JP3137021U - 縦張り補助部材 - Google Patents
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Abstract
縦張り外壁材の水切り施工部分において、様々な形状の水切り形状にも対応でき、水切り部分の上方に10mm程度の隙間を確保し、施工する場合に大きな作業負担がなく、施工しやすい縦張り補助部材を提供することである。
【解決手段】
外壁材の縦張り施工において、水切り部材を共に使用される縦張り補助部材であって、外壁材の下端裏面部を当接支持する鉛直部と外壁材の下端部を係止支持する水平係止部とからなり、断面視がL字形状を有することを特徴とする縦張り補助部材。
【選択図】図3
Description
また、こうした一体化した水切り部材を止め付ける場合は、ビスで施工するのが一般的であり、縦張り施工する場合には、ビス頭の2〜3mmの不陸が発生してしまうため、不陸調整が必要であった。
請求項2に記載の考案は、請求項1記載の縦張り補助部材であって、前記鉛直部の上端部に後方に折り曲げられた先端部が形成され、前記水平係止部は、折り曲げ状態で上下2層に形成されると共に、前記鉛直部下端部分の裏面まで延設された折り曲げ延長部を有することを特徴とする縦張り補助部材である。
請求項3に記載の考案は、請求項2記載の縦張り補助部材であって、施工状態において、前方向となる部分に、共に使用される水切り部材表面と略同色の塗装が施されていることを特徴とする縦張り補助部材である。
請求項4に記載の考案は、請求項1〜3に記載の縦張り補助部材であって、鋼板の折り曲げ加工によって形成されていることを特徴とする縦張り補助部材である。
図1に、本考案にかかる縦張り補助部材の断面図を示す。
図2に、本考案にかかる縦張り補助部材が使用される水切り部材の断面図を示す。
図3に、本考案にかかる縦張り補助部材が土台部の水切り部材と共に使用される土台部分の施工断面図を示す。
図4に、本考案にかかる縦張り補助部材が使用される中間水切り部材と共に上下接合部の施工断面図を示す。
図5は、水切り部材を使用した従来の土台部分の施工断面図を示す。
図1に示すように、縦張り補助部材1は、鉛直部2と水平係止部3とからなり、鉛直部2の上部先端には、先端部を2層に折り曲げた鉛直先端部2aがある。更に、該水平係止部3は、それを折り曲げた水平係止部上部3aと水平係止部下部3bと鉛直部に重畳する水平係止部裏部3cとからなる。釘を打つ鉛直部2は金属板が単層で薄いので、釘が打ちやすい。更に、水平係止部上部3aと水平係止部下部3bとは、金属板が二重になっていることにより、外壁材5(図3〜図5参照)の下端部を一時的に支持する際の荷重に十分対応することが出来る。また、鉛直部2の外側面12は、使用する水切り部材4(図2〜図5参照)と同色に塗装され、反対の内側面13は、鋼板本来のサビ止め塗装が施されている。水切り部材4と同色となるので目立つことはない。また長さは、鉛直部2は、40mm程度、水平係止部上部3aは、8mm程度が最も好ましく、最適である。これは、外壁材5の端部より、20mm程度のへりあきが必要であり、長すぎると外壁材5の端部に反りが発生することと、水切り部材4の多様なサイズに対応するためである。水平係止部上部3aは、外壁材5の厚みの半分程度の引っ掛かりが必要なためである。
図2に示すように、水切り部材4は、水切り垂直部4aと水切り傾斜部4bと水切り前板部4cで構成され、水切り垂直部4aを土台に固定し、水切り傾斜部4bの表面を流れてきた雨水を前方斜めに排出させ、水切り前板部4cでその雨水を下方に落下させる。用途により様々な形状がある。水切り部材4は、特別な形状でなく、一般的な水切り垂直部4aと水切り傾斜部4bと水切り前板部4cで構成されていれば、特に限定されるものではない。
図3に示すように、縦張り補助部材1を土台水切と共に使用する場合は、土台柱8に水切り部材4を取付け、防水シート10を水切り垂直部4aまで貼り付け、胴縁11をその上に取り付ける。その胴縁11の下端部と水切り部材4の水切り傾斜部4bとの間に10mm程度隙間を設け、胴縁11の下端部に縦張り補助部材1の水平係止部3を当接し、釘7aで胴縁11に固定する。次に、縦張り用外壁材5の最下端部を縦張り補助部材1の水平係止部3にのせて、釘7bで外壁材5を胴縁11に固定する。この時、縦張り補助部材1は、一時的に外壁材5を垂直に立てるための補助部材であるので、さほどの強度は必要でなく、板厚は薄くできる。また、縦張り補助部材1の釘7aで打ち込む部分の金属は単層であるので簡単に打ち込め、更に、折り曲げや切断が容易に出来る。
また、外側面に塗装が施されているので、水切り部材4と同色とすれば、ほとんど目立たず一体化した意匠外観となる。
図4に示すように、上下接合部の施工の場合は、建物の躯体としての柱6に防水シート10を貼り付け、次に、胴縁11をその上に取り付けて、下側の外壁材5の上方に水切り部材4を取付け胴縁11に固定する。次に、上側の外壁材5と水切り部材4の水切り傾斜部4bとの間に10mm程度の隙間を設け、縦張り補助部材1を水切り垂直部4aに取り付ける。次に、上側の縦張り外壁材5の下端部を縦張り補助部材1の水平係止部3にのせて、垂直に立てかけ、釘7bで外壁材5を胴縁11に固定する。
2 鉛直部
2a 鉛直部先端部
3 水平係止部
3a 水平係止部上部
3b 水平係止部下部
3c 水平係止部裏部
4 水切り部材
4a 水切り垂直部
4b 水切り傾斜部
4c 水切り前面部
5 外壁材
6 柱
7a,7b 釘
8 土台柱
9 基礎
10 防水シート
11 胴縁
12 外側塗装面
13 内側無塗装面
Claims (4)
- 外壁材の縦張り施工において、水切り部材を共に使用される縦張り補助部材であって、外壁材の下端裏面部を当接支持する鉛直部と外壁材の下端部を係止支持する水平係止部とからなり、断面視がL字形状を有することを特徴とする縦張り補助部材。
- 請求項1記載の縦張り補助部材であって、前記鉛直部の上端部に後方に折り曲げられた先端部が形成され、前記水平係止部は、折り曲げ状態で上下2層に形成されると共に、前記鉛直部下端部分の裏面まで延設された折り曲げ延長部を有することを特徴とする縦張り補助部材。
- 請求項2記載の縦張り補助部材であって、施工状態において、前方向となる部分に、共に使用される水切り部材表面と略同色の塗装が施されていることを特徴とする縦張り補助部材。
- 請求項1〜3に記載の縦張り補助部材であって、鋼板の折り曲げ加工によって形成されていることを特徴とする縦張り補助部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007006725U JP3137021U (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | 縦張り補助部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007006725U JP3137021U (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | 縦張り補助部材 |
Publications (1)
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JP3137021U true JP3137021U (ja) | 2007-11-08 |
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ID=43287408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007006725U Expired - Lifetime JP3137021U (ja) | 2007-08-30 | 2007-08-30 | 縦張り補助部材 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3137021U (ja) |
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