JP2008229811A - 駆動機構、姿勢変化吸収体及び加工装置 - Google Patents

駆動機構、姿勢変化吸収体及び加工装置 Download PDF

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Abstract

【課題】テーブルのような各種の作用要素を移動させる機能を有する駆動機構において、作用要素の取付け精度を低下させることなく、作用要素に姿勢変化が生じるのを防止する。
【解決手段】ガイドレール20aと、ガイドレール20aに係合して摺動する摺動体21aとガイドレール20aに沿って摺動体21aを移動させる駆動部と摺動体21aに固定される作用要素とを少なくとも備えた移動機構において、摺動体21aと作用要素との間に、摺動体21aに固定される摺動体固定部270と、作用要素に固定される作用要素固定部271と、摺動体固定部270の姿勢変化に対応して摺動体21aの移動方向に対して垂直な方向または水平な方向に湾曲して姿勢変化を吸収する吸収部272とを有する姿勢変化吸収体27aを介在させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、各種の作用要素を移動させる機能を有する駆動機構、それに用いられる姿勢変化吸収体及びその駆動機構を備えた加工装置に関するものである。
IC、LSI等のデバイスが分割予定ラインによって区画されて形成されたウェーハは、高速回転する切削ブレードを用いて分割予定ラインを縦横に切削することによって個々のデバイスに分割される。かかる切削には、例えば図9に示す切削装置100が用いられる(特許文献1参照)。
この切削装置100は、ウェーハWを保持するチャックテーブル7と、チャックテーブル7に保持されたウェーハWに作用して切削を行う切削手段8とを有している。チャックテーブル7は、駆動源70の内部のパルスモータに連結されて所望角度回転可能となっている。駆動源70は摺動体71に固定されており、摺動体71は、切削送り手段72によって駆動されてX軸方向に移動可能となっている。切削送り手段72は、X軸方向に配設された送りネジ軸720と、送りネジ軸720の一端に連結されたサーボモータ721と、送りネジ軸720と平行に配設された一対のガイドレール722とから構成され、送りネジ軸720には摺動体71の下部に備えた送りナット(図示せず)が螺合している。送りネジ軸720は、サーボモータ721に駆動されて回動し、それに伴って摺動体71がガイドレール722にガイドされてX軸方向に移動し、チャックテーブル7も同方向に移動する構成となっている。
図9に示すように、切削手段8は、ハウジング80によって回転可能に支持されたスピンドル81の先端に切削ブレード82が装着されて構成されており、切削手段8は、切り込み送り手段83によって駆動されてZ軸方向に移動可能であると共に、割り出し送り手段84によって駆動されてY軸方向に移動可能となっている。
ハウジング80の側部には、ウェーハの切削すべき領域を検出するアライメント手段85が配設されている。アライメント手段85には撮像部850を備えており、撮像部850によって取得したウェーハの画像に基づいて切削すべき分割予定ラインを検出する。
ダイシング対象のウェーハWは、テープTを介してフレームFと一体となった状態でチャックテーブル7に保持される。そして、切削送り手段72によって駆動されてチャックテーブル7がX軸方向に移動することによりウェーハWが撮像部850の直下まで移動し、ウェーハWの表面が撮像されて切削すべき分割予定ラインが検出され、その分割予定ラインと切削ブレード82とのY軸方向の位置合わせがなされる。かかる位置合わせがなされた状態で、チャックテーブル7がX軸方向に移動すると共に切削ブレード82が高速回転しながら切削手段8が下降して検出された分割予定ラインに切り込むことにより、その分割予定ラインが切削される。また、隣接する分割予定ラインの間隔ずつ切削手段8をインデックス送りしながら切削を行うことにより、同方向の分割予定ラインが切断され、更にチャックテーブル7を90度回転させてから同様の切削を行うと、個々のチップに分割される。
しかし、例えばウェーハWの厚さが100μm以下であるような場合や、ウェーハWがダイアタッチフィルムと称されるダイボンディング用の粘着フィルムが裏面に貼着されたものである場合は、ダイシングによって形成された個々のデバイスの周縁部に比較的多くのチッピングが生じてデバイスの品質を低下させるという問題がある。
これは、チャックテーブル7が加工送りされる際に、摺動体71が姿勢変化し、その姿勢変化がチャックテーブルに伝達されてウェーハが振動することに起因している。
そこで、かかる問題を解決するために、天然ゴムや合成ゴム等で製作された弾性体を摺動体のテーブル取付け面に配設することにより、摺動体の姿勢変化に起因するテーブルの姿勢変化を低減する技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2006−294913号公報 特開2006−112458号公報
しかし、特許文献2に記載された構造では、単にテーブルと摺動体との間に弾性体を挟んだ構造であるため、以下の問題が生じ、精度の高さが要求される駆動機構には使用することができない。
(1)テーブルを摺動体に取り付ける際に、複数ある取付けボルトの締め付けトルクのバラツキにより弾性体の変形量にもバラツキが生じるため、テーブルの取付け精度を確保することができない。
(2)摺動体に対するテーブルの取付け剛性が極端に低下するため、テーブルの負荷荷重の変化により弾性体の変形量が変化し、テーブルの取付け精度が変化する。
(3)摺動体に対するテーブルの取付け剛性が極端に低下するため、慣性力によってテーブルの加減速時に発生する負荷により弾性体の変形量が変化するため、テーブルの取付け精度の変化や揺れが生じる。
(4)天然ゴムや合成ゴム等によって形成された弾性体に、時間の経過と共に圧縮永久歪が生じるため、摺動体に対するテーブルの取付け精度が時間の経過とともに変化する。
このように、テーブルのような各種の作用要素を移動させる機能を有する駆動機構においては、作用要素の姿勢変化及び取付け精度に対する対策が充分ではない。そこで、本発明が解決しようとする課題は、作用要素の取付け精度を低下させることなく、作用要素に姿勢変化が生じるのを防止することである。
第一の発明は、ガイドレールと、ガイドレールに係合して摺動する摺動体と、ガイドレールに沿って摺動体を移動させる駆動部と、摺動体に固定される作用要素とを少なくとも備えた移動機構に関するもので、摺動体と作用要素との間に介在する姿勢変化吸収体を備え、姿勢変化吸収体は、摺動体に固定される摺動体固定部と、作用要素に固定される作用要素固定部と、摺動体の移動方向をX軸方向としX軸方向に対して水平な方向に直交する方向をY軸方向としX軸方向に対して垂直な方向に直交する方向をZ軸方向とした場合に摺動体固定部の姿勢変化に対応してX軸方向、Y軸方向またはZ軸方向に湾曲して該姿勢変化を吸収する吸収部とから構成される。
ガイドレールが、平行に配設された第一のガイドレールと第二のガイドレールとから構成され、摺動体が、第一のガイドレールに係合する第一の摺動体及び第二の摺動体と、第二のガイドレールに係合する第三の摺動体及び第四の摺動体とを有し、姿勢変化吸収体が、第一の摺動体に固定される第一の姿勢変化吸収体と、第二の摺動体に固定される第二の姿勢変化吸収体と、第三の摺動体に固定される第三の姿勢変化吸収体と、第四の摺動体に固定される第四の姿勢変化吸収体とから構成され、作用要素が、第一の摺動体、第二の摺動体、第三の摺動体及び第四の摺動体の各作用要素固定部に固定される構成が一例として挙げられる。
姿勢変化吸収体は、ロックウェル硬度R40以上の金属または樹脂で形成されることが望ましい。
姿勢変化吸収体は、摺動体固定部のX軸方向の両端部からZ軸方向に起立する両端壁部と、摺動体固定部のX軸方向の中間部からZ軸方向に起立する中間壁部とを備え、吸収部及び作用要素固定部は、両端壁部と中間壁部との間をX軸方向に架設して形成されることが望ましい。
第二の発明は、ガイドレールと、ガイドレールに係合して摺動する摺動体と、ガイドレールに沿って摺動体を移動させる駆動部と、摺動体に固定される作用要素とを少なくとも備えた駆動機構において、摺動体と作用要素との間に介在して摺動体の姿勢変化を吸収する姿勢変化吸収体に関するもので、摺動体に固定される摺動体固定部と、作用要素に固定される作用要素固定部と、摺動体の移動方向をX軸方向としX軸方向に対して水平な方向に直交する方向をY軸方向としX軸方向に対して垂直な方向に直交する方向をZ軸方向とした場合に摺動体固定部の姿勢変化に対応して摺動体の移動方向に対してX軸方向、Y軸方向またはZ軸方向に湾曲して姿勢変化を吸収する吸収部とから構成される。
この姿勢変化吸収体は、ロックウェル硬度R40以上の金属または樹脂で構成されることが望ましい。
第三の発明は、上記の駆動機構を備えた加工装置に関するもので、作用要素は、被加工物を保持するチャックテーブルであり、チャックテーブルに保持された被加工物に対して作用する加工工具を備えたものである。加工工具としては、例えば切削ブレードがあるが、これには限定されない。
本発明では、摺動体と作用要素との間に姿勢変化吸収体を介在させ、姿勢変化吸収体は、摺動体に固定される摺動体固定部と、作用要素に固定される作用要素固定部と、摺動体の移動方向をX軸方向としX軸方向に対して水平な方向に直交する方向をY軸方向としX軸方向に対して垂直な方向に直交する方向をZ軸方向とした場合に摺動体固定部の姿勢変化に対応してX軸方向、Y軸方向またはZ軸方向に湾曲して姿勢変化を吸収する吸収部とから構成されるため、慣性力による歪みやツマズキ等に起因する摺動体の姿勢変化が吸収部によって吸収され、作用要素固定部に伝達されない。したがって、作用要素固定部に固定された作用要素が姿勢変化するのを防止することができる。
姿勢変化吸収体がロックウェル硬度R40以上の金属または樹脂で構成されると、姿勢変化を吸収すると共に、経年変化もないことから摺動体に対する作用要素の取付け精度も高くすることができ、また、作用要素に対する加重の影響も受けない。
姿勢変化吸収体が、摺動体固定部のX軸方向の両端部からZ軸方向に起立する両端壁部と、摺動体固定部のX軸方向の中間部からZ軸方向に起立する中間壁部とを備え、吸収部及び作用要素固定部が両端壁部と中間壁部との間をX軸方向に架設して形成されると、吸収部は、摺動体のZ軸方向の姿勢変化に対応してZ軸方向に変形し、摺動体のXY平面方向の姿勢変化に対応してXY平面方向に変形することにより、Z軸方向及びXY平面方向の姿勢変化を吸収することができる。
上記の駆動機構を備え、作用要素が被加工物を保持するチャックテーブルであり、チャックテーブルに保持された被加工物に対して作用する加工工具を備えた加工装置では、チャックテーブルに保持された被加工物の姿勢が安定するため、加工精度が高くなる。加工工具が切削ブレードである場合は、ウェーハ等の被加工物にチッピングが生じにくくなる。
図1に示す切削装置1は、加工装置の一種であり、各種の被加工物を切削する装置であり、少なくとも、被加工物を保持するチャックテーブル23を移動させるための機能を有する駆動機構2を備えている。
駆動機構2は、X軸方向に平行に配設された第一のガイドレール20a及び第二のガイドレール20bと、第一のガイドレール20aに係合して摺動可能な第一の摺動体21a及び第二の摺動体21bと、第二のガイドレール20bに係合して摺動可能な第三の摺動体21c(図2で図示)及び第四の摺動体21dと、ガイドレール20に沿って摺動体21を移動させる駆動部22と、摺動体21に固定される作用要素であるチャックテーブル23とから構成される。ここで、X軸方向とは、各摺動体21a〜21dの移動方向である。
駆動部22は、ガイドレール20と平行に配設された送りネジ軸24と、送りネジ軸24の一端に連結されて送りネジ軸24を回転させる駆動源25と、送りネジ軸24の自由端部を回転可能に支持する端末支持部26と、送りネジ軸24に螺合し摺動体21を介して作用要素であるチャックテーブル23に連結される送りナット(図示せず)とを備えている。駆動源25によって駆動されて送りネジ軸24が回動することにより送りナットに連結された摺動体21がガイドレール20にガイドされてX軸方向に移動し、これに伴い摺動体21に固定されたチャックテーブル23もX軸方向に移動する構成となっている。
チャックテーブル23の移動経路の上方には、チャックテーブル23に保持された被加工物に切削加工を施す切削手段3が配設されている。切削手段3は、ハウジング30によって回転可能に支持されたスピンドル31の先端に加工工具である切削ブレード32が装着されて構成されており、切削手段3は、切り込み送り手段4によって駆動されてZ軸方向に移動可能であると共に、割り出し送り手段5によって駆動されてY軸方向に移動可能となっており、チャックテーブル23の移動方向に直交する方向に移動可能となっている。ここで、Y軸方向とは、X軸方向に対して水平な方向に直交する方向であり、Z軸方向とは、X軸方向に対して垂直な方向に直交する方向である。
ハウジング30の側部には、ウェーハの切削すべき領域を検出するアライメント手段6が固定されている。アライメント手段6には撮像部60を備えており、アライメント手段6は、撮像部60によって取得したウェーハの画像に基づいて切削すべき分割予定ラインを検出する機能を有する。
切り込み送り手段4は、壁部40の一方の面においてZ軸方向に配設された送りネジ軸41と、送りネジ軸41の一端に連結され送りネジ軸41を回動させる駆動源42と、送りネジ軸41の他端の自由端部を回動可能に支持する端末支持部43と、送りネジ軸41と平行に配設されたガイドレール44と、送りネジ軸41に螺合する送りナット(図示せず)と連結されガイドレール44に係合して摺動可能な摺動体45とから構成され、駆動源42に駆動されて摺動体45がガイドレール44にガイドされてZ軸方向に移動し、これに伴い摺動体44に支持された切削手段3がZ軸方向に昇降する構成となっている。
割り出し送り手段5は、Y軸方向に配設された送りネジ軸50と、送りネジ軸50の一端に連結され送りネジ軸50を回動させる駆動源51と、送りネジ軸50の他端の自由端部を回動可能に支持する端末支持部(図示せず)と、送りネジ軸50と平行に配設されたガイドレール52と、送りネジ軸50に螺合する送りナット(図示せず)と連結されガイドレール52に係合して摺動可能な摺動体53とから構成され、駆動源51に駆動されて摺動体53がガイドレール52にガイドされてY軸方向に移動し、これに伴い摺動体53と一体に形成された壁部40及び切削手段3がY軸方向に移動する構成となっている。
図2に示すように、チャックテーブル23は、被加工物を保持する保持部230と、パルスモータによって保持部230を所望角度回転駆動する回転駆動部231と、回転駆動部231を支持すると共に摺動体21に固定される被固定部232とから構成される。被固定部232には、第一のボルト28を貫通させるための貫通孔232aが表裏面を貫通して複数形成されている。
図2に示すように、被固定部232は、第一の姿勢変化吸収体27a、第二の姿勢変化吸収体27b、第三の姿勢変化吸収体27c及び第四の姿勢変化吸収体27dを介在させて第一の摺動体21a、第二の摺動体21b、第三の摺動体21c、第四の摺動体21dに固定される。各摺動体21a〜21dには、第二のボルト29を螺着させるためのネジ穴210が形成されている。
図3に示すように、個々の姿勢変化吸収体27a(27b、27c、27d)は、個々の摺動体21a(21b、21c、21d)に固定される部位である摺動体固定部270と、作用要素であるチャックテーブル23に固定される部位である作用要素固定部271と、摺動体固定部270の姿勢変化に対応してX軸方向、Y軸方向またはZ軸方向に湾曲することによりその姿勢変化を吸収する吸収部272とを備えている。
摺動体固定部270には第二のボルト29を貫通させるための貫通孔270aが表裏面を貫通して複数(図示の例では4箇所に)形成されている。また、作用要素固定部271は、吸収部272より上方に突出して形成されており、作用要素固定部271には、図2に示した第一のボルト28を螺着するためのネジ穴271aが図示の例では4箇所に形成されている。姿勢変化吸収体27a〜27dは、例えばロックウェル硬度R40以上の金属または樹脂で形成されている。
図4及び図5に示すように、各姿勢変化吸収体27a〜27dには、チャックテーブル23の移動方向、すなわち各摺動体21a、21b、21c、21dの摺動方向(X軸方向)に対して直交する水平方向(Y軸方向)に貫通する2つの水平貫通孔273が形成されており、図4に示すように、各水平貫通孔273の上部に吸収部272が形成されている。また、図3、図5及び図6に示すように、各姿勢変化吸収体27a〜27dには、垂直方向に貫通する垂直貫通孔274が形成されている。図示の例における垂直貫通孔274は、チャックテーブル23の進行方向に長尺な長孔であり、図6に示すように、垂直貫通孔274の側部に吸収部272が形成されている。
図示の各姿勢変化吸収体27a〜27dには、摺動体固定部270のX軸方向の両端部からZ軸方向に起立する両端壁部276と、摺動体固定部270のX軸方向の中間部からZ軸方向に起立する中間壁部277とを備え、吸収部272及び作用要素固定部271は、両端壁部276と中間壁部277との間をX軸方向に架設して形成されている。吸収部272は、X軸方向とY軸方向とZ軸方向とに同時に撓むことが可能となっており、これによって摺動体21a〜21dのX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の混合した姿勢変化を吸収することが可能となっている。
図1を参照してウェーハWを切削する際の動作について説明すると、ダイシング対象のウェーハWは、テープTを介してフレームFと一体となった状態でチャックテーブル23に保持される。そして、駆動機構2の機能によりチャックテーブル23がX軸方向に移動することによりウェーハWが撮像部60の直下まで移動し、ウェーハWの表面が撮像されて切削すべき分割予定ラインが検出され、その分割予定ラインと切削ブレード32とのY軸方向の位置合わせがなされる。
かかる位置合わせがなされた状態で、チャックテーブル23がX軸方向に移動すると共に切削ブレード32が高速回転しながら切削手段3が下降し、検出された分割予定ラインに切削ブレード32が作用して切り込むことにより、その分割予定ラインが切削される。また、隣接する分割予定ラインの間隔ずつ切削手段3をY軸方向に割り出し送りしながらチャックテーブル23を同様に移動させて順次切削していく。更に、チャックテーブル23を90度回転させてから同様の切削を行うと、すべての分割予定ラインが分離されて個々のチップに分割される。
このようにして駆動機構2の機能によりチャックテーブル23がX軸方向の移動を繰り返す間に、第一のガイドレール20a及び第二のガイドレール20bを摺動する各摺動体21a〜21dには、例えば、摺動体21a〜21dの移動方向に対して縦方向(Z軸方向)に姿勢変化するピッチング、摺動体21a〜21dの移動方向に対して移動軸方向(X軸方向、図1の例では送りネジ軸24の軸心)を中心として回転方向に姿勢変化するローリング、摺動体21a〜21dの移動方向に対して横方向(XY平面方向)に姿勢変化するヨーイングといった各種の姿勢変化が生じうる。
しかし、各摺動体21a〜21dとチャックテーブル23との間に介在する各姿勢変化吸収体27a〜27dは、摺動体21a〜21dの姿勢変化に対して吸収部272が弾性変形することによりその姿勢変化を吸収するため、作用要素固定部271に姿勢変化が生じることはなく、その姿勢変化がチャックテーブル23に伝達されない。したがって、チャックテーブル23に保持されたウェーハの姿勢が変化することもないため、ウェーハの切り溝の側壁(ダイシング後はデバイスの周縁部)にチッピングが生じにくくなる。
例えば図7に誇張して示すように、第一の摺動体21aにZ軸方向の姿勢変化(数μm程度)が生じると、第一の姿勢変化吸収体27aの摺動体固定部270は第一の姿勢変化吸収体27aと共に図示のように姿勢を変えるが、そのとき、吸収部272がZ軸方向に撓むため、作用要素固定部271の姿勢は変化せず、元の姿勢を維持している。したがって、作用要素固定部271に固定された作用要素であるチャックテーブル23の姿勢が変化することがなく、チャックテーブル23に保持されたウェーハの切削にも影響しないため、ウェーハの分割予定ラインを正確に切断することができると共に、ウェーハの切り溝の両側部(デバイスの周縁部)にチッピングが生じない。姿勢変化吸収体27aの支点275が2つの水平貫通孔273の中間にあると、より効果的に姿勢変化を吸収することができる。
また、例えば図8に誇張して示すように、第二の摺動体21bがその進行方向のX軸方向に対して水平に直交するY軸方向に姿勢変化すると、第二の姿勢変化吸収体27bでは、第二の摺動体21bに固定される摺動体固定部270も第二の摺動体21bと同方向に姿勢を変えるが、このとき、図示のように吸収部272がY軸方向に撓むため、作用要素固定部271は元の姿勢を維持している。したがって、作用要素固定部271に固定されたチャックテーブル23にも姿勢変化は生じないため、ウェーハの分割予定ラインを正確に切断することができると共に、ウェーハの切り溝の両側部にチッピングが生じない。
更に、図7に示したようなZ軸方向の姿勢変化と図8に示したようなY軸方向の姿勢変化とが同時に生じた場合でも、吸収部272では、両方の姿勢変化に対応した変形が同時に行われる。
姿勢変化吸収体27a〜27dが、ロックウェル硬度R40以上の金属または樹脂で形成されていると、姿勢変化を吸収できると共に、チャックテーブル23の取付精度も維持することができ、更には、切削時におけるチャックテーブル23に対する加重の影響も受けない。
各姿勢変化吸収体27a〜27dとしては、例えば弾性変形可能な合金を用いることで、吸収部272が垂直方向及び水平方向に変形することができる。使用可能な合金としては、複合型、強磁性型、転位型、双晶型などがある。複合型としては、例えばFe-C-Si、Al-Zn、強磁性型としては、例えばNi、Fe-Cr、Fe-Cr-Al、Fe-Cr-Al-Mn、Fe-Al-Si、Fe-Cr-Si-Al、Fe-Cr-Mo、Co-Ni、転位型としては、例えばMg、Mg-Zr、Mg2Ni、Mg-Cu-Mn、Fe-Ni-Mn、Fe-Mn-Cr、双晶型としては、Mn-Cu、Cu-Mn-Al、Cu-Mn-Al-Sn、Cu-Al-Ni、Cu-Zn-Al、Ni-Ti、Mn-Cu-Ni-Fe等がある。
上記の例では、切削装置について説明したが、加工装置としては、その他にレーザー加工装置等もある。その場合の加工工具はレーザー光の照射ヘッドとなる。
本発明が適用される切削装置の一例を示す斜視図である。 摺動体に対するチャックテーブルの取付機構を示す分解斜視図である。 ガイドレール、摺動体及び姿勢変化吸収体を示す分解斜視図である。 図3のA−A線断面図である。 図3のB−B線断面図である。 図3のC−C線断面図である。 摺動体の姿勢変化時の姿勢変化吸収体の変形の第一の例を略示的に示す断面図である。 摺動体の姿勢変化時の姿勢変化吸収体の変形の第二の例を略示的に示す平面図である。 従来の切削装置の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1:切削装置
2:駆動機構
20a:第一のガイドレール 20b:第二のガイドレール
21a:第一の摺動体 21b:第二の摺動体 21c:第三の摺動体
21d:第四の摺動体 22:駆動部
23:チャックテーブル(作用要素)
230:保持部 231:回転駆動部 232:被固定部
24:送りネジ軸 25:駆動源 26:端末支持部
27a:第一の姿勢変化吸収体 27b:第二の姿勢変化吸収体
27c:第三の姿勢変化吸収体 27d:第四の姿勢変化吸収体
270:摺動体固定部 271:作用要素固定部 272:姿勢変化吸収体
273:水平貫通孔 274:垂直貫通孔 275:支点
276:両端壁部 277:中間壁部
28:第一のボルト 29:第二のボルト
3:切削手段
30:ハウジング 31:スピンドル 32:切削ブレード
4:切り込み送り手段
40:壁部 41:送りネジ軸 42:駆動源 43:端末支持部 44:ガイドレール
45:摺動体
5:割り出し送り手段
50:送りネジ軸 51:駆動源 52:ガイドレール 53:摺動体
6:アライメント手段 60:撮像部

Claims (8)

  1. ガイドレールと、該ガイドレールに係合して摺動する摺動体と、該ガイドレールに沿って該摺動体を移動させる駆動部と、該摺動体に固定される作用要素とを少なくとも備えた移動機構であって、
    該摺動体と該作用要素との間に介在する姿勢変化吸収体を備え、
    該姿勢変化吸収体は、該摺動体に固定される摺動体固定部と、該作用要素に固定される作用要素固定部と、該摺動体の移動方向をX軸方向とし該X軸方向に対して水平な方向に直交する方向をY軸方向とし該X軸方向に対して垂直な方向に直交する方向をZ軸方向とした場合に該摺動体固定部の姿勢変化に対応して該X軸方向、該Y軸方向または該Z軸方向に湾曲して該姿勢変化を吸収する吸収部と
    から構成される駆動機構。
  2. 前記ガイドレールは、平行に配設された第一のガイドレールと第二のガイドレールとから構成され、
    前記摺動体は、該第一のガイドレールに係合する第一の摺動体及び第二の摺動体と、該第二のガイドレールに係合する第三の摺動体及び第四の摺動体とを有し、
    前記姿勢変化吸収体は、該第一の摺動体に固定される第一の姿勢変化吸収体と、該第二の摺動体に固定される第二の姿勢変化吸収体と、該第三の摺動体に固定される第三の姿勢変化吸収体と、該第四の摺動体に固定される第四の姿勢変化吸収体とから構成され、
    前記作用要素は、該第一の摺動体、該第二の摺動体、該第三の摺動体及び該第四の摺動体の各作用要素固定部に固定される
    請求項1に記載の駆動機構。
  3. 前記姿勢変化吸収体は、ロックウェル硬度R40以上の金属または樹脂で形成される
    請求項1または2に記載の駆動機構。
  4. 前記姿勢変化吸収体は、前記摺動体固定部の前記X軸方向の両端部から前記Z軸方向に起立する両端壁部と、該摺動体固定部の該X軸方向の中間部から該Z軸方向に起立する中間壁部とを備え、前記吸収部及び前記作用要素固定部は、該両端壁部と該中間壁部との間を該X軸方向に架設して形成される
    請求項1、2または3に記載の駆動機構。
  5. ガイドレールと、該ガイドレールに係合して摺動する摺動体と、該ガイドレールに沿って該摺動体を移動させる駆動部と、該摺動体に固定される作用要素とを少なくとも備えた駆動機構において、該摺動体と該作用要素との間に介在して該摺動体の姿勢変化を吸収する姿勢変化吸収体であって、
    該摺動体に固定される摺動体固定部と、該作用要素に固定される作用要素固定部と、該摺動体の移動方向をX軸方向とし該X軸方向に対して水平な方向に直交する方向をY軸方向とし該X軸方向に対して垂直な方向に直交する方向をZ軸方向とした場合に該摺動体固定部の姿勢変化に対応して該摺動体の移動方向に対して該X軸方向、該Y軸方向または該Z軸方向に湾曲して該姿勢変化を吸収する吸収部と
    から構成される姿勢変化吸収体。
  6. ロックウェル硬度R40以上の金属または樹脂で構成される
    請求項5に記載の姿勢変化吸収体。
  7. 請求項1乃至4のいずれかに記載の駆動機構を備えた加工装置であって、
    前記作用要素は、被加工物を保持するチャックテーブルであり、
    該チャックテーブルに保持された被加工物に対して作用する加工工具を備えた
    加工装置。
  8. 前記加工工具は切削ブレードである
    請求項7に記載の加工装置。
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