JP2008226414A - 光ディスク装置と光ディスク再生方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】高速シーク動作時などにRF信号の振幅が変動してディスク表面に傷があると誤検出することがあってもサーボ外れが起こらない光ディスク再生方法を提供する。
【解決手段】ディフェクト信号がディフェクト期間を示す場合に、“フォーカスサーボだけが制御されトラッキングサーボは制御されていないとき、もしくはシーク処理中か”チェックする第1のステップS3と、“フォーカスサーボだけが制御されトラッキングサーボは制御されていないとき、もしくはシーク処理中”の場合は、光学ピックアップの出力信号に基づきフォーカスサーボ制御またはトラッキングサーボ制御を実行する第2のステップS2と、“フォーカスサーボだけが制御されトラッキングサーボは制御されていないとき、もしくはシーク処理中”でない場合は、フォーカスサーボ制御またはトラッキングサーボ制御をディフェクト信号に従ってホールド動作する第3のステップS4,S5を備える。
【選択図】図2
【解決手段】ディフェクト信号がディフェクト期間を示す場合に、“フォーカスサーボだけが制御されトラッキングサーボは制御されていないとき、もしくはシーク処理中か”チェックする第1のステップS3と、“フォーカスサーボだけが制御されトラッキングサーボは制御されていないとき、もしくはシーク処理中”の場合は、光学ピックアップの出力信号に基づきフォーカスサーボ制御またはトラッキングサーボ制御を実行する第2のステップS2と、“フォーカスサーボだけが制御されトラッキングサーボは制御されていないとき、もしくはシーク処理中”でない場合は、フォーカスサーボ制御またはトラッキングサーボ制御をディフェクト信号に従ってホールド動作する第3のステップS4,S5を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、光ディスク装置に関し、ディフェクト信号の誤検出があってもサーボ外れを発生させないための技術に関するものである。
図4は従来の光ディスク装置を示す。
光ディスク装置は、セットされた光ディスク1はスピンドルモータ2で回転駆動され、この光ディスク1に対して光ピックアップ3からレーザ光LBを照射して記録/再生している。
光ディスク装置は、セットされた光ディスク1はスピンドルモータ2で回転駆動され、この光ディスク1に対して光ピックアップ3からレーザ光LBを照射して記録/再生している。
光学ピックアップ3からの信号に基づいてRF信号生成部4において、RF信号4aが生成され、データ信号生成部7がRF信号4aを処理して再生信号が発生する。ここで、光ディスク1の表面に傷や汚れの付着があると、前記RF信号4aに振幅変動が発生する。
図5の左側のグループG1の(a)は、光ディスク1の表面に傷や汚れの付着がある場合の前記RF信号4aを示している。
光ディスク1の表面に傷や汚れの付着があると、光学ピックアップ3から得られるRF信号に振幅変動が発生するだけでなく、光ピックアップ3のレンズ3aを動かしてフォーカスサーボを制御するためのフォーカスエラー信号や、トラッキングサーボを制御するためのトラッキングエラー信号にも電圧レベルの変動が発生する。その結果、誤ったサーボ制御がなされ、場合によってはサーボ外れが発生する。
光ディスク1の表面に傷や汚れの付着があると、光学ピックアップ3から得られるRF信号に振幅変動が発生するだけでなく、光ピックアップ3のレンズ3aを動かしてフォーカスサーボを制御するためのフォーカスエラー信号や、トラッキングサーボを制御するためのトラッキングエラー信号にも電圧レベルの変動が発生する。その結果、誤ったサーボ制御がなされ、場合によってはサーボ外れが発生する。
そのため、特許文献1などには、光ディスクの表面の傷や汚れの検出を行い、傷や汚れを検出した場合には、その傷や汚れの期間は前記サーボ制御をホールド(保持)する方法が提案されている。
具体的には、光学ピックアップ3は、光ディスク1に対してレーザー光LBを照射し、光ディスク1からの反射光を検出し、この反射光に対応する信号3bを生成する。この光学ピックアップ3の出力信号3bは、RF信号生成部4、フォーカスエラー信号生成部8、およびトラッキングエラー信号生成部9に出力される。
フォーカスサーボ制御部10は、フォーカスエラー信号生成部8の出力に発生するフォーカスエラー信号8a(図5(c)参照)を入力信号としてフォーカスドライブ信号10a(図5(d)参照)を作成し、光学ピックアップ3がこのフォーカスドライブ信号10aに基づいてフォーカスサーボ動作を行う。
トラッキングサーボ制御部11は、トラッキングエラー信号生成部9の出力に発生するトラッキングエラー信号9a(図5(e)参照)を入力信号としてトラッキングドライブ信号11a(図5(f)参照)を作成し、光学ピックアップ3がこのトラッキングドライブ信号11aに基づいてトラッキングサーボ動作を行う。
RF信号生成部4は、光学ピックアップ3からの信号に基づいてRF信号4aを生成して、データ信号生成部7およびディフェクト信号生成部12に出力する。
データ信号生成部7は、RF信号生成部4からのRF信号4a(図5(a)参照)を、0または1に2値化してデータ信号7aを生成する。
データ信号生成部7は、RF信号生成部4からのRF信号4a(図5(a)参照)を、0または1に2値化してデータ信号7aを生成する。
ディフェクト信号生成部12は、光ディスク1に存在する傷、汚れなどに起因する信号の欠陥(ディフェクト)をRF信号4aに基づいて検出し、欠陥を検出した期間を示すディフェクト信号12a(図5(b)参照)を生成する。
ホールド制御部13は、ディフェクト信号生成部12からのディフェクト信号12aに基づいて、ディフェクト信号12aがLレベル(ディスク表面に欠陥がないことを示す)のときはフォーカスサーボ制御部10およびトラッキングエラー信号生成部11に対して通常動作を行うように制御を行い、ディフェクト信号13aがHレベル(ディスク表面に欠陥があることを示す)のときはフォーカスサーボ制御部10およびトラッキングエラー信号生成部11に対してホールド動作を行うように制御を行う。
ホールド制御部13から通常動作を行うように制御されている期間のフォーカス制御部10は、フォーカスエラー信号生成部8からのフォーカスエラー信号8aに対応するフォーカスドライブ信号10aを生成する。
ホールド制御部7からホールド動作を行うように制御されている期間のフォーカス制御部10は、図5(d)に示すようにフォーカスドライブ信号10aを、所定の基準値またはディフェクト信号のレベルがHレベルになる直前の値にホールドして、光学式ピックアップ3に出力する。
ホールド制御部13から通常動作を行うように制御されている期間のトラッキング制御部11は、トラッキングエラー信号生成部9からのトラッキングエラー信号9aに対応するトラッキングドライブ信号11aを生成する。
ホールド制御部7からホールド動作を行うように制御されている期間のトラッキングサーボ制御部11は、図5に示すグループG1の(f)に示すようにトラッキングドライブ信号11aを、所定の基準値またはディフェクト信号13aのレベルがHレベルになる直前の値にホールドして、光学式ピックアップ3に出力する。
この従来の光ディスク装置によれば、光ディスク1に傷などがあることに起因して正常な反射光を得られなかったとしても、ディフェクト信号13aのレベルがHレベルである期間には、フォーカスドライブ信号10aおよびトラッキングドライブ信号11aがホールドされるので、光学ピックアップ3のフォーカスサーボおよびトラッキングサーボが誤動作することが抑止される。
特開昭64−39638号公報
しかしながら、図5のグループG2の(a)に示すように、例えば長距離の高速シーク動作時などに光学ピックアップ3レンズ3aの揺れが発生することによって、光ディスク表面に傷や汚れがないにもかかわらずRF信号4aの振幅が図5に示すグループG2の(a)に示すように変動することがある。
このとき、光ディスク表面に傷などがないにも関わらず傷などがあると誤検出して、図5のグループG2の(b)(c)(d)に示すように断続的にサーボ制御をホールドしてしまい、結果としてサーボ外れが発生するという課題が発生する。
本発明は、高速シーク動作時などに光学ピックアップのレンズ揺れが発生することによってRF信号の振幅が変動してディスク表面に傷があると誤検出することがあってもサーボ外れが起こらない光ディスク再生方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の光ディスク装置は、回転駆動中の光ディスクに光ピックアップからレーザ光を照射して、前記光ディスクからの反射光を前記光ピックアップで検出し、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき、光学ピックアップのフォーカスサーボを制御するフォーカスサーボ制御と、トラッキングサーボを制御するトラッキングサーボ制御とを実行するとともに、前記光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づきRF信号を生成し、前記RF信号に基づいて前記光ディスクの欠陥の期間を示すディフェクト信号を生成し、前記ディフェクト信号に基づいて前記フォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御を制御する光ディスク装置において、前記ディフェクト信号が前記ディフェクト期間を示す場合に、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中か”チェックし、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”の場合には、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を実行し、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”でない場合には、前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を前記ディフェクト信号に従ってホールド動作させるディフェクト処理部を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項2記載の光ディスク装置は、請求項1において、ディフェクト処理部は、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”でない場合には、前記フォーカスサーボ制御と前記トラッキングサーボ制御を前記ディフェクト信号に従ってホールド動作させるよう構成したことを特徴とする。
本発明の請求項3記載の光ディスク装置は、回転駆動中の光ディスクに光ピックアップからレーザ光を照射して、前記光ディスクからの反射光を前記光ピックアップで検出し、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき、光学ピックアップのフォーカスサーボを制御するフォーカスサーボ制御と、トラッキングサーボを制御するトラッキングサーボ制御とを実行するとともに、前記光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づきRF信号を生成し、前記RF信号に基づいて前記光ディスクの欠陥の期間を示すディフェクト信号を生成し、前記ディフェクト信号に基づいて前記フォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御を制御する光ディスク装置において、前記ディフェクト信号が前記ディフェクト期間を示していない場合には、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を実行し、前記ディフェクト信号が前記ディフェクト期間を示す場合に、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中か”チェックし、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”でない場合には、前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を前記ディフェクト信号に従ってホールド動作させ、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”の場合には、前記ディフェクト信号にかかわらず前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御の前記ホールド動作を強制解除するディフェクト処理部を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項4記載の光ディスク再生方法は、回転駆動中の光ディスクに光ピックアップからレーザ光を照射して、前記光ディスクからの反射光を前記光ピックアップで検出し、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき、光学ピックアップのフォーカスサーボを制御するフォーカスサーボ制御と、トラッキングサーボを制御するトラッキングサーボ制御とを実行するとともに、前記光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づきRF信号を生成し、前記RF信号に基づいて前記光ディスクの欠陥の期間を示すディフェクト信号を生成し、前記ディフェクト信号に基づいて前記フォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御を制御するに際し、前記ディフェクト信号が前記ディフェクト期間を示す場合に、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中か”チェックする第1のステップと、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”の場合には、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を実行する第2のステップと、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”でない場合には、前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を前記ディフェクト信号に従ってホールド動作する第3のステップとを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項5記載の光ディスク再生方法は、請求項4において、第3のステップでは、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”でない場合には、前記フォーカスサーボ制御と前記トラッキングサーボ制御を前記ディフェクト信号に従ってホールド動作させるよう構成したことを特徴とする。
本発明の請求項6記載の光ディスク再生方法は、回転駆動中の光ディスクに光ピックアップからレーザ光を照射して、前記光ディスクからの反射光を前記光ピックアップで検出し、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき、光学ピックアップのフォーカスサーボを制御するフォーカスサーボ制御と、トラッキングサーボを制御するトラッキングサーボ制御とを実行するとともに、前記光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づきRF信号を生成し、前記RF信号に基づいて前記光ディスクの欠陥の期間を示すディフェクト信号を生成し、前記ディフェクト信号に基づいて前記フォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御を制御するに際し、前記ディフェクト信号が前記ディフェクト期間を示していない場合には、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を実行する第1のステップと、前記ディフェクト信号が前記ディフェクト期間を示す場合に、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中か”チェックする第2のステップと、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”でない場合には、前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を前記ディフェクト信号に従ってホールド動作させる第3のステップと、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”の場合には、前記ディフェクト信号にかかわらず前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御の前記ホールド動作を強制解除する第4のステップとを備えたことを特徴とする。
この構成によると、高速シーク時などに光学ピックアップのレンズ揺れが発生することによってRF信号の振幅が変動してディスク表面に傷があると誤検出することがあってもサーボ外れが発生しない良好なサーボ制御が可能になる。
以下、本発明の光ディスク再生方法を具体的な実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の光ディスク再生方法を採用した光ディスク装置を示す。
(実施の形態1)
図1は本発明の光ディスク再生方法を採用した光ディスク装置を示す。
ここでは、従来例を示す図4と同様の作用を成すものには同一の符号が付けられており、ホールド制御部13を管理する中央処理装置14が追加されている点と、ホールド制御部13とフォーカスサーボ制御部10とを接続する第1の制御信号15Aと、ホールド制御部13とトラッキングサーボ制御部11とを接続する第2の制御信号15Bとが設けられている点が図4とは異なっている。
この図1のホールド制御部13は、ディフェクト信号生成部12からのディフェクト信号12aと中央処理装置14からの現在動作情報とに基づいて、フォーカスサーボ制御部10、トラッキングサーボ制御部11の通常動作とホールド動作との切り替えを制御している。
中央処理装置14は、光ディスク装置の動作を制御し、現在の動作がフォーカスサーボとトラッキングサーボとがともに制御状態にあるのか、フォーカスサーボだけが制御状態にあるのか、光学ピックアップ3がシーク動作中であるのかの情報をホールド制御部13に対して出力している。
図2は中央処理装置14とホールド制御部13とで構成されるディフェクト処理部15を示している。
ステップS1では、中央処理装置14はホールド制御部13が受け取ったディフェクト信号12aをチェックする。ステップS1においてディフェクト信号12aがLレベル(ディスク表面に欠陥がないことを示す)と判定された場合には、ステップS2を実行する。ステップS2では、フォーカスサーボは通常動作を実行して図2のルーチンを終了する。
ステップS1では、中央処理装置14はホールド制御部13が受け取ったディフェクト信号12aをチェックする。ステップS1においてディフェクト信号12aがLレベル(ディスク表面に欠陥がないことを示す)と判定された場合には、ステップS2を実行する。ステップS2では、フォーカスサーボは通常動作を実行して図2のルーチンを終了する。
ステップS1においてディフェクト信号12aがHレベル(ディスク表面に欠陥があることを示す)と判定された場合には、ステップS3を実行する。ステップS3では、ホールド制御部13は中央処理装置14と通信し、現在のドライブ動作状況を得て、現在のドライブ動作状況が、“トラッキングサーボオフの状態である場合もしくはシーク処理中である”のかをチェックする。
ステップS3において、“フォーカスサーボがオンの状態、トラッキングサーボオフの状態である場合、もしくはシーク処理中である”と判定された場合には、ステップS2を実行する。
ステップS3において“トラッキングサーボオフの状態、もしくはシーク動作中以外である”つまり“フォーカスサーボがオンの状態、トラッキングサーボオフの状態である場合、もしくはシーク処理中である”と判定されなかった場合、より具体的には、下記の何れかのケースの場合にはステップS4を実行する。
ケース1:フォーカスサーボとトラッキングサーボとが共に制御されているとき
ケース2:フォーカスサーボとトラッキングサーボとが共に制御されていないとき
なお、ステップS3において下記の何れかのケースの場合にはステップS2を実行する。
ケース2:フォーカスサーボとトラッキングサーボとが共に制御されていないとき
なお、ステップS3において下記の何れかのケースの場合にはステップS2を実行する。
ケース3:フォーカスサーボが制御されていてトラッキングサーボが制御されていない
ケース4:フォーカスサーボが制御されていてシーク中
ステップS4では、ホールド制御部13がフォーカスサーボ制御部10とトラッキングサーボ制御部11に対してホールド動作を指示する。これにより、フォーカスサーボとトラッキングサーボの動作がホールドされ、レンズ位置がホールド動作開始の直前の位置に保たれる。そして、ステップS5を実行する。
ケース4:フォーカスサーボが制御されていてシーク中
ステップS4では、ホールド制御部13がフォーカスサーボ制御部10とトラッキングサーボ制御部11に対してホールド動作を指示する。これにより、フォーカスサーボとトラッキングサーボの動作がホールドされ、レンズ位置がホールド動作開始の直前の位置に保たれる。そして、ステップS5を実行する。
ステップS5では、ホールド制御部13はディフェクト信号生成部12からのディフェクト信号を監視して、ディフェクト期間の終了を感知するまで待機する。ディフェクト信号が“L”になったことを感知した後、ステップS4でのホールド動作を解除して図2のルーチンを終了する。
(実施の形態2)
上記の実施の形態では、ディフェクト信号生成部12からのディフェクト信号12aに従ってサーボのホールド制御を実施したが、図3に示すようにディフェクト処理部15を構成しても同様の効果を得ることができる。
上記の実施の形態では、ディフェクト信号生成部12からのディフェクト信号12aに従ってサーボのホールド制御を実施したが、図3に示すようにディフェクト処理部15を構成しても同様の効果を得ることができる。
図3と図2のフローチャートの違いは、“現在のドライブ動作状況を中央処理装置14から受け取り、現在のドライブ動作状況がトラッキングサーボオフの状態であるか、もしくはシーク処理中である”かをチェックし、“現在のドライブ動作状況を中央処理装置14から受け取り、現在のドライブ動作状況がトラッキングサーボオフの状態であるか、もしくはシーク処理中である”と判定された場合には、図2ではステップS2を実行したが、この図3のフローチャートでは、ステップS6を実行してステップS2を実行しない。
ステップS6では、ディフェクト信号12aが“H”であっても、これにかかわらず強制的にディフェクト信号12aが“L”であるとみなしている。そしてステップS6に次いでステップS5を実行してホールド動作を解除している。
上記の各実施の形態では、ステップS4とステップS5において、フォーカスサーボ制御部10、およびトラッキングサーボ制御部11に対してホールドを行う例を説明したが、フォーカスエラー信号生成部8、およびトラッキングエラー信号生成部9に対するエラー信号生成のホールド動作を行っても同様の効果を得ることができる。
本発明は、例えば高速シーク動作時などに光学ピックアップのレンズ揺れが発生することによってRF信号の振幅が変動してディスク表面に傷があると誤検出することがあってもサーボ外れが発生しないサーボ制御の方法として有用である。
1 光ディスク
LB レーザ光
2 スピンドルモータ
3 光ピックアップ
3a 光ピックアップのレンズ
3b 反射光に対応する信号
4 RF信号生成部
4a RF信号
7 データ信号生成部
7a データ信号
8 フォーカスエラー信号生成部
8a フォーカスエラー信号
9 トラッキングエラー信号生成部
9a トラッキングエラー信号
10 フォーカスサーボ制御部
10a フォーカスドライブ信号
11 トラッキングサーボ制御部
11a トラッキングドライブ信号
12 ディフェクト信号生成部
12a ディフェクト信号
14 ホールド制御部を管理する中央処理装置
15 ディフェクト処理部
15A 第1の制御信号
15B 第2の制御信号
LB レーザ光
2 スピンドルモータ
3 光ピックアップ
3a 光ピックアップのレンズ
3b 反射光に対応する信号
4 RF信号生成部
4a RF信号
7 データ信号生成部
7a データ信号
8 フォーカスエラー信号生成部
8a フォーカスエラー信号
9 トラッキングエラー信号生成部
9a トラッキングエラー信号
10 フォーカスサーボ制御部
10a フォーカスドライブ信号
11 トラッキングサーボ制御部
11a トラッキングドライブ信号
12 ディフェクト信号生成部
12a ディフェクト信号
14 ホールド制御部を管理する中央処理装置
15 ディフェクト処理部
15A 第1の制御信号
15B 第2の制御信号
Claims (6)
- 回転駆動中の光ディスクに光ピックアップからレーザ光を照射して、前記光ディスクからの反射光を前記光ピックアップで検出し、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき、光学ピックアップのフォーカスサーボを制御するフォーカスサーボ制御と、トラッキングサーボを制御するトラッキングサーボ制御とを実行するとともに、前記光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づきRF信号を生成し、前記RF信号に基づいて前記光ディスクの欠陥の期間を示すディフェクト信号を生成し、前記ディフェクト信号に基づいて前記フォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御を制御する光ディスク装置において、
前記ディフェクト信号が前記ディフェクト期間を示す場合に、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中か”チェックし、
“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”の場合には、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を実行し、
“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”でない場合には、前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を前記ディフェクト信号に従ってホールド動作させるディフェクト処理部を設けた
光ディスク装置。 - ディフェクト処理部は、
“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”でない場合には、前記フォーカスサーボ制御と前記トラッキングサーボ制御を前記ディフェクト信号に従ってホールド動作させるよう構成した請求項1記載の光ディスク装置。 - 回転駆動中の光ディスクに光ピックアップからレーザ光を照射して、前記光ディスクからの反射光を前記光ピックアップで検出し、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき、光学ピックアップのフォーカスサーボを制御するフォーカスサーボ制御と、トラッキングサーボを制御するトラッキングサーボ制御とを実行するとともに、前記光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づきRF信号を生成し、前記RF信号に基づいて前記光ディスクの欠陥の期間を示すディフェクト信号を生成し、前記ディフェクト信号に基づいて前記フォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御を制御する光ディスク装置において、
前記ディフェクト信号が前記ディフェクト期間を示していない場合には、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を実行し、
前記ディフェクト信号が前記ディフェクト期間を示す場合に、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中か”チェックし、
“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”でない場合には、前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を前記ディフェクト信号に従ってホールド動作させ、
“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”の場合には、前記ディフェクト信号にかかわらず前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御の前記ホールド動作を強制解除するディフェクト処理部を設けた
光ディスク装置。 - 回転駆動中の光ディスクに光ピックアップからレーザ光を照射して、前記光ディスクからの反射光を前記光ピックアップで検出し、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき、光学ピックアップのフォーカスサーボを制御するフォーカスサーボ制御と、トラッキングサーボを制御するトラッキングサーボ制御とを実行するとともに、前記光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づきRF信号を生成し、前記RF信号に基づいて前記光ディスクの欠陥の期間を示すディフェクト信号を生成し、前記ディフェクト信号に基づいて前記フォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御を制御するに際し、
前記ディフェクト信号が前記ディフェクト期間を示す場合に、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中か”チェックする第1のステップと、
“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”の場合には、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を実行する第2のステップと、
“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”でない場合には、前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を前記ディフェクト信号に従ってホールド動作する第3のステップと
を備えた光ディスク再生方法。 - 第3のステップでは、
“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”でない場合には、前記フォーカスサーボ制御と前記トラッキングサーボ制御を前記ディフェクト信号に従ってホールド動作させるよう構成した請求項4記載の光ディスク再生方法。 - 回転駆動中の光ディスクに光ピックアップからレーザ光を照射して、前記光ディスクからの反射光を前記光ピックアップで検出し、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき、光学ピックアップのフォーカスサーボを制御するフォーカスサーボ制御と、トラッキングサーボを制御するトラッキングサーボ制御とを実行するとともに、前記光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づきRF信号を生成し、前記RF信号に基づいて前記光ディスクの欠陥の期間を示すディフェクト信号を生成し、前記ディフェクト信号に基づいて前記フォーカスサーボ制御とトラッキングサーボ制御を制御するに際し、
前記ディフェクト信号が前記ディフェクト期間を示していない場合には、光学ピックアップが出力するアナログ信号に基づき前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を実行する第1のステップと、
前記ディフェクト信号が前記ディフェクト期間を示す場合に、“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中か”チェックする第2のステップと、
“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”でない場合には、前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御を前記ディフェクト信号に従ってホールド動作させる第3のステップと、
“前記フォーカスサーボだけが制御され前記トラッキングサーボは制御されていないとき、もしくは前記光学ピックアップのシーク処理中”の場合には、前記ディフェクト信号にかかわらず前記フォーカスサーボ制御または前記トラッキングサーボ制御の前記ホールド動作を強制解除する第4のステップと
を備えた光ディスク再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007067695A JP2008226414A (ja) | 2007-03-16 | 2007-03-16 | 光ディスク装置と光ディスク再生方法 |
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JP2002150576A (ja) * | 2000-11-14 | 2002-05-24 | Sony Corp | 再生装置および方法、並びに記録媒体 |
JP2005038582A (ja) * | 2003-06-26 | 2005-02-10 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報記録再生装置及び情報記録再生方法 |
-
2007
- 2007-03-16 JP JP2007067695A patent/JP2008226414A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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