際にこのワークWにおける上面側の電極Waの表面が粗面化され、このことにより、ワークWの外観の検査を行う際にワークWに対して投光された照明により電極Waにハレーションが起きることを抑止することができ、このためワークWの外観検査を確実に行うことができるようになる。
また、ワーク測定検査システム1により電気的特性の測定および外観の検査が行われたワークWを部品実装装置に供給した場合には、部品実装装置の吸着ヘッドがワークWを吸着して搬送し、この搬送されたワークWをプリント基板に搭載する際に、ワークWにおける上面側の電極Waの表面が平坦化されていないことにより、ワークWが吸着ヘッドから容易に離れてプリント基板に円滑にこのワークWを搭載することができるようになる。
また、光透過性部材7の下面7aの表面粗さは、算術平均粗さ(Ra)が0.05〜6.3μmの範囲内の大きさとなっていることが望ましい。ここで、光透過性部材7の下面7aの算術平均粗さ(Ra)が過小である場合には、ワークWがプローブ13a、13bにより光透過性部材7の下面7aに押し付けられた際に、電極Waがある程度平坦化してしまい、外観検査時におけるハレーション抑止効果に乏しくなってしまうおそれがある。一方、光透過性部材7の下面7aの算術平均粗さ(Ra)が過大である場合には、ワーク測定検査部15においてセンサ11により光透過性部材7を介してワークWの表裏検査を行う際に、ワークWの樹脂コーティング面Wbに形成された表裏判定用マークを正確に判定することができなくなるおそれがある。ここで、ワークWの大きさによって表裏判定用マークあるいは電極Waの観察に必要な分解能が大きく異なることとなるが、粗面化による下面7aの表面粗さについては、平坦化軽減効果とセンサ11の感度の両方を確保できるような、上述の範囲内における値とすることが好ましい。
本発明の一の実施の形態におけるワーク測定検査システムの構成を示す上面図である。 図1のワーク測定検査システムにおける矢印A方向から見たワーク測定検査部の側断面図であって、(a)は光透過性部材の下方の位置までワークが搬送される途中の状態を示す図であり、(b)は光透過性部材の下方の位置にワークが到達したときにプローブを光透過性部材に向かって移動させてこのプローブに載ったワークを光透過性部材の裏面に当接させたときの状態を示す図である。 図2(b)のワーク測定検査部におけるC−C矢視による側断面図である。 図2に示すワーク測定検査部により測定が行われた後のワークの状態を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は側面図である。 比較例に係るワーク測定検査システムの構成を示す上面図である。 図5のワーク測定検査システムにおける矢印B方向から見たワーク測定検査部の側断面図であって、(a)は光透過性部材の下方の位置までワークが搬送される途中の状態を示す図であり、(b)は光透過性部材の下方の位置にワークが到達したときにプローブを光透過性部材に向かって移動させてこのプローブに載ったワークを光透過性部材の裏面に当接させたときの状態を示す図である。 図6(b)のワーク測定検査部におけるD−D矢視による側断面図である。 図6に示すワーク測定検査部により測定が行われた後のワークの状態を示す図であって、(a)は上面図であり、(b)は(a)に示すワークのE−E矢視による側面図である。
符号の説明
1 ワーク測定検査システム
2 ワーク供給部
3 ワーク搬送部
4 ワーク収納溝
5 リングカバー
6 カバー機構
7 光透過性部材
7a 下面
8 ワーク外観検査部
9 ワーク移載部
10 キャリアテープ
11 センサ
12 基盤
13a、13b プローブ
14 接着材
15 ワーク測定検査部
16 カバー機構
17 光透過性部材
17a 下面
18 不良品排出部
19 回転軸
20 ワーク測定検査部
21 測定器
W ワーク
Wa 電極
Wb 樹脂コーティング面

Claims (11)

  1. 水平に配置された基盤と、
    前記基盤上に設けられ、当該基盤の上面に沿ってワークを間歇的に移動させるワーク搬送部と、
    前記基盤の上方で水平に配置され、前記基盤との間でワークの搬送路を形成するカバー機構と、
    前記カバー機構に設けられた光透過性部材であって、前記基盤側の面が粗面となっているような光透過性部材と、
    前記光透過性部材に対向する位置において前記基盤に設けられた、ワークに接触するプローブであって、前記光透過性部材に向かって進退することができるプローブと、
    前記プローブに接続され、このプローブに接触したワークの電気的特性を測定する測定器と、
    前記プローブの下流側において前記ワーク搬送部の上方に設けられ、当該ワーク搬送部により前記プローブから移動させられたワークの外観を検査するワーク外観検査部と、
    を備え、
    前記ワーク搬送部により移動させられたワークが前記光透過性部材の下方の位置に到達したときに、前記プローブを前記光透過性部材に向かって移動させてこのプローブに載ったワークを前記光透過性部材の粗面に当接させ、当該プローブを介して前記測定器によって前記光透過性部材の粗面に当接しているワークの電気的特性を測定し、その後前記ワーク外観検査部によりワークの外観を検査することを特徴とするワーク測定検査システム。
  2. 前記基盤は円盤形状のものからなり、
    前記ワーク搬送部は、前記基盤と同軸の円盤形状の回転部材からなるとともにその周縁に沿ってワークを収納するための複数のワーク収納溝が形成されており、当該回転部材が前記基盤上で間歇的に回転することによりワーク収納溝に収納されたワークが前記基盤の上面に沿って移動するようになっていることを特徴とする請求項1記載のワーク測定検査システム。
  3. 前記光透過性部材は、セラミック、ガラスおよびプラスチックからなる群から選択された少なくとも1つの材料から構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のワーク測定検査システム。
  4. 前記光透過性部材の前記基盤側粗面は、当該光透過性部材よりも硬度が大きな砥砂が擦過することにより形成されたものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のワーク測定検査システム。
  5. 前記光透過性部材の前記基盤側粗面は、当該光透過性部材よりも硬度が大きな砥砂が噴射されることにより形成されたものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のワーク測定検査システム。
  6. 前記光透過性部材の前記基盤側粗面は、算術平均粗さ(Ra)が0.05〜6.3μmの範囲内の大きさであるような表面粗さとなっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のワーク測定検査システム。
  7. 水平に配置された基盤とこの基盤の上方で水平に配置されたカバー機構との間でワーク搬送部によりワークを間歇的に移動させる工程と、
    前記カバー機構に設けられ前記基盤側の面が粗面となっているような光透過性部材の下方の位置にワークが到達したときに、前記基盤に設けられたプローブを当該光透過性部材に向かって移動させてこのプローブに載ったワークを前記光透過性部材の粗面に当接させる工程と、
    前記プローブを介して測定器によって前記光透過性部材の粗面に当接しているワークの電気的特性を測定する工程と、
    ワークの電気的特性を測定した後、このワークの外観をワーク外観検査部により検査する工程と、
    を備えたことを特徴とするワーク測定検査方法。
  8. 前記光透過性部材は、セラミック、ガラスおよびプラスチックからなる群から選択された少なくとも1つの材料から構成されていることを特徴とする請求項7記載のワーク測定検査方法。
  9. 前記光透過性部材の前記基盤側の面に対して、予め、当該光透過性部材よりも硬度が大きな砥砂を擦過させることにより粗面を形成しておく工程を更に備えたことを特徴とする請求項7または8記載のワーク測定検査方法。
  10. 前記光透過性部材の前記基盤側の面に対して、予め、当該光透過性部材よりも硬度が大きな砥砂を噴射することにより粗面を形成しておく工程を更に備えたことを特徴とする請求項7または8記載のワーク測定検査方法。
  11. 前記光透過性部材の前記基盤側粗面は、算術平均粗さ(Ra)が0.05〜6.3μmの範囲内の大きさであるような表面粗さとなっていることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載のワーク測定検査方法。
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