JP3512600B2 - 洗車機 - Google Patents

洗車機

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JP3512600B2
JP3512600B2 JP19784097A JP19784097A JP3512600B2 JP 3512600 B2 JP3512600 B2 JP 3512600B2 JP 19784097 A JP19784097 A JP 19784097A JP 19784097 A JP19784097 A JP 19784097A JP 3512600 B2 JP3512600 B2 JP 3512600B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車を跨ぐように
走行して車体を自動洗浄する洗車機に関し、特に、洗車
機の走行に際しその走行方向にある物体を検出して、洗
車機と物体との衝突を防止するようにした装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の洗車機は、洗車機自体が走行す
るため、その走行範囲に洗車待ちの自動車や人が誤って
進入すると接触事故を起こす危険があった。特に、特開
平6−219243号公報に記載されるように、自動車
が洗車機前方から後方へ通り抜けできるドライブスルー
形式の洗車機で、洗車後の自動車が洗車機後方へ退出す
るに際し洗車機が洗車開始位置よりも前方に位置して、
自動車の退出がしやすいように改良した装置が知られて
いるが、こうした装置では、洗車を終えた自動車が退出
するのと、洗車機が洗車開始位置まで後退するのとが相
前後し、自動車の退出が遅れると接触事故につながる可
能性があった。
【0003】こうした接触事故への対策として、従来よ
り例えば特開昭59−63254号公報に記載されるよ
うに、洗車機の外面に変位可能な感知バーを備えて、人
等が感知バーに触れると洗車機の走行を停止するように
した安全装置が知られている。しかし、こうした装置で
は実際に接触してはじめて感知するもので、瞬時に走行
を停止したとしても自動車と接触したときには車体にキ
ズを付ける可能性がきわめて高くなる。また車体と接触
したまま走行を停止することとなり、接触したまま車体
を移動すると更にキズを深めることになるから、洗車機
を後退させる等の回避作業が不可欠となり復旧に長時間
を要する問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、公知の超音波
センサや光電スイッチを使用して非接触で車体等を検出
することが考えられる。こうすれば、例えば洗車機の走
行方向に対して一定範囲以内に接近する自動車や人等を
検出して、接触する以前に洗車機の走行を停止するなど
の操作が可能になる。しかし、こうした非接触のセンサ
を使用する場合には、従来の接触式センサと異なりその
検出範囲がかなり広くなるため、その立地条件に応じ
て、洗車機の近くにある建物やフェンス等を検出して走
行を停止してしまうなど、意図する以外の物体まで検出
して誤動作する問題が生じていた。また、非接触センサ
により検出範囲が広くなるに伴い、検出と同時に洗車機
の走行を停止していたのでは、頻繁に物体検出して洗車
機の動作が停止されてしまい、動作完了までの時間が長
くなり効率が低下する問題もあった。
【0005】従って、この発明の第1の課題とするとこ
ろは、洗車機の走行範囲またはその近くにある物体を非
接触で検出して、この物体と洗車機との接触を未然に防
止できると共に、その検出範囲に入ってしまう建物やフ
ェンス等に対する誤動作を解消できる洗車機が得られな
いか、という点にある。また、この発明の第2の課題と
するところは、物体検出に伴い頻繁に走行を停止させる
ことなく、安全かつ効率の良い洗車動作ができる洗車機
が得られないか、という点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記第1の
課題を解決するため、請求項1のように、自動車を跨ぐ
ように走行して車体を自動洗浄する洗車機において、洗
車機に取り付けられその走行方向に対し一定範囲内に接
近した自動車等の物体を非接触で検出する物体検出手段
と、洗車機の走行位置を検出する走行位置検出手段と、
洗車機の走行範囲近くに固定設置され洗車機の接近に伴
い前記物体検出手段が通常検出状態となる物体の位置を
記憶する記憶手段と、前記物体検出手段が検出状態とな
ったとき前記走行位置検出手段で与える走行位置と前記
記憶手段で与える固定物体の位置とに基づいて洗車機の
走行を制御する制御手段とを備えたものである。
【0007】ここで、請求項2のように、実際の洗車動
作もしくは洗車機の走行を伴う洗車に準じる動作を実行
し、この実行時に前記物体検出手段で物体検出したとき
の前記走行位置検出手段が与える走行位置に基づいて、
前記記憶手段に通常検出状態となる固定物体の位置を記
憶させる手段を備えることが望ましい。
【0008】また、請求項3のように、自動車を跨ぐよ
うに走行して車体を自動洗浄する洗車機において、洗車
機に取り付けられその走行方向に対し一定範囲内に接近
した自動車等の物体を非接触で検出する物体検出手段
と、洗車機の走行位置を検出する走行位置検出手段と、
洗車機の走行範囲の限界位置近くに所定の例外区間を設
定するための記憶手段と、前記物体検出手段が検出状態
となったとき前記走行位置検出手段で与える走行位置が
前記記憶手段で与える例外区間にあるか否かに応じて洗
車機の走行を制御する制御手段とを備えて、上記第1の
課題の解決をはかることもできる。
【0009】上記解決手段において、請求項4のよう
に、前記制御手段では、前記物体検出手段が検出状態と
なり、そのときの前記走行位置検出手段で与える走行位
置が前記記憶手段で与える固定物体の位置または例外区
間と一致しないとき、具備する報知手段により検出物体
の退出を促す報知をし、且つ洗車機の走行を停止または
減速するよう制御すれば良い。
【0010】また、この発明は、上記第2の課題を解決
するため、請求項5のように、自動車を跨ぐように走行
して車体を自動洗浄する洗車機において、洗車機に取り
付けられその走行方向に対し自動車等の物体が接近した
のを少なくとも第1,第2の2段階の接近範囲に区切っ
て非接触で検出する物体検出手段と、前記物体検出手段
が、第1の接近範囲内に接近したと検出すると、具備す
る報知手段により検出物体の退出を促す報知をし、第1
の接近範囲より近い第2の接近範囲内に接近したと検出
すると、洗車機の走行を停止するよう制御する制御手段
とを備えたものである。
【0011】ここで、請求項6のように、前記制御手段
は、前記第1の接近範囲に接近したと検出すると、前記
報知手段により検出物体の退出を促す報知をすると共
に、洗車機の走行を減速するよう制御することもでき
る。
【0012】なお、以上の解決手段は、請求項7のよう
に、自動車が洗車機前方から後方へ通り抜けできるよう
設置されており、洗車後の自動車が洗車機後方へ退出す
るに際し、洗車機が洗車開始位置よりも前方に位置する
ようにしたものであり、前記物体検出手段は、洗車機後
方に位置し、前記退出時の位置から洗車開始位置まで洗
車機が後退する際に、未退出の自動車を検出するように
使用することができる。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、洗車機の接近に伴い
通常検出状態となる建物やフェンス等の固定物体の位置
を記憶しておき、この記憶位置と洗車機の走行位置とを
比較制御するので、洗車機が走行に伴って検出した物体
が、固定物体なのかその他の接触の危険がある物体なの
かを、記憶データに基づいて判別することが可能とな
り、誤動作を解消することができる。
【0014】ここで、請求項2のように、実際の洗車動
作もしくは洗車機の走行を伴う洗車に準じる動作を実行
し、この実行時に前記固定物体の位置を記憶させるよう
にすれば、洗車機を使用場所に設置してから実地に動作
させて誤動作の元となる固定物体の位置を記憶させるこ
とができ、簡単かつ正確に固定物体の位置登録ができ
る。
【0015】また、誤動作の元となる建物やフェンス等
は洗車機の走行限界位置にあることがほとんどであるの
で、請求項3の発明のように、洗車機の走行範囲の限界
位置近くに所定の例外区間を設定して、この例外区間に
あるか否かの判断に基づいて走行を制御するようにすれ
ば、より簡単にほとんどの誤動作を解消することができ
る。
【0016】なお、請求項4のように、走行位置が記憶
手段で与える固定物体の位置または例外区間と一致しな
いとき、検出物体の退出を促す報知をし洗車機の走行を
停止または減速するようにして、接触防止をはかると同
時に物体の退出を促すことができる。
【0017】請求項5の発明によれば、自動車等の物体
が接近したのを少なくとも2段階の接近範囲で検出し、
ある程度接近すると検出物体の退出を促す報知をし、更
に接近すると洗車機の走行を停止するよう制御して、事
前に退出を促して洗車機の走行停止を行わずに接触を防
止することが可能となり、安全で効率の良い洗車が可能
になる。
【0018】ここで、請求項6のように、退出を促す報
知と同時に洗車機の走行速度を減速すれば、退出を余裕
をもって行うことができより安全・確実に接触を防止す
ることができる。
【0019】なお、請求項7のように、ドライブスルー
式の洗車機で、洗車後の自動車が洗車機後方へ退出する
に際し、洗車機が洗車開始位置よりも前方に位置するよ
うにしたものに適用すれば、洗車機が洗車開始位置まで
後退する際に未退出の自動車を確実に検出して接触防止
をはかることができ、安全に動作の自動化がはかれる。
【0020】
【実施例】以下、その実施例について図面を基に説明す
る。図1は実施例の平面説明図、図2は同実施例の側面
要部説明図、図3は同じく正面要部説明図である。1は
洗車機本体で、門型に形成されレール2・2上を自動車
Aを跨ぐように往復走行する。本体1は、図1(A)に
見られるように通常レール2・2で与えられる走行範囲
の後端部に停止し、この位置から洗車を開始する。本体
1には、ブラシ装置3・4・4・5・5,ブロワノズル
6・7・7をはじめ散水ノズル19a〜19c,液剤タ
ンク(図示しない)等が備えられ、走行に伴って水,洗
剤,ワックス等を散布してブラッシングする洗浄作業や
ブロワノズルより空気を吹き付ける乾燥作業を行う。こ
こで、自動車Aは、図1(A)の矢印で示すように、レ
ール2・2で与えられる本体1走行範囲の前方から進入
し、図1(B)に示すように洗車が終了すると同走行範
囲後方へ退場するようにその経路が設定されている。
【0021】前記ブラシ装置は、本体1前側に位置し車
体上面に沿って昇降し同上面をブラッシングする上面ブ
ラシ装置3と、該上面ブラシ装置3の下方に位置し車体
に対して接離(開閉)動作し主に車体側面下部をブラッ
シングする左右一対のロッカーブラシ装置4・4と、上
面ブラシ装置3およびロッカーブラシ装置4・4の後方
に位置し車体に対して接離(開閉)動作し車体の前後面
および側面をブラッシングする左右一対の側面ブラシ装
置5・5とからなる。また、前記ブロワノズルは、各ブ
ラシ装置3・4・4・5・5の後方にあって車体上面に
沿って昇降し同上面に空気を吹き付けて乾燥をはかる上
面ブロワノズル6と、該上面ブロワノズル6より更に本
体1後方に位置し車体側面に空気を吹き付けて乾燥をは
かる左右一対のサイドブロワノズル7・7とからなる。
【0022】8は本体1のブラシ装置3・4・4・5・
5および散水ノズル19a〜19cの後方でブロワノズ
ル6・7・7の手前に位置しブラシ装置および散水ノズ
ルから飛散する水がブロワノズルのある乾燥処理部へ至
らぬように遮断するシャッターで、車体上面に沿って公
知の昇降手段により昇降される。このシャッター8によ
りブラシ装置等のある洗浄処理部とブロワノズルのある
乾燥処理部とが遮断され、洗浄処理部から乾燥処理部へ
洗浄水が飛散したり乾燥処理部から洗浄処理部へブロワ
の送風が吹き込んだりすることがなく、それぞれの洗浄
処理や乾燥処理を確実に遂行することができ、これによ
り洗浄処理と乾燥処理とを同時並行して行うことができ
る。
【0023】11は本体1前面に設けられる進入誘導
灯、12は本体1の後にあって洗車位置にある自動車の
運転席から視認可能な位置に設けられる退場誘導灯であ
る。13はレール2・2で与えられる本体1走行範囲に
入る手前で自動車の運転席から操作可能な高さに設けら
れる操作ボックスで、料金投入と洗車内容の選択入力等
の操作を受け付ける。14は本体1の洗車開始位置を検
知する検出スイッチで、洗車装置設置面の所定位置に設
けられる凸片15を検出するもので、洗車開始位置は図
1(A)に示すようにレール2・2で与える走行範囲の
後端部に設定されている。16は本体1の走行位置を検
出するロータリエンコーダで、本体1の走行輪と連結し
本体1が単位距離走行する毎にパルス出力するもので、
このエンコーダ16からパルスをカウントすることによ
り本体1の走行距離を検出することができる。
【0024】17a・bおよび18a・bは本体1の前
後にそれぞれ備えられる車体検出器で、洗車スペースを
挾むように発光器17a・18aと受光器17b・18
bとをそれぞれに対向させ、両者間で授受されるビーム
信号が自動車によって遮断されたのを検知して車体検出
を行う。20は本体1後面に設けられ本体1後方の所定
範囲にある物体を検出する物体検出器で、照射した赤外
光の反射波を検知して物体検出するいわゆるエリアセン
サからなり、本体1が後退する際にその進行方向に退出
する車両や人等がいないか確認するものである。21は
本体1の前後面左右の4箇所にそれぞれ設けられる接触
スイッチで、車両や人等の物体と接触したのを検出して
本体1を緊急停止させるものである。
【0025】レール2・2は洗車装置設置面を凹陥させ
た溝部Cに取り付けられ、設置面より突出しないように
して自動車がレール上を自由に通過できるように設けら
れている。この溝部Cは、レール2・2間中央に配設さ
れる排水ピットPと連通し、主にレール2・2の外側へ
飛散した洗浄水を集水して排水口Dへ導くよう形成さ
れ、排水溝としても機能している。なおFはフェンス
で、退場誘導灯12はこのフェンスFに固定されてい
る。
【0026】図4は実施例の制御系を示すブロック図
で、22はマイクロコンピュータを備えた制御部、23
は各部の駆動回路である。制御部22は、操作ボックス
13において洗車を受け付け、検出スイッチ14,エン
コーダ16,車体検出器17・18,物体検出器20等
からの信号に基づき予めプログラムされたシーケンスに
従って、洗車機本体1の走行,ブラシ3・4・4・5・
5およびブロワノズル6・7・7の作動,散水ノズル1
9a〜19cからの放水等を駆動回路23を介して制御
する。24は制御部22に具備される記憶部、25は音
声による案内を行うための音声報知部、26は記憶部2
4へ後述する固定物体の位置を記憶させる等の処理を行
う入力部である。
【0027】図5は実施例の洗車動作例を説明するタイ
ムチャートで、ここでは本体1が1回往行するだけで完
了するスピード洗車を例示している。なお、この他に本
体1が1往復半してワックスがけを含む洗車を行う等、
複数の洗車動作を実行することができる。以下、この図
を基に実施例の動作を説明する。
【0028】洗車装置本体1は通常、検出スイッチ14
で与える洗車開始位置に停止している。洗車利用者が操
作ボックス13において洗車料金を投入し希望する洗車
メニューを選択すると、制御部22では先行車両がなく
車体検出器17・18がいずれも非検出の状態であるこ
とを確認して、進入誘導灯11の「前進」ランプを点灯
させ、また音声報知部25より入場を促すアナウンスを
して入場可能状態とする。ここで、利用者は、レール2
・2間に自動車を入場させ前側の車体検出器17で車体
先端を検知して進入誘導灯11の「停止」ランプが点灯
されるまで乗り入れる。こうして自動車が所定の洗車位
置に停車されると、操作ボックス13において選択され
た洗車メニューに応じて洗車動作が開始される。なお、
洗車中利用者は自動車内で待機することになる。
【0029】図5において、洗車が開始されると、装置
本体1を前方へ往行させ、まず散水ノズル19aより洗
浄水をまた散水ノズル19bより洗剤水s1を放出し、
上面ブラシ3を駆動して下降させロッカーブラシ4・4
を駆動して車体側面下部に押しつけるようにして、車体
上面および側面下部のブラッシング洗浄を開始する。側
面ブラシ5・5が駆動して本体1中央に向けて閉じるよ
う動作し、この閉じた状態の側面ブラシ5・5に自動車
前端が触れると、これを公知の検出手段で検出して装置
本体1の往行を一旦停止し、ここで散水ノズル19cの
洗浄水放出を伴って側面ブラシ5・5が開いて車体前面
のブラッシング洗浄を行う。側面ブラシ5・5が開いて
車体前面の洗浄を終えると、装置本体1の往行を再開さ
せ車体上面および側面下部のブラッシング洗浄を続行さ
せると共に、側面ブラシ5・5を車体側面に押しつけて
同側面のブラッシング洗浄を行う。
【0030】本体1の走行に伴い制御部22では、車体
検出器17が非検出に転じるまでの走行距離をエンコー
ダ16からのパルスをカウントして車体の長さを検知
し、この検知した車長データに基づき各ブラシおよび散
水ノズルが車体後端から外れるタイミングを推定して順
次にその動作を停止する。また、側面ブラシ5・5の後
方ではシャッター8が駆動され、車体上方の空間をシャ
ッター8で遮断しブラッシング洗浄に伴い飛散する水が
ブロワノズルのある乾燥処理部へ至らないようにしてお
り、前記同様に車長データに基づいて制御される。
【0031】制御部22は本体1が走行を再開したタイ
ミングでブロワ(図示しない)を駆動し、ブロワノズル
6・7・7より空気を噴出させてブラッシング洗浄によ
り車体に付着した洗浄水を除去する乾燥処理を行う。こ
こで、上面ブロワノズル6は車体上面に沿って昇降し側
面ブロワノズル7・7を車体側面に沿って出没するよう
動作する。このブロワノズルの駆動も前記車長データに
基づいて制御され、ブロワノズルが車体後端位置に達す
れば動作を停止する。また制御部22では、本体後方の
車体検出器18が車体検出してからの距離をカウント
し、このカウント値が検出器17による車長データを越
えない時点、すなわち車体後端が本体1から外れて検出
器18が非検出に転じる手前で装置本体1の走行を停止
する。
【0032】こうして、本体1が1回往行するだけのス
ピード洗車が終了すると、制御部22では、退場誘導灯
12を点灯すると共に音声報知部25よりアナウンスし
て洗車した自動車の退場を促し、これに応えて自動車が
退場し車体検出器18が非検出に転じると、所定の遅延
時間をおいて装置本体1を後方へ復行させ検出スイッチ
14で与える洗車開始位置まで後退させる。なお、この
後退に伴い自動車が未だ洗車スペース内にあって、車体
検出器18および物体検出器20が検出状態になると本
体1の走行を停止し、非検出に転じるまで待機し本体1
と自動車との衝突を防止する。以下、この後退時の動作
を更に詳しく説明する。
【0033】制御部22の記憶部24には、本体1の走
行範囲近くに固定設置され本体1の接近に伴い物体検出
器20が検出状態となる固定物体(この実施例ではフェ
ンスF)の位置が記憶されている。すなわち、図6に示
すように、敷地の有効利用のため洗車機はフェンス等の
境界ギリギリに設置されることが多く、本体1が走行範
囲後端の洗車開始位置近くに達すると、物体検出器20
ではフェンスFを検出してしまう。そこで、フェンスF
を検出する範囲Rに相当する本体1の位置を記憶部24
に記憶し、本体1がこの位置にあるときに検出器20が
物体検出しても走行停止等の処理をしないよう設定する
ものである。以下にその具体的処理を図7を基に説明す
る。
【0034】図7は本体1が後退する際に物体検出器2
0が検出状態になると実行されるプログラム部分を示す
フローチャート図である。制御部22では、検出スイッ
チ14で与える洗車開始位置を起点としてエンコーダ1
6のパルスをカウントし(本体往行時は+1カウント、
復行時は−1カウント)、洗車開始位置からの本体の走
行位置を常時検出している。検出器20で物体検出する
と、制御部22では、記憶部24の固定物体の位置を読
み出し、この固定物体の位置と本体の走行位置とを対比
し、図6のように検出器20が固定物体(フェンスF)
を検出しているのか、それとも図8のように自動車等の
回避動作すべき物体を検出しているのかをチェックし
(1)、回避動作すべき物体であると判断されるとステ
ップ(2)〜(5)の動作を実行する。
【0035】ステップ(1)で回避すべき物体の検出と
判断すると、本体1の走行を停止し音声報知器25より
「洗車機がバックしますので、退場してください」とい
ったように本体1の走行範囲から退出するようアナウン
スする(2)。この後、物体検出器20が非検出となる
まで待機し(3)、非検出となれば更に一定時間待機し
た後(4)、本体1の走行を再開する(5)。一方、ス
テップ(1)で記憶部24に記憶された固定物体の検出
であると判断すると、本体1の走行を停止する等の処理
は行わず、そのまま走行が継続される。
【0036】なお、洗車機が設置された直後で記憶部2
4に固定物体の位置が未だ記憶されていない場合であっ
て、固定物体を検出して走行を停止したときには、ステ
ップ(3)の待機状態となったところで、入力部26に
おいてキー入力することにより、検出状態のまま本体1
を走行させ固定物体の位置を記憶させることができる。
すなわち、入力部26においてキー入力があると
(6)、本体1の現在の走行位置に基づいて固定物体の
第1の位置を設定(現在位置より一定距離手前位置と設
定)し記憶部24に記憶させた後、本体1の走行を再開
する(7)。なお、この後、特に図示されないが、物体
検出器20が非検出に転じるか、または検出器20が検
出状態のまま検出スイッチ14で与える位置に達して洗
車が終了すると、その非検出になった位置または洗車終
了位置に基づいて固定物体の第2の位置を設定し、記憶
部24へ記憶させる。こうして、記憶部24には固定物
体の第1および第2の位置が記憶され、固定物体により
検出器20が常時検出状態となる位置範囲が記憶される
のである。
【0037】上記固定物体の位置設定の方式について
は、上記以外にも種々の方式が考えられる。例えば、位
置設定専用のモードを指定可能とし、この専用モード
は、本体1の走行範囲に自動車や人が近寄らない状態で
実際の洗車動作もしくは洗車機の走行を伴う洗車に準じ
る動作を実行をさせ、この動作中に物体検出器20で物
体検出すると、本体1の走行を停止することなくその検
出位置に基づいて前記第1の位置を設定し、この後検出
器20が非検出になるとこの位置に基づいて前記第2の
位置を設定する、といった方式でも良い。なお、固定物
体たる建物やフェンスは、通常走行範囲の後端部に位置
することがほとんどであるため、洗車機を設置後、走行
範囲の所定の後端範囲だけを例外区分として本体1を走
行させ、このとき第1および第2の位置を設定するよう
にしても良い。
【0038】この実施例は以上のように構成されるもの
で、洗車後に自動車が退場するのと洗車機が洗車開始位
置まで後退するのとが相前後し、退場に手間取ると自動
車と洗車機との接触が懸念されるが、車体検出器18お
よび物体検出器20で自動車等を検出すると即座に本体
1の走行を停止し、接触事故を未然に防止することがで
きる。なお万一、両検出器18・20に故障や機能不良
が生じても、接触スイッチ21で本体1を緊急停止させ
ることができるから、自動車等に大きな損傷を及ぼすこ
とがない。また、物体検出器20でフェンスF等の回避
の必要がない固定物体を検出したとしても、その固定物
体の位置を記憶部24に記憶させておくことにより、そ
の固定物体を検出しても本体1を一々停止させる必要が
なく、円滑に動作できる。なお、フェンスF等の固定物
体の位置は実際に洗車して登録することができ、洗車機
を設置してからその立地条件に合わせて任意に記憶させ
ることができる。
【0039】他の実施例として、物体検出器30に反射
式の超音波センサを使用することができる。先の実施例
で用いた光電式のエリアセンサでは、光を用いるため車
体の色等に応じて反射する光量が変化し、物体までの正
確な距離の特定が困難であるが、反射式の超音波センサ
を使用すれば色等に影響されることがなく、物体までの
距離の特定が可能になる。このため、物体までの距離に
応じて第1の接近範囲R1と第2の接近範囲R2とを設
定し、接近の度合いに応じて動作制御するようにしたも
のである。
【0040】図9はこの検出器30として超音波センサ
を用いた場合に、検出器30が検出状態になると実行さ
れるプログラム部分を示すフローチャート図である。物
体検出器30が、第1または第2の接近範囲に物体を検
出すると、検出器30が固定物体を検出しているのか、
それとも回避すべき物体を検出しているのかをチェック
し(11)、回避すべき物体を検出したのであれば、そ
の検出が第2の接近範囲R2なのか第1の接近範囲R1
なのかを確認する(12)(13)。より接近した第2
の接近範囲であれば、直ちに本体1の走行を停止し、音
声報知器25より本体1の走行範囲から退出するようア
ナウンスし、タイマT2をセットする(14)。第1の
接近範囲であれば、本体1の走行を減速させ、やはり音
声報知器25より本体1の走行範囲から退出するようア
ナウンスし、タイマT1をセットする(15)。ここで
検出物体が退出しないままタイマ時間T1またはT2が
経過すると再びステップ(14)(15)が実行されて
退出を促すアナウンスが繰り返される。こうして検出器
30が非検出となれば音声報知器25より走行再開のア
ナウンスをして本体1の走行を再開する。
【0041】以上のように、この実施例では、接近の度
合いに応じて本体の走行を制御し、第1の接近範囲で接
触までは距離的余裕がある場合には本体の走行を減速さ
せ、第2の接近範囲で接触の危険が生じれば本体を停止
させるようにしている。これにより、安全を確認しなが
ら可能な限り本体1の走行停止を避け、走行動作の迅速
化をはかっている。
【0042】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではない。従来より公知の往復走行により洗浄、乾
燥等を順次に行う一般的な門型洗車機に適用できること
は勿論であり、ブラシを使用せず高圧スプレーのみで洗
浄をはかるタイプの洗車機にも問題なく適用することが
できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、走行方向にある自動車等の物体を距離的に余裕をも
って非接触で検出することができ、しかも、検出した物
体が固定物体なのかその他の接触の危険がある物体なの
かを判別して洗車機の走行を制御するから、走行範囲の
近くに固定物体がっあってもむやみに走行停止してしま
う等の誤動作をすることがない。ここで、請求項2のよ
うに、洗車機を使用場所に設置してから実地に動作させ
て誤動作の元となる固定物体の位置を記憶させることが
でき、その立地条件に応じて固定物体の位置を簡単かつ
正確に記憶させることができる。
【0044】請求項5によれば、ある程度接近すると検
出物体の退出を促す報知をし、更に接近すると洗車機の
走行を停止するよう制御して、事前に退出を促して洗車
機の走行停止を行わずに接触を防止することが可能とな
り、安全で効率の良い洗車が可能になる。ここで、請求
項6のように、退出を促す報知と同時に洗車機の走行速
度を減速すれば、退出を余裕をもって行うことができよ
り安全・確実に接触を防止することができる。
【0045】なお、請求項7のように、ドライブスルー
式の洗車機で、洗車後の自動車が洗車機後方へ退出する
に際し、洗車機が洗車開始位置よりも前方に位置するよ
うにしたものに適用すれば、洗車機が洗車開始位置まで
後退する際に未退出の自動車を確実に検出して接触防止
をはかることができ、この洗車機を用いて無人の洗車サ
ービスを行う場合にも安全に動作の自動化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の平面説明図である。
【図2】実施例の側面要部説明図である。
【図3】実施例の正面要部説明図である。
【図4】実施例の制御系を示すブロック図である。
【図5】実施例の洗車動作例を説明するタイムチャート
図である。
【図6】実施例の要部説明図である。
【図7】制御部におけるプログラム部分を示すフローチ
ャート図である。
【図8】実施例の要部説明図である。
【図9】検出器30として超音波センサを用いた実施例
において、検出器30が検出状態になると実行されるプ
ログラム部分を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 洗車機本体 3・4・4・5・5 ブラシ装置 6・7・7 ブロワノズル 16 走行位置検出手段を構成するロータリエンコーダ 17・18 車体検出器 19a〜19c 散水ノズル 20 物体検出手段たる物体検出器 22 制御手段たる制御部 24 記憶手段たる記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−66814(JP,A) 特開 平8−40218(JP,A) 特開 平6−255456(JP,A) 特開 平6−219243(JP,A) 特開 昭59−63254(JP,A) 特開 平10−167024(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 3/00 - 3/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車を跨ぐように走行して車体を自動
    洗浄する洗車機において、洗車機に取り付けられその走
    行方向に対し一定範囲内に接近した自動車等の物体を非
    接触で検出する物体検出手段と、洗車機の走行位置を検
    出する走行位置検出手段と、洗車機の接近に伴い前記物
    体検出手段が通常検出状態となる固定物体の位置を記憶
    する記憶手段と、前記物体検出手段が検出状態となった
    とき前記走行位置検出手段で与える走行位置と前記記憶
    手段で与える固定物体の位置とに基づいて洗車機の走行
    を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする洗車
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の洗車機において、実際の
    洗車動作もしくは洗車機の走行を伴う洗車に準じる動作
    を実行し、この実行時に前記物体検出手段で物体検出し
    たときの前記走行位置検出手段が与える走行位置に基づ
    いて、前記記憶手段に通常検出状態となる固定物体の位
    置を記憶させる手段を備えたことを特徴とする洗車機。
  3. 【請求項3】 自動車を跨ぐように走行して車体を自動
    洗浄する洗車機において、洗車機に取り付けられその走
    行方向に対し一定範囲内に接近した自動車等の物体を非
    接触で検出する物体検出手段と、洗車機の走行位置を検
    出する走行位置検出手段と、洗車機の走行範囲の限界位
    置近くに所定の例外区間を設定するための記憶手段と、
    前記物体検出手段が検出状態となったとき前記走行位置
    検出手段で与える走行位置が前記記憶手段で与える例外
    区間にあるか否かに応じて洗車機の走行を制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする洗車機。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載の洗車機に
    おいて、前記制御手段では、前記物体検出手段が検出状
    態となり、そのときの前記走行位置検出手段で与える走
    行位置が前記記憶手段で与える固定物体の位置または例
    外区間と一致しないとき、具備する報知手段により検出
    物体の退出を促す報知をし、且つ洗車機の走行を停止ま
    たは減速するよう制御することを特徴とする洗車機。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれかに記載の洗車機に
    おいて、自動車が洗車機前方から後方へ通り抜けできる
    よう設置されており、洗車後の自動車が洗車機後方へ退
    出するに際し、洗車機が洗車開始位置よりも前方に位置
    するようにしたものであり、前記物体検出手段は、洗車
    機後方に位置し、前記退出時の位置から洗車開始位置ま
    で洗車機が後退する際に、未退出の自動車を検出するよ
    うにしたことを特徴とする洗車機。
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