JP2000146031A - 非透過型複合ホース - Google Patents

非透過型複合ホース

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JP2000146031A
JP2000146031A JP10320187A JP32018798A JP2000146031A JP 2000146031 A JP2000146031 A JP 2000146031A JP 10320187 A JP10320187 A JP 10320187A JP 32018798 A JP32018798 A JP 32018798A JP 2000146031 A JP2000146031 A JP 2000146031A
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metal foil
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composite hose
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Norihiko Furuta
則彦 古田
Nobuaki Niki
伸明 仁木
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Sumitomo Riko Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16L11/00Hoses, i.e. flexible pipes
    • F16L11/02Hoses, i.e. flexible pipes made of fibres or threads, e.g. of textile which may or may not be impregnated, or provided with an impermeable layer, e.g. fire-hoses
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L11/00Hoses, i.e. flexible pipes
    • F16L11/04Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics
    • F16L11/08Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements embedded in the wall
    • F16L11/081Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements embedded in the wall comprising one or more layers of a helically wound cord or wire
    • F16L11/083Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with reinforcements embedded in the wall comprising one or more layers of a helically wound cord or wire three or more layers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S138/00Pipes and tubular conduits
    • Y10S138/10Metal foil

Abstract

(57)【要約】 【目的】金属箔を含む非透過型複合ホースにおいて、ホ
ースの変形、伸び等に起因する金属箔の破損を防止す
る。 【構成】金属箔と伸び抵抗の大きい補強材とを、樹脂フ
ィルムを積層してラミネート状に構成し、このラミネー
ト層をホースの複層構造に組込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非透過型複合ホース
に関し、更に詳しくは、各種のガスやガソリン、冷媒等
の流体輸送用の非透過型複合ホースに関する。本発明は
特に、フロン、二酸化炭素等の冷媒の輸送用ホースに好
ましく適用される。
【0002】
【従来の技術】流体輸送用のホースにおいては、例えば
フロンガス冷媒によるオゾン破壊、冷媒無補給化クーラ
ーシステムの要求、燃料ホースにおける燃料蒸発防止等
の点から非透過型ホースが求められている。二酸化炭素
冷媒等を用いた冷媒輸送用ホースの場合、高圧・高温と
なることや冷媒が低分子量であること等から冷媒ガスが
透過し易く、特に対策が必要である。
【0003】この点の有効な対策の一つが金属箔の使用
であり、高度の流体非透過性を実現できる一方で、振動
対策等の面から要求されるホースの柔軟性を損なうこと
が少ない。但し、金属箔は非常に破れ易いと言う欠点が
ある。そこで従来、樹脂フィルムで金属箔を挟着して破
損し難いラミネートシートとしたり、更にはこのラミネ
ートシートを薄いゴム層等の弾性体層と接合させること
により金属箔破損の一因となるホースの曲げや膨張変形
を緩和もしくは吸収しようとする試みがなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術はいずれも、ホースの曲げや変形の繰り返しにお
いて、金属箔にシワ等の異常変形を生じて金属箔が破損
する事(疲労破壊)の防止に主眼を置いたものであり、
その限りにおいて有効な対策ではあるが、更に踏み込ん
で、ホース壁部に伸びが生じた際に金属箔が引張り力を
受けて破断する事に対しても有効である対策を施したも
のはなかった。
【0005】即ち、金属箔はホースの曲げや変形によっ
て破損する他、ほとんど延伸性を持たないと言う材料特
性から、引張られると容易に破断する。従って、例えば
流体加圧時にホースが膨張してその壁部が引延ばされる
と、ラミネートシートの樹脂フィルムは延伸性があるた
め無傷であるのに、中の金属箔のみが破断していること
があった。
【0006】そこで本発明は、金属箔を使用した低透過
型ホースにおいて、ホースの曲げや変形によっても、ホ
ース壁部の伸びによっても金属箔が破損や破断を起こさ
ないようにすることを、解決すべき課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(第1発明の構成)上記
課題を解決するための本願第1発明(請求項1に記載の
発明)の構成は、複層構造を持ち、その一層が金属箔を
含むラミネート層である非透過型複合ホースにおいて、
前記ラミネート層が、前記金属箔及び伸び抵抗の大きな
補強材に樹脂フィルムを積層したラミネートシートを用
いて構成されている、非透過型複合ホースである。
【0008】(第2発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第2発明(請求項2に記載の発明)の構成は、
前記第1発明におけるラミネートシートの補強材が、ワ
イヤーメッシュあるいは補強布材からなる、非透過型複
合ホースである。
【0009】(第3発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第3発明(請求項3に記載の発明)の構成は、
前記第1発明又は第2発明において、ラミネートシート
の金属箔と補強材とが一体的に接着されている、非透過
型複合ホースである。
【0010】(第4発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第4発明(請求項4に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第3発明のいずれかにおいて、ラミネー
ト層がテープ状のラミネートシートの螺旋巻き又は縦添
え巻きによって形成されている、非透過型複合ホースで
ある。
【0011】(第5発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第5発明(請求項5に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第4発明のいずれかにおいて、螺旋巻き
又は縦添え巻きされたテープ状のラミネートシートの重
合部が相互に接着されている非透過型複合ホースであ
る。
【0012】(第6発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第6発明(請求項6に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第5発明のいずれかにおいて、ラミネー
ト層が弾性体層と接合されている、非透過型複合ホース
である。
【0013】(第7発明の構成)上記課題を解決するた
めの本願第7発明(請求項7に記載の発明)の構成は、
前記第1発明〜第6発明のいずれかにおいて、非透過型
複合ホースの複層構造が、最内層より、以下の1)→
2)→4)又は1)→2)→3)→4)の順に各層を設
けた構成である、非透過型複合ホースである。 1)ゴム内管。 2)前記ラミネート層、又は前記ラミネート層及び弾性
体層。 3)補強層。 4)ゴム外管。
【0014】
【発明の作用・効果】(第1発明の作用・効果)第1発
明においては、金属箔が伸び抵抗の大きな補強材と共に
構成されているので、例えば流体加圧時にホースが膨張
してホース壁部が径方向に伸びたり、軸方向への不測の
引張り力が作用してホース壁部が軸方向に伸びたりして
も、それらの伸び方向への引張り力による金属箔の破断
は、上記補強材の伸び抵抗によって防止される。
【0015】更に、上記金属箔は補強材と共に、樹脂フ
ィルムを積層させたラミネートシートの形態で使用され
ているので、ホースの曲げや変形に際して、樹脂フィル
ムの保護作用により金属箔の疲労破壊も起こり難い。
【0016】第1発明の非透過型複合ホースは、以上の
作用・効果により金属箔の疲労破壊や破断を防止できる
ので、金属箔使用の本来の利点であるホースの柔軟性と
高度の流体非透過性を耐久的に確保することができる。
ここに「流体非透過性」とは、輸送流体のホース外部へ
の透過の他、ホース外部からの水等の侵入をも遮断する
ことを意味する。
【0017】(第2発明の作用・効果)第2発明におい
ては、ラミネートシートの補強材がワイヤーメッシュあ
るいは補強布材からなるため、上記第1発明の作用・効
果をとりわけ有効に発揮することができる。
【0018】(第3発明の作用・効果)第3発明におい
て、金属箔と補強材とが一体的に接着されているため、
ホース壁部の径方向や軸方向への伸びによって仮にラミ
ネートシートの樹脂フィルムが延伸したとしても、補強
材との一体的接着により拘束されている金属箔が追従し
て引張られる恐れがなく、一層破断し難い。
【0019】(第4発明の作用・効果)第4発明のよう
に、ラミネート層をテープ状のラミネートシートの螺旋
巻き又は縦添え巻きによって形成すれば、筒状体である
ホースにおけるラミネート層の形成を極めて容易に行う
ことができる。なお、螺旋巻き又は縦添え巻きしたテー
プ状ラミネートシートの端部を若干重合させておけば、
ラミネート層全体としての液密性もしくは気密性を容易
に確保できる。
【0020】(第5発明の作用・効果)第5発明のよう
に、ラミネート層を構成するテープ状ラミネートシート
の重合部を相互に接着することにより、上記の液密性も
しくは気密性を一層完全なものとすることができる。
【0021】(第6発明の作用・効果)第6発明におい
ては、ラミネート層が弾性体層と接合されているため、
ホースの曲げや変形に際して、金属箔が樹脂フィルムに
よって保護されるだけでなく、これらの曲げや変形を弾
性体層が積極的に緩和もしくは吸収するので、金属箔は
疲労破壊や破断を一層受け難くなる。
【0022】(第7発明の作用・効果)第7発明によっ
て、非透過型複合ホースの代表的なもしくは有利な複層
構造の具体例が提供される。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、第1発明〜第7発明の実施
の形態について説明する。以下において単に「本発明」
と言うときは、第1発明〜第7発明を一括して指してい
る。
【0024】〔非透過型複合ホース〕本発明の非透過型
複合ホースは、各種のガス、燃料、冷媒(フロン、二酸
化炭素等)その他の流体の輸送に用いられる。とりわ
け、環境面からその透過防止が強く求められる燃料や冷
媒の輸送用ホースとして好ましく用いられる。
【0025】そして本発明の非透過型複合ホースは、金
属箔を含むラミネート層を有する複層構造のものである
限りにおいて限定されないが、代表的なもしくは有利な
実施形態の例として、ゴム内管とゴム外管との間に上記
ラミネート層を備えたもの、更にそのラミネート層が弾
性体層と接合されているもの、更にはこのようなラミネ
ート層あるいはラミネート層/弾性体層接合体とゴム外
管との間に補強層を備えたもの、等を挙げることができ
る。
【0026】これらの実施形態例において、ゴム内管を
構成する材料は限定されないが、例えばブチルゴム(I
IR)、塩素化ブチルゴム(Cl−IIR)、臭素化ブチ
ルゴム(Br−IIR)、アクリロニトリルブタジエンゴ
ム(NBR)、塩素化ポリエチレンゴム(CPE)、エ
チレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、クロロスル
ホン化ポリエチレン(CSM)等を用いることができ
る。ゴム外管を構成する材料にも特段の限定はないが、
例えばクロロプレンゴム(CR)、ブチル系ゴム、CS
M、EPDM等の各種のゴム材料又は樹脂材料を用いて
適宜に構成することができる。
【0027】上記の実施形態例において、ラミネート層
(又はラミネート層/弾性体層接合体)とゴム外管との
間に設ける補強層としては、例えばワイヤーブレード層
や、補強糸をブレード巻きあるいは二層逆方向にスパイ
ラル巻きしたもの、更には二層逆方向のスパイラル巻き
の間に中間ゴム層を介在させたもの等、公知の各種形態
の補強層を任意に採用することができる。
【0028】ラミネート層あるいはラミネート層/弾性
体層接合体と、これに隣接するゴム内管,補強層又はゴ
ム外管との間は、接着剤その他の手段により接着されて
いても良く、接着されていなくても良い。
【0029】〔ラミネートシート〕ラミネート層を構成
するラミネートシートは、金属箔及び伸び抵抗の大きな
補強材に対して、その片側又は両側に樹脂フィルムを積
層して構成される。樹脂フィルムは、融着することによ
り、あるいは接着剤を介して接着することにより積層さ
れる。
【0030】かかる補強材としては、大きな伸び抵抗を
示すものであれば限定なく使用できるが、柔軟性も兼ね
備えた材料が特に好ましい。その1,2の例として、ワ
イヤーメッシュや補強布材(例えば帆布、不織布等であ
って、好ましくは伸びの小さいアラミド繊維,カーボン
繊維,ガラス繊維等を用いたもの)を挙げることができ
るが、高強度の樹脂フィルムを使用しても良い。
【0031】ホースにおけるラミネートシート中におい
て、補強材は金属箔の内側に設けても外側に設けても良
いが、外側に設けた場合の方がより効果的である。又、
金属箔と補強材とを接着剤を用いて互いに接着しても良
く、接着しなくても良いが、互いに接着した場合の方が
前記第3発明の効果を期待できる分だけより効果的であ
る。補強材及び金属箔と、これらに積層する樹脂フィル
ムとの間も、接着しても良く、接着しなくても良い。
【0032】樹脂フィルムの材料は限定されないが、好
ましくは熱可塑性樹脂、例えばポリアミド樹脂(P
A),ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET),エ
チレンビニルアルコール共重合体等を適宜用いることが
できる。樹脂フィルムの材質上の剛性と厚さに関しても
特に限定はないが、曲げ弾性係数1000〜30000
0kgf/cm2、厚さ5〜100μmとすることが特
に好ましい。
【0033】〔ラミネート層〕ラミネート層を構成する
ためのラミネートシートの使用形態には限定がないが、
例えばテープ状のラミネートシートをいわゆる螺旋巻き
や縦添え巻き(長尺のテープ状ラミネートシートをホー
スの軸方向に添えて巻く方法)することによってラミネ
ート層を形成する方法が便利である。その際、ラミネー
ト層全体の液密性、気密性の確保のために、螺旋巻き又
は縦添え巻きしたテープ状ラミネートシートの端部を相
互に若干重合させておくこと、更には、この重合部を樹
脂フィルム同士の融着や接着剤の使用によって相互に接
着しておくことが好ましい。
【0034】〔弾性体層〕弾性体層は本発明の不可欠の
要素ではないが、これをラミネート層と接合させること
により、第6発明のように、金属箔が一層効果的に保護
される。弾性体層としてはスポンジ層や比較的薄いゴム
層が好ましく用いられるが、これらは前記樹脂フィルム
の融着作用を利用して、又は適当な接着剤を用いて、ラ
ミネート層の内側又は外側(特に外側が好ましい。)に
接合される。
【0035】
【実施例】(実施例1)図1には、最内層より順に、I
IR製のゴム内管1、図2に詳細を示すラミネート層
2、IIRゴムよりなる弾性体層3、適当な材料を用い
た補強糸をブレード巻きしてなる補強層4、EPDM製
のゴム外管5を設けた、複層構造を持つ非透過型複合ホ
ース6を示す。
【0036】このうちラミネート層2は、図2(a)及
び図2(b)のように、熱可塑性であるPET製の薄膜
フィルムからなる内側の樹脂フィルム層7と外側の樹脂
フィルム層8とによって、アルミニウム製の金属箔9と
帆布製の補強材10とをサンドイッチ状に貼着したラミ
ネートシート11を用いて構成されている。
【0037】金属箔9は図示しない接着剤を以て補強材
10と一体的に接着されているため、ラミネート層2に
引張り力が作用しても、補強材10によって拘束された
金属箔9には、かかる引張り力が作用しない。図におい
ては金属箔9が内層側、補強材10が外層側とされてい
るが、両者の内外関係が逆になっていても良い。
【0038】そしてラミネート層2は、図3に示すよう
にテープ状のラミネートシート11をゴム内管1の外周
に螺旋巻きすることにより形成されている。又、ラミネ
ートシート11の端部は若干重合され、かつ、これらの
重合部分は接着剤を用いて互いに接合されることによ
り、冷媒等の透過の遮断作用を一層高めている。
【0039】ラミネート層2の変更例として、図4に示
すように、テープ状のラミネートシート11をゴム内管
1の外周に縦添え巻きすることによって形成しても良
い。この場合にも、ラミネートシート11の端部は若干
重合され、かつ、これらの重合部分は接着剤を用いて互
いに接合されていることが好ましい。
【0040】(実施例2)図5には、最内層より順に、
前記ゴム内管1、ラミネート層2、補強層4、ゴム外管
5を設けた、複層構造を持つ非透過型複合ホース12を
示す。即ち、弾性体層3を有しない点を除き、前記実施
例1と同様の構成である。
【0041】(変更例)図1に示す実施例1の非透過型
複合ホース6、又は図5に示す実施例2の非透過型複合
ホース12において、それぞれ補強層4を含まない構成
とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る非透過型複合ホースを、その各
層毎に一部切欠いて示す斜視図である。
【図2】図1におけるラミネート層の詳細を示す図であ
って、図2(a)はラミネート層をその各構成層毎に一
部切欠いて示す斜視図、図2(b)はラミネート層の断
面図である。
【図3】実施例1に係る非透過型複合ホースの軸方向に
沿う断面図である。
【図4】実施例1の変更例に係る非透過型複合ホースの
径方向に沿う断面図である。
【図5】実施例2に係る非透過型複合ホースを、その各
層毎に一部切欠いて示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ゴム内管 2 ラミネート層 3 弾性体層 4 補強層 5 ゴム外管 6,12 非透過型複合ホース 7,8 樹脂フィルム層 9 金属箔 10 補強材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H111 AA02 BA01 BA11 BA15 CB07 CB14 CC02 CC04 CC08 DA26 DB08 DB09 DB11 4F100 AB01A AB01B AB10 AB33A AK75 AL09C AN00C AN00D AN00E AR00B AR00C BA02 BA03 BA05 BA07 BA10A BA10C BA10D BA10E DA11 DC11B DG10E DG12B EC18 EH51 GB90 JD02 JK01B JK07C

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複層構造を持ち、その一層が金属箔を含
    むラミネート層である非透過型複合ホースにおいて、 前記ラミネート層が、前記金属箔及び伸び抵抗の大きな
    補強材に樹脂フィルムを積層したラミネートシートを用
    いて構成されていることを特徴とする非透過型複合ホー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記ラミネートシートの補強材が、ワイ
    ヤーメッシュあるいは補強布材からなることを特徴とす
    る請求項1に記載の非透過型複合ホース。
  3. 【請求項3】 前記ラミネートシートの金属箔と補強材
    とが一体的に接着されていることを特徴とする請求項1
    又は請求項2のいずれかに記載の非透過型複合ホース。
  4. 【請求項4】 前記ラミネート層がテープ状の前記ラミ
    ネートシートの螺旋巻き又は縦添え巻きによって形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれ
    かに記載の非透過型複合ホース。
  5. 【請求項5】 前記螺旋巻き又は縦添え巻きされたテー
    プ状のラミネートシートの重合部が相互に接着されてい
    ることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の非透過型複合ホース。
  6. 【請求項6】 前記ラミネート層が弾性体層と接合され
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか
    に記載の非透過型複合ホース。
  7. 【請求項7】 前記非透過型複合ホースの複層構造が、
    最内層より、以下の1)→2)→4)又は1)→2)→
    3)→4)の順に各層を設けた構成であることを特徴と
    する請求項1〜請求項6のいずれかに記載の非透過型複
    合ホース。 1)ゴム内管。 2)前記ラミネート層、又は前記ラミネート層及び弾性
    体層。 3)補強層。 4)ゴム外管。
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