JP4584060B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムにおける無線通信装置、無線通信方法および通信データのデータ構造に関するものである。特に、常時待ち受けを必要とする無線通信システムの低電力化技術に関するものである。
無線通信を用いた設備異常監視システムは、多地点にバッテリー駆動のセンサー端末を配置することで、異常検出を行っている。このようなシステムでは、センサー端末では、異常があった場合だけ通信を行い、異常の無い場合は通信機能を停止することでバッテリー駆動による長時間動作を実現している。同様に、無線端末を用いた検針システムにおいても、予め決められた時刻のみ通信機能を有効にし検針データを送信することで、バッテリー駆動による長時間動作を実現している。
上記システムに適用されている端末は、いずれも、定められた条件(異常検出時や予め決められた時刻)に合致する時にだけ通信機能を有効にすることでバッテリー駆動による長時間動作を実現している。このため、バッテリー駆動時間の制約により、定められた条件に合致しない時に通信を行なうことはできなかった。
上記のようなシステムにおいて、不定期に発生する事象に応じて制御を加えたり、任意の時点で状況に応じてセンシングの方法を変更したりすることが可能になれば、柔軟な運用が行え、より高度なシステムが構築可能になる。さらには、定期および不定期にシステムの稼動状況を把握することで、より信頼性の高いシステムを構築することも可能になる。
このような観点において、常時通信機能を有効にした状態、すなわち、常時待ち受けの状態でありながらバッテリー駆動による長時間動作を実現することは有用である。このことは待ち受け電力の削減を図ることで可能になる。
無線端末の待ち受け電力を削減するための手法として、TDMA(Time Division Multiple Access)等のタイムスロットを用いた通信方式を用いる方式がある。タイムスロットを用いた通信方式は、端末間で時刻同期を確立し、送信側は予め決められた時刻に送信を行い、受信側は送信時刻に合わせて間欠的に受信機能を有効にすることで省電力化を図る。
図1は、タイムスロットを用いた通信方式による、フレーム送受信の様子を示したものである。
タイムスロットを用いた通信方式では、ネットワークを構成する各端末は、時刻の基準となる端末(タイム・マスター)が一定周期で送信する同期フレームを受信して時刻同期を行い、予め決められた時刻(タイムスロット)において送受信を行う。しかし、各端末間で時刻を生成するためのクロックソースである水晶発信器の精度が異なるために、時間の経過に応じて端末間に時刻誤差が生じる。このことは、送信端末がフレーム送信する時刻(送信タイミング)がばらつき、受信端末がフレーム受信する時刻(受信タイミング)との時刻ずれが発生することを意味する。時刻ずれ期間(受信タイミングの誤差時間)は、各端末に生じ得る時刻誤差をTeとすると、±Te(Te×2)の期間になる。
従って、受信端末では、送信フレームを検出し受信するために、少なくとも時刻ずれ期間(図1においてはTe×2)は受信機能を有効にし続けてフレーム受信処理を行う。
このように従来の通信方式では、受信端末は、たとえフレーム受信しない場合でも、送信端末と受信端末間に生じ得る受信タイミングの最大誤差時間(時刻ずれ期間)だけは、受信機能を起動状態にしておかなければならない。従って、通信頻度の少ないシステムにおいては、送信フレームを検出するための受信機能の起動状態時に消費する電力のウェートが非常に大きくなる。そして、このことがバッテリーによる長時間動作の障害となっている。
そこで、特許文献1では、TDMAによる通信手法に対して、タイム・マスターが一定周期で送信する同期フレームの受信間隔に基づいて、タイム・マスターと自端末の水晶発信器の精度を推定して送受信端末間に生じる時刻の誤差を小さくすることで、受信機能の起動状態の時間を短縮し、省電力化を図る技術が開示されている。
特開2001−69107号公報
しかしながら、特許文献1の方式でも時刻誤差をゼロにすることができず、端末間に生じる受信タイミングの誤差時間は受信機能を起動状態にしておかなければならない。また、時刻誤差がゼロでないことは、タイム・マスターからの同期フレームの送信周期の間、受信タイミングの誤差時間が拡大することを意味する。つまり、タイム・マスターが同期フレームを送信する周期が長い場合は誤差時間が拡大し、受信機能の起動状態の時間が長くなってしまう。また、同期フレームを送信する周期を短くすると、同期フレームを受信するための消費電力が増大してしまう。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、低電力な待ち受け機能を実現可能にすることを目的とする。
本発明の無線通信装置は、通信相手の無線通信装置との受信タイミングの誤差時間に相当する時間長の信号をデータ信号の前に付加した通信信号を生成する通信信号生成部と、前記通信信号生成部が生成した通信信号を発信する発信部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、通信相手の無線通信装置との受信タイミングの誤差時間に相当する時間長の信号を付加した通信信号を通信に用いることで、端末間に生じる受信タイミングの誤差時間を通信信号の構造で吸収することができ、受信側が受信機能を起動する時間的制約を無くすることが可能となる。これにより、低電力な待ち受け機能を実現することが可能となる。
実施の形態1.
以下、本発明における無線通信装置の実施の形態について説明する。
実施の形態1では、タイムスロットを用いた通信方式に、本発明を適用する場合の例を示す。
各端末は、タイム・マスターが一定周期で送信する同期フレームを受信し時刻同期を行い、この一定周期間において一定時間以内の誤差(最大時刻誤差:±Te/2)を持って時刻同期しているものとする。
図2は、実施の形態1における無線通信装置が送受信する無線フレームの構造の例である。
図2において、無線フレーム(通信信号/通信データ)は、前触れ信号と、ビット同期に必要十分なプリアンブル信号、フィールド同期符号、データ部を有する。
本発明によるフレーム構造(通信信号/通信データ構造)は、一般の無線フレーム構造(データ信号/通信対象の特定のデータ:プリアンブル+フィールド同期符号+データ部)に対して、前触れ信号が付加されていることを特徴とする。前触れ信号の時間的長さ(時間長)は、ネットワークを構成する各端末がタイムマスタとの間に生じる受信タイミングの最大誤差時間(Te)の2倍、(又は2倍以上)である。前触れ信号には、データとしての意味はなく、受信端末にフレームの存在を認識させるためのフィールドである。
図3は、実施の形態1におけるフレーム送受信のタイミングを示したものである。受信端末は、受信タイミング(時刻Tr)に受信動作を行うものとする。
ここで、時刻Trはそれぞれの端末が持つ時刻を元に生成したタイミングであり、それぞれの端末が持つ時刻は、タイム・マスターが持つ時刻と最大で±Te/2の誤差をもっている。同様に送信端末もタイム・マスターと最大で±Te/2の誤差を持っている。従って、任意の送信端末と、任意の受信端末との受信タイミングの時刻誤差は、最大±Teである。
そこで、送信端末は、自身の持つ受信タイミングよりTeだけ早い時刻に送信を開始し、Te×2の時間的長さを持つ前触れ信号を送信すれば、全ての受信端末で受信タイミング時に前触れ信号を検出することが可能となる。
なお、前触れ信号は、フレームの送信を予告することを目的としたものであって、データとして意味をもたせる必要はなく、プリアンブル信号と同じものでも良いし、全く異なる周波数の信号を用いても良い。つまり、前触れ信号は任意の信号である。
「異なる周波数」を用いる例としては、例えば、複数のチャネルを送受信可能な端末で、前触れ信号の送信と検波を制御チャネルで行い、データ通信は制御チャネルとは別のデータチャネルで行うという使い方が考えられる。この手法により、IEEE802等のように、規格で(チャネルに対する)フレーム形式が決まっているような場合にアッパーコンパチビリティを確保することが可能になる。
受信端末側では、それぞれの端末が持つ基準時刻(受信タイミング)に受信処理を開始し、同時に前触れ信号の有無を判定する検出処理を行う。もし、前触れ信号を検出しなかった場合は、受信フレームが無いことを意味するので以降の受信動作は行なわない。もし、前触れ信号を検出した場合は、受信フレームが有ることを意味するので以降の受信動作を継続する。
このように、端末間に生じる受信タイミングの誤差時間を、送信フレームの構造と送信タイミングで吸収することで、受信側が受信機能を起動する時間的制約を無くすることが可能となる。
つまり、受信端末は、送受信端末間に生じ得る誤差時間中、受信機能を起動する必要は無く、受信タイミング時にのみ前触れ信号の検出処理を行うだけで受信フレームの有無を判定することができるため、受信機能を起動状態にする時間をより短時間に抑えることができる。
前触れ信号は、先にも述べたようにデータとしての意味は必要無い。
そのため、受信端末は、電波強度に基づいて前触れ信号の有無を判定すれば良い。受信端末は、電波強度が特定値以上であれば前触れ信号を検出したものと判定し、電波強度が特定値未満であれば前触れ信号を検出しなかったと判定する。
一般的な受信端末は、RF(Radio Rrequency)信号を受信し、受信したRF信号をIF(Intermaedate Frequency)信号に変換し、変換したIF信号からデータを取得するスーパーヘテロダイン方式を受信方式を用いている。
そこで、429.25MHzの特定小電力無線を用いた場合のスーパーヘテロダイン方式の受信処理について説明する。
アンテナで電気信号として受信する429.25MHzの無線周波数(RF)信号はそのままでは周波数が高いので、同期復調しデータを取得することができない。そのため、受信端末は、より周波数の低い10.7MHzの中間周波数(IF)信号に周波数変換器を用いて変換する。そして、通信に用いられるチャネル成分の信号だけをバンドパス・フィルタにより取り出し、取り出した中間周波数信号を同期復調回路で同期・復調処理してディジタルデータに変換し、ディジタルデータに変換した無線フレーム中のデータ部のデータを取得する。
図4は、実施の形態1における受信端末200の構成図である。
実施の形態1における受信端末200は、マイコン(マイクロコンピュータ)210、クロック回路220、同期復調回路230、RF信号電波強度検出回路250、周波数変換回路260、IF信号電波強度検出回路270、IFフィルタ271を備える。また、同期復調回路230は、同期回路231、復調回路232を備え、RF信号電波強度検出回路250は、RFフィルタ251、RFパワーディテクタ252を備え、周波数変換回路260は、発信回路261、乗算器262を備え、IF信号電波強度検出回路270は、IFパワーディテクタ272を備える。
マイコン210はマイクロプロセッサ、メモリ、入出力インタフェース回路を有し、受信端末200の各回路を制御する。例えば、クロック回路220の出力するクロック信号をカウントして前回受信時刻からの経過時間を計測し、経過時間がメモリに記憶された受信周期と等しくなった時(受信タイミング)に受信回路(周波数変換回路260、RF信号電波強度検出回路250、同期復調回路230、IF信号電波強度検出回路270)を起動して受信処理を行う。また例えば、各受信端末回路の起動、停止を制御する。また例えば、同期復調回路230でディジタルデータに変換された無線フレームからデータ部のデータを取得して、メモリに記憶された命令コードに従いデータ処理を行う。
クロック回路220は水晶発信器を有しクロック信号を出力する。
受信回路はアンテナを介してRF信号を受信する。RF信号の周波数は例えば429MHzである。
周波数変換回路260は、RF信号を入力し、発信回路261でローカル波を生成し、乗算器262でRF信号とローカル波を乗算してIF信号を生成し、IFフィルタ271で中間周波数における通信チャネル相当の周波数成分を抽出したIF信号を出力する。
同期復調回路230は、IF信号(アナログデータ)を入力し、同期回路231で信号の同期処理を行い、復調回路232でアナログデータからディジタルデータに変換し、ディジタルデータを出力する。
RF信号電波強度検出回路250は、RF信号を入力し、RFフィルタ251で通信チャネルの周波数帯(通信チャネル近傍の周波数帯を含む)のRF信号を抽出し、RFパワーディテクタ252でRF信号の電波強度を測定し、RF信号の電波強度を出力する。
IF信号電波強度検出回路270は、IF信号を入力し、IFパワーディテクタ272でIF信号の電波強度を測定し、IF信号の電波強度を出力する。
実施の形態1における受信端末200は、前触れ信号を検出するために、電波強度を測定する回路であるパワーディテクタを備えたことを特徴とする。
また、スーパーヘテロダイン方式により受信処理を行う受信端末200において、一般の受信端末の構成回路に加え、RF信号の電波強度を測定するための回路としてRFフィルタ251とRFパワーディテクタ252を備え、IF信号の電波強度を測定するための回路としてIFパワーディテクタ272を備えたことを特徴とする。
実施の形態1における受信端末200では、マイコン210は、RFパワーディテクタ252とIFパワーディテクタ272の起動および停止を制御する。RFパワーディテクタ252とIFパワーディテクタ272を停止状態にすることで消費電力は非常に低電力になる。
さらに、実施の形態1における受信端末200では、マイコン210は、一般のスーパーヘテロダイン受信端末を構成する周波数変換回路260、同期復調回路230等についても起動および停止を制御し、各構成回路を停止状態にすることで消費電力は非常に低電力になる。
RFパワーディテクタ252とIFパワーディテクタ272は、RF信号もしくはIF信号の電波強度を測定する回路で、例えば数100nsで測定結果をマイコン210に出力する。
RFフィルタ251は、通信チャネルの中心周波数周辺の周波数帯だけを通過させるバンドパス・フィルタである。一般に429.25MHz程度の中心周波数に対しては、±500KHz程度の通過帯域の信号を得ることができる。例えば、特定小電力無線を利用する場合においては、1チャネル当りの帯域は25KHzであるため、本フィルタは、利用チャネルと隣接するチャネルとの40チャネル分の信号を通過させることになる。
図5は、実施の形態1における受信端末の備えるマイコンの受信処理の流れを示すフローチャートである。
実施の形態1における受信端末200の受信処理について、図5に基づいて以下に説明する。
ここで、受信端末200は、初期状態として、前触れ信号検出タイミング(受信タイミング)待ちの状態(S101の処理前の状態)においては全受信端末回路(図4に示す構成回路(マイコン210、クロック回路220を除く))を停止している。そのため、初期状態の受信端末200の消費電力は非常に低電力な状態となる。
まず、マイコン210は、クロック回路220の出力するクロック信号をカウントして前回受信時刻からの経過時間を計測し、経過時間がメモリに記憶された受信周期と等しいかを判定する。そして、経過時間が受信周期に達する時(受信タイミング)を待つ(S101)。
ここで、マイコン210は定期的にタイム・マスターが送信する同期フレームを受信し時刻同期を行うものとする。また、メモリには、あらかじめ又は受信した同期フレームに基づいて算出した受信周期と受信対象となるタイムスロットの情報を記憶しているものとする。
そして、経過時間と受信周期とが等しい受信タイミングになったことを判定すると、マイコン210は、受信回路(周波数変換回路260、RF信号電波強度検出回路250、同期復調回路230、IF信号電波強度検出回路270)を起動する(S102)。
起動されたRF信号電波強度検出回路250では、まず、RFフィルタ251がアンテナの受信したRF信号を入力して通信チャネルの周波数帯(通信チャネル近傍の周波数帯を含む)のRF信号を抽出する。そして、RFパワーディテクタ252がRFフィルタ251の抽出したRF信号の電波強度を測定し、測定した電波強度の値を出力する(S103)。
そして、マイコン210は、RFパワーディテクタ252の出力したRF信号の電波強度の値を入力し、入力した電波強度値とメモリに記憶された前触れ信号の検出基準の電波強度の値とを比較する(S104)。
ここで、メモリには、あらかじめ前触れ信号の検出基準とする電波強度の値を記憶しているものとする。
比較した結果、入力したRF信号の電波強度値が検出基準未満である場合、マイコン210は起動した受信回路(周波数変換回路260、RF信号電波強度検出回路250、同期復調回路230、IF信号電波強度検出回路270)を停止し、受信端末を初期状態とする(S112)。
比較した結果、入力したRF信号の電波強度値が検出基準以上である場合、起動された周波数変換回路260では、発信回路261がローカル波を生成し、乗算器262がアンテナの出力したRF信号と発信回路261の生成したローカル波を入力して乗算しIF信号を生成する(S105)。
そして、IFフィルタ271は、乗算器262の出力したIF信号を入力し、中間周波数における通信チャネル相当の周波数のIF信号を抽出する(S106)。
IFパワーディテクタ272がIFフィルタ271の抽出したIF信号の電波強度を測定し、測定した電波強度値を出力する(S107)。
そして、マイコン210は、IF信号が安定するのを待って、IFパワーディテクタ272の出力したIF信号の電波強度の値を入力し、入力した電波強度の値とメモリに記憶された前触れ信号の検出基準の電波強度の値とを比較する(S108)。
比較した結果、入力したIF信号の電波強度の値が検出基準未満である場合、マイコン210は起動した受信回路(周波数変換回路260、RF信号電波強度検出回路250、同期復調回路230、IF信号電波強度検出回路270)を停止し、受信端末を初期状態とする(S112)。
比較した結果、入力したIF信号の電波強度の値が検出基準以上である場合、マイコン210は起動したIF信号電波強度検出回路270を停止し(S109)、同期復調回路230を起動する。起動された同期復調回路230では、同期回路231がIF信号の同期処理を行い、復調回路232がIF信号(アナログデータ)をディジタルデータに変換し、変換したディジタルデータを出力する(S110)。
マイコン210は復調回路232の出力したディジタルデータを入力し、ディジタルデータに変換された無線フレームからデータ部のデータを取得して、メモリに記憶された命令コードに従いデータ処理を行う(S111)。
ここで、メモリには、あらかじめ命令コードを記憶しているものとする。
そして、受信端末200は、全受信端末回路を停止した初期状態にする(S112)。
ここで、S101〜S102をステップ1(受信タイミング待ちステップ)、S103〜S104およびS112をステップ2(RF信号強度測定ステップ)、S105〜S106をステップ3(信号変換ステップ)、S107〜S109およびS112をステップ4(IF信号強度測定ステップ)、S110〜S112をステップ5(データ取得ステップ)とする。
先にも述べたように、RFフィルタ251は、特定小電力無線のように数100MHz以上の周波数を持つ信号に対しては、自通信チャネルの周波数を持つRF信号だけを通過させるだけの性能は得ることができない。従って、自通信チャネルに電波が無いにも拘らず、隣接する他の通信チャネルに電波が存在するため、ステップ1で電波強度が一定レベル(前触れ信号の検出基準)以上となり、マイコン210が前触れ信号の存在を検出する可能性があると判定することになる。つまり、ステップ2でのRF信号の電波強度の判定(S104)に加え、ステップ4でのIF信号の電波強度の判定(S109)を行った方が、より正確なフレーム検出をできるため、誤検出による消費電力を削減することができ好ましい。
ステップ4では、自通信チャネルの信号レベルだけを測定できるため、ステップ2での前触れ信号検出に比べて精度良く検出が可能である。しかしながら、IF信号を得るには、周波数変換回路260の起動時間に相当する数100μs程度の期間、電力を消費する。
周波数変換回路の起動時間は、受信端末が送信端末との受信タイミングの誤差に相当する時間に対して非常に小さいため、従来方式に比べて格段の低消費電力化が可能となる。
つまり、以上の受信処理により、フレーム受信しない場合について、非常に低電力な待ち受け機能を実現することが可能となる。
なお、前述のステップ2、およびステップ4は、コストと通信環境に応じて、それぞれを単独で用いることも可能である。つまり、RF信号の電波強度の判定とIF信号の電波強度の判定とのいずれか一方の判定を行って前触れ信号の有無の判定を行っても構わない。RFパワーディテクタ、IFパワーディテクタを両方備えた場合、部品コストが高くなる可能性がある。そこで、例えば、自チャネルの周辺に他の通信装置の信号やノイズが全く無い環境では、RFパワーディテクタのみを実装することで、コスト的にも消費電力的にも優位な通信装置となる。また、自チャネルの周辺に、他の通信装置の信号やノイズが多く存在する場合は、RFパワーディテクタは、(誤検出を起こすため)ほとんど役に立たないため、IFパワーディタクタのみを実装することで、コスト的にメリットが生じる。
図6は、実施の形態1における送信端末100の構成図である。
実施の形態1における送信端末100は、マイコン110、クロック回路120、変調回路130、発信回路140を備える。
マイコン110はマイクロプロセッサ、メモリ、入出力インタフェース回路を有し、送信端末100の各回路を制御する。
メモリは送信周期、送信対象のタイムスロットの情報、送信端末100と受信端末200のそれぞれで生じ得る誤差時間、送信するフレームの生成に関する命令コードを記憶する。
クロック回路120は水晶発信器を有しクロック信号を出力する。
変調回路130は、ディジタルデータを入力しアナログデータ(通信信号)に変換して出力する。
発信回路140はアンテナを介して通信信号(RF信号)を発信する。通信信号の周波数は例えば429MHzである。
マイコン110は、クロック回路120の出力するクロック信号をカウントして送信タイミングを計測し、送信タイミングになったらマイコン110はメモリに記憶された命令コードおよび時刻誤差に基づいて送信するフレームのディジタルデータを変調回路130に出力する。変調回路130はマイコン110の出力したフレームのディジタルデータをアナログデータに変換し発信回路140に出力する。発信回路140は変調回路130の出力したフレームのアナログデータをアンテナを介して発信する。ここで、マイコン110が生成するディジタルデータおよび変調回路130が変換し発信回路が発信するアナログデータは図2に示したフレーム構造を示す。
実施の形態1における受信端末200および送信端末100を構成する各回路は、ハードウェアのみ、或いは、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実装されても構わない。
実施の形態2.
実施の形態2では、上記実施の形態1で受信タイミングの最大誤差時間(Te)の2倍として説明した前触れ信号の信号長を、前触れ信号の検出時間(Tdet)をさらに加えた時間とする場合について説明する。
上記実施の形態1と同様に、実施の形態2におけるフレーム送受信のタイミングを示すと図7のようになる。
これにより、受信回路(周波数変換回路260、RF信号電波強度検出回路250、同期復調回路230、IF信号電波強度検出回路270)を、その時点で必要な回路だけ起動すれば良くなり、さらに消費電力を小さくすることが可能となる。
ここで、実施の形態2における受信端末200の受信処理について、図8に基づいて以下に説明する。
まず、マイコン210は、上記実施の形態1(S101)と同様に、受信タイミングを待つ(S201)。
そして、受信タイミングになったことを判定したマイコン210は、RFパワーディテクタ252だけを起動する(S202)。
次に、上記実施の形態1(S103)と同様に、RFパワーディテクタ252がRFフィルタ251の抽出したRF信号の電波強度を測定する(S203)。
次に、マイコン210は、上記実施の形態1(S104)と同じく、RFパワーディテクタ252の出力したRF信号の電波強度の値を入力し、入力した電波強度値とメモリに記憶された前触れ信号の検出基準の電波強度の値とを比較する(S204)。
比較した結果、入力したRF信号の電波強度値が検出基準未満である場合、マイコン210は起動したRF信号電波強度検出回路250を停止し、受信端末を初期状態とする(S213)。
比較した結果、入力したRF信号の電波強度値が検出基準以上である場合、マイコン210は、起動したRF信号電波強度検出回路250を停止し、周波数変換回路260とIFパワーディテクタ272を起動する(S205)。
そして、上記実施の形態1(S105、S106)と同様に、起動された周波数変換回路260がIF信号を生成し(S206)、IFフィルタ271で通信チャネル相当の周波数のIF信号を抽出する(S207)。
次に、IFパワーディテクタ272が、上記実施の形態1(S107)と同様に、IF信号の電波強度を出力する(S208)。
そして、マイコン210は、上記実施の形態1(S108)の同じく、IF信号が安定するのを待って、IFパワーディテクタ272の出力したIF信号の電波強度の値を入力し、入力した電波強度の値とメモリに記憶された前触れ信号の検出基準の電波強度の値とを比較する(S209)。
比較した結果、入力したIF信号の電波強度の値が検出基準未満である場合、マイコン210は起動したIF信号電波強度検出回路270と周波数変換回路260を停止し、受信端末を初期状態とする(S213)。
比較した結果、入力したIF信号の電波強度の値が検出基準以上である場合、マイコン210は起動したIF信号電波強度検出回路270と周波数変換回路260を停止し(S210)、同期復調回路230を起動する。起動された同期復調回路230では、同期回路231がIF信号の同期処理を行い、復調回路232がIF信号(アナログデータ)をディジタルデータに変換し、変換したディジタルデータを出力する(S211)。いずれも上記実施の形態1と同じである。
マイコン210は、上記実施の形態1(S111)と同様に、ディジタルデータに対してデータ処理を行う(S212)。
そして、受信端末200は、上記実施の形態1と同じく、全受信端末回路を停止した初期状態にする(S213)。
実施の形態3.
実施の形態3では、タイムスロットを用いないケースにおいて、待ち受け電力を低電力化した形態について説明する。
図9は、タイムスロットを用いない通信において、間欠的に前触れ信号を検出させる場合の送信端末におけるフレーム送信と、受信端末による待ち受けおよびフレーム受信について示したものである。
送信端末が送信するフレームの構造は、図2に示すものと同じであるが、上記実施の形態1で示した構造と異なり、前触れ信号の時間的長さは、受信端末が間欠的に前触れ信号を検出する周期(又は周期の近似値又は周期以上)の期間に設定する。つまり、前触れ信号の時間的長さは受信周期(又は受信周期の近似又は受信周期以上)である。一方の受信端末は、前触れ信号長以下の周期で間欠的に前触れ信号の検出動作を行なう。
これにより、送信端末は、任意のタイミングで上記フレームを送信することができる。つまり、タイムスロットを用いないで通信を行うケースでも受信端末の待ち受け電力を削減することができる。
受信端末の構成、受信端末の受信処理、送信端末の構成などについては上記実施の形態1と同じである。
タイムスロットを用いた通信方式による、フレーム送受信の様子を示した図。 実施の形態1における無線通信装置が送受信する無線フレームの構造の例。 実施の形態1におけるフレーム送受信のタイミングを示した図。 実施の形態1における受信端末200の構成図。 実施の形態1における受信端末の備えるマイコンの受信処理の流れを示すフローチャート。 実施の形態1における送信端末100の構成図。 実施の形態2におけるフレーム送受信のタイミングを示した図。 実施の形態2における受信端末の備えるマイコンの受信処理の流れを示すフローチャート。 実施の形態3におけるフレーム送受信のタイミングを示した図。
符号の説明
100 送信端末、110 マイコン、120 クロック回路、130 変調回路、140 発信回路、200 受信端末、210 マイコン、220 クロック回路、230 同期復調回路、231 同期回路、232 復調回路、250 RF信号電波強度検出回路、251 RFフィルタ、252 RFパワーディテクタ、260 周波数変換回路、261 発信回路、262 乗算器、270 IF信号電波強度検出回路、271 IFフィルタ、272 IFパワーディテクタ。

Claims (8)

  1. 複数の無線通信装置で構成されるネットワークに含まれる無線通信装置であって、データ部とデータ部のビット同期に用いるプリアンブルとを含んだ無線フレームを前記ネットワークに含まれる通信相手の無線通信装置へ送信する無線通信装置において、
    時刻を生成するクロック回路と、
    前記クロック回路により生成された時刻に基づいて所定の送信タイミングを計測するマイクロプロセッサと、
    前記ネットワークを構成する各無線通信装置の時刻と基準時刻との間に生じる時刻誤差のうち最大の時刻誤差を最大誤差時間として記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶された最大誤差時間に基づいて、前記通信相手の無線通信装置に無線フレームが送信されたことを検出させる前触れ信号として前記最大誤差時間の2倍以上の時間長を有する前触れ信号を無線フレームのプリアンブルの前に付加して通信信号を生成する変調回路と、
    前記マイクロプロセッサにより送信タイミングが計測されたときに、前記変調回路により生成された通信信号を前記通信相手の無線通信装置へ発信する発信回路と
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記マイクロプロセッサは、
    他の無線通信装置から送信される通信信号を受信する自無線通信装置の受信タイミングより前記最大誤差時間前の時刻を前記送信タイミングとして計測する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記ネットワークを構成する各無線通信装置が、同期フレームを送信するタイムマスタから同期フレームを受信して時刻同期を行い、
    前記メモリは、前記タイムマスタの時刻を前記基準時刻として、前記ネットワークを構成する各無線通信装置の時刻と前記タイムマスタの時刻との間に生じる時刻誤差のうち最大の時刻誤差を最大誤差時間として記憶する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記変調回路は、前記通信相手の無線通信装置に前記前触れ信号を検出させる検出時間を加えた時間長を有する前触れ信号を無線フレームに付加して通信信号を生成する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の無線通信装置。
  5. RF(Radio Frequency)信号を受信し、受信したRF信号をIF(Intermediate Frequency)信号に変換し、変換したIF信号からデータを取得するスーパーヘテロダイン方式の無線通信装置において、
    RF信号の電波強度を測定するRF測定部と、
    IF信号の電波強度を測定するIF測定部と
    を備え、請求項1〜請求項4いずれかに記載の無線通信装置との通信において、
    前記RF測定部の測定したRF信号の電波強度が特定レベル未満である場合、および、前記IF測定部の測定したIF信号の電波強度が特定レベル未満である場合に、受信処理を中断し消費電力を節約することを特徴とする無線通信装置。
  6. RF(Radio Frequency)信号を受信し、受信したRF信号をIF(Intermediate Frequency)信号に変換し、変換したIF信号からデータを取得するスーパーヘテロダイン方式の無線通信装置において、
    RF信号の電波強度を測定するRF測定部を備え、
    請求項1〜請求項4いずれかに記載の無線通信装置との通信において、
    前記RF測定部の測定したRF信号の電波強度が特定レベル未満である場合に、受信処理を中断し消費電力を節約することを特徴とする無線通信装置。
  7. RF(Radio Frequency)信号を受信し、受信したRF信号をIF(Intermediate Frequency)信号に変換し、変換したIF信号からデータを取得するスーパーヘテロダイン方式の無線通信装置において、
    IF信号の電波強度を測定するIF測定部を備え、
    請求項1〜請求項4いずれかに記載の無線通信装置との通信において、
    前記IF測定部の測定したIF信号の電波強度が特定レベル未満である場合に、受信処理を中断し消費電力を節約することを特徴とする無線通信装置。
  8. RF(Radio Frequency)信号を受信し、受信したRF信号をIF(Intermediate Frequency)信号に変換し、変換したIF信号からデータを取得するスーパーヘテロダイン方式の無線通信装置において、
    RF信号の電波強度を測定するRF測定部と、
    IF信号の電波強度を測定するIF測定部と、
    RF信号をIF信号に変換する変換部と、
    IF信号からデータを取得するデータ取得部と
    を備え、請求項1〜請求項4いずれかに記載の無線通信装置との通信において、
    受信タイミングに、前記RF測定部のみを起動して、前記RF測定部の測定したRF信号の電波強度が特定レベル以上である場合に、前記変換部と前記IF測定部を起動し、
    前記IF測定部が測定したIF信号の電波強度が特定レベル以上である場合に前記変換部と前記データ取得部とを起動することを特徴とする無線通信装置。
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