JP3528034B2 - 太陽電池セル保持瓦の接合構造 - Google Patents

太陽電池セル保持瓦の接合構造

Info

Publication number
JP3528034B2
JP3528034B2 JP00793198A JP793198A JP3528034B2 JP 3528034 B2 JP3528034 B2 JP 3528034B2 JP 00793198 A JP00793198 A JP 00793198A JP 793198 A JP793198 A JP 793198A JP 3528034 B2 JP3528034 B2 JP 3528034B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
cell holding
tile
roof
waterproof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP00793198A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11200561A (ja
Inventor
美隆 吉成
昭司 堺谷
晋行 辻野
征夫 生嶋
孝慶 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP00793198A priority Critical patent/JP3528034B2/ja
Publication of JPH11200561A publication Critical patent/JPH11200561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3528034B2 publication Critical patent/JP3528034B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光によって電
力を発生させる太陽電池ユニットを設置するのに使用さ
れる太陽電池セル保持瓦の接合構造に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】太陽電池セル保持瓦を野地板の上に葺設
する場合には、太陽電池セル保持瓦を、瓦桟が固定され
た野地板上にねじにて固定されるものであるが、ねじ止
めの前には太陽電池セル保持瓦を野地板の上に位置決め
しなければならない。しかし、従来の太陽電池セル保持
瓦には、位置決めするための手段を備えていなかったの
で、作業者が太陽電池セル保持瓦を手で押さえて傾斜し
た屋根からずり落ちないようする必要があり、太陽電池
ユニットは数十枚の太陽電池セル保持瓦から構成されて
いることから、太陽電池ユニットの設置作業能率が低下
するという問題点があった。また、セル保持枠がアルミ
ニウム等の成形品の場合には、温度変化に伴うセル保持
枠の伸縮により、上段と下段の太陽電池セル保持瓦の重
なり部が磨耗し、防水機能が低下するという問題があっ
た。更に、太陽電池セル保持瓦と通常の屋根瓦との接合
は、太陽電池セル保持瓦の側端部と屋根瓦の側端部とを
突き合せ、突き合せ部分の隙間にシーリング材を充填す
るようにしているが、十分の防水効果が得られず、太陽
電池セル保持瓦と通常の屋根瓦との接合部分が防水上の
弱点になるという問題があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的とす
るところは、作業者が太陽電池セル保持瓦を保持しなく
ても瓦桟を利用して野地板上に位置決めすることができ
て太陽電池ユニットの設置作業の能率が向上し、また、
セル保持枠の磨耗により防水機能が低下することもな
く、太陽電池セル保持瓦の接合部が防水上の弱点にはな
らない太陽電池セル保持瓦の接合構造を提供する。 【0004】 【0005】 【0006】 【0007】 【0008】 【0009】【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明 の太陽電池セル保持瓦の接合構造は、太陽電
池セル保持瓦の軒先端部の下面側及び棟側端部の上面側
に防水シートをそれぞれ取付け、下段の太陽電池セル保
持瓦の棟側の防水シートの上に上段の太陽電池セル保持
瓦の軒先側の防水シートを重ねて太陽電池セル保持瓦同
士を接合したことを特徴とする。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図12に従って説明する。図1は太陽電池セル保持
瓦Aの斜視図、図2は図1のX−X断面図、図3は図1
のY−Y断面図である。図1に示すように、太陽電池セ
ル保持瓦Aは、セル保持枠1内に太陽電池セル2を固定
することにより構成されている。セル保持枠1は、左右
の一対の縦枠材1A,1B、軒側横枠材1C及び棟側横
枠材1Dを接合して成り、これらの枠材1A,1B,1
C,1Dは、アルミニウム等の不燃材料の中空の成形加
工品である。セル保持枠1は不燃材料にて形成されてい
るので、太陽電池セル2を保護することができる。な
お、不燃材料には、金属材料等の他に難燃性合成樹脂や
準不燃材料も含まれる。また、太陽電池セル2として
は、温度依存の影響を受けにくいものが採用されてい
る。 【0011】セル保持枠1の横寸法は、石綿スレート瓦
や金属瓦等の平板瓦(以下、屋根瓦という)Bを横方向
に連続して複数枚葺設したときの長さと同じ寸法に設定
されており、セル保持枠1の縦寸法及び厚みは、屋根瓦
Bの縦寸法及び厚み寸法と同じとなるように設定されて
いる。セル保持枠1の横寸法は、例えば約130cmに
設定され、セル保持枠1の縦寸法は、例えば約35cm
に設定され、セル保持枠1の厚み寸法は、例えば約3c
mに設定されている。なお、図1中の符号Lは、瓦の有
効長さである太陽電池セル保持瓦Aの瓦登り働き寸法を
示している。図2及び図3に示すように、セル保持枠1
の内周側には全周にわたって固定溝3が設けられてお
り、この固定溝3には太陽電池セル2の周縁部がシール
材を介して嵌め込まれている。固定溝3は、セル保持枠
1の内周側に設けられる上下一対の内鍔3A,3Bにて
形成されている。 【0012】図2に示すように、セル保持枠1の軒側横
枠材1Cは、軒側横枠材本体11Cの前面部の下端から
隠し片13Cを垂設し、隠し片13Cの下端に水返し1
2Cを設けて構成されており、水返し12Cの下面には
防水シート4が貼着されている。防水シート4は、下段
の太陽電池セル保持瓦Aとの接触や下段の屋根瓦Bとの
接合部分からの雨水の浸入を防ぐと共に、下段の太陽電
池セル保持瓦Aとの接触による太陽電池セル保持瓦Aの
セル保持枠1の棟側横枠材1Dの上面部の磨耗を防止す
るものである。特に、温度変化に伴うセル保持枠の伸縮
による上段と下段の太陽電池セル保持瓦Aの重なり部分
の磨耗を防ぎ、防水機能の低下を防止するものである。
防水シート4は、耐久性、耐磨耗性、耐水性、耐光性を
有する軟質合成樹脂や軟質ゴム等の防水材料にて形成さ
れており、厚み寸法は薄肉に設定されている。水返し1
2Cの下面に防水シート4を貼着する場合には、予め防
水シート4の一面側に接着剤層を形成し、この接着剤層
にて防水シート4を水返し12Cの下面に貼着しても良
いし、施工現場で接着剤を水返し12Cの下面や防水シ
ート4に塗布して防水シート4を水返し12Cの下面に
貼着しても良い。また、防水シート4は軒側横枠材1C
の水返し12Cの下面に軟質合成樹脂や軟質ゴム等の防
水材料を塗布することにより形成しても良い。 【0013】図2に示すように、セル保持枠1の棟側横
枠材1Dは、棟側横枠材本体11Dの上面部の棟側端部
に水切り12Dを立設し、棟側横枠材本体11Dの後部
寄り部位の下面から下方に向けて掛止片13Dを突設し
て構成されている。掛止片13Dは、図10に示すよう
に、屋根下地部Cの瓦桟Eに引っ掛けるためのものであ
り、掛止片13Dの突出長は瓦桟Eの高さ寸法よりも短
くなるように設定されている。なお、図面では掛止片1
3Dは棟側横枠材1Dの全長にわたって形成されている
が、必ずしも全長にわたって形成される必要はない。棟
側横枠材1Dの幅寸法は軒側横枠材1Cの幅寸法に比べ
て大きく、例えば約9cmに設定されている。 【0014】図1及び図3に示すように、セル保持枠1
の縦枠材1Aは、内周側に固定溝3を有する縦枠材本体
11Aの外周側の下端からアンダーラップ片12Aを水
平に延設し、アンダーラップ片12Aの先端に立ち上が
り部13Aを設けて構成されている。アンダーラップ片
12Aの上面側の幅方向中央には補強リブ14Aが設け
られ、補強リブ14Aには挿通孔15Aが貫設されてい
る。したがって、図11に示すように、この挿通孔15
Aにねじ6を挿通してアンダーラップ片12Aを屋根下
地部Cにねじ止めした場合、ねじ6による締結力が補強
リブ14Aによって分散して挿通孔15A付近のアンダ
ーラップ片12Aに集中することがなくなり、アンダー
ラップ片12Aの変形を防止できる。 【0015】図1及び図3に示すように、セル保持枠1
の縦枠材1Bは、内周側に固定溝3を有する縦枠材本体
11Bの外側面の上端からオーバーラップ片12Bを水
平に延設し、オーバーラップ片12Bの先端に垂れ部1
3Bを設けて構成されており、オーバーラップ片12B
の基端には挿通孔14Bが穿設されている。 【0016】図4は、太陽電池セル保持瓦Aとこれと隣
接する屋根瓦Bとの接合部の防水を行う防水繋ぎ体7の
斜視図を示し、この防水繋ぎ体7は、軒先方向に長い断
面L字状の水切り板7Aの水平板部7B上面の幅方向の
中央に弾性防水材7Cを設けて構成されており、水切り
板7Aの両端部には水返し7D,7Eが形成されてい
る。 【0017】以上のようにして構成される太陽電池セル
保持瓦Aは、図5乃至図11に示すように、屋根下地部
Cの上に屋根瓦Bと共に固定されるものである。図6乃
至図8は太陽電池ユニットD及び屋根瓦Bの施工工程を
示す斜視図であり、図9は屋根に太陽電池ユニットDを
設置した状態を示す斜視図であり、図10は太陽電池ユ
ニットDが設置された屋根の縦断面図であり、図11は
太陽電池ユニットが設置された屋根の横断面図である。
以下、太陽電池セル保持瓦Aによる太陽電池ユニットD
の設置作業及び屋根瓦Bの葺設作業について説明する。
まず、野地板の上にアスファルトルーフィング及びカラ
ー鋼板を重ねて屋根下地部Cを形成する。また、軒先側
には瓦座Dを固定する 【0018】次に、図5及び図6に示すように、屋根下
地部Cの瓦桟E及びセル取付板Fを固定具にて固定す
る。セル取付板Fと直ぐ下の瓦桟Eとの間には太陽電池
セル保持瓦Aの電線のプラス端子8を通すための隙間E
1を形成し、瓦桟Eの間には太陽電池セル保持瓦Aの電
線のマイナス端子9を通すための隙間E2を形成する。
セル取付板Fは、ねじ6の螺入深さを大きくして太陽電
池セル保持瓦Aを屋根下地部Cに安定的に固定するため
のものである。図5中の符号Jは太陽電池セル保持瓦A
の働き幅を示し、また、符号Kは太陽電池セル保持瓦A
を葺設したときの太陽電池セル保持瓦Aの側端面の位置
を示すラインである。 【0019】図10及び図11に示すように、太陽電池
セル保持瓦Aをねじ6で屋根下地部Cに固定する前に、
太陽電池セル保持瓦Aの掛止片13Dを瓦桟Eに引っ掛
けて太陽電池セル保持瓦Aを位置決めする。この太陽電
池セル保持瓦Aの葺設は、通常の瓦と同じように、軒先
側から順に施工して行く。次に、図11に示すように、
横方向に互いに隣接する太陽電池セル保持瓦A同士は、
縦枠材1A,1Bのオーバーラップ片12B及びアンダ
ーラップ片12Aの挿通孔15A,14Bに通される3
本のねじ6にて屋根下地部Cに固定する。ねじ6は、図
11に示すように、セル取付板F及び屋根下地部Cに螺
入される。なお、屋根瓦Bもねじ6にて固定する。 【0020】ねじ6はステンレス製であり、ねじ6の軸
部の非ねじ部は絶縁材6Aにて被覆され、また、ねじ6
の軸部の基端にはゴムパッキン6Bが取付られている。
セル保持枠1の縦枠材1Bのオーバーラップ片12Bの
挿通孔14Bに通されるねじ6の頭部6Bの外周縁の一
部は、図11に示すように、縦枠材本体11Bにかかっ
ており、オーバーラップ片12Bにねじ6を締め付ける
ことによるオーバーラップ片12Bへの集中荷重の発生
を防止している。 【0021】そして、図6に示すように、屋根瓦B及び
太陽電池セル保持瓦Aを軒先側から棟側に向けて取付て
行く。また、太陽電池セル保持瓦Aの掛止片13Dの一
部、すなわち太陽電池セル保持瓦Aを屋根下地部Cに葺
設したときに瓦桟Eの隙間E2に対応する部位をカット
し、このカット部から棟側に向けて太陽電池セル2の配
線のマイナス端子9を導出する。なお、上段と下段の太
陽電池セル保持瓦A,Aの重なり寸法を7cm乃至9c
mに設定する。 【0022】次に、図7及び図11に示すように、太陽
電池セル保持瓦Aの端に屋根瓦Bが位置する場合には、
防水繋ぎ体7を太陽電池セル保持瓦Aのオーバーラップ
片12Bと屋根瓦Bとの接合部の下方に位置するように
配設する。すなわち、オーバーラップ片12Bの垂れ部
13Bと屋根瓦Bの端部とを突き合わせると共に、防水
繋ぎ体7の弾性防水材7Cに弾性的に接触させる。更
に、太陽電池セル保持瓦Aのオーバーラップ片12Bの
垂れ部13Bと屋根瓦Bとの間にコーキング材10を充
填する。なお、図11に示すように、太陽電池セル保持
瓦Aのアンダーラップ片12Aを有する縦枠材本体11
Aと屋根瓦Bとの間にもコーキング材を充填すると良
い。 【0023】図8に示すように、隣接する太陽電池セル
保持瓦A,A同士の接合部の棟側部分を接合用防水シー
ト5Aにて覆う。また、図7に示すように、横方向に隣
接する屋根瓦Bと太陽電池セル保持瓦Aとの接合部の棟
側部分を接合用防水シート5Aにて覆う。このようにし
て、屋根下地部Cに太陽電池セル保持瓦A及び屋根瓦B
を取り付け、図9に示すように太陽電池ユニットDの設
置を完了する。なお、図中の符号Mは棟部である。 【0024】図10に示すように、上段と下段の太陽電
池セル保持瓦A,Aが重なると、上段の太陽電池セル保
持瓦Aの軒側横枠材1Cの水返し12Cの防水シート4
は、下段の太陽電池セル保持瓦Aのセル保持枠1の棟側
横枠材1Dの上面部に密着して上段及び下段の太陽電池
セル保持瓦Aの重なり部が防水上の弱点にならない。ま
た、防水シート4によって太陽電池セル保持瓦Aの磨耗
を防止できる。また、図10に示すように、太陽電池セ
ル保持瓦Aと、太陽電池セル保持瓦Aの下段に位置する
屋根瓦Bとの隙間は、軒側横枠材1Cの隠し片13Cに
よって隠れる。 【0025】図11に示すように、横方向での太陽電池
セル保持瓦Aと屋根瓦Bとの接合部では、コーキング材
10と防水繋ぎ体7の弾性防水材7C及び水切り板7A
の3重の防水処理がされて、防水上の弱点となる易い屋
根瓦Bの端部、特に屋根瓦Bの切断端部との接合部分に
おいて優れた防水機能を発揮させることができる。ま
た、図11に示すように、横方向に隣接する太陽電池セ
ル保持瓦A同士の接合部及び太陽電池セル保持瓦Aと屋
根瓦Bとの接合部には、水返し用の空所H,I,Pが形
成される。 【0026】図10に示すように、太陽電池セル保持瓦
Aの電線は、最終的には棟部近くの屋根下地部Cに取付
られた配線ボックスGの挿通孔G1から天井裏に配線さ
れる。配線ボックスGは屋根下地部Cに設けられた取付
孔C1に取付けられるものである。 【0027】なお、屋根下地部Cの上に屋根瓦Bを葺設
するのと同じ要領で、太陽電池セル保持瓦Aを敷設して
太陽電池ユニットDを屋根に設置でき、また、屋根瓦B
の中に太陽電池セル保持瓦Aが組み込まれるので、屋根
本来の持つ美しさが太陽電池ユニットDによって損われ
ることもない。 【0028】以上の実施の形態では、一文字葺きの場合
について説明したが、他の種々葺き方に応じて太陽電池
セル保持瓦Aの形状は変更されるものである。なお、太
陽電池セル保持瓦Aは、カーテンウォールの外壁面にも
取付けることができる。 【0029】図1、図2、図3、図8及び図10の二点
鎖線で示すように、太陽電池セル保持瓦Aのセル保持枠
1の棟側横枠材1Dの上面部に防水シート5を貼着し、
上段と下段の太陽電池セル保持瓦A,Aを重ねたとき
に、上段の太陽電池セル保持瓦Aの軒側横枠材1Cの水
返し12Cの防水シート4と、下段の太陽電池セル保持
瓦Aの棟側横枠材1Dの防水シート5とを密着させるよ
うにすれば、太陽電池セル保持瓦Aの接合部の防水機能
を更に高めることができる。 【0030】防水シート5及び接合用防水シート5A
は、防水シート4と同様に、耐久性、耐磨耗性、耐水
性、耐光性を有する軟質合成樹脂や軟質ゴム等の防水材
料にて形成されており、厚み寸法は薄肉に設定されてい
る。防水シート5,5Aを貼着する場合には、予め防水
シート5,5Aの一面側に接着剤層を形成し、この接着
剤層にて防水シート5,5Aを貼着しても良いし、施工
現場で接着剤を防水シート5,5Aに塗布して貼着して
も良い。また、防水シート5は棟側横枠材1Dの上面部
に軟質合成樹脂や軟質ゴム等の防水材料を塗布すること
により形成しても良い。 【0031】 【0032】 【0033】 【0034】 【0035】 【0036】【発明の効果】以上説明したように、本発明 の太陽電池
セル保持瓦の接合構造によれば、下段及び上段の太陽電
池セル保持瓦の接合部分では防水シート同士が接触する
ので、下段及び上段の太陽電池セル保持瓦の接合部分を
密着させることができ、防水機能を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態を示す太陽電池セル保持瓦
の斜視図である。 【図2】図1のX−X拡大断面図である。 【図3】図3のY−Y拡大断面図である。 【図4】本発明の実施の形態を示す太陽電池セル保持瓦
の接合構造に用いられる防水繋ぎ体の斜視図である。 【図5】太陽電池ユニットの施工工程を示す斜視図であ
る。 【図6】太陽電池ユニットの施工工程を示す斜視図であ
る。 【図7】太陽電池ユニットの施工工程を示す斜視図であ
る。 【図8】太陽電池セル保持瓦同士の接合部分を示す斜視
図である。 【図9】太陽電池ユニットが設置された屋根を示す斜視
図である。 【図10】太陽電池ユニットが設置された屋根の縦断面
図である。 【図11】太陽電池ユニットが設置された屋根の横断面
図である。 【符号の説明】 A 太陽電池セル保持瓦 1 セル保持枠 1A 縦枠材 11A 縦枠材本体 12A アンダーラップ片 13A 立ち上がり部 14A 補強リブ 15A ねじの挿通孔 1B 縦枠材 11B 縦枠材本体 12B オーバーラップ片 13B オーバーラップ片の垂れ部 14B ねじの挿通孔 1C 軒側横枠材 11C 軒側横枠材本体 12C 水返し 13C 隠し片 1D 棟側横枠材 11D 棟側横枠材本体 12D 水切り 13D 掛止片 2 太陽電池セル 3 固定溝 4 防水シート 5 防水シート 6 ねじ 7 防水繋ぎ体 7A 水切り板 7C 弾性防水材 10 コーキング材 B 屋根瓦 C 屋根下地部 D 太陽電池ユニット E 瓦桟
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堺谷 昭司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式 会社内 (72)発明者 辻野 晋行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式 会社内 (72)発明者 生嶋 征夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式 会社内 (72)発明者 安田 孝慶 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式 会社内 (56)参考文献 実開 平2−42452(JP,U) 実開 昭64−30860(JP,U) 実開 昭63−44928(JP,U) 実開 昭61−71721(JP,U) 実開 昭63−86225(JP,U) 実開 昭64−33840(JP,U) 実開 昭63−198729(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 1/30 603 E04D 1/12 E04D 3/40 E04D 13/18 H01L 31/042

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 太陽電池セル保持瓦の軒先端部の下面側
    及び棟側端部の上面側に防水シートをそれぞれ取付け、
    下段の太陽電池セル保持瓦の棟側の防水シートの上に上
    段の太陽電池セル保持瓦の軒先側の防水シートを重ねて
    太陽電池セル保持瓦同士を接合したことを特徴とする太
    陽電池セル保持瓦の接合構造
JP00793198A 1998-01-19 1998-01-19 太陽電池セル保持瓦の接合構造 Expired - Lifetime JP3528034B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00793198A JP3528034B2 (ja) 1998-01-19 1998-01-19 太陽電池セル保持瓦の接合構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00793198A JP3528034B2 (ja) 1998-01-19 1998-01-19 太陽電池セル保持瓦の接合構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11200561A JPH11200561A (ja) 1999-07-27
JP3528034B2 true JP3528034B2 (ja) 2004-05-17

Family

ID=11679276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00793198A Expired - Lifetime JP3528034B2 (ja) 1998-01-19 1998-01-19 太陽電池セル保持瓦の接合構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3528034B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7012188B2 (en) * 2000-04-04 2006-03-14 Peter Stuart Erling Framing system for solar panels
JP4738669B2 (ja) * 2001-08-22 2011-08-03 旭化成建材株式会社 太陽電池屋根材
TWI230466B (en) 2001-09-28 2005-04-01 Kaneka Corp Solar cell module, method for laying out solar cell modules, and method for separation of solar cell modules
JP4056419B2 (ja) * 2003-03-31 2008-03-05 シャープ株式会社 太陽電池ユニットおよびその屋根取り付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11200561A (ja) 1999-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5282118B2 (ja) 太陽電池モジュールの敷設方法及び太陽電池モジュールの吹上げ防止装置
JP2008531874A (ja) 屋根被覆体またはファサード被覆体
JP3528034B2 (ja) 太陽電池セル保持瓦の接合構造
JP3031863B2 (ja)
JP3528033B2 (ja) 太陽電池セル保持瓦及び屋根への太陽電池ユニットの設置方法
JP3848540B2 (ja) パラペットの防水構造
JP3296962B2 (ja) 屋根パネルの配線構造
JP2006090082A (ja) スタータ金具及び平板状屋根の葺設方法
CN217326114U (zh) 一种具有疏水条的瓦片
CN211548450U (zh) 女儿墙压顶与避雷带一体化施工结构
JP3533300B2 (ja) 太陽電池を融合した瓦棒屋根
KR200181977Y1 (ko) 루핑시트를 이용한 방수구조
KR900009201Y1 (ko) 단열 방수용 지붕판
JPS6236899Y2 (ja)
JP2597815B2 (ja) パネル屋根の構造
JP4390323B2 (ja) パラペット構造
JP3567547B2 (ja) 改修融雪屋根のケラバ部構造
JP2619767B2 (ja) 屋根構造
JP3067379U (ja) 軽量・耐火連結屋根
JP2889717B2 (ja) 屋根パネルの接続構造
JPS6236900Y2 (ja)
JP2001098708A (ja) 軽量・耐火連結屋根
JPS61242280A (ja) 家屋の屋根の陸屋根化装置
JPH0363615B2 (ja)
JP2000017791A (ja) 太陽電池パネルの屋根取付け用架台および屋根取付け方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080305

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110305

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 9