JP2008206494A - 大型クラゲの加工方法とクラゲ加工原料 - Google Patents

大型クラゲの加工方法とクラゲ加工原料 Download PDF

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Abstract

【課題】大型のクラゲを加工するに当たって、公知技術における重石を使用した強制脱水による食感の悪さ解消と、塩クラゲの中に残存するミョウバンによる保存および品質の悪さをなくす。
【解決手段】生クラゲの皮の部分を細切りにする工程と、該細切りにしたクラゲを容器14に入れて全体を攪拌することにより水抜きする工程と、その水抜きした細切りクラゲを塩ミョウバン水と一緒に容器に入れて所要時間に渡って漬け込みする工程と、漬け込み後に細切りクラゲを取り出し飽和食塩水の入った容器に入れてミョウバンを除去する工程とからなることを特徴とするクラゲの加工方法。
【効果】加工の初期段階でクラゲを細切りすることにより、水抜き工程、漬け込み工程、ミョウバン除去工程が短時間で効率よく行われるようになるのであり、特に、細切りクラゲ加工原料の中にミョウバンが残存しないようにしたので、常温で長期保存してもぼろぼろにならない。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、エチゼンクラゲなどの大型クラゲを食材用として加工する方法と、長期保存が可能な食材用または化粧品用として使用できるクラゲ加工原料に関するものである。
最近エチゼンクラゲが大量発生し大型化しており、そのエチゼンクラゲによって日本海側の沿岸漁業に重大な悪影響を及ぼしている。その大型クラゲは、多くのコラーゲンを含んでいるが、食材としての加工が困難であると共に、加工のための設備や費用および日数が掛かり、それが食材価格に大きく影響するために、現実問題として日本の沿岸に多数存在する資源の大型クラゲを食材用またはその他の原料として利用できるように加工することは行っていない。
ところで、大型クラゲの加工については、大型クラゲを0.5%ミョウバン液に晒した後に、食塩:ミョウバン=100:3.5もしくは食塩:ミョウバン=100:2.5の組成からなる混合塩もしくは食塩のみのいずれかを使用して、2回または3回の圧力処理を行って脱水させる塩クラゲの製造方法が公知になっている(特許文献1)。
この塩クラゲ製造方法における解決課題としては、従来の製造方法においては、ミョウバンを多量に使用するため製造コストがかかる。その上、製造日数が長くかかるため、人件費がかかる等の問題があり、この問題点を解決するというものである。
そして、上記製造方法によって、塩クラゲの製造工程は大幅に短縮、簡略化され、5日以内で製造することができる。また、ミョウバンの使用量は最初の晒し工程のみの場合でも塩クラゲを製造することができ、ミョウバン使用量を軽減化することができるというものである。
特開2006−296402号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の塩クラゲ製造方法は、コストを削減するために重石による2回または3回の圧力処理で脱水を行うことにより処理日数を縮減し、かつミョウバンの使用量を減らしているが、重石を乗せて強制脱水するとクラゲの細胞が全面的に平板状に押し潰されて繊維状になり、プリプリ感がなくなってしまい全体的に硬くなり繊維が残るような感覚になって食感が悪くなるという問題点を有している。
また、ミョウバンを使用するということは、クラゲの皮を或る程度硬く維持すると共にあく抜きを行う上で不可欠なものであるが、そのミョウバンが加工した塩クラゲの中に多く残存していると、自然の状態で保存した時に夏場で2ヶ月以内に、春秋で4ヶ月以内にクラゲの肉がぼろぼろに壊れてしまい、食材用または他の材料の原料用として全く使用できない状態になってしまうという問題点も有している。
従って、前記公知技術に係る塩クラゲの製造方法においては、重石を乗せて強制脱水することによる食感の悪さを解消させること、および塩クラゲの中にミョウバンが残存していることによる保存および品質の悪さをなくすようにし、自然の状態で長期に保存しても品質を低下させないようにすることに解決課題を有している。
本発明に係るクラゲの加工方法は、生クラゲの皮の部分を細切りにする工程と、該細切りにしたクラゲを所要大きさの容器に入れて全体を所要速度で所要時間に渡って攪拌することにより水抜きする工程と、その水抜きした細切りクラゲを塩ミョウバン水と一緒に所要大きさの容器に入れて所要時間に渡って漬け込みする工程と、漬け込み後に細切りクラゲを取り出し飽和食塩水の入った容器に入れて所要時間に渡ってミョウバンを除去する工程とからなることを特徴とするものである。
また、本発明のもう一つは、生クラゲの皮の部分を細切りにしてから、水抜きと、塩ミョウバンの漬け込みと、ミョウバン除去の加工を施し、不揃いの細切り状態で干物化されていることを特徴とするクラゲ加工原料を提供するものである。
前記加工方法に係る発明においては、水抜き工程における所要速度は毎分20〜30回転で、所要時間は6〜8時間の範囲であること;漬け込みする工程の所要時間は約48±4時間であること;ミョウバンを除去する工程の所要時間は約48±4時間であること;を付加的な要件として含むものである。
また、前記加工原料に係る発明においては、干物化した細切りの幅が8mm以下であること;を付加的な要件として含むものである。
本発明に係る加工方法においては、まず、クラゲは96%以上が水分であり、そのクラゲの皮を細切りして所要の容器に入れて全体を攪拌することにより自然に水抜きがなされるので、押圧力を加える強制的ではなく効率よく水分が抜けるのであり、クラゲの細胞が押し潰されないためにプリプリの食感があること、また、塩ミョウバン水での漬け込みは1回で充分なあく抜きと硬さ維持ができるので、ミョウバンの使用が少量で済むと共に加工日数も短縮できること、さらに、飽和食塩水でミョウバンを除去すると共に塩漬けする状態になるので、常温で長期保存してもクラゲの肉がぼろぼろにならないのである。
また、本発明に係る加工原料は、水抜きされて全体の厚みと幅が細切り時点の約半分以下になっており、さらに干物化されて薄く・細くなっているが、湯通しして水に浸して戻すことにより、塩分が除去されて全体がコラーゲンを含む独特なプリプリ感に戻るのであり、食材用としてまたは化粧用の原料として利用できるのである。
次に本発明を図示の具体的な実施の形態に基づいて詳しく説明する。図1は、大型クラゲの初期処理を説明するための分解図であり、図2は、本発明に係る加工方法における初期段階の細切り工程で使用される装置を略示的に示した斜視図であり、図3は、細切りされた生クラゲの水抜き工程を略示的に示した容器の斜視図で、図4は、塩ミョウバン水での漬け込み状況を示す略示的な斜視図である。
まず、図1に示したように、生の大型クラゲ1は、傘(皮)2の部分から足3の部分を切り離して、皮2の部分だけ使用する。この場合に、足3の部分を切り離すだけでなく、その足3が付いていた首部分における皮2側の肉部や血とか粘液とかを取り除き、皮2の部分を海水できれいに洗う。これは、従来のクラゲの処理と略同じである。
きれいに洗った皮2は、図2に示したような切断装置5に供給して、全体を細切りにする。この切断装置5においては、皮2を供給するための幅が略1m程度あり、両側の立ち上がり壁6が20cm程度の高さに形成された樋状の供給通路7を有し、その通路7の先端部側にローラ式のカッタ8が通路を横切るように設けられている。このカッタ8の胴部には周方向に沿ってフイン状またはフランジ状の多数の刃9が、例えば10mm間隔で隣接状態に設けられている。この刃9の間隔は6〜18mmの範囲で任意である。
ローラ式のカッタ8は、その軸部8aが両側の立ち上がり壁6で軸受けされ、その一方の軸部8aにスプロケット10が設けられ、該スプロケット10と前記供給通路7の下部に配設された小型のモータ11との間で駆動ベルトまたはチェーン12を介して回転駆動されるように連結されている。
また、ローラ式のカッタ8が設けられた供給通路7の先端部側には、排出樋部材13が設けられ、該排出樋部材13は適宜のタンクまたは容器14の上部開口部に臨んでいる。この場合の容器14は、例えば、地面に所要深さ(140cm)で1辺が所要長さ(少なくとも300cm)の矩形状の穴を掘ってその周囲にコンクリートを打設して形成したプール状または池状の容器である。この種の容器を隣接状態で複数個形成する。
このように形成された容器14の上面には、図3に示したように、略中央部を横切るように橋渡し部材15を設け、該橋渡し部材15にモータ16と該モータで駆動される攪拌手段17を設けてある。この攪拌手段17は、容器14内に垂直に伸びる回転棒17aと該回転棒の中間部と下端部とから略水平に伸びる攪拌棒17b、17cとから構成されており、該攪拌棒17b、17cには細切りしたクラゲを痛めないように例えば布またはスポンジなどのクッション材を巻き付けてある。
図4は漬け込み用の容器18を示すものであって、例えば、深さが80〜100cm程度で、1辺が100〜140cm程度のコンクリート製、木製またはプラスチック製の容器である。木製容器の場合は、漬け込み液が漏れないように容器の内側にプラスチック製のシートを敷いて使用するようにする。
このように各種装置を準備した上で、きれいに洗ったクラゲの皮2を、図2に示したように、切断装置5に順次供給し全体を幅約10mmの多数の細切りに切断する。この切断は要するに細切り工程であって、クラゲの細胞内にある水分を効率よく抜き取るために行うものである。この場合に、モータ11を駆動させてローラ式のカッタ8を回転させることにより、供給されたクラゲの皮2はフランジ状の多数の刃9によってほとんど抵抗なく切断される。なお、樋状の供給通路7に5〜8°程度の傾斜を付けて配設すると、人の手によってクラゲの皮2を押し出さなくても、供給通路7にクラゲの皮2を供給するだけで勝手に滑って切断装置5側に移動し、そこで自動的に切断されるようになる。
細切りされたクラゲの皮2は、容器14内に順次投入され、該容器内に略一杯になった時点(上縁部から略10cm位の位置まで達した)でモータ16を駆動して攪拌手段17を駆動し、攪拌棒17b、17cにより全体を攪拌する。
この場合に、クラゲの皮2を細切りにしただけで細胞内からの水分の抜けが見られ、容器14に溜められる時間の経過に伴って水分がどんどん抜けるようになり、攪拌して水抜きする時点で、既に容器14内に溜まった細切りクラゲの肉よりもクラゲから抜けた水分の方が多くなっており、全体的にさらさらの状態にあるため、攪拌手段17を駆動して全体を簡単に攪拌することができるのである。
そして、攪拌手段17の回転駆動、即ち回転棒17aの回転は、1分間に20〜30回転程度であって、攪拌棒17b、17cによって全体が攪拌されるのであり、その攪拌時間は略6〜8時間の範囲程度である。これだけ時間を掛けて攪拌することによって、細切りクラゲから略80%の水分が抜けて全体が切断時よりも、肉厚が著しく薄くなり、且つ幅も細くなって、手触りが少し硬く感じられるようになる。
なお、昼間の作業において、例えば、クラゲの皮2から足3の切り取りときれいに洗浄する作業と細切り工程までを行って、一つの容器14内を細切りクラゲで満杯にすれば、夜間において、モータ16のスイッチを入れて水抜き工程を行えば良いのである。この場合に、タイマーを掛けて、例えば8時間以内でオフにするように設定すれば良いが、翌日の作業時間などを考慮して、例えば、夜間の内に水抜き工程が終了するように、攪拌時間を10〜12時間程度に設定しても品質には全く影響がないのである。この場合には、攪拌手段17の回転数を1分間に20回転程度に抑えた方が良い。
水抜き工程が終了した細切りクラゲ2aは、容器14から掬い上げ水切りした後に、図4に示したような漬け込み用の容器18に投入する。水切りした細切りクラゲ2aは、初期の加工に供した生クラゲの皮2から水が抜けて略1/4〜1/5程度の容量しかないのである。
この漬け込み容器18には、予め15度の塩ミョウバン水を20〜30cm程度収納して置く。この場合の塩とミョウバンとの配合割合は、塩100kgに対してミョウバン3kgを配合したものであり、この配合物を濃度が略15度程度になるように水に投入して攪拌し塩ミョウバン水を造る。
このように塩ミョウバン水を入れた漬け込み容器18に、水切りした所要量の細切りクラゲ2aを投入する毎に塩ミョウバンの配合物を所要量づつ振りかけながら漬け込みを行う。この場合の所要量というのは、細切りクラゲ2aについては漬け込み容器18に投入した投入量が容器内で約5cm程度の高さに敷き詰められる程度の量であり、振りかける塩ミョウバンの配合物の場合は、敷き詰めた細切りクラゲ2aの上に略万遍なく振りかかる程度であって、細切りクラゲ2aを略5cm投入量毎にこの配合物を振りかけるようにして、漬け込み容器18が一杯になるまで繰り返し行う。
要するに、細切りクラゲ100kgに対して5kgの塩ミョウバンの配合物を振りかけるようにし、その振りかけた配合物が先に入れてある塩ミョウバン水に溶けて、容器18内の塩ミョウバン水の濃度が略24±2度程度になるのである。このように塩ミョウバンの配合物を細切りクラゲ2aの所要量投入層毎に振りかけるようにすることで、漬け込み中に細切りクラゲ2aから出る水分で容器18の中心部分における塩ミョウバン水の濃度が薄められないようにし、均等なあく抜きと漬け込みとを行うのである。
そして、この漬け込み工程では、容器18内に塩ミョウバン水が適度に存在しており、投入されている細切りクラゲ2aは水中で積み重なった状態にあるが、あくまでも各細切りクラゲ間の周囲には水が存在し水中に浮遊する状態であって、クラゲ自身の重量で上部から押されることはないのであり、この状態で約2日間漬け込みを行うと、さらに2〜3%程度の水分が抜けて漬け込み工程が終了する。
2日間の漬け込み工程が終了した後に、水抜き工程で使用した容器と略同じような大きさの容器に飽和食塩水を入れて置き、これに漬け込みが終了した細切りクラゲを水切りして投入する。この場合に容器内に入れた飽和食塩水は、投入される細切りクラゲの約2〜3倍程度の量を入れておくのである。そして、その状態で2日間ミョウバン除去の工程を行うことにより、細切りクラゲからほとんどのミョウバンが抜け、同時に飽和食塩水によって塩漬けの状態になるのである。
このようにミョウバン除去を行った細切りクラゲは、容器から取り出して飽和食塩水の水切りを行い、好ましくは、1日程度の陰干しをして表面または周囲に付着している水分を除去してから袋詰めし、商品として出荷できるのである。
このようにして製造された細切りクラゲは、大型クラゲ1の足3の部分を除外し、皮2の部分を洗浄した後の初期段階で細切りにし、それをプール状またはタンク状の比較的大容量の容器14に入れて攪拌手段17によって全体を攪拌することで水抜きを行うのであるから、クラゲの肉を押し潰して水抜きする技術と違って、効率よく且つクラゲの肉を固くしないで水抜き処理ができるのである。
いずれにしても本発明に係る大型クラゲの加工方法は、加工の初期段階で生クラゲの皮の部分を細切りにする工程を取り入れたことによって、その後の水抜き工程を攪拌という手段で容易に行うことができるようにし、さらに塩ミョウバン水による漬け込み工程とミョウバンの除去工程とを容易にして、しかも、長期保存によってもクラゲの肉がぼろぼろにならないように加工することができるのであり、実質的に日本海で漁業に被害を与えているがコラーゲンが含まれている資源のエチゼンクラゲ等の大型クラゲを、食用または化粧品の材料として広い範囲で有用に利用することができるのである。
また、本発明に係るクラゲ加工原料は、クラゲ加工における初期段階から細切りされており、その後の水抜き加工と、干物化されてさらに細く不揃いになっているが、水に浸して戻すことにより、塩分が除去されて全体がコラーゲンを含む独特なプリプリ感に戻るのであり、食材用としてまたは化粧品の原料として広く利用できるのである。
本発明の加工方法で使用される大型クラゲであって、傘(皮)部分と足部分とを分離した状態を示した略示的な斜視図である。 同クラゲの傘(皮)部分を細切りする工程を示す略示的な斜視図である。 同細切り工程で細切りした細切りクラゲを所要大きさの容器内で適宜の攪拌手段で攪拌し水抜きする工程を略示的に示した斜視図である。 同水抜き工程により水抜きされた細切りクラゲを塩ミョウバン水で漬け込む状況を略示的に示した容器の斜視図である。
符号の説明
1 大型クラゲ
2 傘(皮)の部分
2a 細切りクラゲ
3 足の部分
5 切断装置
6 立ち上がり壁
7 供給通路
8 ローラ式のカッタ
9 刃
10 スプロケット
11、16 モータ
12 駆動ベルトまたはチェーン
13 排出樋部材
14、18 容器
15 橋渡し部材
17 攪拌手段
17a 回転棒
17b、17c 攪拌棒

Claims (6)

  1. 生クラゲの皮の部分を細切りにする工程と、
    該細切りにしたクラゲを所要大きさの容器に入れて全体を所要速度で所要時間に渡って攪拌することにより水抜きする工程と、
    その水抜きした細切りクラゲを塩ミョウバン水と一緒に所要大きさの容器に入れて所要時間に渡って漬け込みする工程と、
    漬け込み後に細切りクラゲを取り出し飽和食塩水の入った容器に入れて所要時間に渡ってミョウバンを除去する工程とからなること
    を特徴とする大型クラゲの加工方法。
  2. 水抜き工程における所要速度は毎分20〜30回転で、所要時間は6〜8時間の範囲であること
    を特徴とする請求項1に記載の加工方法。
  3. 漬け込みする工程の所要時間は約48±4時間であること
    を特徴とする請求項1に記載の加工方法。
  4. ミョウバンを除去する工程の所要時間は約48±4時間であること
    を特徴とする請求項1に記載の加工方法。
  5. 生クラゲの皮の部分を細切りにしてから、水抜きと、塩ミョウバンでの漬け込みと、ミョウバン除去と塩漬けの加工を施し、不揃いの細切り状態で干物化したこと
    を特徴とするクラゲ加工原料。
  6. 干物化した細切りの幅が8mm以下である
    ことを特徴とする請求項5に記載のクラゲ加工原料。
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