JP2008231734A - 電子キーシステム - Google Patents

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    • E05B81/60Control of actuators using pulse control, e.g. pulse-width modulation

Abstract

【課題】スペクトラム拡散方式での通信時に、同期捕捉に要する時間を短縮して応答性を向上させることができる電子キーシステムを提供すること。
【解決手段】LF送信用車載機1は、RF受信用車載機3に対して同期信号を送信するとともに(S105)、LF受信用・RF送信用携帯機2に対して同期信号を含むLFデータ(=応答要求)を送信する(S110)。LF受信用・RF送信用携帯機2は、RFデータ出力およびDSSS処理を実行し(S215)、拡散処理が施されたRFデータ(=応答)を送信する(S220)。RF受信用車載機3は、S220の処理によって送信されたRFデータ(=応答)を受信し(S315)、逆拡散処理を実行する(S320)。S215の処理による拡散処理とS320の処理による逆拡散処理は、いずれもLF送信用車載機1から伝送された同期信号に基づいて周期が調整された拡散符号を使用して処理が行われる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子キーシステムに関する。
従来、自動車関連技術の分野においては、車両に搭載される車載装置と、車両の利用者が所持する携帯機とで構成される電子キーシステムが実用化されている。この種の電子キーシステムは、車載装置と携帯機との間で無線通信による認証が成立すれば、機械式キーでの操作を行わなくても、ドアのロック/アンロックやエンジン始動等の制御を実行できる仕組みになっている。
また、この種の電子キーシステムにおいて、携帯機から車載装置へのRF無線通信には、ASK・FSK通信方式が使用されていることが多い。これは、回路規模を簡素化することができるので、携帯機の小型化やシステム全体の低コスト化を図ることができるためである。
しかし、実車環境下においては、システムのRF使用周波数帯域を網羅する広帯域ノイズや、バースト的な狭帯域ノイズなど、様々な外来ノイズが存在するため、ASK・FSK通信方式を採用したシステムがうまく動作しないケースもある。
このような外来ノイズ対策の一つとしては、従来、スペクトラム拡散方式のような、耐ノイズ性の高い通信方式で通信することが知られている(例えば、特許文献1,2,3参照。)
特開平6−85782号公報 特開平10−22872号公報 特開2000−224072号公報
ところで、スペクトラム拡散方式で通信を行う場合、受信側で逆拡散を行う際には、受信信号と拡散符号とを同期させなければ復調できない。そのため、一般的には、スライディング相関器やマッチドフィルタを利用して同期を取ることが行われている。
しかし、このような手法では、同期を捕捉するまでに相応の時間を要するため、電子キーシステムの応答性が低下しやすい、という問題があった。
また特に、正常な送受信ができなかった場合に、送受信を再試行するようなシステムにあっては、再試行する毎に同期捕捉に要する時間が蓄積されるので、上述の如き応答性の低下が顕著になる、という問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、スペクトラム拡散方式での通信を行うことにより耐ノイズ性を向上させることができ、しかも、逆拡散の際に同期捕捉に要する時間を短縮して応答性を向上させることができる電子キーシステムを提供することにある。
以下、本発明において採用した構成について説明する。
請求項1に記載の電子キーシステムは、車載装置が携帯機へ無線信号を送信する際に、同期信号を送信する。そして、その同期信号を受信した携帯機が車載装置へスペクトラム拡散方式で無線信号を送信する際には、携帯機側で利用する拡散符号の周期を同期信号に基づいて調整することにより、車載装置側で利用される拡散符号の周期に同期させる。
すなわち、車載装置から携帯機への無線信号送信を契機として、車載装置と携帯機との間で同期調整が行われ、両者の同期がとれた状態で同一周期を持つ同一な拡散符号を利用して、携帯機が送信信号の拡散を行うとともに、車載装置が受信信号の逆拡散を行う。
したがって、携帯機が、車載装置とは非同期で拡散符号を利用するシステムとは異なり、車載装置側においてスライディング相関器やマッチドフィルタを利用しなくても、迅速に同期を捕捉できるようになり、電子キーシステムの応答性を向上させることができる。
請求項2に記載の電子キーシステムは、車載装置が携帯機へ応答要求を送信する際に、同期信号を送信する。そして、その応答要求に応じた携帯機が車載装置へ応答を送信する際に、携帯機側で利用する拡散符号の周期を同期信号に基づいて調整することにより、車載装置側で利用される拡散符号の周期に同期させる。
したがって、いわゆるスマートエントリー機能のような、車載装置側からの無線信号送信を契機として、携帯機を含むシステム全体が作動を開始する仕組みになっている電子キーシステムにおいて、電子キーシステムの応答性を向上させることができる。
請求項3に記載の電子キーシステムは、車載装置が携帯機へ応答要求を再送信する際に、同期信号を送信する。そして、その応答要求に応じた携帯機が車載装置へ応答を再送信する際に、携帯機側で利用する拡散符号の周期を同期信号に基づいて調整することにより、車載装置側で利用される拡散符号の周期に同期させる。
したがって、車載装置が携帯機からの応答受信に失敗した場合に、車載装置側から無線信号の再送信が行われる仕組みを持つ電子キーシステムにおいて、電子キーシステムの応答性を向上させることができる。
特に、正常な送受信ができなかったら送受信の再試行が何回か繰り返される構成を採用している場合には、通常、同期捕捉に要する時間が再試行の回数分だけ蓄積されるので、請求項3に記載の構成を採用することによって格段に応答性を向上させることができる。
請求項4に記載の電子キーシステムは、携帯機からの最初の指令は、車載装置側とは非同期で送信されるものの、車載装置が携帯機からの指令を正常に受信できなかった場合には、車載装置が携帯機へ再指令要求を送信する。そして、その再指令要求に応じた携帯機が車載装置へ指令を再送信する際には、携帯機側で利用する拡散符号の周期を同期信号に基づいて調整することにより、車載装置側で利用される拡散符号の周期に同期させる。
したがって、いわゆるリモートキーレスエントリー機能のような、携帯機側からの無線信号送信を契機として、車載装置を含むシステム全体が作動を開始する仕組みになっている電子キーシステムにおいても、車載装置が携帯機からの指令受信に失敗した場合に、車載装置側からの要請で、携帯機側から指令の再送信が行われる際には、以降、電子キーシステムの応答性を向上させることができる。
特に、正常な送受信ができなかったら送受信の再試行が何回か繰り返される構成を採用している場合には、通常、同期捕捉に要する時間が再試行の回数分だけ蓄積されるので、請求項4に記載の構成を採用することによって格段に応答性を向上させることができる。
次に、本発明の実施形態について一例を挙げて説明する。
[電子キーシステムの構成]
以下に説明する電子キーシステムは、車両の正規利用者が所持する特定の携帯機が車両周囲の無線通信エリア内に入ったときにドアのアンロック等の制御を実行する機能(いわゆるスマートエントリー機能)と、携帯機でのボタン操作に応じてドアのロック/アンロック等の制御を実行する機能(いわゆるリモートキーレスエントリー機能)とを兼ね備えたものである。
図1は、電子キーシステムの構成を表すブロック図である。この電子キーシステムは、LF送信用車載機1、LF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3を備えている。
これらの内、LF送信用車載機1からLF受信用・RF送信用携帯機2へは、LF帯の無線信号を送信することができる。また、LF受信用・RF送信用携帯機2からRF受信用車載機3へは、スペクトラム拡散方式でRF帯の無線信号を送信することができる。なお、LF送信用車載機1、およびRF受信用車載機3は、本発明でいう車載装置に相当し、LF受信用・RF送信用携帯機2は、本発明でいう携帯機に相当する。
LF送信用車載機1は、CPU11、LF用変調機12、アンプ・フィルタ13、およびLF用送信アンテナ14などを備えている。CPU11は、同期信号を含んだLFデータを送出し、このLFデータが、LF用変調機12で変調されて、アンプ・フィルタ13に通されて、LF用送信アンテナ14へと伝送される。また、CPU11は、RF受信用車載機3にも同期信号を伝送可能に構成されている。
LF受信用・RF送信用携帯機2は、LF用受信アンテナ21、アンプ・フィルタ22、LF用復調機23、CPU24、XOR演算器25、RF用変調機26、アンプ・フィルタ27、RF用送信アンテナ28などを備えている。
LF送信用車載機1から伝送されるLF無線信号は、LF用受信アンテナ21によって受信され、アンプ・フィルタ22に通され、LF用復調機23で復調され、その結果、同期信号を含むLFデータがCPU24へと伝送される。
CPU24は、同期信号を含むLFデータが入力された場合、その同期信号によって指示された通りの同期を取って、RFデータおよび拡散符号を出力する。そして、CPU24から出力されるRFデータおよび拡散符号は、XOR演算器25へ入力され、そのXOR演算器25からの出力が、RF用変調機26で変調されて、アンプ・フィルタ27に通されて、RF用送信アンテナ28へと伝送される。
RF受信用車載機3は、RF用受信アンテナ31、アンプ・フィルタ32、RF用復調機33、XOR演算器34、CPU35などを備えている。
LF受信用・RF送信用携帯機2から伝送されるRF無線信号は、RF用受信アンテナ31によって受信され、アンプ・フィルタ32に通されて、RF用復調機33で復調され、XOR演算器34へと入力される。また、CPU35は、拡散符号を出力し、その拡散符号がXOR演算器34へと入力される。そして、XOR演算器25から出力されるRFデータがCPU35へと伝送される。
ここで、LF送信用車載機1からRF受信用車載機3へ同期信号が伝送された場合、CPU35は、同期信号によって指示された通りの同期を取って拡散符号を出力し、その拡散符号がXOR演算器34へと入力される。
したがって、この場合は、LF受信用・RF送信用携帯機2およびRF受信用車載機3が、双方ともLF送信用車載機1からの同期信号に基づいて、同一の拡散符号を同一周期で利用することになる。よって、この場合は、スライディング相関器やマッチドフィルタ等を利用しなくても直ちに同期捕捉ができ、XOR演算器25から出力されるRFデータは、正常に逆拡散されたものとなる。
一方、LF送信用車載機1からRF受信用車載機3へは同期信号が伝送されてこないこともある。これは、例えば、リモートキーレスエントリー機能利用時のように、LF受信用・RF送信用携帯機2側が自ら無線信号を送信する場合である。
この場合、本実施形態において、CPU35は、スライディング相関器相当の方式で同期捕捉を行う。具体的には、CPU35は、拡散符号を適宜出力し、その拡散符号がXOR演算器34へと入力される。この場合は、直ちに同期捕捉ができない可能性もあるが、その場合は、拡散符号の周期をシフトさせて、さらに同期捕捉の試行を繰り返し、最終的には、同期捕捉に至る。
これらいずれかの方式で同期捕捉ができれば、XOR演算器25から出力されるRFデータは、正常に逆拡散されたものとなる。正常に逆拡散されたRFデータが得られた場合、CPU35は、各種機能を制御するために必要となる処理を実行する。
ちなみに、各種機能を制御するために必要となる処理は、CPU35が直接実行せず、他のCPUを備えた別の制御部が実行するようになっていればよく、この場合、CPU35は、正常に逆拡散されたRFデータを別の制御部へ伝送すればよい。
また、受信したRFデータ中のコードとメモリに記憶しているコードとが一致しているか否かを検証する等、認証処理の一部または全部をCPU35で実行してから、認証条件の一部または全部が成立の場合に、その旨を別の制御部へ伝送すると、その別の制御部が各種機能を制御するために必要となる処理を実行するようになっていてもよい。
なお、各種機能を制御する処理としては、ドアロックの制御に関する処理や、エンジンの始動制御に関する処理等を挙げることができるが、これらは、この種の電子キーシステムにおける周知の制御であり、本発明の要部とは直接関連しない事項になるので、これ以上の具体的な説明は省略する。
[スマートエントリー機能利用時に実行される処理]
次に、スマートエントリー機能利用時に、LF送信用車載機1、LF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3のそれぞれにおいて実行される処理について、図2および図3のフローチャートに基づいて説明する。
これらの処理は、最初にLF送信用車載機1において実行される処理が契機となって、LF受信用・RF送信用携帯機2が応答を返した場合に進行することになる処理である。
具体的には、まず、LF送信用車載機1は、RF受信用車載機3に対して同期信号を送信するとともに(S105)、LF受信用・RF送信用携帯機2に対して同期信号を含むLFデータ(=応答要求)を送信する(S110)。
このとき、RF受信用車載機3は、上記S105の処理によって送信された同期信号を受信する(S305)。また、LF受信用・RF送信用携帯機2が車両近傍の通信エリア内に存在する場合、LF受信用・RF送信用携帯機2は、上記S110の処理によって送信された同期信号を受信する(S205)。
なお、図2に示したフローチャート上では、便宜上、RF受信用車載機3に対して同期信号を送信した後に、LF受信用・RF送信用携帯機2に対して同期信号を送信しているが、後述する処理において、LF受信用・RF送信用携帯機2側とRF受信用車載機3側との同期がとれれば、同期信号の送信順序は特に限定されない。
また、LF受信用・RF送信用携帯機2へ送信される同期信号、およびRF受信用車載機3へ送信される同期信号は、LF受信用・RF送信用携帯機2側とRF受信用車載機3側との同期がとれるような信号であれば、同一のデータ構造を持つ信号である必要はない。
さて、S205の処理によって同期信号を受信したLF受信用・RF送信用携帯機2は、続いて、同期信号に基づく同期調整を行う(S210)。具体的には、CPU24からXOR演算器25へ出力する拡散符号の周期が、同期信号によって示された周期と一致するように調整される。
そして、LF受信用・RF送信用携帯機2は、RFデータ出力およびDSSS(Direct Sequence Spread Spectrum)処理を実行し(S215)、拡散処理が施されたRFデータ(=応答)を送信する(S220)。S215の処理では、上記S210の処理で周期が調整された拡散符号を利用して拡散処理が行われる。
なお、S220の処理において、RFデータの送信周波数としては周波数#1を使用する。この周波数#1を使用することは、システム内であらかじめ取り決めてあってもよいし、上記S110、S205の処理によってLFデータを伝送する際に、LF送信用車載機1からLF受信用・RF送信用携帯機2へ通知するようになっていてもよい。
一方、S305の処理によって同期信号を受信したRF受信用車載機3も、同期信号に基づく同期調整を行う(S310)。具体的には、CPU35からXOR演算器34へ出力する拡散符号の周期が、同期信号によって示された周期と一致するように調整される。
そして、上記S220の処理によって送信されたRFデータ(=応答)を受信する(S315)。なお、このS315の処理では受信周波数として上述の周波数#1が使用される。
S315の処理によってRFデータを受信した場合、RF受信用車載機3は、逆拡散処理を実行する(S320)。このS320の処理では、上記S310の処理で周期が調整された拡散符号を利用して逆拡散処理が行われる。
そのため、S215の処理による拡散処理とS320の処理による逆拡散処理は、いずれもLF送信用車載機1から伝送された同期信号に基づいて周期が調整された拡散符号を使用して処理が行われることになる。したがって、S320の処理では、スライディング相関器やマッチドフィルタを用いる方式で同期を捕捉しなくても、同期信号に基づいて直ちに同期を捕捉することができる。
さて、上記逆拡散処理を実行したら、RF受信用車載機3は、逆拡散に成功したか否かを判断する(S325)。ここで、逆拡散に成功した場合は(S325:成功)、各種機能動作開始のための処理を実行する(S330)。
なお、S330の処理は、LF受信用・RF送信用携帯機2の認証を経て、最終的にはドアロックの制御に関する処理やエンジンの始動制御に関する処理等に至るものである。ただし、既に説明した通り、RF受信用車載機3は、他の制御部へ逆拡散に成功した旨の情報のみを通知し、その通知を受けた他の制御部が各種制御を実行するようになっていればよい。
一方、S330の処理で、逆拡散に失敗した場合は(S330:失敗)、外来ノイズ(妨害波)等に起因して、周波数#1での通信が適切に実施できない環境となっている可能性がある。そこで、その場合、RF受信用車載機3は、図3に示すように、逆拡散に失敗した旨の情報を、LF送信用車載機1に対して通知する(S350)。
この場合、LF送信用車載機1は、RF受信用車載機3からの通知を受信し(S150)、再びRF受信用車載機3に対して同期信号を送信するとともに(S155)、LF受信用・RF送信用携帯機2に対して同期信号および周波数変更情報を含むLFデータ(=応答要求)を送信する(S160)。
S160の処理で送信される周波数変更情報は、先に使用した周波数#1とは異なる周波数#2を使用することを、RF受信用車載機3に対して通知するための情報である。
これらの処理が実行された結果、RF受信用車載機3は、上記S155の処理によって送信された同期信号を受信する(S355)。また、LF受信用・RF送信用携帯機2が車両近傍の通信エリア内に存在する場合、LF受信用・RF送信用携帯機2は、上記S160の処理によって送信された同期信号および周波数変更情報を受信する(S255)。
続いて、LF受信用・RF送信用携帯機2は、上記S210の処理と同様に、同期信号に基づく同期調整を行う(S260)。そして、RFデータ出力およびDSSS処理を実行し(S265)、拡散処理が施されたRFデータ(=応答)を送信する(S270)。このS270の処理では、RFデータの送信周波数として、周波数#2が使用され、これにより、周波数#1の使用時受けた妨害の回避が図られる。
一方、S355の処理によって同期信号を受信したRF受信用車載機3も、上記S310の処理同様、同期信号に基づく同期調整を行う(S360)。そして、上記S270の処理によって送信されたRFデータ(=応答)を受信する(S365)。なお、このS365の処理では受信周波数として上述の周波数#2が使用される。
S365の処理によってRFデータを受信した場合、RF受信用車載機3は、逆拡散処理を実行する(S370)。この場合も、S265の処理による拡散処理とS370の処理による逆拡散処理は、いずれもLF送信用車載機1から伝送された同期信号に基づいて周期が調整された拡散符号を使用して処理が行われることになる。そのため、S370の処理では、スライディング相関器やマッチドフィルタを用いる方式で同期を捕捉しなくても、同期信号に基づいて直ちに同期を捕捉することができる。
以上のような逆拡散処理を実行したら、RF受信用車載機3は、逆拡散に成功したか否かを判断する(S375)。ここで、逆拡散に成功した場合は(S375:成功)、S330の処理同様、各種機能動作開始のための処理を実行する(S380)。
一方、S380の処理で、逆拡散に失敗した場合は(S380:失敗)、そのまま処理を終了する。すなわち、本実施形態においては、周波数#1で1度目のRF通信を試行し、その通信に失敗した場合は、周波数#2で2度目のRF通信を試行するが、さらにその通信に失敗した場合は、その時点でLF受信用・RF送信用携帯機2からの情報受信を断念する。
[リモートキーレスエントリー機能利用時に実行される処理]
次に、リモートキーレスエントリー機能利用時に、LF送信用車載機1、LF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3のそれぞれにおいて実行される処理について、図4および図5のフローチャートに基づいて説明する。
これらの処理は、最初にLF受信用・RF送信用携帯機2において実行される処理が契機となって、LF送信用車載機1が応答を返した場合に進行することになる処理である。すなわち、利用者がLF受信用・RF送信用携帯機2を操作すると、それによってLF受信用・RF送信用携帯機2が処理を開始する点が、上述のスマートエントリー機能利用時とは異なるものとなる。
具体的には、まず、利用者がLF受信用・RF送信用携帯機2の操作部(図示略)において所定の操作を行うと、LF受信用・RF送信用携帯機2は、RFデータ出力およびDSSS処理を実行し(S515)、拡散処理が施されたRFデータ(=指令)を送信する(S520)。
S515の処理では、拡散符号を利用して拡散処理が行われるが、先に説明したS215の処理とは異なり、拡散符号はRF受信用車載機3とは非同期のまま利用される。なお、S520の処理において、RFデータの送信周波数としては周波数#1を使用する。
一方、RF受信用車載機3は、上記S520の処理によって送信されたRFデータ(=指令)を受信する(S615)。なお、このS615の処理では受信周波数として上述の周波数#1が使用される。
S615の処理によってRFデータを受信した場合、RF受信用車載機3は、逆拡散処理を実行する(S620)。本実施形態の場合、S620の処理では、スライディング相関器を用いる方式で、同期捕捉を行う。ただし、これはマッチドフィルタを用いる方式で同期捕捉を行うようにしてもよい。
続いて、RF受信用車載機3は、逆拡散に成功したか否かを判断する(S625)。ここで、逆拡散に成功した場合は(S625:成功)、各種機能動作開始のための処理を実行する(S630)。なお、S630の処理は、LF受信用・RF送信用携帯機2の認証を経て、最終的にはドアロックの制御に関する処理等に至るものであるが、既に説明した通り、RF受信用車載機3は、他の制御部へ逆拡散に成功した旨の情報のみを通知し、その通知を受けた他の制御部が各種制御を実行するようになっていればよい。
一方、S630の処理で、逆拡散に失敗した場合は(S630:失敗)、外来ノイズ(妨害波)等に起因して、周波数#1での通信が適切に実施できない環境となっている可能性がある。そこで、その場合、RF受信用車載機3は、図5に示すように、逆拡散に失敗した旨の情報を、LF送信用車載機1に対して通知する(S650)。
この場合、LF送信用車載機1は、RF受信用車載機3からの通知を受信し(S450)、RF受信用車載機3に対して同期信号を送信するとともに(S455)、LF受信用・RF送信用携帯機2に対して同期信号および周波数変更情報を含むLFデータ(=再指令要求)を送信する(S460)。S460の処理で送信される周波数変更情報は、先に使用した周波数#1とは異なる周波数#2を使用することを、RF受信用車載機3に対して通知するための情報である。
これらの処理が実行された結果、RF受信用車載機3は、上記S455の処理によって送信された同期信号を受信する(S655)。また、LF受信用・RF送信用携帯機2が車両近傍の通信エリア内に存在する場合、LF受信用・RF送信用携帯機2は、上記S460の処理によって送信された同期信号および周波数変更情報を受信する(S555)。
続いて、LF受信用・RF送信用携帯機2は、同期信号に基づく同期調整を行う(S560)。具体的には、CPU24からXOR演算器25へ出力する拡散符号の周期が、同期信号によって示された周期と一致するように調整される。
そして、LF受信用・RF送信用携帯機2は、RFデータ出力およびDSSS処理を実行し(S565)、拡散処理が施されたRFデータ(=指令)を送信する(S570)。このS570の処理では、RFデータの送信周波数として、周波数#2が使用され、これにより、周波数#1の使用時受けた妨害の回避が図られる。
一方、S655の処理によって同期信号を受信したRF受信用車載機3も、同期信号に基づく同期調整を行う(S660)。具体的には、CPU35からXOR演算器34へ出力する拡散符号の周期が、同期信号によって示された周期と一致するように調整される。
そして、上記S570の処理によって送信されたRFデータ(=指令)を受信する(S665)。なお、このS665の処理では受信周波数として上述の周波数#2が使用される。
S665の処理によってRFデータを受信した場合、RF受信用車載機3は、逆拡散処理を実行する(S670)。このS670の処理では、上記S620の処理とは異なり、上記S660の処理で周期が調整された拡散符号を利用して逆拡散処理が行われる。
すなわち、上記S620の処理では、スライディング相関器(もしくはマッチドフィルタ)を用いる方式で同期捕捉を行っていたが、S670の処理では、S660の処理で周期が調整された拡散符号を利用する。
そのため、S565の処理による拡散処理とS670の処理による逆拡散処理は、いずれもLF送信用車載機1から伝送された同期信号に基づいて周期が調整された拡散符号を使用して処理が行われることになる。したがって、S670の処理では、スライディング相関器やマッチドフィルタを用いる方式で同期を捕捉しなくても、同期信号に基づいて直ちに同期を捕捉することができる
以上のような逆拡散処理を実行したら、RF受信用車載機3は、逆拡散に成功したか否かを判断する(S675)。ここで、逆拡散に成功した場合は(S675:成功)、S630の処理同様、各種機能動作開始のための処理を実行する(S680)。
一方、S680の処理で、逆拡散に失敗した場合は(S680:失敗)、そのまま処理を終了する。すなわち、周波数#1で1度目のRF通信を試行し、その通信に失敗した場合は、周波数#2で2度目のRF通信を試行するが、さらにその通信に失敗した場合は、その時点でLF受信用・RF送信用携帯機2からの情報受信を断念する。
[上記実施形態の効果]
以上説明した電子キーシステムによれば、RF通信を行う際に、スペクトラム拡散方式で通信を行うので、耐ノイズ性を向上させることができる。また、1回目のRF通信において通信に失敗した場合は、周波数を変更して2回目以降のRF通信を行うので、この点でも、耐ノイズ性を向上させることができる。
しかも、上記電子キーシステムによれば、LF送信用車載機1からLF受信用・RF送信用へLF無線信号が送信されるタイミングで、LF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3へ同期信号が与えられ、これにより、LF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3の同期をとることができる。
したがって、LF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3が、スペクトラム拡散方式での通信を行うに当たって、スライディング相関器やマッチドフィルタを利用しなくても、迅速に同期を捕捉できるようになり、電子キーシステムの応答性を向上させることができる。
特に、スマートエントリー機能利用時には、1回目のRF通信が行われる時点で、既にLF受信用・RF送信用携帯機2、およびRF受信用車載機3の同期がとられているので、電子キーシステムの応答性がきわめて良好になる。
また、リモートキーレスエントリー機能利用時には、1回目のRF通信のみ、スライディング相関器やマッチドフィルタ等を利用する方式で同期捕捉が行われるものの、2回目以降のRF通信については、スライディング相関器やマッチドフィルタを利用しなくても、迅速に同期を捕捉できるようになるので、1回目のRF通信に失敗した場合に、それ以降のRF通信について、電子キーシステムの応答性を向上させることができる。
[変形例等]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、スペクトラム拡散方式の具体的な例として、直接拡散方式(DSSS;Direct Sequence Spread Spectrum)での通信を行う例を挙げたが、スペクトラム拡散方式の別の具体例としては、周波数ホッピング方式(FHSS;Frequency Hopping Spread Spectrum)も挙げることができ、これらの方式はどちらを採用してもよい。また、DSSSとFHSSとを併用した方式であってもよい。
また、上記実施形態では、RF通信を行う際に、周波数#1、#2を使用して、総計2回まで通信を再試行する例を示したが、さらに周波数を変更して、3度目以降のRF通信を試行する構成や、周波数#1、#2の両方または片方によるRF通信を再び繰り返す構成にしてもよい。
さらに、上記実施形態では、スマートエントリー機能、およびリモートキーレスエントリー機能の双方において、スペクトラム拡散方式での通信を行う例や、通信失敗時に通信を再試行する例を示したが、これらは任意に組み合わせて採用可能である。
すなわち、スマートエントリー機能についてのみ、スペクトラム拡散方式での通信を行ったり、通信失敗時に通信を再試行したりしてもよく、あるいは、リモートキーレスエントリー機能についてのみ、スペクトラム拡散方式での通信を行ったり、通信失敗時に通信を再試行したりしてもよい。
また、上記実施形態では、LF送信用車載機1からの同期信号に基づいて同期を捕捉する方式、スライディング相関器またはマッチドフィルタを用いて同期を捕捉する方式を使い分け、状況に応じていずれか一方の方式で同期を捕捉する例について説明したが、これらの方式は併用することもできる。
具体的には、LF送信用車載機1からの同期信号に基づいて同期を捕捉する際、スライディング相関器またはマッチドフィルタによる同期捕捉も並列に実施する構成にしてもよい。このような構成を採用すれば、LF送信用車載機1からの同期信号に基づく同期捕捉が適切になされているか否かを検証したり、さらに、LF送信用車載機1からの同期信号に基づく同期捕捉が適切になされていなかった場合に、スライディング相関器またはマッチドフィルタによる同期捕捉に切り替えたりすることが可能となる。
このような構成を採用した場合でも、通常は、LF送信用車載機1からの同期信号に基づいて同期を捕捉できるので、迅速な同期捕捉を行うことができる。しかも、同期信号にエラーが生じるといった偶発的な問題が発生した場合には、誤った同期信号に基づく同期捕捉が行われたり同期捕捉ができなくなったりするのを防止できるので、より確実な同期捕捉を行うことができるようになる。
本発明の実施形態として説明した電子キーシステムの内部構成を示すブロック図。 スマートエントリー機能利用時に実行される処理のフローチャート(その1)。 スマートエントリー機能利用時に実行される処理のフローチャート(その2)。 リモートキーレスエントリー機能利用時に実行される処理のフローチャート(その1)。 リモートキーレスエントリー機能利用時に実行される処理のフローチャート(その2)。
符号の説明
1・・・LF送信用車載機、2・・・LF受信用・RF送信用携帯機、3・・・RF受信用車載機、11,24,35・・・CPU、12・・・LF用変調機、13,22,27,32・・・アンプ・フィルタ、14・・・LF用送信アンテナ、21・・・LF用受信アンテナ、23・・・LF用復調機、25,34・・・XOR演算器、26・・・RF用変調機、28・・・RF用送信アンテナ、31・・・RF用受信アンテナ、33・・・RF用復調機。

Claims (4)

  1. 車両に搭載される車載装置と、利用者が携帯する携帯機とで構成され、前記車載装置と前記携帯機との間で無線通信を行うことにより、前記車載装置に各種制御を実行させるために必要となる認証を行う電子キーシステムであって、
    前記車載装置が前記携帯機へ無線信号を送信する際に同期信号を送信し、
    前記携帯機が前記車載装置へ無線信号を送信する際には、スペクトラム拡散方式で無線信号を送信し、その際、前記携帯機は、当該携帯機側で利用する拡散符号の周期を、前記同期信号に基づいて調整することにより、前記車載装置側で利用される拡散符号の周期に同期させる
    ことを特徴とする電子キーシステム。
  2. 前記車載装置が前記携帯機へ応答要求を送信すると、前記応答要求を受信した前記携帯機が前記車載装置へ応答を送信し、前記応答を受信した前記車載装置が前記認証を行うように構成されており、
    前記車載装置が前記携帯機へ前記応答要求を送信する際には、同期信号を送信し、
    前記携帯機が前記車載装置へ前記応答を送信する際には、スペクトラム拡散方式で前記応答を送信し、その際、前記携帯機は、当該携帯機側で利用する拡散符号の周期を、前記同期信号に基づいて調整することにより、前記車載装置側で利用される拡散符号の周期に同期させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子キーシステム。
  3. 前記車載装置が前記応答を正常に受信できなかった場合に、前記車載装置が前記携帯機へ前記応答要求を再送信すると、再送信された前記応答要求を受信した前記携帯機が送信周波数を変更して前記車載装置へ前記応答を再送信し、再送信された前記応答を受信した前記車載装置が再び前記認証を行うように構成されており、
    前記車載装置が前記携帯機へ前記応答要求を再送信する際にも、同期信号を送信し、
    前記携帯機が前記車載装置へ前記応答を再送信する際には、スペクトラム拡散方式で前記応答を送信し、その際、前記携帯機は、当該携帯機側で利用する拡散符号の周期を、再送信された前記同期信号に基づいて調整することにより、前記車載装置側で利用される拡散符号の周期に同期させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子キーシステム。
  4. 前記携帯機が前記車載装置へ指令を送信し、前記指令を受信した前記車載装置が前記認証を行うように構成されており、
    前記携帯機が前記車載装置へ前記指令を送信する際には、スペクトラム拡散方式で前記指令を送信し、その際、前記車載装置は、当該車載装置側で利用する拡散符号の周期を、スライディング相関器またはマッチドフィルタを利用して調整することにより、前記携帯機側で利用される拡散符号の周期に同期させ、
    さらに、前記車載装置が前記指令を正常に受信できなかった場合に、前記車載装置が前記携帯機へ前記再指令要求を送信すると、前記再指令要求を受信した前記携帯機が送信周波数を変更して前記車載装置へ前記指令を再送信し、再送信された前記指令を受信した前記車載装置が再び前記認証を行うように構成されており、
    前記車載装置が前記携帯機へ前記再指令要求を送信する際には、同期信号を送信し、
    前記携帯機が前記車載装置へ前記指令を再送信する際には、スペクトラム拡散方式で前記指令を再送信し、その際、前記携帯機は、当該携帯機側で利用する拡散符号の周期を、前記同期信号に基づいて調整することにより、前記車載装置側で利用される拡散符号の周期に同期させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子キーシステム。
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