JP2008243875A - 発光素子駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】トランジスタの特性のばらつきによる発光素子の発光信号波形の劣化を防止可能な発光素子駆動回路を提供する。
【解決手段】 発光素子駆動回路100は、光を発光する半導体レーザ11と、差動増幅器131を有し、前記半導体レーザ11に駆動電流を流すレーザ駆動回路12と、前記レーザ駆動回路12に供給するベースバンド信号S_inを差動増幅する前置増幅回路13と、前記前置増幅回路13が出力する差動信号が入力され、前記レーザ駆動回路12が出力する信号波形と相似な波形の信号を出力するレプリカ駆動回路19と、前記レプリカ駆動回路19が出力する出力信号Voutのデューティ比を検出し、当該デューティ比に応じたデューティ比検出信号Vkを出力するデューティ比検出回路20と、前記デューティ比検出回路20が出力するデューティ比検出信号Vkに基づいて、前記前置増幅回路13に入力されるベースバンド信号S_inの信号レベルを制御するデューティ補償回路21とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体レーザなどの発光素子を駆動する発光素子駆動回路に関し、特に比較的近距離の高速光データ伝送に適用される発光素子駆動回路に関する。
近年、高速なブロードバンド通信の普及、放送やDVD等の映像コンテンツのデジタル化、ハイビジョン化が急速に進められている。これに伴い、ネットワーク通信機器や映像コンテンツを扱うデジタル家電においては、処理すべきデータ量が飛躍的に増加し、装置内におけるデータ伝送速度の益々の高速化が要求されている。
一般には、装置内の回路基板間あるいは回路基板上の素子(例えば、LSI)間での通信伝送経路に電気信号線が広く用いられているが、信号劣化やEMCなどの影響により高速伝送には限界があり、電気信号線を介した伝送に代わる新たな技術が求められている。
そこで、長距離高速データ伝送と同様に、このような近距離のデータ伝送においても光伝送による高速データ伝送が提案されている。
一般に、光伝送に使用される半導体レーザでは、周囲温度の変化に伴ってスロープ効率が変動し平均パワー(平均電力)及び消光比が変動する。半導体レーザを光伝送に使用する場合には、周囲温度の変化にかかわらず平均パワー及び消光比が一定になるようにしないと、通信などに支障をきたす原因となる。このため、その不都合を解消するための従来回路として、図7に示すように、周囲温度の変化にかわらず半導体レーザの光出力を一定に維持するAPC(Automatic Power Control)回路を備えたのものが知られている。
この従来回路は、半導体レーザ1、レーザ駆動回路2、前置増幅回路3、バイアス電流回路4、受光素子5を含むモニタ回路6、基準電圧発生回路7、比較回路10を備えている。このような構成からなる従来回路では、半導体レーザ1が発生する光を受光素子5が受けて光−電気変換を行い、この光−電気変換に応じた信号がモニタ回路6から出力される。比較回路10は、モニタ回路6の出力を基準電圧発生回路7から出力される基準値と比較し、その比較結果に応じた信号を生成し、この生成信号によりバイアス電流回路4のバイアス電流Ipが制御され、これにより、半導体レーザ1のしきい値電流が制御される。
また、比較回路10は、モニタ回路6の出力を基準電圧発生回路7から出力される基準値と比較し、その比較結果に応じた信号を生成し、この生成信号によりレーザ駆動回路2の駆動電流(パルス電流)Ioが制御される。
このような動作により、半導体レーザ1の周囲温度が変化してその特性が変化しても、その変化に応じて半導体レーザ1の駆動電流Ioおよびバイアス電流(しきい値電流)Ipが制御され、その光出力が一定に制御される。
さらに、この従来回路においては、半導体レーザ1を発光させている期間の出力デューティの変動及びリンギングの防止を図るために、比較回路10の出力信号をレーザ駆動回路2の前段に設けた前置増幅回路3に供給するようにしている。
図7に示す前置増幅回路3は、具体的には図8に示すような構成からなる。すなわち、前置増幅回路3は、図8に示すように、入力用の差動対のMOSトランジスタM1、M2と、可変電流源用のMOSトランジスタM3と、負荷抵抗R1、R2と、出力用のMOSトランジスタM4、M5と、負荷抵抗R3、R4とからなる。
このような構成からなる従来回路では、図7のレーザ駆動回路2の前段に設けた前置増幅回路3の駆動電流Iqを比較回路10の出力信号、すなわちレーザ駆動回路2の駆動電流Ioの大きさに応じて変更することができ、半導体レーザの発光信号のデューティ比やリンギングの改善を図ることができる。
特開平11−204870号公報
ところで、近距離の光伝送においては、送信のために使用する半導体レーザの光出力パワ−を大きくする必要がなく、むしろ低電力で光出力を行うことにより、低消費電力化を実現できる。
しかしながら、従来回路では、レーザ駆動回路2の駆動電流Ioが微小になった際には前置増幅回路3の駆動電流Iqも小さくなる。駆動電流Ioが微小な領域においては、レーザ駆動回路2を構成するMOSトランジスタの特性のばらつきや該MOSトランジスタの温度変動特性の影響が大きくなるため、レーザ駆動回路2の出力波形のクロスポイントに歪みが生じ易くなり、結果として、送信光波形の劣化を招き、通信に支障をきたす恐れがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、トランジスタの特性のばらつきによる発光素子の発光信号波形の劣化を防止可能な発光素子駆動回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、光を発光する発光素子と、差動増幅器を有し、前記発光素子に駆動電流を流す駆動回路と、前記駆動回路に供給する差動信号を差動増幅する前置増幅回路と、前記駆動回路が出力する信号のデューティ比を検出し、当該デューティ比に応じた検出信号を出力するデューティ比検出回路と、前記デューティ比検出回路が出力する検出信号に基づいて、前記前置増幅回路に入力される差動信号の信号レベルを制御するデューティ補償回路とを備えていることを特徴とする発光素子駆動回路を提供する。
この構成によれば、駆動回路が出力する信号のデューティ比がデューティ比検出回路により検出され、そして、そのデューティ比に基づいて、前置増幅回路に入力される差動信号の信号レベルがデューティ補償回路によって制御される。
この結果、駆動回路に含まれるトランジスタの特性にばらつき等の影響により、当該駆動回路から出力される信号波形のクロスポイントに歪みが生じデューティ比に変動が生じる場合であっても、デューティ補償回路の制御によって、デューティ比の変動が補償され、クロスポイントの歪みが抑制される。これにより、クロスポイントに歪みのない駆動電流により発光素子が駆動されるため、発光素子を正確に駆動し劣化の無い発光信号波形が得られる。
また本発明は、上記発明において、前記前置増幅回路が出力する差動信号が入力され、前記駆動回路が出力する信号波形を前記デューティ比検出回路に出力するレプリカ駆動回路を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、駆動回路が出力する信号波形がレプリカ駆動回路から出力され、その信号のデューティ比がデューティ比検出回路により検出され、そして、そのデューティ比に基づいて、前置増幅回路に入力される差動信号の信号レベルがデューティ補償回路によって制御される。
さらに、上記の構成によれば、レプリカ駆動回路の出力信号をデューティ比検出回路に入力する構成としているため、次のような効果を奏する。すなわち、駆動回路の出力信号を配線によりデューティ比検出回路に引き出す構成とすると、駆動回路からデューティ比検出回路への引き出し配線に容量が寄生し、駆動回路と発光素子との間にインピーダンス不整合が生じる。これにより発光素子に流れる駆動電流の波形が歪み発光素子の発光信号波形が崩れる恐れがある。また、デューティ比検出回路に入力される信号波形にも、引き出し配線に寄生した容量によって歪みが生じデューティ比の検出値が不正確となる。
これに対して、本発明では、レプリカ駆動回路の出力信号をデューティ比検出回路に入力する構成としているため、デューティ比を正確に検出することが可能となり、また、駆動電流の波形に影響を与えることもない。
本発明は、上記発明において、前記レプリカ駆動回路が有する差動増幅器の差動対を構成するトランジスタのゲートサイズを、前記駆動回路が有する差動増幅の差動対を構成するトランジスタのゲートサイズよりも小さくしたことを特徴とする。
この構成によれば、レプリカ駆動回路の差動増幅器が、駆動回路の差動増幅器よりも少ない電力で駆動されるため、発光素子駆動回路の省電力化が可能となる。
本発明は、上記発明において、前記デューティ比検出回路は、前記レプリカ駆動回路が出力する信号のデューティ比が大きいほど高い電位の検出信号を出力するローパスフィルタを有し、前記デューティ補償回路は、前記検出信号の電位が高いほど、前記前置増幅器に入力する差動信号のレベルを下げることを特徴とする。
この構成によれば、レプリカ駆動回路の出力信号のデューティ比をローパスフィルタにより簡易な構成で検出することができ、また、前置増幅器に入力する差動信号のレベル調整により簡単にデューティ比を補償することができる。
本発明は、上記発明において、前記駆動回路及び前記前置増幅回路は、自己の駆動電流を制御可能に構成され、前記発光素子にバイアス電流を供給するバイアス電流回路と、前記発光素子の発光状態を検出し、当該検出に応じた電気信号を生成するモニタ回路と、前記モニタ回路が生成する電気信号の大きさを基準値と比較し、当該比較結果に応じた信号を前記駆動回路、前記レプリカ駆動回路、前記前置増幅回路、及び、前記バイアス電流回路のそれぞれに、各々の駆動電流を制御する信号として供給する比較回路と、前記前置増幅回路の駆動電流を電流補償回路とを備え、前記前置増幅回路は、差動信号を入力する差動対のトランジスタと、前記差動対のトランジスタに直列に接続され、前記比較回路からの信号にしたがって前記差動対のトランジスタに流れる電流を制御する可変電流源とを有し、前記電流補償回路は、前記可変電流源に並列に接続され、前記差動対のトランジスタに所定の補償電流を供給することを特徴とする。
この構成によれば、比較回路からの信号にしたがって前置増幅回路の駆動電流が低下する場合であっても、電流補償回路によって所定の補償電流が供給されているため、駆動電流の下限値が低くなり過ぎて、後段の駆動回路などのトランジスタをスイッチングさせるのに十分な電流が流れなくなる、といった弊害が防止される。また、これにより、発光素子の発光信号のデューティ比やリンギングの改善を図りつつ、発光素子の高速動作が可能になる。
本発明は、上記発明において、前記発光素子は、データ伝送用の半導体レーザであることを特徴とする。
この構成によれば、発光素子駆動回路を低電力で駆動する場合でも、トランジスタの特性ばらつきの影響などによる駆動信号のクロスポイントの歪みが抑制されデューティ比の変動が抑制されるため、データ伝送用の発光信号の劣化を防止し、低電力で信頼性の高いデータ伝送が実現可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の発光素子駆動回路100の実施形態の構成を示すブロック図であり、図2は、図1に示す発光素子駆動回路100をMOSトランジスタを用いて具体化した回路図である。これらの図に示すように、発光素子駆動回路100は、半導体レーザ(レーザダイオード)11と、レーザ駆動回路12と、前置増幅回路13と、電流補償回路14と、バイアス電流回路15と、受光素子(フォトダイオード)161を有するモニタ回路16と、基準電圧発生回路17と、比較回路18と、レプリカレーザ駆動回路19と、デューティ比検出回路20と、デューティ補償回路21とを備えている。
半導体レーザ11は、光信号を発生する発光素子であって、例えば通信などに使用される発光素子である。この半導体レーザ11は、その一端側が正の電源に接続され、その他端側がバイアス電流回路15に直接接続されるとともに、容量C11(図2参照)を介してレーザ駆動回路12の出力端子と接続されている。この容量C11はレーザ駆動回路12と半導体レーザ11とを接続する配線に寄生した容量である。
レーザ駆動回路12は、差動増幅器から構成され、上位の回路から発光素子駆動回路100に入力されたベースバンド信号S_inに基づいて変調された駆動電流(例えば、パルス電流)を半導体レーザ11に流すとともに、その駆動電流の大きさが制御可能に構成されている。
具体的には、レーザ駆動回路12は、図2に示すように、差動対からなるN型のMOSトランジスタM11、M12と、可変電流源としてのN型のMOSトランジスタM13と、MOSトランジスタM11,M12の負荷となる負荷抵抗R11、R12とからなり、これらが差動増幅器を形成している。
さらに詳述すると、MOSトランジスタM11、M12は、その各ゲートに前段の前置増幅回路13からの非反転出力信号および反転出力信号が入力される。MOSトランジスタM11、M12の各ソースは共通接続され、その共通接続部がMOSトランジスタM13を介して接地されている。また、MOSトランジスタM11,M12の各ドレインは、対応する負荷抵抗R11、R12を介して正の電源に接続されている。さらに、MOSトランジスタM13のゲートは、比較回路18の出力信号が供給されるように比較回路18の出力端子に接続されている。MOSトランジスタM12のドレインに流れる電流が半導体レーザ11の駆動電流となる。
前置増幅回路13は、レーザ駆動回路12に供給すべき差動信号を増幅するとともに、自己の駆動電流を制御できるようになっている。すなわち、前置増幅回路13は、図3に示すように、外部から自己の駆動電流が制御可能な差動増幅回路131と、ソースフォロワからなるバッファ回路132、133とから構成される。
差動増幅回路131は、図3に示すように、差動対からなるN型のMOSトランジスタM21、M22と、可変電流源としてのN型のMOSトランジスタM15と、MOSトランジスタM21、M22の負荷となる負荷抵抗R21、R22とからなる。
さらに詳述すると、MOSトランジスタM21、M22は、その各ゲートに所定の非反転入力信号および反転入力信号が入力されるようになっている。非反転入力信号は上記ベースバンド信号S_inであり、反転入力信号は該ベースバンド信号S_inの反転信号(−)S_inである。すなわち、発光素子駆動回路100には、ベースバンド信号S_inが差動入力されノイズに対する耐性が高められている。
MOSトランジスタM21、M22の各ソースは共通接続され、その共通接続部がMOSトランジスタM15を介して接地されている。また、MOSトランジスタM21、M22の各ドレインは、対応する負荷抵抗R21、R22を介して正の電源に接続されている。さらに、MOSトランジスタM15のゲートは、比較回路18の出力信号Vjが供給されるようにその出力端子に接続されている。
電流補償回路14は、前置増幅回路13の駆動電流(動作電流)を補償するために、前置増幅回路13の動作中に所定の補償電流を供給する回路である。すなわち、電流補償回路14は、図2および図3に示すような定電流回路からなり、可変定電流源であるMOSトランジスタM15に並列に接続されている。
さらに詳述すると、電流補償回路14は、図3に示すように、MOSトランジスタM15に並列に接続されるN型のMOSトランジスタM16と、このMOSトランジスタM16のゲートに固定のバイアス電圧を供給する定電圧源141とからなり、これらが定電流源回路を構成している。
ここで、定電圧源141は、生成するバイアス電圧に温度依存性がないものが好ましく、また、そのバイアス電圧が可変できる上に任意の値に設定できる可変型の定電圧源に代えるようにしても良い。
バッファ回路132は、N型のMOSトランジスタM23と負荷抵抗R23とからなり、これらでソースフォロワを構成している。また、バッファ回路133は、N型のMOSトランジスタM24と負荷抵抗R24とからなり、これらでソースフォロワを構成している。
さらに詳述すると、図3に示すように、MOSトランジスタM23と負荷抵抗R23とが直列に接続され、その一端側が正の電源に接続され、その他端側が接地され、その共通接続部がレーザ駆動回路12のMOSトランジスタM11のゲートに接続されている。また、MOSトランジスタM23のゲートは、MOSトランジスタM21のドレインに接続されている。
MOSトランジスタM24と負荷抵抗R24とは直列に接続され、その一端側が正の電源に接続され、その他端側が接地され、その共通接続部がレーザ駆動回路12のMOSトランジスタM12のゲートに接続されている。また、MOSトランジスタM24のゲートは、MOSトランジスタM22のドレインに接続されている。
図1及び図2のバイアス電流回路15は、半導体レーザ11に供給するバイアス電流を生成するとともに、そのバイアス電流が制御可能な回路である。このため、バイアス電流回路15は、N型のMOSトランジスタM14から構成され、そのゲート電圧が比較回路18の出力信号Vjによって制御されるようになっている。さらに詳述すると、MOSトランジスタM14は、ゲートが比較回路18の出力端子に接続され、ドレインが半導体レーザ11に接続され、ソースが接地されている。
モニタ回路16は、半導体レーザ1の発光状態を監視し、その発光量に応じた電気信号を生成するための回路である。このため、モニタ回路16は、半導体レーザ1が発生する光信号を受け、この受けた光信号に応じた電流を生成する受光素子161と、この受光素子161により生成される電流に応じた電圧を生成する抵抗R13とからなる。
さらに詳述すると、受光素子161と抵抗R13とが直列に接続され、その一端側が正の電源に接続され、その他端側が接地され、かつその共通接続部が比較回路18の(−)入力端子に接続されている。
基準電圧発生回路17は、比較回路18に供給するための基準電圧Vrefを発生する回路であり、温度変化にかかわらず所定の電圧を発生するようになっている。
比較回路18は、モニタ回路16で得られる電圧を基準電圧Vrefと比較し、その比較結果に応じた出力信号を生成して出力する回路である。この比較回路18の出力信号Vjは、図2に示すように、前置増幅回路13のMOSトランジスタM15、レーザ駆動回路12のMOSトランジスタM13、およびバイアス電流回路15のMOSトランジスタM14の各ゲートに供給されるようになっている。
レプリカレーザ駆動回路19は、レーザ駆動回路12の出力波形と相似な波形を出力する回路であり、レーザ駆動回路12に並列に設けられており、その回路構成はレーザ駆動回路12と略同一に構成されている。すなわち、レプリカレーザ駆動回路19は、図2に示すように、差動対からなるN型のMOSトランジスタM31、M32と、可変電流源としてのN型のMOSトランジスタM33と、MOSトランジスタM31、M32の負荷となる負荷抵抗R31、R32とからなり、これらが差動増幅器を形成している。
MOSトランジスタM31、M32は、その各ゲートに前段の前置増幅回路13からの非反転出力信号および反転出力信号が入力される。MOSトランジスタM31、M32の各ソースは共通接続され、その共通接続部がMOSトランジスタM33を介して接地されている。また、MOSトランジスタM31、M32の各ドレインは、対応する負荷抵抗R31、R32を介して正の電源に接続されている。さらに、MOSトランジスタM33のゲートは、比較回路18の出力信号が供給されるように比較回路18の出力端子に接続されている。
このレプリカレーザ駆動回路19は、少なくともレーザ駆動回路12と同一チップ上に形成されており、レプリカレーザ駆動回路19のMOSトランジスタM31、M32、M33の特性は、レーザ駆動回路12のMOSトランジスタM11、M12、M13の特性と同等とみなすことができる。
ここで、レプリカレーザ駆動回路19のMOSトランジスタM31、32、33は、いずれも、レーザ駆動回路12のMOSトランジスタM11、M12、M13に比して、ゲートサイズが1/10に設定されており、MOSトランジスタM31、32、33に流れるバイアス電流がレーザ駆動回路12よりも小さくされている。これにより、レプリカレーザ駆動回路19の消費電力をレーザ駆動回路12より低くし省電力化が図られる。
ただし、レーザ駆動回路12の出力と略等価な出力をレプリカレーザ駆動回路19から得るために、MOSトランジスタM31、M32の負荷抵抗R31、R32の抵抗値は、レーザ駆動回路12のMOSトランジスタM11、M12の負荷抵抗R11、R12の抵抗値に比して、約10倍に設定されている。
なお、上述したMOSトランジスタM31、32、33のゲートサイズはあくまでも一例であり、レプリカレーザ駆動回路19の後段に接続された回路が駆動可能な範囲で任意に設定可能である。
デューティ比検出回路20は、レプリカレーザ駆動回路19の出力信号Voutのデューティ比に応じたデューティ比検出信号Vkを出力するものであり、差動増幅器40と、ローパスフィルタ41とを有している。
さらに詳述すると、レプリカレーザ駆動回路19のMOSトランジスタM32のドレインに流れる電流、すなわち、レーザ駆動回路12が生成する駆動電流と等価な電流が出力信号Voutとして差動増幅器40に非反転入力信号として入力される。一方、レプリカレーザ駆動回路19においてはMOSトランジスタM31、M32が差動対を構成し、各ソースが可変電流源たるMOSトランジスタM33に共通接続されているため、MOSトランジスタM31のドレインに流れる電流は、MOSトランジスタM32のドレインに流れる出力信号Voutの反転信号となる。この反転信号(−)Voutが差動増幅器40に反転入力信号として入力される。
差動増幅器40は、レプリカレーザ駆動回路19の出力信号Vout、その反転信号(−)Voutから同相成分のノイズを除去し、それぞれをローパスフィルタ41に出力する。
ローパスフィルタ41は、レプリカレーザ駆動回路19の出力信号Vout、その反転信号(−)Voutの各々について、デューティ比に応じた電位のデューティ比検出信号Vkをデューティ補償回路21に出力する。
さらに詳述すると、レプリカレーザ駆動回路19の出力信号Voutの交流成分がローパスフィルタ41を通過することで除去され、直流成分の信号が出力される。このとき、デューティ比が大きいほど、すなわち、出力信号Voutの1周期の中でハイレベルとなる期間が長いほど、出力信号Voutの平均電位が高くなるため、ローパスフィルタ41からは高い電位の直流成分信号が出力される。また、出力信号Voutの反転信号(−)Voutについても同様である。
デューティ補償回路21は、デューティ比検出回路20が出力するデューティ比検出信号Vkに基づいて、発光素子駆動回路100に入力されるベースバンド信号S_inと、その反転信号(−)S_inの信号レベルを可変して、レプリカレーザ駆動回路19が出力する出力信号Voutのデューティ比を可変する。
さらに詳述すると、デューティ補償回路21は、N型のMOSトランジスタM40、41、42から構成されている。MOSトランジスタM40は、発光素子駆動回路100へのベースバンド信号S_inの入力ラインにドレインが接続され、ゲートにはデューティ比検出信号Vkが入力されている。また、MOSトランジスタM41は、発光素子駆動回路100へのベースバンド信号S_inの反転信号(−)S_inの入力ラインにドレインが接続され、ゲートにはデューティ比検出信号Vkが入力されている。
MOSトランジスタM42はソースが接地電位に維持されると共に、ゲート電位が図示しない電圧源(例えば、)により一定電位に保持されて定電流源を構成する。
このMOSトランジスタM42のドレインには、MOSトランジスタM40、M41の各ソースが共通接続されており、MOSトランジスタM40、M41のそれぞれのドレイン−ソース間に流れる電流(バイアス電流)の総和は常に一定に維持される。
次に、このような構成からなる実施形態の動作について説明する。
いま、半導体レーザ11が発光しているものとすると、モニタ回路16は、半導体レーザ11の発光状態を監視し、その発光量に応じた電圧を抵抗R13の両端に発生させる。比較回路18は、モニタ回路16で得られる電圧を基準電圧Vrefと比較し、その比較結果に応じた出力信号を生成する。
この比較回路18の出力信号Vjは、前置増幅回路13のMOSトランジスタM15、レーザ駆動回路12のMOSトランジスタM13、およびバイアス電流回路15のMOSトランジスタM14の各ゲートに供給される。
この結果、比較回路18の出力信号Vjの大小に応じて、前置増幅回路13の動作電流(駆動電流)、レーザ駆動回路12の駆動電流、およびバイアス電流回路15のバイアス電流がそれぞれ変化するので、半導体レーザ11からの光出力は、その周囲温度が変化しても一定に制御される。
このような制御により、前置増幅回路13の駆動電流の大小にかかわらず、その前置増幅回路13からの出力信号のデューティ比やリンギングを改善することができる。
次に、図3に示す前置増幅回路13の動作について説明する。
まず、図3において、電流補償回路14を備えていない場合を想定して説明する。この場合に、前置増幅回路13の駆動電流、すなわち差動増幅回路131の駆動電流Iは、上記のようにMOSトランジスタM15のゲートに印加されるバイアス電圧で制御される。しかし、その駆動電流が小さくなりすぎると、差動対を構成するMOSトランジスタM21、M22には、バッファ回路132、133を構成するMOSトランジスタM23,M24をスイッチングさせるための十分な駆動電流が与えられなくなる。
ここで、MOSトランジスタM21、M22のゲートを容量成分とみなしたときに、その容量値をCpとすると、MOSトランジスタM23、M24のスイッチング速度を決める差動増幅回路131(前置増幅回路13)のスルーレートSRは、次の(1)式のようになる。
SR=I/Cp・・・(1)
(1)式によれば、前置増幅回路13のスルーレートSRは、差動増幅回路131の駆動電流Iが小さくなるとそれに応じて小さくなるため、電流補償回路14を備えていない回路を、通信に使用する場合には、十分な高速性を保つことができなくなる。
これに対して、本実施形態では、図1及び図2に示すように、MOSトランジスタM15に並列に接続される電流補償回路14を備えている。そして、電流補償回路14は、半導体レーザ11の発光強度の有無にかかわらず、補償電流IAを前置増幅回路13に供給するようにしているので、前置増幅回路13は、高速通信ができるようにするために必要なスルーレートを実現できる。
次にデューティ比検出回路20及びデューティ補償回路21の動作について説明する。
レーザ駆動回路12の駆動電流が小さくなると、一般に、レーザ駆動回路12を構成するMOSトランジスタM11、M12の特性のばらつきや該MOSトランジスタM11、M12の温度変動特性の影響が大きくなり、レーザ駆動回路12の出力波形のクロスポイントに歪みが生じ、結果として、出力波形のデューティ比が所定の値に対して上下動する。このようなクロスポイントの歪みによるデューティ比変動は、レプリカレーザ駆動回路19の出力信号Voutにも同様に現れる。
図4は、出力信号Voutのシミュレーション結果の一例を示す図であり、図4(A)はデューティ補償回路21による補償がない場合のアイパターンを示し、図4(B)はデューティ補償回路21による補償がある場合のアイパターンを示す。
図4(A)に示すように、デューティ補償回路21によるデューティ比の補償がない場合、一般に、レーザ駆動回路12においては、出力信号VoutのクロスポイントXpがハイレベル側にシフトしてデューティ比が大きくなる傾向が見られる。
かかる出力信号Voutのデューティ比はデューティ比検出回路20により検出され、出力信号Voutのデューティ比が大きくなるほど高い電位のデューティ比検出信号Vkがデューティ補償回路21に出力される。そして、このデューティ比検出信号Vkの電位がデューティ補償回路21のMOSトランジスタM40、M41に印加され、出力信号Voutのデューティ比の大小によって、MOSトランジスタM40、M41のドレイン−ソース間を流れるバイアス電流が制御される。
したがって、出力信号Voutのデューティ比が大きくなると、MOSトランジスタM40、M41のバイアス電流が大きくなるため、ドレイン側に接続されている入力ラインのベースバンド信号S_in、及び、その反転信号(−)S_inの信号レベルが低下する。
これにより、図5に示すように、ベースバンド信号S_inの信号レベルが低下するにしたがって、ベースバンド信号S_inのハイレベルの期間tが短縮されるため、出力信号Voutのデューティ比を下げる補正が働くこととなる。
この結果、図4(B)に示すように、図4(A)の出力信号Voutの波形に対し、デューティ補償回路21による出力信号Voutのデューティ比補償を行うことによって、クロスポイントXpのハイレベル側へのシフトが解消され、デューティ比が改善されている。
以上説明したように、本実施形態によれば、レーザ駆動回路12に含まれるMOSトランジスタM11、M12の特性にばらつき等の影響により、当該レーザ駆動回路12から出力される信号波形のクロスポイントXpに歪みが生じ、信号波形のデューティ比に変動が生じる場合であっても、デューティ補償回路21の制御によって、デューティ比の変動が補償され、クロスポイントXpの歪みが抑制される。これにより、半導体レーザ11の発光信号の劣化を防止し、低電力駆動でも信頼性の高いデータ伝送が実現可能になる。
また、本実施形態によれば、レプリカレーザ駆動回路19の出力信号Voutをデューティ比検出回路20に入力する構成としているため、次のような効果を奏する。
すなわち、図6に示すように、レーザ駆動回路12の出力信号をデューティ比検出回路20に入力する構成の発光素子駆動回路200においては、レーザ駆動回路12のMOSトランジスタM12及びMOSトランジスタM11のそれぞれのドレイン側から配線が引き出されてデューティ比検出回路20に入力される。しかしながら、レーザ駆動回路12から配線を引き出してデューティ比検出回路20に信号を入力すると、引き出した配線に容量C21、C22が寄生する。この結果、これらの容量C21、C22によって、レーザ駆動回路12と半導体レーザ11との間にインピーダンス不整合が生じ、半導体レーザ11に流れる駆動電流の波形が歪み、半導体レーザ11の発光信号波形に崩れが生じる可能性がある。また容量C11、C12によって、レーザ駆動回路12の出力信号波形に歪みが生じデューティ比の検出値が不正確になる。
これに対して、本実施形態では、レプリカレーザ駆動回路19の出力信号Voutをデューティ比検出回路20に入力する構成としているため、デューティ比を正確に検出することが可能となり、また、半導体レーザ11を駆動する駆動電流の波形に影響を与えることもない。
また、本実施形態によれば、レプリカレーザ駆動回路19において差動対を構成するMOSトランジスタM31、M32のゲートサイズを、レーザ駆動回路12において差動対を構成するMOSトランジスタM11、M12のゲートサイズよりも小さくしたため、レプリカレーザ駆動回路19が、レーザ駆動回路12よりも少ない電力で動作するため、発光素子駆動回路100の省電力化が図られる。
また、本実施形態によれば、デューティ比検出回路20は、レプリカレーザ駆動回路19の出力信号Voutのデューティ比が大きいほど高い電位のデューティ比検出信号Vkを出力するローパスフィルタ41により構成されているため、レプリカレーザ駆動回路19の出力信号Voutのデューティ比をローパスフィルタ41により簡易な構成で検出することができる。
また、デューティ補償回路21は、デューティ比検出信号Vkの電位が高いほど、前置増幅回路13に入力する差動信号たるベースバンド信号S_in、及び、その反転信号(−)S_inのそれぞれの信号レベルを下げることで、出力信号Voutのデューティ比を補償するため、ベースバンド信号S_inのレベル調整により簡単にデューティ比が補償される。
また本実施形態によれば、前置増幅回路13に電流補償回路14を設け、比較回路18からの出力信号Vjにしたがって前置増幅回路13の駆動電流が低下する場合であっても、電流補償回路14によって所定の補償電流が供給されているため、駆動電流の下限値が低くなり過ぎて、後段の駆動回路などのトランジスタをスイッチングさせるのに十分な電流が流れなくなる、といった弊害が防止される。また、これにより、半導体レーザ11の発光信号のデューティ比やリンギングの改善を図りつつ、半導体レーザ11の高速動作が可能になる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能であることは勿論である。
本発明の実施形態に係る発光素子駆動回路のブロック図である。 同発光素子駆動回路の具体的な構成例を示す回路図である。 前置増幅回路と電流補償回路との具体的な構成例を示す回路図である。 シミュレーションによるレーザ駆動回路の出力波形を示す図であり、(A)はデューティ補償がない場合、(B)はデューティ補償がある場合を示す。 ベースバンド信号の信号レベルとデューティとの関係を説明するための図である。 本発明の実施形態に対する参考回路の一例を示す回路図である。 従来の半導体レーザ駆動回路の具体的な構成を示す回路図である。 従来の前置増幅回路を示す回路図である。
符号の説明
11…半導体レーザ(発光素子)、12…レーザ駆動回路、13…前置増幅回路、14…電流補償回路、15…バイアス電流回路、16…モニタ回路、17…基準電圧発生回路、18…比較回路、19…レプリカレーザ駆動回路、20…デューティ比検出回路、21…デューティ補償回路、40…差動増幅器、41…ローパスフィルタ、100…発光素子駆動回路、131…差動増幅回路、141…定電圧源、IA…補償電流、S_in…ベースバンド信号、Vk…デューティ比検出信号、Vout…出力信号、Xp…クロスポイント、t…ハイレベル期間。

Claims (6)

  1. 光を発光する発光素子と、
    差動増幅器を有し、前記発光素子に駆動電流を流す駆動回路と、
    前記駆動回路に供給する差動信号を差動増幅する前置増幅回路と、
    前記駆動回路が出力する信号のデューティ比を検出し、当該デューティ比に応じた検出信号を出力するデューティ比検出回路と、
    前記デューティ比検出回路が出力する検出信号に基づいて、前記前置増幅回路に入力される差動信号の信号レベルを制御するデューティ補償回路と
    を備えていることを特徴とする発光素子駆動回路。
  2. 請求項1に記載の発光素子駆動回路において、
    前記前置増幅回路が出力する差動信号が入力され、前記駆動回路が出力する信号波形を前記デューティ比検出回路に出力するレプリカ駆動回路を備えたことを特徴とする発光素子駆動回路。
  3. 請求項2に記載の発光素子駆動回路において、
    前記レプリカ駆動回路が有する差動増幅器の差動対を構成するトランジスタのゲートサイズを、前記駆動回路が有する差動増幅の差動対を構成するトランジスタのゲートサイズよりも小さくしたことを特徴とする発光素子駆動回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の発光素子駆動回路において、
    前記デューティ比検出回路は、前記レプリカ駆動回路が出力する信号のデューティ比が大きいほど高い電位の検出信号を出力するローパスフィルタを有し、
    前記デューティ補償回路は、前記検出信号の電位が高いほど前記前置増幅器に入力する差動信号のレベルを下げることを特徴とする発光素子駆動回路。
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載の発光素子駆動回路において、
    前記駆動回路及び前記前置増幅回路は、自己の駆動電流を制御可能に構成され、
    前記発光素子にバイアス電流を供給するバイアス電流回路と、
    前記発光素子の発光状態を検出し、当該検出に応じた電気信号を生成するモニタ回路と、
    前記モニタ回路が生成する電気信号の大きさを基準値と比較し、当該比較結果に応じた信号を前記駆動回路、前記レプリカ駆動回路、前記前置増幅回路、及び、前記バイアス電流回路のそれぞれに、各々の駆動電流を制御する信号として供給する比較回路と、
    前記前置増幅回路の駆動電流を電流補償回路とを備え、
    前記前置増幅回路は、差動信号を入力する差動対のトランジスタと、前記差動対のトランジスタに直列に接続され、前記比較回路からの信号にしたがって前記差動対のトランジスタに流れる電流を制御する可変電流源とを有し、
    前記電流補償回路は、前記可変電流源に並列に接続され、前記差動対のトランジスタに所定の補償電流を供給する
    ことを特徴とする発光素子駆動回路。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の発光素子駆動回路において、
    前記発光素子は、データ伝送用の半導体レーザであることを特徴とする発光素子駆動回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014150210A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Spectronix Corp 短光パルス発生装置及び短光パルス発生方法
US11239632B2 (en) * 2019-06-02 2022-02-01 Artilux, Inc. Laser driving apparatus with current control circuitry and multi-channel circuitry

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