JP2008221920A - 自動車用バンパービーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 形状の自由度を高く保持したまま小型化することができる、自動車用バンパービームを提供する。
【解決手段】 バンパービーム1は、チューブハイドロフォーミングによって形成されて左右に延びる二本の管状体2、2を備える。そして、これら管状体2、2は、並列状態で互いに接合される。ここにおいて、管状体2、2は、それぞれ、縦断面形状が、上下の各辺および前後の各辺からなるほぼ矩形形状を有する。そして、管状体2、2は、上下に並んで配置されて、長手方向の全長に渡って、互いに対向する面が合わさっている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、衝突したときの衝撃から自動車を保護する、自動車用バンパービームに関するものである。
従来、自動車用バンパービームとして、ロール成形によって形成されるバンパービームがあった(例えば、特許文献1、2、3参照)。図41は、特許文献1に開示されるバンパービーム11の縦断面を示す。このバンパービーム11は、板材がロール成形により曲げ形成されて、その板材の各端部12が、板材の途中位置に、溶接により接合されていた。そして、このバンパービーム11は、前面部13と後面部14との間に渡されるリブ15を備えていた。図42は、特許文献2に開示されるバンパービーム21の縦断面を示す。このバンパービーム21は、板材がロール成形により曲げ形成されて、その板材の両端部22、22が、互いにからみ合うように折り曲げられて接合されていた。図43および図44は、特許文献3に開示されるバンパービーム31の縦断面を示す。このバンパービーム31は、板材がロール成形により曲げ形成されて、その板材の各端部32が、板材の途中位置に明けられた孔33に差し入れられて接合されていた。
また、自動車用バンパービームとしては、アルミの押出し材を用いたバンパービームがあった。例えば、図45に示されるように、このバンパービーム41は、中央に横桟状に渡された補強部42を有する縦断面四角形状のものであった。
さらに、自動車用バンパービームとして、チューブハイドロフォーミングにより形成されたバンパービームがあった(例えば、特許文献4参照)。図46は、このバンパービーム51の平面図である。このバンパービーム51は、単一の管状体からなっていた。そして、このバンパービーム51は、車体側に突出する取付部52、52が、チューブハイドロフォーミングにより一体に形成されていた。
特開平11−170934号公報 特開2001−260774号公報 特開2002−87186号公報 特開2003−104140号公報
ところで、前記従来の、ロール成形によるバンパービーム11、21、31とか、押出し材を用いたバンパービーム41は、その製造方法からして、縦断面形状が長手方向において一定であって、形状の自由度が低かった。また、チューブハイドロフォーミングによるバンパービーム51では、単一の管状体からなるため、所要の強度を確保するためには、縦断面形状を大きくしなければならならず、小型化することが困難であった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、形状の自由度を高く保持したまま小型化することができる、自動車用バンパービームを提供することにある。
この発明に係る自動車用バンパービームは、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る自動車用バンパービームは、チューブハイドロフォーミングによって形成されて左右に延びる複数の管状体を備え、それら管状体が、並列状態で互いに接合されている。
この自動車用バンパービームによると、バンパービームを構成する管状体が、チューブハイドロフォーミングによって形成されるため、縦断面形状を長手方向において変化させることができたり、平面視における前面等のラインの曲率を長手方向において変化させたりすることができ、形状の自由度が高い。そして、バンパービームは、複数の管状体が並列状態で互いに接合されて形成されるため、縦断面において複数のループを有して強度的に有利な構造となり、このバンパービームを小型化することができる。
また、請求項2に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項1に記載のバンパービームにおいて、前記複数の管状体は、それぞれ、縦断面形状が、上下の各辺および前後の各辺からなるほぼ矩形形状を有してもよい。
また、請求項3に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項1または2に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記複数の管状体は、上下に並んで配置されてもよい。
また、請求項4に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項3に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記複数の管状体のうちの最も上側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分において、上面が、上方に張り出して形成されてもよい。
また、請求項5に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項3または4に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記複数の管状体のうちの最も下側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分において、下面が、下方に張り出して形成されてもよい。
また、請求項6に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項1または2に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記複数の管状体は、前後に並んで配置されてもよい。
また、請求項7に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記複数の管状体は、長手方向の全長に渡って、互いに対向する面が合わさっていてもよい。
また、請求項8に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記複数の管状体のうちの少なくとも二本の管状体は、互いの板厚が異なってもよい。
また、請求項9に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記複数の管状体のうちの少なくも二本の管状体は、互いの材料が異なってもよい。
また、請求項10に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項3に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記管状体は、二本設けられてもよい。ここで、それら二本の管状体のうちの上側の管状体は、長手方向の両端部分が、水平に形成され、かつ、長手方向の両端部分を除く中間部分において、上面が、上方に張り出して形成される。そして、前記二本の管状体のうちの下側の管状体は、長手方向の両端部分が、前記上側の管状体と合わさるように水平に形成される。
また、請求項11に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項10に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記下側の管状体は、長手方向の全長に渡って、下面が、水平に形成されてもよい。
また、請求項12に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項11に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記上側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分において、下面が、上面の張出し量よりも少ない量だけ上方に窪んで形成され、そして、前記下側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分において、上面が、前記上側の管状体の下面と合わさるように上方に張り出して形成されてもよい。
また、請求項13に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項11に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記上側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分が、上方に張出すように湾曲して形成され、そして、前記下側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分において、上面が、前記上側の管状体の下面と合わさるように上方に張り出して形成されてもよい。
また、請求項14に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項10に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記上側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分が、上方に張り出すように湾曲して形成され、そして、前記下側の管状体は、長手方向の全長に渡って、水平に形成されてもよい。
また、請求項15に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項10に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記下側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分において、下面が、下方に張り出して形成されてもよい。
また、請求項16に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項15に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記上側の管状体は、長手方向の全長に渡って、下面が、水平に形成され、そして、前記下側の管状体は、長手方向の全長に渡って、上面が、前記上側の管状体の下面と合わさるように水平に形成されてもよい。
また、請求項17に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項10〜16のいずれか1項に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記上側の管状体の前面と前記下側の管状体の前面とは、前後方向において同一位置に位置し、かつ、前記上側の管状体の後面と前記下側の管状体の後面とは、前後方向において同一位置に位置してもよい。
また、請求項18に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項10〜16のいずれか1項に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記上側の管状体の前面と前記下側の管状体の前面とは、前後方向において同一位置に位置し、かつ、前記上側の管状体の後面は、前記下側の管状体の後面よりも後方に位置してもよい。
また、請求項19に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項10〜18のいずれか1項に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記上側の管状体には、前面下部に、長手方向に沿って凹部が形成され、かつ、前記下側の管状体には、前面上部に、長手方向に沿って凹部が形成されてもよい。
また、請求項20に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項10〜18のいずれか1項に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記上側の管状体には、前面下部に、長手方向に沿って凹部が形成されてもよい。
また、請求項21に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項10〜18のいずれか1項に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記下側の管状体には、前面上部に、長手方向に沿って凹部が形成されてもよい。
また、請求項22に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項10〜21のいずれか1項に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記上側の管状体は、前記下側の管状体に比して、板厚が厚くなっていてもよい。
また、請求項23に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項6に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記管状体は、二本設けられ、それら二本の管状体は、長手方向の全長に渡って、合わさっていてもよい。
また、請求項24に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項23に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記二本の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分が、前方に張り出すように湾曲して形成されてもよい。
また、請求項25に記載の発明に係る自動車用バンパービームのように、請求項6に記載の自動車用バンパービームにおいて、前記管状体は、二本設けられ、それら二本の管状体は、長手方向の両端部分が、合わさっていてもよい。ここで、前記二本の管状体のうちの前側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分が、前方に張り出すように湾曲して形成される。そして、前記二本の管状体のうちの後側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分が、前記前側の管状体の張出し量よりも少ない量だけ前方に張り出すように湾曲して形成される。
この発明に係る自動車用バンパービームによれば、チューブハイドロフォーミングによって形成された管状体を並列状態で互いに接合することで、バンパービームの形状の自由度を高く保持したまま、このバンパービームを小型化することができる。
以下、この発明に係る自動車用バンパービームを実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、本発明の第1の実施の形態を示す。図中符号1は、自動車を衝突したときの衝撃から保護する自動車用バンパービームである。このバンパービーム1は、自動車のバンパーにおける、バンパーフェースの内側に配備される構造体であって、左右に長手となって、自動車の正面側または背面側に取り付けられる。
このバンパービーム1は、チューブハイドロフォーミングによって形成されて左右に延びる複数の管状体2、2を備える。そして、バンパービーム1は、それら複数の管状体2、2が、並列状態で互いに接合されている。ここで、複数の管状体2、2は、それぞれ、縦断面形状(つまり、管状体2の長手方向と直交する断面の形状)が、上下の各辺および前後の各辺からなるほぼ矩形形状を有する(図3参照)。そして、複数の管状体2、2は、長手方向の全長に渡って、互いに対向する面が合わさっている。詳細には、これら複数の管状体2、2は、上下に並んで配置される。そして、複数の管状体2、2のうちの最も上側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3が、水平に形成される。さらに、複数の管状体2、2のうちの最も上側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4において、上面5が、上方に張り出して形成される。
具体的には、バンパービーム1を構成する管状体2は、二本設けられている。これら管状体2、2の材料は、例えば、高張力鋼からなる。ここで、二本の管状体2、2のうちの上側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3が、水平に形成されている。そして、この上側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4において、上面5が、上方に張り出して形成されている。一方、二本の管状体2、2のうちの下側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3が、上側の管状体2と合わさるように水平に形成されている。そして、この下側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を含む全長に渡って、下面6が、水平に形成されている。
また、上側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4において、下面6が、上面5の張出し量よりも少ない量だけ上方に窪んで形成されている。そして、下側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4において、上面5が、上側の管状体2の下面6と合わさるように上方に張り出して形成されている。こうして、これら二本の管状体2、2は、長手方向の全長に渡って、合わさっている。すなわち、これら二本の管状体2、2は、互いに対向する面となる、上側の管状体2の下面6と下側の管状体2の上面5とが、長手方向の全長に渡って合わさっている。
また、上側の管状体2の前面7と下側の管状体2の前面7とは、前後方向において同一位置に位置する。同様に、上側の管状体2の後面8と下側の管状体2の後面8とは、前後方向において同一位置に位置する。そして、管状体2、2は、それぞれ、長手方向の両端部分3、3が、ほぼ真横に延び、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4が、前方に張り出すように湾曲して形成されている。
また、上側の管状体2には、前面下部に、両端部分3、3を除いて、長手方向に沿って凹部9aが形成されている。そして、下側の管状体2には、前面上部に、両端部分3、3を除いて、長手方向に沿って凹部9bが形成されている。ところで、これら管状体2、2は、並列状態で接合されるが、その接合にあたっては、溶接とか、接着とか、ボルト締め等が用いられる。
図4〜図6は、本発明の第2の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第1の実施の形態とは、上側の管状体2と下側の管状体2との、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4、4における、合わせ面の位置が異なり、また、凹部9a、9bを有しない点が異なるが、他はほぼ同様であり、以下に、異なる部分を主に説明する。
バンパービーム1における上側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4において、下面6が、上面5の張出し量と同量だけ上方に窪んで形成されている。すなわち、上側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4が、上方に張り出すように湾曲して形成される。そして、バンパービーム1における下側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4において、上面5が、上側の管状体2の下面6と合わさるように上方に張り出して形成されている。こうして、これら二本の管状体2、2は、長手方向の全長に渡って、互いに対向する面(すなわち、上側の管状体2の下面6と下側の管状体2の上面5)が合わさっている。
ここで、上側の管状体2の前面7と下側の管状体2の前面7とは、前後方向において同一位置に位置する。同様に、上側の管状体2の後面8と下側の管状体2の後面8とは、前後方向において同一位置に位置する。そして、管状体2、2は、それぞれ、長手方向の全長に渡って、前方に張り出すように湾曲して形成されている。
図7〜図9は、本発明の第3の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第2の実施の形態とは、下側の管状体2の、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4における、上面5の形状が異なるが、他はほぼ同様であり、以下に、異なる部分を主に説明する。
バンパービーム1において、上側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4が、上方に張り出すように湾曲して形成されるが、下側の管状体2は、長手方向の全長に渡って、水平に形成されている。こうして、上側の管状体2と下側の管状体2とは、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4、4が、互いに離れる(詳細には、上側の管状体2の下面6と下側の管状体2の上面5とが離れる)こととなる。
図10〜図12は、本発明の第4の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第2の実施の形態とは、上側の管状体2の、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4における、下面6の形状が異なり、下側の管状体2の、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4における、上面5および下面6の形状が異なるが、他はほぼ同様であり、以下に、異なる部分を主に説明する。
バンパービーム1における上側の管状体2は、長手方向の全長に渡って、下面6が、水平に形成されている。そして、バンパービーム1における下側の管状体2は、長手方向の全長に渡って、上面5が、上側の管状体2の下面6と合わさるように水平に形成されている。こうして、二本の管状体2、2は、長手方向の全長に渡って、互いに対向する面が合わさることとなる。
また、下側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4において、下面6が、下方に張り出して形成されている。ここにおいて、バンパービーム1が、一般的に、二本の管状体2、2からなる場合を含めて、複数の管状体2、2からなる場合には、複数の管状体2、2のうちの最も下側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4において、下面6が、下方に張り出して形成されることとなる。
図13〜図15は、本発明の第5の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第1の実施の形態とは、上側および下側の管状体2、2の、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4の形状が異なり、また、凹部9a、9bを有しない点が異なるが、他はほぼ同様であり、以下に、異なる部分を主に説明する。
バンパービーム1における上側の管状体2および下側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を含む全長に渡って、水平に形成されている。すなわち、上側の管状体2および下側の管状体2は、長手方向の全長に渡って、上面5および下面6が、水平に形成されている。そして、これら二本の管状体2、2は、長手方向の全長に渡って、互いに対向する面(すなわち、上側の管状体2の下面6と下側の管状体2の上面5)が合わさっている。また、二本の管状体2、2は、互いの縦断面形状が同一であって、かつ、互いの板厚が同一となっている(図15参照)。
図16は、本発明の第6の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第5の実施の形態とは、二本の管状体2、2の板厚が同一でない点が異なっている。詳細には、バンパービーム1を構成する二本の管状体2、2は、上側の管状体2が、下側の管状体2に比して、板厚が厚くなっている。ここにおいて、バンパービーム1が、一般的に、二本の管状体2、2からなる場合を含めて、複数の管状体2、2からなる場合には、複数の管状体2、2のうちの少なくとも二本の管状体2、2は、互いの板厚が異なる。
図17〜図19は、本発明の第7の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第5の実施の形態とは、上側の管状体2と下側の管状体2との縦断面形状が同一でない点が異なるが、他はほぼ同様であり、以下に、異なる部分を主に説明する。
バンパービーム1において、上側の管状体2の縦断面形状が、縦長の矩形形状を有するのに対し、下側の管状体2の縦断面形状は、横長の矩形形状を有している(図19参照)。ここで、上側の管状体2の前面7と下側の管状体2の前面7とは、前後方向において同一位置に位置する。同様に、上側の管状体2の後面8と下側の管状体2の後面8とは、前後方向において同一位置に位置する。そして、管状体2、2は、それぞれ、長手方向の全長に渡って、前方に張り出すように湾曲して形成されている。
図20〜図22は、本発明の第8の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第5の実施の形態とは、上側および下側の管状体2、2に凹部9a、9bが設けられる点が異なるが、他はほぼ同様であり、以下に、異なる部分を主に説明する。
バンパービーム1における上側の管状体2には、前面下部に、全長に渡って、長手方向に沿って凹部9aが形成されている。そして、バンパービーム1における下側の管状体2には、前面上部に、全長に渡って、長手方向に沿って凹部9bが形成されている。
図示実施の形態においては、上側の管状体2と下側の管状体2とは、縦断面形状が、上下に反転した形状を有している(図22参照)。そして、管状体2、2は、それぞれ、長手方向の全長に渡って、前方に張り出すように湾曲して形成されている。
図23〜図25は、本発明の第9の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第8の実施の形態とは、下側の管状体2にのみ凹部9bが設けられる点が異なるが、他は同様である。
すなわち、バンパービーム1において、上側の管状体2には、凹部9aがないのに対し、下側の管状体2には、前面上部に、全長に渡って、長手方向に沿って凹部9bが形成されている。
図26〜図28は、本発明の第10の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第8の実施の形態とは、上側の管状体2にのみ、凹部9aが設けられる点が異なり、また、二本の管状体2、2の板厚が同一でない点が異なるが、他はほぼ同様である。
すなわち、下側の管状体2には、凹部9bがないのに対し、上側の管状体2には、前面下部に、全長に渡って、長手方向に沿って凹部9aが形成されている。また、二本の管状体2、2は、互いの板厚が異なっている。図示実施の形態においては、上側の管状体2が、下側の管状体2に比して、板厚が厚くなっている。
図29〜図31は、本発明の第11の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第5の実施の形態とは、上側の管状体2と下側の管状体2との後面8、8の位置が同一でない点が異なるが、他はほぼ同様であり、以下に、異なる部分を主に説明する。
バンパービーム1において、上側の管状体2の前面7と下側の管状体2の前面7とは、前後方向において同一位置に位置するが、上側の管状体2の後面8は、下側の管状体2の後面8よりも後方に位置する(図29、図31参照)。
図示実施の形態においては、上側の管状体2の縦断面形状が、横長の矩形形状を有するのに対し、下側の管状体2の縦断面形状は、縦長の矩形形状を有している(図31参照)。そして、管状体2、2は、それぞれ、長手方向の全長に渡って、前方に張り出すように湾曲して形成されている。
図32〜図34は、本発明の第12の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第11の実施の形態とは、下側の管状体2に凹部9bが設けられる点が異なるが、他は同様である。すなわち、このバンパービーム1においては、下側の管状体2には、前面上部に、全長に渡って、長手方向に沿って凹部9bが形成されている。
図35〜図37は、本発明の第13の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第5の実施の形態とは、管状体2、2が並ぶ方向が異なるが、他はほぼ同様である。すなわち、バンパービーム1を構成する複数の管状体2、2(図示実施の形態においては、二本の管状体2、2)は、前後に並んで配置される。
詳細には、管状体2、2は、それぞれ、長手方向の全長に渡って、水平に形成されている。すなわち、上側の管状体2および下側の管状体2は、長手方向の全長に渡って、上面5および下面6が、水平に形成されている。そして、管状体2、2は、それぞれ、長手方向の両端部分3、3が、ほぼ真横に延び、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4が、前方に張り出すように湾曲して形成されている。そして、これら二本の管状体2、2は、長手方向の全長に渡って、合わさっている。つまり、これら二本の管状体2、2は、互いに対向する面となる、前側の管状体2の後面8と後側の管状体2の前面7とが、長手方向の全長に渡って合わさっている。
図38〜図40は、本発明の第14の実施の形態を示す。この実施の形態においては、第13の実施の形態とは、二本の管状体2、2が長手方向の一部において合わさる点が異なるが、他はほぼ同様であり、以下に異なる部分を主に説明する。
バンパービーム1における二本の管状体2、2は、長手方向の両端部分3、3が、合わさっている。そして、二本の管状体2、2のうちの前側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4が、前方に張り出すように湾曲して形成されている。一方、二本の管状体2、2のうちの後側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4が、前側の管状体2の張出し量よりも少ない量だけ前方に張り出すように湾曲して形成されている。こうして、前側の管状体2と後側の管状体2とは、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4、4が(詳細には、前側の管状体2の後面8と後側の管状体2の前面7とが)、互いに離れることとなる。
次に、上記第1〜第14の実施の形態に示すバンパービーム1の作用効果について説明する。このバンパービーム1によると、バンパービーム1を構成する管状体2、2が、チューブハイドロフォーミングによって形成されるため、縦断面形状を長手方向において変化させることができたり、平面視における前面7や後面8のラインの曲率とか正面視における上面5や下面6のラインの曲率を長手方向において変化させたりすることができ、形状の自由度が高い。したがって、このバンパービーム1を、各種の自動車のボディーラインに容易に沿わせることができたり、各種の自動車の仕様に応じて、その自動車を衝突から保護するのに適した形状に容易にすることができる。そして、バンパービーム1は、複数の管状体2、2(図示実施の形態においては、二本の管状体2、2)が並列状態で互いに接合されて形成されて、これら管状体2、2により、縦断面において複数のループ(図示実施の形態においては、二つのループ)を有することとなる。このように、バンパービーム1は、縦断面において複数のループ(図示実施の形態においては、二つのループ)を有することで、強度的に有利な構造となりっており、このバンパービーム1を小型化する(詳細には、奥行寸法、つまり前後の寸法を小さくする)ことができ、自動車の車体側にスペース上の余裕を持たせることができる。すなわち、このバンパービーム1によれば、チューブハイドロフォーミングによって形成された管状体2、2を並列状態で互いに接合することで、バンパービーム1の形状の自由度を高く保持したまま、このバンパービーム1を小型化することができる。
ここで、特に、第3および第14を除く実施の形態においては、バンパービーム1を構成する管状体2、2は、長手方向の全長に渡って、合わさっている。このように、管状体2、2を、長手方向の全長に渡って合わせることで、このバンパービーム1の剛性を高めることができる。
また、管状体2を複数(図示実施の形態においては、二本)用いることで、それら管状体2、2の、縦断面形状を変えたり、板厚を変えたり、材料を変えたりして、バンパービーム1における各管状体2の配置位置に適した縦断面形状とか板厚とか材料とかを選択することができる。これによって、むだのないバンパービーム1を生み出すことができ、ひいては、バンパービーム1の軽量化を図ることができる。縦断面形状にあっては、例えば、第7〜第12の実施の形態では、二本の管状体2、2の互いの縦断面形状が、長手方向の全長に渡って異なっている。そして、第2の実施の形態では、長手方向の中間部分4、4において、二本の管状体2、2の互いの縦断面形状が異なっている。板厚にあっては、例えば、第6および第10の実施の形態では、二本の管状体2、2の互いの板厚が異なっている。管状体2の材料については、上述の実施の形態では、高張力鋼が用いられるが、普通鋼とか、アルミあるいはアルミ合金とかを用いても構わない。また、例えば、高張力鋼であっても、引張強さが780MPaとか、980MPa等の材料があり、それら材料を適宜選択して用いることができる。そして、バンパービーム1を構成する複数の管状体2、2(図示実施の形態においては、二本の管状体2、2)において、それら管状体2、2の全てに同じ材料を用いてもよく、また、複数の管状体2、2の少なくとも二本の管状体2、2は、互いの材料が異なるようにしてもよい。
また、第3の実施の形態に示すバンパービーム1では、上側の管状体2と下側の管状体2とは、長手方向の中間部分4、4において、互いに離れている。これにより、管状体2、2の縦断面形状を小さくすることができ、バンパービーム1の軽量化を図ることができる。
また、第1〜第4の実施の形態に示すバンパービーム1では、上側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4において、上面5が、上方に張り出して形成されたり、あるいは、下側の管状体2は、長手方向の両端部分3、3を除く中間部分4において、下面6が、下方に張り出して形成されたりしている。このように、上側の管状体2の中間部分4での上面5を、上方に張り出させることで、長手方向の両端部分3、3をそのままにして、このバンパービーム1を上方位置の衝突に対応させることができる。そして、下側の管状体2の中間部分4での下面6を、下方に張り出させることで、長手方向の両端部分3、3をそのままにして、このバンパービーム1を下方位置の衝突に対応させることができる。
また、第1、第8〜第10、第12の実施の形態に示すバンパービーム1のように、管状体2に、長手方向に沿って凹部9a、9bを設けることで、このバンパービーム1の剛性を上げることができる。そして、これら実施の形態にあっては、上側の管状体2における凹部9aは、管状体2の前面下部に設けられ、下側の管状体2における凹部9bは、管状体2の前面上部に設けられている。したがって、これら凹部9a、9bによって、バンパービーム1の前面7の、下から上までの高さが減少することはなく、衝突に対する高さを維持することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、バンパービーム1は、二本の管状体2、2からならなくとも、三本以上の管状体2、2からなっていてもよい。また、バンパービーム1を構成する複数の管状体2、2は、その全てが、上下に並んで配置されたり、あるいは、前後に並んで配置されたりする以外に、上下と前後との両方に並んで配置されても構わない。
また、管状体2の縦断面形状は、矩形形状でなくとも、例えば、台形形状とかその他の形状であっても構わない。
また、バンパービーム1を構成する管状体2、2は、長手方向の端面が揃うようにして並んでいるが、管状体2の長さを変えることで、端面が揃わないようにしてもよい。
また、上述の実施の形態に示すバンパービーム1、1における各要素を、適宜組み合わせて、新たなバンパービーム1を形成してもよいのは勿論である。例えば、第13、第14の実施の形態に示すバンパービーム1において、前側の管状体2と後側の管状体2とで、材料とか板厚を異ならせてもよい。これにより、自動車の衝突に対する、バンパービーム1の衝撃吸収効率を上げることができる。
この発明の第1の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図2におけるA−A線による拡大端面図である。 この発明の第2の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図5におけるB−B線による拡大端面図である。 この発明の第3の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図8におけるC−C線による拡大端面図である。 この発明の第4の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図11におけるD−D線による拡大端面図である。 この発明の第5の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図14におけるE−E線による拡大端面図である。 この発明の第6の実施の形態の、図15相当図である。 この発明の第7の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図18におけるF−F線による拡大端面図である。 この発明の第8の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図21におけるG−G線による拡大端面図である。 この発明の第9の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図24におけるH−H線による拡大端面図である。 この発明の第10の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図27におけるI−I線による拡大端面図である。 この発明の第11の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図30におけるJ−J線による拡大端面図である。 この発明の第12の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図33におけるK−K線による拡大端面図である。 この発明の第13の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図36におけるL−L線による拡大端面図である。 この発明の第14の実施の形態の、斜視図である。 同じく、正面図である。 同じく、図39におけるM−M線による拡大端面図である。 従来のバンパービームの縦断面を示す拡大図である(特許文献1)。 従来の他のバンパービームの縦断面を示す拡大図である(特許文献2)。 従来のさらに他のバンパービームの縦断面を示す拡大図である(特許文献3)。 従来のさらに他のバンパービームの縦断面を示す拡大図である(特許文献3)。 従来のさらに他のバンパービームの縦断面を示す拡大図である。 従来のさらに他のバンパービームの平面図である(特許文献4)。
符号の説明
1 バンパービーム(自動車用バンパービーム)
2 管状体
3 端部分
4 中間部分
5 上面
6 下面
7 前面
8 後面
9a、9b 凹部

Claims (25)

  1. チューブハイドロフォーミングによって形成されて左右に延びる複数の管状体を備え、それら管状体が、並列状態で互いに接合されている、自動車用バンパービーム。
  2. 前記複数の管状体は、それぞれ、縦断面形状が、上下の各辺および前後の各辺からなるほぼ矩形形状を有する、請求項1に記載の自動車用バンパービーム。
  3. 前記複数の管状体は、上下に並んで配置される、請求項1または2に記載の自動車用バンパービーム。
  4. 前記複数の管状体のうちの最も上側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分において、上面が、上方に張り出して形成される、請求項3に記載の自動車用バンパービーム。
  5. 前記複数の管状体のうちの最も下側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分において、下面が、下方に張り出して形成される、請求項3または4に記載の自動車用バンパービーム。
  6. 前記複数の管状体は、前後に並んで配置される、請求項1または2に記載の自動車用バンパービーム。
  7. 前記複数の管状体は、長手方向の全長に渡って、互いに対向する面が合わさっている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の自動車用バンパービーム。
  8. 前記複数の管状体のうちの少なくとも二本の管状体は、互いの板厚が異なる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の自動車用バンパービーム。
  9. 前記複数の管状体のうちの少なくとも二本の管状体は、互いの材料が異なる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動車用バンパービーム。
  10. 前記管状体は、二本設けられ、
    それら二本の管状体のうちの上側の管状体は、長手方向の両端部分が、水平に形成され、かつ、長手方向の両端部分を除く中間部分において、上面が、上方に張り出して形成され、
    前記二本の管状体のうちの下側の管状体は、長手方向の両端部分が、前記上側の管状体と合わさるように水平に形成されている、請求項3に記載の自動車用バンパービーム。
  11. 前記下側の管状体は、長手方向の全長に渡って、下面が、水平に形成されている、請求項10に記載の自動車用バンパービーム。
  12. 前記上側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分において、下面が、上面の張出し量よりも少ない量だけ上方に窪んで形成され、
    前記下側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分において、上面が、前記上側の管状体の下面と合わさるように上方に張り出して形成されている、請求項11に記載の自動車用バンパービーム。
  13. 前記上側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分が、上方に張り出すように湾曲して形成され、
    前記下側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分において、上面が、前記上側の管状体の下面と合わさるように上方に張り出して形成されている、請求項11に記載の自動車用バンパービーム。
  14. 前記上側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分が、上方に張り出すように湾曲して形成され、
    前記下側の管状体は、長手方向の全長に渡って、水平に形成されている、請求項10に記載の自動車用バンパービーム。
  15. 前記下側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分において、下面が、下方に張り出して形成されている、請求項10に記載の自動車用バンパービーム。
  16. 前記上側の管状体は、長手方向の全長に渡って、下面が、水平に形成され、
    前記下側の管状体は、長手方向の全長に渡って、上面が、前記上側の管状体の下面と合わさるように水平に形成されている、請求項15に記載の自動車用バンパービーム。
  17. 前記上側の管状体の前面と前記下側の管状体の前面とは、前後方向において同一位置に位置し、かつ、
    前記上側の管状体の後面と前記下側の管状体の後面とは、前後方向において同一位置に位置する、請求項10〜16のいずれか1項に記載の自動車用バンパービーム。
  18. 前記上側の管状体の前面と前記下側の管状体の前面とは、前後方向において同一位置に位置し、かつ、
    前記上側の管状体の後面は、前記下側の管状体の後面よりも後方に位置する、請求項10〜16のいずれか1項に記載の自動車用バンパービーム。
  19. 前記上側の管状体には、前面下部に、長手方向に沿って凹部が形成され、かつ、
    前記下側の管状体には、前面上部に、長手方向に沿って凹部が形成されている、請求項10〜18のいずれか1項に記載の自動車用バンパービーム。
  20. 前記上側の管状体には、前面下部に、長手方向に沿って凹部が形成されている、請求項10〜18のいずれか1項に記載の自動車用バンパービーム。
  21. 前記下側の管状体には、前面上部に、長手方向に沿って凹部が形成されている、請求項10〜18のいずれか1項に記載の自動車用バンパービーム。
  22. 前記上側の管状体は、前記下側の管状体に比して、板厚が厚い、請求項10〜21のいずれか1項に記載の自動車用バンパービーム。
  23. 前記管状体は、二本設けられ、
    それら二本の管状体は、長手方向の全長に渡って、合わさっている、請求項6に記載の自動車用バンパービーム。
  24. 前記二本の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分が、前方に張り出すように湾曲して形成されている、請求項23に記載の自動車用バンパービーム。
  25. 前記管状体は、二本設けられ、
    それら二本の管状体は、長手方向の両端部分が、合わさっており、
    前記二本の管状体のうちの前側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分が、前方に張り出すように湾曲して形成され、
    前記二本の管状体のうちの後側の管状体は、長手方向の両端部分を除く中間部分が、前記前側の管状体の張出し量よりも少ない量だけ前方に張り出すように湾曲して形成されている、請求項6に記載の自動車用バンパービーム。
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