JP2008090902A - 情報記録装置および情報記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はライトエラーを検出した際に、ライトエラーを含む記録単位を特定できる。
【解決手段】書替え型の情報記録媒体に情報を所定サイズのブロック毎に記録する手段(5)と、記録が正常に行なわれずライトエラーが発生したか否かを判定する検出手段(28)と、複数ブロックの記録情報を更新しつつ格納し、検出手段がライトエラーを検出すると、情報の更新を中断するバッファ手段(29)と、検出手段がライトエラーを検出すると、バッファ手段に格納されているブロックに対応する情報記録媒体の記録情報を再生し、再生に成功したか否かにより、エラー発生位置を含むブロックを特定する手段(28)と、特定手段により特定されたブロックを再記録する手段(5)とを具備する情報記録装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は書換え型の光ディスクを用いる情報記録装置および情報記録方法に関する。
従来の書換え型の光ディスク(CD−RW等)を用いる情報記録装置は、情報の記録後に記録が正常になされたか否か(ライトエラーが発生したか否か)の判別を行い、ライトエラーが発生した場合は、記録を再度行なっている(例えば、特許文献1参照)。
この装置では、所定単位のデータの記録を行なっているときにライトエラーが検出された場合、そのライトエラーが検出された記録領域のリカバリ処理などは行なわず、所定単位のデータの記録開始位置から記録を再実行させる。したがって、エラーが検出された記録領域の修復などにかかる処理負担を軽減して効率良く記録を行なうことができる。また、ライトエラーが検出された記録領域に対して修復処理を施さないので、データ記録を再実行する場合でも、正常な記録領域として扱うことが可能となる。
しかし、DVD等の光ディスクではデータの記録単位は1ECCブロック(16データセクタ=33024バイト)であり、CD−RWの記録単位であるトラック、パケットよりも小さい。記録単位が小さくなると、ライトエラーを検出した時にヘッドがライトエラーを含む記録単位上に位置することが保証されない。すなわち、ライトエラーを検出した時にヘッドがライトエラーを含む記録単位の次以降の記録単位上に位置する可能性があり、単純にライトエラーが発生した記録単位に記録を再度行なっても、ライトエラーを補償することができない可能性がある。
特開2002−216352号公報(段落0057乃至段落0062)
このように従来の情報記録装置には、ライトエラーを検出した際に、ライトエラーを含む記録単位を特定できない可能性があり、ライトエラーを含む記録単位を重ね書きして、ライトエラーを含む記録単位を正常な記録領域として扱うことができない可能性がある。
本発明の目的は、ライトエラーを含む記録単位を重ね書きして、ライトエラーを含む記録単位を正常な記録領域として扱うことができる情報記録装置および情報記録方法を提供することにある。
本発明の一態様による情報記録装置は、書替え型の情報記録媒体に情報を所定サイズのブロック毎に記録する手段と、記録が正常に行なわれずライトエラーが発生したか否かを判定する検出手段と、複数ブロックの記録情報を更新しつつ格納し、前記検出手段がライトエラーを検出すると、情報の更新を中断するバッファ手段と、前記検出手段がライトエラーを検出すると、前記バッファ手段に格納されているブロックに対応する前記情報記録媒体の記録情報を再生し、再生に成功したか否かにより、エラー発生位置を含むブロックを特定する手段と、前記特定手段により特定されたブロックを再記録する手段とを具備するものである。
本発明の他の態様による情報記録装置は、書替え型の情報記録媒体に情報を所定サイズのブロック毎に記録する手段と、記録が正常に行なわれずライトエラーが発生したか否かを判定する検出手段と、複数ブロックの記録情報を更新しつつ格納し、前記検出手段がライトエラーを検出すると、情報の更新を中断するバッファ手段と、前記検出手段がライトエラーを検出すると、前記バッファ手段に格納されているブロックを再記録する手段とを具備するものである。
本発明の他の態様による情報記録方法は、書替え型の情報記録媒体に情報を所定サイズのブロック毎に記録するステップと、記録が正常に行なわれずライトエラーが発生したか否かを判定するステップと、複数ブロックの記録情報をバッファへ更新しつつ格納し、前記ライトエラーが検出されると、前記バッファの情報の更新を中断するステップと、前記ライトエラーが検出されると、前記バッファに格納されているブロックに対応する前記情報記録媒体の記録情報を再生し、再生に成功したか否かにより、エラー発生位置を含むブロックを特定するステップと、前記特定されたブロックを再記録するステップとを具備するものである。
本発明の他の態様による情報記録方法は、書替え型の情報記録媒体に情報を所定サイズのブロック毎に記録するステップと、記録が正常に行なわれずライトエラーが発生したか否かを判定するステップと、複数ブロックの記録情報をバッファへ更新しつつ格納し、前記ライトエラーが検出されると、前記バッファの情報の更新を中断するステップと、前記ライトエラーが検出されると、前記バッファに格納されているブロックを再記録するステップとを具備するものである。
以上説明したように本発明によれば、ライトエラーを含む記録単位を特定でき、ライトエラーを含む記録単位を重ね書きして、ライトエラーを含む記録単位を正常な記録領域として扱うことができる情報記録装置および情報記録方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明による情報記録装置および情報記録方法の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態
図1は本発明の第1の実施の形態に係る情報記録装置としての光ディスク装置の構成を示す図である。
書替え型の光ディスク2の情報記録面には、スパイラル状にランドトラックおよびグルーブトラックが形成されている。光ディスク2としては、DVD−RW、DVD+RW等がある。光ディスク2はスピンドルモータ3によって回転駆動される。
光ディスク2に対する情報の記録・再生は、光ピックアップ5(図中左側の破線で囲んだ部分)によって行われる。光ピックアップ5は、スレッドモータ6とギア8を介して連結されており、このスレッドモータ6はスレッドモータ制御回路9により制御される。
スレッドモータ6の下部に位置する速度検出器7は、光ピックアップの移動速度を検出するものであり、スレッドモータ制御回路9に接続されている。速度検出器7により検出される光ピックアップ5の速度信号がスレッドモータ制御回路9に送られる。スレッドモータ6の固定部に、図示しない永久磁石を設けており、駆動コイルがスレッドモータ制御回路9によって励磁されることにより、光ピックアップ5が光ディスク2の半径方向に駆動する。
光ピックアップ5には、図示しない例えばワイヤあるいは板バネによって支持された対物レンズ10が設けられる。対物レンズ10は、フォーカシングコイル11、トラッキングコイル12の駆動によりフォーカシング方向(レンズの光軸方向)およびトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向)への移動が可能である。フォーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動によりレイヤージャンプがなされる。
変調回路14は、光ディスク2への情報記録する場合、ホスト装置33からインターフェース回路32およびバス27を介して記録する情報信号を受け、これを光ディスク2の規格に定められた変調方式(例えば8−16変調)にて変調する。レーザ制御回路13は、光ディスク2への情報記録時(マーク形成時)に、変調回路14から供給される変調データに基づいて書込み用信号を半導体レーザダイオード15に供給する。レーザ制御回路13は、情報再生時には書込み用信号より小さい読取り用信号を半導体レーザダイオード15に供給する。
半導体レーザダイオード15は、レーザ制御回路13から供給される信号に応じてレーザ光を発生する。半導体レーザダイオード15から発せられるレーザ光は、コリメータレンズ18、ハーフプリズム19、対物レンズ10を介して光ディスク2上に照射される。光ディスク2からの反射光は、対物レンズ10、ハーフプリズム19、集光レンズ20、シリンドリカルレンズ21を介して光検出器22に導かれる。
光検出器22は、例えば4分割の光検出セル22a〜22dから構成されている。光検出器22の各光検出セル22a〜22dの出力信号は信号処理回路23に供給され、以下のような信号処理が施される。各光検出セル22a〜22dの出力信号は電流/電圧変換用のアンプを介して、加算・減算され、再生信号、フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEが得られる。
フォーカスエラー信号FEはフォーカシング制御回路24に供給され、フォーカシング駆動信号が発生される。フォーカシング制御回路24から出力されたフォーカシング駆動信号はフォーカシングコイル11に供給され、レーザ光が光ディスク2の記録面上に常時ジャストフォーカスとなるように対物レンズ10のフォーカシング制御が行われる。
トラッキングエラー信号TEはトラッキング制御回路25に供給され、トラッキング駆動信号が発生される。トラッキング制御回路25から出力されたトラッキング駆動信号はトラッキングコイル12に供給され、レーザ光が光ディスク2の記録面の目的トラック上に常時位置するように対物レンズ10のトラッキング制御が行われる。トラッキング駆動信号はスレッドモータ制御回路9にも供給される。
再生信号はデータ再生回路26に供給される。データ再生回路26は、PLL回路16からの再生用クロック信号に基づき、読み出された記録データを再生する。さらにデータ再生回路26は、信号RFの振幅を測定する測定機能を有し、その測定値は、バス27を介してCPU28に出力される。
スレッドモータ制御回路9は、スレッドモータ6を制御し、対物レンズ10が光ピックアップ5内の中心位置近傍に位置するように光ピックアップ5の本体を移動させる。
ディスクモータ制御回路4、スレッドモータ制御回路9、変調回路14、レーザ制御回路13、PLL回路16、データ再生回路26、フォーカシング制御回路24、トラッキング制御回路25等は、1つのLSIチップ内に構成することができ、これら回路は、バス27を介してCPU28によって制御される。CPU28は、インターフェース回路32を介してホスト装置33から供給される動作コマンドに従って、この光ディスク記録再生装置を総合的に制御する。CPU28は、RAM29を作業エリアとして使用し、ROM30に記録されたこの発明の実施に係る処理を含むプログラムに従って、所定の制御を行う。
図1の光ディスク装置による情報の記録を説明する。記録する情報はホスト装置33からインターフェース回路32を介してエラー訂正回路31に供給されるとともに、RAM29内の図示しないデータバッファに一時的に格納される。エラー訂正回路31では、データが172バイト×12行ずつセクタに分割され、16セクタ毎にエラー検出・訂正(ECC)情報が付け加えられ、ECCブロックが形成される。ECCブロックのデータが変調回路14で変調され、レーザ制御回路13を制御して半導体レーザダイオード15から記録情報に応じた書込み光を光ディスク2に照射する。これにより、ECCブロック単位のデータが順次光ディスク2に記録される。
記録中はフォーカシングエラー信号、トラッキングエラー信号に応じてフォーカシング制御回路24、トラッキング制御回路25がフォーカシング制御、トラッキング制御を行っている。しかし、電源ノイズ、振動等の外乱、傷、反り等のディスクの欠陥等の原因により、フォーカシングエラー信号またはトラッキングエラー信号が異常に大きくなることがある。この場合は、ライトエラーが発生し情報の記録が失敗したと考えられる。
そこで、本実施の形態では、フォーカシングエラー信号またはトラッキングエラー信号が所定値以上になると、記録動作が中断し、図2にフローチャートを示す再記録(記録リトライ処理)を行なう。
ステップS12でリトライカウンタをリセットする。これは、記録リトライ回数を制御(制限)するためである。ステップS14でデータバッファへのデータの取り込みを停止し、データバッファを書換え不可とする。
図3にデータバッファ内のデータとディスク上のデータの対応関係を示す。図3(a)はデータストリームにおけるデータバッファ内に保存されているデータを示す。左端が最も古いデータであり、右端が最も新しいデータである。ライトエラーが検出されると、直ちに記録は中断する。そのため、ステップS14でデータバッファへのデータの取り込みが停止すると、データバッファ内の古いデータは記録済みデータであり、新しいデータは未記録データである状態となる。ライトエラーが検出されたECCブロックは途中で記録が中断するので、未記録である。そのため、最も新しい記録済みデータはライトエラー検出位置の1つ前のECCブロックである。再記録(記録リトライ)はライトエラーが発生した位置の記録済みデータがデータバッファに残っていることが必要である。しかしながら、記録速度は速いがライトエラーの検出速度が遅いと、ライトエラーが発生してから大部時間が経過してからライトエラーが検出され、しかもデータバッファの容量が少ない場合は、ライトエラーが発生した位置の記録済みデータがデータバッファに残っておらず、記録リトライが実行できない場合がある。
そこで、ステップS16でデータバッファ内に残っている記録済みのECCブロック数(N)を求める。ステップS18で変数Mに1をセットする。詳細は後述するが、変数Mは図3(b)に示すようにライトエラー検出位置から調べていって最初に再生成功を検出したECCブロックまでのECCブロック数である。言い換えると、Mはライトエラー発生位置を含む領域のブロック数である。ステップS20でN>Mか否かを判定する。N>Mではない場合は、ライトエラー発生位置の記録済みデータがデータバッファに残っていないことになり、記録リトライが不可能としてステップS42でライトエラー終了する。
ステップS20でN>Mである場合は、ステップS22でライトエラー検出位置を含むブロックからMブロック前(最初は1ブロック前)のECCブロックを再生する。ステップS24で再生成功した(記録が正常になされた)か否かをエラー訂正回路31により判定する。エラー訂正回路31が再生信号のエラー訂正を行なえた場合は再生成功であり、エラー訂正が不可能であった場合は再生失敗であると判定する。再生成功しない場合は、ステップS28でMが1だけインクリメント(+1)されて、ステップS20の判定に戻る。すなわち、再生成功するまでライトエラー検出位置から時間的に前に遡って、最初に再生成功するECCブロックを見つける。ライトエラー検出位置からMブロック前のECCブロックで最初に再生成功を検出すると、図3(b)に示すようにエラー発生部分を含むデータの範囲はMブロックとなる。
ステップS24で再生成功が検出されると、ステップS26でライトエラー検出位置から時間的に前のM個のECCブロックを重ね書き(記録リトライ)する。通常の記録動作中と同様にこの記録リトライ中にもフォーカシングエラー信号またはトラッキングエラー信号が異常に大きくなり、ライトエラーが発生し情報の記録に失敗することもあり得る。そこで、ステップS30で記録リトライ中にライトエラーが発生したか否か判定する。ライトエラーの発生を検出しなかった場合は、ステップS32でデータバッファへのデータの取り込みを再開し、ステップS34で記録リトライ正常終了とする。
ステップS30で記録リトライ中のライトエラーの発生を検出すると、ステップS36でリトライカウンタをインクリメント(+1)し、ステップS38でリトライ回数が上限値以下であるか否かを判定する。リトライ回数が上限値以上であれば、これ以上の記録リトライは不可としてステップS42でライトエラー終了する。リトライ回数が上限値以上でなければ、ステップS40でリトライ時の記録条件を変更して、ステップS20に戻る。ライトエラーの原因は振動等の外乱ノイズ、電源ノイズ、光ディスクの欠陥、小さな傷、ゴミ等である。外乱ノイズと電源ノイズは記録条件を変えなくてもリトライ成功するかも知れないが、欠陥、傷は記録条件を変えないと決してリトライ成功することができない。
記録パワーは一般的には上げる方向に変える。欠陥、傷、ゴミ等によるライトエラーは記録パワーを上げると解消する確率が高い。記録条件はサーボ条件と記録パワーを含む。サーボ条件はトラッキングサーボ、フォーカシングサーボのゲイン、イコライジング周波数を含む。メディアが反っていた場合、ゲインを上げると追従性が良くなり、リトライ成功する確率が高い。欠陥、傷、ゴミ等は追従しない方が好ましく、ゲインを下げて追従性を鈍感にする。イコライジング周波数は上げると追従性が良くなり、下げると鈍感になる。
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、ライトエラーの発生を検出すると、ディスク上の記録済み領域を検出位置から時間的に前へ遡りつつ1ECCブロックずつ再生し、最初に再生に成功するブロックを検出することにより、ライトエラーの発生した可能性のあるブロックを含む領域を特定することができ、その領域を記録リトライすることにより、書替え型の光ディスクにデータを正しく記録することができ、ライトエラーを補償することができる。また、記録リトライ時に記録条件を変えることにより、記録リトライによりデータが正しく記録できる可能性が高くなる。
以下、本発明による情報記録装置および情報記録方法の他の実施の形態を説明する。他の実施の形態の説明において第1の実施の形態と同一部分は同一参照数字を付してその詳細な説明は省略する。
第2の実施の形態
第2の実施の形態のブロック図は第1の実施の形態のブロック図と同一であるので、図示省略する。
第1の実施の形態はライトエラーを検出すると、ディスク上の記録済み領域を検出位置から時間的に前へ遡りつつ1ECCブロックずつ再生し、最初に再生に成功するブロックを検出することにより、ライトエラーの発生した可能性のあるブロックを含む領域を特定したが、第2の実施の形態はデータバッファに残っている最も古い記録済みデータのブロックから順次時間的に後(現在に近い方)へ戻りつつ1ECCブロックずつ再生し、最初に再生に失敗するブロックを検出することにより、ライトエラーの発生した可能性のあるブロックを含む領域を特定するものである。
第2の実施の形態の記録リトライ処理のフローチャートを図4に示す。ステップS52でリトライカウンタをリセットする。ステップS54でデータバッファへのデータの取り込みを停止し、データバッファを書換え不可とする。ステップS56でデータバッファ内に残っている記録済みのECCブロック数(N)を求める。ステップS58で変数MにNをセットする。ステップS60でライトエラー検出位置からMブロック(最初はNブロック)前のECCブロックを再生する。ステップS62で再生成功した(記録が正常になされた)か否かをエラー訂正回路31により判定する。エラー訂正回路31が再生信号のエラー訂正を行なえた場合は再生成功であり、エラー訂正が不可能であった場合は再生失敗であると判定する。再生成功しない場合は、ステップS66でMが1だけデクリメント(−1)されて、ステップS60に戻り、順次時間的に新しいECCブロックを再生し、最初に再生失敗するブロックを検出する。
ステップS62で再生失敗を検出すると、第1の実施の形態と同様にこのときのMがライトエラー発生位置を含む領域のブロック数となる。そこで、ステップS64でN>Mか否かを判定する。N>Mではない場合は、ライトエラー発生位置の記録済みデータがデータバッファに残っていないことになり、記録リトライが不可能としてステップS82でライトエラー終了する。
ステップS64でN>Mである場合は、ステップS68でライトエラー検出位置から時間的に前のMブロックを重ね書き(記録リトライ)する。通常の記録動作中と同様にこの記録リトライ中にもフォーカシングエラー信号またはトラッキングエラー信号が異常に大きくなり、ライトエラーが発生し情報の記録に失敗することもあり得る。そこで、ステップS70で記録リトライ中にライトエラーが発生したか否か判定する。ライトエラーの発生を検出しなかった場合は、ステップS72でデータバッファへのデータの取り込みを再開し、ステップS82で記録リトライ正常終了とする。
ステップS70で記録リトライ中のライトエラーの発生を検出すると、ステップS76でリトライカウンタをインクリメント(+1)し、ステップS78でリトライ回数が上限値以下であるか否かを判定する。リトライ回数が上限値以上であれば、これ以上の記録リトライは不可としてステップS82でライトエラー終了する。リトライ回数が上限値以上でなければ、ステップS80でリトライ時の記録条件を変更して、ステップS60に戻る。
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、ライトエラーの発生を検出すると、ディスク上の記録済み領域を検出位置からNブロック(データバッファが格納している記録済みデータブロック数)だけ時間的に前のECCブロックから時間的に後(現在に近い方)に1ECCブロックずつ再生し、最初に再生に失敗するブロックを検出することにより、ライトエラーの発生した可能性のあるブロックを含む領域を特定することができ、その領域を記録リトライすることにより、書替え型の光ディスクにデータを正しく記録することができ、ライトエラーを補償することができる。また、記録リトライ時に記録条件を変えることにより、記録リトライによりデータが正しく記録できる可能性が高くなる。
第3の実施の形態
第3の実施の形態のブロック図は第1の実施の形態のブロック図と同一であるので、図示省略する。
第1、第2の実施の形態はライトエラーを検出すると、ライトエラーの発生した可能性のあるブロックを含む領域を特定し、その領域のみ記録リトライしたが、第3の実施の形態は領域は特定せずに、データバッファに残っている最も古い記録済みデータのECCブロックがライトエラーを含む領域外であれば、データバッファに残っている記録済みデータを全て再記録するものである。
第3の実施の形態の記録リトライ処理のフローチャートを図5に示す。図2に示す第1の実施の形態のフローチャートと同じ部分には同じ参照数字を付す。
ステップS12でリトライカウンタをリセットする。ステップS14でデータバッファへのデータの取り込みを停止し、データバッファを書換え不可とする。ステップS16でデータバッファ内に残っている記録済みのECCブロック数(N)を求める。
ステップS92でライトエラー検出位置を含むブロックからNブロック前のECCブロックを再生する。ステップS94で再生成功した(記録が正常になされた)か否かをエラー訂正回路31により判定する。エラー訂正回路31が再生信号のエラー訂正を行なえた場合は再生成功であり、エラー訂正が不可能であった場合は再生失敗であると判定する。再生成功しない場合は、データバッファ内の最も古いデータがライトエラー発生位置を含むデータの一部であり、ライトエラー発生位置の記録済みデータがデータバッファに残っていないことになり、記録リトライが不可能としてステップS42でライトエラー終了する。
ステップS94で再生成功した場合は、ステップS96でライトエラー検出位置から時間的に前のN個のECCブロックを重ね書き(記録リトライ)する。通常の記録動作中と同様にこの記録リトライ中にもフォーカシングエラー信号またはトラッキングエラー信号が異常に大きくなり、ライトエラーが発生し情報の記録に失敗することもあり得る。そこで、ステップS30で記録リトライ中にライトエラーが発生したか否か判定する。ライトエラーの発生を検出しなかった場合は、ステップS32でデータバッファへのデータの取り込みを再開し、ステップS34で記録リトライ正常終了とする。
ステップS30で記録リトライ中のライトエラーの発生を検出すると、ステップS36でリトライカウンタをインクリメント(+1)し、ステップS38でリトライ回数が上限値以下であるか否かを判定する。リトライ回数が上限値以上であれば、これ以上の記録リトライは不可としてステップS42でライトエラー終了する。リトライ回数が上限値以上でなければ、ステップS40でリトライ時の記録条件を変更して、ステップS92に戻る。
以上説明したように、第3の実施の形態によれば、ライトエラーの発生を検出しても、ライトエラーの発生した可能性のあるブロックを含む領域を特定することをせずに、データバッファに残っている最も古い記録済みデータのECCブロックがライトエラーを含む領域外であれば、データバッファに残っている記録済みデータを全て再記録することにより、ライトエラーの発生した可能性のあるブロックを含む領域を記録リトライすることができ、書替え型の光ディスクにデータを正しく記録することができ、ライトエラーを補償することができる。また、記録リトライ時に記録条件を変えることにより、記録リトライによりデータが正しく記録できる可能性が高くなる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る光ディスク装置のブロック図。 本発明の第1の実施の形態の記録リトライ処理を示すフローチャート。 データバッファ内のデータとディスク上の記録データを示す図。 本発明の第2の実施の形態の記録リトライ処理を示すフローチャート。 本発明の第3の実施の形態の記録リトライ処理を示すフローチャート。
符号の説明
2…光ディスク、5…光ピックアップ、10…対物レンズ、11…フォーカシングコイル、12…トラッキングコイル、13…レーザ制御回路、14…変調回路、22…光検出器、24…フォーカシング制御回路、25…トラッキング制御回路、28…CPU、29…RAM、

Claims (10)

  1. 書替え型の情報記録媒体に情報を所定サイズのブロック毎に記録する手段と、
    記録が正常に行なわれずライトエラーが発生したか否かを判定する検出手段と、
    複数ブロックの記録情報を更新しつつ格納し、前記検出手段がライトエラーを検出すると、情報の更新を中断するバッファ手段と、
    前記検出手段がライトエラーを検出すると、前記バッファ手段に格納されているブロックに対応する前記情報記録媒体の記録情報を再生し、再生に成功したか否かにより、エラー発生位置を含むブロックを特定する手段と、
    前記特定手段により特定されたブロックを再記録する手段と、
    を具備する情報記録装置。
  2. 前記記録手段は光ビームを光ディスクに照射して記録を行なう光ピックアップを具備し、
    前記検出手段は光ピックアップのフォーカシングエラー信号とトラッキングエラー信号の少なくとも一方のレベルが所定レベル以上になると、ライトエラーを検出する請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 前記記録手段はエラー検出・訂正ブロック毎に記録し、
    前記特定手段はライトエラー検出位置より1つ前のエラー検出・訂正ブロックから時間的に古いブロックを順次再生し、再生情報がエラー訂正可能か否かにより再生成功か否かを判定し、最初に再生成功したエラー検出・訂正ブロックからライトエラー検出位置より1つ前のエラー検出・訂正ブロックまでをエラー発生位置を含むブロックとして特定する請求項1に記載の情報記録装置。
  4. 前記記録手段はエラー検出・訂正ブロック毎に記録し、
    前記特定手段はライトエラー検出位置より前記複数ブロック前のエラー検出・訂正ブロックから時間的に新しいブロックを順次再生し、再生情報がエラー訂正可能か否かにより再生成功か否かを判定し、最初に再生失敗したエラー検出・訂正ブロックからライトエラー検出位置より1つ前のエラー検出・訂正ブロックまでをエラー発生位置を含むブロックとして特定する請求項1に記載の情報記録装置。
  5. 前記再記録手段は前記記録手段の記録条件と異なる記録条件で再記録を行う請求項1に記載の情報記録装置。
  6. 前記記録手段は光ビームを光ディスクに照射して記録を行なう光ピックアップを具備し、
    前記記録条件は光ビームの記録パワー、光ピックアップのサーボ条件の少なくとも1つを含む請求項1に記載の情報記録装置。
  7. 前記検出手段が再記録時にライトエラーを検出すると、前記再記録手段は再記録を所定回数まで繰り返す請求項1に記載の情報記録装置。
  8. 書替え型の情報記録媒体に情報を所定サイズのブロック毎に記録する手段と、
    記録が正常に行なわれずライトエラーが発生したか否かを判定する検出手段と、
    複数ブロックの記録情報を更新しつつ格納し、前記検出手段がライトエラーを検出すると、情報の更新を中断するバッファ手段と、
    前記検出手段がライトエラーを検出すると、前記バッファ手段に格納されているブロックを再記録する手段と、
    を具備する情報記録装置。
  9. 書替え型の情報記録媒体に情報を所定サイズのブロック毎に記録するステップと、
    記録が正常に行なわれずライトエラーが発生したか否かを判定するステップと、
    複数ブロックの記録情報をバッファへ更新しつつ格納し、前記ライトエラーが検出されると、前記バッファの情報の更新を中断するステップと、
    前記ライトエラーが検出されると、前記バッファに格納されているブロックに対応する前記情報記録媒体の記録情報を再生し、再生に成功したか否かにより、エラー発生位置を含むブロックを特定するステップと、
    前記特定されたブロックを再記録するステップと、
    を具備する情報記録方法。
  10. 書替え型の情報記録媒体に情報を所定サイズのブロック毎に記録するステップと、
    記録が正常に行なわれずライトエラーが発生したか否かを判定するステップと、
    複数ブロックの記録情報をバッファへ更新しつつ格納し、前記ライトエラーが検出されると、前記バッファの情報の更新を中断するステップと、
    前記ライトエラーが検出されると、前記バッファに格納されているブロックを再記録するステップと、
    を具備する情報記録方法。
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