JP2008208267A - 自動車用非水系ホースゴム組成物およびそれを用いた自動車用非水系ホース - Google Patents

自動車用非水系ホースゴム組成物およびそれを用いた自動車用非水系ホース Download PDF

Info

Publication number
JP2008208267A
JP2008208267A JP2007047731A JP2007047731A JP2008208267A JP 2008208267 A JP2008208267 A JP 2008208267A JP 2007047731 A JP2007047731 A JP 2007047731A JP 2007047731 A JP2007047731 A JP 2007047731A JP 2008208267 A JP2008208267 A JP 2008208267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
component
inner layer
rubber
layer material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007047731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5096764B2 (ja
Inventor
Akira Hirai
亮 平井
Atsuo Miyajima
敦夫 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP2007047731A priority Critical patent/JP5096764B2/ja
Priority to US12/038,382 priority patent/US7493917B2/en
Priority to CN2008101799887A priority patent/CN101407602B/zh
Publication of JP2008208267A publication Critical patent/JP2008208267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5096764B2 publication Critical patent/JP5096764B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L11/00Hoses, i.e. flexible pipes
    • F16L11/04Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics
    • F16L11/08Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements embedded in the wall
    • F16L11/081Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements embedded in the wall comprising one or more layers of a helically wound cord or wire
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L11/00Hoses, i.e. flexible pipes
    • F16L11/04Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics
    • F16L11/08Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements embedded in the wall
    • F16L11/085Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements embedded in the wall comprising one or more braided layers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/13Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
    • Y10T428/1352Polymer or resin containing [i.e., natural or synthetic]
    • Y10T428/139Open-ended, self-supporting conduit, cylinder, or tube-type article
    • Y10T428/1393Multilayer [continuous layer]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】接着性に優れた自動車用非水系ホースゴム組成物を提供する。
【解決手段】下記の(A)成分および(B)成分を含有するとともに、上記(A)成分と(B)成分との重量混合比が、(A)成分/(B)成分=97/3〜75/25の範囲に設定されている自動車用非水系ホースゴム組成物である。
(A)クロロプレンゴム。
(B)エチリデンノルボルネンの含量が3〜11重量%で、かつ、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が20〜150の範囲である、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体。
【選択図】なし

Description

本発明は、自動車用非水系ホースゴム組成物およびそれを用いた自動車用非水系ホースに関するものであり、詳しくは、バキュームブレーキホース,燃料ホース,オイルホース等の自動車用非水系ホースに用いられるゴム組成物およびそれを用いた自動車用非水系ホースに関するものである。
一般に、ブレーキのバキュームサーボユニットに使用されるバキュームブレーキホース(別名:マスターバックホース)は、ブレーキ倍力装置と、インテークマニホールド(エンジン)とを接続し、エンジンの振動および走行時に発生する振動を吸収しながら、インテークマニホールドにて発生する負圧力をブレーキ倍力装置に伝える機能を有している。そして、エンジンの吸入負圧をブレーキブースターに伝えることにより、ブレーキ力を増大させると同時に、ブレーキの操作力を軽減させる回路に使用される。一方、燃料ホースは燃料系システムの各部位を接続し、自動車の燃料であるガソリンや軽油、またはアルコールやメチルエステル等が混合された燃料を漏れや蒸散させることなく、安全に輸送させる機能が求められている。またオイルホースの場合は、オイルの輸送やオイルへ加えられた正圧を適確に伝達する機能が求められている。
このように、これらのホース内部には、鉱物油や燃料といった、炭化水素系の非極性液体やミストが流通するため、ホースの内層用材料としては、主に耐油性ゴムであるアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)等が用いられ、また、ホースの外層用材料としては、耐オゾン性および耐油性が比較的良好なクロロプレンゴム(CR)が用いられている。上記バキュームブレーキホースを例に取れば、例えば、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)を用いてなる管状の内層と、その外周に設けられる補強糸層と、その外周に設けられるクロロプレンゴム(CR)を用いてなる外層とを備え、上記内層と補強糸層との間に、クロロスルホン化ポリエチレンゴム(CSM)を用いてなる中間接着層を介在させた構成のものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1に記載のホースは、内層と補強糸層との間に、比較的厚膜のCSMの中間接着層を介在させているため、コストが高くなるという難点がある。一方、上記中間接着層の膜厚を薄くすると、内層と外層との層間接着力が不充分となり、製品の高性能化,高寿命化に充分に対応することが困難となる。
一方、自動車用水系ホースとしては、例えば、外層がエチレン−プロピレン−ジエン/クロロプレンゴムの重量比で10/0〜3/7のブレンド物からなる、自動車用液圧ブレーキホースが提案されている(特許文献2)。
特開平8−113769号公報 特開平6−24326号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の自動車用液圧ブレーキホースは、非水系ホースではなく、水系ホースであるため、上記特許文献2に記載のホース構成を、バキュームブレーキホース等の非水系ホースにそのまま応用することはできない。すなわち、上記特許文献2に記載の自動車用液圧ブレーキホースの外層は、エチレン−プロピレン−ジエン(EPDM)がマトリックスで、それにクロロプレンゴム(CR)を混入させているため、これをバキュームブレーキホース,燃料ホース,オイルホース等の非水系ホースにそのまま応用した場合、耐油性が著しく劣るという難点がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、接着性に優れた自動車用非水系ホースゴム組成物およびそれを用いた自動車用非水系ホースの提供をその目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、下記の(A)成分および(B)成分を含有するとともに、上記(A)成分と(B)成分との重量混合比が、(A)成分/(B)成分=97/3〜75/25の範囲に設定されている自動車用非水系ホースゴム組成物を第1の要旨とする。また、本発明は、上記管状の内層と、その外周面に形成される補強糸層と、さらにその外周面に形成される外層とを備えた自動車用非水系ホースであって、上記内層がアクリロニトリル−ブタジエンゴム,フッ素ゴム,アクリルゴムおよびヒドリンゴムからなる群から選ばれた少なくとも一つを必須成分とし、かつ、上記外層が、下記の(A)成分および(B)成分を含有するとともに、上記(A)成分と(B)成分との重量混合比が、(A)成分/(B)成分=97/3〜75/25の範囲に設定されているゴム組成物からなる自動車用非水系ホースを第2の要旨とする。
(A)クロロプレンゴム。
(B)エチリデンノルボルネンの含量が3〜11重量%で、かつ、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が20〜150の範囲である、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体。
すなわち、本発明者らは、接着性および耐オゾン性に優れた自動車用非水系ホースゴム組成物を得るため、鋭意研究を重ねた。そして、クロロプレンゴム(CR)と、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)とのブレンド系において、クロロプレンゴムをマトリックスとして使用することを想起した。しかし、このクロロプレンゴムは、練り温度が通常のゴムよりも低いため、ブレンドするEPDMは、粘度の低いものを選択する必要がある。また、EPDMの二重結合は、自動車用非水系ホースの内層用材料であるアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)等の耐油性ゴムとの反応(架橋)に寄与すると考えられているため、EPDMの二重結合量(ジエン量)の指標となるエチリデンノルボルネン(ENB)の含量についても、実験を重ねた。その結果、エチリデンノルボルネン(ENB)の含量が3〜11重量%で、かつ、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が20〜150の範囲である、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)(B成分)を選択し、クロロプレンゴム(A成分)とEPDM(B成分)との重量混合比を、A成分/B成分=97/3〜75/25の範囲に設定すると、NBR等の耐油性ゴムとの優れた接着性が得られることを見いだし、本発明に到達した。
このように、本発明の自動車用非水系ホースゴム組成物は、クロロプレンゴムをマトリックスとし、これに、エチリデンノルボルネン(ENB)の含量が3〜11重量%で、かつ、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が20〜150の範囲である、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)を所定の割合で混合したものであるため、NBR等の耐油性ゴムとの接着性に優れている。また、耐候性に優れるEPDMを少量配合しているため、耐オゾン性が向上する。
また、本発明の自動車用非水系ホースは、外層が上記特殊なゴム組成物からなるため、NBR等の耐油性ゴムからなる内層と、外層との層間接着性に優れている。これはつぎのような理由によるものと推察される。すなわち、自動車用非水系ホースは、接着の阻害要因となるガスや溶媒を溜めにくくする効果があり、NBR等の耐油性ゴムからなる内層と、外層との密着力が向上し、更には反応点である二重結合が増加することにより、接着性が向上する。
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
本発明の自動車用非水系ホースゴム組成物は、クロロプレンゴム(A成分)と、特定のエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(B成分)とを用いて得ることができる。
ここで、本発明においては、クロロプレンゴム(A成分)と、特定のエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(B成分)との重量混合比が、A成分/B成分=97/3〜75/25の範囲に設定されていることが最大の特徴である。
上記クロロプレンゴム(A成分)としては、特に限定はないが、耐熱性に有利な点から、非硫黄変性タイプが好適に用いられる。
上記クロロプレンゴム(A成分)とともに用いられる特定のエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)(B成分)は、前述のように、エチリデンノルボルネン(ENB)の含量が3〜11重量%で、かつ、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が20〜150の範囲のものが用いられる。
上記特定のエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(B成分)は、第3成分としてエチリデンノルボルネン(ENB)を共重合させたものであり、ENBの含量は3〜11重量%(wt%)の範囲であり、好ましくは3.5〜10.0重量%の範囲である。すなわち、ENBの含量が少なすぎると、接着性が悪くなり、逆にENBの含量が多すぎると、焼け(スコーチ)が生じ易くなり、ホースが正常に押出せなくなるからである。
また、上記特定のエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(B成分)は、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が20〜150の範囲であり、好ましくは30〜100の範囲である。すなわち、ムーニー粘度が小さすぎると、チューブ(ホース)同士の粘着が発生し外観を損ね、逆にムーニー粘度が大きすぎると、押し出し加工性が悪くなるからである。
本発明においては、前述のように、クロロプレンゴム(A成分)と、特定のエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(B成分)との重量混合比が、A成分/B成分=97/3〜75/25の範囲に設定されていることが必要であり、好ましくはA成分/B成分=95/5〜80/20の範囲である。すなわち、A成分が多すぎる(B成分が少なすぎる)と、耐候性、耐オゾン性が悪くなり、逆にA成分が少なすぎる(B成分が多すぎる)と、接着性が劣るからである。
なお、本発明の自動車用非水系ホースゴム組成物においては、上記A成分およびB成分とともに、加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤、老化防止剤、スコーチ防止剤、補強材(カーボンブラック等)、白色充填材(炭酸カルシウム系, シリカ系, クレー系, タルク系等)、可塑剤(プロセスオイル, 植物油, エステル系オイル等)、受酸剤、加工助剤(プロセスオイル, ワックス)、難燃材(水酸化アルミニウム等)等を必要に応じて適宜に配合することも可能である。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
上記加硫剤としては、例えば、2−メルカプトイミダゾリン、2−メルカプトベンゾイミダゾール等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、2−メルカプトイミダゾリンと、2−メルカプトベンゾイミダゾールを併用することが好ましい。
上記加硫剤の配合量は、A成分とB成分との合計量100重量部(以下「部」と略す)に対して、0.3〜5部の範囲が好ましく、特に好ましくは0.5〜2部の範囲である。
また、上記加硫促進剤としては、特に限定はなく、例えば、チアゾール系,スルフェンアミド系,チウラム系,アルデヒドアンモニア系,アルデヒドアミン系,グアニジン系,チオウレア系等の加硫促進剤があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、架橋反応性に優れる点で、チウラム系加硫促進剤が好ましい。
上記チアゾール系加硫促進剤としては、例えば、ジベンゾチアジルジスルフィド(MBTS)、2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)、2−メルカプトベンゾチアゾールナトリウム塩(NaMBT)、2−メルカプトベンゾチアゾール亜鉛塩(ZnMBT)等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、特に架橋反応性に優れる点で、ジベンゾチアジルジスルフィド(MBTS)、2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)が好適に用いられる。
上記スルフェンアミド系加硫促進剤としては、例えば、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(NOBS)、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾイルスルフェンアミド(BBS)、N,N′−ジシクロヘキシル−2−ベンゾチアゾイルスルフェンアミド等があげられる。
上記チウラム系加硫促進剤としては、例えば、テトラメチルチウラムジスルフィド(TMTD)、テトラエチルチウラムジスルフィド(TETD)、テトラブチルチウラムジスルフィド(TBTD)、テトラキス(2−エチルヘキシル)チウラムジスルフィド(TOT)、テトラベンジルチウラムジスルフィド(TBzTD)等があげられる。
上記加硫促進剤の配合量は、上記A成分とB成分との合計量100部に対して、0.5〜7部の範囲が好ましく、特に好ましくは0.5〜5部の範囲である。
また、上記加硫助剤としては、特に限定はなく、例えば、亜鉛華(ZnO)、ステアリン酸、酸化マグネシウム等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
上記加硫助剤の配合量は、上記A成分とB成分との合計量100部に対して、1〜25部の範囲が好ましく、特に好ましくは3〜10部の範囲である。
また、上記老化防止剤としては、特に限定はないが、例えば、アミン−ケトン系,芳香族第二級アミン系,モノフェノール系,ビスフェノール系,ポリフェノール系,ベンズイミダゾール系,ジチオカルバミン酸塩系,ジチオカルバミン酸系,チオウレア系,亜リン酸系,有機チオ酸系,キサントゲン酸塩系,特殊ワックス系等の老化防止剤があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
上記老化防止剤の配合量は、A成分とB成分との合計量100部に対して、0.1〜10.0部の範囲が好ましく、特に好ましくは0.5〜5部の範囲である。
また、上記カーボンブラックとしては、特に限定はなく、例えば、SAF級,ISAF級,HAF級,MAF級,FEF級,GPF級,SRF級,FT級,MT級等の種々のグレードのカーボンブラックがあげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、コスト、耐久性等の点から、FEF級カーボンブラックが好適に用いられる。
上記カーボンブラックの配合量は、上記A成分とB成分との合計量100部に対して、20〜150部の範囲が好ましく、特に好ましくは40〜100部の範囲である。
また、上記受酸剤としては、例えば、酸化マグネシウム、ハイドロタルサイト等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。これらのなかでも、CRから出る塩素を効率良く捕捉できる点で、酸化マグネシウムとハイドロタルサイトとを併用することが好ましい。
上記受酸剤の配合量は、A成分とB成分との合計量100部に対して、1〜30部の範囲が好ましく、特に好ましくは3〜20部の範囲である。
また、上記加工助剤(プロセスオイル)としては、例えば、ナフテン系オイル、パラフィン系オイル、アロマ系オイル等があげられる。これらは単独でもしくは二種以上併せて用いられる。
上記加工助剤の配合量は、上記A成分とB成分との合計量100部に対して、1〜50部の範囲が好ましく、特に好ましくは3〜30部の範囲である。
本発明の自動車用非水系ホースゴム組成物は、例えば、上記クロロプレンゴム(A成分)と、特定のエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(B成分)とともに、必要に応じて老化防止剤等を適宜に配合し、これらをロール,ニーダー,バンバリーミキサー等の混練機を用いて混練することにより調製することができる。
つぎに、本発明の自動車用非水系ホースについて説明する。
本発明の自動車用非水系ホースは、例えば、図1に示すように、内層1の外周面に補強糸層2が形成され、さらにその外周面に外層3が形成されて構成されている。
上記内層1を形成する内層用材料は、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR),フッ素ゴム(FKM),アクリルゴム(ACM)およびヒドリンゴム(CO,ECO)からなる群から選ばれた少なくとも一つの耐油性ゴムが用いられる。なかでも、耐油性やコストの点から、NBRが好適に用いられる。
上記NBRとしては、特に限定はなく、例えば、耐油性の点から、アクリルニトリル量(AN量)が27〜39の範囲のものが好適に用いられる。
上記内層用材料には、上記NBR等の耐油性ゴムとともに、加硫剤、加硫促進剤、加硫助剤、老化防止剤、スコーチ防止剤、補強材(カーボンブラック等)、白色充填材(炭酸カルシウム系, シリカ系, クレー系, タルク系等)、可塑剤(プロセスオイル, 植物油, エステル系オイル等)、受酸剤、加工助剤(プロセスオイル,ワックス)、難燃材(水酸化アルミニウム等)等を必要に応じて適宜に配合しても差し支えない。なお、上記加硫剤等の各成分としては、前記外層用材料で例示したものと同様のものが用いられる。
上記内層用材料は、上記NBR等の耐油性ゴムとともに、必要に応じて老化防止剤等を適宜に配合し、これらをロール,ニーダー,バンバリーミキサー等の混練機を用いて混練することにより調製することができる。
つぎに、上記補強糸層2を形成する補強糸としては、特に限定はなく、例えば、ビニロン(ポリビニルアルコール)糸、ポリアミド糸(ナイロン)糸、アラミド糸、ポリエチレンテレフタレート(PET)糸、ワイヤー等があげられる。これらのなかでも、特にポリエチレンテレフタレート(PET)糸が好適に用いられる。
上記補強糸の編み組み方法は、特に限定はなく、例えば、スパイラル編,ブレード編,ニッティング編等があげられる。
つぎに、上記外層3を形成する外層用材料としては、下記の(A)成分および(B)成分を含有するとともに、上記(A)成分と(B)成分との重量混合比が、(A)成分/(B)成分=97/3〜75/25の範囲に設定されているゴム組成物が用いられる。
(A)クロロプレンゴム。
(B)エチリデンノルボルネンの含量が3〜11重量%で、かつ、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が20〜150の範囲である、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体。
上記クロロプレンゴム(A成分)、特定のEPDM(B成分)等のゴム組成物については、前述の本発明の自動車用非水系ホースゴム組成物と同様のものが用いられる。
本発明の自動車用非水系ホースは、例えば、つぎのようにして作製することができる。すなわち、上記内層用材料を管状に押し出し成形した後、その表面に補強糸(ポリエステル糸等)をスパイラル編み等して補強糸層2を形成する。つぎに、この補強糸層2の表面に、接着剤成分を閉サイクルで均一にシャワー塗布またはディップし内部にしみ込ませた後、外層用材料を押し出し成形する。これにより、管状の内層1の外周面に補強糸層2が形成され、さらにその外周面に外層3が形成されてなる自動車用非水系ホース(図1参照)を作製することができる。
なお、上記接着剤成分としては、特に限定はなく、例えば、CR、NBR、カーボンブラック、白色充填剤(炭酸カルシウム、珪酸マグネシウム、シリカ、クレー等)等を、トルエン,酢酸エチル,メチルエケルケトン(MEK)等の有機溶剤に溶解したものが用いられる。
本発明の自動車用非水系ホースは、ホース内径は2〜50mmの範囲が好ましく、特に好ましくは5〜40mmの範囲であり、ホース外径は2.6〜70mmの範囲が好ましく、特に好ましくは3〜50mmの範囲である。また、内層1の厚みは0.3〜10mmの範囲が好ましく、特に好ましくは0.5〜5mmの範囲であり、外層3の厚みは0.3〜10mmの範囲が好ましく、特に好ましくは0.5〜5mmの範囲である。
なお、本発明の自動車用非水系ホースは、前記図1に示したような構成に限定されるものではなく、例えば、外層3の外周面に最外層(プロテクター層)を形成しても差し支えない。上記最外層(プロテクター層)用材料としては、例えば、EPDMやウレタン等があげられ、これらは発泡体であっても差し支えない。
本発明の自動車用非水系ホースは、例えば、バキュームブレーキホース、燃料ホース、オイルホース等として用いることができる他、送油用ゴムホース等の耐油性および耐候性が求められる産業用ホースにも用いることもできる。上記のオイルホースは例えば自動車等の車両(トラクター、耕運機等も含まれる)において、ATF(オートマチックトスミッションフルード), PSF(パワステアリングフルード), エンジンオイル等のオイル配管用として用いられる。具体的には、トルコンホース, エンジンオイルクーラーホース, パワーステアリングホース等が挙げられる。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。ただし、本発明は、これら実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕
(内層用材料の調製)
NBR(日本ゼオン社製、ニポールDN202、AN量:31)100部と、補強材であるFEFカーボンブラック(東海カーボン社製、シーストSO)70部と、白色充填材である珪酸マグネシウム(日本ミストロン社製、ミストロンベーパータルク)40部と、可塑剤(旭電化工業社製、アデカサイザーRS107)15部と、ステアリン酸(花王社製、ルナックS30)1部と、亜鉛華(三井金属社製、酸化亜鉛2種)5部と、アミン−ケトン系老化防止剤であるアセトンとジフェニルアミンの縮合物(精工化学社製、ノンフレックスBA)2部と、長アルキル鎖置換ジフェニルアミン系老化防止剤であるオクチレーテッドジフェニルアミン(大内新興化学社製、ノクラックAD)2部と、老化防止剤であるN−フェニル−N′−イソプロピル−p−フェニレンジアミン(精工化学社製、オゾノン3C)2部と、加硫剤(硫黄)0.5部と、加硫剤促進剤であるテトラメチルチウラムジスルフィド(三新化学社製、サンセラーTT)1.5部と、加硫剤促進剤であるN−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド(三新化学社製、サンセラーCZ)1.5部とを配合し、これらの加硫系材料以外をバンバリーミキサーで、加硫系材料をロールにて混練りし、内層用材料を調製した。
(接着剤成分の調製)
CR(電気化学工業社製、デンカクロロプレンA−40)100部と、白色充填材として珪酸マグネシウム(日本ミストロン社製、ミストロンベーパータルク)20部と、加硫促進剤である2−メルカプトイミダゾリン(三新化学社製、サンセラー22C)2部と、酸化亜鉛5部と酸化マグネシウム(協和化学工業社製、協和マグ#150)5部を、ロールを用いて混練し、トルエンやキシレン等でゴム成分が5〜10重量%の範囲に成るように溶解させ、接着剤成分を調製した。
(外層用材料の調製)
後記の表1に示す各成分を同表に示す割合で配合し、これらの加硫系材料以外をバンバリーミキサーで、加硫系材料をロールにて混練りし、内層用材料を調製した。
(ホースの作製)
上記内層用材料を管状に押し出し成形した後、その表面に補強糸〔PET糸(フィラメント)、1500デニール〕を引揃1本と打込24本にてスパイラル編みして補強糸層を形成した。つぎに、この補強糸層の表面に、上記接着剤成分を閉サイクルで均一にシャワー塗布し内部にしみ込ませた後、外層用材料を押し出し成形した。これにより、管状の内層(厚み3.0mm)の外周面に補強糸層が形成され、さらにその外周面に外層(厚み1.2mm)が形成されてなるホース(内径8.7mm、外径17.5mm)を作製した。
〔実施例2〜5、比較例1〜4〕
下記の表1および表2に示すように、外層用材料の各成分の配合量等を変更する以外は、実施例1に準じて、外層用材料を調製した。そして、この外層用材料を用いる以外は、実施例1と同様にして、管状の内層(厚み3.0mm)の外周面に補強糸層が形成され、さらにその外周面に外層(厚み1.2mm)が形成されてなるホース(内径8.7mm、外径17.5mm)を作製した。
Figure 2008208267
Figure 2008208267
なお、上記表1および表2に示した外層用材料は、下記のとおりである。
〔CR(A成分)〕
電気化学工業社製、デンカクロロプレンM−40(非硫黄変性タイプ)
〔EPDM−A(B成分)〕
住友化学社製、エスプレン5214〔ENB含量:11重量%、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃):35〕
〔EPDM−B(B成分)〕
住友化学社製、エスプレン505A〔ENB含量:10重量%、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃):47〕
〔EPDM−C(B成分)〕
住友化学社製、エスプレン552〔ENB含量:3重量%、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃):121〕
〔EPDM−a〕
住友化学社製、エスプレン553〔ENB含量:5重量%、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃):152〕
〔EPM〕
住友化学社製、エスプレン201〔ENB含量:0重量%、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃):43〕
〔補強材〕
FEFカーボンブラック(東海カーボン社製、シーストSO)
〔白色充填材〕
重質炭酸カルシウム(白石カルシウム社製、ホワイトンSB)
〔可塑剤〕
菜種油(味の素社製、菜種油)
〔ステアリン酸〕
花王社製、ルナックS30
〔亜鉛華〕
三井金属社製、酸化亜鉛2種
〔受酸剤A〕
高活性化マグネシウム(協和化学工業社製、協和マグ♯150)
〔受酸剤B〕
ハイドロタルサイト〔Mg4.5 Al2 (OH)13CO3 ・3.5H2 O〕(協和化学工業社製、DHT−4A)
〔老化防止剤A(アミン−ケトン系老化防止剤)〕
アセトンとジフェニルアミンの縮合物(精工化学社製、ノンフレックスBA)
〔老化防止剤B(長アルキル鎖置換ジフェニルアミン系老化防止剤)〕
オクチレーテッドジフェニルアミン(大内新興化学社製、ノクラックAD)
〔老化防止剤C〕
N−フェニル−N′−イソプロピル−p−フェニレンジアミン(精工化学社製、オゾノン3C)
〔加硫剤A〕
2−メルカプトイミダゾリン(三新化学社製、サンセラー22C)
〔加硫剤B〕
2−メルカプトベンゾイミダゾール(大内新興化学社製、ノクラックMB)
〔加硫促進剤〕
テトラメチルチウラムジスルフィド(三新化学社製、サンセラーTT)
このようにして得られた実施例品および比較例品を用い、下記の基準に従って、各特性の評価を行った。その結果を、後記の表3および表4に併せて示した。
〔押し出し加工性〕
各外層用材料を押し出し成形し、押し出し加工性の評価を行った。評価は、目視による押し出し肌が良好なものを○、それ以外のものを×とした。
〔引っ張り物性〕
各外層用材料を、150℃×30分の条件でプレス成形し、JIS5号ダンベルで打ち抜き、厚み2mmのゴムシートを作製した。そして、このゴムシートを用い、JIS K 6251に準拠して、引っ張り強さ(TS)、引っ張り伸び(EB)および硬さ(HA)をそれぞれ測定した。なお、引っ張り強さ(TS)は10.0MPa以上が好ましく、引っ張り伸び(EB)は300%以上が好ましく、硬さ(HA)は65〜75が好ましい。
〔耐オゾン性〕
各ホースを用い、JIS D 2607に準拠して、耐オゾン性の評価を行った。評価は、ホースに亀裂や外観異常がないものを○、それ以外のものを×とした。
〔内層との接着性〕
各ホースの接着力は、各ホースから軸方向に対して直角に切断して、幅25mm±0.5mmのリング状の試験片を準備し、この外層部分を剥離してチャックで挟み、引っ張り試験機にて25mm±0.5mm/分の速さで引っ張った。そして、試料(ホース)が1回転して剥離するまでの最小荷重を接着力(N/mm)とした。評価は、内層(NBR)との接着力が、2.3(N/mm)以上のものを○、2.3(N/mm)未満のものを×とした。
〔耐燃料油性〕
各ホースから採取したゴム片より、JIS K 6258に準じて、耐燃料油性の評価を行った。浸漬燃料はIRM903を用いて100℃雰囲気下168時間浸漬を行った。評価は、ΔV(%)が100未満のものを○、100〜110のものを△、110を超えるものを×とした。
Figure 2008208267
Figure 2008208267
上記表3よび表4の結果から、実施例1〜5品は、押し出し加工性、引っ張り物性、耐オゾン性、内層との接着性、耐燃料油性がいずれも良好であった。
これに対して、比較例1品は、外層材料に特定のEPDMを用いていないため、耐オゾン性、内層との接着性が劣っていた。比較例2品は、外層材料のCR量が少なく(EPDM−A量が多い)ため、引っ張り物性、耐燃料油性が劣っていた。比較例3品は、外層材料にムーニー粘度が大きいEPDM−aを用いているため、押し出し加工性が劣っていた。比較例4品は、外層材料にEPM(ENB含量=0重量%)を用いているため、内層との接着性が劣っていた。
〔実施例6〕
(内層用材料の調製〕
FKM(ダイキン工業社製、ダイエルG555)100部と、カーボンブラック(東海カーボン社製、シーストS)15部と、MgO(協和化学工業社製、協和マグ♯150)5部と、有機過酸化物架橋剤である2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン(日本油脂社製、パーヘキサ25B−40)2部と、共架橋剤であるトリアリルイソシアヌレート(日本化成社製、タイク)1部と、共架橋剤であるエチレングリコールジメタクリレート(精工化学社製、ハイクロスED)5部とを、ニーダーを用いて混練することにより、内層用材料を調製した。
(外層用材料の調製〕
上記表1に示した実施例2の外層用材料と同様にして、外層用材料を調製した。
(ホースの作製)
上記内層用材料および外層用材料を用いる以外は、実施例1と同様にして、管状の内層(厚み3.0mm)の外周面に補強糸層が形成され、さらにその外周面に外層(厚み1.2mm)が形成されてなるホース(内径8.7mm、外径17.5mm)を作製した。
〔実施例7〕
(内層用材料の調製〕
ECO(日本ゼオン社製)100部と、カーボンブラック(東海カーボン社製、シーストSO)50部と、可塑剤(旭電化工業社製、アデカサイザーRS107)5部と、老化防止剤(大内新興化学社製、ノクラックNBC)1部と、加工助剤(理研ビタミン社製、エマスター510P)3部と、DBUのナフトエ酸塩(ダイソー社製、DA500)1部と、受酸剤(協和化学工業社製、DHT−4A)3部と、加硫剤(三新化学社製、サンセラー22C)1部と、素練り促進剤(大内新興化学社製、ノクタイザーSS)1.2部と、硫黄(加硫剤)(軽井沢精錬所社製、サルファックスT−10)0.1部とを、ニーダーを用いて混練することにより、内層用材料を調製した。
(外層用材料の調製〕
上記表1に示した実施例2の外層用材料と同様にして、外層用材料を調製した。
(ホースの作製)
上記内層用材料および外層用材料を用いる以外は、実施例1と同様にして、管状の内層(厚み3.0mm)の外周面に補強糸層が形成され、さらにその外周面に外層(厚み1.2mm)が形成されてなるホース(内径8.7mm、外径17.5mm)を作製した。
〔実施例8〕
(内層用材料の調製〕
ACM(日本ゼオン社製、ニポールAR31)100部と、加工助剤(花王社製、ルナックS30)1部と、カーボンブラック(東海カーボン社製、シーストSO)65部と、可塑剤(旭電化工業社製、アデカサイザーRS735)5部と、老化防止剤(クロンプトン社製、ナウガード445)2部と、加硫剤(大内新興化学社製、バルノックAB)1.5部とを、ニーダーを用いて混練することにより、内層用材料を調製した。
(外層用材料の調製〕
上記表1に示した実施例2の外層用材料と同様にして、外層用材料を調製した。
(ホースの作製)
上記内層用材料および外層用材料を用いる以外は、実施例1と同様にして、管状の内層(厚み3.0mm)の外周面に補強糸層が形成され、さらにその外周面に外層(厚み1.2mm)が形成されてなるホース(内径8.7mm、外径17.5mm)を作製した。
〔比較例5〕
(内層用材料の調製〕
実施例6の内層用材料と同様にして、内層用材料を調製した。
(外層用材料の調製〕
上記表2に示した比較例1の外層用材料と同様にして、外層用材料を調製した。
(ホースの作製)
上記内層用材料および外層用材料を用いる以外は、実施例1と同様にして、管状の内層(厚み3.0mm)の外周面に補強糸層が形成され、さらにその外周面に外層(厚み1.2mm)が形成されてなるホース(内径8.7mm、外径17.5mm)を作製した。
〔比較例6〕
(内層用材料の調製〕
実施例7の内層用材料と同様にして、内層用材料を調製した。
(外層用材料の調製〕
上記表2に示した比較例1の外層用材料と同様にして、外層用材料を調製した。
(ホースの作製)
上記内層用材料および外層用材料を用いる以外は、実施例1と同様にして、管状の内層(厚み3.0mm)の外周面に補強糸層が形成され、さらにその外周面に外層(厚み1.2mm)が形成されてなるホース(内径8.7mm、外径17.5mm)を作製した。
〔比較例7〕
(内層用材料の調製〕
実施例8の内層用材料と同様にして、内層用材料を調製した。
(外層用材料の調製〕
上記表2に示した比較例1の外層用材料と同様にして、外層用材料を調製した。
(ホースの作製)
上記内層用材料および外層用材料を用いる以外は、実施例1と同様にして、管状の内層(厚み3.0mm)の外周面に補強糸層が形成され、さらにその外周面に外層(厚み1.2mm)が形成されてなるホース(内径8.7mm、外径17.5mm)を作製した。
このようにして得られた実施例品および比較例品を用い、前述の基準に従って、内層との接着性の評価を行った。その結果を、下記の表5に併せて示した。なお、内層(FKM)との接着性の評価は、内層(FKM)との接着力が、1.4(N/mm)以上のものを○、1.4(N/mm)未満のものを×とした。内層(ECO)との接着性の評価は、内層(ECO)との接着力が、2.0(N/mm)以上のものを○、2.0(N/mm)未満のものを×とした。内層(ACM)との接着性の評価は、内層(ACM)との接着力が、2.0(N/mm)以上のものを○、2.0(N/mm)未満のものを×とした。
Figure 2008208267
上記表5の結果から、実施例6〜8品は、内層との接着性がいずれも良好であった。
これに対して、比較例5〜7品は、内層との接着性が劣っていた。
本発明の自動車用非水系ホースゴム組成物は、バキュームブレーキホース,燃料ホース,オイルホース等の自動車用非水系ホースのゴム組成物として用いられる。
本発明の自動車用非水系ホースの一例を示す模式図である。
符号の説明
1 内層
2 補強糸層
3 外層

Claims (3)

  1. 下記の(A)成分および(B)成分を含有するとともに、上記(A)成分と(B)成分との重量混合比が、(A)成分/(B)成分=97/3〜75/25の範囲に設定されていることを特徴とする自動車用非水系ホースゴム組成物。
    (A)クロロプレンゴム。
    (B)エチリデンノルボルネンの含量が3〜11重量%で、かつ、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が20〜150の範囲である、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体。
  2. 管状の内層と、その外周面に形成される補強糸層と、さらにその外周面に形成される外層とを備えた自動車用非水系ホースであって、上記内層がアクリロニトリル−ブタジエンゴム,フッ素ゴム,アクリルゴムおよびヒドリンゴムからなる群から選ばれた少なくとも一つを必須成分とし、かつ、上記外層が、下記の(A)成分および(B)成分を含有するとともに、上記(A)成分と(B)成分との重量混合比が、(A)成分/(B)成分=97/3〜75/25の範囲に設定されているゴム組成物からなることを特徴とする自動車用非水系ホース。
    (A)クロロプレンゴム。
    (B)エチリデンノルボルネンの含量が3〜11重量%で、かつ、ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が20〜150の範囲である、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体。
  3. バキュームブレーキホース、燃料ホースまたはオイルホースとして用いられる請求項2記載の自動車用非水系ホース。
JP2007047731A 2007-02-27 2007-02-27 自動車用非水系ホース Active JP5096764B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007047731A JP5096764B2 (ja) 2007-02-27 2007-02-27 自動車用非水系ホース
US12/038,382 US7493917B2 (en) 2007-02-27 2008-02-27 Rubber composition for automotive non-water liquid delivery hose and automotive non-water liquid delivery hose using the same
CN2008101799887A CN101407602B (zh) 2007-02-27 2008-02-27 机动车用非水系管橡胶组合物及采用其的非水系管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007047731A JP5096764B2 (ja) 2007-02-27 2007-02-27 自動車用非水系ホース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008208267A true JP2008208267A (ja) 2008-09-11
JP5096764B2 JP5096764B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=39714524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007047731A Active JP5096764B2 (ja) 2007-02-27 2007-02-27 自動車用非水系ホース

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7493917B2 (ja)
JP (1) JP5096764B2 (ja)
CN (1) CN101407602B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009024037A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ダイヤフラム用ゴム組成物及びダイヤフラム
JP2012112439A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Hitachi Cable Ltd ゴムホースの製造方法及びゴムホース
WO2015136792A1 (ja) * 2014-03-12 2015-09-17 電気化学工業株式会社 ゴム組成物及びその加硫物
KR101943418B1 (ko) * 2017-11-21 2019-04-09 주식회사 화인 고속단정 또는 공기부양정에 사용되는 고무 시트용 고무 조성물

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060235164A1 (en) * 2003-05-22 2006-10-19 Chiyota Ogata Material for formation of seal for battery electrolyte
US8752591B2 (en) * 2010-06-10 2014-06-17 Veyance Technologies, Inc Kink, crush, and burst resistant flexible hose
EP2587107B1 (en) * 2010-08-25 2018-07-11 Daikin Industries, Ltd. Hose
GB2501173B (en) * 2011-01-14 2017-06-14 Sumitomo Riko Co Ltd Rubber composition and automobile fuel system part using same
DE102011052723A1 (de) * 2011-08-16 2013-04-04 Contitech Mgw Gmbh Extrudierter Formartikel, insbesondere Formschlauch, mit einer eingebetteten Verstärkung aus einem Feingestrick sowie Verfahren zu seiner Herstellung
DE102012107095A1 (de) * 2012-08-02 2014-02-06 Contitech Schlauch Gmbh Umlageschlauch, insbesondere zur Verwendung bei hohen Temperaturen
WO2014041649A1 (ja) * 2012-09-13 2014-03-20 電気化学工業株式会社 ゴム組成物、その加硫物及び成形品
CN103613810A (zh) * 2013-11-22 2014-03-05 芜湖集拓橡胶技术有限公司 一种改进型氯丁橡胶
KR20180058857A (ko) * 2015-05-05 2018-06-01 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 방음 필름용 경화성 조성물
EP3315842B1 (en) * 2015-06-26 2020-04-08 Bridgestone Corporation Hose
CN107683303A (zh) * 2015-07-13 2018-02-09 横滨橡胶株式会社 阻燃软管用橡胶组合物以及阻燃软管
CN106117639A (zh) * 2016-06-29 2016-11-16 中裕软管科技有限公司 一种超高分子量聚乙烯增强大流量输送高压软管及其制造方法
CN107057144A (zh) * 2017-05-13 2017-08-18 中天科技装备电缆有限公司 一种港机用复合电缆中的护套材料及其制备方法
US10066766B1 (en) * 2017-05-23 2018-09-04 Contitech Usa, Inc. Hose inner layer formed of ECO blended with NBR/PVC
CN108530737B (zh) * 2018-04-26 2021-01-08 天津鹏翎胶管股份有限公司 一种燃油管及其制备方法
WO2021018413A1 (en) * 2019-07-31 2021-02-04 Eaton Intelligent Power Limited Low permeation type c air conditioning hose
US20210130596A1 (en) * 2019-11-05 2021-05-06 Contitech Usa, Inc. High abrasion resistance hose cover
JP7255476B2 (ja) * 2019-12-26 2023-04-11 豊田合成株式会社 ブレーキホース及び架橋ゴム組成物
EP4121678A1 (en) * 2020-03-18 2023-01-25 Celanese International Corporation Thermoplastic elastomer compositions their preparation and use in fiber-reinforced spoolable pipes
CN111421902A (zh) * 2020-03-27 2020-07-17 昆明金水龙橡胶制品有限公司 一种阻燃型环保胶管及其制备方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02189342A (ja) * 1989-01-17 1990-07-25 Hitachi Cable Ltd 熱硬化性重合体ブレンド物
JPH09174761A (ja) * 1995-12-21 1997-07-08 Tokai Rubber Ind Ltd 液体移送用ゴムホ−ス
JP2002103412A (ja) * 2000-09-28 2002-04-09 Tokai Rubber Ind Ltd 積層ゴムホースの製造方法及び積層ゴムホース
JP2002212362A (ja) * 2001-01-23 2002-07-31 Gomuno Inaki Kk エチレン・プロピレン系共重合ゴム組成物
JP2005120324A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Jsr Corp 難燃性重合体組成物
JP2006249136A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Mitsui Chemicals Inc エチレン系樹脂組成物およびその用途
JP2008195870A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Denki Kagaku Kogyo Kk ゴム組成物、並びにこれを加硫成形したホース剤及び支承ゴム材

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2449491B2 (de) * 1974-10-19 1979-09-20 Chemische Werke Huels Ag, 4370 Marl Verfahren zur Herstellung von homogenen band- oder granulatförmigen thermoplastischen Massen auf der Basis von Polymeren und Bitumen
US4078022A (en) * 1976-06-21 1978-03-07 E. I. Du Pont De Nemours And Company 5-Norbornene-2-methyl phosphites and phosphate
JPS61206888A (ja) * 1985-03-08 1986-09-13 豊田合成株式会社 高圧ゴムホ−ス
CN1038457A (zh) * 1986-05-14 1990-01-03 尤尼罗亚尔化学公司 胎面组合物由三元共聚物/不饱和橡胶共混物构成的轮胎
DE3744464C2 (de) * 1986-12-27 1997-05-07 Yokohama Rubber Co Ltd Schlauch
JPH01141047A (ja) 1987-11-28 1989-06-02 Tokai Rubber Ind Ltd 冷媒輸送用ホース
JP2704096B2 (ja) * 1992-06-19 1998-01-26 横浜ゴム株式会社 ホース
JPH0624326A (ja) 1992-07-09 1994-02-01 Nichirin:Kk 自動車用液圧ブレーキホース
JP3582112B2 (ja) 1994-10-19 2004-10-27 東ソー株式会社 接着用組成物及び接着用組成物を用いた積層体
US6267148B1 (en) 1997-12-15 2001-07-31 Tokai Rubber Industries, Ltd. Conductive resin tube and conductive polyamide resin composition
JP3364162B2 (ja) * 1997-12-17 2003-01-08 住友ゴム工業株式会社 ゴム組成物を用いたゴムローラ及び該ゴムローラの製造方法
JP2000146034A (ja) 1998-11-06 2000-05-26 Tokai Rubber Ind Ltd 電動コンプレッサ用冷媒ホース
JP2000146031A (ja) 1998-11-11 2000-05-26 Tokai Rubber Ind Ltd 非透過型複合ホース
JP2001049063A (ja) 1999-08-06 2001-02-20 Tokai Rubber Ind Ltd ゴム組成物、ゴム−樹脂積層体及び不透過性ホース
JP2001150595A (ja) 1999-11-30 2001-06-05 Tokai Rubber Ind Ltd パッキン構造体
JP2003033983A (ja) 2001-05-15 2003-02-04 Tokai Rubber Ind Ltd 燃料ホース
JP2003056761A (ja) * 2001-08-09 2003-02-26 Tokai Rubber Ind Ltd 振動吸収性ゴムホース
JP4781035B2 (ja) * 2005-07-29 2011-09-28 東海ゴム工業株式会社 バキュームブレーキホースおよびその製法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02189342A (ja) * 1989-01-17 1990-07-25 Hitachi Cable Ltd 熱硬化性重合体ブレンド物
JPH09174761A (ja) * 1995-12-21 1997-07-08 Tokai Rubber Ind Ltd 液体移送用ゴムホ−ス
JP2002103412A (ja) * 2000-09-28 2002-04-09 Tokai Rubber Ind Ltd 積層ゴムホースの製造方法及び積層ゴムホース
JP2002212362A (ja) * 2001-01-23 2002-07-31 Gomuno Inaki Kk エチレン・プロピレン系共重合ゴム組成物
JP2005120324A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Jsr Corp 難燃性重合体組成物
JP2006249136A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Mitsui Chemicals Inc エチレン系樹脂組成物およびその用途
JP2008195870A (ja) * 2007-02-14 2008-08-28 Denki Kagaku Kogyo Kk ゴム組成物、並びにこれを加硫成形したホース剤及び支承ゴム材

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009024037A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ダイヤフラム用ゴム組成物及びダイヤフラム
JP2012112439A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Hitachi Cable Ltd ゴムホースの製造方法及びゴムホース
WO2015136792A1 (ja) * 2014-03-12 2015-09-17 電気化学工業株式会社 ゴム組成物及びその加硫物
JPWO2015136792A1 (ja) * 2014-03-12 2017-04-06 デンカ株式会社 ゴム組成物及びその加硫物
KR101943418B1 (ko) * 2017-11-21 2019-04-09 주식회사 화인 고속단정 또는 공기부양정에 사용되는 고무 시트용 고무 조성물
WO2019103173A1 (ko) * 2017-11-21 2019-05-31 주식회사 화인 고속단정 또는 공기부양정에 사용되는 고무 시트용 고무 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
CN101407602B (zh) 2010-12-08
JP5096764B2 (ja) 2012-12-12
US7493917B2 (en) 2009-02-24
US20080202619A1 (en) 2008-08-28
CN101407602A (zh) 2009-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5096764B2 (ja) 自動車用非水系ホース
US7758937B2 (en) Rubber composition and vulcanized rubber product using the same
JP4781035B2 (ja) バキュームブレーキホースおよびその製法
WO2014007220A1 (ja) ゴム組成物それを用いた加硫ゴム製品及びホース
US20070231522A1 (en) Fuel hose
US8715801B2 (en) Hose for transporting refrigerant
JP6106824B2 (ja) 高圧油圧ホース
WO2014156517A1 (ja) ホース
EP1975196B1 (en) Hydrin rubber composition and heat-resistant hose using the same as material
JP5955497B2 (ja) ブラスめっきワイヤ接着用ゴム組成物及び油圧ホース
JP2008265273A (ja) 耐熱ホース
JP5431666B2 (ja) ヒドリンゴム組成物
JP6848325B2 (ja) ホース用ゴム組成物及びホース
JP4045905B2 (ja) 自動車用耐熱ホースおよびその製法
JP2012017757A (ja) ホース内管用ゴム組成物およびホース
US20090130358A1 (en) Water hose and composition for hose
WO2020261867A1 (ja) オイルホース
JP2022026041A (ja) メッキワイヤー補強層被覆用ゴム組成物およびそれを用いた高圧ホース
JP2005200545A (ja) ホース補強層間ゴム組成物およびこれを用いたホース
JP2008069276A (ja) ゴム組成物、繊維ゴム複合体およびホース
WO2023120213A1 (ja) 産業用ホース
WO2024070076A1 (ja) 産業用ホース
JP5038252B2 (ja) 耐熱エアーホース
CN117715966A (zh) 软管内管用橡胶组合物、层叠体和软管

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120621

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5096764

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350