JP2008235425A - 固体電解コンデンサ素子およびそれを備えた固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ素子およびそれを備えた固体電解コンデンサ Download PDF

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Abstract

【課題】 低ESRを実現することができる固体電解コンデンサ素子およびそれを備えた固体電解コンデンサを提供する。
【解決手段】 固体電解コンデンサ素子(100)は、弁作用金属からなる陽極箔(11)の表面上に導電性高分子からなる固体電解質層(12a,12b)と陰極層(14a,14b)とが順に設けられ、陽極箔には陽極箔の厚さ方向に貫通する貫通孔(16)が少なくとも1つ形成され、貫通孔には、陽極箔の一面側の固体電解質層と陽極箔の他面側の固体電解質層とを電気的に接続する接続手段が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、固体電解コンデンサ素子およびそれを備えた固体電解コンデンサに関する。
機能性高分子固体電解コンデンサは、電解コンデンサの中でも周波数特性が優れていることから、注目されている。とりわけ、パーソナルコンピュータ、サーバ等のCPU(中央演算処理装置)に接続される機能性固体電解コンデンサについては、高速化および高周波化が進んでいる。この機能性固体電解コンデンサは、電源ラインに最適な表面実装型コンデンサであり、デカップリング回路にも適している。
最近では、数百μFの容量を持ち、100kHz周波数帯域でのESR(等価直列抵抗)が2mΩ〜10mΩ以下であり、10MHz周波数帯域でのESL(等価直列インダクタンス)が1pH程度の表面実装型の固体電解コンデンサが開発されている。そのほか、複数の固体電解コンデンサ素子が積層された高容量コンデンサも開発されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開2006−156951号公報 特開2006−128247号公報
これらの機能性固体電解コンデンサには、さらなる高容量および低ESR化が要求されている。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、低ESRを実現することができる固体電解コンデンサ素子およびそれを備えた固体電解コンデンサを提供することを目的とする。
本発明に係る固体電解コンデンサ素子は、弁作用金属からなる陽極箔の表面上に導電性高分子からなる固体電解質層と陰極層とが順に設けられ、陽極箔には陽極箔の厚さ方向に貫通する貫通孔が少なくとも1つ形成され、貫通孔には、陽極箔の一面側の固体電解質層と陽極箔の他面側の固体電解質層とを電気的に接続する接続手段が設けられていることを特徴とするものである。
本発明に係る固体電解コンデンサ素子においては、貫通孔を介して陽極箔の一面側の固体電解質層と陽極箔の他面側の固体電解質層とが電気的に接続される。それにより、陽極箔の一面側の固体電解質層の各部から他面側の陰極層までまたは他面側の固体電解質層の各部から一面側の陰極層までの陰極引出距離が低減される。それにより、陽極箔の一面側および他面側のいずれの陰極層を陰極引出端子として用いても、ESRが低減される。
接続手段は、陽極箔の一面側の固体電解質層と陽極箔の他面側の固体電解質層とを接続する固体電解質を含んでいてもよい。また、接続手段は、陽極箔の一面側の陰極層と陽極箔の他面側の陰極層とを接続する電極を含んでいてもよい。
本発明に係る固体電解コンデンサは、請求項1〜4のいずれかの固体電解コンデンサ素子を少なくとも1つ備えることを特徴とするものである。本発明に係る固体電解コンデンサにおいては、貫通孔を介して陽極箔の一面側の固体電解質層と陽極箔の他面側の固体電解質層とが電気的に接続される。それにより、陽極箔の一面側の固体電解質層の各部から他面側の陰極層までまたは他面側の固体電解質層の各部から一面側の陰極層までの陰極引出距離が低減される。それにより、陽極箔の一面側および他面側のいずれの陰極層を陰極引出端子として用いても、ESRが低減される。
固体電解コンデンサ素子は、熱硬化性樹脂で外装されていてもよい。この場合、本発明に係る固体電解コンデンサは、安価に製造することができる。
本発明に係る固体電解コンデンサは、陰極端子を備え固体電解コンデンサ素子が配置され陰極層と導通する導電性基板と、導電性基板に接続され固体電解コンデンサ素子を覆う金属キャップと、をさらに備えていてもよい。この場合、本発明に係る固体電解コンデンサは、高い耐湿性能を実現する。また、導電性基板が陰極として機能することから、ESLを低減させることができる。
導電性基板は、少なくとも1つの貫通孔を有し、固体電解コンデンサ素子は、陽極箔から貫通孔を介して外部に引き出された陽極端子を備えていてもよい。また、貫通孔における導電性基板と陽極端子との間に、絶縁部材が設けられていてもよい。また、固体電解コンデンサ素子は複数設けられ、複数の固体電解コンデンサ素子は、互いに積層されていてもよい。また、複数の固体電解コンデンサ素子の互いに対向する陰極層は、導電性接着剤によって接着されていてもよい。また、導電性接着剤は、金属粒子および熱硬化性樹脂を含んでいてもよい。
複数の固体電解コンデンサ素子の貫通孔は、互いに連通していてもよい。また、貫通孔には、導電性接着剤が充填されていてもよい。また、複数の固体電解コンデンサ素子の陽極箔は、それぞれ陽極引出部を備え、各陽極引出部は、互いに接続されていてもよい。
本発明によれば、低ESRを実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る固体電解コンデンサ素子100を説明するための図である。図1(a)は、固体電解コンデンサ素子100の上面図である。図1(b)は、図1(a)のA−A線断面図である。図1(c)は、図1(a)のB−B線断面図である。図1(d)は、図1(a)のC−C線断面図である。図1(e)は、図1(a)のD−D線断面図である。
図1(b)および図1(c)に示すように、固体電解コンデンサ素子100は、陽極箔11の上下左右の全周に固体電解質層12a、カーボンペースト層13aおよび陰極層14a,14bが順に積層された構造を有する。
陽極箔11は、表面に誘電体酸化皮膜(図示せず)が形成された弁金属からなる。陽極箔11に用いられる弁金属としては、アルミニウム等の金属があげられる。誘電体酸化皮膜は、弁金属の表面にエッチング処理および化成酸化処理を施すことによって形成することができる。固体電解質層12a,12bは、導電性高分子からなる。例えば、固体電解質層12a,12bとして、PEDT(3,4−ポリエチレンジオキシチオフェン)等を用いることができる。カーボンペースト層13a,13bは、カーボンペーストからなる。陰極層14a,14bは、銀ペースト等の導電体からなる。
図1(b)に示すように、図1(a)のA−A線方向における陽極箔11の両端部においては、固体電解質層12aが固体電解質によって固体電解質層12bと接続され、カーボンペースト層13aがカーボンペーストによってカーボンペースト層13bと接続され、陰極層14aが銀ペースト等の導電体によって陰極層14bと接続されている。
また、図1(a)および図1(c)に示すように、図1(a)のB−B線方向における陽極箔11の両端部においては、固体電解質層12a,12b、カーボンペースト層13a,13bおよび陰極層14a,14bが形成されていない。図1(a)のB−B線方向における陽極箔11の両端部は、陽極引出部として機能する。図1(a)のB−B線方向における陽極箔11の両端部においては、固体電解質層12aが露出する部分に絶縁層15aが形成され、固体電解質層12bが露出する部分に絶縁層15bが形成されている。それにより、固体電解質層12a,12bから固体電解質が染み上がることが防止される。絶縁層15a,15bは、例えば、シリコン樹脂やエポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂等の絶縁性を備えた合成樹脂からなる。
また、図1(a)、図1(d)および図1(e)に示すように、陽極箔11の固体電解質層12a,12bが形成されている領域には、陽極箔11の厚み方向に貫通する貫通孔16が形成されている。貫通孔16においては、固体電解質層12aが固体電解質によって固体電解質層12bと接続され、カーボンペースト層13aがカーボンペーストによってカーボンペースト層13bと接続され、陰極層14aが銀ペースト等の導電体によって陰極層14bと接続されている。貫通孔16の径は、例えば1mm〜2mmで、陽極箔11の固体電解質12a,12bが形成されている領域の面積の1%〜3%程度である。
本実施の形態においては、貫通孔16を介して固体電解質層12aと固体電解質層12bとが電気的に接続される。それにより、固体電解質層12aの各部から陰極層14bまでの陰極引出距離が低減される。固体電解質層12aの貫通孔16近傍の領域から陽極箔11の端部を経由した陰極層14bまでの距離に比較して、固体電解質層12aの貫通孔16近傍の領域から貫通孔16を経由した陰極層14bまでの距離が小さくなるからである。したがって、陰極層14bを陰極引出端子として用いれば、固体電解質層12aから陰極層14bまでの電気抵抗が低減される。その結果、ESRが低減される。陰極層14aを陰極引出端子として用いた場合においても、同様にESRが低減される。なお、貫通孔16は、陽極箔11の固体電解質層12a,12bが形成されている領域の中央に形成されていることが好ましい。陰極引出距離が小さくなるからである。
なお、貫通孔16は、複数設けられていてもよい。また、貫通孔16においては固体電解質層12aと固体電解質層12bとが電気的に接続されていれば、ESRが低減される。したがって、貫通孔16において、カーボンペースト層13aがカーボンペースト層13bと接続されていなくてもよく、陰極層14aが陰極層14bと接続されていなくてもよい。ただし、カーボンペースト層13aとカーボンペースト層13bとが接続されている場合には、電気抵抗が低減される。それにより、ESR低減効果が大きくなる。また、陰極層14aが陰極層14bと接続されている場合には、電気抵抗がさらに低減される。それにより、ESR低減効果がさらに大きくなる。
陽極箔11は、誘電体酸化皮膜が形成された弁金属を所定の形状に抜き取って貫通孔を設けることによって形成することができる。この抜き取り工程および貫通工程において、陽極箔11の端面および貫通孔において弁金属が露出し、誘電体酸化皮膜の欠損が発生する。したがって、露出した弁金属上に酸化皮膜を新たに形成する必要がある。例えば、抜き取り工程および貫通工程後に化成処理および熱処理を数回施すことによって、弁金属の露出部に誘電体酸化皮膜を新たに形成することができる。この化成処理は、アジピン酸アンモニウム濃度0.5wt%〜2wt%を主体とした化成液を用いて誘電体酸化皮膜の化成電圧値に近似した電圧で行われる。また、熱処理は、200℃〜280℃の温度範囲で行われる。
固体電解質層12a,12bは、酸化剤を用いて重合性モノマーを重合させることによって形成することができる。この場合に用いる溶剤は、例えば、重合性モノマーと揮発性溶媒とからなる混合溶剤である。この混合溶剤におけるモノマー濃度は、例えば1wt%〜50wt%の範囲内であり、10wt%〜35wt%であることが好ましい。また、酸化剤は、40wt%〜60wt%程度のアルコール系溶剤である。なお、重合性モノマーと酸化剤とをあらかじめ混合してから陽極箔11に固体電解質層を形成してもよく(1液法)、重合性モノマーと酸化剤とを個別に陽極箔11に供給して固体電解質層を形成してもよい(2液法)。
また、ピロールを電解重合させたポリピロールを固体電解質層12a,12bとして用いてもよい。ポリピロールを用いれば、固体電解質層12a,12bの層厚をより均一にすることができる。それにより、陽極箔11の誘電体酸化皮膜の損傷を抑制し、LC(漏れ電流)を低減させることができる。
本実施の形態においては、固体電解質層12aが一面側の固体電解質層に相当し、固体電解質層12bが他面側の固体電解質層に相当し、陰極層14aが一面側の陰極層に相当し、陰極層14bが他面側の陰極層に相当し、貫通孔16において固体電解質層12aと固体電解質層12bとを接続する固体電解質が一面側の固体電解質層と他面側の固体電解質層とを電気的に接続する接続手段に相当し、貫通孔16において陰極層14aと陰極層14bとを接続する導電体が一面側の陰極層と他面側の陰極層とを接続する電極に相当する。
(第2の実施の形態)
続いて、本発明の第2の実施の形態に係る固体電解コンデンサ素子100aについて説明する。図2は、固体電解コンデンサ素子100aを説明するための図である。図2(a)は、固体電解コンデンサ素子100aの上面図である。図2(b)は、図2(a)のE−E線断面図である。図2(c)は、図2(a)のF−F線断面図である。
固体電解コンデンサ素子100aが図1の固体電解コンデンサ素子100と異なる点は、陽極箔11が1つの陽極引出部を備えている点である。固体電解コンデンサ素子100aにおいては、図2(a)のF−F線方向における陽極箔11の一方の端部において、固体電解質層12a,12b、カーボンペースト層13a,13bおよび陰極層14a,14bが形成されていない。一方、図2(a)のF−F線方向における陽極箔11の他方の端部においては、固体電解質層12aが固体電解質によって固体電解質層12bと接続され、カーボンペースト層13aがカーボンペーストによってカーボンペースト層13bと接続され、陰極層14aが銀ペースト等の導電体によって陰極層14bと接続されている。
本実施の形態においては、貫通孔16を介して固体電解質層12aと固体電解質層12bとが電気的に接続される。それにより、固体電解コンデンサ素子100aにおいては、ESRが低減される。
(第3の実施の形態)
続いて、本発明の第3の実施の形態に係る固体電解コンデンサ素子200について説明する。図3は、固体電解コンデンサ素子200を説明するための図である。図3(a)は、固体電解コンデンサ素子200の上面図である。図3(b)は、図3(a)のG−G線断面図である。図3(c)は、図3(a)のH−H線断面図である。
図3(b)および図3(c)に示すように、固体電解コンデンサ素子200は、図1の固体電解コンデンサ素子100が複数積層された複層素子構造を有する。固体電解コンデンサ素子200においては、固体電解コンデンサ素子100の陰極層14aと他の固体電解コンデンサ素子100の陰極層14bとが対向するように、各固体電解コンデンサ素子100が導電性接着剤17を介して互いに接着されている。導電性接着剤17は、例えば、銀等の金属粒子および熱硬化性樹脂からなる。各貫通孔16には、導電性接着材17が充填されている。
また、図3(a)および図3(c)に示すように、各陽極箔11は、帯状金属板18を介して溶接等によって接続されている。また、図3(b)および図3(c)に示すように、各貫通孔16は、互いに連通していてもよい。
本実施の形態においては、各固体電解質層12a,12bの各部から最下段の陰極層14bまたは最上段の陰極層14aまでの陰極引出距離が低減される。それにより、固体電解コンデンサ素子200においては、ESRが低減される。なお、固体電解コンデンサ素子100の積層数を調整することによって、固体電解コンデンサ素子200の容量を任意に設定することができる。
(第4の実施の形態)
続いて、本発明の第4の実施の形態に係る固体電解コンデンサ素子200aについて説明する。図4は、固体電解コンデンサ素子200aを説明するための図である。図4(a)は、固体電解コンデンサ素子200aの上面図である。図4(b)は、図4(a)のI−I線断面図である。図4(c)は、図4(a)のJ−J線断面図である。
図4(b)および図4(c)に示すように、固体電解コンデンサ素子200aは、図2の固体電解コンデンサ素子100aが複数積層された複層素子構造を有する。固体電解コンデンサ素子200aにおいては、固体電解コンデンサ素子100aの陰極層14aと他の固体電解コンデンサ素子100aの陰極層14bとが対向するように、各固体電解コンデンサ素子100aが導電性接着剤17を介して互いに接着されている。また、各陽極箔11の陽極引出部が帯状金属板18によって互いに接続されている。
本実施の形態においては、各固体電解質層12a,12bの各部から最下段の陰極層14bまたは最上段の陰極層14aまでの陰極引出距離が低減される。それにより、固体電解コンデンサ素子200aにおいては、ESRが低減される。なお、固体電解コンデンサ素子100aの積層数を調整することによって、固体電解コンデンサ200素子aの容量を任意に設定することができる。
(第5の実施の形態)
続いて、本発明の第5の実施の形態に係る固体電解コンデンサ300について説明する。図5および図6は、固体電解コンデンサ300を説明するための図である。図5(a)は、固体電解コンデンサ300の上面図である。図5(b)は、固体電解コンデンサ300の底面図である。図6(a)は、図5(a)のK−K線断面図である。図6(b)は、図5(a)のL−L線断面図である。
図6(a)および図6(b)に示すように、固体電解コンデンサ300は、ケース部20内に1つ以上の固体電解コンデンサ素子100が収容された構造を有する。また、ケース部20は、導電性基板21上に金属キャップ22が配置された構造を有する。金属キャップ22は、導電性基板21にプロジェクション溶接等によって溶接されていてもよい。金属キャップ22は、銅、アルミニウム、SPC鋼板、コバルト鋼板、ステンレス等の金属から構成される。
導電性基板21は、導電性を有し、容易にハンダ付けが可能であり、水分透過性の低い材料から構成されている。例えば、銅、アルミニウム、SPC鋼板、コバルト鋼板、ステンレス等の金属、表面にめっき等により金属層が形成されたセラミックス等を導電性基板21として用いることができる。金属キャップ22の内側には、絶縁性層(図示せず)がコートされている。それにより、固体電解コンデンサ素子100と金属キャップ22との短絡を防止することができる。なお、この場合の絶縁性層としては、絶縁性を有する樹脂、ポリアミド系樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)等を用いることができる。
また、図6(a)および図6(b)に示すように、最下段の固体電解コンデンサ素子100の陰極層14bと導電性基板21とは、導電性接着剤23を介して電気的に接続されている。それにより、導電性基板21および金属キャップ22は、陰極としても機能する。
また、図5(b)および図6(b)に示すように、導電性基板21のL−L線方向の両端近傍には、貫通孔が形成されている。それぞれの貫通孔には、陽極端子24が配置されている。陽極端子24と導電性基板21との隙間には、絶縁部材25が形成されている。それにより、陽極端子24と導電性基板21との短絡を防止することができる。
陽極端子24は、容易にハンダ付け可能な導電性材料から構成される。例えば、SPC鋼、コバルト鋼等を陽極端子24として用いることができる。陽極端子24は、陽極箔11に接続されている。また、導電性基板21は、下面において両貫通孔の間に凸部26を備える。凸部26は、陰極端子として機能する。
本実施の形態に係る固体電解コンデンサ300においては、ESRが低減される。また、固体電解コンデンサ300は、密封性が高く外部環境からの遮断効果が大きい金属キャップ22および導電性基板21によって固体電解コンデンサ素子100が密封されていることから、高い耐湿性能を実現する。したがって、固体電解コンデンサ300の特性劣化を抑制することができる。また、ケース部20全体が陰極として機能することから、固体電解コンデンサ300のESLを低減させることができる。
(第6の実施の形態)
続いて、本発明の第6の実施の形態に係る固体電解コンデンサ300aについて説明する。図7および図8は、固体電解コンデンサ300aを説明するための図である。図7(a)は、固体電解コンデンサ300aの上面図である。図7(b)は、固体電解コンデンサ300aの底面図である。図8(a)は、図7(a)のM−M線断面図である。図8(b)は、図7(a)のN−N線断面図である。
図8(a)および図8(b)に示すように、固体電解コンデンサ300aは、1つ以上の固体電解コンデンサ素子100aが熱硬化性樹脂30によって外装された構造を有する。また、図7(b)、図8(a)および図8(b)に示すように、最下段の固体電解コンデンサ素子100aの陰極層14bは、導電性基板31に電気的に接続されている。導電性基板31は、熱硬化性樹脂30から露出している。それにより、導電性基板31は、陰極として機能する。また、陽極端子32は、陽極箔11に接続されている。また、陽極端子32は、導電性基板31から露出している。
本実施の形態に係る固体電解コンデンサ300aにおいては、ESRが低減される。また、固体電解コンデンサ300aは、固体電解コンデンサ素子100aが熱硬化性樹脂によって外装されていることから、安価に製造することができる。
なお、本実施の形態に係る固体電解コンデンサ300aは、熱硬化性樹脂によって外装された構造を有しているが、図5および図6に示す導電性基板21および金属キャップ22によって外装された構造を有していてもよい。また、第5の実施の形態に係る固体電解コンデンサ300は、導電性基板21および金属キャップ22によって外装された構造を有しているが、図7および図8に示す熱硬化性樹脂30によって外装された構造を有していてもよい。また、上記各実施の形態においては、陽極箔11が1つまたは2つの陽極引出部を備えている例が示されているが、陽極箔11は3つ以上の陽極引出部を備えていてもよい。
以下、上記実施の形態に係る固体電解コンデンサ素子および固体電解コンデンサを作製し、その特性を調べた。
(実施例1)
実施例1においては、図1の固体電解コンデンサ素子100を作製した。陽極箔11としては、エッチング処理および化成処理が施されたアルミニウム箔(15mm×9.5mm×110μm)からなるものを用いた。固体電解質層12a,12bとしては、PEDT(3,4−ポリエチレンジオキシチオフェン)からなるものを用いた。カーボンペースト層13a,13bとしては、カーボンペーストからなるものを用いた。陰極層14a,14bとしては、導電性銀ペーストからなるものを用いた。貫通孔16の径は、1mmに設定した。なお、実施例1に係る固体電解コンデンサ素子の容量は、250μFである。
(比較例1)
比較例1においては、貫通孔が設けられていない陽極箔を用いた。その他の構成は、実施例1に係る固体電解コンデンサ素子と同様である。なお、比較例1に係る固体電解コンデンサ素子の容量は、250μFである。
(分析1)
実施例1および比較例1に係る固体電解コンデンサの静電容量、tanδ、漏れ電流、ESRおよびインピーダンスZの値を表1に示す。実施例1および比較例1に係る固体電解コンデンサ素子はそれぞれ30個ずつ作製されており、表1の各値はそれらの平均値を示している。
Figure 2008235425
表1に示すように、実施例1に係る固体電解コンデンサ素子においては、比較例1に係る固体電解コンデンサ素子に比較して、ESRが低減されている。これは、貫通孔16を介して固体電解質層12aと固体電解質層12bとが電気的に接続され、陰極引出距離が短くなったからであると考えられる。なお、実施例1に係る固体電解コンデンサ素子においては、比較例1に係る固体電解コンデンサ素子に比較して、インピーダンスが低減された。
(実施例2)
実施例2においては、図3の固体電解コンデンサ素子200を作製した。陽極箔11としては、エッチング処理および化成処理が施されたアルミニウム箔(15mm×9.5mm×110μm)からなるものを用いた。固体電解質層12a,12bとしては、PEDT(3,4−ポリエチレンジオキシチオフェン)からなるものを用いた。カーボンペースト層13a,13bとしては、カーボンペーストからなるものを用いた。陰極層14a,14bとしては、導電性銀ペーストからなるものを用いた。導電性接着剤17としては、接着銀ペーストを用いた。貫通孔16の径は、1mmに設定した。実施例2に係る固体電解コンデンサ素子においては、図1の固体電解コンデンサ素子100が4つ積層されている。なお、実施例2に係る固体電解コンデンサ素子の容量は、1000μFである。
(比較例2)
比較例2においては、貫通孔が設けられていない陽極箔を用いた。その他の構成は、実施例2に係る固体電解コンデンサ素子と同様である。なお、比較例2に係る固体電解コンデンサ素子の容量は、1000μFである。
(分析2)
実施例2および比較例2に係る固体電解コンデンサの静電容量、tanδ、漏れ電流、ESRおよびインピーダンスZの値を表2に示す。実施例2および比較例2に係る固体電解コンデンサ素子はそれぞれ30個ずつ作製されており、表2の各値はそれらの平均値を示している。
Figure 2008235425
表2に示すように、実施例2に係る固体電解コンデンサ素子においては、比較例2に係る固体電解コンデンサ素子に比較して、ESRが低減されている。これは、貫通孔16を介して固体電解質層12aと固体電解質層12bとが電気的に接続され、陰極引出距離が短くなったからであると考えられる。なお、実施例2に係る固体電解コンデンサ素子においては、比較例2に係る固体電解コンデンサ素子に比較して、インピーダンスが低減された。
(実施例3)
実施例3においては、図5の固体電解コンデンサ300を作製した。陽極箔11としては、エッチング処理および化成処理が施されたアルミニウム箔(15mm×9.5mm×110μm)からなるものを用いた。固体電解質層12a,12bとしては、PEDT(3,4−ポリエチレンジオキシチオフェン)からなるものを用いた。カーボンペースト層13a,13bとしては、カーボンペーストからなるものを用いた。陰極層14a,14bとしては、導電性銀ペーストからなるものを用いた。導電性接着剤17としては、接着銀ペーストを用いた。また、金属キャップ22を導電性基板21にプロジェクション溶接によって溶接した。それにより、固体電解コンデンサ素子は、密封されている。貫通孔16の径は、1mmに設定した。実施例3に係る固体電解コンデンサにおいては、図1の固体電解コンデンサ素子100が4つ積層されている。なお、実施例3に係る固体電解コンデンサの容量は、1000μFである。
(比較例3)
比較例3においては、貫通孔が設けられていない陽極箔を用いた。その他の構成は、実施例3に係る固体電解コンデンサと同様である。なお、比較例3に係る固体電解コンデンサの容量は、1000μFである。
(分析3)
実施例3および比較例3に係る固体電解コンデンサの静電容量、tanδ、漏れ電流、ESRおよびインピーダンスZの値を表3に示す。実施例3および比較例3に係る固体電解コンデンサ素子はそれぞれ30個ずつ作製されており、表3の各値はそれらの平均値を示している。
Figure 2008235425
表3に示すように、実施例3に係る固体電解コンデンサにおいては、比較例3に係る固体電解コンデンサに比較して、ESRが低減されている。これは、貫通孔16を介して固体電解質層12aと固体電解質層12bとが電気的に接続され、陰極引出距離が短くなったからであると考えられる。なお、実施例3に係る固体電解コンデンサ素子においては、比較例3に係る固体電解コンデンサ素子に比較して、インピーダンスが低減された。
本発明の第1の実施の形態に係る固体電解コンデンサ素子を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係る固体電解コンデンサ素子を説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態に係る固体電解コンデンサ素子を説明するための図である。 本発明の第4の実施の形態に係る固体電解コンデンサ素子を説明するための図である。 本発明の第5の実施の形態に係る固体電解コンデンサを説明するための図である。 本発明の第5の実施の形態に係る固体電解コンデンサを説明するための図である。 本発明の第6の実施の形態に係る固体電解コンデンサを説明するための図である。 本発明の第6の実施の形態に係る固体電解コンデンサを説明するための図である。
符号の説明
11 陽極箔
12a,12b 固体電解質層
13a,13b カーボンペースト層
14a,14b 陰極層
15a,15b 絶縁層
16 貫通孔
21 導電性基板
22 金属キャップ
24 陽極端子
30 熱硬化性樹脂
100,200 固体電解コンデンサ素子
300 固体電解コンデンサ

Claims (14)

  1. 弁作用金属からなる陽極箔の表面上に導電性高分子からなる固体電解質層と陰極層とが順に設けられ、
    前記陽極箔には前記陽極箔の厚さ方向に貫通する貫通孔が少なくとも1つ形成され、
    前記貫通孔には、前記陽極箔の一面側の前記固体電解質層と前記陽極箔の他面側の前記固体電解質層とを電気的に接続する接続手段が設けられていることを特徴とする固体電解コンデンサ素子。
  2. 前記接続手段は、前記陽極箔の一面側の前記固体電解質層と前記陽極箔の他面側の前記固体電解質層とを接続する固体電解質を含むことを特徴とする請求項1記載の固体電解コンデンサ素子。
  3. 前記接続手段は、前記陽極箔の一面側の前記陰極層と前記陽極箔の他面側の前記陰極層とを接続する電極を含むことを特徴とする請求項1または2記載の固体電解コンデンサ素子。
  4. 請求項1〜3のいずれかの固体電解コンデンサ素子を少なくとも1つ備えることを特徴とする固体電解コンデンサ。
  5. 前記固体電解コンデンサ素子は、熱硬化性樹脂で外装されていることを特徴とする請求項4記載の固体電解コンデンサ。
  6. 陰極端子を備え、前記固体電解コンデンサ素子が配置され、前記陰極層と導通する導電性基板と、
    前記導電性基板に接続され、前記固体電解コンデンサ素子を覆う金属キャップと、をさらに備えることを特徴とする請求項4記載の固体電解コンデンサ。
  7. 前記導電性基板は、少なくとも1つの貫通孔を有し、
    前記固体電解コンデンサ素子は、前記陽極箔から前記貫通孔を介して外部に引き出された陽極端子を備えることを特徴とする請求項6記載の固体電解コンデンサ。
  8. 前記貫通孔における前記導電性基板と前記陽極端子との間に、絶縁部材が設けられていることを特徴とする請求項6記載の固体電解コンデンサ。
  9. 前記固体電解コンデンサ素子は複数設けられ、
    前記複数の固体電解コンデンサ素子は、互いに積層されていることを特徴とする請求項4〜8のいずれかに記載の固体電解コンデンサ。
  10. 前記複数の固体電解コンデンサ素子の互いに対向する陰極層は、導電性接着剤によって接着されていることを特徴とする請求項9記載の固体電解コンデンサ。
  11. 前記導電性接着剤は、金属粒子および熱硬化性樹脂を含むことを特徴とする請求項10記載の固体電解コンデンサ。
  12. 前記複数の固体電解コンデンサ素子の貫通孔は、互いに連通していることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の固体電解コンデンサ。
  13. 前記貫通孔には、導電性接着剤が充填されていることを特徴とする請求項9〜12のいずれかに記載の固体電解コンデンサ。
  14. 前記複数の固体電解コンデンサ素子の陽極箔は、それぞれ陽極引出部を備え、
    前記各陽極引出部は、互いに接続されていることを特徴とする請求項9〜13のいずれかに記載の固体電解コンデンサ。
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