JP2008236392A - 光受信回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】データパターンが変化してもパルス幅歪みが低減可能な光受信回路を提供する。
【解決手段】第1のフォトダイオードにより電流変換された入力信号を電圧信号に変換する第1のトランスインピーダンスアンプと、遮光された第2のフォトダイオードに接続され、基準電圧を出力する第2のトランスインピーダンスアンプと、第1の端子に入力される前記電圧信号と第2の端子に入力される信号との差分を増幅する差動アンプと、分岐された前記電圧信号が入力され、電流信号を前記第2の端子へ出力するトランスコンダクタンスアンプと、前記第2のトランスインピーダンスアンプの出力電圧にオフセット電圧を重畳する電圧源と、前記電圧源と前記第2の端子との間に設けられ、前記電流信号を電圧変換する変換素子と、を備えたことを特徴とする光受信回路が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光受信回路に関する。
ディジタル信号を伝送する光結合装置や光データリンクにおいて、光受信回路により光ディジタル信号が電気ディジタル信号に変換される。この光受信回路は、フォトダイオード、トランスインピーダンスアンプ、差動アンプ、コンパレータ、などを含む。光信号が入力されるフォトダイオードの出力電流はトランスインピーダンスアンプへ入力される。また、遮光されたダミーとなるフォトダイオードの出力電流はダミーのトランスインピーダンスアンプへ入力される。
2つのトランスインピーダンスアンプの出力電圧は差動アンプへ入力され、その出力電圧の差分が増幅され、平衡信号及び反転された平衡信号を出力する。さらに、コンパレータにより波形が整形される。信号伝送品質を高めるには、ディジタル信号のパルス幅歪みを小さくすることが必要となる。
パルス幅歪みを低減する光信号受信回路に関する技術開示例がある(特許文献1)。この開示例では、レベルシフト回路を用いて電圧信号をシフトさせパルス幅歪みを低減している。
米国特許第6、885、249B2号明細書
データパターンが変化してもパルス幅歪みが低減可能な光受信回路を提供する。
本発明の一態様によれば、第1のフォトダイオードにより電流変換された入力信号を電圧信号に変換する第1のトランスインピーダンスアンプと、遮光された第2のフォトダイオードに接続され、基準電圧を出力する第2のトランスインピーダンスアンプと、第1の端子に入力される前記電圧信号と第2の端子に入力される信号との差分を増幅する差動アンプと、分岐された前記電圧信号が入力され、電流信号を前記第2の端子へ出力するトランスコンダクタンスアンプと、前記第2のトランスインピーダンスアンプの出力電圧にオフセット電圧を重畳する電圧源と、前記電圧源と前記第2の端子との間に設けられ、前記電流信号を電圧変換する変換素子と、を備えたことを特徴とする光受信回路が提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、第1のフォトダイオードにより電流変換された入力信号を電圧信号に変換する第1のトランスインピーダンスアンプと、遮光された第2のフォトダイオードに接続され、基準電圧を出力する第2のトランスインピーダンスアンプと、第1の端子に入力される前記電圧信号と第2の端子に入力される信号との差分を増幅する差動アンプと、前記第2のトランスインピーダンスアンプの出力電圧にオフセット電圧を重畳する電圧源と、分岐された前記電圧信号が入力される第1の端子と分岐された前記基準電圧が入力される第2の端子とを有する比較回路と、前記比較回路の出力信号が入力され、出力端子が前記差動アンプの前記第2の端子へ接続されるトランスコンダクタンスアンプと、前記電圧源と前記差動アンプの前記第2の端子との間に設けられ、前記電流信号を電圧変換する変換素子と、を備えたことを特徴とする光受信回路が提供される。
データパターンが変化してもパルス幅歪みが低減可能な光受信回路が提供される。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる光受信回路を説明し、図1(a)はブロック図、図1(b)は動作波形を表す図である。本実施形態は、光信号を電流に変換するフォトダイオード10と、フォトダイオード10の出力電流を電圧に変換するトランスインピーダンスアンプ12と、を含む受信部を有する。また、フォトダイオード10及びトランスインピーダンスアンプ12と略同等な特性を有するフォトダイオード20と、トランスインピーダンスアンプ22と、遮光部28と、を含むダミー受信部を有する。フォトダイオード10とフォトダイオード20とは、同一の構造を有し、同一のプロセスにより形成されていることが望ましい。
受信部及びダミー受信部からの電圧信号が差動アンプ30にそれぞれ入力され、電圧信号の差分が増幅され、平衡信号及び反転された平衡信号を出力する。さらに、コンパレータ32により波形が整形され、出力回路34へと入力される。
無信号時のトランスインピーダンスアンプ12の出力とダミー受信部のトランスインピーダンスアンプ22の出力のレベルが略一致すると、差動アンプ30が不安定となるのでダミー受信部の出力にオフセット電圧V1を加える。
また、受信部のトランスインピーダンスアンプ12の出力電圧信号は、遅延回路16及びトランスコンダクタンスアンプ18を介してダミー受信部からの出力に重畳される。ダミー受信部の出力電圧にオフセット電圧V1を重畳する電圧源26と差動アンプ30の入力端子との間には抵抗24が挿入され、トランスコンダクタンスアンプ18の電流出力を電圧に変換する。すなわち、抵抗24はトランスコンダクタンスアンプ18の電流出力を電圧に変換する変換素子として作用する。
また、トランスインピーダンスアンプ12と差動アンプ30との間に設けられた抵抗14は、差動アンプ30の入力側の抵抗値を抵抗24側と揃えるためのもので省略してもよい。
次に、図1(b)を用いて光受信回路の動作を説明する。トランスインピーダンスアンプ12の電圧信号aは、遅延回路16及びトランスコンダクタンスアンプ18を経由して抵抗24及び差動アンプ30のダミー受信部側の入力端子に印加される。このため基準電圧にオフセット電圧V1が重畳され電圧bとなり、抵抗24により変換された電圧がさらに重畳されてしきい値b'となる。
電圧信号aがしきい値b'より高くなると、差動アンプ30の平衡信号dが立ち上がり、反転された平衡信号cが降下する。また、電圧信号aが降下を始めしきい値b'よりも低下すると平衡信号cが立ち上がり始め、反転された平衡信号dが降下を始める。
電圧信号aが立ち上がり始めるとトランスコンダクタンスアンプ18の電流が抵抗24に流れ込み、しきい値b'が電圧信号aに追随して変化する。ここで、トランスコンダクタンス、抵抗値、オフセット電圧V1を適正に選択し電圧信号aをしきい値b'とP1及びP2点において確実に交差させ、パルス幅歪みを低減する。なお、電圧信号aの振幅が最大振幅の50%に立ち上がる時間から最大振幅の50%に降下する時間までをパルス幅と定義する。
さらに、トランスコンダクタンスアンプ18のトランスコンダクタンスと抵抗24の値との積を(1−2×V1/VIN)とすると、図1(b)のようにパルス幅Waは、Wc及びWdとより厳密に一致させることができる。ここで、V1はオフセット電圧、VINは電圧信号aの振幅を表す。すなわち、トランスコンダクタンス、抵抗値、オフセット電圧V1を適正に選択し、電圧信号aをしきい値b'と交差させる。
遅延回路16を省略してもよいが、遅延回路16がある方が立ち上がりが早い電圧信号a及びしきい値b'をより確実に交差させることができ、調整及び波形整形が容易となる。
図2は、比較例にかかる光受信回路であり、図2(a)はブロック図、図2(b)は動作波形を表す図である。本比較例においては、ダミー受信部の出力はオフセット電圧V1によりシフトし差動アンプ30へ入力される。しきい値b'は電圧信号aの振幅の半分よりも小さく設定される場合が多く、平衡信号のパルス幅Wc及びWdは、パルス幅Waよりも大きくなりパルス幅歪みを生じる。
また、電圧信号aの振幅に応じてしきい値b’を変化させるレベルシフト回路を用いてパルス幅歪みを低減する構成もあるが、レベルシフト回路を構成する検波回路の動作が安定するまでの期間は、平衡信号のパルス幅Wc及びWdも変化する。このためにデータパターンが多様に変化する場合、パルス幅歪みを低減するのが困難である。
これに対して、第1の実施形態では、オフセット電圧V1、トランスコンダクタンス、抵抗値を適正に設定することにより、多様なデータパターンを有する信号伝送や高速データ伝送において、パルス幅歪みが低減可能な光受信回路が提供される。本実施形態は、光データリンク、産業機器用の光結合装置などの高速信号伝送において特に有用である。
図3(a)は、本発明の第2の実施形態にかかる光受信回路のブロック図、図3(b)は動作波形を表す。本実施形態において、トランスインピーダンスアンプ12とトランスコンダクタンスアンプ18との間に比較回路17が挿入された点が第1の実施形態と異なる。
本実施形態では、トランスインピーダンスアンプ12、22の出力をそれぞれ分岐し、比較回路17へ入力する。ここで、例えばトランスインピーダンスアンプ12の出力電圧信号aが所定値であるV2以上となった場合、比較回路17の出力信号により、トランスコンダクタンスアンプ18が電流信号を出力し、電圧信号aに追随してしきい値b'を変化させ始めしきい値b'の立ち上がりを早める。かつ電圧信号a及びしきい値b’を確実に交差させる。なお、第1のトランスインピーダンスアンプ12及びトランスコンダクタンスアンプ18の間に遅延回路を配置してもよい。
図3(b)において、電圧信号aは遅延回路16により遅延時間tだけ遅延し、電圧信号aの入力振幅がV2以上になると動作する比較回路17に入力され、その出力がトランスコンダクタンスアンプ18の入力電圧信号eとなる。
比較回路17のしきい値V2をV1より大きく設定した場合、トランスインピーダンスアンプ12、22の出力電圧の差がV2以下ではしきい値b'は変化しない。すなわち、比較回路17は電圧信号aがV2以上となるとトランスコンダクタンスアンプ18をオンとするスイッチ作用を有すると言うことができる。V2は、例えばV1の2倍などと設定する。
ところで、V2を設けない場合、電圧信号aとしきい値b’との交点は図3(b)のP1点とは異なることがある。すなわち、電圧信号aの立ち上がり時間が遅延時間tよりも十分に長いと、交点P1が変化する可能性がある。例えば、図3(c)のように、電圧信号a及び遅延時間tの後に立ち上がり始めたしきい値b'の交点P1’、P2’が大きく後ろにずれ、平衡信号c、dが交差する時間が電圧信号aの立ち上がり時間に依存することになる。これに対して本実施形態では、立ち上がり時間が数十msと遅延時間(例えば数ns)と比べて長い場合であっても、電圧信号aがV2以上となるまでの期間はしきい値b’を変化させない。このために電圧信号a及びしきい値b’を確実にP1及びP2点で交差させることができ、回路動作状態が電圧信号aの立ち上がり時間に依存しなくなる。また、例えば検査工程において直流または低周波数電圧動作により結合効率などの光学特性を行う場合でも、トランスコンダクタンスアンプ18による正帰還作用によるしきい値b'の上昇を抑制でき、正確な検査が可能である。
ここで、第2の実施形態における比較回路17及びトランスコンダクタンスアンプ18についてより詳細に説明する。図4(a)は、比較回路17及びトランスコンダクタンスアンプ18を表す第1の回路図であり、図4(b)は第2の回路図である。トランスコンダクタンスアンプ18は、トランジスタ70、72、74、抵抗76、電流源60、62、64で構成される。電流源60、62、64の電流値は同じとする。また、比較回路17は、抵抗56、電流源58、アンプ50、52、54で構成される。
また、図4(c)は動作波形を表す。まず、図4(a)において、分岐された電圧信号aは、電流源58(電流値I)及び抵抗56(抵抗値R)によりV2=R×Iだけ低電位側にシフトし、アンプ50のプラス端子に入力される。他方、トランスインピーダンスアンプ22の出力である基準電圧は、アンプ52、54のプラス端子にそれぞれ入力される。電圧信号aと基準電圧との差が、抵抗56と電流源58による電流との積R×Iよりも小さい場合、アンプ52の出力端子がアンプ50の出力端子よりも高電位となり、トランジスタ74がオン、トランジスタ70がオフ状態となる。アンプ52及びアンプ54の入力は同じであるので、トランジスタ74、72の電流IC1及びIC2は略同一で、トランスコンダクタンスアンプ18の出力電流はゼロであり、しきい値b'は変化しない(期間T1)。
逆に、電圧信号aと基準電圧との差が、抵抗56と電流源58による電流との積R×Iよりも大きい場合、アンプ50の出力端子がアンプ52の出力端子よりも高電位となり、トランジスタ70がオン、トランジスタ74がオフ状態となる。また、アンプ50の入力電位はアンプ54の入力電位よりも高くなり、トランジスタ70の電流IC1がトランジスタ72の電流IC2よりも大きくなる。電流源64の電流値は一定なので、トランジスタ72の電流値の平衡状態からの減少分は、トランスコンダクタンスアンプ17の出力電流(IC1−IC2)となり抵抗24に流れ込み、しきい値b'を上昇させる(期間T2)。電圧信号aが降下を始めても、比較回路17及びトランスコンダクタンスアンプ18の遅延によりトランスコンダクタンスアンプ入力信号e及びしきい値b’は遅れて降下を始める。さらに遅延回路があると、b'をより確実に遅らせることができる。このために電圧信号a及びしきい値b'の識別が正確にできる(期間T3)。
また、図4(b)は、比較回路17及びコンダクタンスアンプ18を表す第2の回路図である。トランスコンダクタンスアンプ18は、トランジスタ70、72、抵抗76、電流源60、62、64で構成される。電流源60、62、64の電流値は同じとする。また、比較回路17は、抵抗56、電流源58、トランジスタ80、82、84、電流源86、88、アンプ54で構成される。
まず、分岐された電圧信号aは、電流源58(電流値I)及び抵抗56(抵抗値R)によりV2=R×Iだけ低電位側にシフトし、トランジスタ80のベースに入力される。他方、トランスインピーダンスアンプ22の出力である基準電圧は、トランジスタ82のベース、アンプ54のプラス端子にそれぞれ入力される。電圧信号aと基準電圧との差が、抵抗56と電流源58による電流との積R×Iよりも小さい場合、トランジスタ82のコレクタの方がトランジスタ80のコレクタよりも高電位となり、トランジスタ82がオン、トランジスタ80がオフ状態となる。トランジスタ70及びトランジスタ72の入力は同じであるので電流IC1及びIC2は略同一となり、トランスコンダクタンスアンプ18の出力電流はゼロとなり、しきい値b'は変化しない(期間T1)。
逆に、電圧信号aと基準電圧との差が、抵抗56と電流源58による電流との積R×Iよりも大きい場合、トランジスタ80のコレクタがトランジスタ82のコレクタよりも高電位となり、トランジスタ80がオン、トランジスタ82がオフ状態となる。また、トランジスタ70のベース電位はトランジスタ72のベース電位よりも高くなり、トランジスタ70の電流IC1がトランジスタ72の電流IC2よりも大きい。電流源64の電流値は一定なので、トランジスタ72の電流値の平衡状態からの減少分は、トランスコンダクタンスアンプ17の出力電流(IC1−IC2)となり抵抗24に流れ込み、しきい値b'を上昇させる(期間T2)。図4(a)及び図4(b)の回路により第2の実施形態のトランスコンダクタンスアンプ18及び比較回路17を実現できる。
第2の実施形態によれば、立ち上がり時間が遅延回路の遅延時間と比べて長い場合であっても電圧信号a及びしきい値b’をP1及びP2点で確実に交差させることができ、不規則なパルス幅及びパルス間隔、孤立ビット、低い繰り返し周波数などデータパターンが多様な場合においても、パルス幅歪みを抑制できる。このために電子機器や産業機器に用いられる光結合装置の光受信回路に有用である。
以上、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれら実施形態に限定されない。例えば光受信回路を構成するトランスインピーダンスアンプ、フォトダイオード、抵抗、差動アンプ、コンパレータ、比較回路、トランスコンダクタンスアンプ、遅延回路などに関して、当業者が設計変更を行ったものであっても、本発明の主旨を逸脱しない限り本発明の範囲に包含される。
第1の実施形態にかかる光受信回路を説明する図。 比較例にかかる光受信回路を説明する図。 第2の実施形態にかかる光受信回路を説明する図。 比較回路及びトランスコンダクタンスアンプを説明する図。
符号の説明
10、20 フォトダイオード、12、22 トランスインピーダンスアンプ、24 抵抗、26 電圧源、16 遅延回路、17 比較回路、18 トランスコンダクタンスアンプ、30 差動アンプ

Claims (5)

  1. 第1のフォトダイオードにより電流変換された入力信号を電圧信号に変換する第1のトランスインピーダンスアンプと、
    遮光された第2のフォトダイオードに接続され、基準電圧を出力する第2のトランスインピーダンスアンプと、
    第1の端子に入力される前記電圧信号と第2の端子に入力される信号との差分を増幅する差動アンプと、
    分岐された前記電圧信号が入力され、電流信号を前記第2の端子へ出力するトランスコンダクタンスアンプと、
    前記第2のトランスインピーダンスアンプの出力電圧にオフセット電圧を重畳する電圧源と、
    前記電圧源と前記第2の端子との間に設けられ、前記電流信号を電圧変換する変換素子と、
    を備えたことを特徴とする光受信回路。
  2. 第1のフォトダイオードにより電流変換された入力信号を電圧信号に変換する第1のトランスインピーダンスアンプと、
    遮光された第2のフォトダイオードに接続され、基準電圧を出力する第2のトランスインピーダンスアンプと、
    第1の端子に入力される前記電圧信号と第2の端子に入力される信号との差分を増幅する差動アンプと、
    前記第2のトランスインピーダンスアンプの出力電圧にオフセット電圧を重畳する電圧源と、
    分岐された前記電圧信号が入力される第1の端子と分岐された前記基準電圧が入力される第2の端子とを有する比較回路と、
    前記比較回路の出力信号が入力され、出力端子が前記差動アンプの前記第2の端子へ接続されるトランスコンダクタンスアンプと、
    前記電圧源と前記差動アンプの前記第2の端子との間に設けられ、前記電流信号を電圧変換する変換素子と、
    を備えたことを特徴とする光受信回路。
  3. 前記電圧信号が所定値以上となると、前記比較回路の出力が入力された前記トランスコンダクタンスアンプが電流信号を出力し、前記電圧信号に追随して前記しきい値を変化させることを特徴とする請求項2記載の光受信回路。
  4. 前記第1の端子に入力される前記電圧信号よりも、前記第2の端子に入力される信号の方が振幅が小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の光受信回路。
  5. 前記第1のトランスインピーダンスアンプ及び前記トランスコンダクタンスアンプの間に設けられた遅延回路をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の光受信回路。
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