JP2008231668A - 手摺用笠木 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観性に優れ、かつ天候等に対する耐久性の向上が可能な手摺用笠木を提供することを目的とする。
【解決手段】少なくとも屋外側表面に外壁材2が取り付けられた手摺壁1の上端に、この手摺壁1の上端を覆うようにして金属製の笠木本体11が設けられており、この笠木本体11の屋外側端部に、表面が前記外壁材2の表面と略面一となる補助外壁材3が取り付けられていることを特徴とする手摺用笠木10。これにより、この笠木本体によって日射や雨水等で傷むのを効果的に防ぐことができるとともに、外壁材および補助外壁材の外観の統一感に優れる。
【選択図】図1

Description

本発明は、手摺壁の上端を覆うようにして設けられる手摺用笠木に関する。
バルコニー等に立設される手摺壁やパラペット部の頂部には笠木が被せられるようにして設けられる(例えば、特許文献1参照)。
これは、例えば手摺壁やパラペット部の頂部を装飾するものであり、人が腕等を乗せ掛け、体を傾斜させて体重をかける場合等に、その荷重を受けるものでもある。したがって、構造的安全性だけでなく、人の感覚を満足させるような、意匠的、材料的にも優れたものが望ましい。特に、特許文献1の笠木の表面は、目地を挟んで並列したL型タイルで構成されて外観に優れる。
特開平11−303344号公報
ところが、特許文献1に記載のような笠木は、普段から日射や雨水にさらされた状態となっているため、タイルの表面や目地が傷んでしまう場合があった。特に笠木の上面は、外観の見映えだけでなく人が腕等を乗せ掛ける場合がある。そこで、手摺壁付近の外観性を考慮しつつ、手摺壁の上端に、例えばアルミやステンレス等のように、天候等に対する耐久性に優れる金属材料等からなる手摺用笠木を設けたいという要望があった。
本発明の課題は、外観性に優れ、かつ天候等に対する耐久性の向上が可能な手摺用笠木を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、手摺用笠木10(10A)であり、例えば図1および図2に示すように、少なくとも屋外側表面に外壁材2(2A)が取り付けられた手摺壁1(1A)の上端に、この手摺壁1(1A)の上端を覆うようにして金属製の笠木本体11(11A)が設けられており、
この笠木本体11(11A)の屋外側端部に、表面が前記外壁材2(2A)の表面と略面一となる補助外壁材3(3A)が取り付けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、少なくとも屋外側表面に外壁材2(2A)が取り付けられた手摺壁1(1A)の上端に、この手摺壁1(1A)の上端を覆うようにして金属製の笠木本体11(11A)が設けられているので、この笠木本体11(11A)によって日射や雨水等で傷むのを効果的に防ぐことができ、従来に比して、天候等に対する耐久性を向上させることができる。
さらに、前記笠木本体11(11A)の屋外側端部に、表面が前記外壁材2(2A)の表面と略面一となる補助外壁材3(3A)が取り付けられているので、外壁材2(2A)および補助外壁材3(3A)の外観の統一感に優れ、隣家や外部からの視線に入るような部分の外観性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項1に記載の手摺用笠木10(10A)において、
前記外壁材2(2A)および補助外壁材3(3A)は、同一材料からなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、前記外壁材2(2A)および補助外壁材3(3A)の外観の統一感に優れ、外観性をより向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項1または2に記載の手摺用笠木10(10A)において、
前記笠木本体11(11A)は、この笠木本体11(11A)の屋外側端部に設けられ、この笠木本体11(11A)の上面に沿って屋外側に延出する延出部12(12A)を備えており、この延出部12(12A)の下面に、前記補助外壁材3(3A)の上面が当接固定されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、前記笠木本体11(11A)は、この笠木本体11(11A)の屋外側端部に設けられ、この笠木本体11(11A)の上面に沿って屋外側に延出する延出部12(12A)を備えており、この延出部12(12A)の下面に、前記補助外壁材3(3A)の上面が当接固定されているので、前記延出部12(12A)によって前記補助外壁材3(3A)の上面が日射や雨水等で傷むのを効果的に防ぐことができ、従来に比して、天候等に対する耐久性をより向上させることができる。
さらに、この延出部12(12A)によって前記補助外壁材3(3A)の上面に直接雨水が当たらないので、補助外壁材3(3A)の裏側から手摺壁1(1A)と外壁材2(2A)との間の隙間などに雨水が浸入するのを確実に防ぐことができる。
また、前記補助外壁材3(3A)を、予め前記笠木本体11(11A)の延出部12(12A)の下面に取り付けておくことができるので、施工前に十分な防水処理を確実に施すことができるとともに、現場の施工性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載の手摺用笠木10(10A)において、
前記笠木本体11(11A)は、この笠木本体11(11A)の屋外側端部に設けられ、前記手摺壁1(1A)の屋外側表面に沿って垂下する垂直板部13(15b)を備えており、この垂直板部13(15b)の屋外側表面に、前記補助外壁材3(3A)の屋内側表面が当接固定されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、前記笠木本体11(11A)は、この笠木本体11(11A)の屋外側端部に設けられ、前記手摺壁1(1A)の屋外側表面に沿って垂下する垂直板部13(15b)を備えており、この垂直板部13(15b)の屋外側表面に、前記補助外壁材3(3A)の屋内側表面が当接固定されているので、前記補助外壁材3(3A)の裏側から手摺壁1(1A)と外壁材2(2A)との間の隙間などに雨水が浸入するのをより確実に防ぐことができる。
また、前記補助外壁材3(3A)を、予め笠木本体11(11A)の垂直板部13(15b)の屋外側表面に取り付けておくことができるので、施工前に十分な防水処理をより確実に施すことができるとともに、現場の施工性をより向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、例えば図2に示すように、請求項1〜4のいずれか一項に記載の手摺用笠木10Aにおいて、
前記笠木本体11Aは、前記手摺壁1Aの上端に取り付けられる第1笠木部材14と、この第1笠木部材14の屋外側端部に接続され、前記補助外壁材3Aが取り付けられた第2笠木部材15と、これら第1笠木部材14と第2笠木部材15とを接続する接続手段とを備えており、
この接続手段は、前記第1笠木部材14に形成され、屋外側に向かって開口する被差込部14aと、前記第2笠木部材15に形成され、前記被差込部14aに差し込まれる差込部15aとを備えており、
前記第1笠木部材14および第2笠木部材15は、前記差込部14aと被差込部15aとの差込深さに応じて、これら差込部14aおよび被差込部15aの差込方向に沿って互いに位置調整可能となっていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記第1笠木部材14および第2笠木部材15は、前記差込部14aと被差込部15aとの差込深さに応じて、これら差込部14aおよび被差込部15aの差込方向に沿って互いに位置調整可能となっているので、前記差込部14aの差込深さを調節して外壁材2(2A)と補助外壁材3(3A)とが面一となるように第2笠木部材15の位置を調節しながら、この第2笠木部材15の位置に合わせて前記第1笠木部材14の位置を調節することができる。これによって、手摺壁1(1A)付近の外観性をさらに向上させることができる。
また、例えば手摺壁1(1A)の屋外側表面や屋内側表面に膨らみや凹み等の誤差が生じている場合であっても、前記差込部14aと被差込部15aとの差込深さを調節することで、第1笠木部材14と第2笠木部材15とを誤差に合わせて位置調整できるので、膨らみや凹み等の誤差を確実に吸収することができる。
本発明によれば、少なくとも屋外側表面に外壁材が取り付けられた手摺壁の上端に、この手摺壁の上端を覆うようにして金属製の笠木本体が設けられているので、この笠木本体によって日射や雨水等で傷むのを効果的に防ぐことができ、従来に比して、天候等に対する耐久性を向上させることができる。
さらに、笠木本体の屋外側端部に、表面が外壁材の表面と略面一となる補助外壁材が取り付けられているので、外壁材および補助外壁材の外観の統一感に優れ、隣家や外部からの視線に入るような部分の外観性を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態の手摺用笠木10は、図1に示すように、少なくとも屋外側表面に外壁材2が取り付けられた手摺壁1の上端に、この手摺壁1の上端を覆うようにして金属製の笠木本体11が設けられており、この笠木本体11の屋外側端部に、表面が前記外壁材2の表面と略面一となる補助外壁材3が取り付けられている。
前記手摺壁1は、例えばバルコニー等に立設されるものであり、本実施の形態においては壁パネルからなる。この壁パネルとは、縦横の框材が矩形状に組み立てられるとともに、矩形枠の内部に補助棧材が縦横に組み付けられて枠体が構成され、この枠体の両面に、面材が貼設されたものである。
また、この手摺壁1の表面には、上述したように前記外壁材2が取り付けられている。本実施の形態において外壁材2は、屋外側表面だけでなく、屋内側表面にも取り付けられている。
また、この外壁材2は、前記手摺壁1の屋外側表面および屋内側表面に貼り付けられる外壁下地材2aと、この外壁下地材2aの表面に等間隔に並べて貼り付けられた複数のタイル2bとからなり、これら複数のタイル2bにおいて隣り合うタイル2b間の隙間には、この隙間を埋める目地材2cが充填されている。
前記笠木本体11は、上述のように金属からなるものである。金属としては、例えばアルミ等のように強度に優れ、軽量であり、低温特性、耐久性、耐食性等の特性を有するものが用いられる。また、このアルミの表面には、耐久性、耐食性等のアルミの特性を生じさせる酸化皮膜が形成されているが、この酸化皮膜を人工的に厚くして陽極酸化皮膜を形成するようにしても良い。
なお、笠木本体11を形成するにあたっては、アルミの他にも、例えばステンレス等のように耐久性や耐食性の特に高い金属等を用いることができる。
そして、このような金属製の笠木本体11は、手摺壁1の長さ方向に沿って長尺となるように押出成形してなり、前記手摺壁1の上面を広範囲にわたって覆う上面部11aと、この上面部11aと一体形成され、上面部11aの屋内側端部付近から下方に垂下する側面部11bとを備えている。
また、前記上面部11aは、屋外側端部から屋内側端部に向かうにつれて下がっていくように傾斜している。一方、前記側面部11bには、この側面部11bの裏面と、前記手摺壁1の屋内側表面に取り付けられた外壁材2の表面との間に、笠木本体11の内側への浸水を防ぐ防水材11cが設けられている。
さらに、前記上面部11aおよび側面部11bの裏面には、長さ方向に沿って互いに隣接する笠木本体11同士を連結するための連結部材11dが設けられている。つまり、この連結部材11dを、隣接する笠木本体11同士の境目に、上面部11aおよび側面部11bの裏面から架け渡すようにして設けることで、隣接する笠木本体11同士を連結できる。
そして、この笠木本体11は、この笠木本体11の屋外側端部に設けられ、この上面部11aに沿って屋外側に延出する延出部12と、前記手摺壁1の屋外側表面に沿って垂下する垂直板部13とを備えている。さらに、これら延出部12の下面および垂直板部13の屋外側表面には、前記補助外壁材3が当接固定された状態となっている。
これにより、前記延出部12によって前記補助外壁材3の上面が日射や雨水等で傷むのを効果的に防ぐことができ、従来に比して、天候等に対する耐久性を向上させることができる。さらに、この延出部12によって前記補助外壁材3の上面に直接雨水が当たらないので、補助外壁材3の裏側から手摺壁1と外壁材2との間の隙間などに雨水が浸入するのを確実に防ぐことができる。また、前記補助外壁材3を、予め工場等で、前記笠木本体11の延出部12の下面に取り付けておくことができるので、施工前に十分な防水処理を確実に施すことができるとともに、現場の施工性を向上させることができる。
しかも、前記笠木本体11は延出部12だけでなく前記垂直板部13を備えているので、前記補助外壁材3の裏側から手摺壁1と外壁材2との間の隙間などに雨水が浸入するのをより確実に防ぐことができる。また、前記補助外壁材3を、予め工場等で、笠木本体11の垂直板部13の屋外側表面に取り付けておくことができるので、施工前に十分な防水処理をより確実に施すことができるとともに、現場の施工性をより向上させることができる。
前記補助外壁材3は、上述のように前記笠木本体11の延出部12の下面および垂直板部13の屋外側表面に当接固定されるものであり、前記手摺壁1の屋外側表面および屋内側表面に取り付けられた前記外壁材2と同一材料からなる。
すなわち、このように前記外壁材2および補助外壁材3が、同一材料からなることによって、前記外壁材2および補助外壁材3の外観の統一感に優れ、外観性を向上させることが可能となっている。
なお、前記補助外壁材3と外壁材2との間に形成される隙間にも、前記複数のタイル2b間に充填されたものと同様に、隙間を埋める目地材2cが充填されている。
本実施の形態によれば、少なくとも屋外側表面に外壁材2が取り付けられた手摺壁1の上端に、この手摺壁1の上端を覆うようにして金属製の笠木本体11が設けられているので、この笠木本体11によって日射や雨水等で傷むのを効果的に防ぐことができ、従来に比して、天候等に対する耐久性を向上させることができる。
さらに、前記笠木本体11の屋外側端部に、表面が前記外壁材2の表面と略面一となる補助外壁材3が取り付けられているので、外壁材2および補助外壁材3の外観の統一感に優れ、隣家や外部からの視線に入るような部分の外観性を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
次に、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した第1の実施の形態とは異なる構成部分のみについて説明する。
本実施の形態の手摺用笠木10Aは、図2に示すように、少なくとも屋外側表面に外壁材2Aが取り付けられた手摺壁1Aの上端に、この手摺壁1Aの上端を覆うようにして金属製の笠木本体11Aが設けられており、この笠木本体11Aの屋外側端部に、表面が前記外壁材2Aの表面と略面一となる補助外壁材3A2Aが取り付けられている。
そして、前記笠木本体11Aは、前記手摺壁1Aの上端に取り付けられる第1笠木部材14と、この第1笠木部材14の屋外側端部に接続され、前記補助外壁材3A2Aが取り付けられた第2笠木部材15と、これら第1笠木部材14と第2笠木部材15とを接続する接続手段とを備えている。
また、前記接続手段は、前記第1笠木部材14に形成され、屋外側に向かって開口する被差込部14aと、前記第2笠木部材15に形成され、前記被差込部14aに差し込まれる差込部15aとを備えており、前記第1笠木部材14および第2笠木部材15は、前記差込部15aと被差込部14aとの差込深さに応じて、これら差込部15aおよび被差込部14aの差込方向に沿って互いに位置調整可能となっている。
前記第1笠木部材14は、アルミ等の金属を手摺壁1Aの長さ方向に沿って長尺となるように押出成形してなり、前記手摺壁1Aの上面を広範囲にわたって覆う上面部14bと、この上面部14bと一体形成され、上面部14bの屋内側端部から下方に垂下する側面部14cと、前記上面部14bの屋外側端部に形成され、屋外側に向かって開口する被差込部14aとを備えている。
なお、前記側面部14cには、この側面部14cの裏面と、前記手摺壁1Aの屋内側表面に取り付けられた外壁材2Aの表面との間に、笠木本体11Aの内側への浸水を防ぐ防水材14dが設けられている。この防水材14dは、防水性の高い材料であるだけでなく、弾力性を有する材料であることが好ましい。すなわち、弾力性を有することによって、前記第1笠木部材14および第2笠木部材15の、差込部15aと被差込部14aとの差込方向に沿った移動に対応することができる。
前記第2笠木部材15は、前記第1笠木部材14と同じくアルミ等の金属を押出成形してなり、第1笠木部材14の長さ方向に沿って長尺に形成されている。
そして、この第2笠木部材15は、前記外壁材2Aの表面に沿って垂下する垂直板部15bと、この垂直板部15bと一体形成され、前記第1笠木部材14の上面を覆う上面板部15cと、前記被差込部14aに差し込まれる前記差込部15aとを備えている。この差込部15aは、前記垂直板部15bの裏面から屋内側に向かって突出するようにして設けられている。
また、この上面板部15cと前記第1笠木部材14の上面部14bとの間には補助防水材15dが設けられており、これら第2笠木部材15と第1笠木部材14との間から雨水が浸入するのを防ぐことができ、前記手摺壁1A付近の防水性を向上できるようになっている。
なお、本実施の形態の笠木本体11Aには、前記補助外壁材3A2Aの上面が当接固定される延出部12Aが、前記第2笠木部材15の上面板部15cに沿って屋外側に延出するようにして設けられており、さらに、前記第2笠木部材15の垂直板部15bの屋外側表面に、前記補助外壁材3A2Aの屋内側表面が当接固定されている。
前記接続手段は、上述したように屋外側に向かって開口する被差込部14aと、この被差込部14aに差し込まれる差込部15aとを備えており、これによって、前記第1笠木部材14および第2笠木部材15は、前記差込部15aと被差込部14aとの差込深さに応じて、これら差込部15aおよび被差込部14aの差込方向に沿って互いに位置調整可能となっている。
ここで、前記第1笠木部材14と第2笠木部材15との位置調整方法としては、前記補助外壁材3A2Aの表面を、前記外壁材2Aの表面と略面一となるようにして、前記第2笠木部材15が設けられるので、前記第1笠木部材14を、前記差込部15aおよび被差込部14aの差込方向に沿って、第2笠木部材15に対して接近または離間させるようにする。
このような位置調整方法は、例えば手摺壁1Aの屋内側表面に膨らみや凹み等の誤差が生じている場合に対応することができる。つまり、以上のように前記差込部15aと被差込部14aとの差込深さを調節することで、第1笠木部材14を誤差に合わせて位置調整できるので、手摺壁1Aの屋内側表面に生じる膨らみや凹み等の誤差を吸収できるようになっている。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同じ効果を得ることができるとともに、前記第1笠木部材14および第2笠木部材15は、前記差込部15aと被差込部14aとの差込深さに応じて、これら差込部15aおよび被差込部14aの差込方向に沿って互いに位置調整可能となっているので、前記差込部15aの差込深さを調節して外壁材2Aと補助外壁材3A2Aとが面一となるように第2笠木部材15の位置を調節しながら、この第2笠木部材15の位置に合わせて前記第1笠木部材14の位置を調節することができる。これによって、手摺壁1A付近の外観性をさらに向上させることができる。
また、例えば手摺壁1Aの屋外側表面や屋内側表面に膨らみや凹み等の誤差が生じている場合であっても、前記差込部15aと被差込部14aとの差込深さを調節することで、第1笠木部材14と第2笠木部材15とを誤差に合わせて位置調整できるので、膨らみや凹み等の誤差を確実に吸収することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る手摺用笠木を示す側断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る手摺用笠木を示す側断面図である。
符号の説明
1 手摺壁
2 外壁材
3 補助外壁材
10 手摺用笠木
11 笠木本体

Claims (5)

  1. 少なくとも屋外側表面に外壁材が取り付けられた手摺壁の上端に、この手摺壁の上端を覆うようにして金属製の笠木本体が設けられており、
    この笠木本体の屋外側端部に、表面が前記外壁材の表面と略面一となる補助外壁材が取り付けられていることを特徴とする手摺用笠木。
  2. 請求項1に記載の手摺用笠木において、
    前記外壁材および補助外壁材は、同一材料からなることを特徴とする手摺用笠木。
  3. 請求項1または2に記載の手摺用笠木において、
    前記笠木本体は、この笠木本体の屋外側端部に設けられ、この笠木本体の上面に沿って屋外側に延出する延出部を備えており、この延出部の下面に、前記補助外壁材の上面が当接固定されていることを特徴とする手摺用笠木。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の手摺用笠木において、
    前記笠木本体は、この笠木本体の屋外側端部に設けられ、前記手摺壁の屋外側表面に沿って垂下する垂直板部を備えており、この垂直板部の屋外側表面に、前記補助外壁材の屋内側表面が当接固定されていることを特徴とする手摺用笠木。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の手摺用笠木において、
    前記笠木本体は、前記手摺壁の上端に取り付けられる第1笠木部材と、この第1笠木部材の屋外側端部に接続され、前記補助外壁材が取り付けられた第2笠木部材と、これら第1笠木部材と第2笠木部材とを接続する接続手段とを備えており、
    この接続手段は、前記第1笠木部材に形成され、屋外側に向かって開口する被差込部と、前記第2笠木部材に形成され、前記被差込部に差し込まれる差込部とを備えており、
    前記第1笠木部材および第2笠木部材は、前記差込部と被差込部との差込深さに応じて、これら差込部および被差込部の差込方向に沿って互いに位置調整可能となっていることを特徴とする手摺用笠木。
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