JP2008213663A - 洗車機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、洗車中の車両3の移動を検出することを実現した洗車機を提案する点にある。
【解決手段】本発明における洗車機本体2は、正規洗車位置5に停止した車両3の後端付近を検知する第1の車両検知センサ19と、正規洗車位置5に停止した車両3を検知しない第2の車両検知センサ20とを、両方のセンサの間に車両3後端が収まるように正規洗車位置5後部に配置して、車両検知センサ19,20の状態変化を監視することで、洗車中の車両3の移動を検出する。
【選択図】図7

Description

本発明は、洗車場の正規洗車位置に停止した車両に対して洗浄を図る洗車機に関する。
従来より、洗車場の正規洗車位置に車両を停止させて洗浄する洗車機が知られている。このような洗車機の中には、特許文献1に示す通り、車両がフロントタイヤで停止板を踏んだことを確認して正規洗車位置に停止したと検出し、洗車を開始させるものがある。この洗車機では、洗車中にフロントタイヤが離れたことを確認することで、車両が移動したことを検出できる。しかし、停止板を設置するために、土間を掘る必要があるため、設置工事が大がかりになるとともに、停止板の枠内に異物が混入しやすく、誤動作や故障の原因となっていた。
また、洗車場の正規洗車位置に車両を停止させて洗浄する洗車機の中には、特許文献2に示す通り、洗車機本体において車両進入方向の前後に2つの車体検出器を配列し、洗車機本体の手前側の車体検出器で車体を検出し、奥側の車体検出器で車体を検出しない状態になるように、車両の前端を誘導するものがあった。この洗車機では、車形検出器が洗車機本体内に搭載されているので、ブラシに巻き上げられた洗浄水が付着することで汚れてしまい、その検出性能が落ちてしまうことがあった。加えて、この洗車機では、車形検出器が洗車機本体内に搭載されており、洗車機本体と一緒に移動するため、洗車機本体が移動しているのか、車両が移動しているかの区別がつかず、洗車中の車両が移動したことを検出することができない。そのため、この洗車機本体は車両が正規洗車位置に停止したと検出して、洗車機本体が移動を開始したにもかかわらず、車両が正規洗車位置から移動してしまったとき、車両形状を誤って検出し、洗車機本体内部に搭載された各種装置と衝突して、車両及び前記各種装置を損傷してしまう事故を引き起こすことがあった。
さらに、洗車場の正規洗車位置に車両を停止させて洗浄する洗車機の中には、特許文献3に示す通り、正規洗車位置を挟んで投光器と受光スイッチを対向させた車体検出センサを3対設け、最も洗車機本体側のセンサと最も入場口側のセンサとを車長よりも大きい間隔で配置し、それらセンサの中間にもう一つの車体検出センサを設けることで、外側のセンサ間に車両を停止させるようにしたものがあった。この洗車機では、洗車中の車両の移動を検出しようとしても、各センサが洗車機本体によって遮られてしまうため、洗車中の車両の移動を検出することができなかった。また、この洗車機では、停止している車両を検出するセンサが外側のセンサの中間に配置してあるので、車長が短いとき、車両が洗車中に動いたとしても、その動きが前方及び後方の投光器が投光する光線を遮光しない限り、洗車中の車両の移動を検出することができない。
特開平7−25315号 特開2003−137078号 実全昭48−40266号
そこで、本発明が解決しようとしている課題は、正規洗車位置に確実に車両を乗り入れさせるともに、洗車中の車両の移動を検出することができ、しかも洗車中の車両の移動を検出できる範囲をできるだけ広くすることを実現した洗車機を提案する点にある。
前記課題を解決するため本発明は、洗浄処理装置を搭載した洗車機本体の前方に正規洗車位置を設定し、該正規洗車位置に前記洗車機本体と正対するように停止した車両に対し、洗車機本体を前後方向に移動させて洗車を行う洗車機において、車両が前記正規洗車位置に停止していることを検出する車両検出手段と、該車両検出手段の信号に基づいて洗車機の動作制御を行う制御手段とを備え、前記車両検出手段は、前記正規洗車位置に停止した車両の後端付近を検知する第1の車両検知センサと、前記正規洗車位置に停止した車両を検知しない第2の車両検知センサとからなり、前記第1の車両検知センサと前記第2の車両検知センサとは、前記正規洗車位置に停止している車両の後端がそれぞれの検知範囲の間に収まるように、車両が前記正規洗車位置に進入する方向に適宜間隔を有して順次前後に隣接して、洗車機本体外に配置され、前記制御手段は、洗車中に前記第1の車両検知センサ、または前記第2の車両検知センサの車両検知状態が変化したとき、車両が前記正規洗車位置から逸脱したと判断して洗車機本体を停止させることを特徴とする洗車機を提案する。
また、車両を正規洗車位置に案内する案内手段を備えた。
また、制御手段は、洗車待機中に第1の車両検知センサが車両を検知し、第2の車両検知センサが車両を検知しないとき、車両が正規洗車位置に移動したと判断して案内手段の案内を切り換えるとともに、第1の車両検知センサ、または第2の車両検知センサの車両検知状態が一定時間変化しないとき、車両が正規洗車位置に停止したと判断して洗車を開始することが望ましい。
また、洗車に関する事項を報知する報知手段と、洗車機本体における洗浄処理装置よりも正規洗車位置側に、洗車機本体と一体化して配置され、車両の形状を検出する車形センサとを備え、制御手段は、洗車待機中に車両検出手段で車両が正規洗車位置に停止していることを検出している状態で、車形センサで車両を検知したとき、十分な洗車が行えないと判断して報知手段で報知する。
さらに、制御手段は、洗車待機中に車両検出手段で車両が正規洗車位置に停止していることを検出している状態で、車形センサで車両を検知したとき、十分な洗車が行えないと判断して車形センサが車両を検知した位置から洗浄を開始させることが望ましい。
前記第1の車両検知センサと前記第2の車両検知センサとがその両方の検知範囲の間に車両の後端が収まるように洗車機本体外に配置されて、洗車機本体の散水口から遠ざかったので、洗浄水が前記第1の車両検知センサ及び前記第2の車両検知センサにかかりにくくなり、検知性能が落ちることが無くなる。また、前記第1の車両検知センサと前記第2の車両検知センサとが洗車機本体内に搭載されないので、洗車機本体の移動に伴い、車両検出手段が移動することが無くなるので、洗車中の車両の移動を検出することができる。さらに、前記第1の車両検知センサと前記第2の車両検知センサとがその両方の検知範囲の間に車両後端が収まるように配置されて、車体検出手段が洗車機本体を検出する範囲が狭くなったので、洗車中の車両の移動を検出する範囲を広くすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。図1は洗車場1を示す平面図で、図2は洗車場1を示す側面図である。まず、洗車場1のレイアウトに関する説明を行う。2は洗車機本体で、車両3を跨ぐように門型に形成されている。洗車待機中は、洗車機本体2が車両3前方の待機位置に停止しており、運転手が車両3を洗車スペース4に乗り入れて正規洗車位置5に停止させると、洗車機本体2が前進して洗車を開始する。そして洗車終了後は、車両3後方の前進限界位置に洗車機本体2が停止する。洗車機本体2は、この前進限界位置を超えて前進することはできない。運転手が洗車スペース4の正規洗車位置5から車両3を退出させると、洗車機本体2が後退して待機位置に戻る。
次に、洗車機本体2内に搭載された各種装置に関する説明を行う。洗車機本体2は、正転逆転可能な電動機6により車輪7を回転させることでレール8上を往復移動する。9はロータリーエンコーダで、電動機6の回転軸に直結され、回転数と回転方向とを検出することにより、洗車機本体2の移動距離と移動方向とを検出することができる。尚、洗車機本体2は、レール8の端部に設けられた突起を本体に搭載されたセンサで感知することで、待機位置及び前記前進限界位置を把握している。
洗車機本体2前方の洗浄部Wには、昇降自在に設けられ車両3上面を回転して洗浄する上面洗浄ブラシ10と、車両3方向に進退自在に洗車機本体2の上部に吊されるように設けられ車両3側面を回転して洗浄する側面洗浄ブラシ11と、車両3に洗浄水を散布する散水ノズル12,13とが搭載されている。また、洗車機本体2後方の乾燥部Dには、昇降自在に設けられ車両3上面を乾燥させる上面乾燥ノズル14と、車両3方向に進退自在に設けられ車両3の側面を乾燥させる側面乾燥ノズル15とが搭載されている。
16は車形センサで、複数の投光素子を上下に複数配列させた投光器16aと、投光素子にそれぞれ対応して投光素子からの光線を受光する受光素子を複数配列させた受光器16bとからなり、洗車機本体2の前部に正対させた状態で取り付けられ、洗車機本体2の前進に伴い車両3側面を鉛直方向に走査し、車体に遮光された光線と車体に遮光されなかった光線とを区別することで、車両3の上面形状を検出する。尚、上面洗浄ブラシ10と上面乾燥ノズル14とは、車形センサ16で検出された車両3の上面形状に基づいて昇降する。
次に、洗車機本体2外に配置された各種装置に関する説明を行う。17は受付ユニットで、運転手が車両3から降りずに操作できる位置に操作パネルを備えてあり、洗車コースの選択や選択した洗車コースの料金精算を行う。18は洗車スペース4への入場を制限する遮断機で、受付ユニット17が操作されて洗車受付が完了すると開放する。19は第1の車両検知センサで、光線を投光する投光器19aと、投光器19aが投光した光線を受光する受光器19bとからなり、正規洗車位置5の後部において車体に遮光される高さで正規洗車位置5を挟んで対向して配置されている。20は第2の車両検知センサで、光線を投光する投光器20aと、投光器20aが投光した光線を受光する受光器20bとからなり、第1の車両検知センサ19と同様に、正規洗車位置5の後部において車体に遮光される高さで正規洗車位置5を挟んで対向して配置されている。第1の車両検知センサ19と第2の車両検知センサ20とは、正規洗車位置5に車両3が進入する方向に順次前後に隣接して、洗車機本体2外に設置されている。第1の車両検知センサ19の投光器19aが投光した光線は、正規洗車位置5に停止した車両3に遮光され、第2の車両検知センサ20の投光器20aが投光した光線は、洗車位置5に停止した車両3に投光されない。第1の車両検知センサ19と第2の車両検出センサ20との間隔は400〜500mmで、それぞれの投光器19a,20aが投光した光線同士が干渉しないように、また、投光器19aが投光した光線と20aが投光した光線との間に、運転手が車両3の後端を収めることができるように、ある程度ゆとりを持って空けられている。尚、図示していないが投光器と受光器との設置高を変えることで、光線を床面に対して傾斜させて投光させ、前記2対の車両検知センサ19、20が後端の高さが異なる様々な車両3に対応し検出できるようにすることが望ましい。
21は案内手段である案内ランプで、車両3が正規洗車位置5に行き着いていないことを運転手に伝え、車両3の前進を促す前進ランプ21aと、車両3が正規洗車位置5に乗り入れたことを運転手に伝え、車両3の停止を促す停止ランプ21bと、車両3が正規洗車位置5から行き過ぎたことを運転手に伝え、車両3の後進を促す後進ランプ21cと、車両3の車長が長すぎて、車両3前端部を洗浄することができないことを運転手に伝える報知手段である洗い残しランプ21dを備え、前記第1及び第2の車両検知センサ19,20と車両検知状態に応じてその案内を切り換える。案内ランプ21は、運転席から図3のように見え、ランプと案内との対応関係を運転手が理解できるように、各ランプの下に対応する案内を表示している。これ以外で前記2対の車両検知センサ19,20と連動する案内手段としては、音声出力により前進、停止、後進をアナウンスすることが考えられる。尚、案内手段は、車両3が正規洗車位置5に行き着いたことを運転手に伝えることができればよく、前記の通り、前記2対の車両検知センサ19,20と連動するものでもなくてもかまわない。連動しない案内手段としては、正規洗車位置5に停止した車両3のフロントタイヤの近傍に、タイヤで乗り越えられるような高さで設置される車止めが考えられる。車両3がこの車止めを乗り越えたときに、運転手は、車両3が正規洗車位置5に行き着いたことを知ることができる。
次に、制御手段である制御部22と各種装置との関わりを図4に従って説明する。尚、矢印は信号の方向を示す。制御部22は、制御プログラムを実行するCPU22aと、制御プログラムを実行するために一時的に必要なデータを記憶するRAM22bと、制御プログラムを記憶するROM22cとで構成される。制御部22は、洗車機本体2の移動、上面洗浄ブラシ10及び上面乾燥ノズル14の昇降、側面洗浄ブラシ11及び側面乾燥ノズル15の開閉、散水ノズル12,13の制御等を行うことで、受付ユニット17で選択された洗車コースに対応した洗車を行う。制御プログラムの中には、前記2対の車両検知センサ19,20を用いて、車両3が正規洗車位置5から移動したことを検出する処理と、洗車機本体2を緊急停止させる処理が含まれている。
以上のように構成する実施例の動作について説明する。図5は車両3が正規洗車位置5に案内される様子を示す説明図である。運転手は、受付ユニット17で洗車コース選択等の洗車受付を行った後、洗車開始ボタンを押す。制御部22は、洗車開始ボタンが押されたことを判断して、遮断機18を上げて洗車スペース4への入場を許可し、前進ランプ21aを点灯させて運転手に車両3の前進を促す。運転手は、遮断機18が上がり、前進ランプ21aが点灯したことを確認すると、図5(a)に示すように車両3を前進させて正規洗車位置5に乗り入れていく。図5(a)のように第1及び第2の車両検知センサ19,20が遮光状態つまり車体を検出している状態であれば、前進ランプ21aは点灯したままとなる。車両3が図5(b)に示すように前進すると、第2の車両検知センサ20が透光状態となる。すると制御部22は、前進ランプ21aを消灯し、停止ランプ21bを点灯させて運転手に車両3の停止を促す。運転手は、停止ランプ21bが点灯したことを確認し、車両3を停止させる。
車両3が図5(c)に示すように前進してしまうと、第1の車両検知センサ19が透光状態となる。すると制御部22は、停止ランプ21bを消灯し後進ランプ21cを点灯させて、運転手に車両3の後進を促す。運転手は、後進ランプが21cが点灯したことを確認し、図5(b)に示す位置まで車両3を後進させて停止させる。こうして、制御部22は、車両3が正規洗車位置5に停止したら、その停止状態が一定時間継続していることを確かめ、洗車機本体2は洗車を開始する。
ここで、車長の長い車両3を洗車する様子を図6に従って説明する。運転手は、前進ランプ21aに促され、車両3を前進させて正規洗車位置5に乗り入れていく。車両3が図6(a)・(c)に示す位置まで前進すると、第2の車両検知センサ20は透光状態となる。尚、第1の車両検知センサ19は遮光状態のままである。すると制御部22は、停止ランプ21bを点灯させて運転手に車両5の停止を促すが、正規洗車位置5に移動した車両3の車長が長いと、車形センサ16は遮光状態となる。この場合、車両3前端部を洗浄することができないため、制御部22は、その旨を洗い残しランプ21dを点灯させることで、事前に運転手に車両3前端部を洗浄できないことを伝える。尚、音声出力によって車両3前端部に洗い残しができるとアナウンスする動作を加えるとさらに効果的である。
図6(b)のように待機位置から上面洗浄ブラシ10と車形センサ16との距離L1だけ洗車機本体2が前進したら、上面洗浄ブラシ10を降ろして車形センサ16が車両3を検出した位置から洗浄を開始するが、図6(b)の中で斜線で示す車両3前端部の上面は洗い残すことになる。また、図6(d)のように待機位置から側面洗浄ブラシ11と車形センサ16との距離L2だけ洗車機本体2が前進したら、側面洗浄ブラシ11を閉じて車形センサ16が車両3を検出した位置から洗浄を開始するが、図6(d)の中で斜線で示す車両3前端部の前面及び側面も洗い残すことになる。こうした洗い残しが生じることを予め洗い残しランプ21dで運転者に報知しておくことで、運転手は洗車後に、車両3前端部が洗浄されなかったことを危惧することがなくなり、また、その洗い残し部分の補正作業を行う必要があることを認識することができる。ところで、車形センサ16は、車両3の上面形状を検出するために用いられるが、側面洗浄ブラシ11で車両3を洗浄するために必要なものではない。さらに、側面洗浄ブラシ11は、上面洗浄ブラシ10よりも後方に取り付けられているので、上面洗浄ブラシ10が洗浄を開始する位置よりも前方の部分を洗浄することができる。そこで、この部分を洗浄できるように側面洗浄ブラシ11の前方直近に、車形センサ16とは別の車両検知センサを配置して、この車両検知センサで検出した位置から側面洗浄ブラシ11にて洗浄を行うことで、車両3側面の洗い残し部分を減らすことが望ましい。
次に、洗車動作について説明する。図7は洗車中に車両3の移動検出を行う様子を示す説明図である。運転手は、案内ランプ21に従い、車両3を正規洗車位置5に停止させ、車両3に乗り込んだまま洗車を受けることになる。車両3が正規洗車位置5に停止したと検出した後、洗車が開始されると、洗車機本体2は、車両3側に前進を始め、先行する車形センサ16で車両3の上面形状を検出しつつ、検出した上面形状に沿って上面洗浄ブラシ10及び側面洗浄ブラシ11を制御部22にて制御することで車両3を洗浄していく。洗車機本体2は、図7(a)に示すように前進すると、側面洗浄ブラシ11が閉じた状態で、車体前面に近づいてくる。このとき運転手は、中々近づいて来ない前方の側面洗浄ブラシ11に車両3を接触させようとして、図7(b)に示すように前進させてしまうことがある。図7(b)に示すように車両3が前進すると、第1の車両検知センサ19が透光状態となる。すると制御部22は、洗車機本体2を異常停止させる。逆に、運転手は、迫り来る前方の側面洗浄ブラシ11が車両3に衝突することを危惧して、図7(c)に示すように後進させてしまうことがある。車両3が図7(c)に示すように後進すると、第2の車両検知センサ20が遮光状態となる。すると制御部22は、洗車機本体2を異常停止させる。第1の車両検知センサ19と第2の車両検知センサ20との間隔を近づけているのは、洗車中になるべく早く車両3の移動を検出して洗車機本体2を停止させるためである。
しかし、洗車機本体2が図8(a)に示す位置に移動してしまうと、車両3が正規洗車位置5から前進したとしても、第1の車両検知センサ19が遮光状態となってしまって、車両3の前進を検出することができない。そこで、洗車機本体2が図8(a)に示す位置に移動したときには、車両3の前進検出を行わないようにしている。さらに、洗車機本体2が図8(b)に示す位置に移動してしまうと、車両3が正規洗車位置5から後進したとしても、第2の車両検知センサ20が遮光状態となってしまって、車両3の後進を検出することができない。そこで、洗車機本体2が図8(b)に示す位置に移動したときは、車両3の後進検出を行わないようにしている。従って前記の場合において、洗車中の車両3の移動は検出できないが、洗車中の車両3の移動は大抵、側面洗浄ブラシ11が車両前方から接近してくるときや、車両3を正規洗車位置5に停止させた直後に起こるので、洗車機本体2が図8(a)・(b)に示す位置まで移動したときに、運転手が車両3を移動させることはまれである。仮に車両3を移動させても、側面洗浄ブラシ11は既に車両3側面に接触しているので、側面洗浄ブラシ11と車両3とが衝突して、側面洗浄ブラシ11及び車両3を破損するといった事故が起こらないので、車両3の移動を検出できなくても大きな問題にはならない。
以上、本発明の実施形態を説明してきたが、本発明の具体的な実施形態は、前述した実施形態に限るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があったとしても本発明に含まれる。
洗車場1を示す平面図である。 洗車場1を示す側面図である。 案内ランプ21を示す正面図である。 制御部22と各種装置との関わりを示すブロック図である。 車両3が案内ランプ21により正規洗車位置5に案内される様子を示す説明図である。 車長の長い車両3を洗車する様子を示す説明図である。 洗車中の車両3の移動を検出できない様子を示す説明図である。 洗車機本体2により第1の車両検知センサ19、または第2の車両検知センサ20が遮光状態になる様子を示す説明図である。
1 洗車場
2 洗車機本体
3 車両
4 洗車スペース
5 正規洗車位置
6 電動機
7 車輪
8 レール
9 ロータリーエンコーダ
10 上面洗浄ブラシ
11 側面洗浄ブラシ
12 散水ノズル
13 散水ノズル
14 上面乾燥ノズル
15 側面乾燥ノズル
16 車形センサ
16a 投光器
16b 受光器
17 受付ユニット
18 遮断機
19 第1の車両検知センサ
19a 投光器
19b 受光器
20 第2の車両検知センサ
20a 投光器
20b 受光器
21 案内ランプ
21a 前進ランプ
21b 停止ランプ
21c 後進ランプ
21d 洗い残しランプ
22 制御部
22a CPU
22b RAM
22c ROM

Claims (5)

  1. 洗浄処理装置を搭載した洗車機本体の前方に正規洗車位置を設定し、該正規洗車位置に前記洗車機本体と正対するように停止した車両に対し、洗車機本体を前後方向に移動させて洗車を行う洗車機において、
    車両が前記正規洗車位置に停止していることを検出する車両検出手段と、該車両検出手段の信号に基づいて洗車機の動作制御を行う制御手段とを備え、
    前記車両検出手段は、前記正規洗車位置に停止した車両の後端付近を検知する第1の車両検知センサと、前記正規洗車位置に停止した車両を検知しない第2の車両検知センサとからなり、前記第1の車両検知センサと前記第2の車両検知センサとは、前記正規洗車位置に停止している車両の後端がそれぞれの検知範囲の間に収まるように、車両が前記正規洗車位置に進入する方向に適宜間隔を有して順次前後に隣接して、洗車機本体外に配置され、
    前記制御手段は、洗車中に前記第1の車両検知センサ、または前記第2の車両検知センサの車両検知状態が変化したとき、車両が前記正規洗車位置から逸脱したと判断して洗車機本体を停止させることを特徴とする洗車機。
  2. 車両を前記正規洗車位置に案内する案内手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の洗車機。
  3. 前記制御手段は、洗車待機中に前記第1の車両検知センサが車両を検知し、前記第2の車両検知センサが車両を検知しないとき、車両が前記正規洗車位置に移動したと判断して前記案内手段の案内を切り換えるとともに、前記第1の車両検知センサ、または前記第2の車両検知センサの車両検知状態が一定時間変化しないとき、車両が前記正規洗車位置に停止したと判断して洗車を開始することを特徴とする請求項2記載の洗車機。
  4. 洗車に関する事項を報知する報知手段と、前記洗車機本体における前記洗浄処理装置よりも前記正規洗車位置側に、前記洗車機本体と一体化して配置され、車両の形状を検出する車形センサとを備え、
    前記制御手段は、洗車待機中に前記車両検出手段で車両が前記正規洗車位置に停止していることを検出している状態で、前記車形センサで車両を検知したとき、十分な洗車が行えないと判断して前記報知手段で報知することを特徴とする請求項3記載の洗車機。
  5. 前記制御手段は、洗車待機中に前記車両検出手段で車両が前記正規洗車位置に停止していることを検出している状態で、前記車形センサで車両を検知したとき、十分な洗車が行えないと判断して前記車形センサが車両を検知した位置から洗浄を開始させることを特徴とする請求項4記載の洗車機。
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