JP2011089298A - 破風板の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビスやネジ、釘などの固着具の露呈箇所を少なくして劣化を防ぐと共に、破風板表面の雨だれによる汚損を防ぎ、耐久性及び美観を更に高めることができる破風板の取付構造を提供する。
【解決手段】屋根Yのケラバパネル1に固定した受け金物2を利用して取り付ける破風板3の取付構造である。破風板3は、表面の見付部30に施された複数の細長い溝31と、見付部30の上方に設けられた凹溝32と、裏面に設けられて受け金物2と係合する足とを備える。受け金物2は、ケラバパネル1の長手方向に間隔をおいて複数配置され、かつ、各受け金物2は、破風板3の裏面の足33との係合用の足23と、凹溝32と位置が合うように設けられたビス打ち穴21と、をそれぞれ備え、破風板3の裏面の足33と受け金物2の係合用の足23とを係合させた状態で、凹溝32に受け金物2と同間隔でビス打ち固定した。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋根のケラバに取り付ける破風板の取付構造に関する。
例えば、戸建て住宅の切妻屋根においては、その妻側端部の破風及び装飾を兼ねる破風板を取り付けることが従来から多く実施されている。この破風板は、屋根の端部に沿って棟から軒先まで延びる長尺物となる。そのため、破風板の取付構造には、取付作業性に配慮した種々の工夫がなされている。
特許文献1には、屋根側端部(2)の上方から下方を覆う被覆面(71,73)を有する破風板(7)を取り付ける、破風板の取付構造に係る技術が記載されている。この技術では、破風板上部との係合部を有する捨て水切り板(5)を屋根側端部(2)上面に固定された上縁材(8)に沿って軒から棟まで取り付け、破風板の内面に当接する支持片を有する複数のブラケット(6)を屋根側端部(2)の側面に適宜な間隔を開けて取り付け、上部を捨て水切り板(5)に係合させるとともに下部を屋根側端部(2)の下面に接合させた破風板(7)を捨て水切り板(5)とブラケット(6)で支持し、その状態で破風板を屋根側端部に固定する構造としたものである。
この破風板の取付構造によれば、破風板はその上部を捨て水切り板で、側部をブラケットでそれぞれ支持されて屋根側端部に仮止めされ、その状態のままスライドさせて取り付け位置を調節できる。したがって、位置決めや固定作業において破風板を手で支える必要がない上に、破風板の取り付け位置の微調節も可能であり、取り付け作業を容易かつ迅速に行うことができる利点がある。
また、この特許文献1では、破風板(7)の被覆面(71,73)に軒側から棟側に伸びた凹溝(72a)を設け、この凹溝から固着具(12)をねじ入れて破風板(7)を固定することで、ビスやネジ、釘などの固着具が破風板の表面に突き出ないようにし、破風板の見た目(外観)を良くしている。
特開2001−132148号公報
しかし、この特許文献1に記載の破風板の取付構造では、被覆面の凹溝を利用して固着具で固定するため、その固着具(ビス)の頭部が凹溝内に位置して表面に突き出ない利点はあるものの、この固着具を含めて3箇所の露出があり、劣化しやすいという問題がある。具体的には、破風板7の上部を捨て水切り板5に固定するビス12、破風板7の下端部を屋根側端部の下面に固定する釘9などを挙げることができる。
また、破風板の表面全体は、凹溝部分を除けば凹凸のない鉛直平面となっているため、汚れやすいという問題がある。例えば、雨水が破風板の表面を伝って上方から下方へと流れる際に雨だれ跡ができ、次第に目立つ汚れとして表れるようになる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ビスやネジ、釘などの固着具の露呈箇所を少なくして劣化を防ぐと共に、破風板表面の雨だれによる汚損を防ぎ、耐久性及び美観を更に高めることができる破風板の取付構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、図1に示すように、屋根Yのケラバパネル1に固定した受け金物2を利用して取り付ける破風板3の取付構造であって、破風板3は、表面の見付部30に施された複数の細長い溝31と、見付部30の上方に設けられた凹溝32と、裏面に設けられて受け金物2と係合する足とを備え、受け金物2は、ケラバパネル1の長手方向に間隔をおいて複数配置され、かつ、各受け金物2は、破風板3の裏面の足33との係合用の足23と、凹溝32と位置が合うように設けられたビス打ち穴21と、をそれぞれ備え、破風板3の裏面の足33と受け金物2の係合用の足23とを係合させた状態で、凹溝32に受け金物2と同間隔でビス打ち固定したことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、破風板3を、その裏面の足33と係合する係合用の足23を備える受け金物2で吊るので、ビスやネジ、釘などの固着具の破風板表面への露呈箇所を少なくして劣化を防ぐことができる。また、破風板3には表面の見付部30に複数の細長い溝31を施してあるので、破風板表面の雨だれによる汚損を防ぎ、耐久性及び美観を更に高めることができる。
請求項2に記載の発明は、前記凹溝32を覆う耐水シート4と、該耐水シート4を覆うケラバ包み5が設けられていることを特徴としている。この発明によれば、凹溝32がケラバ包み5で覆うわれ、破風板3の見付部30のうち、凹溝32の部分は表面に現れず、細長い溝31が施されている部分のみが表面に表れる。これにより、極めて体裁が良く、美観にすぐれた破風板3を形成することができる。
請求項3に記載の発明は、前記複数の細長い溝31が破風板3の長手方向に沿って平行に延びていることを特徴としている。この発明によれば、破風板3の表面の複数の細長い溝31が破風板3の長手方向に沿って平行に延びていることで、汚れ雨水が破風板3の表面に沿って縦伝いするのを、より効果的に防止することができる。即ち、降雨初期段階に生じやすい汚れ雨水は、複数の細長い溝31に沿って破風板3の長手方向に導かれるように流れ、雨だれ跡が形成され難くなる。
請求項4に記載の発明は、前記破風板3の裏面には、破風板3の長手方向に沿って延びる凹部35が破風板3の高さ方向に間隔をおいて複数設けられ、該凹部35内に前記破風板3の裏面の足33が延びていることを特徴としている。この発明によれば、複数の凹部35によって破風板3の軽量化を図りつつ、足33が破風板3の裏面から突出しないようにすることができる。これにより、破風板3の裏面をケラバパネル1の側面に隙間のないように密接させることができる。
請求項5に記載の発明は、前記破風板3の裏面の足33および前記受け金物2の係合用の足23が上下二段に設けられていることを特徴としている。この発明によれば、破風板3の裏面の足33と受け金物2の係合用の足23とを上下二段で係合させることで、破風板3を受け金物2に対してより安定的に支持させることができる。
請求項6に記載の発明は、受け金物2がケラバパネル1に釘又はビスからなる固着具により固定され、該固着具の頭部は破風板3の凹部35に対向する位置にあり、該凹部35内にシール材が充填されていることを特徴としている。この発明によれば、凹部35内に充填されたシール材により固着具の頭部を液密にシールして防水性の向上を図ることができる。
請求項7に記載の発明は、前記破風板3が、屋根Yの棟側に配置される破風棟役物部材3Aと、屋根の軒先側に配置される破風先端部材3Bと、それらの間に配置される破風直物部材3Cの少なくとも三つに分割されていることを特徴としている。この発明によれば、破風板3がこのように少なくとも三つに分割されているので、破風板3全体の取付施工性を向上させることができる。
本発明によれば、ビスやネジ、釘などの固着具の露呈箇所を少なくして劣化を防ぐと共に、破風板表面に設けた複数の細長い溝によって雨だれによる汚損を防ぎ、耐久性及び美観を格段に高めることができる。
本発明の実施例に係る破風板の取付構造を示す断面図である。 本発明の実施例に係る破風板の取付構造を示す正面図である。 本発明の実施例に係る破風板の取付構造を示す斜視図である。 本発明の実施例に係る破風板の破風直物部材を示す一部省略斜視図である。 本発明の実施例に係る破風板の破風先端部材を示す一部省略斜視図である。 本発明の実施例に係る破風板と受け金物の配置を示す正面図である。 本発明の実施例に係る破風板の取付施工手順を示す説明図である。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態について詳細に説明する。図1〜図7は本発明をパネル工法にて建築される切り妻屋根に適用した実施例を示すもので、図1は破風板をその高さ方向に切断した状態の縦断面図である。図2は破風軒先部材とその背面側の受け金物等を示す正面図である。
本発明の実施形態に係る破風板の取付構造では、図1に示すように、屋根Yのケラバパネル1に固定した受け金物2を利用して破風板3を取り付けている。ケラバパネル1は、屋根Yの勾配方向に延びる縦芯材10と、野地板を兼ねる屋根表面側の面材11と、屋根下面側の面材12とを備えている。
破風板3は、表面の見付部30に施された複数(多数)の細長い溝31と、見付部30の上方に設けられた凹溝32と、裏面に設けられて前記受け金物2と係合する足33とを備えている。この破風板3には、複数の細長い溝31の形成に好適な窯業系破風が採用されている。したがって、破風板3は、釘打ちではなく、ビス34にてケラバパネル1の心材10に固定されている。
破風板3の凹溝32は見付部30の上方(破風板の上縁部)に設けられている。この凹溝32は破風板3の長手方向に沿って、破風板3の全長に及ぶように設けられている。また、破風板3の凹溝32が設けられている部分は他の部分よりも厚く形成されている。実施例では、破風板3の見付部30において、凹溝32が設けられている上縁部分は、多数の細長い溝31が設けられている部分よりも表面へ突出する形態で5mm程度厚く形成されている。これにより、凹溝32はビス34の頭部34aが凹溝32内へ没する深さに、即ち、頭部34aが凹溝32内から表面へ突出しない深さに形成されている。
多数の細長い溝31は、破風板3の凹溝32の設けられている上縁部分を除き、見付部30の表面全体に設けられている。そして、これら多数の細長い溝31はその全体が破風板3の長手方向に沿って平行に延びている。
破風板3の裏面には、破風板3の長手方向に沿って延びる凹部35が破風板3の高さ方向に間隔をおいて複数段(三段)に設けられている。そして、受け金物2の係合用の足23と係合させるための裏面の足33が、各凹部35の上部から垂下する形態で凹部35内に延びている。裏面の足33は凹部35に沿って破風板3の全長に及ぶようにリブ状に形成されている。なお、実施例では、三段の凹部35のうち、上下の凹部35を除く中央の凹部35を破風板の軽量化のために設けている。したがって、裏面の足33は上下の凹部35内にのみ設けられている。
受け金物2は、ケラバパネル1の長手方向に間隔をおいて複数配置され、芯材10に釘打ちされて固定されている。受け金物2は金属板を加工して形成したもので、図2及び図3(a)、(b)に示すように、平板状の本体部20と、その本体部20の上下及び左右に設けられた上下二段の係合用の足(フック)23と、本体部20の上部中央において凹溝32と位置が合うように設けられたビス打ち穴21と、本体部20を芯材10に釘打ちして固定するために概略四隅近くにそれぞれ設けられた釘打ち穴22と、をそれぞれ備えている。
破風板3の裏面の足33が下向きに形成されているのに対し、受け金物2の係合用の足23は先端が上向きのL形状に形成されている。そして、破風板3の裏面の上下二段の足33と、受け金物2の上下二段の係合用の足23とを係合させた状態で、凹溝32に受け金物2と同間隔でビス打ち固定している。即ち、このビス打ち固定には、図1に示すように、破風板3を固定するビス34が兼用されている。
受け金物2は、ケラバパネル1の芯材10に、4本の釘24の打ち込みにより固定されている。各釘24の頭部は、破風板3の裏面の凹部35に対向する位置にあり、該凹部35内にはシール材(図示せず)が充填されている。このシール材により、釘24の頭部がシールされ、雨水等の進入が防止される。
なお、この破風板3は、図3ないし図6に示すように、屋根Yの棟側に配置される破風棟役物部材3Aと、屋根の軒先側に配置される破風先端部材3Bと、それらの間に配置される破風直物部材3Cの少なくとも三つに分割されている。これにより、破風板の施工性向上を図れるようにしている。なお、図示例では4つに分割されている。
また、破風板3の上部には、上縁材7が芯材10に対して打ち込んだ釘71により固定されている。上縁材7には、破風板3の上面とケラバパネル1の上面の一部とに亘って載せられる幅を有する木材が用いられている。この上縁材7は、その長さ方向に数分割したものを用いても良い。上縁材7の側面と破風板3の上部表面はほぼ面一に形成されている。そして、破風板3の上部及びケラバパネル1の上部には、凹溝32を覆う耐水シート4と、該耐水シート4を覆うケラバ包み5が設けられている。
ケラバ包み5は、金属板の曲げ加工により複数の屈曲部を有するように体裁良く形成されていて、破風板3の凹溝32を覆う正面被覆部50と、上縁材7の上面を覆う上部被覆部51と、ケラバパネル1の屋根表面側を覆う屋根被覆部52とを有している。このケラバ包み5の正面被覆部50が上縁材7に対して打ち込んだ釘53により固定されている。ケラバ包み5の屋根被覆部52の上には、屋根仕上げ材54が設けられる。耐水シート4は、破風側面ビスライン下(ビス34より下方)まで巻き込まれ、ビス34周りの良好な止水性が保持されている。
このような破風板の取付構造における破風板の取り付け施工手順の一例について、以下説明する。破風板3は受け金物2を利用して取付けるので、図3に示すように、まず、ケラバパネル1の芯材10の側面(小口)に対し所定の間隔をおいて複数の受け金物2の取り付けを行う。この受け金物2の取り付けに際しては、受け金物2の傾き修正等が容易なように、その釘打ち穴22から釘を2本ずつ対角に打ち込んで固定することが好ましい。
受け金物2の取り付けを終えたら、次に、破風板3の取り付け施工を行う。このとき、野路板11付近に何もついていないことを確認しておく。破風板3の取り付けに際しては、棟側から軒先に向かって追い回しで取り付けるが、まず、破風棟役物部材3Aを最初に受け金物2に取り付けし、両小口頂点付近の左右をビス4本で固定する。次に、破風先端部材3B、破風直物部材3Cを受け金物2に仮置きし、破風棟役物部材3Aの隣の破風直物部材3Cのみ採寸、カットする。
破風板3の各部材の受け金物2に対する仮置きや取り付けに際しては、図7の手順説明図において矢印で示すように、破風板3を裏面側へ水平移動させた後、斜め下方へ移動させ、さらに下方へ移動させることで、破風板3の裏面側の上下二段の足33と、受け金物2の上下二段の係合用の足23とを互いに係合させる。しかる後、ビス34を凹溝32から受け金物2のビス打ち穴21を介して芯材10にねじ込んで、破風板3を所定の位置に固定する。
なお、破風板3を取り付けた小口の裏面の凹部35等の空間はシーリング(シール材)で埋めて、防水性能を向上させる対策を施しておく。次に、破風棟役物部材3Aの隣の採寸カットした破風直物部材3Cから順番にジョイント部の目地幅が1mm程度になるまで、破風直物部材3Cから破風先端部材3Bの順でしっかりと突き付けて、ビス34で固定する。そして、破風先端部材3Bの裏面樋側補強金物を鼻隠し下地にビスで固定する。
破風板3の取り付け作業を終えたら、次に、上縁材7を釘71にて芯材10に固定し、その上から耐水シート4及びケラバ包み5の施工を行い、その後、屋根仕上げ材54等の屋根材工事を行う。
上記のようにして施工した破風板の取り付け構造によれば、破風板3を、その裏面の足33と係合する係合用の足23を備える受け金物2で吊るので、ビスやネジ、釘などの固着具の破風板表面への露呈箇所を少なくして劣化を防ぐことができる。また、破風板3には表面の見付部30に複数の細長い溝31を施してあるので、破風板表面の雨だれによる汚損を防ぎ、耐久性及び美観を更に高めることができる。
また、凹溝32がケラバ包み5で覆うわれ、破風板3の見付部30のうち、凹溝32の部分は表面に現れず、細長い溝31が施されている部分のみが表面に表れる。これにより、極めて体裁が良く、美観にすぐれた破風板3を形成することができる。
また、破風板3の表面の複数の細長い溝31が破風板3の長手方向に沿って平行に延びていることで、汚れ雨水が破風板3の表面に沿って縦伝いするのを、より効果的に防止することができる。即ち、降雨初期段階に生じやすい汚れ雨水は、複数の細長い溝31に沿って破風板3の長手方向に導かれるように流れ、雨だれ跡が形成され難くなる。
また、複数の凹部35によって破風板3の軽量化を図りつつ、足33が破風板3の裏面から突出しないようにすることができる。これにより、破風板3の裏面をケラバパネル1の側面に隙間のないように密接させることができる。
また、破風板3の裏面の足33と受け金物2の係合用の足23とを上下二段で係合させることで、破風板3を受け金物2に対してより安定的に支持させることができる。また、凹部35内に充填されたシール材により固着具の頭部を液密にシールして防水性の向上を図ることができる。
さらに、破風板3をこのように少なくとも三つに分割してあるので、破風板3全体の取付施工性を向上させることができる。
1 ケラバパネル
2 受け金物
21 ビス打ち穴
23 係合用の足
24 釘(固着具)
3 破風板
3A 破風棟役物部材
3B 破風先端部材
3C 破風直物部材
30 見付部
31 細長い溝
32 凹溝
33 裏面の足
34 ビス(固着具)
35 凹部
4 耐水シート
5 ケラバ包み
53 釘(固着具)
7 上縁材
73 釘(固着具)

Claims (7)

  1. 屋根のケラバパネルに固定した受け金物を利用して取り付ける破風板の取付構造であって、
    前記破風板は、表面の見付部に施された複数の細長い溝と、見付部の上方に設けられた凹溝と、裏面に設けられて前記受け金物と係合する足とを備え、
    前記受け金物は、前記ケラバパネルの長手方向に間隔をおいて複数配置され、かつ、各受け金物は、前記破風板の裏面の足との係合用の足と、前記凹溝と位置が合うように設けられたビス打ち穴と、をそれぞれ備え、
    前記破風板の裏面の足と受け金物の係合用の足とを係合させた状態で、前記凹溝に受け金物と同間隔でビス打ち固定した破風板の取付構造。
  2. 前記凹溝を覆う耐水シートと、該耐水シートを覆うケラバ包みが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の破風板の取付構造。
  3. 前記複数の細長い溝は破風板の長手方向に沿って平行に延びていることを特徴とする請求項1又は2に記載の破風板の取付構造。
  4. 前記破風板の裏面には、破風板の長手方向に沿って延びる凹部が破風板の高さ方向に間隔をおいて複数設けられ、該凹部内に前記破風板の裏面の足が延びていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の破風板の取付構造。
  5. 前記破風板の裏面の足および前記受け金物の係合用の足はそれぞれ上下二段に設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の破風板の取付構造。
  6. 前記受け金物は前記ケラバパネルに釘又はビスからなる固着具により固定され、該固着具の頭部は前記凹部に対向する位置にあり、該凹部内にシール材が充填されていることを特徴とする請求項4に記載の破風板の取付構造。
  7. 前記破風板は、屋根の棟側に配置される破風棟役物部材と、屋根の軒先側に配置される破風先端部材と、それらの間に配置される破風直物部材の少なくとも三つに分割されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の破風板の取付構造。
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