JP4509204B2 - 受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、受信信号の信号レベルに基づき、受信アンテナが送信装置からの無線信号を受信したことを検出して、制御回路を起動する受信装置に関する。
従来より、受信アンテナからの受信信号から、送信装置が無線信号にて送信してきた送信データを復調する復調回路と、復調回路にて復調された送信データ(復調データ)に基づき所定の制御処理を実行する制御回路(CPU等)とを備えた受信装置が知られている。
また、この種の受信装置においては、消費電力を低減するために、受信アンテナからの受信信号の信号レベル(換言すれば受信電波の電界強度)を検出して、その信号レベルが予め設定されたしきい値以上であるときに、受信アンテナにて送信装置からの無線信号が受信されたことを検出する検出回路を設け、この検出回路にて、無線信号の受信が検出されたときに、制御回路を起動し、その後、制御回路による制御処理が終了すると、制御回路をスリープ状態に移行させることが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
ところで、上記検出回路は、受信信号をダイオード等の半導体素子にて検波・整流してコンデンサを充電し、その充電したコンデンサの両端電圧を、コンパレータを用いてしきい値電圧と比較することにより、無線信号を受信したか否かを判定するよう構成するのが一般的である。
しかし、こうした従来の検出回路では、受信アンテナが無線信号の受信を開始してから、コンデンサ電圧がしきい値電圧に達し、無線信号の受信を判定できるまでに時間がかかり、しかも、その時間(以下、検出遅れ時間ともいう)は、送信装置と受信装置との間の距離やマルチパスフェージング等によってばらつくという問題があった。
そして、このように検出遅れ時間がばらつくと、送信装置が無線信号の送信を開始してから、制御回路が起動して、受信データに基づく制御処理を開始するまでの時間もばらつくことになるので、受信データに基づく制御処理(例えば、受信データに対応した応答データの送信処理等)を適正なタイミングで実行できないことがあった。
一方、検出遅れ時間のばらつきを抑制するには、検出遅れ時間自体を短くすればよい。そして、検出遅れ時間を短くする技術としては、従来より、受信信号の入力経路にバンドパスフィルタが設けられた装置において、受信信号のレベル検出時と、データ復調時とで、バンドパスフィルタの通過帯域幅を切り替え、レベル検出時にはデータ復調時よりもバンドパスフィルタの通過帯域幅を広くすることが提案されている(例えば、特許文献2等参照)。
特開2007−186065号公報 特許第2790725号公報
しかし、上記のようにバンドパスフィルタの通過帯域幅を切り替えて検出遅れ時間を短縮する方法では、通過帯域幅が異なるバンドパスフィルタを複数用意し、受信信号の伝送経路を複数のバンドパスフィルタの一つに切り替える必要があるため、回路規模及びコストの増加を招くという問題があった。
一方、バンドパスフィルタの通過帯域幅を切り替えることなく検出遅れ時間を短縮する方法としては、検出回路を構成するコンデンサの容量を小さくするか、或いは、コンパレータのしきい値電圧を小さくすることで、検出回路による無線信号の検出感度を高くすることが考えられる。
ところが、検出回路による無線信号の検出感度を高くすると、アンテナにて無線信号が受信されたときだけでなく、アンテナからの出力に外来ノイズが単発的に重畳されたときにも、無線信号の受信が検出されることになり、その誤検出により、制御回路が不必要に起動されて、消費電力が増加するという問題がある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、受信信号の信号レベルに基づき送信装置からの無線信号が受信されたことを検出して制御回路を起動するように構成された受信装置において、無線信号の誤検出により制御回路が起動されるのを防止し、しかも、制御回路による制御処理を、送信装置からの無線信号の送信開始タイミングに対応した適性なタイミングで実行できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の受信装置においては、復元手段が、受信アンテナからの受信信号を処理して送信装置からの送信情報を復元し、制御手段が、その復元された送信情報に対応した制御処理を実行する。
また、本発明の受信装置には、受信アンテナからの受信信号の信号レベルに基づき、受信アンテナにて無線信号が受信されたことを検出して、制御手段を起動する起動用検出手段と、起動用検出手段よりも無線信号の検出感度が高く設定され、受信アンテナからの受信信号の信号レベルに基づき、受信アンテナにて無線信号が受信されたことを起動用検出手段よりも早く検出する初期検出手段とが設けられている。
そして、初期検出手段にて受信アンテナによる無線信号の受信が検出されると、時間差計測手段が、その後、起動用検出手段にて受信アンテナによる無線信号の受信が検出されるまでの時間差を計測し、制御手段は、起動用検出手段により起動されると、時間差計測手段にて計測された時間差に基づき受信アンテナによる無線信号の受信開始タイミングを検知し、その受信開始タイミングに基づき制御処理を実行する。
従って、本発明の受信装置によれば、無線信号の検出感度が低い起動用検出手段により、受信アンテナにて送信装置からの無線信号が受信されたことを正確に判定して、制御手段を起動できるようになり、受信アンテナからの出力に外来ノイズが重畳されたときに、制御手段が誤って起動されるのを防止し、制御手段の不要な起動によって消費電力が増加するのを防止することができる。
また、制御手段は、起動用検出手段により起動されると、時間差計測手段にて計測された時間差に基づき、受信アンテナによる無線信号の受信開始タイミング(換言すれば、送信装置からの無線信号の送信開始タイミング)を検知し、その受信開始タイミングに基づき制御処理を実行する。
このため、本発明によれば、例えば、制御処理の開始タイミングを、送信装置側での無線信号の送信開始タイミングから所定の待機時間が経過したタイミングに設定した際、その待機時間が、送信装置と受信装置との間の距離やマルチパスフェージング等によってばらつき、制御処理の開始タイミングが変動する、といったことを防止できる。
ここで、起動用検出手段及び初期検出手段は、従来の検出回路と同様、コンデンサと、受信信号を検波・整流してコンデンサを充電する半導体素子と、コンデンサの電圧が所定のしきい値電圧よりも大きいときに受信アンテナにて無線信号が受信されたと判断するコンパレータと、から構成すればよいが、これら各検出手段の無線信号の検出感度を上記のように設定するには、請求項2又は請求項3に記載のようにすればよい。
すなわち、請求項2に記載の受信装置においては、起動用検出手段及び初期検出手段が、それぞれ、コンデンサと、半導体素子と、コンパレータとから構成されており、初期検出手段は、起動用検出手段への受信信号の入力経路の前段に設けられる。そして、初期検出手段を構成するコンデンサの容量は、起動用検出手段のコンデンサよりも小さい値に設定される。
この結果、初期検出手段は、起動用検出手段での無線信号の受信判定動作に影響を与えることなく、起動用検出手段に比べてより早く無線信号の受信判定を行うことができるようになる。
また、請求項3に記載の受信装置においては、起動用検出手段及び初期検出手段に対し、両検出手段共通の回路素子として、コンデンサと、前記受信信号を検波・整流して前記コンデンサを受電する半導体素子とが設けられており、各検出手段は、コンデンサの電圧が所定のしきい値電圧よりも大きいときに、受信アンテナにて前記無線信号が受信されたと判断する。そして、初期検出手段のしきい値電圧は、起動用検出手段のしきい値電圧よりも低い値に設定されている。
このため、請求項3に記載の受信装置においても、初期検出手段は、起動用検出手段での無線信号の受信判定動作に影響を与えることなく、起動用検出手段に比べてより早く無線信号の受信判定を行うことができるようになる。
一方、請求項4に記載の受信装置においては、制御手段が、時間差計測手段にて計測された時間差に基づき前記無線信号の受信開始タイミングを検知すると、制御処理として、その受信開始タイミングから一定時間経過後に、復元手段にて復元されたデータに対する応答データを送信装置に送信するための返信処理を実行するよう構成されている。
従って、請求項4に記載の受信装置に対してデータを送信してきた送信装置側では、データ送信後、応答データを受信できるまでの時間が略一定となり、応答データの受信/復調に要する同期信号を、データの送信タイミングに基づき簡単に設定できることになる。
以下に、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[実施形態]
図1は、実施形態の受信装置全体の構成を表すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の受信装置には、送信装置から送信された無線信号を受信するための受信アンテナ2、受信アンテナ2からの受信信号を増幅する増幅器3、増幅器3にて増幅された受信信号から、送信装置が搬送波を所定の変調方式で変調することにより送信してきた送信データを復調する復調器4、及び、この復調器4にて復調された復調データに基づき、所定の制御処理を実行するマイクロコンピュータ(以下単にCPUという)6が設けられている。
なお、増幅器3には、受信信号を増幅する増幅回路に加えて、受信アンテナ2からの受信信号の中から不要な信号成分を除去するためのフィルタが設けられており、このフィルタにて、送信装置が送信した無線信号以外の信号成分(ノイズ等)を除去できるようにされている。
また、本実施形態の受信装置には、受信アンテナ2からの受信信号の信号レベルに基づき、受信アンテナ2にて送信装置からの無線信号が受信されたことを検出する無線信号検出回路8と、計時用のタイムカウンタ9とが設けられている。
無線信号検出回路8は、検出感度の異なる2つの検出回路(第1検出回路10、第2検出回路20)にて構成されており、検出感度の高い第1検出回路10にて無線信号の受信が検出されると、第1検出回路10からタイムカウンタ9に検出信号が出力されて、タイムカウンタ9が計時を開始する。なお、タイムカウンタ9は、CPU6からの要求に従い、計時開始後の経過時間(つまり計時時間)を出力する。
また、検出感度の低い第2検出回路20により無線信号の受信が検出されると、第2検出回路20からCPU6に対して起動信号が出力され、CPU6が起動する。
そして、CPU6は、起動後、後述の起動時処理(図3)を実行することにより、復調器4にて復調された復調データを取り込み、その復調データに基づく所定の制御処理を実行する。
また、CPU6は、起動後、所定のスリープ判定時間以上復調器4から復調データが入力されなくなると(換言すれば送信装置からの無線信号が一定時間以上受信されなくなると)、通常の動作状態からスリープ状態に移行し、その後、第2検出回路20から起動信号が入力されるまで、動作を停止する。
次に、図2は、無線信号検出回路8の構成を表す電気回路図である。
図2に示すように、無線信号検出回路8を構成する第1検出回路10及び第2検出回路20は、それぞれ、受信アンテナ2からの受信信号を検波・整流するためのダイオード11,21と、このダイオード11,21にて検波・整流された信号にて充電されるコンデンサ12,22と、このコンデンサ12,22の両端電圧(コンデンサ電圧)を分圧する分圧抵抗13,23及び14,24と、分圧抵抗13,23及び14,24にて分圧されたコンデンサ電圧と、予め設定されたしきい値電圧V1,V2とを比較し、コンデンサ電圧がしきい値電圧V1,V2よりも大きいときに、受信アンテナ2にて無線信号が受信されたと判断するコンパレータ16,26と、から構成されている。
そして、第1検出回路10は、第2検出回路20への受信信号の入力経路の前段に設けられており、第1検出回路10のコンデンサ12の容量は、第2検出回路20のコンデンサ22よりも小さい値に設定されている。なお、第1検出回路10及び第2検出回路は、コンデンサ12,22の容量が異なるだけで、他の部分は同一構成になっている。
このため、第1検出回路10は、第2検出回路20よりも無線信号の検出感度が高く、無線信号受信時にはその旨をより早く検出することができる。
これに対し、第2検出回路20は、第1検出回路10よりも無線信号の検出感度が低く、無線信号受信時には、その検出に時間がかかるものの、外来ノイズ等の影響を受けることなく、無線信号を正確に安定して検出することができる。
次に、図3は、CPU6において、第2検出回路20からの起動信号により起動した直後に実行される起動時処理を表すフローチャートである。
図3に示すように、CPU6は、起動後、まずS110(Sはステップを表す)にて、タイムカウンタ9へ計時時間の要求信号を出力することにより、タイムカウンタ9から計時時間を取得する。
なお、この計時時間は、図4(a)、(b)に示すように、第1検出回路10が無線信号の受信を検出した時点t1、t1′から、第2検出回路20が無線信号の受信を検出する時点t2、t2′までの時間差を表していることから、以下の説明では、S110で取得した計時時間を時間差情報という。
次に、S120では、S110で取得した時間差情報と、CPU6の起動時刻(図4に示す時点t2、t2′を表す時刻)とに基づき、第1検出回路10が最初に無線信号を検出した時刻(図4に示す時点t1、t1′を表す時刻)を受信開始タイミングとして算出し、その算出した受信開始タイミングから、一定の待機時間に当該CPU6での処理時間を加えた一定時間経過後の時刻(図4に示す時点t3、t3′を表す時刻)を、受信データに対応した制御情報の出力タイミングとして設定し、S130に移行する。
S130では、復調器4から復調データを取得すると共に、その取得した復調データと所定の照合用データとを照合することにより、今回の受信したデータは、当該受信装置に対する正規のものであるか否かを識別する、受信データの照合処理を実行する。
そして、続くS140では、S130での照合結果に基づき、受信データは正常であるか否かを判断し、受信データが正常であれば、S150に移行して、S120にて設定された出力タイミングに達したか否かを判断することにより、現在時刻が出力タイミングに達するのを待ち、現在時刻が出力タイミングに達すると、S160にて、受信データに対応した制御情報を外部装置に出力し、当該起動時処理を終了する。
なお、S140にて、受信データは正常でないと判断された場合には、受信データを破棄して当該起動時処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態の受信装置においては、受信アンテナ2にて送信装置からの無線信号が一定時間以上受信されない場合には、CPU6がスリープ状態に入り、その後、第2検出回路20にて、無線信号の受信が検出されると(図4に示す時点t2、t2′)、第2検出回路20から起動信号が出力されて、CPU6が起動する。
そして、CPU6は、起動後、復調器4から復調データ(受信データ)を取得して(S130)、その受信データが正常であれば(S140−YES)、受信データに対応した制御情報を外部装置に出力する(S160)起動時処理を実行するが、この起動時処理では、制御情報の出力タイミングが、第1検出回路10が無線信号を検出してから(図4に示す時点t1、t1′)、一定時間(待機時間+処理時間)が経過したタイミング(図4に示す時点t3、t3′)に制御される。
このため、本実施形態の受信装置によれば、図4(a)、(b)に示すように、送信装置から受信装置に至る無線信号の伝送系の距離や、その伝送系で生じるマルチパスフェージング等によって、受信アンテナ2に到達する無線信号の電界強度が変動し、送信装置が無線信号の送信を開始してからCPU6が起動されるまでの時間が変動しても、CPU6から外部装置への制御情報の出力タイミング(図4に示す時点t3、t3′)を略一定にすることができる。
つまり、図4(a)は、受信アンテナ2に到達する無線信号の電界強度が高く、第1検出回路10及び第2検出回路20で無線信号が最も早く検出される場合の動作説明図であり、図4(b)は、受信アンテナ2に到達する無線信号の電界強度が低く、第1検出回路10及び第2検出回路20で無線信号が最も遅く検出される場合の動作説明図である。
そして、図4から明らかなように、コンデンサ12の容量が小さく、検出感度が高い第1検出回路10では、無線信号の受信開始後、コンデンサの充電に要する時間が短くなるので、無線信号の検出タイミングのばらつきを充分小さくすることができる。
これに対し、コンデンサ22の容量が大きく、検出感度が低い第2検出回路20では、無線信号の受信開始後、コンデンサの充電に要する時間が長くなるので、無線信号の検出タイミングのばらつきも大きくなる。
そこで、本実施形態では、第2検出回路20で無線信号が検出されたときに、CPU6を起動することで、無線信号の誤検出によりCPU6が起動されるのを防止しつつ、制御情報の出力タイミングを、第1検出回路10での無線信号の検出タイミングに基づき設定することで、送信装置が送信データの送信を開始してから、略一定時間経過後に制御情報を出力できるようにしている。
従って、本実施形態の受信装置は、例えば、受信装置が送信装置からの制御指令を受けて制御対象を制御する制御システムに適用すれば、送信装置が制御指令を送信してから制御対象が動作するまでの応答時間を略一定にして、制御精度を向上することができる。
また、例えば、受信装置が、送信装置からの送信データを受けると、外部装置を介して応答データを送信する通信システムに適用すれば、送信装置が送信データの送信を開始してから応答データが送信装置に届くまでの時間を略一定にして、送信装置側での応答データの受信動作を簡単にすることができる。
また、本実施形態の受信装置によれば、無線信号の誤検出により、CPU6を不必要に起動させることがないため、CPU6の動作によって生じる電力消費を抑制することができる。
なお、本実施形態においては、復調器4が、本発明の復元手段に相当し、CPU6が、本発明の制御手段に相当し、第2検出回路20が、本発明の起動用検出手段に相当し、第1検出回路10が、本発明の初期検出手段に相当し、タイムカウンタ9が、本発明の時間差計測手段に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
[変形例]
例えば、上記実施形態では、無線信号検出回路8を構成する第1検出回路10及び第2検出回路20は、図2に示したようにそれぞれ独立して構成されており、コンデンサ12の容量が小さく、検出感度が高い第1検出回路10が、第2検出回路20の前段に設けられるものとして説明したが、図5に示すように、検波・整流用の半導体素子であるダイオード11と、このダイオード11を介して充電されるコンデンサ12とを、第1検出回路10及び第2検出回路20にて共用するようにしてもよい。
そして、この場合、第1検出回路10及び第2検出回路20は、分圧抵抗13,23及び14,24と、コンパレータ16,26とで構成すればよいことから、無線信号検出回路8の構成を簡単にすることができる。
また、この場合、上記実施形態と同様に、第1検出回路10における無線信号の検出感度を、第2検出回路20よりも高くするためには、第1検出回路10のコンパレータ16がコンデンサ電圧と比較するしきい値電圧V1を、第2検出回路20のコンパレータ26がコンデンサ電圧と比較するしきい値電圧V2よりも小さい電圧値に設定すればよい。
[応用例]
次に、上記実施形態では、受信装置は、図示しない送信装置からの送信データを受信すると、その受信データに対応した制御情報を外部装置に出力するものとして説明したが、この受信装置は、例えば、図6に示すような電子キーシステムの携帯機50に設けるようにすれば、車載機からの送信データを受信した際に、携帯機50側から応答データを送信する送信タイミングを一定にして、車載機側でその応答データを受信するのに要する時間を短くすることができるようになる。
以下、この電子キーシステムについて、本発明の受信装置の応用例として説明する。
図6に示す電子キーシステムは、車両の正規利用者が所持する特定の携帯機50が車両周囲の無線通信エリア内に入ったときにドアのアンロック等の制御を実行する機能(いわゆるスマートエントリー機能)と、携帯機50でのボタン操作に応じてドアのロック/アンロック等の制御を実行する機能(いわゆるリモートキーレスエントリー機能)とを兼ね備えたものである。
図6に示すように、電子キーシステムは、車両に搭載されたLF送信用車載機30及びRF受信用車載機40と、携帯機50とから構成されている。そして、LF送信用車載機30から携帯機50へは、LF帯の無線信号を送信することができ、携帯機50からRF受信用車載機40へは、スペクトラム拡散方式でRF帯の無線信号を送信することができるようにされている。
なお、LF送信用車載機30及びRF受信用車載機40は、車両のドアのロック/アンロックを制御するボデーECUに接続され、携帯機50には、操作用のボタン(スイッチ)等が設けられるが、これらの構成は周知であり、ここでは、本発明を電子キーシステムに応用した際の通信系の構成を説明できればよいため、これらの構成については説明を省略する。
ここでまず、LF送信用車載機30は、CPU32、変調器34、増幅器36、LF用送信アンテナ38等から構成されている。CPU32は、同期信号を含んだLFデータを送出し、変調器34は、CPU32から出力されたLFデータにてLF帯の搬送波を変調することで送信信号(LF送信信号)を生成し、増幅器36に出力する。
増幅器36は、LF送信信号を所定の送信レベルまで増幅する増幅回路や、LF送信信号から不要な信号成分(ノイズ等)を除去するためのフィルタにて構成されており、これら各部を通過したLF送信信号は、LF用送信アンテナ38から、LF無線信号として無線送信される。なお、CPU32は、LFデータを出力する際、RF受信用車載機40にも同期信号を出力するよう構成されている。
次に、携帯機50は、上記実施形態の受信装置と同様に構成されたLF無線信号受信用の受信装置52と、送信用CPU54、XOR演算器55、変調器56、増幅器57、RF用送信アンテナ58等からなるRF無線信号送信用の送信装置とを備えている。
LF送信用車載機30から送信されたLF無線信号は、受信装置52の受信アンテナ(LF用受信アンテナ)2によって受信され、その受信信号は、増幅器3にて増幅され、復調器4にて復調される。
また、受信アンテナ2からの受信信号は、無線信号検出回路8に入力され、上記実施形態と同様、第1検出回路10にて無線信号が検出されると、タイムカウンタ9が計時を開始し、第2検出回路20にて無線信号が検出されると、CPU(受信用CPU)6が起動される。
そして、このCPU6は、起動後、復調器4から入力される復調データ(受信データ)に対する応答データを送信する送信タイミングを、図3に示した起動時処理にて、送信指令の出力タイミングとして設定し、その出力タイミングで、送信用CPU54に応答データの送信指令を出力することで、送信用CPU54から受信データに対応した応答データ(RFデータ)を出力させる。
なお、CPU6は、起動中に、LF送信用車載機30からの送信データ(LFデータ)を受信した際には、そのLFデータと共にLF送信用車載機30から送信されてきた同期信号に従い、送信指令の出力タイミングを設定し、その設定した出力タイミングで、送信用CPU54に応答データの送信指令を出力することで、送信用CPU54から受信データに対応した応答データ(RFデータ)を出力させる。
一方、送信用CPU54は、受信装置52から送信指令を受けると、受信データに対する応答データであるRFデータ及び拡散符号の出力を開始する。そして、送信用CPU54から出力されるRFデータおよび拡散符号は、XOR演算器55へ入力され、そのXOR演算器55からの出力が、変調器56で変調され、更に、増幅器57にて増幅されて、RF用送信アンテナ58へと伝送される。この結果、RF用送信アンテナ58からは、スペクトラム拡散方式でRF無線信号が送信されることになる。
なお、送信用CPU54は、使用者によるボタン操作によって、ドアのロック/アンロックを指示する指令信号が入力されたときにも、その指令内容に対応したRFデータ及び拡散符号の出力を開始し、RF用送信アンテナ58からスペクトラム拡散方式でRF無線信号を送信させる。
次に、RF受信用車載機40には、RF用受信アンテナ42、増幅器43、復調器44、相関器45、同期検出器46、XOR演算器47、CPU48等が設けられている。
携帯機50から伝送されるRF無線信号は、RF用受信アンテナ42によって受信され、増幅器43にて増幅された後、復調器44で復調され、相関器45に入力される。相関器45は、スライディング相関器若しくはマッチドフィルタ等からなる同期捕捉用のものであり、復調器44にて復調された受信データ(RFデータ)は、相関器45、同期検出器46にて同期捕捉されて、XOR演算器47にて復元される。
そして、その復元されたRFデータは、CPU48に入力され、CPU48は、そのRFデータに対応した制御指令をボデーECUに出力することで、ドアのロック/アンロック等を制御する。
また、CPU48は、RF無線信号の受信時には、相関器45に対し、携帯機50の送信用CPU54が出力する拡散符号と同一の拡散符号を使って同期捕捉させるが、LF送信用車載機30から同期信号が入力されたとき(つまり、LF無線信号の送信時)には、その同期信号から、携帯機50からのRF無線信号の送信開始タイミングを予測して、RFデータの復元に用いる拡散符号の周期を設定する。
そして、この電子キーシステムでは、携帯機50が、LF送信用車載機30からの送信データ(LFデータ)を受けて応答データ(RFデータ)を送信する際には、LF送信用車載機30からLFデータと共に送信された同期信号に基づき、RFデータ及び拡散符号の出力タイミングを設定するので、RF受信用車載機40側では、LF送信用車載機30から入力される同期信号から、携帯機50からのRF無線信号の送信開始タイミングを正確に予測することができる。
このため、CPU48は、相関器45の制御量を大幅に低減することができ、特に、第1検出回路10のばらつきが非常に短い場合には相関器45を制御する必要がないので、RFデータの受信を速やかに開始することができる。
また特に、携帯機50には、本発明が適用された受信装置52が設けられており、受信装置52内のCPU6が起動された直後には、LF送信用車載機30からのLF無線信号の送信開始タイミングを検出して、RFデータ及び拡散符号の出力タイミングを設定するので、CPU6がスリープ状態にあり、LF無線信号の受信時に同期信号を検出できない場合であっても、送信用CPU54からのRFデータ及び拡散符号の出力タイミングを、RF受信用車載機40側でRF無線信号からRFデータを復元するのに用いられる拡散符号の出力タイミングと一致させ、RFデータを速やかに受信できることになる。
実施形態の受信装置全体の構成を表すブロック図である。 無線信号検出回路の構成を表す電気回路図である。 CPUの起動時に実行される起動時処理を表すフローチャートである。 検出回路による無線信号の検出タイミングとCPUからの出力タイミングとの関係を説明するタイムチャートである。 無線信号検出回路の変形例を表す電気回路図である。 受信装置を携帯機に内蔵した電子キーシステムの通信系の構成を表すブロック図である。
符号の説明
2…受信アンテナ、3…増幅器、4…復調器、6…CPU、8…無線信号検出回路、9…タイムカウンタ、10…第1検出回路、11…ダイオード、12…コンデンサ、13,14…分圧抵抗、16…コンパレータ、20…第2検出回路、21…ダイオード、22…コンデンサ、23,24…分圧抵抗、26…コンパレータ、30…LF送信用車載機、32…CPU、34…変調器、36…増幅器、38…LF用送信アンテナ、40…RF受信用車載機、42…RF用受信アンテナ、43…増幅器、44…復調器、45…相関器、46…同期検出器、47…XOR演算器、48…CPU、50…携帯機、52…受信装置、54…送信用CPU、55…XOR演算器、56…変調器、57…増幅器、58…RF用送信アンテナ。

Claims (4)

  1. 送信装置から送信された無線信号を受信する受信アンテナと、
    前記受信アンテナからの受信信号を処理して前記送信装置からの送信データを復元する復元手段と、
    前記復元手段にて復元された送信データに対応した制御処理を実行する制御手段と、
    前記受信アンテナからの受信信号の信号レベルに基づき、前記受信アンテナにて前記無線信号が受信されたことを検出し、前記制御手段を起動する起動用検出手段と、
    を備えた受信装置において、
    前記起動用検出手段よりも前記無線信号の検出感度が高く設定され、前記受信アンテナからの受信信号の信号レベルに基づき、前記起動用検出手段よりも早く前記無線信号が受信されたことを検出する初期検出手段と、
    前記初期検出手段にて前記受信アンテナによる無線信号の受信が検出されてから、前記起動用検出手段にて前記受信アンテナによる無線信号の受信が検出されるまでの時間差を計測する時間差計測手段と、
    を備え、前記制御手段は、前記起動用検出手段により起動されると、前記時間差計測手段にて計測された時間差に基づき前記受信アンテナによる前記無線信号の受信開始タイミングを検知し、該受信開始タイミングに基づき前記制御処理を実行することを特徴とする受信装置。
  2. 前記起動用検出手段及び前記初期検出手段は、それぞれ、コンデンサと、前記受信信号を検波・整流して前記コンデンサを充電する半導体素子と、前記コンデンサの電圧が所定のしきい値電圧よりも大きいときに前記受信アンテナにて前記無線信号が受信されたと判断するコンパレータと、から構成されており、
    前記初期検出手段は、前記起動用検出手段への前記受信信号の入力経路の前段に設けられ、しかも、当該初期検出手段を構成するコンデンサの容量は、前記起動用検出手段のコンデンサよりも小さい値に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記起動用検出手段及び前記初期検出手段は、
    両検出手段共通の回路素子として、コンデンサと、前記受信信号を検波・整流して前記コンデンサを受電する半導体素子とを備え、
    前記コンデンサの電圧が所定のしきい値電圧よりも大きいときに、前記受信アンテナにて前記無線信号が受信されたと判断するよう構成されており、
    前記初期検出手段のしきい値電圧は、前記起動用検出手段のしきい値電圧よりも低い値に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記制御手段は、前記時間差計測手段にて計測された時間差に基づき前記無線信号の受信開始タイミングを検知すると、前記制御処理として、該受信開始タイミングから一定時間経過後に、前記復元手段にて復元されたデータに対する応答データを送信装置に送信するための返信処理を実行することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の受信装置。
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